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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢
配信日時:2023/06/19 10:16
配信元:FISCO
*10:16JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反落、利益確定売りが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 118758.40 -0.39%
16日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比462.60ポイント安(-0.39%)の118758.40で引けた。日中の取引レンジは118487.30-119554.92となった。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。堅調な経済指標などが支援材料となった。4月の経済活動指数は前年同月比で3.31%上昇し、予想の2.70%を上回った。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2800.79 +0.02%
16日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.62ポイント高(+0.02%)の2800.79ポイントで引けた。日中の取引レンジは2783.71-2813.74となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏でもみ合った。原油価格の上昇が支援セクターの支援材料。また、国内総生産(GDP)の上振れも好感された。1-3月期のGDP成長率はマイナス1.8%となり、前期と予想のマイナス1.9%を上回った。一方、指数の上値は重い。欧米が対ロ制裁を緩めない姿勢を示していることが引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 63384.58 +0.74%
16日のインドSENSEX指数は反発。前日比466.95ポイント高(+0.74%)の63384.58、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同137.90ポイント高(+0.74%)の18826.00で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利上げサイクルが終了に近いとの観測が外資の流出懸念を後退させた。また、中国当局の金融緩和スタンスなども支援材料。国内では、政府が一連の景気対策を講じていることなどが対象セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3273.33 +0.63%
16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.36ポイント高(+0.63%)の3273.33ポイントと続伸した。5月22日以来、約1カ月ぶりの高値水準に達している。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の金融緩和スタンスが引き続き材料視されている。15日公表された今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利については、10カ月ぶりに引き下げ。20日公表の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しても、引き下げ観測が浮上している。また、中国政府が景気刺激に向け、大規模なインフラ投資や住宅購入規制の緩和を検討しているもよう――などとする消息筋情報が伝わったこともプラスだ。
<NH>
16日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比462.60ポイント安(-0.39%)の118758.40で引けた。日中の取引レンジは118487.30-119554.92となった。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。堅調な経済指標などが支援材料となった。4月の経済活動指数は前年同月比で3.31%上昇し、予想の2.70%を上回った。また、欧州市場の上昇なども支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2800.79 +0.02%
16日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.62ポイント高(+0.02%)の2800.79ポイントで引けた。日中の取引レンジは2783.71-2813.74となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまでマイナス圏でもみ合った。原油価格の上昇が支援セクターの支援材料。また、国内総生産(GDP)の上振れも好感された。1-3月期のGDP成長率はマイナス1.8%となり、前期と予想のマイナス1.9%を上回った。一方、指数の上値は重い。欧米が対ロ制裁を緩めない姿勢を示していることが引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 63384.58 +0.74%
16日のインドSENSEX指数は反発。前日比466.95ポイント高(+0.74%)の63384.58、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同137.90ポイント高(+0.74%)の18826.00で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米利上げサイクルが終了に近いとの観測が外資の流出懸念を後退させた。また、中国当局の金融緩和スタンスなども支援材料。国内では、政府が一連の景気対策を講じていることなどが対象セクターの物色手掛かりとなった。
【中国本土】上海総合指数 3273.33 +0.63%
16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.36ポイント高(+0.63%)の3273.33ポイントと続伸した。5月22日以来、約1カ月ぶりの高値水準に達している。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の金融緩和スタンスが引き続き材料視されている。15日公表された今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利については、10カ月ぶりに引き下げ。20日公表の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しても、引き下げ観測が浮上している。また、中国政府が景気刺激に向け、大規模なインフラ投資や住宅購入規制の緩和を検討しているもよう――などとする消息筋情報が伝わったこともプラスだ。
<NH>
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