注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、過度な円買いは後退
*13:12JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、過度な円買いは後退
19日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、午前の153円59銭から154円台に再浮上。イスラエルによるイランへの攻撃を受けたリスク回避の円買いは一服し、足元は154円40銭付近に戻している。日経平均株価は下げ幅を縮小し、クロス円も下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円59銭から154円67銭、ユーロ・円は163円02銭から164円63銭、ユーロ・ドルは1.0610ドルから1.0644ドル。
<TY>
2024/04/19 13:12
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~半導体急落に中東情勢の緊迫化も加わり37000円割れ
*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体急落に中東情勢の緊迫化も加わり37000円割れ
19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は急落、半導体急落に中東情勢の緊迫化も加わり37000円割れ・ドル・円は大幅安、中東混迷にらみ円買い・値下り寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>■日経平均は急落、半導体急落に中東情勢の緊迫化も加わり37000円割れ日経平均は急落。前日比1260.89円安(-3.31%)の36818.81円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えている。18日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は22.07ドル高(+0.06%)の37775.38ドル、ナスダックは81.87ポイント安(-0.52%)の15601.50、S&P500は11.09ポイント安(-0.22%)の5011.12で取引を終了した。良好な雇用や製造業関連指標を好感し、寄り付き後、上昇。ダウは弱いハイテクに押され下落に転じる局面もあったが、良好な経済成長が持続可能との期待に終日底堅く推移した。一方、ナスダックは米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため、需要鈍化が警戒され下落、まちまちで終了した。ナスダック安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は38000円を割り込んでスタートした後はじりじりと下げ幅を拡大。値がさ半導体株の下げが影響して、下げ幅は1000円超まで拡大した。10時過ぎに「イランの複数個所で爆発音」と伝わったことで、日経平均は一段安の展開に。プライム市場の9割超の銘柄が下落する全面安の展開となり、取引時間中としては2月9日以来の37000円割れとなった。日経平均採用銘柄では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落なども影響して、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体株の下げが目立った。また、フジクラ<5803>、ソフトバンクグループ<9984>、キーエンス<6861>、日立<6501>、楽天グループ<4755>も売りに押された。一方、中東情勢の緊迫化で原油価格が時間外で上昇したことなどが影響してINPEX<1605>、出光興産<5019>、ENEOSホールディングス<5020>が上昇したほか、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>など海運株もそろって買われた。日経平均採用以外の銘柄では、経産省の支援補助が伝わったことでさくら<3778>が一時ストップ高。セクター別では、電気機器、機械、精密機器、証券・商品先物取引業、金属製品などが下落した一方、鉱業、海運業、石油・石炭製品の3セクターのみ上昇した。ランチタイムの為替は1ドル153円70銭台まで円高ドル安が進行している。時間外の米10年債利回りは4.50%台まで下落したが、ドルインデックスは106.1台と逆行高しており、「有事のドル買い」のような動きも見られている。足元、「有事のドル買い」を上回る「リスクオフの円買い」が入っており円高ドル安となっていると考える。後場は、中東情勢の続報を見極める展開となりそうだが、投資家心理の悪化を受けて、押し目を狙う動きは限定的となる可能性もある。■ドル・円は大幅安、中東混迷にらみ円買い19日午前の東京市場でドル・円は大幅安となり、154円67銭から153円59銭まで値を下げた。イスラエルがイランの施設に対し攻撃を加えたもようで、中東情勢の不透明感からリスク回避の円買いが優勢に。主要通貨はドルや円に対して値を下げる展開。ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円59銭から154円67銭、ユーロ・円は163円02銭から164円63銭、ユーロ・ドルは1.0610ドルから1.0644ドル。■後場のチェック銘柄・新都ホールディングス<2776>、さくらインターネット<3778>など、3銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はアドバンテスト<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・3月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.6%(予想:+2.7%、2月+2.8%)【要人発言】・米政府高官「イスラエルがイランの標的を空爆したことを確認」<国内>・植田日銀総裁講演(米ピーターソン国際経済研究所)<海外>・15:00 英・3月小売売上高(自動車燃料含む)(前月比予想:+0.3%、2月:0.0%)
<CS>
2024/04/19 12:21
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は大幅安、中東混迷にらみ円買い
*12:18JST 東京為替:ドル・円は大幅安、中東混迷にらみ円買い
19日午前の東京市場でドル・円は大幅安となり、154円67銭から153円59銭まで値を下げた。イスラエルがイランの施設に対し攻撃を加えたもようで、中東情勢の不透明感からリスク回避の円買いが優勢に。主要通貨はドルや円に対して値を下げる展開。ここまでの取引レンジは、ドル・円は153円59銭から154円67銭、ユーロ・円は163円02銭から164円63銭、ユーロ・ドルは1.0610ドルから1.0644ドル。【経済指標】・日・3月全国消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.6%(予想:+2.7%、2月+2.8%)【要人発言】・米政府高官「イスラエルがイランの標的を空爆したことを確認」
<TY>
2024/04/19 12:18
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):さくら、いなげや、東エレクなど
*12:05JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):さくら、いなげや、東エレクなど
いなげや<8182>:1219円(-202円)大幅続落。USMHとの経営統合を発表、株式交換によって同社が完全子会社となり、11月27日をもって上場廃止となるもよう。交換比率は1:1.46となり、前日のUSMHの終値をベースにすると理論価格は1413円となる。本日はUSMHの株価も下落しており、それにサヤ寄せする動きにも。USMHとの経営統合は既定路線であったが、TOBプレミアムなどに対する期待もあったとみられる。資生堂<4911>:4079円(+20円)朝高後に値を消す。本日は同社やコーセー、花王など化粧品大手の一角で強い動きが目立っている。前日の米国市場では化粧品大手のエスティ・ローダーが4.9%高と大幅上昇しており、国内関連銘柄の刺激材料につながっているとみられる。エスティ・ローダーの株価上昇はドイチェバンクの高格付け付与が材料になったとみられている。5月発表の決算に対する期待を高めているようだ。ブロンコB<3091>:3765円(+225円)大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.8億円で前年同期比2.6倍となっており、買い材料視される展開になっている。据え置きの上半期計画9.4億円、同65.0%増に対する進捗率も82.7%に達している。来店客数の回復による売上高の好調推移、アメーバ経営によるコストコントロールの効果などが好進捗の背景。会社側でも、現状の進捗状況に基づき、今後の連結業績予想の修正を検討する状況であると認識としている。さくら<3778>:6180円(+990円)一時ストップ高。経済産業省では、幅広いAI開発者が利用可能な計算資源を整備するため、KDDIやGMOインター、同社など5社に最大725億円の助成を行うと本日発表している。とりわけ、同社への助成額は501億円とされており、より関心が高まる状況になっているようだ。斎藤経産相では「今後さらに利活用が進む生成AIのモデル開発のため、国内に計算資源を整備することが重要」と語っている。東エレク<8035>:33890円(-2850円)大幅続落。前日の米国市場ではSOX指数が1.7%安となり、東京市場でも半導体関連に売りが集まる展開となっている。台湾TSMCが前日に決算を発表している。AI向け半導体の需要拡大を背景に第2四半期売上高は最大30%増加するとの見通しを示しているが、2024年の半導体市場見通しは従来予想をやや引き下げており、設備投資計画も据え置き。半導体関連銘柄全般にとって売り材料につながる形へ。コマースワン<4496>:800円(+13円)大幅に続伸。グループ会社のフューチャーショップ(大阪市)がSBフレームワークス(東京都江東区)が提供するEC物流代行サービスとの連携を開始したと発表している。フューチャーショップのSaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を利用するEC事業者は、ECに特化した物流代行サービスを少量から短期間で利用できるようになるほか、代行業務で判明した課題のフィードバックで事業の収益改善にも寄与するとしている。クリングル<4884>:568円(+4円)反発。筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者に対して組換えヒトHGFタンパク質製剤を投与する第2相臨床試験(医師主導治験)の追加解析として、検体試料のバイオマーカー解析に関する共同研究契約を東北大学と締結したと発表している。治験で取得した検体試料について神経変性や神経炎症のバイオマーカーを測定してHGF投与による効果を検証し、効果の検出しやすい患者集団の特定など重要な情報が得られることが期待されるという。バーチャレク<6193>:898円(-9円)朝高後、マイナス転落。24年3月期の営業利益予想を従来の3.05億円から3.60億円(前期実績5.76億円)に上方修正している。売上高が堅調に推移する中、売上原価や販管費を圧縮したことが奏功し、利益が上振れる見通し。また、出資する投資事業組合の運用益0.64億円を営業外収益として計上することから、純利益予想も従来の1.20億円から1.95億円(同6.35億円)に引き上げている。
<ST>
2024/04/19 12:05
注目トピックス 市況・概況
東京為替:米長期金利の反発を受けたドル買いは一巡
*09:59JST 東京為替:米長期金利の反発を受けたドル買いは一巡
19日午前の東京市場でドル・円は154円60銭台で推移。154円65銭から154円54銭で推移。米長期金利の反発を受けたドル買いは一巡しつつあるが、底堅さは失われていないようだ。ここまでの取引レンジは154円54銭-154円65銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0645ドルから1.0637ドルで推移。ユーロ・円は上げ渋り。164円63銭から164円45銭まで値下がり。
<MK>
2024/04/19 09:59
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:KOAやブロンコBなどに注目
*09:12JST 個別銘柄戦略:KOAやブロンコBなどに注目
昨日18日の米株式市場でNYダウは22.07ドル高の37775.38、ナスダック総合指数は81.87pt安の15601.50、シカゴ日経225先物は大阪日中比380円安の37790円。為替は1ドル=154.50-60円。今日の東京市場では、24年3月期売上高見込みは下方修正だが利益見込みを上方修正したKOA<6999>、24年3月期決算速報で営業利益が11.59億円と前期の27.82億円の赤字から黒字に転じたと発表したアイザワ証G<8708>、第1四半期営業利益が前年同期比2.6倍となったブロンコB<3091>、発行済株式数の9.64%の自社株消却を発表した郵船<9101>、25年2月期の株主還元方針を発表したメディアドゥ<3678>、新作和風アクションゲーム「ボウと月夜の碧い花」を日本・アジア地域で24年7月18日に発売すると発表したマーベラス<7844>、東証スタンダードでは、連結子会社のリベル・エンタテインメントがイケメン役者育成ゲーム「A3!(エースリー)」のメインストーリー第四部を配信開始したと発表したアエリア<3758>、中国企業と戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表したGFA<8783>などが物色されそうだ。一方、東証スタンダードで、24年3月期売上高・営業利益・経常利益見込みは上方修正だが最終損益を黒字から赤字に修正したレアジョブ<6096>、関係会社株式評価損99.41億円を特別損失に計上すると発表したメルコ<6676>などは軟調な展開が想定される。
<CS>
2024/04/19 09:12
注目トピックス 市況・概況
日経平均は504円安、寄り後は下げ幅拡大
*09:11JST 日経平均は504円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は504円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に反発したが、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、来週から内外主要企業の決算発表が本格化することから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、為替介入への警戒感は強いものの、外為市場で1ドル=154円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、日経平均は昨日は4日ぶりに反発したが、先週末に比べると1400円を超す安い水準にあり、引き続き押し目狙いの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
<SK>
2024/04/19 09:11
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~TSMC下落がハイテク株の重荷~
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~TSMC下落がハイテク株の重荷~
19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■TSMC下落がハイテク株の重荷■KOA、24/3上方修正 営業利益 33.13億円←23.00億円■前場の注目材料:富士電機、カナダで低圧インバーター生産、北米に供給■TSMC下落がハイテク株の重荷19日の日本株市場は、売り一巡後はボトムを探る流れになりそうだ。18日の米国市場は、NYダウが22ドル高、ナスダックは81ポイント安だった。米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され、相場の重荷となった。シカゴ日経225先物は大阪比380円安の37790円。円相場は1ドル154円60銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まろう。昨日の日経平均株価はTSMCの決算直後に買われる場面も見られていたが、TSMCの下落を受けてハイテク株へは嫌気売りが入りやすいだろう。日経225先物はナイトセッションで一時37720円まで売られており、75日線水準まで下げている。昨日の日経平均株価は75日線水準での攻防を見せていたが、再び同線を下回ってくるようだと、持ち高調整の流れが強まりやすいほか、先物主導で売りを仕掛けてくる流れが警戒されそうである。ボリンジャーバンドでは、下向きで推移する-2σが抵抗として意識されやすい。売られ過ぎも意識されそうだが、75日線を明確に下回ってくる局面においては、-3σ辺りまでのバイアスが強まる可能性も警戒しておきたい。今後決算発表が本格化してくることから機関投資家は積極的には動かないと考えられ、短期筋のヘッジファンドなどの仕掛け的な売買の影響を受けやすくなろう。米国では主要企業の決算に振らされるなか、東京市場においても来週からは同様の動きになりやすく、様子見姿勢が強まりそうである。そのため、相場全体は不安定な状況のなかで、決算を手掛かりとした個別対応に向かわせよう。また、ハイテク株の手掛けづらさから、目先的にはTOPIX型優位の展開が見込まれる。なお、昨夕の決算ではバーチャレク<6193>、ブロンコB<3091>の動向が注目されそうだ。■KOA、24/3上方修正 営業利益 33.13億円←23.00億円KOA<6999>は2024年3月期業績予想の修正を発表。売上高は651.00億円から648.35億円と計画を若干下回るが、営業利益を23.00億円から33.13億円に上方修正した。売上高は自動車向け市場において需要が堅調に推移しているものの、産業機器や民生機器市場を中心にお客様の在庫調整が継続。利益面ではの為替影響に加え、コスト抑制等により、予想を上回る。■前場の注目材料・日経平均は上昇(38079.70、+117.90)・NYダウは上昇(37775.38、+22.07)・VIX指数は低下(18.00、-0.21)・米原油先物は上昇(82.73、+0.04)・米国のインフレ沈静化期待・東証による企業価値向上の要請・富士電機<6504>カナダで低圧インバーター生産、北米に供給・日本オラクル<4716>日本事業に10年1.2兆円投資、データセンター増設・富士通<6702>米オラクルと協業、「ソブリンクラウド」提供・RYODEN<8084>新潟人工知能研究所など3者で、生成AI活用で協業・関電工<1942>電気工事で初の外国人受け入れ、特定技能制度活用・三菱商事<8058>千葉・銚子の地域創生に伴走、生活基盤維持・事業創造・双日<2768>ジャカルタ高速鉄道延伸工事を450億円で受注・太平洋工業<7250>EV向け電子膨張弁を拡充、岐阜・北大垣工場に専用工場・ホンダ<7267>米当局、ホンダ車300万台調査、自動ブレーキに不具合か・日産自<7201>坂本秀行副社長「『全固体』育てる」・ヒラノテクシード<6245>塗工機で北米・エネ深耕、次世代電池向け高性能機種提案・アズビル<6845>タイに新工場、15億円投資、電磁流量計など生産☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:30 3月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.7%、2月+2.8%)<海外>・特になし
<ST>
2024/04/19 08:34
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆中東情勢の進展は予測困難であるため、ユーロ買い・円売りは抑制される可能性
*08:26JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆中東情勢の進展は予測困難であるため、ユーロ買い・円売りは抑制される可能性
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に165円35銭(2024/3/20)まで上昇。欧州中央銀行(ECB)による6月利下げの可能性は高い。また、中東情勢の進展は予測困難であるため、目先的にリスク選好的なユーロ買い・円売りは抑制される可能性がある。【ユーロ売り要因】・ECBの6月利下げ観測・中東情勢の進展は予測困難、ユーロ圏経済の減速懸念・日本銀行は政策金利を0.00-0.10%に引き上げ【ユーロ買い要因】・欧州の景気回復期待・日本銀行は緩和的な金融環境を長期間維持する計画・米欧金利差縮小の可能性
<CS>
2024/04/19 08:26
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を受けてドルは下げ渋る可能性
*08:22JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を受けてドルは下げ渋る可能性
18日のドル・円は、東京市場では154円39銭から153円96銭まで下落。欧米市場では154円26銭から154円68銭まで反発し、154円64銭で取引終了。本日19日のドル・円は主に154円台で推移か。米長期金利の反発を受けてドルは下げ渋る可能性がある。報道によると、日本銀行の植田総裁は米国(ワシントン)で開かれた20カ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で、「円安による輸入物価の上昇によって無視できない大きさの影響が発生した場合には金融政策の変更もあり得る」と語った。植田総裁は、4月25-26日開催の金融政策決定会合で「経済・物価情勢の展望」で円安の影響について分析すると述べた。昨年10月に公表された経済・物価情勢の展望(基本的見解)では2025年度の物価見通しについて、「前年比のプラス幅は縮小すると予想される」と想定されており、政策委員の物価見通しは1.7%だった。ただ、円安の長期化によって2025年度の物価見通しは上方改定される可能性があるため、今回の「経済・物価情勢の展望」は中期的な金融政策の方向性を示唆するものとなりそうだ。
<CS>
2024/04/19 08:22
注目トピックス 市況・概況
18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは22ドル高、良好な成長期待が下支え
*07:59JST 18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは22ドル高、良好な成長期待が下支え
■NY株式:NYダウは22ドル高、良好な成長期待が下支え米国株式市場はまちまち。ダウ平均は22.07ドル高の37,775.38ドル、ナスダックは81.87ポイント安の15,601.50で取引を終了した。良好な雇用や製造業関連指標を好感し、寄り付き後、上昇。ダウは弱いハイテクに押され下落に転じる局面もあったが、良好な経済成長が持続可能との期待に終日底堅く推移した。一方、ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され下落し、まちまちで終了。セクター別では、保険・銀行が上昇した一方で自動車・自動車部品が下落した。住宅建設会社のDRホートン(DHI)は四半期決算で、住宅販売見通しを引き上げ、上昇。ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は次世代版の生成AI(人工知能)の基盤モデル「ラマ3」の投入を発表し、上昇した。航空会社のアラスカ・エア(ALK)は四半期決算で24年通期の1株利益見通しを引き上げ、上昇。貨物輸送会社のCSX(CSX)は四半期決算の内容が好感されたほか、ボルティモアの橋崩落による影響も短期にとどまるとの見方に上昇。化粧品会社のエスティローダー(EL)はフランスの同業ロレアル(OR)が第1四半期決算で売り上げ9.4%増を計上したため期待感を受けた買いに、上昇した。写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)は議会がイスラエルやウクライナ救済策案に中国の同業ティックトックを規制する策を組み入れるとの報道で、買われた。半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は政府が61億ドルの補助金を受け取る方向だと報じられたが、台湾積体電路製造(TSMC)による市場見通し引き下げが警戒され、下落。動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に決算を発表。1株利益が予想を上回ったほか広告収入が強く、時間外取引で上昇している。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:NY連銀総裁はデータ次第での利上げも除外せず、ドル反発18日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円32銭から154円68銭まで上昇し、154円64銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場の底堅さを示したほか米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想外に3月から上昇し2年ぶり高水準となったため利下げ観測がさらに後退し、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、ウィリアムズ米NY連銀総裁が自分の基本シナリオではないがデータで正当化されたら利上げも除外しない姿勢を示したほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁もインフレが高過ぎで年末まで利下げできる状況にはならないとのタカ派発言を受けてドル買いが一段と強まった。ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0641ドルまで下落し、1.0642ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン専務理事などの発言を受け6月の利下げを織り込むユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、164円80銭から164円53銭まで下落。ポンド・ドルは1.2475ドルから1.2434ドルまで下落。ドル・スイスは0.9085フランから0.9126フランまで上昇した。■NY原油:下げ渋りで82.73ドル、供給不安は払しょくされずNY原油先物5月限は下げ渋り(NYMEX原油5月限終値:82.73 ↑0.04)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.04ドルの82.73ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.56ドル-83.47ドル。ロンドン市場で81.56ドルまで下落したが、供給不安は消えていないため、米国市場の後半にかけて83.47ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に82ドル台後半で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 35.77ドル +0.54ドル(+1.53%)モルガン・スタンレー(MS) 90.26ドル +0.18ドル(+0.19%)ゴールドマン・サックス(GS)403.11ドル -0.80ドル(-0.19%)インテル(INTC) 35.04ドル -0.64ドル(-1.79%)アップル(AAPL) 167.04ドル -0.96ドル(-0.57%)アルファベット(GOOG) 157.46ドル +0.58ドル(+0.36%)メタ(META) 501.80ドル +7.63ドル(+1.54%)キャタピラー(CAT) 357.93ドル -0.39ドル(-0.10%)アルコア(AA) 35.47ドル -0.08ドル(-0.22%)ウォルマート(WMT) 59.26ドル -0.39ドル(-0.65%)
<ST>
2024/04/19 07:59
注目トピックス 市況・概況
NY原油:下げ渋りで82.73ドル、供給不安は払しょくされず
*07:39JST NY原油:下げ渋りで82.73ドル、供給不安は払しょくされず
NY原油先物5月限は下げ渋り(NYMEX原油5月限終値:82.73 ↑0.04)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.04ドルの82.73ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.56ドル-83.47ドル。ロンドン市場で81.56ドルまで下落したが、供給不安は消えていないため、米国市場の後半にかけて83.47ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に82ドル台後半で推移。
<CS>
2024/04/19 07:39
注目トピックス 市況・概況
NY金:小幅高で2398.00ドル、2400ドル超で利食い売りも
*07:34JST NY金:小幅高で2398.00ドル、2400ドル超で利食い売りも
NY金先物6月限は小幅高(COMEX金6月限終値:2398.00 ↑9.60)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+9.60ドルの2398.00ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2377.20-2408.00ドル。アジア市場の序盤に2377.20ドルまで売られたが、まもなく買いが強まり、ロンドン市場で2400ドル台に到達。ただ、米国市場では上げ渋り、2408.00ドルまで買われた後、2384.30ドルまで反落。2400ドル超で利食い売りが観測された。通常取引終了後の時間外取引では主に2395ドルを挟んだ水準で推移した。
<CS>
2024/04/19 07:34
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:消費者物価コア指数、英小売売上高指数、米シカゴ連銀総裁が質疑応答に参加など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:消費者物価コア指数、英小売売上高指数、米シカゴ連銀総裁が質疑応答に参加など
<国内>08:30 消費者物価コア指数(3月) 2.7% 2.8%植田日銀総裁が米ピーターソン国際経済研究所で講演<海外>15:00 英・小売売上高指数(3月) 0%米・シカゴ連銀総裁が質疑応答に参加印・2024年下院総選挙投票開始注:数値は市場コンセンサス、前回数値
<CS>
2024/04/19 06:30
注目トピックス 市況・概況
NY為替:NY連銀総裁はデータ次第での利上げも除外せず、ドル反発
*06:26JST NY為替:NY連銀総裁はデータ次第での利上げも除外せず、ドル反発
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円32銭から154円68銭まで上昇し、154円64銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場の底堅さを示したほか米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想外に3月から上昇し2年ぶり高水準となったため利下げ観測がさらに後退し、長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、ウィリアムズ米NY連銀総裁が自分の基本シナリオではないがデータで正当化されたら利上げも除外しない姿勢を示したほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁もインフレが高過ぎで年末まで利下げできる状況にはならないとのタカ派発言を受けてドル買いが一段と強まった。ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0641ドルまで下落し、1.0642ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン専務理事などの発言を受け6月の利下げを織り込むユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、164円80銭から164円53銭まで下落。ポンド・ドルは1.2475ドルから1.2434ドルまで下落。ドル・スイスは0.9085フランから0.9126フランまで上昇した。
<MK>
2024/04/19 06:26
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは22ドル高、良好な成長期待が下支え
*05:58JST NY株式:NYダウは22ドル高、良好な成長期待が下支え
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は22.07ドル高の37,775.38ドル、ナスダックは81.87ポイント安の15,601.50で取引を終了した。良好な雇用や製造業関連指標を好感し、寄り付き後、上昇。ダウは弱いハイテクに押され下落に転じる局面もあったが、良好な経済成長が持続可能との期待に終日底堅く推移した。一方、ナスダックは連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言などを受けた利下げ期待の後退や、半導体関連メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)がスマホ・PC販売低迷で市場見通しを引き下げたため需要鈍化が警戒され下落し、まちまちで終了。セクター別では、保険・銀行が上昇した一方で自動車・自動車部品が下落した。住宅建設会社のDRホートン(DHI)は四半期決算で、住宅販売見通しを引き上げ、上昇。ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は次世代版の生成AI(人工知能)の基盤モデル「ラマ3」の投入を発表し、上昇した。航空会社のアラスカ・エア(ALK)は四半期決算で24年通期の1株利益見通しを引き上げ、上昇。貨物輸送会社のCSX(CSX)は四半期決算の内容が好感されたほか、ボルティモアの橋崩落による影響も短期にとどまるとの見方に上昇。化粧品会社のエスティローダー(EL)はフランスの同業ロレアル(OR)が第1四半期決算で売り上げ9.4%増を計上したため期待感を受けた買いに、上昇した。写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)は議会がイスラエルやウクライナ救済策案に中国の同業ティックトックを規制する策を組み入れるとの報道で、買われた。半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は政府が61億ドルの補助金を受け取る方向だと報じられたが、台湾積体電路製造(TSMC)による市場見通し引き下げが警戒され、下落。動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に決算を発表。1株利益が予想を上回ったほか広告収入が強く、時間外取引で上昇している。(Horiko Capital Management LLC)
<ST>
2024/04/19 05:58
注目トピックス 市況・概況
4月18日のNY為替概況
*04:24JST 4月18日のNY為替概況
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円32銭から154円68銭まで上昇し、引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場の底堅さを示したほか米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想外に3月から上昇し2年ぶり高水準となったため長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、ウィリアムズ米NY連銀総裁が自分の基本シナリオではないがデータで正当化されたら利上げも除外しない姿勢を示したほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁もインフレが高過ぎで年末まで利下げできる状況にはならないとのタカ派発言を受けてドル買いが一段と強まった。ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0642ドルまで下落し、引けた。欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン専務理事などの発言を受け6月の利下げを織り込むユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、164円80銭から164円54銭まで下落。ポンド・ドルは1.2475ドルから1.2434ドルまで下落。ドル・スイスは0.9085フランから0.9122フランまで上昇した。[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:21.2万件(予想:21.5万件、前回:21.2万件←21.1万)・米・失業保険継続受給者数:181.2万人(予想:181.8万人、前回:181万人←181.7万人)・米・4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:15.5(予想:2.3、3月:3.2)・米・3月中古住宅販売件数:419万戸(予想:420戸、2月:438万戸)・米・3月景気先行指数:前月比-0.3%(予想:-0.1%、2月:+0.2%←+0.1%)
<KY>
2024/04/19 04:24
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]変動率は低下、レンジ突破を織り込むOP買いが後退
*03:18JST [通貨オプション]変動率は低下、レンジ突破を織り込むOP買いが後退
ドル・円オプション市場で変動率は低下。相場のレンジ突破を織り込むオプション買いが一段と後退した。リスクリバーサルは1年物を除いて円コールスプレッドが連日後退。ドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いに比べ、円先安観に伴う円プット買いが強まった。1年物は円コール買いが優勢となった。■変動率・1カ月物9.44%⇒8.52%(08年/24=31.044%)・3カ月物9.24%⇒8.82%(08年10/24=31.044%)・6カ月物9.38%⇒9.09%(08年10/24=25.50%)・1年物9.57%⇒9.31%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.70%⇒+1.52%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.39%⇒+1.29%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.00%⇒+0.97%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.45%⇒+0.46%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2024/04/19 03:18
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル買い強まる、アトランタ連銀総裁は年末まで利下げできる状態にならないと悲観的
*01:58JST NY外為:ドル買い強まる、アトランタ連銀総裁は年末まで利下げできる状態にならないと悲観的
米アトランタ連銀のボスティック総裁は講演で、米インフレは「高過ぎる」とし、インフレの2%目標達成の道のりは遅く、平たんではないと、年末まで利下げできる状態にはならないだろう、との考えを示した。先にウィリアムズ米NY連銀総裁はデータで正当化されれば利上げも除外しなかった。米国債相場は続落。10年債利回りは4.649%まで上昇した。ドル買いが強まり、ドル・円は154円30銭から154円65銭まで上昇し、日中高値を更新。ユーロ・ドルは1.0654ドルと安値圏で推移した。ポンド・ドルは1.2467ドルから1.2456ドルへ下落。
<KY>
2024/04/19 01:58
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル買い強まる、ウィリアムズ米NY連銀総裁が利上げも除外せず、データ次第
*00:28JST NY外為:ドル買い強まる、ウィリアムズ米NY連銀総裁が利上げも除外せず、データ次第
NY連銀のウィリアムズ総裁はイベントで利下げの緊急性は感じていないとの見解を示した。同時に、いずれどこかで利下げすることになると見ている。時期は経済次第だとした。利上げは私の基本シナリオではないが、データが正当化したら、可能性があると、利上げも除外しなかった。ウィリアムズ総裁の発言を受けて米国債相場は下落。10年債利回りは4.63%まで上昇した。また、ドル買いが強まり、ドル・円は154円64銭まで上昇し日中高値を更新。ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0646ドルまで下落し、日中安値を更新した。ポンド・ドルは1.2474ドルから1.2437ドルまで下落した。
<KY>
2024/04/19 00:28
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米3月中古住宅販売件数/景気先行指数、予想下振れもNY連銀総裁発言受けたドル買い続く
*23:51JST 【市場反応】米3月中古住宅販売件数/景気先行指数、予想下振れもNY連銀総裁発言受けたドル買い続く
米3月中古住宅販売件数は前月比―4.3%の419万戸と、2月438万戸から予想以上に減少した。同時刻に発表された米3月景気先行指数は前月比-0.3%と、2月+0.2%から再びマイナスに落ち込み予想も下回った。予想を下回った結果にもかかわらずウィリアムズ米NY連銀総裁の発言を受けて米国債相場は売りが継続。10年債利回りは4.63%まで上昇した。ドル買いも続きドル・円は154円57銭で高止まり。ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0646ドルまで下落。ポンド・ドルは1.2474ドルから1.2436ドルまで下落した。【経済指標】・米・3月中古住宅販売件数:419万戸(予想:420戸、2月:438万戸)・米・3月景気先行指数:前月比-0.3%(予想:-0.1%、2月:+0.2%←+0.1%)
<KY>
2024/04/18 23:51
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米失業保険申請件数/4月フィリー連銀製造業景況指数、ドル買い強まる
*21:58JST 【市場反応】米失業保険申請件数/4月フィリー連銀製造業景況指数、ドル買い強まる
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(13日)は21.2万件と、前回から増加予想に反し横ばいとなり、労働市場の底堅さが再表明された。失業保険継続受給者数(6日)は181.2万人と、前回から増加も予想を下回った。前回は181万人へ、181.7万人から下方修正。米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は15.5と、3月3.2から低下予想に反して上昇し、22年4月来で最高となった。週次失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数を受けて、米国債相場は下落。10年債利回りは4.62%まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は154円50銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0680ドルから1.0660ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2475ドルから1.2447ドルまで下落。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:21.2万件(予想:21.5万件、前回:21.2万件←21.1万)・米・失業保険継続受給者数:181.2万人(予想:181.8万人、前回:181万人←181.7万人)・米・4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:15.5(予想:2.3、3月:3.2)
<KY>
2024/04/18 21:58
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は高値もみ合い、クロス円は堅調
*20:09JST 欧州為替:ドル・円は高値もみ合い、クロス円は堅調
欧州市場でドル・円は154円50銭を目指すとなり、足元は154円40銭台でのもみ合い。米10年債利回りの小幅高で推移し、ややドル買いに振れやすい。一方、欧州株式市場と米株式先物はプラスを維持し、ユーロ・円とポンド・円は堅調地合いに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円25銭から154円47銭、ユーロ・円は164円71銭から164円93銭、ユーロ・ドルは1.0669ドルから1.0683ドル。
<TY>
2024/04/18 20:09
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は伸び悩み、為替介入に警戒続く
*19:02JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、為替介入に警戒続く
欧州市場でドル・円は伸び悩み、154円43銭まで上値を伸ばした後は失速した。米10年債利回りは方向感を欠き、ドル買いは続いていない。ドルは155円を目指す展開だが、引き続き日本の為替介入が警戒され、154円後半の売りを意識した値動きに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円25銭から154円43銭、ユーロ・円は164円71銭から164円88銭、ユーロ・ドルは1.0670ドルから1.0683ドル。
<TY>
2024/04/18 19:02
注目トピックス 市況・概況
ドル・円はじり高、クロス円も堅調
*18:19JST ドル・円はじり高、クロス円も堅調
欧州市場でドル・円はじり高となり、154円25銭から154円39銭まで値を上げた。米10年債利回りは底堅く、ドルは売りづらい。一方、欧州株式市場で主要指数はプラスを維持。時間外取引の米株式先物も上昇基調で、クロス円もおおむね堅調地合い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円25銭から154円39銭、ユーロ・円は164円71銭から164円88銭、ユーロ・ドルは1.0674ドルから1.0683ドル。
<TY>
2024/04/18 18:19
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:4日ぶり反発、一時75日線割れも終値38000円回復
*18:15JST 日経平均テクニカル:4日ぶり反発、一時75日線割れも終値38000円回復
18日の日経平均は4営業日ぶりに反発した。昨年12月8日以来の75日移動平均線割れでスタートしたが、終値は節目の38000円を回復し、ローソク足は陽線で終了。下値での一定の買い需要を確認する形となった。ただ、昨日までの3日連続安による下げ幅1561.75円安に対して本日117.90円高と戻りは鈍かった。株価上方を走る5日線や25日線が下降を続けたこともあり、調整継続に対する警戒が必要となろう。
<CS>
2024/04/18 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米経済指標は低調もドル買いは根強い
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米経済指標は低調もドル買いは根強い
18日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。日米韓共同声明や日本の円安けん制で円買い圧力が強まりそうだ。一方、米経済指標が低調ならドル選好地合いは一服。ただ、引き締め的な政策をにらんだドル買いは根強い。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がインフレ抑制には時間を要するとの見解を示し、ドル買いに振れやすい地合いは継続。ただ、前日は日米韓財務相会合の共同声明を受けドル・円は154円10銭付近まで値を下げた。その影響で、ユーロ・ドルは1.0670ドル台に浮上している。本日アジア市場も同様の展開で、ドル買いは一服。ドル・円は一時153円台に下げ、クロス円もおおむね下押しされる展開となった。この後の海外市場は米経済指標が材料視される。金融当局者からタカ派的な見解が相次ぐなか、今晩のフィラデルフィア連銀製造業景気指数や景気先行指標はいずれも前回より悪化すると予想され、引き締め的な政策方針への思惑は一服。長期金利の上昇が抑制されれば、ドル買いは後退しよう。一方、日本政府は円安けん制を繰り返し、ドル高・円安を抑制する見通し。ただ、153円台は買戻しが入り、下値は堅いとみる。【今日の欧米市場の予定】・17:00 ユーロ圏・2月経常収支(1月:+394億ユーロ)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.5万件、前回:21.1万件)・21:30 米・4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:2.3、3月:3.2)・22:05 ボウマン米FRB理事開会あいさつ(ビデオ録画、NY連銀地域金融機関会議)・22:15 ウィリアムズNY連銀総裁討論会参加・23:00 米・3月景気先行指数(前月比予想:-0.1%、2月:+0.1%)・23:00 米・3月中古住宅販売件数(予想:420万戸、2月:438万戸)・24:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁討論会参加(経済見通し関連)
<CS>
2024/04/18 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は下げ渋り、午後は小動き
*17:19JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、午後は小動き
18日の東京市場でドル・円は下げ渋り。米10年債利回りの持ち直しで154円41銭まで上昇後、日本の円安けん制で153円95銭まで下げる場面もあった。ただ、米引き締め継続をにらんだドル買いや日本株高による円売りで、午後は154円前半で推移した。・ユーロ・円は164円36銭から164円89銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0664ドルから1.0689ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値37,745.04円、高値38,216.75円、安値37,644.91円、終値38,079.70円(前日比117.90円安)・17時時点:ドル円154円20-30銭、ユーロ・円164円70-80銭【経済指標】・豪・3月失業率:3.8%(予想:3.9%、2月:3.7%)・豪・3月雇用者数増減:-0.66万人(予想:+1.00万人、2月:+11.76万人←+11.65万人)・ユーロ圏・2月経常収支:+295億ユーロ(1月:+394億ユーロ)【要人発言】・デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁「現在のインフレ低下傾向は利下げを許容する可能性」「インフレ収束に向け確信がさらに高まれば、制限的政策を緩和するのが適切」・神田財務官「為替の具体的な水準についてはコメントしない」「G7声明、日本の主張を踏まえて為替のコミットメントを再確認」「過度な変動や無秩序な動きは経済金融に悪影響」・野口日銀審議委員「賃金から物価への波及は不十分。基調的な物価上昇率もまだ2%に達していない」「緩和的な政策を通じ労働需給の適切なバランスを保ち続けることが必須」
<TY>
2024/04/18 17:19
注目トピックス 市況・概況
18日の日本国債市場概況:債券先物は144円41銭で終了
*16:42JST 18日の日本国債市場概況:債券先物は144円41銭で終了
<円債市場>長期国債先物2024年6月限寄付144円29銭 高値144円47銭 安値144円19銭 引け144円41銭売買高総計24192枚2年 459回 0.274%5年 167回 0.474%10年 374回 0.866%20年 188回 1.634%債券先物6月限は、144円29銭で取引を開始。野口日銀審議委員が今後の段階的利上げや国債購入額の調整に言及したことに反応して売られたとみられ、144円19銭まで下げた。その後、米金利の低下、財務省の流動性供給入札の結果は無難との見方、また、野口日銀委員が国債買い入れ継続に言及したことなどを受けて買われ、144円47銭まで上げた。現物債の取引では、2年債が売られ、5年債、10年債、20年債が買われた。<米国債概況>2年債は4.93%、10年債は4.58%、30年債は4.70%近辺で推移。債券利回りはほぼ横ばい。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.44%、英国債は4.23%、オーストラリア10年債は4.28%、NZ10年債は4.83%。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]<海外>・17:00 ユーロ圏・2月経常収支(1月:+394億ユーロ)・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.5万件、前回:21.1万件)・21:30 米・4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:2.0、3月:3.2)・22:05 ボウマン米FRB理事開会あいさつ(ビデオ録画、NY連銀地域金融機関会議)・22:15 ウィリアムズNY連銀総裁討論会参加・23:00 米・3月景気先行指数(前月比予想:-0.1%、2月:+0.1%)・23:00 米・3月中古住宅販売件数(予想:420万戸、2月:438万戸)・24:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁討論会参加(経済見通し関連)(海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間)
<KK>
2024/04/18 16:42
注目トピックス 市況・概況
売り一巡後は押し目を拾う流れに向かわせる【クロージング】
*16:13JST 売り一巡後は押し目を拾う流れに向かわせる【クロージング】
18日の日経平均は4日ぶりに反発。117.90円高の38079.70円(出来高概算15億2000万株)で取引を終えた。前日の米国株の下落を映して売りが先行し、取引開始直後に37644.91円まで水準を切り下げた。ただ、下値のめどと見られていた75日線まで下げたほか、前日までの3日間で1500円超下落したため、売り一巡後は押し目を拾う流れとなった。前場終盤にかけて買い直され節目の38000円を回復。後場に入っても、プラス圏での推移が続くなか、台湾TSMCの第1四半期決算が市場予想を上回ったことから半導体関連株の一角が値を上げ、日経平均も38216.75円まで上げ幅を広げる場面も見られた。東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1400に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、鉱業、不動産の2業種を除く31業種が上昇。繊維製品、空運、保険、銀行の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、第一三共<4568>、京セラ<6971>が堅調だった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、富士フイルム<4901>が軟調だった。前日の米国市場は、蘭大手半導体製造装置メーカーのASMLの決算が予想よりも弱い結果だったことから、主要株価指数は下落。東京市場も売りが先行して始まり、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。ただ、ASMLの決算内容は前日後場に判明し、先回り的に半導体関連株が売られ織り込んでいただけに売りは続かなかった。また、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイの円建て債の起債規模が判明。外国人投資家の日本株再評価のきっかけになるとの期待が高まり、バフェット氏が保有する商社株や銀行・保険などの金融株にも投資資金が向かったことも相場を支える要因になった。日経平均はひとまず反発したが、米長期金利の上昇が一服したのかは依然として不透明で先行き不安感は拭えない。米国では18日、4月のフィラデルフィア連銀景況指数など複数の経済指標の発表を控えており、市場予想を上回る結果となり米景気の堅調さ示されれば、米国の利下げ後ずれへの思惑が強まることになりそうだ。
<CS>
2024/04/18 16:13