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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、利下げの先送りが足かせ
配信日時:2023/06/12 09:52
配信元:FISCO
*09:52JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、利下げの先送りが足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 117019.48 +1.33%
9日のブラジル株式市場は6営業日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1531.32ポイント高(+1.33%)の117019.48で引けた。日中の取引レンジは115488.91 - 117602.97となった。
終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を拡大させた。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが継続。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料となった。ほかに、利下げ期待の高まりや経済指標の改善などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2708.04 -0.06%
9日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.65ポイント)安(-0.06%)の2708.04ポイントで引けた。日中の取引レンジは2705.24 - 2721.84となった。
プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。原油価格の下落が資源銘柄の売り手掛かり。また、新たな好材料が欠けているなか、利益確定売りも広がった。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下など外部環境の改善が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 62625.63 -0.35%
9日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比223.01ポイント安(-0.35%)の62625.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同71.15ポイント安(-0.38%)の18563.40で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をやや拡大させた。利下げの先送りが足かせになった。インド準備銀行(中央銀行)はきのう8日、政策金利を6.5%に据え置くと発表した。また、国内消費の伸び鈍化懸念なども引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3231.41 +0.55%
9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.82ポイント高(+0.55%)の3231.41ポイントと3日続伸した。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。「中国景気を下支えするため、当局は金融緩和や産業支援を進める」との観測が高まっている。直近では中国商務部が8日、自動車製品の全国販促活動を6-12月に実施すると発表。幅広い活動を100都市余りで実施すると説明した。米金利低下も好感されている。昨夜の米債券市場では、米金融引き締めの長期化観測が薄らぎ、10年債利回りが低下に転じた。ただ、上値は重い。朝方公表された5月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス0.2%となり市場予想と一致したものの、企業活動の目安となる生産者物価指数(PPI)はマイナス4.6%となり、下落率は市場予想(マイナス4.3%)を上回っている。国内経済の持ち直しが遅れると危惧され、指数は安く推移する場面もみられた。
<CS>
9日のブラジル株式市場は6営業日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1531.32ポイント高(+1.33%)の117019.48で引けた。日中の取引レンジは115488.91 - 117602.97となった。
終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を拡大させた。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが継続。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料となった。ほかに、利下げ期待の高まりや経済指標の改善などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2708.04 -0.06%
9日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.65ポイント)安(-0.06%)の2708.04ポイントで引けた。日中の取引レンジは2705.24 - 2721.84となった。
プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。原油価格の下落が資源銘柄の売り手掛かり。また、新たな好材料が欠けているなか、利益確定売りも広がった。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下など外部環境の改善が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 62625.63 -0.35%
9日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比223.01ポイント安(-0.35%)の62625.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同71.15ポイント安(-0.38%)の18563.40で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をやや拡大させた。利下げの先送りが足かせになった。インド準備銀行(中央銀行)はきのう8日、政策金利を6.5%に据え置くと発表した。また、国内消費の伸び鈍化懸念なども引き続き圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3231.41 +0.55%
9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.82ポイント高(+0.55%)の3231.41ポイントと3日続伸した。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。「中国景気を下支えするため、当局は金融緩和や産業支援を進める」との観測が高まっている。直近では中国商務部が8日、自動車製品の全国販促活動を6-12月に実施すると発表。幅広い活動を100都市余りで実施すると説明した。米金利低下も好感されている。昨夜の米債券市場では、米金融引き締めの長期化観測が薄らぎ、10年債利回りが低下に転じた。ただ、上値は重い。朝方公表された5月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス0.2%となり市場予想と一致したものの、企業活動の目安となる生産者物価指数(PPI)はマイナス4.6%となり、下落率は市場予想(マイナス4.3%)を上回っている。国内経済の持ち直しが遅れると危惧され、指数は安く推移する場面もみられた。
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