注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、厚めの資金供給を続けていることもプラス
*10:17JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、厚めの資金供給を続けていることもプラス
【ブラジル】ボベスパ指数 103713.45 +1.89%30日のブラジル株式市場は5日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1920.93ポイント高(+1.89%)の103713.45で取引を終了した。101,795.79から104,085.40まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、欧米金融不安の緩和も買い安心感を与えた。国内では、歳入の増加期待に伴う財政支出の拡大観測が支援材料となった。ルーラ政権は任期中に財政赤字目標の調整を通じて財政支出を拡大させる方針だとみられている。【ロシア】MICEX指数 2465.93 +0.21%30日のロシア株式市場は5日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比5.06ポイント高(+0.21%)の2465.93で取引を終了した。2450.46から2467.97まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油や海外株の同時高が支援材料となり、ロシア株にも買いが広がった。また、欧米金融不安の緩和も買い安心感を与えた。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3261.25 +0.65%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.19ポイント高(+0.65%)の3261.25ポイントと5日ぶりに反発した。前日までの続落を受け、ひとまず買い戻しが先行する流れ。中国人民銀行(中央銀行)が今週に入り、厚めの資金供給を続けていることもプラスだ。人民銀は30日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で1750億人民元を市中供給。先週は吸収超だったが、今週は本日までに累計で差引6290億人民元を供給している。ただ、上値は重い。中国の経済情勢や企業業績の動向を見極めたいとするスタンスが強まっているほか、米中対立の警戒感もくすぶっている。指数は安く推移する場面もみられた。
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2023/03/31 10:17
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、アジア市場の上昇を受け
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、アジア市場の上昇を受け
【ブラジル】ボベスパ指数 101792.52 +0.60%29日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比607.43ポイント高(+0.60%)の101792.52で取引を終了した。100247.89から102213.27まで上昇した。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。財政支出の拡大期待が好感され、買いが継続。地元メディアによると、ルーラ政権は任期中に財政赤字目標の調整を通じて財政支出を拡大させる方向で向かわせる計画だという。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。【ロシア】MICEX指数 2460.87 +0.76%29日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比18.68ポイント高(+0.76%)の2460.87で取引を終了した。2437.52から2468.48まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。政府が内外の投資を促進する姿勢を示したことが好感された。また、欧米の金融不安がいったん緩和されていることや欧米株の上昇なども買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 57960.09 +0.60%29日のインドSENSEX指数は小反発。前日比346.37ポイント高(+0.60%)の57960.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同129.00ポイント高(+0.76%)の17080.70で取引を終えた。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。アジア市場の上昇を受け、インド株も買いが広がった。また、欧米の金融不安がいったん緩和されていることも好感された。ほかに、景気対策への期待などが対象セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3240.06 -0.16%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.32ポイント(0.16%)安の3240.06ポイントと小幅ながら4日続落した。様子見ムードが漂う流れ。主要企業の決算報告が進んでいるほか、今週31日には、今年3月の中国製造業PMIが公表される。業績動向や、経済情勢を見極めたいとするスタンスが上値を重くした。米中対立の懸念もくすぶる。米政府は28日、イスラム系少数民族ウイグル族の弾圧に関与したとして、新たに中国企業5社を米商務省が作成する事実上の禁輸リスト「エンティティー・リスト」に追加した。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給継続などを好感し、指数は小高く推移する場面もあった。
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2023/03/30 10:00
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、欧州市場の上昇や米金融不安の緩和などが支援材料
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、欧州市場の上昇や米金融不安の緩和などが支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 101185.09 +1.52%28日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1514.62ポイント高(+1.52%)の101185.09で取引を終了した。99488.19から101559.17まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。欧州市場の上昇が好感され、ブラジル市場にも買いが広がった。また、欧米の金融不安がいったん緩和されていることも引き続き支援材料。ほかに、原油など商品市況の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2442.19 +0.06%28日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比1.51ポイント高(+0.06%)の2442.19で取引を終了した。2421.39から2458.37まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。欧州市場の上昇や米金融不安の緩和などが支援材料となった。一方、指数の上値は重い。世界景気の先行き不透明感が払しょくされていないことが引き続き圧迫材料となった。また、欧米による対ロ制裁の追加懸念も足かせとなった。【インド】SENSEX指数 57613.72 -0.07%28日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比40.14ポイント安(-0.07%)の57613.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.00ポイント安(-0.20%)の16951.70で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。景気の減速観測が指数の足かせ。S&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想を6%に据え置いた。予想通りなら2022年度の成長率7.0%(予想)を下回る見通しだ。23年度のインフレ予想は前年度の6.8%(予想)から5.0%に鈍化。S&Pは、24年度-26年度の成長率について、平均で7.0%になるとの見方を示した。【中国本土】上海総合指数 3245.38 -0.19%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.02ポイント安(-0.19%)の3245.38ポイントと3日続落した。中国景気の先行き不安が懸念される流れ。前日公表された中国工業-企業の今年1-2月利益総額は前年同期比で22.9%減少し、昨年通年の4.0%減から減少率が拡大した。決算報告した主要企業の一部で業績不振が明らかとなり、これから発表が続く企業決算に対する警戒感が強まっている。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスなどを手がかりに、指数は小高く推移していたものの、終盤に入りマイナスに転じた。今週31日に、今年3月の中国製造業PMIが公表されることも気がかり材料として意識されている。
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2023/03/29 09:57
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、経済指標の改善が好感
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、経済指標の改善が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 99670.47 +0.85%27日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比841.20ポイント高(+0.85%)の99670.47で取引を終了した。98833.08から99996.57まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。経済指標の改善が好感された。3月のFGV消費者信頼感指数は前月の84.5から87.0まで上昇。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。ほかに、欧米金融不安の緩和が買い安心感を与えた。【ロシア】MICEX指数 2440.68 +2.06%27日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比49.15ポイント高(+2.06%)の2440.68で取引を終了した。2400.84から2440.68まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の好決算や配当発表などが支援材料。また、原油価格の大幅上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。外部環境では、欧米金融不安がいったん緩和されていることが買い安心感を与えた。【インド】SENSEX指数 57653.86 +0.22%27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比126.76ポイント高(+0.22%)の57653.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.65ポイント高(+0.24%)の16985.70で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。欧米金融システム不安がいったん緩和されていることが買い安心感を与えた。また、政府が輸出支援策の適用対象を拡大していることも関連銘柄の物色手掛かり。国内メディアによると、支援策となるRoDTEPスキームの適用対象は18品目まで拡大されているという。このほか、外貨準備高の増加が好感された。3月24日まで1週間の外貨準備高は6週ぶりの高水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3251.40 -0.44%週明け27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.26ポイント安(-0.44%)の3251.40ポイントと続落した。企業業績の不透明感が投資家心理を重くしている。朝方公表された中国工業企業の利益総額は今年1-2月に前年同期比で22.9%減少し、昨年通年の4.0%減から減少率が拡大した。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国人民銀行(中央銀行)が再び資金供給に舵を切ったことはプラスだ。人民銀は27日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で2550億人民元を市中供給している。先週は週間で、差引1130億人民元を市中から引き揚げていた。
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2023/03/28 09:54
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶり反落、欧米の金融不安が根強い
*10:56JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶり反落、欧米の金融不安が根強い
【ブラジル】ボベスパ指数 97926.34 -2.29%23日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2294.29ポイント安(-2.29%)の97926.34で取引を終了した。101125.76から96996.84まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安がブラジル株の圧迫材料となった。また、米利上げの実施や金利の高止まりなども引き続き嫌気された。一方、航空関連銘柄などの上昇が指数を下支えした。【ロシア】MICEX指数 2388.35 -0.23%23日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比5.53ポイント安(-0.23%)の2388.35で取引を終了した。2396.50から2379.88まで下落した。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。米利上げの実施が外資の流出懸念を強めた。また、通貨ルーブル高も輸出銘柄の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。中国景気の持ち直し観測や中国の習近平国家主席がロシアを訪問していることなど引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 57925.28 -0.50%23日のインドSENSEX指数は3日ぶり反落。前日比289.31ポイント安(-0.50%)の57925.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同75.00ポイント安(-0.44%)の17076.90で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。米利上げの実施を受け、外資の流出懸念が強まった。また、内外の景気不透明感が解消されていないことや、欧米の金融不安が根強いことなども引き続き圧迫材料となった。ほかに、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3286.65 +0.64%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.90ポイント高(+0.64%)の3286.65ポイントと3日続伸した。約3週ぶりの高値水準を回復している。中国景気の持ち直しが期待される流れ。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンス強化、当局の産業支援に対する期待感が引き続き相場の支えとなっている。政策で恩恵を受けやすい銘柄群が物色された。外部動向の不透明感で売り先行したものの、下値は堅く、指数は終盤に入り上昇の勢いを増している。
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2023/03/24 10:56
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、連日の上昇で高値警戒感が強まる
*09:41JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反落、連日の上昇で高値警戒感が強まる
【ブラジル】ボベスパ指数 100220.63 -0.77%22日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比777.50ポイント安(-0.77%)の100220.63で取引を終了した。101,887.72から100,128.79まで下落した。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米金融不安が再び高まっていることが警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、金利の高止まりに伴う景気の回復遅れ懸念なども引き続き圧迫材料。なお、ブラジル中央銀行はきょう23日日本時間未明、政策金利であるセリック金利を予想通り13.75%に据え置くと発表。一方、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【ロシア】MICEX指数 2393.88 -0.18%22日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比4.27ポイント安(-0.18%)の2393.88で取引を終了した。2398.76から2374.46まで下落した。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、デフレ懸念の高まりなども足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。中国の習近平国家主席がロシアを訪問していることが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 58214.59 +0.24%22日のインドSENSEX指数は続伸。前日比139.91ポイント高(+0.24%)の58214.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.40ポイント高(+0.26%)の17151.90で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株高が好感され、インド市場も買いが先行。また、欧米の金融不安がいったん後退していることも支援材料となった。国内では、インフラへの財政支出が4.5兆ルピーになるとの見通しが同セクターの物色手掛かり。また、2023年の給与引き上げ率が2ケタを維持するとの見方も消費の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3265.75 +0.31%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.10ポイント高(+0.31%)の3265.75ポイントと続伸した。中国景気の持ち直し期待が相場を支える流れ。内需の弱さが指摘される中、当局が景気テコ入れスタンスを強めていることが引き続き好感されている。米金融システム不安が後退し、昨夜の海外市場で主要株価指数が軒並み上昇したこともプラスだ。ただ、上値は重い。ロシアや台湾、半導体などを巡り、米中対立の警戒感がくすぶっている。米商務省は21日、国内半導体企業に対し、中国やロシアなどとの取引を規制する法案の詳細を公表した。
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2023/03/23 09:41
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反発、海外株高が支援材料
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反発、海外株高が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 100998.13 +0.08%21日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比75.24ポイント高(+0.08%)の100998.13で取引を終了した。100922.79から101670.35まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。海外株高が支援材料。また、欧米の金融不安がいったん後退していることも引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安がブラジル株の圧迫材料となった。また、財政不安が払しょくされていないことも引き続き足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2398.15 +0.04%21日のロシアは3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比0.99ポイント高(+0.04%)の2398.15で取引を終了した。2383.08から2431.23まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外市場の上昇も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや強まった。【インド】SENSEX指数 58074.68 +0.77%21日のインドSENSEX指数は反発。前日比445.73ポイント高(+0.77%)の58074.68、ナショナル証券取引所の主要50社株指数ニフティは同119.10ポイント高(+0.70%)の17107.50で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米金融システム不安がいったん後退していることが投資家の不安心理を緩和させた。また、インフレ率が向こう数カ月は鈍化するとの予想も追加の利上げ懸念を後退させた。財務省は20日、世界経済の悪化にもかかわらず、2022年度のインド経済が7.0%の成長が可能だとの見方を示した。良好な企業財務状況がマクロ経済の安定性をもたらすと指摘した。【中国本土】上海総合指数 3255.65 +0.64%21日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比20.74ポイント高(+0.64%)の3255.65ポイントと反発した。海外株高が支えとなる流れ。昨夜の欧米市場では、過度な金融システム不安が後退し、主要株価指数が軒並み上昇している。また、内需の弱さが指摘される中、当局の景気テコ入れ策に対する期待感も高まる状況だ。中国人民銀行(中央銀行)は17日、預金準備率を0.25%引き下げると発表している(27日付で実施)。ただ、上値は限定的。上述したように当局は緩和スタンスを強めているものの、流動性はタイトなままだ。21日の中国銀行間市場で翌日物レポ金利は、この2年内の最高水準で推移している。市場の一部からは、更に景気対策が打ち出される――との見方も流れた。
<CS>
2023/03/22 09:57
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、外部環境の改善が買い安心感を誘う流れ
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、外部環境の改善が買い安心感を誘う流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 101981.53 -1.40%17日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1453.12ポイント安(-1.40%)の101981.53で取引を終了した。103433.65から101633.65まで下落した。小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみあった。失業率の上昇が警戒され、景気の一段悪化懸念が強まった。1月の失業率は8.4%となり、前月の7.9%と予想の8.2%を上回った。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。外部環境では、欧米金融不安が完全に解消されていないことが引き続き警戒材料となった。【ロシア】MICEX指数 2322.78 +2.86%17日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比64.56ポイント高(+2.86%)の2322.78で取引を終了した。2275.48から2322.78まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米の金融不安がひとまず後退していることも買い安心感を与えた。ほかに、通貨ルーブル高や中国当局が経済重視スタンスを継続していることなどがロシア株の支援材料となった。【インド】SENSEX指数 57989.90 +0.62%17日のインドSENSEX指数は続伸。前日比355.06ポイント高(+0.62%)の57989.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同114.45ポイント高(+0.67%)の17100.05で取引を終えた。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。欧米金融不安がいったん後退していたことが好感され、買い戻しが継続した。また、最近の下落で値ごろ感も強い。ほかに、中央政府が地方に対して無利子の支援金を割り当てるとの報道も好感された。【中国本土】上海総合指数 3250.55 +0.73%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比23.66ポイント高(+0.73%)の3250.55ポイントと反発した。外部環境の改善が買い安心感を誘う流れ。欧米の金融システム不安がひとまず後退し、昨夜の欧米市場では主要株価指数が軒並み上昇した。原油下落基調の一服もプラス。約1年3カ月ぶりの安値を付けていたWTI原油先物は昨夜、1.1%高と4日ぶりに反発した。国内景気の持ち直しも改めて意識される。足もとで公表された中国経済指標に関しては、概ね良好な内容が相次いだ。また、上海総合指数は前日、約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいただけに、値ごろ感も着目されている。
<CS>
2023/03/20 09:59
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はやや強含み、過半数の銘柄が強い動き
*09:40JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はやや強含み、過半数の銘柄が強い動き
【ブラジル】ボベスパ指数 103434.66 +0.74%16日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比759.21ポイント高(+0.74%)の103434.66で引けた。ボべスパ指数の88の構成銘柄では54が上昇、32が下落、変わらずは2。IT関連(LWSA3)などに買いが入ったようだ。【ロシア】MICEX指数 2258.22 -0.17%16日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比3.85ポイント安(-0.17%)の2258.22で引けた。日中の取引レンジは、2236.77-2269.01。米金利高などを意識した売りが入ったようだ。【インド】SENSEX指数 57634.84 +0.14%16日のインドSENSEX指数は、やや強含み。前日比78.94ポイント高(+0.14%)の57634.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比13.45ポイント高(+0.08%)の16985.60で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、17が上昇、13が下落、変わらずは0。外部環境はやや改善しており、過半数の銘柄が強い動きを見せた。【中国本土】上海総合指数 3226.89 -1.12%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比36.42ポイント安(-1.12%)の3226.89ポイントと反落した。終値ベースで、約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。原油安が逆風となる流れ。昨夜のWTI原油先物は5.2%安と3日続落し、およそ1年3カ月ぶりの安値に落ち込んだ。関連銘柄に売りが先行し、全体相場を押し下げている。また、欧米の金融システム不安も懸念された。スイス金融大手に経営不安が浮上し、いったん落ち着きつつあった米銀の信用不安も蒸し返されている。世界景気が冷やされると危惧された。中国景気の持ち直し期待などを手がかりに指数は下げ渋る場面がみられたものの、引けにかけて下げ幅を広げている。
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2023/03/17 09:40
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、海外の金融不安が再燃
*09:29JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反落、海外の金融不安が再燃
【ブラジル】ボベスパ指数 102675.45 -0.25%15日のブラジル株式市場は5日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比256.93ポイント安(-0.25%)の102675.45で取引を終了した。103,048.28から100,692.04まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで回復した。海外金融不安が警戒され、売りは継続。スイス銀のクレディ・スイス経営難を警戒し、この日の欧州市場は大幅下落した。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を探る展開はみられなかった。【ロシア】MICEX指数 2262.07 -1.23%15日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比28.25ポイント安(-1.23%)の2262.07で取引を終了した。2295.06から2257.00まで下落した。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の大幅下落がウエートの高い資源セクターの売り手掛かり。また、海外の金融不安が再燃していることもリスク回避の売りを加速させた。スイス銀のクレディ・スイス経営難を警戒した欧州市場は大幅安の展開となり、ロシア市場にも響いた。【インド】SENSEX指数 57555.90 -0.59%15日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比344.29ポイント安(-0.59%)の57555.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同71.15ポイント安(-0.42%)の16972.15で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日までに5日連続の売り越しとなった。また、米利上げ観測の再燃も外資の流出懸念を高めた。【中国本土】上海総合指数 3263.32 +0.55%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.00ポイント高(+0.55%)の3263.32ポイントと反発した。中国経済統計の内容が好感される流れ。取引時間中に中国で公表された1-2月の各種経済統計は、小売売上高がプラス成長を回復するなど概ね良好な内容だった。市場では、同期に中国経済が持ち直したと分析されている。米インフレの鈍化傾向、外国為替市場の人民元高も買い安心感につながった。指数は徐々に上げ幅を広げている。
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2023/03/16 09:29
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、原油価格の大幅下落が資源セクターの売り手掛かり
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続落、原油価格の大幅下落が資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 102932.38 -0.18%14日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比188.98ポイント安(-0.18%)の102932.38で取引を終了した。104153.48から102482.23まで下落した。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。原油価格の大幅下落が資源セクターの売り手掛かり。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、欧米市場の上昇など外部環境の改善が指数をサポートした。【ロシア】MICEX指数 2290.32 +0.92%14日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比0.92ポイント高(+0.92%)の2290.32で取引を終了した。2261.65から2290.32まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、海外環境の改善が支援材料となった。また、米金融不安のやや後退もサポート材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の大幅下落などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 57900.19 -0.58%14日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比337.66ポイント安(-0.58%)の57900.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同111.00ポイント安(-0.65%)の17043.30で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。海外株の全面安を受け、インド株も売りが先行。また、国内の利上げ懸念が再び高まっていることも圧迫材料となった。2月の消費者物価指数(CPI)上昇率は6.44%となり、前月の6.52%を下回ったものの、予想の6.40%を上回った。一部では、インド準備銀行(中央銀行)が4月の金融政策会合で25bp(ベーシスポイント)の利上げを実施するとの見方が浮上している。【中国本土】上海総合指数 3245.31 -0.72%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比23.38ポイント安(-0.72%)の3245.31ポイントと反落した。外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米地銀の破綻が相次ぐ中、昨夜の米株市場では銀行株の売りが継続した。金融危機(リーマンショック)以降で最大規模の経営破綻とあって、世界的に金融システム不安が広がっている。また、中国であす、今年1-2月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)がまとめて公表されることも気がかり材料となった。内容を見極めたいとするスタンスが買い手控えにつながっている。
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2023/03/15 09:59
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は6日ぶりに反発、政策期待が投資家心理を上向かせる流れ
*09:18JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は6日ぶりに反発、政策期待が投資家心理を上向かせる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 103121.36 -0.48%13日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比496.84ポイント安(-0.48%)の103121.36で取引を終了した。103,906.78から102,254.72まで下落した。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い外部環境が足かせとなり、売りは継続した。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。ブラジル中央銀行が早急の利上げを実施しないとの観測が好感された。国内メディアによると、景気悪化を避けるため、政府がインフレ目標の実現期間を延ばす可能性が高いという。【ロシア】MICEX指数 2269.47 -0.30%13日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比6.78ポイント安(-0.30%)の2269.47で取引を終了した。2289.70から2250.14まで下落した。プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。欧米株や原油の同時安が嫌気され、売りが継続した。また、米銀行への不安が払しょくされていないことも引き続き指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。通貨ルーブル高などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 58237.85 -1.52%13日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比897.28ポイント安(-1.52%)の58237.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同258.60ポイント安(-1.49%)の17154.30で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、その後も下げ幅をじりじりと拡大させた。海外株安が警戒され、インド株も売りが先行。また、2月の物価指標がきょう13日、明日14日に相次いで発表される予定となり、慎重ムードも強まった。なお、2月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)は6.44%となり、前月の6.52%を下回ったものの、予想の6.40%以上に加速した。【中国本土】上海総合指数 3268.70 +1.20%週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比38.62ポイント高(+1.20%)の3268.70ポイントと6日ぶりに反発した。政策期待が投資家心理を上向かせる流れ。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が13日午前に閉幕し、習近平・国家主席は「『強国建設』を推し進めていく」などと演説した。中国の新首相に就任した李強氏は、閉幕直後に初の記者会見に臨み、「民営経済」の発展環境は一段と改善し、成長余地はさらに拡大していくとの見方を示している。指標改善もプラス。中国人民銀行(中央銀行)が10日に発表した今年2月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想を上回っている。マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も上振れし、およそ7年ぶりの高い増加率に加速した。中国景気の持ち直しも意識されている。
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2023/03/14 09:18
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、貿易データの悪化などが景気回復の遅れ懸念を強めた
*09:36JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、貿易データの悪化などが景気回復の遅れ懸念を強めた
【ブラジル】ボベスパ指数 103618.20 -1.38%10日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1452.98ポイント安(-1.38%)の103618.20で取引を終了した。105071.19から103201.41まで下落した。終始マイナス圏で推移し、後半下げ幅を一段と拡大させた。米銀行の破綻報道が警戒され、金融不安に対する懸念が高まった。また、海外株の全面安もリスク回避の売りを加速させた。ほかに、国内の景気低迷などが引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MICEX指数 2276.25 -0.61%10日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比13.89ポイント安(-0.61%)の2276.25で取引を終了した。2283.18から2266.33まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株の全面安が警戒され、ロシア市場もリスク回避の売りが広がった。また、米金融不安の高まりなども警戒材料。一方、原油価格が後半に上昇したが、指数をサポートするには力不足だった。【インド】SENSEX指数 59135.13 -1.12%10日のインドSENSEX指数は続落。前日比671.15ポイント安(-1.12%)の59135.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同176.70ポイント安(-1.00%)の17412.90で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。国内では、貿易データの悪化などが景気回復の遅れ懸念を強めた。昨年4月から今年2月までの鉄鋼輸出量は前年同期比52%減少したと報告された。ほかに、成長鈍化観測などが引き続き嫌気された。【中国本土】中国本土市場 3230.08 -1.40%10日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比46.02ポイント安(-1.40%)の3230.08ポイントと5日続落した。約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気鈍化が引き続き不安材料として意識された。国内では、直近で公表された経済指標の内容を受け、内需の回復遅れが指摘されている。2月の物価統計は予想以上に弱いものとなり、1-2月の貿易統計では、輸入が前年同期比で予想以上に縮小した。また、米国で今夜(日本時間午後10時30分)、2月の米雇用統計が公表されることも気がかり。今後の米金利動向を占う意味で重要な指標となるためだ。米利上げペースの加速が警戒されている。
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2023/03/13 09:36
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4営業日ぶり反落、海外株安が圧迫材料
*10:05JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4営業日ぶり反落、海外株安が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 105071.19 -1.38%9日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1469.13ポイント安(-1.38%)の105071.19で取引を終了した。106723.99から105053.24まで下落した。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。内外の景気不安が足かせとなった。また、欧米市場の下落など外部環境の悪化もブラジル株の売り圧力を強めた。ほかに、米利上げの加速懸念などが引き続き圧迫材料。一方、利下げ観測が指数をサポートした。景気低迷やインフレ率の落ち着きを受け、ブラジル中央銀行が6月にも利下げに踏み切ると予測されている。【ロシア】MICEX指数 2290.14 -0.24%9日のロシア株式市場は4営業日ぶり反落。主要指標のMOEX指数は前日比5.46ポイント安(-0.24%)の2290.14で取引を終了した。2302.10から2278.95まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株安が圧迫材料となり、ロシア株にも売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り材料となった。ほかに、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まった。【インド】SENSEX指数 59806.28 -0.90%9日のインドSENSEX指数は反落。前日比541.81ポイント安(-0.90%)の59806.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同164.80ポイント安(-0.93%)の17589.60で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅を拡大させた。国債利回りの上昇が圧迫材料となった。通貨ルピー安や米利上げの加速観測などが背景になる。また、成長鈍化観測も嫌気された。1-3月期の成長率は前期の4.4%から4.0%に鈍化すると予測されている。ほかに、1月の鉱工業生産が明日10日に発表される予定となり、慎重ムードは強まった。【中国本土】中国本土市場 3276.09 -0.22%9日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比7.15ポイント安(-0.22%)の3276.09ポイントと小幅ながら4日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の内需不振や、米利上げペース再加速の警戒感が重しとなっている。また、2月の中国物価統計が朝方公表され、中国景気の回復遅れが連想された。消費者物価指数(CPI)は前年同月比プラス1.0%となり、上昇率は市場予想(1.9%)以上に前月実績(2.1%)から鈍化。生産者物価指数(PPI)はマイナス1.4%となり、下落率は市場予想(マイナス1.3%)と前月実績(マイナス0.8%)を上回っている。
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2023/03/10 10:05
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 中国本土市場は続落、様子見ムードが強まる流れ
*09:36JST 概況からBRICsを知ろう 中国本土市場は続落、様子見ムードが強まる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 104227.93 -0.45%7日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比472.39ポイント安(-0.45%)の104227.93で取引を終了した。105178.55から103480.42まで下落した。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。米利上げの加速懸念が警戒され、売りが広がった。また、通貨レアル安や原油価格の下落も圧迫材料。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を探る展開はみられなかった。【ロシア】MOEX指数 2295.60 +0.06%7日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比1.48ポイント高(+0.06%)の2295.60で取引を終了した。2281.46から2298.93まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブル安の進行が資源輸出銘柄に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が圧迫材料となった。また、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の証言待ちで慎重ムードも強まった。ほかに、翌8日は婦人の日でロシア市場が休場となるため、閑散取引が続いた。【インド】休場【中国本土】中国本土市場 3285.10 -1.11%7日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比36.93ポイント安(-1.11%)の3285.10ポイントと続落した。様子見ムードが強まる流れ。中国では全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催中とあって、政策動向を見極めたいとスタンスが広がった。中国貿易統計の内容も嫌気される。昼頃に公表された今年1-2月の統計では、輸入が前年同期で縮小。内需の弱さが意識されている。中国景気の早期持ち直しが期待され、指数は小高く推移していたが、後場からマイナスに転じた。
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2023/03/08 09:36
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数場は強含み、過半数の銘柄が上昇した
*09:22JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数場は強含み、過半数の銘柄が上昇した
【ブラジル】ボベスパ指数 104700.32 +0.80%6日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比834.33ポイント高(+0.80%)の104700.32で引けた。中国経済の拡大観測が好感されたようだ。ボべスパ指数の88の構成銘柄では75が上昇、11が下落、変わらずは2。アズールなどがしっかり。【ロシア】MOEX指数 2294.12 +0.96%6日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比21.92ポイント高(+0.96%)の2294.12で引けた。日中の取引レンジは、2283.40-2297.86。原油高などを意識した買いが入ったようだ。【インド】SENSEX指数 60224.46 +0.69%6日のインドSENSEX指数場は強含み。前日比415.49ポイント高(+0.69%)の60224.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比117.10ポイント高(+0.67%)の17711.45で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、24が上昇、6が下落。利食い売りが観測されたが、景気浮揚への期待は持続しており、過半数の銘柄が上昇した。タタ・モーターズ(TTMT)がしっかり。一方、タタ・スチールはさえない動きとなった。【中国本土】中国本土市場 3322.03 -0.19%6日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.37ポイント安(-0.19%)の3322.03ポイントと反落した。中国の景気テコ入れ策強化に対する期待感がやや後退する流れ。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕した。冒頭で読み上げられた「政府活動報告」では、今年のGDP成長目標が22年の「5.5%前後」から「5.0%前後」へと低く設定されている。また、上海総合指数はこのところの上昇で、昨年7月以来、約8カ月ぶりの高値水準を終値ベースで回復。利食い売りも出やすかった。もっとも、下値を叩くような売りはみられていない。上述した全人代は開催中のため、これから明らかにされる具体的な政策に対する期待感が残る状況だ。
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2023/03/07 09:22
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、原油高などを意識した買いが入る
*10:44JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、原油高などを意識した買いが入る
【ブラジル】ボベスパ指数 103866.00 +0.52%3日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比540.39ポイント高(+0.52%)の103866.00で引けた。米国株式の上昇が好感されたようだ。ボべスパ指数の88の構成銘柄では44が上昇、43が下落、変わらずは1。売買拮抗となったが、株価指数は強含み。【ロシア】MOEX指数 2272.20 +0.79%3日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比17.90ポイント高(+0.79%)の2272.20で引けた。日中の取引レンジは、2249.81-2273.52。原油高などを意識した買いが入ったようだ。【インド】SENSEX指数 58909.35 -0.84%3日のインドSENSEX指数は堅調推移。前日比899.62ポイント高(+1.53%)の59808.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比272.45ポイント高(+1.57%)の17594.35で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、26が上昇、4が下落、変わらずは0。景気浮揚への期待が高まり。大半の銘柄が上昇した。インドステイト銀行(SBIN)、バーティ・エアテル(BHARTI)などの上昇が目立った。一方、テック・マヒンドラ(TECHHM)などはさえない値動きとなった。【中国本土】中国本土市場 3328.39 +0.54%3日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比17.74ポイント高(+0.54%)の3328.39ポイントと反発した。昨年7月以来、約8カ月ぶりの高値水準を終値ベースで回復している。中国景気の持ち直し期待が相場を支える流れ。取引時間中に公表された今年2月の財新中国サービス業購買担当者指数(PMI、民間集計)は55.0となり、市場予想(54.5)以上に前月(52.9)から改善した。これより先、1日に公表された官民の製造業PMIも大幅に上振れている。中国の経済対策に対する期待も根強い。国政助言機関の全国政治協商会議は4日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は5日に開幕する。政策の恩恵を受けやすい銘柄群に買いが先行した。
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2023/03/06 10:44
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続落、通貨レアル安の進行も圧迫材料
*09:56JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日続落、通貨レアル安の進行も圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 103325.61 -1.01%2日のブラジル株式市場は5日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1059.06ポイント安(-1.01%)の103325.61で取引を終了した。104912.41から103320.59まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、終盤は下げ幅を拡大させた。国内総生産(GDP)成長率が予想以上に鈍化したことが嫌気された。昨年10-12月期のGDP成長率は1.9%となり、前期の3.6%と予想の2.2%を下回った。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料。一方、米慎重な利上げ観測が指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 2254.30 -1.11%2日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比25.35ポイント安(-1.11%)の2254.30で取引を終了した。2286.27から2235.43まで下落した。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。ウクライナ紛争をめぐる欧米との対立が激化するとの懸念が再び高まっていることが嫌気された。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。ほかに、米利上げの長期化懸念などが引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 58909.35 -0.84%2日のインドSENSEX指数は反落。前日比501.73ポイント安(-0.84%)の58909.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同129.00ポイント安(-0.74%)の17321.90で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。経済指標の悪化が圧迫材料。2月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.3となり、4カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。また、調理用ガス価格の引き上げなどもインフレの加速懸念を強めた。調理用ガス価格は約9年ぶりの高値まで引き上げられている。【中国本土】中国本土市場 3310.65 -0.05%2日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比1.69ポイント安(-0.05%)の3310.65ポイントと3日ぶりに小反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日までの続伸で、約7カ月半ぶりの高値水準を回復していた。米金利の上昇や、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収も重しとなっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国景況感の改善や、産業支援策の期待などを支えに、指数はプラス圏で推移する場面もあった。
<CS>
2023/03/03 09:56
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は1.00%高で続伸、中国景況感指標の上振れが材料視
*10:27JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は1.00%高で続伸、中国景況感指標の上振れが材料視
【ブラジル】ボベスパ指数 104384.67 -0.52%1日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比547.26ポイント安(-0.52%)の104384.67で取引を終了した。105497.01から103104.81まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏でもみ合った。米金利高が圧迫材料となり、売りは継続。また、景気低迷懸念が払しょくされていないことも引き続き嫌気された。2月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.2となり、前月の47.5を上回ったものの、引き続き好不況の節目となる50を下回っている。一方、通貨レアル高が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2279.65 +1.18%1日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比26.49ポイント高(+1.18%)の2279.65で取引を終了した。2255.45から2287.48まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。経済指標の改善が好感され、買いは継続。2月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.6となり、前月の52.6を上回った。また、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが2023年、24年の中国の成長率は5%になるとの見方を示したことも、世界景気の先行き不安をやや緩和させた。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 59411.08 +0.76%1日のインドSENSEX指数は9日ぶりに反発。前日比448.96ポイント高(+0.76%)の59411.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同146.95ポイント高(+0.85%)の17450.90で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、財政赤字目標が達成されるとの見通しも好感された。2022年最初10カ月の財政赤字は通年目標の67.8%になると報告されている。このほか、経済指標が1月から回復されていることや景気対策への期待が高まっていることなどが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3312.35 +1.00%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比32.74ポイント高(+1.00%)の3312.35ポイントと続伸した。中国景況感指標の上振れが材料視される流れ。朝方公表された2月の製造業購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)は52.6に回復し、市場予想(50.6)以上に前月実績(50.1)から改善した。2012年4月以来、10年10カ月ぶりの高水準を記録している。中国経済対策に対する期待感も根強い。国政助言機関の全国政治協商会議は3月4日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は5日に開幕する。指数は安寄り後、程なく上昇に転じ、中盤から上げ幅を広げた。
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2023/03/02 10:27
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は8日続落、外国人投資家(FII)の売り越しも足かせに
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は8日続落、外国人投資家(FII)の売り越しも足かせに
【ブラジル】ボベスパ指数 104931.93 -0.74%28日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比779.12ポイント安(-0.74%)の104931.93で取引を終了した。106793.71から104931.93まで下落した。買いは先行した後は売りに押され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。米金利が上昇するとの懸念が強まり、外資の流出観測から売りが優勢。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を強めた。一方、失業率の低下や成長予想の上方修正が指数をサポート。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の0.80%から0.84%に引き上げられた。【ロシア】MOEX指数 2253.16 +0.54%28日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比12.06ポイント高(+0.54%)の2253.16で取引を終了した。2239.59から2258.68まで上昇した。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、通貨ルーブル安も輸出銘柄の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。米金利の上昇懸念が強まっていることが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 58962.12 -0.55%28日のインドSENSEX指数は8日続落。前日比326.23ポイント安(-0.55%)の58962.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.75ポイント安(-0.51%)の17303.95で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。国内総生産(GDP)が予想以上に低下したことが嫌気された。昨年10-12月期のGDP成長率は4.6%となり、前期の6.3%と予想の4.7%を下回った。また、外国人投資家(FII)の売り越しも足かせに。FIIはこの日までに5日連続の売り越しとなった。【中国本土】中国本土市場 3279.61 +0.66%28日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比21.57ポイント高(+0.66%)の3279.61ポイントと5日ぶりに反発した。前日までの続落を受け、ひとまず買い戻しが先行する流れ。昨夜の債券市場で米債券利回りが低下に転じたことも好感された。中国人民銀行(中央銀行)の大幅資金供給もプラス材料。人民銀は28日、リバースレポ取引を通じ、月末の流動性確保に向け満期分との差引で3310億人民元を市中供給している。27日の供給額は660億人民元にとどまっていた。ただ、上値は重い。ロシア支援や気球問題を巡り、米中関係が悪化すると警戒されている。指数は安く推移する場面もみられた。
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2023/03/01 09:57
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、。国内経済悪化の懸念は緩和
*09:10JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、。国内経済悪化の懸念は緩和
【ブラジル】ボベスパ指数 105711.05 -0.08%27日のブラジル株式市場は伸び悩み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比87.38ポイント安(-0.08%)の105711.05で引けた。米国金利の先高観が広がっていることが引き続き嫌気されているようだ。ボべスパ指数の88の構成銘柄では40が上昇、40が下落、変わらずは7。売買は拮抗。【ロシア】MOEX指数 2241.10 +1.50%27日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比33.07ポイント高(+1.50%)の2241.10で引けた。日中の取引レンジは、2188.95-2241.10。国内経済悪化の懸念は緩和されており、押し目買いが観測された。【インド】SENSEX指数 59288.35 -0.30%27日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比175.58ポイント安(-0.30%)の59288.35、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比73.10ポイント安(-0.42%)の17392.70で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、11が上昇、19が下落、変わらずは0。外部環境の悪化を警戒して過半数の銘柄が下落。タタ・スチール(TATA)の下げが目立った。一方、パワーグリッドコーポレーションオブインディア(PWGR)は堅調推移。【中国本土】中国本土市場 3258.03 +0.28%27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比9.13ポイント安(+0.28%)の3258.03ポイントと4日続落した。投資家の慎重スタンスが持続する流れ。米利上げ継続の長期観測が強まる中、世界経済の成長が鈍ると懸念されている。先週末の米株安や、この日の香港を含むアジア市場の株安も重しとなった。ただ、下値は限定的。中国の経済対策に対する期待感は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。中国では、国政助言機関の全国政治協商会議が3月4日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕する。
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2023/02/28 09:10
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移、米国金利の先高観を嫌気
*10:15JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は軟調推移、米国金利の先高観を嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 105798.40 -1.67%24日のブラジル株式市場は軟調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1794.47ポイント安(-1.67%)の105798.40で引けた。米国金利の先高観が広がっていることが嫌気されたようだ。ボべスパ指数の88の構成銘柄では12が上昇、74が下落、変わらずは2。デクスコなどの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 2208.03 -0.20%24日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比4.37ポイント安(-0.20%)の2208.03で引けた。日中の取引レンジは、2202.25-2223.23。米国金利の先高観が広がっていることが嫌気されたようだ。原油高の影響は限定的だったようだ。【インド】SENSEX指数 59463.93 -0.24%24日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比141.87ポイント安(-0.24%)の59463.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数Niftyは、前日比45.45ポイント安(-0.26%)の17465.80で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、12が上昇、18が下落、変わらずは0。外部環境の悪化が警戒されており、過半数の銘柄が下落。マヒンドラ・マヒンドラ(MM)の下げが目立った。一方、アジアン・ペインツ(APNT)はしっかりとした値動きを見せた。【中国本土】上海総合指数 3267.16 -0.62%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.32ポイント安(-0.62%)の3267.16ポイントと3日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。欧米の金融引き締め長期化で世界経済の成長が鈍化するとの懸念や、ロシアのウクライナ侵攻問題を巡る中国と欧米の対立が不安材料として意識された。ただ、中国経済対策の期待感は根強く、下値は限定されている。
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2023/02/27 10:15
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、外部環境の不透明感が重しとなる流れ
*09:45JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小幅ながら続落、外部環境の不透明感が重しとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 107592.87 0.41%23日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比440.82ポイント高(+0.41%)の107592.87で取引を終了した。106,731.17から108,663.34まで上昇した。後半は軟調な展開を示す場面もあったが、終盤は再び買い戻された。米金利低下を受け、外資の流出懸念がやや後退。また、成長予想の上方修正も支援材料となった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想が前回の0.76%から0.80%に上方修正された。一方、指数の上値は重い。政府が3月から燃料税を回復させる方針が引き続き圧迫材料となった。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 59605.80 -0.23%23日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比139.18ポイント安(-0.23%)の59605.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.05ポイント安(-0.25%)の17511.25で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。株式市場への外資流入が減少していることが圧迫材料。報告によると、昨年4-12月の外資流入額は前年同期比で15%減少したという。また、米大幅な利上げ懸念が再び高まっていることも外資の流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3287.48 -0.11%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.67ポイント安(-0.11%)の3287.48ポイントと小幅ながら続落した。外部環境の不透明感が重しとなる流れ。欧州や米国の金融引き締めが長期化するとの見方が強まる中、世界経済の成長鈍化が改めて懸念された。中国と欧米の対立も不安視される。ウクライナ侵攻で欧米から非難されているロシアの国防省は22日、「中国、南アフリカとの3カ国で合同軍事演習を開始した」と発表した。また、習近平・国家主席が向こう数カ月内のロシア訪問に向け、準備を進めているもよう――とも伝わっている。もっとも、下値は限定的。中国経済対策の期待が根強く、指数は小高く推移する場面もみられている。
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2023/02/24 09:45
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、新規雇用の伸び鈍化が圧迫材料
*09:45JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、新規雇用の伸び鈍化が圧迫材料
【ブラジル】休場【ロシア】MICEX指数 2212.42 +1.32%21日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比28.85ポイント高(+1.32%)の2212.42で取引を終了した。2184.51から2227.82まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。景気対策への期待が高まっていることが指数をサポート。プーチン大統領は21日、ロシア経済が新たな成長モデルに転換する必要があると発言した。大統領の発言を受け、ニューモデルとなるセクターへの支援策が打ち出されるとの期待が高まった。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料。一方、海外株の下落などが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 60672.72 -0.03%21日のインドSENSEX指数は続落。前日比18.82ポイント安(-0.03%)の60672.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.90ポイント安(-0.10%)の17826.70で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。新規雇用の伸び鈍化が圧迫材料。報告によると、直近3カ月の新規雇用者数はそろって100万人割り込んでいたという。昨年12月の新規雇用者数は前月比で14.5%減少したとも報告された。また、欧州市場が軟調な値動きを示していたことも終盤の売り圧力を強めた。【中国本土】上海総合指数 3306.52 +0.49%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.19ポイント高(+0.49%)の3306.52ポイントと続伸した。昨年7月以来、約7カ月ぶりの高値水準を回復している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国人民銀行(中央銀行)が資金供給を継続していることに加え、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の開幕(3月5日)が視野に入ってきたことも意識された。景気テコ入れに向け、各種方針が打ち出されると見込まれている。ただ、上値は限定的。米金融引き締めの長期化や、米中関係の悪化などが不安材料としてくすぶっている。
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2023/02/22 09:45
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、ブレント原油高が好感
*09:36JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、ブレント原油高が好感
【ブラジル】休場【ロシア】MICEX指数 2183.57 +0.68%20日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比14.69ポイント高(+0.68%)の2183.57で取引を終了した。2140.78から2186.39まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。ブレント原油高が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、中国経済の再開進展や中国当局が景気対策を強化していることも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。通貨ルーブル安が足かせとなったほか、マイナス成長が嫌気された。なお、2022年の国内総生産(GDP)成長率は前年のプラス5.6%(改定値)からマイナス2.1%に沈んだ。【インド】SENSEX指数 60691.54 -0.51%20日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比311.03ポイント安(-0.51%)の60691.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.60ポイント安(-0.56%)の17844.60で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の下落が足かせとなり、終盤は売りが一段と拡大した。また、外国人投資家(FII)の売り越しも指数の上値を抑えた。このほか、足元での景気低迷などが引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3290.34 +2.06%週明け20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比66.31ポイント高(+2.06%)の3290.34ポイントと4日ぶりに急反発した。中国の景気テコ入れスタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は20日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で2240億人民元(約4兆3800億円)を市中供給した。人民銀は17日も巨額資金を供給している。また、23年新規専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)の前倒し発行額が前年同期比で大幅に増加している点も改めて材料視された。朝方公表された2月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り1年物(前月は3.65%)と5年物(同4.30%)がそれぞれ前月(1月)と同水準に据え置かれた。ただ、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRについては、「今後、不動産市況の回復が予想を下回るペースにとどまるようであれば、3月以降に5年物LPRが引き下げられる可能性がある」とのブローカー予測もある。
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2023/02/21 09:36
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、ITハイテクの下げが全体相場の重しとなる流れ
*09:45JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、ITハイテクの下げが全体相場の重しとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 109176.92 -0.70%17日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比764.54ポイント安(-0.70%)の109176.92で取引を終了した。109,941.46から108,968.48まで下落した。横ばいで寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。米利上げの加速懸念が緩和されたことが好感されたもようだ。【ロシア】MICEX指数 2168.88 +0.69%17日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.92ポイント高(+0.69%)の2168.88で取引を終了した。2147.31から2180.96まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。通貨ルーブル高がロシア株の支援材料。また、企業業績の改善も対象セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 61002.57 -0.52%17日のインドSENSEX指数は反落。前日比316.94ポイント安(-0.52%)の61002.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.65ポイント安(-0.51%)の17944.20で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの加速観測が外資の流出懸念を高めた。また、本日のアジア市場がおおむね軟調な値動きを示していることを受け、インド株にも売り圧力は強まった。国内では、インフラ大手アダニ・グループのデフォルト(債務不履行)問題は解決されていないことが引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3224.02 -0.77%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.01ポイント安(-0.77%)の3224.02ポイントと3日続落した。約1カ月ぶりの安値水準に低迷している。ITハイテクの下げが全体相場の重しとなる流れ。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が7.7%安、業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が7.3%安、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が5.9%安、半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)が4.1%安、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が3.1%安で引けた。
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2023/02/20 09:45
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、貿易赤字の縮小も好感された
*09:39JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、貿易赤字の縮小も好感された
【ブラジル】ボベスパ指数 109941.46 +0.31%16日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比341.32ポイント高(+0.31%)の109941.46で取引を終了した。108377.51から110436.98まで上昇した。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。経済指標の改善が好感された。昨年12月の経済活動指数前月比プラス0.29%となり、前月のマイナス0.77%(改定値)と予想のプラス0.10%を上回った。一方、指数の上値は重い。米利上げの加速懸念が再び高まっていることが指数の足かせとなった。【ロシア】MICEX指数 2153.96 -0.58%16日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比12.50ポイント安(-0.58%)の2153.96で取引を終了した。2186.64から2150.17まで下落した。プラス圏でもみ合った後はマイナス圏に転落した。景気の悪化懸念が高まっていることが嫌気された。10-12月期の国内総生産(GDP、速報)は前期のマイナス3.7%からマイナス4.6%まで落ち込むと予測されている。また、欧州委員会が対ロ制裁を追加したことも引き続き圧迫材料。外部環境では、米利上げの加速観測が外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 61319.51 +0.07%16日のインドSENSEX指数は強含み。前日比44.42ポイント高(+0.07%)の61319.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.00ポイント高(+0.11%)の18035.85で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと縮小させた。海外株高を受け、インド株も買いが先行。また、貿易赤字の縮小も好感された。1月の貿易赤字は177億5000万米ドルとなり、1年ぶりの低水準を記録した。ほかに、外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日までに5日連続の買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3249.03 -0.96%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.46ポイント安(-0.96%)の3249.03ポイントと続落した。利食い売り圧力が意識される流れ。中国景気の持ち直し期待などで、上海総合指数は一時、昨年7月以来の水準まで上昇した。中国発の新規材料に乏しい中で、終盤に入りマイナスに転じている。
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2023/02/17 09:39
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、欧州委員会が対ロ制裁を追加したことが嫌気
*09:44JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、欧州委員会が対ロ制裁を追加したことが嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 109600.14 +1.62%15日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1751.33ポイント高(+1.62%)の109600.14で取引を終了した。107,266.63から110,209.69まで上昇した。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米中の景気回復期待なども輸出の拡大観測を高めた。一方、ルラ新政権がインフレ目標の上方修正を先送りすると発言したことが、利下げ期待を後退させた。【ロシア】MICEX指数 2232.23 -1.41%15日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比65.77ポイント安(-2.95%)の2166.46で取引を終了した。2216.69から2164.70まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。欧州委員会が対ロ制裁を追加したことが嫌気された。同委員会はこのほど、ロシアに対して総額110億ユーロの輸出規制を新たに課すと明らかにした。また、原油価格の下落や米利上げの長期化観測なども圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 61275.09 +0.40%15日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比242.83ポイント高(+0.40%)の61275.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同86.00ポイント高(+0.48%)の18015.85で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。また、財政支出の拡大期待も引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3280.49 -0.39%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.79ポイント安(-0.39%)の3280.49ポイントと3日ぶりに反落した。米金利高が嫌気される流れ。米インフレ高止まりで米債券利回りが上昇するなか、中国などから資金が流出するとの懸念がくすぶっている。また、上海総合指数はこのところ堅調に推移し、約1カ月ぶりの高値水準を切り上げていただけに、利食い売りも出たようだ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。リオープン(経済再開)が進んでいる上、当局の景気テコ入れスタンスも強まっている。中国メディアが14日報じたところによれば、23年新規専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)の前倒し発行額は、前年同期比で50%も増加した。各地方政府が打ち出した重点プロジェクトでは、鉄道や高速道路などの「旧型インフラ」に加えて、人工知能(AI)、新素材などの「新型インフラ」も幅広くカバーしている。
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2023/02/16 09:44
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、米利上げの長期化懸念が引き続き圧迫
*10:34JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、米利上げの長期化懸念が引き続き圧迫
【ブラジル】ボベスパ指数 107848.81 -0.91%14日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比987.66ポイント安(-0.91%)の107848.81で取引を終了した。109564.11から107557.07まで下落した。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの長期化懸念が引き続き圧迫材料。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。国内では、成長予想の下方修正などが引き続き嫌気された。【ロシア】MICEX指数 2232.23 -1.41%14日のロシア株式市場は反落。主要指標のMOEX指数は前日比32.04ポイント安(-1.41%)の2232.23で取引を終了した。2256.96から2225.94まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。欧州連合(EU)の追加制裁懸念の高まりが引き続き警戒された。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。一方、中国経済の再開進展が引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 61032.26 +0.99%14日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比600.42ポイント高(+0.99%)の61032.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同158.95ポイント高(+0.89%)の17929.85で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米ハイテク株高を受け、IT関連に物色の動きが活発になった。また、インド準備銀行(中央銀行)が早急な利上げを実施しないとの見方も好感された。【中国本土】上海総合指数 3293.28 +0.28%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.12ポイント高(+0.28%)の3293.28ポイントと小幅に続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。リオープン(経済再開)の進展や、当局の景気テコ入れスタンスなどを背景に、中国景気の早期持ち直しが期待されている。今年1月の中国金融統計で、新規融資や通貨供給量の上振れが確認されたことも引き続きプラス。経済活動の活発化を連想させている。
<NH>
2023/02/15 10:34
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ
*09:53JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 108836.47 +0.70%13日のブラジル株式市場は強含み。主要指標のボベスパ指数は前日比758.20ポイント高(+0.70%)の108836.47で取引を終了した。107,419.59から109,192.91まで上昇した。朝方は軟調な値動きを示したが、その後は買い戻された。米利上げの長期化懸念の後退が外資の流出懸念を後退させた。また、原油価格の上昇なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。成長予想の下方修正などが圧迫材料となった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した週間調査では、2023年の国内総生産(GDP)成長予想は前回の0.79%から0.76%に引き下げられた。23年末の政策金利予想は前回の12.50%から12.75%に引き上げられた。【ロシア】MICEX指数 2264.27 +0.12%13日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比2.69ポイント高(+0.12%)の2264.27で取引を終了した。2261.37から2271.00まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を縮小させた。通貨ルーブル安の進行で輸出銘柄に買いが広がった。また、中国当局の景気支援スタンスなども好感された。一方、指数の上値は重い。欧州連合(EU)の追加制裁懸念の高まりが指数の上値を押えた。【インド】SENSEX指数 60431.84 -0.41%13日のインドSENSEX指数は続落。前日比250.86ポイント安(-0.41%)の60431.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同85.60ポイント安(-0.48%)の17770.90で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。米金利高が圧迫材料となった。また、IT大手らの新規雇用が鈍化しているとの報告も、景気の先行き不安を高めた。【中国本土】上海総合指数 3284.16 +0.72%週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比23.49ポイント高(+0.72%)の3284.16ポイントと反発した。経済指標の改善が好感される流れ。10日引け後に発表された1月の中国金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想を大幅に上回り、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も上振れている。中国景気の持ち直しが改めて意識されるなか、指数は上げ幅を徐々に広げた。
<CS>
2023/02/14 09:53