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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、大手企業の減配報告が引き続き嫌気
配信日時:2023/06/06 09:45
配信元:FISCO
*09:45JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、大手企業の減配報告が引き続き嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 112696.32 +0.12%
5日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比138.17ポイント高(+0.12%)の112696.32で引けた。日中の取引レンジは111736.44 - 113071.20となった。
中盤はマイナス圏でもみ合ったが、その後は買い戻された。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想は前回の1.26%から1.68%に引き上げられた。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。一方、米株安などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 2694.14 -0.93%
5日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.34ポイント安(-0.93%)の2694.14ポイントで引けた。日中の取引レンジは2679.30 - 2738.82となった。
前半はプラス圏でもみ合ったが、その後は売りに押された。大手企業の減配報告が引き続き嫌気され、売りは継続した。また、弱い経済指標も足かせに。5月S&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の55.9から54.3に低下した。一方、米国のデフォルト(債務不履行)が避けられたことが引き続き指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 62787.47 +0.38%
5日のインドSENSEX指数は続伸。前日比240.36ポイント高(+0.38%)の62787.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.75ポイント高(+0.32%)の18593.85で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米国のデフォルト(債務不履行)が回避できたことが好感された。また、米利上げの停止期待も外資の流出懸念を後退させた。国内では、成長予想の上振れが引き続き好感された。また、物品・サービス税(GST)徴収額が5月に2ケタ増加したことも、財政支出の拡大期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3232.44 0.07%
週明け5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.37ポイント高(+0.07%)の3232.44ポイントと小幅ながら3日続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院(内閣に相当)は2日、李強・首相の主宰で常務会議を開き、新エネルギー自動車(NEV)産業の発展支援方針を改めて確認した。そのほか、一部外電の報道によれば、不動産業界の支援策も検討中という。ただ、上値は重い。人民元安進行の警戒感が再燃した。5月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が上振れ。米景気の安定を背景に米ドル高が進み、人民元相場も再び元安方向に傾いた。景気不安もくすぶる。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の縮小に加え、電力不足も企業の生産活動に悪影響を及ぼすと不安視された。指数は安く推移する場面もみられている。
<CS>
5日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比138.17ポイント高(+0.12%)の112696.32で引けた。日中の取引レンジは111736.44 - 113071.20となった。
中盤はマイナス圏でもみ合ったが、その後は買い戻された。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想は前回の1.26%から1.68%に引き上げられた。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。一方、米株安などが指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 2694.14 -0.93%
5日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比25.34ポイント安(-0.93%)の2694.14ポイントで引けた。日中の取引レンジは2679.30 - 2738.82となった。
前半はプラス圏でもみ合ったが、その後は売りに押された。大手企業の減配報告が引き続き嫌気され、売りは継続した。また、弱い経済指標も足かせに。5月S&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の55.9から54.3に低下した。一方、米国のデフォルト(債務不履行)が避けられたことが引き続き指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 62787.47 +0.38%
5日のインドSENSEX指数は続伸。前日比240.36ポイント高(+0.38%)の62787.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.75ポイント高(+0.32%)の18593.85で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米国のデフォルト(債務不履行)が回避できたことが好感された。また、米利上げの停止期待も外資の流出懸念を後退させた。国内では、成長予想の上振れが引き続き好感された。また、物品・サービス税(GST)徴収額が5月に2ケタ増加したことも、財政支出の拡大期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3232.44 0.07%
週明け5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.37ポイント高(+0.07%)の3232.44ポイントと小幅ながら3日続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院(内閣に相当)は2日、李強・首相の主宰で常務会議を開き、新エネルギー自動車(NEV)産業の発展支援方針を改めて確認した。そのほか、一部外電の報道によれば、不動産業界の支援策も検討中という。ただ、上値は重い。人民元安進行の警戒感が再燃した。5月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が上振れ。米景気の安定を背景に米ドル高が進み、人民元相場も再び元安方向に傾いた。景気不安もくすぶる。新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の縮小に加え、電力不足も企業の生産活動に悪影響を及ぼすと不安視された。指数は安く推移する場面もみられている。
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