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注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、高市新政権の正式発足で円売りが強まる可能性 *14:37JST 為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、高市新政権の正式発足で円売りが強まる可能性 【今週の概況】■年内2回の米利下げ予想でドル売り優勢今週の米ドル・円は弱含み。自民・公明の連立解消が報じられ、高市新総裁の経済政策を織り込んだ円売りは縮小した。米連邦政府機関の一部閉鎖が続いており、雇用情勢の悪化によって年内2回の米追加利下げの可能性が高まっていることもドルの上昇を抑える一因となった。米ドル・円は節目の150円を下回り、一時149円台前半まで下落する場面があった。ただ、日本維新の会と自民党の連立政権樹立への期待が広がり、国内政治を巡る不透明感は払しょくされつつあることから、リスク回避の米ドル売り・円買いは縮小。米中関係の一段の悪化は回避されるとの見方も米ドル買い材料となった。17日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円16銭まで下落後、150円64銭まで買われた。トランプ米大統領の発言を受けて米中通商交渉における合意形成に楽観的な見方が広がったこと、この日発表された一部米地銀決算が市場予想を上回ったため、信用不安は後退したことが米ドル買い・円売りにつながった。米ドル・円は150円60銭でこの週の取引を終えた。米ドル・円の取引レンジ:149円38銭-152円61銭。【来週の見通し】■ドルは下げ渋りか、高市新政権の正式発足で円売りが強まる可能性来週の米ドル・円は下げ渋りか。高市自民総裁は公明党の連立離脱を受け、日本維新の会との新たな連立体制を模索しており、10月21日に召集される臨時国会で他の少数政党との協力を得ながら、首相に選出される公算が大きい。高市新政権の経済政策をにらんだ米ドル買い・円売りがやや強まる可能性がある。また、トランプ米大統領は米中関係について「我々は中国との対話を望んでいる」、「対中貿易交渉は順調に進んでいる」との見方を伝えていることも米ドル買い材料となりそうだ。なお、10月24日に9月米消費者物価指数(CPI)が発表される。雇用情勢の不透明感が広がるなか、コアインフレ率が市場予想を上回った場合、年内2回の追加利下げ観測はやや後退し、ドル買い要因になりやすい。【日・臨時国会召集】(10月21日予定)10月21日に臨時国会が召集され、首班指名選挙が予定される。自民党の高市総裁が首相に選出される可能性が高まり、首相に選出された場合、積極財政を中心とした政策をにらんだ円売りに振れやすい。【米・9月消費者物価コア指数(CPI)】(10月24日発表予定)10月24日発表予定の米9月消費者物価コア物指数(CPI)は前年比+3.1%の見通し。コアCPIが市場予想を上回った場合、ドル買い要因になりやすい。予想レンジ:149円00銭-152円00銭 <FA> 2025/10/18 14:37 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:連立合意の有無が焦点、米国では決算発表も本格化 *14:30JST 国内株式市場見通し:連立合意の有無が焦点、米国では決算発表も本格化 ■過度な政局懸念後退で週央にかけては切り返す場面も今週の日経平均は週間で506.65円安(-1.05%)の47582.15円で取引を終了。連休明け14日に、日経平均は1241円安と大幅安となっている。10日の引け後に公明党が自公連立政権からの離脱を発表し、政局の先行き不透明感が強まったほか、トランプ米大統領が中国製品に対する関税の大幅な引き上げを検討するとし、米中貿易戦争への懸念が再燃した。ただ、その後は週央にかけて切り返す展開となった。米利下げ期待の高まりや蘭ASMLHDの好決算発表などでハイテク株が上昇したほか、自民党と日本維新の会の連携の可能性が伝わったことで、高市新総理誕生を期待する動きが再燃する形となった。なお、週末は米地銀の信用リスクの高まりへの警戒感や為替の円高推移が重しとなって伸び悩み、結局、日経平均は8週ぶりの反落となっている。なお、10月第2週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を1兆716億円買い越した一方、先物は1000億円売り越し、合計9716億円の買い越しとなった。3週ぶりの買い越しとなる。一方、個人投資家は現物を4467億円売り越すなど、合計で4607億円の売り越し。ほか、信託が5491億円の売り越し、生・損保も1043億円の売り越しだった。■国内では連立合意の有無や日銀金融政策への見方が焦点に今週末の米国株式市場は上昇。ダウ平均は前日比238.37ドル高の49190.61ドル、ナスダックは同117.44ポイント高の22679.98で取引を終了した。225ナイト・セッションは日中終値比740円高の48290円。トランプ大統領が対中通商交渉に対して前向きな姿勢を示したほか、習近平国家主席との首脳会談も行う方針が伝わり、米中貿易戦争への警戒感が後退した。また、複数の地銀が好決算を発表したことで、地銀の信用リスクに対する懸念も和らぐ形となっている。国内では、首相指名選挙、並びに、連立協議の行方が目先の注目材料とされる。自民党と日本維新の会の政策協議がまとまれば、臨時国会が召集される21日に首相指名選挙を行う運びとなるようだ。日本維新の会の出方が焦点となるものの、野党連立の可能性は極めて低下したと考えられるため、連立の有無にかかわらず、高市首相誕生の公算は大きいとみられる。ただ、これは来週の株式市場で相当程度織り込まれたと考えられよう。ここに維新の会との連立協議の合意があれば、今後の政局運営に対する不透明感も相当解消されてくることになる。また、「議員定数削減」が連立合意のカギになっているため、政治改革の進展に対する期待感なども高まる方向となっていこう。大幅な財政拡張路線はやや修正される公算だが、一方で、副首都構想の実現期待は高まり、食料品消費税率減税への思惑なども高まっていく可能性がある。国内要因としては、29-30日に開催される日銀金融政策決定会合への思惑なども強まっていく可能性がある。今週末にかけてドル安円高が進んだが、同日に行われた内田日銀副総裁の講演後には一時、一段と円高が進む状況となっている。自民党と日本維新の会の連立合意があれば、高市色が薄まることにもなるとみられ、日銀の利上げハードルがやや低下しているとも想定される。連立協議で物価高対策がクローズアップされていることも、利上げを後押しする手掛かりとなりそうだ。金融政策に関しては、株式市場の様子見材料となろう。■米国で決算発表本格化、国内でも7-9月期決算発表スタート米国では政府機関の閉鎖が長期化しており、さすがに景気への悪影響が懸念される状況にもなりつつある。株式市場でもこれを警戒視するような動きは今後強まっていこう。米中貿易戦争をめぐる懸念は今週末にいったん後退したものの、不透明感は完全には拭い切れない。今後、あらためて警戒感の強まる場面が到来する可能性もあるだろう。米国株の先行きは慎重に見ておきたい。なお、来週は消費者物価指数が発表されるが、28-29日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを妨げるものにはならないだろう。ただ、利下げ自体は十分に織り込まれている印象がある。来週は米ハイテク株の決算発表が本格化する。TI、STマイクロ、インテルなど半導体関連企業の決算発表も多く、市場の支援材料として期待されるが、今週発表されているASMLやTSMCの決算を受けて、その期待値はすでに高まっている可能性があろう。国内でも中外製薬<4519>や信越化学工業<4063>を皮切りに7-9月期の決算発表がスタート。こちらは、米関税の影響懸念が再度低下する可能性があり、ポジティブと捉えられる余地は残ると考えておきたい。■国内では21日に首班指名、米国では24日に消費者物価発表来週、国内では、21日に9月首都圏マンション発売、22日に9月貿易統計、24日に9月消費者物価指数、10月S&Pグローバル製造業PMI、9月全国百貨店売上高などが予定されている。なお、21日に臨時国会が召集されて首相指名選挙が行われる見込み。海外では、20日に中・7-9月期GDP、9月小売売上高、9月鉱工業生産、9月都市部固定資産投資、23日に米・9月中古住宅販売件数、新規失業保険申請件数、24日に欧・10月ユーロ圏S&Pグローバル製造業・サービス業PMI、米・9月消費者物価、10月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI、9月新築住宅販売件数などが発表予定。ほか、20日から23日にかけて中国で4中総会が開催される。 <FA> 2025/10/18 14:30 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:サイバーソリューションズ、インフキュリオンが上場 *14:28JST 新興市場見通し:サイバーソリューションズ、インフキュリオンが上場 ■米国で信用リスクが強まったことが重荷に今週の新興市場は下落。同時期の騰落率は、日経平均が-1.05%だったのに対して、グロース市場指数は-4.70%、グロース市場250指数は-4.98%。日経平均株価は政治リスクから4ケタの下落で始まったが、その後は高市首相誕生の可能性が高まる中で、買い戻しの動きが強まる場面もあった。ただ、米国で信用リスクが強まったことが重荷となった。グロース指数、グロース250指数においてもこの流れが広がる形になった。時価総額が大きい銘柄で構成されているグロース市場コア指数は、週間ベースで-3.02%だった。時価総額上位銘柄では、タイミー<215A>の週間上昇率が8%を超えた。メルカリ<4385>がスキマバイトサービス「メルカリ ハロ」について、サービス提供を終了すると発表。競合他社の撤退は、同社に追い風になるとの見方から買いが入った。高市首相誕生の可能性が高まったことを受けて、サイバーセキュリティ関連として注目され、FFRIセキュリティ<3692>は同7%の上昇となった。一方、サンバイオ<4592>の下落率が30%を超えた。厚生労働省の薬事審議会を控えて期待先行で買われていたこともあり、材料出尽くしを警戒した換金売りが強まったようだ。その他、フェニックスバイオ<6190>が週間で51%超の上昇。「コレステロール不含の高比重リポタンパク質粒子」に関する発明が日本において特許査定されたとの発表が材料視された。一方で、モビルス<4370>は40%超の下落となった。26年8月期通期の連結営業損益予想を1億1000万円の赤字(前期は9000万円の黒字)にすると発表した。リップス<373A>は同37%超の下落。26年8月期通期の営業利益予想を7.1億円(前期比25.7%減)と発表しており、いずれも今期計画が嫌気された。今週のIPOは、15日に上場したライオン事務器<423A>は、公開価格(213円)を75.5%上回る374円で初値を付けた。16日上場のテクセンドフォトマスク<429A>の初値は、公開価格(3000円)を19.0%上回る3570円となった。17日上場のユーソナー<431A>の初値は、公開価格(2000円)を17.5%上回る2350円となり、ストップ高の2850円で終えた。■高市トレード再燃か来週の新興市場は、反発が見込まれる。高市首相誕生となれば高市トレードが再燃するほか、維新関連銘柄への物色が強まろう。また、17日の米国市場で地銀の信用不安を巡る警戒感が和らいだことも安心感につながる。高市トレードを意識したところでは、宇宙・防衛としてSynspective<290A>、QPS研究所<5595>、アクセルスペースホールディングス<402A>、アストロスケールホールディングス<186A>。量子コンピューターとして、QDレーザ<6613>、HPCシステムズ<6597>。核融合発電でマイクロ波化学<9227>などが関連銘柄として改めて注目されよう。来週のIPOは、23日にセキュリティ関連や業務用コミュニケーションアプリを提供するサイバーソリューションズ<436A>、24日に決済・金融プラットフォーム提供によりキャッシュレス化・デジタル化を推進するインフキュリオン<438A>が、それぞれ東証グロース市場に上場する。いずれも成長が期待される市場領域として投資家の注目度は高く、堅調な初値形成になることが見込まれる。 <FA> 2025/10/18 14:28 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:米中協議の行方や主要企業の決算発表に関心向かう *14:27JST 米国株式市場見通し:米中協議の行方や主要企業の決算発表に関心向かう トランプ大統領は、2週間後に韓国で中国の習近平国家主席と会談すると明言しており、11月1日からの100%関税発動も回避できる可能性は高まっている。ただし、交渉がまとまるかはあくまでも中国の出方次第であり、今後あらためて警戒感が浮上する可能性は払拭し切れない。過度に楽観的な見方を強めることは避けたい。一方、米国では政府機関の閉鎖が長期化しており、さすがに景気への悪影響も懸念される状況になりつつある。株式市場でもこの状況を警戒視する動きは今後強まっていきそうだ。ほか、24日には消費者物価指数(CPI)が発表される予定だが、28-29日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを妨げるものにはならないだろう。ただ、利下げ自体は十分に市場で織り込まれている印象は強い。来週はハイテク株の決算発表が本格化する。テキサス・インスツルメンツやインテルなど半導体関連企業の決算発表も多く、株式市場の支援材料として期待される。ただし、今週発表されているASMLやTSMCの決算を受けて、その期待値はすでに高まっている可能性があるとみられる。今週も好決算を発表する銘柄が目立っているが、一段の株価上昇に向けてのハードルはその分高まっているといえよう。9月末でEV補助金の打ち切りが決まっているテスラ、今週に信用リスクで急落したザイオンズなどの決算も注目される。経済指標は、23日に9月中古住宅販売件数、新規失業保険申請件数、24日に9月消費者物価、10月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI、9月新築住宅販売件数などが発表予定。主要企業の決算発表では、20日にザイオンズ・バンコープ、21日にゼネラル・エレクトリック、ゼネラル・モーターズ、ハリバートン、ロッキード・マーチン、コカ・コーラ、スリーエム、テキサス・インスツルメンツ、ネットフリックス、フィリップ・モリス、22日にボストン・サイエンティフィック、アルコア、CMEグループ、IBM、キンダー・モルガン、サウスウエスト航空、ラスベガス・サンズ、AT&T、テスラ、ファーストエナジー、23日にアメリカン航空、ブラックストーン、ダウ、フリーポート・マクモラン、ハネウェル・インターナショナル、インテル、ベリサイン、ニューモント、ユニオン・パシフィック、フォード・モーター、24日にプロクター・アンド・ギャンブルなどが予定されている。 <FA> 2025/10/18 14:27 注目トピックス 市況・概況 17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは238ドル高、対中摩擦や地銀懸念が後退 *08:27JST 17日の米国市場ダイジェスト:NYダウは238ドル高、対中摩擦や地銀懸念が後退 ■NY株式:NYダウは238ドル高、対中摩擦や地銀懸念が後退米国株式市場は反発。ダウ平均は238.37ドル高の46190.61ドル、ナスダックは117.44ポイント高の22679.98で取引を終了した。トランプ大統領がインタビューで対中通商交渉に前向きな姿勢を示したため警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。また、一部地銀決算が予想を上回ったため、信用不安が後退し、終日買戻しが続いた。さらに、トランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との会見での質疑応答で対中協議に楽観的な見解を再表明したため合意期待に終盤にかけ相場は一段高となり、終了。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。地銀のフィフスサード・バンコープ(FITB)は第3四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか、貸倒損失も予想を下回り、上昇。同業のトゥルイスト・ファイナンシャル(TFC)も第3四半期決算で調整後一株当たり利益が予想を上回ったほか、最高経営責任者(CEO)が「信用の質は高い」と言及し、上昇した。昨日大きく売られた同業のザイオンズ・バンコープ(ZION)、ウェスタン・アライアンス・バンコープ(WAL)も割り安観が強まり、投資家の押し目買いが目立ちそれぞれ上昇。クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス(AXP)は第3四半期決算で利益が予想を上回ったほか、新プラチナカードの需要が強いと指摘し、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は国際自動車連盟主催の自動車レース「フォーミュラ1」国内での中継を2026年から5年間にわたり、アップルTVで独占配信する契約を締結したことを発表し、上昇。製薬会社のイーライリリー(LLY)はトランプ大統領が肥満治療薬の価格が大幅に下がるだろうと指摘したため収益減懸念に下落。ソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)はアナリストが同社の長期見通しが楽観的過ぎるとの見方を示し、売られた。投資家の恐怖心理を示すVIX指数は4月来の高値28.99から20.73まで低下した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米トランプ大統領発言を受け米中通商合意への期待でリスクオン17日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円16銭まで下落後、150円60銭まで上昇し、150円50銭で引けた。トランプ米大統領発言を受け対中通商交渉で合意に楽観的な見方が広がり、リスク回避の円買いが後退。さらに、米長期金利上昇でドル買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1686ドルから1.1657ドルまで下落し、1.1670ドルで引けた。ユーロ・円は175円75銭へ上昇後175円25銭まで反落。ポンド・ドルは1.3391ドルまで下落後、1.3439ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7905フランへ弱含んだのち0.7933フランまで上昇した。安全通貨としてのフラン買いが後退。■NY原油:下げ渋り、需要減少の思惑はやや後退NYMEX原油11月限終値:57.54 ↑0.0817日のNY原油先物11月限は下げ渋り。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.08ドル(+0.14%)の57.54ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは56.60-57.72ドル。需要減少の思惑はやや後退し、ポジション調整的な買いが入ったようだが、ロンドン市場で56.60ドルまで値を下げており、上値の重さは消えていないようだ。ただ、米国市場では押し目買いが観測されており、57.72ドルまで戻している。通常取引終了後の時間外取引では主に57ドル台半ば近辺で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  51.28ドル   +0.84ドル(+1.66%)モルガン・スタンレー(MS) 158.67ドル  -1.35ドル(-0.84%)ゴールドマン・サックス(GS)750.77ドル  -7.32ドル(-0.96%)インテル(INTC)        37.01ドル   +0.17ドル(+0.46%)アップル(AAPL)        252.29ドル  +4.84ドル(+1.95%)アルファベット(GOOG)    253.79ドル  +1.91ドル(+0.75%)メタ(META)           716.92ドル  +4.85ドル(+0.68%)キャタピラー(CAT)      527.08ドル  -13.88ドル(-2.56%)アルコア(AA)         35.97ドル   -1.16ドル(-3.12%)ウォルマート(WMT)      107.73ドル  +1.26ドル(+1.18%) <ST> 2025/10/18 08:27 注目トピックス 市況・概況 NY金:反落、米中関係の過度な悪化に対する警戒感は低下 *06:47JST NY金:反落、米中関係の過度な悪化に対する警戒感は低下 COMEX金12月限終値:4213.30 ↓91.3017日のNY金先物12月限は反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-91.30ドル(-2.12%)の4213.30ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは4196.00-4392.00ドル。アジア市場の序盤で4392.00ドルまで買われたが、利食い売りが増えたことによってじり安となった。米国金利の先安観を背景とする買いも入ったが、米中関係の過度な悪化に対する警戒感は低下し、安全逃避的な買いは縮小。米国市場の後半にかけて4196.00ドルまで一段安となった。通常取引終了後の時間外取引では4240ドルを挟んだ水準で推移。 <MK> 2025/10/18 06:47 注目トピックス 市況・概況 NY原油:下げ渋り、需要減少の思惑はやや後退 *06:44JST NY原油:下げ渋り、需要減少の思惑はやや後退 NYMEX原油11月限終値:57.54 ↑0.0817日のNY原油先物11月限は下げ渋り。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.08ドル(+0.14%)の57.54ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは56.60-57.72ドル。需要減少の思惑はやや後退し、ポジション調整的な買いが入ったようだが、ロンドン市場で56.60ドルまで値を下げており、上値の重さは消えていないようだ。ただ、米国市場では押し目買いが観測されており、57.72ドルまで戻している。通常取引終了後の時間外取引では主に57ドル台半ば近辺で推移した。 <MK> 2025/10/18 06:44 注目トピックス 市況・概況 NY債券:米長期債相場は弱含み、米中関係の一段の悪化は回避されるとの見方も *06:14JST NY債券:米長期債相場は弱含み、米中関係の一段の悪化は回避されるとの見方も 17日の米国長期債相場は弱含み。トランプ米大統領は米中関係について「我々は中国との対話を望んでいる」、「対中貿易交渉は順調に進んでいる」、「対中高率関税は持続不可能」などの見方を伝えたことから、安全逃避的な債券買いはやや縮小した。ただ、10月と12月に追加利下げが行われることを市場は高い確率で予想しているため、押し目買いも観測された。米連邦政府の一部閉鎖は17日目に入ったが、米議会で予算成立のめどは立っていない。イールドカーブはフラットニング気配で推移。CMEのFedWatchツールによると、17日時点で12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.50-3.75%以下となる確率は100%程度。2026年1月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が3.25-3.50%以下となる確率は56%程度。10年債利回りは3.957%近辺で取引を開始し、3.934%近辺まで低下したが、米国市場の中盤にかけて4.015%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.009%近辺で推移。イールドカーブはフラットニング気配。2年-10年は54.90bp近辺、2-30年は114.50bp近辺で引けた。2年債利回りは3.46%(前日比:+4bp)、10年債利回りは4.01%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.61%(前日比:+3bp)で取引を終えた。 <MK> 2025/10/18 06:14 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米トランプ大統領発言を受け米中通商合意への期待でリスクオン *06:13JST NY為替:米トランプ大統領発言を受け米中通商合意への期待でリスクオン 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円16銭まで下落後、150円60銭まで上昇し、150円50銭で引けた。トランプ米大統領発言を受け対中通商交渉で合意に楽観的な見方が広がり、リスク回避の円買いが後退。さらに、米長期金利上昇でドル買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1686ドルから1.1657ドルまで下落し、1.1670ドルで引けた。ユーロ・円は175円75銭へ上昇後175円25銭まで反落。ポンド・ドルは1.3391ドルまで下落後、1.3439ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7905フランへ弱含んだのち0.7933フランまで上昇した。安全通貨としてのフラン買いが後退。 <MK> 2025/10/18 06:13 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは238ドル高、対中摩擦や地銀懸念が後退 *05:52JST NY株式:NYダウは238ドル高、対中摩擦や地銀懸念が後退 米国株式市場は反発。ダウ平均は238.37ドル高の46190.61ドル、ナスダックは117.44ポイント高の22679.98で取引を終了した。トランプ大統領がインタビューで対中通商交渉に前向きな姿勢を示したため警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。また、一部地銀決算が予想を上回ったため、信用不安が後退し、終日買戻しが続いた。さらに、トランプ大統領がウクライナのゼレンスキー大統領との会見での質疑応答で対中協議に楽観的な見解を再表明したため合意期待に終盤にかけ相場は一段高となり、終了。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方、不動産管理・開発が下落した。地銀のフィフスサード・バンコープ(FITB)は第3四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか、貸倒損失も予想を下回り、上昇。同業のトゥルイスト・ファイナンシャル(TFC)も第3四半期決算で調整後一株当たり利益が予想を上回ったほか、最高経営責任者(CEO)が「信用の質は高い」と言及し、上昇した。昨日大きく売られた同業のザイオンズ・バンコープ(ZION)、ウェスタン・アライアンス・バンコープ(WAL)も割り安観が強まり、投資家の押し目買いが目立ちそれぞれ上昇。クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレス(AXP)は第3四半期決算で利益が予想を上回ったほか、新プラチナカードの需要が強いと指摘し、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は国際自動車連盟主催の自動車レース「フォーミュラ1」国内での中継を2026年から5年間にわたり、アップルTVで独占配信する契約を締結したことを発表し、上昇。製薬会社のイーライリリー(LLY)はトランプ大統領が肥満治療薬の価格が大幅に下がるだろうと指摘したため収益減懸念に下落。ソフトウエア・メーカーのオラクル(ORCL)はアナリストが同社の長期見通しが楽観的過ぎるとの見方を示し、売られた。投資家の恐怖心理を示すVIX指数は4月来の高値28.99から20.73まで低下した。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2025/10/18 05:52 注目トピックス 市況・概況 10月17日のNY為替概況 *04:00JST 10月17日のNY為替概況 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円16銭まで下落後、150円59銭まで上昇し、引けた。トランプ米大統領発言を受け対中通商交渉合意で楽観的な見方が広がり、リスク回避の円買いが後退。さらに、米長期金利上昇でドル買いが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1686ドルから1.1657ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は175円75銭へ上昇後175円25銭まで反落。ポンド・ドルは1.3391ドルまで下落後、1.3435ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7905フランへ弱含んだのち0.7933フランまで上昇した。安全通貨としてのフラン買いが後退。[経済指標]・特になし <KY> 2025/10/18 04:00 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]R/R、円コール買い強まる *03:45JST [通貨オプション]R/R、円コール買い強まる ドル・円オプション市場で変動率は連日低下。週末、リスク警戒感の緩和でオプション売りが続いた。リスクリバーサルでは円コールスプレッドが連日拡大。ドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが一段と強まった。■変動率・1カ月物9.64%⇒9.53%(08年=31.044%)・3カ月物9.50%⇒9.35%(08年=31.044%)・6カ月物9.55%⇒9.52%(08年=23.92%)・1年物9.56%⇒9.54%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.89%⇒+1.05%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+0.88%⇒+1.01%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.77%⇒+0.86%(08年10/27=+10.70%)・1年物+0.64%⇒+0.68%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2025/10/18 03:45 注目トピックス 市況・概況 NY外為:BTC続落、200DMA割り込み一段安の可能性も、米中貿易摩擦を警戒 *03:33JST NY外為:BTC続落、200DMA割り込み一段安の可能性も、米中貿易摩擦を警戒 暗号通貨のビットコイン(BTC)は続落し11万ドルを割り込み一時10.4万ドル台と、6月来の安値を更新した。中国のレアアース規制強化に対し、米トランプ大統領が100%関税を発表し、米中貿易摩擦を警戒した売りが強まった。米地銀の信用不安浮上でリスク資産の手仕舞い売りに拍車をかけたと見られる。重要な節目である200日移動平均水準(DMA)の10.7万ドルも割り込んだため、一段安の可能性もある。 <KY> 2025/10/18 03:33 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル底堅い、ムサレム米STルイス連銀総裁は利下げに慎重姿勢維持 *02:06JST NY外為:ドル底堅い、ムサレム米STルイス連銀総裁は利下げに慎重姿勢維持 米セントルイス連銀のムサレム総裁は講演で、「もし、労働市場のリスクが現れれば、利下げを支持する」と言及したものの、「広範に労働市場は完全雇用付近」との考えを示した。また、FRBのインフレを巡る任務が完了していないと言及した。FRBは金利軌道を事前に決めず、慎重にすべき、利下げの余地も限定的と利下げを巡り慎重姿勢を示した。ムサレム総裁は本年の連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を有する。ドル・円は150円38銭前後で底堅く推移。ユーロ・ドルは1.1672ドル、ポンド・ドルは1.3418ドルの安値圏で戻りが鈍い。 <KY> 2025/10/18 02:06 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル反発、米10年債利回り4%回復、米中貿易摩擦や金融市場への不安が緩和 *00:20JST NY外為:ドル反発、米10年債利回り4%回復、米中貿易摩擦や金融市場への不安が緩和 NY外為市場でドルは反発した。トランプ大統領が対中関係はおそらく大丈夫だろうと前向きな発言をしたため米中貿易摩擦懸念が緩和したほか、地銀株も反発したため金融不安も後退し、米国債相場が反落。米10年債利回りは3.98%から4.07%まで上昇し、4%を回復した。ドル・円は150円20銭付近から150円59銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1689ドルから1.1657ドルまで下落し、日中安値を更新した。ポンド・ドルは1.3434ドルから1.3391ドルまで下落した。 <KY> 2025/10/18 00:20 注目トピックス 市況・概況 NY外為:リスクオフ後退、米株先物は上昇に転じる、米中関係悪化懸念が緩和 *22:04JST NY外為:リスクオフ後退、米株先物は上昇に転じる、米中関係悪化懸念が緩和 NY外為市場ではリスク回避の動きが後退した。米中関係悪化懸念が緩和した。トランプ米大統領はインタビューで、中国に対し提示した高関税は持続不可能だが、中国が私に強いたと発言。我々には公平な合意が必要で、習国家主席とは数週間後に会談することを確認した。さらに、関係は大丈夫だろうと述べた。ドル・円は149円46銭から150円54銭まで上昇。ユーロ・円は175円61銭で下げ止まり。ポンド・円は202円10銭まで上昇した。 <KY> 2025/10/17 22:04 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、ユーロ・ドルは下値が堅い *20:05JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、ユーロ・ドルは下値が堅い 欧州市場でドル・円は伸び悩み、149円80銭付近でのもみ合い。米10年債利回りは底堅いが、150円再浮上は阻止され、上値の重さが目立つ。一方、ユーロ・ドルは1.17ドルを挟んだ攻防が続くものの、ドル買いは抑制され下値の堅さが意識される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円58銭から149円90銭、ユ-ロ・円は175円09銭から175円37銭、ユ-ロ・ドルは1.1691ドルから1.1715ドル。 <TY> 2025/10/17 20:05 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は149円台、上値の重さを意識 *19:15JST 欧州為替:ドル・円は149円台、上値の重さを意識 欧州市場でドル・円は149円後半と、ほぼ変わらずの値動き。149円90銭で上値が重く、一段の上昇は抑制されている。欧州株式市場で主要指数は一段安、米株式先物は下げ幅を拡大。欧米株安でリスク回避の円買いに振れやすく、クロス円も伸び悩む。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円58銭から149円90銭、ユ-ロ・円は175円09銭から175円37銭、ユ-ロ・ドルは1.1691ドルから1.1715ドル。 <TY> 2025/10/17 19:15 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は小動き、ドルに買戻し *18:28JST 欧州為替:ドル・円は小動き、ドルに買戻し 欧州市場でドル・円は底堅く推移し、149円58銭まで下落後は149円90銭まで値を上げた。ただ、その後は上値が重く、149円後半を中心にもみ合う展開が続く。米10年債利回りの小幅高でドルはやや買い戻され、ユーロ・ドルは下押しされやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円58銭から149円90銭、ユ-ロ・円は175円09銭から175円37銭、ユ-ロ・ドルは1.1691ドルから1.1715ドル。 <TY> 2025/10/17 18:28 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル: 3日ぶり反落、週足ほぼ十字線で売り買い拮抗を示唆 *18:15JST 日経平均テクニカル: 3日ぶり反落、週足ほぼ十字線で売り買い拮抗を示唆 17日の日経平均は3日ぶりに反落した。ローソク足は陰線を引いてほぼ安値引け。下向きに転じた5日移動平均線付近まで押されて48000円手前での売り圧力の強さを確認する形となった。週足では8週ぶりに下落した。小陽線の胴体部分から上下に長いヒゲを出して「十字線」に似た形状を描き、足元での売り買い拮抗状態を窺わせた。 <CS> 2025/10/17 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し: ドル・円は弱含みか、米追加利下げや米中摩擦を意識 *17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は弱含みか、米追加利下げや米中摩擦を意識 17日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米中貿易摩擦の激化懸念や米追加利下げ観測から、ドル売りに振れやすい地合いに変わりはない。一方、日本の政治情勢の混乱が収束すれば、円買いは後退しそうだ。前日発表された米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想外に悪化し、景気減速懸念により米国の緩和的な金融政策に思惑が広がった。米金利安でドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.1640ドル台から1.17ドル付近に浮上、ドル・円は151円30銭付近から150円20銭台に大きく下げた。本日アジア市場で日経平均株価は反落し、リスク回避の円買いが先行。日本の政治情勢の不透明感も根強く、円買いを後押しする展開となった。この後の海外市場は米国経済を見極める展開。米雇用情勢の先行きが見通しにくいものの、引き続き連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測からドル売りに振れやすい。米中貿易摩擦の激化が懸念され、ドル売りを支援しよう。ただ、24日発表予定の消費者物価指数(CPI)は高止まりが予想され、ドルは売りづらい面もある。また、「高市政権」発足を見据え、日本の政治情勢の混迷が回避されれば円買いはある程度巻き戻され、主要通貨を下支えする。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・9月住宅着工件数(予想:131.0万件、8月:130.7万件)・21:30 米・9月建設許可件数(予想:134.0万件、8月:131.2万件)・22:15 米・9月鉱工業生産(予想:前月比0.0%、8月:+0.1%)・05:00 米・8月対米証券投資(短期債除く)(7月:+492億ドル) <CS> 2025/10/17 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は大幅安、日銀利上げ観測で *17:08JST 東京為替:ドル・円は大幅安、日銀利上げ観測で 17日の東京市場でドル・円は大幅安。「高市政権」発足の可能性で政治情勢の混乱回避を受け、円売りで一時150円43銭まで上昇。その後は日経平均株価の下げ幅拡大と日銀の早期利利上げ観測で円買い優勢となり、夕方に149円37銭まで下値を下げた。・ユ-ロ・円は175円96銭から174円82銭まで下落。・ユ-ロ・ドルは1.1687ドルから1.1728ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値47,820.97円、高値48,140.90円、安値47,494.31円、終値47,582.15円(前日比695.59円安)・17時時点:ドル・円149円60-70銭、ユ-ロ・円175円20-10銭【要人発言】・内田日銀副総裁「景気、一部に弱めの動きみられるが緩やかに回復」「短観、日米関税合意で先行きの不透明感後退との見方から製造業の一部で改善」「短観、企業の景況感は全体としても良好な水準」「経済・物価の見通しが実現すれば、利上げを継続」・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁「労働市場は減速している」「サービス価格のインフレは低下傾向、財のインフレが波及する可能性も」「関税の影響は予想よりも時間をかけて現れている」「多くの人々はいまだにインフレを懸念」「政府閉鎖により主要な政府データが得られず、経済指標の解釈が難しい」「与野党の指導者はFRBの独立性を支持している」【経済指標】・特になし <TY> 2025/10/17 17:08 注目トピックス 市況・概況 日経VI:大幅に上昇、株価大幅安で警戒感広がる *16:35JST 日経VI:大幅に上昇、株価大幅安で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比+4.76(上昇率15.47%)の35.53と大幅に上昇した。なお、高値は37.50、安値は33.21。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。米地銀の信用不安問題が昨日の米株式市場で株価下落要因の一つとなり、東京市場でも警戒材料となった。こうした中、今日はダウ平均先物が時間外取引で軟調な動きとなったこともあり、日経225先物が下げ幅を拡大し大幅安となり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが拡大。日経VIは昨日の水準を大幅に上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/10/17 16:35 注目トピックス 市況・概況 米信用リスクの高まりを警戒【クロージング】 *16:31JST 米信用リスクの高まりを警戒【クロージング】 17日の日経平均株価は3日ぶりに反落。695.59円安の47582.15円(出来高概算20億9000万株)で取引を終えた。来週予定される首相指名選挙で高市首相が誕生する可能性が高まるなか、押し目買い意欲は意識された。ただし、16日の米国市場では主要な株価指数が下落。米中摩擦激化への懸念や米政府機関の一部閉鎖が続いていること、さらに米地銀2行が融資を巡る懸念から急落するなかで信用リスクが高まり、米銀行株全体に売りが広がったことが重荷になった。48000円を割り込んで始まった日経平均株価は、前場中盤には48140.90円まで下落幅を縮める場面もみられた。ただし米金融リスクの高まりから為替市場ではドル円が1ドル=149円台と円高に振れて推移したことが重荷になったほか、高市首相誕生を見極めたいとする持ち高調整の動きもあり、後場終盤にかけて47494.31円まで下げ幅を広げた。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり数が1100を超え、全体の7割を占めた。セクターでは、その他製品、食料品、水産農林など7業種が上昇。一方で、保険、銀行、証券商品先物、電力ガスなど26業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、任天堂<7974>、イオン<8267>、KDDI<9433>、花王<4452>が上昇した半面、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>の弱さが目立った。日経平均株価は、前日の上昇に対する反動安となったが、来週の首相指名選挙で高市首相が誕生するかを見極めたいところであり、持ち高調整としての調整は想定されただろう。ただし、金融セクターの下落が目立っており、米国で信用リスクが高まったことはリスク回避姿勢に向かわせやすいだろう。そのため、高市首相誕生となれば、高市トレードが再燃するほか、維新関連の銘柄への物色も強まることが見込まれる。金融セクターは手掛けにくいなかで、再び半導体やAI関連株に資金が向かいやすい需給状況になりそうである。 <CS> 2025/10/17 16:31 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:米信用問題や円高、政局不安で大幅続落 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:米信用問題や円高、政局不安で大幅続落 10月17日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比21pt安の700pt。なお、高値は722pt、安値は699pt、日中取引高は4090枚。前日16日の米国市場のダウ平均は続落。一部主要企業の決算の良好な内容を好感し、寄り付き後、上昇。さらに、半導体の台湾セミコンダクター(TSMC)の好決算を受け、人工知能(AI)の強い需要期待が強まり、半導体中心に相場の上昇をさらにけん引した。その後、地区連銀指標が低調となり成長懸念が重しとなったほか、融資問題による2地銀の大幅下落で、信用不安が浮上し売りに転じた。イスラエル・ハマス和平案を巡る先行き不透明感も広がり地政学的リスクの存続で終盤にかけて売りが加速し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt安の720ptからスタートした。朝方は前日終値を挟んで推移していたものの、その後は売りが加速。米政府機関閉鎖による1日最大150億ドルの損失試算や、米国地銀の融資問題による信用不安が警戒され、日本株は全面安商状となった。為替の円高や国内政局の不透明さも売り材料視され、引けにかけて下げ幅を拡大。大幅続落となる700ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではサンバイオ<4592>やジーエヌアイ<2160>などが下落した。 <SK> 2025/10/17 16:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は一段安、日銀の利上げに思惑 *16:18JST 東京為替:ドル・円は一段安、日銀の利上げに思惑 17日午後の東京市場でドル・円は一段安となり、149円40銭台まで下値を切り下げた。日銀当局者の発言から早期利上げ観測が高まり、円買いで反応したようだ。一方、欧州株式市場の大幅安や米株式先物の下げ幅拡大も、円買いを後押ししている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円47銭から150円43銭、ユ-ロ・円は174円99銭から175円96銭、ユ-ロ・ドルは1.1687ドルから1.1728ドル。 <TY> 2025/10/17 16:18 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:保険業が下落率トップ *15:55JST 東証業種別ランキング:保険業が下落率トップ 保険業が下落率トップ。そのほか銀行業、証券業、電力・ガス業、石油・石炭製品なども下落。一方、その他製品が上昇率トップ。そのほか食料品、水産・農林業、倉庫・運輸関連業、パルプ・紙なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. その他製品 / 7,221.71 / 1.072. 食料品 / 2,393.55 / 0.833. 水産・農林業 / 661.32 / 0.824. 倉庫・運輸関連業 / 4,199.87 / 0.795. パルプ・紙 / 568.37 / 0.456. 海運業 / 1,719.95 / 0.347. 小売業 / 2,148.32 / 0.108. 卸売業 / 4,485.77 / -0.109. 繊維業 / 795.66 / -0.1610. 陸運業 / 2,281.97 / -0.1711. 精密機器 / 12,308.28 / -0.2612. 建設業 / 2,283.15 / -0.3813. 化学工業 / 2,514.7 / -0.4814. ゴム製品 / 5,060.84 / -0.6115. 空運業 / 230.78 / -0.6116. 不動産業 / 2,355.16 / -0.6117. 鉄鋼 / 718.09 / -0.6318. 機械 / 4,200.91 / -0.6919. 金属製品 / 1,620.34 / -0.7720. ガラス・土石製品 / 1,548.8 / -0.7821. 輸送用機器 / 4,662.76 / -0.9322. 医薬品 / 3,542.49 / -1.1023. 鉱業 / 772.77 / -1.2224. 電気機器 / 5,835.97 / -1.2625. その他金融業 / 1,129.57 / -1.2626. 情報・通信業 / 7,945.02 / -1.3027. サービス業 / 3,029.9 / -1.4428. 非鉄金属 / 2,946.2 / -1.5629. 石油・石炭製品 / 2,042.17 / -1.5730. 電力・ガス業 / 604.99 / -2.0031. 証券業 / 729.69 / -2.4932. 銀行業 / 431.72 / -2.9933. 保険業 / 2,835.22 / -3.17 <CS> 2025/10/17 15:55 注目トピックス 市況・概況 10月17日本国債市場:債券先物は136円47銭で取引終了 *15:44JST 10月17日本国債市場:債券先物は136円47銭で取引終了 [今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年12月限寄付136円29銭 高値136円64銭 安値136円29銭 引け136円47銭2年 476回  0.894%5年 180回  1.178%10年 379回  1.613%20年 193回  2.617%17日の債券先物12月限は136円29銭で取引を開始し、136円47銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.40%、10年債は3.95%、30年債は4.56%近辺で推移。債権利回りは低下。(気配値)。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.53%、英国債は4.50%、オーストラリア10年債は4.09%、NZ10年債は3.95%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・21:30 米・9月住宅着工件数(予想:131.0万件、8月:130.7万件)・21:30 米・9月建設許可件数(予想:134.0万件、8月:131.2万件)・22:15 米・9月鉱工業生産(予想:前月比0.0、8月:+0.1%)・05:00 米・8月対米証券投資(短期債除く)(7月:+492億ドル)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間 <CS> 2025/10/17 15:44 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比695.59円安の47582.15円 *15:37JST 日経平均大引け:前日比695.59円安の47582.15円 日経平均は前日比695.59円安の47582.15円(同-1.44%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比32.98pt安の3170.44pt(同-1.03%)。 <CS> 2025/10/17 15:37 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり安、株安を嫌気 *15:30JST 東京為替:ドル・円はじり安、株安を嫌気 17日午後の東京市場でドル・円はじり安となり、一時149円71銭とさらに下値を切り下げた。日経平均株価は一段安で前日比700円超安に下げ幅を拡大しており、リスク回避の円買いが続く。時間外取引の米ダウ先物も大きく下げ、円買い要因となった。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円71銭から150円43銭、ユ-ロ・円は175円52銭から175円96銭、ユ-ロ・ドルは1.1687ドルから1.1728ドル。 <TY> 2025/10/17 15:30

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