注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:米ドル・円は強含み、152円台半ばまで値を上げる *11:49JST 東京為替:米ドル・円は強含み、152円台半ばまで値を上げる 23日午前の東京市場でドル・円は強含み、152円40銭台で推移。151円82銭から152円49銭まで値を上げている。株安は一服しており、円買いは縮小しているようだ。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.1614ドルから1.1595ドルまで下落。ユーロ・円は反転、176円31銭まで売られた後、176円84銭まで戻す展開。 <MK> 2025/10/23 11:49 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):平河ヒューテ、塩水糖、アドソルなど *11:41JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):平河ヒューテ、塩水糖、アドソルなど 井関農<6310>:2326円(-120円)大幅反落。新たに農林水産大臣となった鈴木憲和氏は前日の就任記者会見において、コメ政策の方向性について「需要に応じた生産が基本だ」との認識を示している。前政権では増産の方針が打ち出されていたが、新政権では軌道修正が図られるとの見方につながっているようだ。同社などはコメ増産政策による農業の機械化進展期待がはやされ、8月以降大きく上昇していたため、先行きの警戒感が強まる形になっているもよう。フューチャー<4722>:2164円(-11円)続落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は117億円で前年同期比1.0%増となり、直近7-9月期は46.1億円で同2.0%減と減益に転じる形になっている。据え置きの通期予想161億円、前期比9.4%増と比較して、やや進捗が鈍いとの見方になっているもよう。ビジネスイノベーション事業の収益が引き続き伸び悩んでいるようだ。なお、安寄り後は下げ渋る動きにもなっている。塩水糖<2112>:516円(+40円)大幅続伸。前日に26年3月期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の21億円から25億円、前期比13.2%減に引き上げ。業務用製品において、インバウンドや観光需要が好調に推移したほか、記録的な猛暑が追い風となって、飲料ユーザー向けなどへの販売も好調に推移しているようだ。上半期決算発表前と早い段階での上方修正を受けて、今後も一段の上振れが意識される状況に。平河ヒューテ<5821>:2381円(+169円)大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、アクシウム・キャピタルの保有比率が5.52%となり、新たに大株主に浮上したことが明らかになっている。保有目的は純投資としている。アクシウムは7月に始動した中小型株投資のファンドであり、これまで、フォスター電機や東京コスモス電機などに投資実績。なお、CEHDも同様にアクシウムの大株主浮上が新たに明らかになっている。アドソル<3837>:1494円(+179円)大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の9.2億円から11億円、前年同期比25.1%増に、通期では19億円から21億円、前期比22.8%増にそれぞれ引き上げ。デジタルデータ活用の新ビジネスの創出に向けたコンサルティングやシステム開発対応が計画を上回っているほか、、契約条件見直しやコンサルなど上流工程シフト進展も利益率上昇につながる。年間配当金も従来計画の37円から41円に引き上げ。Arent<5254>:4290円(+45円)もみ合い。22日の取引終了後に、建築業界における大手企業との共創プロジェクトとして2件の大型案件を受注したことを発表した。どちらも設計・施工領域における業務の自動化や効率化を目的とした開発プロジェクト。受注内容は、A社との共同開発案件が契約規模約3.0~4.0億円の受注で2026年6月期に売上計上予定、B社との共同開発案件が契約規模約3.0~4.5億円の受注で2026年6月期及び2027年6月期に売上計上予定としている(守秘義務により詳細は非開示)。THECOO<4255>:1197円(+108円)急騰。株主優待制度の拡充を発表し、好材料視されている。同社サービス『Fanicon』及び同社がOEMで提供しているファンコミュニティサービスにて利用できるポイントを株主優待として贈呈しているが、ポイント数を変更するとともに、1年以上継続して同社株式を保有している株主に対しては、贈呈するポイント数を更に拡充する。従来の100Point(3200円相当)から、1年未満保有で250 Point(8000円相当)、1年以上保有で300Point(9600円相当)に増額する。ispace<9348>:483円(+8円)続伸。次世代小型ローバー開発に向けたトヨタ自動車による支援を発表した。将来の月ミッションで運用するために現在同社が開発を進める次世代小型探査車(次世代小型ローバー)の概念設計について、技術評価および品質向上の支援を受けるための契約を締結した。今後は、ミッション3以降に自社開発した月面探査車および次世代小型ローバーを月に輸送し、運用を通じて月面走行データ等を取得していく予定で、データサービスを通じて、トヨタ自動車のスペースモビリティ開発に活用されることを期待しているとしている。 <ST> 2025/10/23 11:41 注目トピックス 市況・概況 東京為替:米ドル・円は強含み、152円を挟んだ水準で推移 *09:12JST 東京為替:米ドル・円は強含み、152円を挟んだ水準で推移 23日午前の東京市場でドル・円はやや強含み、152円近辺で推移。151円82銭から152円03銭まで値を上げている。ただ、152円台前半にかけて利益確定を狙った円買い注文が残されているようだ。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.1614ドルから1.1605ドルまで下落。ユーロ・円は下げ渋り、176円51銭から176円31銭まで値を下げたが、176円台半ば近辺まで戻す展開。 <MK> 2025/10/23 09:12 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:アドソルや神戸物産に注目 *09:11JST 個別銘柄戦略:アドソルや神戸物産に注目 昨日22日の米株式市場でNYダウは334.33ドル安の46,590.41ドル、ナスダック総合指数は213.27pt安の22,740.40pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比490円安の48,820円。為替は1ドル=151.90-152.00円。今日の東京市場では、サウジアラムコとの合弁企業の出資比率を引き下げる取引が完了し26年3月期第3四半期に税引前利益約350億円を計上すると発表した住友化<4005>、発行済株式数の2.86%の自社株消却を発表したソフトバンクG<9984>、9月の経常利益が前年同月比3.8倍となった神戸物産<3038>、東証スタンダードでは、26年3月期業績と配当予想を上方修正したアドソル<3837>、26年3月期業績予想を上方修正した塩水糖<2112>、26年3月期業績予想を上方修正した靜甲<6286>、発行済株式数の7.32%上限の自社株買いと買付け委託を発表した三洋工<5958>、米国に子会社を設立すると発表したほぼ日<3560>、東証グロースでは、26年3月期上期業績見込みを上方修正したS&J<5599>、株主優待制度を変更すると発表したTHECOO<4255>、次世代小型探査車(以下次世代小型ローバー)の開発に向けトヨタ自動車<7203>から技術評価と品質向上の支援を受けると発表したispace<9348>などが物色されそうだ。一方、第3四半期累計の営業利益が1.0%増と上期の3.0%増から増益率が縮小したフューチャー<4722>、東証スタンダードでは、上期営業利益が17.7%減で通期予想に対する進捗率が29.5%にとどまったオービーシステム<5576>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/10/23 09:11 注目トピックス 市況・概況 日経平均は770円安、寄り後は下げ幅拡大 *09:10JST 日経平均は770円安、寄り後は下げ幅拡大 日経平均は770円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.36%下落と、ダウ平均(0.71%下落)やナスダック総合指数(0.93%下落)と比べ下落率が大きく、東京市場で半導体関連株などの株価を抑える要因となった。また、新政権発足で目先材料出尽くし感も意識された。一方、引き続き新政権の政策への期待感が株価の支えとなった。また、今後、国内3月決算企業の上期決算発表が増えることから、好業績銘柄への物色意欲が高まりやすく、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。 <SK> 2025/10/23 09:10 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株からバリュー株へシフト~ *08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株からバリュー株へシフト~ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■ハイテク株からバリュー株へシフト■フューチャー、3Q営業利益 1.0%増 117億円■前場の注目材料:三井物産、カナダ新興に出資、コンドミニアムでEVシェア■ハイテク株からバリュー株へシフト23日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、膠着感が強まる相場展開になろう。22日の米国市場はNYダウが334ドル安、ナスダックは213ポイント安だった。前日の取引終了後に予想を下回る決算を発表したネットフリックスの下落が重荷になったほか、中盤にかけ、トランプ米政権が米国製ソフトウエアの対中輸出制限を検討しているとの報道が伝わったことで、対中貿易摩擦の悪化懸念が再燃しハイテク株を中心に売られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比490円安の48820円、円相場は1ドル=151円80銭台で推移している。日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まりそうだ。ネットフリックスの下げは前日の段階で織り込まれているが、トランプ米政権による米国製ソフトウエアの対中輸出制限を検討しているとの一部報道を受けて、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷になりそうだ。昨日はソフトバンクG<9984>の下落に日経平均株価は大きく振らされる形だったが、本日も同社の動向を睨みながらの相場展開になりそうである。一方で、ソフトバンクGに翻弄されるなか、相対的に出遅れていた内需系への資金シフトがみられており、東証プライムの8割近い銘柄が買われていた。高市トレードで半導体やAI関連株に一極集中していた動きからのリバランスが意識されやすく、内需系を中心に押し目買い意欲は強そうである。高市政権は、物価高対策を講じつつ、官民連携での積極投資による「強い経済の実現」を目指しており、政策期待は高まっている。また、海外投資家においても高市政権に対する期待は高いようであり、足元での急ピッチの上昇で買い遅れていたファンドなどは押し目買いを入れてくる可能性はありそうだ。また、米中貿易摩擦への警戒のほか米政府機関の一部閉鎖解除の兆しもみえていないなかで、米国から日本株へのグローバル資金のシフトも意識されてくる可能性が期待されそうである。今後本格化する決算により積極的な売買は手控えられそうだが、バリュー株への見直しに向かわせよう。■フューチャー、3Q営業利益 1.0%増 117億円フューチャー<4722>が発表した2025年12月期第3四半期の連結業績は、売上高が前年同期比6.5%増の552億8200万円、営業利益は同1%増の117億1300万円だった。フューチャーアーキテクトにおいて、金融機関向け勘定系システムである「次世代バンキングシステム」を、昨年に稼働開始した1行目に続き、本年7月に2行目の安定稼働を開始。また、3行目、4行目及び5行目も導入に向けて進捗している。前期第2四半期から損益を連結したリヴァンプの業績が当期において通期寄与する。■前場の注目材料・米原油先物相場は上昇(58.50、+1.26)・米長期金利低下・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・森六<4249>「再生プラ車部品」実装へ、民生品由来で製造・KDDI<9433>ロンドンに新DC、27年度めど・三井物産<8031>カナダ新興に出資、コンドミニアムでEVシェア・日産自<7201>「サクラ」に太陽光システム搭載、モビリティーショーに出展・IDOM<7599>「リメイク車両」の新ブランド・鈴茂器工<6405>象印マホービンと、業務用炊飯器を開発、自動で水量調整・パソナG<2168>ヤンマーHDなどと、食・エネ自給率向上で連携・ACSL<6232>米電波塔会社と覚書・NEC<6701>コートジボワール支援、農業効率化プロ始動・ルネサス<6723>エンコーダー代替、位置センサー量産・東洋紡<3101>カチオン不純物を除去、大塚化学と、抗体薬製造向け分離膜開発・武田薬品<4502>次世代がん治療薬開発、中国バイオと提携・オリンパス<7733>欧にエネルギーデバイス、止血力高い組織切開実現・マルハニチロ<1333>韓国で市販冷食発売、若年層向け輸出強化・近鉄GHD<9041>近鉄エクスプレス、保税倉庫業務を開始、欧ハブ拠点☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし <ST> 2025/10/23 08:44 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か *08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か 本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯を予想する。前日22日のダウ平均は334.33ドル安の46590.41ドル、ナスダックは213.27pt安の22740.40ptで取引を終了した。政府機関の閉鎖が終了する兆しが見られず、警戒感に寄り付き後、下落。その後も、ネットフリックス(NFLX)の下落が重しとなったほか、中盤にかけ、トランプ政権が重要ソフトウエアの対中輸出制限を検討しているとの報道で、対中貿易摩擦の悪化懸念が再燃しハイテク中心に売られ、続落した。終盤にかけ下げを拡大し、終了。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は売り買い交錯を予想する。米株安の流れを受け、朝方は売り先行での始まりが予想される。一方、昨日は出遅れ感に着目した買いやセクターローテーションの動きが観測されるなど、流れが変わりつつある。日足パラボリックの陽転(740pt)を射程圏に入れており、条件が揃えば買い手優位となる可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt安の732ptで終えている。上値のメドは740pt、下値のメドは725ptとする。 <SK> 2025/10/23 08:05 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想 *07:59JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想 ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円43銭(2024/7/11)まで上昇。さらに、高市氏の自民総裁就任を受けて177円86銭(2025/10/8)まで一段高となった。日本の政治不安はひとまず緩和されたが、米中関係の悪化が警戒されており、新たなユーロ買い材料が提供されない場合、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・欧州の政治不安・米長期金利の高止まり・ウクライナ戦争の継続【ユーロ買い要因】・米国の追加利下げ観測・ウクライナ戦争の終結期待・米政府機関の一部閉鎖 <CS> 2025/10/23 07:59 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米中関係の悪化を警戒してリスク選好的な円売り抑制も *07:54JST 今日の為替市場ポイント:米中関係の悪化を警戒してリスク選好的な円売り抑制も 22日のドル・円は、東京市場では151円96銭から151円49銭まで下落。欧米市場では152円05銭まで買われた後、151円51銭まで下げたが、151円96銭で取引終了。本日23日のドル・円は主に152円を挟んだ水準で推移か。米中関係の悪化が警戒されており、リスク選好的な円売りは抑制される可能性がある。10月22日の米国株式市場では、トランプ米政権が米国製ソフトウエアを使用した製品の中国への輸出制限を検討しているとの一部報道を受けて主要株価指数はさえない動きとなった。関係筋によると、新たな輸出規制は、ノートパソコンからジェットエンジンに至るまで幅広い品目を対象としており、中国によるレアアース(希土類)輸出規制への報復措置として検討されているようだ。市場参加者の間からは「通商問題を巡って米中関係がさらに悪化する可能性は排除できない」との声が聞かれている。外為市場参加者の間では「リスク選好的な為替取引は当面減少する」との見方も出ている。 <CS> 2025/10/23 07:54 注目トピックス 市況・概況 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは334ドル安、米中貿易摩擦の悪化懸念が再燃 *07:40JST 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは334ドル安、米中貿易摩擦の悪化懸念が再燃 ■NY株式:NYダウは334ドル安、米中貿易摩擦の悪化懸念が再燃米国株式市場は下落。ダウ平均は334.33ドル安の46590.41ドル、ナスダックは213.27ポイント安の22740.40で取引を終了した。政府機関の閉鎖が終了する兆しが見られず、警戒感に寄り付き後、下落。その後も、ネットフリックス(NFLX)の下落が重しとなったほか、中盤にかけ、トランプ政権が重要ソフトウエアの対中輸出制限を検討しているとの報道で、対中貿易摩擦の悪化懸念が再燃しハイテク中心に売られ、続落した。終盤にかけ下げを拡大し、終了。セクター別では不動産管理・開発が上昇した一方、テクノロジー・ハード・機器が下落した。ホテルチェーン経営のヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス(HLT)は通期のEBITA(利息、税金、減価償却費を差し引く前の利益)見通しを引き上げ、上昇。地銀のウエスタン・アライアンス・バンコープ(WAL)は第3四半期決算で、1株当たり利益、純利息収入が予想を上回ったほか、融資を巡るさらなる不正は見られなかったとの言及を受け安心感に上昇。商業銀行のキャピタル・ワン・ファイナンシャル(COF)は第3四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、160億ドル規模の自社株買い計画を発表し、上昇。玩具メーカーのマテル(MAT)はトランプ政権による関税策を巡る不透明感が響き、第3四半期の売上が予想を下回り、売られた。動画配信のネットフリックス(NFLX)は第3四半期決算でブラジル当局との税務問題が利益を圧迫したほか、投資家の今後の成長懸念が強まり、下落。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)は第3四半期決算で1株当たり利益、第4四半期の見通しが予想を下回り、下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は取引終了後に第3四半期決算を発表。フリーキャッシュフローが予想を大幅に上回ったが、調整後の1株当たり利益が予想下回り、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米中関係の緊迫化懸念が再燃、リスクオフ22日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円05銭まで上昇後、151円51銭まで反落し、151円96銭で引けた。米長期金利の上昇に伴いドル買いが優勢となった。その後、米トランプ政権が米国製ソフトウエア製品の中国輸出制限を検討と報じられ、米中関係の緊迫化懸念が再燃し、リスク回避の円買い、ドル売りが強まった。ユーロ・ドルは1.1577ドルまで下落後、1.1622ドルまで上昇し、1.1610ドルで引けた。ユーロ・円は175円77銭まで下落後、176円43銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3310ドルへ下落後、1.3376ドルまで上昇した。英9月CPI予想外の鈍化で利下げ観測を受けたポンド売りが強まったのち、英国がロンドンの住宅建設加速するための緊急措置を計画との報道で買戻しが強まった。ドル・スイスは0.7974フランへ上昇後、0.7949フランまで下落した。■NY原油:大幅高で58.50ドル、在庫減少などを背景に調整的な買いが強まるNY原油先物12月限は大幅高(NYMEX原油12月限終値:58.50 ↑1.26)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+1.26ドル(+2.20%)の58.50ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは57.34-59.83ドル。需要減少の思惑は後退しており、原油在庫は減少していることから、ポジション調整的な買いが活発となった。通常取引終了後の時間外取引で59.83ドルまで値上り。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  51.10ドル   -0.42ドル(-0.81%)モルガン・スタンレー(MS) 158.12ドル  -1.11ドル(-0.69%)ゴールドマン・サックス(GS)744.60ドル  -14.38ドル(-1.89%)インテル(INTC)        36.92ドル   -1.20ドル(-3.14%)アップル(AAPL)        258.45ドル  -4.32ドル(-1.64%)アルファベット(GOOG)    252.53ドル  +1.19ドル(+0.47%)メタ(META)           733.41ドル  +0.14ドル(+0.01%)キャタピラー(CAT)      513.91ドル  -10.74ドル(-2.04%)アルコア(AA)         35.65ドル   -1.58ドル(-4.24%)ウォルマート(WMT)      107.14ドル  +0.92ドル(+0.86%) <ST> 2025/10/23 07:40 注目トピックス 市況・概況 NY原油:大幅高で58.50ドル、在庫減少などを背景に調整的な買いが強まる *07:33JST NY原油:大幅高で58.50ドル、在庫減少などを背景に調整的な買いが強まる NY原油先物12月限は大幅高(NYMEX原油12月限終値:58.50 ↑1.26)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+1.26ドル(+2.20%)の58.50ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは57.34-59.83ドル。需要減少の思惑は後退しており、原油在庫は減少していることから、ポジション調整的な買いが活発となった。通常取引終了後の時間外取引で59.83ドルまで値上り。 <CS> 2025/10/23 07:33 注目トピックス 市況・概況 NY金:弱含みで4065.40ドル、調整的な戻り売りが増える *07:30JST NY金:弱含みで4065.40ドル、調整的な戻り売りが増える NY金先物12月限は弱含み(COMEX金12月限終値:4065.40 ↓43.70)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-43.70ドル(-1.06%)の4065.40ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは4021.20-4175.00ドル。アジア市場で4021.20ドルまで下げた後、4175.00ドルまで戻したが、ポジション調整的な戻り売りが増えたことで伸び悩んだ。米国市場の中盤にかけて4025.10ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では主に4105ドルを挟んだ水準で推移。 <CS> 2025/10/23 07:30 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米中関係の緊迫化懸念が再燃、リスクオフ *06:40JST NY為替:米中関係の緊迫化懸念が再燃、リスクオフ 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円05銭まで上昇後、151円51銭まで反落し、151円96銭で引けた。米長期金利の上昇に伴いドル買いが優勢となった。その後、米トランプ政権が米国製ソフトウエア製品の中国輸出制限を検討と報じられ、米中関係の緊迫化懸念が再燃し、リスク回避の円買い、ドル売りが強まった。ユーロ・ドルは1.1577ドルまで下落後、1.1622ドルまで上昇し、1.1610ドルで引けた。ユーロ・円は175円77銭まで下落後、176円43銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3310ドルへ下落後、1.3376ドルまで上昇した。英9月CPI予想外の鈍化で利下げ観測を受けたポンド売りが強まったのち、英国がロンドンの住宅建設加速するための緊急措置を計画との報道で買戻しが強まった。ドル・スイスは0.7974フランへ上昇後、0.7949フランまで下落した。 <MK> 2025/10/23 06:40 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:加小売売上高、米中古住宅販売件数、欧ユーロ圏消費者信頼感指数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:加小売売上高、米中古住宅販売件数、欧ユーロ圏消費者信頼感指数など <国内>08:50 対外・対内証券投資(先週)15:00 金融システムレポート(25年10月号、日本銀行)連合が2026春季生活闘争(春闘)基本構想を公表サイバーソリューションズが東証グロースに新規上場(公開価格:1380円)<海外>10:00 中・SWIFTグローバル支払い元建て(9月)  2.93%20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)  0.45%20:00 トルコ・中央銀行が政策金利発表 40.50% 40.50%21:30 加・小売売上高(8月) 1.0% -0.8%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)23:00 米・中古住宅販売件数(9月) 408万件 400万件23:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(10月) -14.5 -14.9韓・中央銀行が政策金利発表 2.50% 2.50%欧・EU首脳会議注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/10/23 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは334ドル安、米中貿易摩擦の悪化懸念が再燃 *05:36JST NY株式:NYダウは334ドル安、米中貿易摩擦の悪化懸念が再燃 米国株式市場は下落。ダウ平均は334.33ドル安の46590.41ドル、ナスダックは213.27ポイント安の22740.40で取引を終了した。政府機関の閉鎖が終了する兆しが見られず、警戒感に寄り付き後、下落。その後も、ネットフリックス(NFLX)の下落が重しとなったほか、中盤にかけ、トランプ政権が重要ソフトウエアの対中輸出制限を検討しているとの報道で、対中貿易摩擦の悪化懸念が再燃しハイテク中心に売られ、続落した。終盤にかけ下げを拡大し、終了。セクター別では不動産管理・開発が上昇した一方、テクノロジー・ハード・機器が下落した。ホテルチェーン経営のヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス(HLT)は通期のEBITA(利息、税金、減価償却費を差し引く前の利益)見通しを引き上げ、上昇。地銀のウエスタン・アライアンス・バンコープ(WAL)は第3四半期決算で、1株当たり利益、純利息収入が予想を上回ったほか、融資を巡るさらなる不正は見られなかったとの言及を受け安心感に上昇。商業銀行のキャピタル・ワン・ファイナンシャル(COF)は第3四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、160億ドル規模の自社株買い計画を発表し、上昇。玩具メーカーのマテル(MAT)はトランプ政権による関税策を巡る不透明感が響き、第3四半期の売上が予想を下回り、売られた。動画配信のネットフリックス(NFLX)は第3四半期決算でブラジル当局との税務問題が利益を圧迫したほか、投資家の今後の成長懸念が強まり、下落。半導体メーカーのテキサス・インスツルメンツ(TXN)は第3四半期決算で1株当たり利益、第4四半期の見通しが予想を下回り、下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は取引終了後に第3四半期決算を発表。フリーキャッシュフローが予想を大幅に上回ったが、調整後の1株当たり利益が予想下回り、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2025/10/23 05:36 注目トピックス 市況・概況 10月22日のNY為替概況 *04:00JST 10月22日のNY為替概況 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円05銭まで上昇後、151円50銭まで反落し、引けた。米長期金利の上昇に伴いドル買いが優勢となった。その後、米トランプ政権が米国製ソフトウエア製品の中国輸出制限を検討と報じられ、米中関係の緊迫化懸念が再燃し、リスク回避の円買い、ドル売りが強まった。ユーロ・ドルは1.1577ドルまで下落後、1.1622ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は175円77銭まで下落後、176円39銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3310ドルへ下落後、1.3376ドルまで上昇した。英9月CPI予想外の鈍化で利下げ観測を受けたポンド売りが強まったのち、英国がロンドンの住宅建設加速するための緊急措置を計画との報道で買戻しが強まった。ドル・スイスは0.7974フランへ上昇後、0.7949フランまで下落した。[経済指標]・特になし <KY> 2025/10/23 04:00 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]OP売り、レンジ相場で *03:32JST [通貨オプション]OP売り、レンジ相場で ドル・円オプション市場で変動率は低下。レンジ相場観測にオプション売りが優勢となった。リスクリバーサルはまちまち。1カ月物でドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが強まったが、中長期物では円先安観に伴う円プット買いが勝った。■変動率・1カ月物9.15%⇒9.0%(08年=31.044%)・3カ月物9.13%⇒9.07%(08年=31.044%)・6カ月物9.29%⇒9.27%(08年=23.92%)・1年物9.43%⇒9.42%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.57%⇒+0.60%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+0.67%⇒+0.66%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.63%⇒+0.60%(08年10/27=+10.70%)・1年物+0.53%⇒+0.50%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2025/10/23 03:32 注目トピックス 市況・概況 NY外為:リスクオフ強まる、米中関係悪化を警戒、トランプ政権がソフトウエア製品の中国輸出制限を検討との報 *01:59JST NY外為:リスクオフ強まる、米中関係悪化を警戒、トランプ政権がソフトウエア製品の中国輸出制限を検討との報 NY外為市場では米中貿易摩擦を警戒したリスク回避の動きが強まった。トランプ政権が米国製ソフトウエア製品の中国輸出制限を検討と報じられた。米中首脳会談を控え、関係緊迫化が警戒される。ドル・円は152円05銭の高値から151円51銭まで反落。ユーロ・円は176円38銭から176円05銭へ反落した。ポンド・円は203円06銭から202円60銭へ反落した。 <KY> 2025/10/23 01:59 注目トピックス 市況・概況 NY外為:BTC反落、再び200DMA試す、リスク資産売り *00:31JST NY外為:BTC反落、再び200DMA試す、リスク資産売り 暗号通貨のビットコイン(BTC)は反落し、10.7万ドル台で推移した。材料乏しい中、政府機関閉鎖の長期化や米中通商交渉を巡る警戒感が払しょくせず、リスク資産が売られた。重要な節目となる200日移動平均水準(DMA)の10.8万ドルを再び試す展開となった。 <KY> 2025/10/23 00:31 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ポンド売り一服、英9月CPI予想外の鈍化で年内の利下げ観測強まる *23:31JST NY外為:ポンド売り一服、英9月CPI予想外の鈍化で年内の利下げ観測強まる NY外為市場でポンド売りが一段落した。英国の9月消費者物価指数(CPI)の予想外の鈍化で、年内の利下げ観測が強まったため欧州市場ではポンド売りが加速した。英中銀のベイリー総裁がプライベート市場に懸念を表明したことも売り材料になったと見られる。その後は、売りの勢いが失速しつつある。ポンド・ドルは1.3310ドルまで下落後、1.3350ドルまで反発。ポンド・円は欧州市場で201円93銭まで下落後、202円80銭まで上昇した。ユーロ・ポンドは0.8698ポンドまで上昇後、0.8685ポンドまで下落した。 <KY> 2025/10/22 23:31 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル続伸、米長期金利上昇で *22:10JST NY外為:ドル続伸、米長期金利上昇で NY外為市場でドルは続伸した。米長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。米10年債利回りは3.945%から3.972%まで上昇。ドル・円は151円80銭近辺から151円97銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.1590ドルから1.1577ドルまで下落、ポンド・ドルは1.3340ドルから1.3310ドルまで下落した。 <KY> 2025/10/22 22:10 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は変わらず、材料難で様子見 *20:06JST 欧州為替:ドル・円は変わらず、材料難で様子見 欧州市場でドル・円は151円80銭を挟んでもみ合う展開で、ほぼ変わらずの値動き。欧州株式市場と米株式先物で主要指数は高安まちまちとなり、円売りは抑制されている。一方、ドルは上値の重さが意識され、152円を上抜けるには材料が乏しい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円63銭から151円90銭、ユ-ロ・円は175円87銭から176円14銭、ユ-ロ・ドルは1.1589ドルから1.1601ドル。 <TY> 2025/10/22 20:06 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は小動き、米金利は低迷 *19:32JST 欧州為替:ドル・円は小動き、米金利は低迷 欧州市場でドル・円は小動きとなり、151円80銭を挟んでもみ合う展開が続く。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測で米10年債利回りは低迷し、ドル買いは入りづらい。一方、欧州株式市場で主要指数は高安まちまちで、円買いは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円63銭から151円90銭、ユ-ロ・円は175円87銭から176円14銭、ユ-ロ・ドルは1.1589ドルから1.1601ドル。 <TY> 2025/10/22 19:32 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、上値の重さを意識 *18:29JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、上値の重さを意識 欧州市場でドル・円は伸び悩み。夕方にかけて151円90銭まで上昇したが、節目の152円付近の売り売りが強まり151円63銭まで下落。一方、欧州株式市場で主要指数は高安まちまちとなり円買いは抑制されたが、ドルは上値の重さが意識されやすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円63銭から151円90銭、ユ-ロ・円は175円87銭から176円14銭、ユ-ロ・ドルは1.1589ドルから1.1601ドル。 <TY> 2025/10/22 18:29 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル: 3日ぶり小反落、25日線比で過熱解消進む *18:15JST 日経平均テクニカル: 3日ぶり小反落、25日線比で過熱解消進む 22日の日経平均は3営業日ぶりに小反落した。5日移動平均線を下回って一時702.36円安まで伸びた長い下ヒゲを回収し、ローソク足は小陽線で終了。下値での買い需要を確認する形となった。5日や25日など各移動平均線は本日も上向きをキープしており、上昇トレンド継続が予想される。本日まで直近3日の25日線との上方乖離率は6.32%→6.15%→5.72%と縮小が続いており、日柄調整による25日線比での過熱感解消が順調に進んでいる。 <CS> 2025/10/22 18:15 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、152円を意識 *17:29JST 東京為替:ドル・円は戻りが鈍い、152円を意識 22日の東京市場でドル・円は戻りが鈍い。日経平均株価の下げ幅拡大で円買いが強まった場面で、151円95銭から151円49銭まで下落。午後は日銀の早期追加利上げ観測の後退により円買い縮小で持ち直したが、夕方は152円を意識した売りが戻りを抑えた。・ユ-ロ・円は175円86銭から176円37銭まで上昇。・ユ-ロ・ドルは1.1615ドルから1.1590ドルまで値を下げた。・日経平均株価:始値49,252.03円、高値49,458.28円、安値48,613.70円、終値49,307.79円(前日比8.27円安)・17時時点:ドル・円151円60-70銭、ユ-ロ・円175円90-00銭【経済指標】・日・9月貿易収支:-2346億円(予想:+305億円、8月:-2428億円)・英・9月消費者物価指数:前年比+3.8%(予想:+4.0%、8月:+3.8%)・南ア・9月消費者物価指数:前年比+3.4%(予想:+3.5%、8月:+3.3%)【要人発言】・片山財務相「為替動向への具体的コメントは控える」「財政規律が必要ないという議論は一度もしたことがない」「日銀の金融政策、上げ下げについて申し上げることはない」「責任ある積極財政の下で経済再生と財政健全化の両立を図る」・城内経済財政相「日銀には2%目標の持続・安定的実現に向けた金融政策運営を期待」「日銀法4条に政府と日銀は緊密に意思疎通をすると書いている」「財政規律を念頭に置き、責任ある積極財政で強い経済を実現」 <TY> 2025/10/22 17:29 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米インフレ指標や日銀政策を注視 *17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米インフレ指標や日銀政策を注視 22日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。米国の政策運営の不透明感に変わりはないが,インフレ加速の思惑からドルは売りづらい。また、日銀の追加利上げ観測は後退し、円売りがドルをサポートしそうだ。前日の取引でユーロ売り・ドル買いのフローが強まり、ユーロ・ドルは1.1620ドル台から1.1590ドル台に値を下げた。一方、欧米市場でも高市政権発足が材料視され円売り地合いとなり、ドル・円は一時152円10銭台に、ユーロ・円は176円60銭台に浮上する場面があった。本日アジア市場で円売りは一服。また、日経平均株価は下げ幅を拡大し、円買いに振れた。ただ、ドル・円は151円半ばから後半を維持し、底堅さも目立つ。この後の海外市場は重要イベントが予定されておらず、米金利が手がかりとなろう。米政府機関の一部閉鎖問題が収束に向かうとの見方から、ドルに買いが入りやすい。また、週末発表の米消費者物価指数(CPI)が高止まりを示すと予想され、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げ観測からドルは売りづらい。一方、高市政権の緩和的な政策方針が意識されるほか、日銀による今月の追加利上げ観測は後退し、円売りもドルを支える。【今日の欧米市場の予定】・17:00 南アフリカ・9月消費者物価指数(予想:前年比+3.5%、8月:+3.3%) <CS> 2025/10/22 17:25 注目トピックス 市況・概況 ソフトバンクGが重荷もバリュー株の上昇が目立つ【クロージング】 *16:51JST ソフトバンクGが重荷もバリュー株の上昇が目立つ【クロージング】 22日の日経平均は3日ぶりに小反落。8.27円安の49307.79円(出来高概算23億3000万株)で取引を終えた。高市政権発足でいったん材料出尽くし感が台頭、利食い売りが先行して始まった。また、前日の米国市場でハイテク株の一角が売られたことも重荷になった。前場中盤には48613.70円まで水準を切り下げ、49000円台を割り込む場面もみられた。ただし、ソフトバンクG<9984>の下落の影響が大きく、全体としては値上がり銘柄が多く、同社が下げ幅を縮めたことで後場には49458.28円まで上値を伸ばす場面があった。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が1300に迫り、全体の7割超を占めた。セクター別では、輸送用機器、建設、繊維製品、小売など26業種が上昇。一方、情報通信、非鉄金属、銀行、証券商品先物など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>が堅調だった半面、ソフトバンクG、アドバンテス<6857>、コナミG<9766>が軟調だった。ソフトバンクGの下落率は一時10%を超え、日経平均に与えるインパクトは500円を超える場面もあった。同社の急落を受けて先物市場でも売り仕掛け的な動きが強まったようである。ただし、同社以外は堅調な値動きをみせており、人工知能(AI)関連株を中心に利益確定の売りが入る一方で、相対的に出遅れていた内需系などに資金が向かうなど、高市政権に対する期待感からの買い意欲の強さが窺えた。また、きょうは国内大手運用会社による投信の設定があり、割安株中心のポートフォリオとみられ、自動車や商社といったバリュー株には値を上げる銘柄が目立ったとの見方もあった。きょうの相場はソフトバンクGの急落の影響であり、直近の上昇ピッチは速かったものの、相場全体では含み益を得ている投資家が多いとされ、依然としてリスク選好に変化はないとの見方もできる。AI関連株からバリュー株に物色の矛先が切り替わる兆しが見え始めており、循環物色が続くのか注目されるところだ。 <CS> 2025/10/22 16:51 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価底堅く警戒感は緩和 *16:35JST 日経VI:低下、株価底堅く警戒感は緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は22日、前日比-0.61(低下率2.03%)の29.45と低下した。なお、高値は30.91、安値は25.65。今日の日経225先物は上昇して始まったが、日経225先物は高値警戒感があることに加え、新政権が発足したことから材料出尽くし感が意識され、取引開始後は下げに転じ、日経VIは朝方は上昇する場面があった。しかし、株価が売り一巡後に再び上昇に転じるなど底堅い動きとなったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/10/22 16:35 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:出遅れ物色とセクターローテーションで反発 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:出遅れ物色とセクターローテーションで反発 10月22日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比15pt高の734pt。なお、高値は739pt、安値は721pt、日中取引高は3587枚。前日21日の米国市場のダウ平均は続伸。ハイテクが重しとなり寄り付き後、まちまち。ダウは主要企業の好決算を好感した買いが続き、続伸した。中盤にかけ、トランプ大統領が中国主席との会談が実現しない可能性に言及すると対中通商合意期待の後退で、ハイテク中心に売られ相場は失速。ダウは終盤にかけても堅調に推移し過去最高値を更新し、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比9pt高の728ptからスタートした。高市政権発足による材料出尽くし感で朝方は弱い場面があったものの、徐々に買いが集まり、上げ幅を拡大。悪材料のないまま調整を強いられていた感もあり、出遅れ感に着目した投資家の関心が集まる格好となった。午後に入ってからも、セクターローテーションと思われる循環資金が集まり、引けにかけても堅調に推移。大幅反発となる734ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やコンヴァノ<6574>などが上昇した。 <SK> 2025/10/22 16:30

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