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寄り付き概況 日経平均は280円安でスタート、ルネサスやダイキンなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33058.40;-280.30TOPIX;2292.86;-13.17[寄り付き概況] 6日の日経平均は280.30円安の33058.40円と3日続落して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は反落。ダウ平均は129.83ドル安の34288.64ドル、ナスダックは25.12ポイント安の13791.65で取引を終了した。中国財新のサービス業購買担当者景気指数(PMI)の悪化が警戒され、売りが先行。中国政府が金属2種類の輸出規制を発表するなど、米中関係の緊張が企業業績にもたらす悪影響への懸念も売り材料となった。また、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した6月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では政策当局者のタカ派姿勢が確認され、金利先高観がくすぶるなか終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.20%下落と、ダウ平均(0.38%下落)やナスダック総合指数(0.18%下落)に比べ下落率が大きく、東京市場で半導体関連株の買い手控え要因となった。さらに、今週末からは上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための換金売り需要が発生すると予想されており、需給悪化も警戒された。一方、昨日までの2日間で日経平均が400円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかった。また、昨日の日経平均が朝安の後は下げ渋ったことから、相場の下値の堅さが改めて意識されたとの指摘もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月25日-7月1日に国内株を2週ぶりに買い越した。買越額は1950億円だった。 セクター別では、機械、非鉄金属、電気機器、その他金融業、パルプ・紙などが値下がり率上位、空運業、陸運業、鉱業、電気・ガス業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、ローム<6963>、SMC<6273>、ファナック<6954>、信越化<4063>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>などが下落。他方、神戸鋼<5406>、エーザイ<4523>、JT<2914>、JR東海<9022>、スズキ<7269>、JSR<4185>などが上昇している。 <CS> 2023/07/06 09:40 寄り付き概況 日経平均は257円安でスタート、ファーストリテやパナHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33165.06;-257.46TOPIX;2294.76;-11.61[寄り付き概況] 5日の日経平均は257.46円安の33165.06円と続落して取引を開始した。前日4日の米株式市場は独立記念日の祝日で休場。欧州株式市場は、英FTSETM100が0.10%安、独DAXが0.26%安、仏CAC40が0.23%安。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、欧州の主要株価指数が小幅ながら下落したことが、東京市場の株価の重しとなった。また、米国で今晩、6月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表され、7日には6月の米雇用統計が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。さらに、今週末からは上場投資信託(ETF)運用会社による分配金捻出のための換金売り需要が発生すると予想されており、需給悪化も警戒された。一方、昨日の日経平均が300円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、ブリーチ<9162>が東証グロースに上場した。日本時間10時45分に、6月の財新中国非製造業PMIが発表される。 セクター別では、精密機器、卸売業、パルプ・紙、機械、証券商品先物などが値下がり率上位、海運業、鉱業、医薬品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、パナHD<6752>、三井物<8031>、リクルートHD<6098>、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、日産自<7201>、デンソー<6902>、日立<6501>、三菱商<8058>、伊藤忠<8001>、7&iHD<3382>、KDDI<9433>、ニデック<6594>などが下落。他方、東電力HD<9501>、第一三共<4568>、第一生命HD<8750>、スズキ<7269>、川崎船<9107>、花王<4452>、商船三井<9104>、郵船<9101>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、INPEX<1605>などが上昇している。 <CS> 2023/07/05 09:28 寄り付き概況 日経平均は241円安でスタート、ダイキンや伊藤忠などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33512.26;-241.07TOPIX;2310.67;-10.14[寄り付き概況] 4日の日経平均は241.07円安の33512.26円と反落して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は小幅続伸。ダウ平均は10.87ドル高の34418.47ドル、ナスダックは28.85ポイント高の13816.77で取引を終了した。追加利上げ懸念がくすぶり、ダウ平均は一時下落。一方、6月ISM製造業景況指数が3年ぶりの低水準に落ち込むと連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が緩和し、金利先高観の後退で買い戻され、ダウは再び上昇に転じた。独立記念日祭日の前日の短縮取引で動意に乏しいなか主要株価指数はプラス圏を維持して終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。東京市場は高値警戒感が継続している中、日経平均が昨日500円を超す上げとなったこともあり、利益確定売りが出やすかった。また、今月は、決算を迎える上場投資信託(ETF)運用会社による分配金捻出のための換金売り需要が発生すると予想されており、需給悪化懸念から積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が終日底堅く推移し、終値ベースでの年初来高値を更新したことから、相場の先高観がさらに強まったとの指摘もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、AeroEdge<7409>が東証グロースに上場した。 セクター別では、医薬品、卸売業、機械、電気機器、化学などが値下がり率上位、海運業、銀行業、保険業、非鉄金属、輸送用機器などが値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ダイキン<6367>、伊藤忠<8001>、住友商<8053>、安川電<6506>、第一三共<4568>、富士通<6702>、ソシオネクスト<6526>、コマツ<6301>、ファナック<6954>、信越化<4063>、三井物<8031>、丸紅<8002>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、ソニーG<6758>などが下落。他方、川崎船<9107>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、楽天グループ<4755>、郵船<9101>、商船三井<9104>、日産自<7201>などが上昇している。 <CS> 2023/07/04 09:41 寄り付き概況 日経平均は328円高でスタート、レーザーテックや東エレクなどが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33517.60;+328.56TOPIX;2307.59;+18.99[寄り付き概況] 7月3日の日経平均は前週末比328.56円高の33517.60円と大幅反発でスタート。6月30日の米国市場でダウ平均は285.18ドル高の34407.60ドル、ナスダックは196.59ポイント高の13787.92で取引を終了。個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが鈍化したため、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退し買いが先行。金利低下に伴いハイテクも買い戻され相場を押し上げた。月末、四半期末で運用会社などによるドレッシング買いも見られ終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比245円高の33435円。米株高の流れもあり、本日の日経平均は買いが先行。米国ではアップルの時価総額が3兆ドルに乗せるなど、ハイテク株の強い動きが目立ったことから、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する展開になっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>、ソシオネクスト<6526>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、ディスコ<6146>、オリエンタルランド<4661>、神戸鋼<5406>など主力処が幅広く買われている反面、ソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>が小安い。業種別では、機械、電気機器、金属製品などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/07/03 09:40 寄り付き概況 日経平均は165円安でスタート、ソシオネクストや楽天グループなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33068.36;-165.78TOPIX;2290.85;-5.40[寄り付き概況] 30日の日経平均は165.78円安の33068.36円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は269.76ドル高の34122.42ドル、ナスダックは0.42ポイント安の13591.33で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がスペイン中銀で行った講演でも少なくとも年内2回の利上げが必要となる可能性に言及し、金利先高観が重荷として働いた。一方、1-3月期国内総生産(GDP)や個人消費の確定値が予想を上回ったほか、FRBのストレステストを全対象銀行が通過し金融セクターが買われたことでダウ平均は終日堅調に推移した。他方、長期金利の上昇でハイテクは伸び悩んだ。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が小幅だが下落したことが東京市場でハイテク株などの株価の重しとなった。また、今日は6月の中国製造業と非製造業購買担当者景気指数(PMI)、5月の米個人消費支出(PCE)デフレーターなど重要経済指標が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=144円80銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高に振れ、円安傾向が継続していることが東京市場の輸出株などの株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.2%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.4%上昇だった。同じく取引開始前に発表された5月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月と同じだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%だった。5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.31倍で前月から0.01ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.32倍だった。今日は、ノバレーゼ<9160>、ジーデップ・アドバンス<5885>が東証スタンダードに、クラダシ<5884>が東証グロースに上場した。 セクター別では、その他製品、精密機器、サービス業、卸売業、医薬品などが値下がり率上位、パルプ・紙、鉄鋼、海運業、輸送用機器、建設業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、NRI<4307>、楽天グループ<4755>、7&iHD<3382>、武田薬<4502>、東エレク<8035>、任天堂<7974>、ニデック<6594>、HOYA<7741>、リクルートHD<6098>、丸紅<8002>、アステラス薬<4503>などが下落。他方、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、鹿島<1812>、トヨタ<7203>、日本製鉄<5401>、三菱電<6503>、パナHD<6752>、高島屋<8233>、JT<2914>、ルネサス<6723>、日産自<7201>などが上昇している。 <CS> 2023/06/30 09:41 寄り付き概況 日経平均は112円高でスタート、オリンパスや第一三共などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33306.84;+112.85TOPIX;2305.25;+6.65[寄り付き概況] 29日の日経平均は112.85円高の33306.84円と続伸して取引を開始した。前日28日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は74.08ドル安の33852.66ドル、ナスダックは36.08ポイント高の13591.75で取引を終了した。パウエル議長が欧州中央銀行(ECB)フォーラムでの討論会で追加利上げを示唆したため警戒感から売りが先行。一方、議長が景気後退が最も高い可能性のシナリオだとは思わないと経済の柔軟性を強調すると相場は下げ止まった。ダウ平均は終日軟調に推移したが、ハイテクの買い戻しが続き、ナスダック総合指数はプラス圏を回復した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が上昇したことが東京市場でハイテク株などの株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=144円40銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価の支えとなった。一方、昨日の米株式市場では、ダウ平均、S&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落しており、東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日、600円を超す大幅反発となったことから利益確定売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月18-24日に国内株を13週ぶりに売り越した。売越額は5438億円だった。今日はWTOKYO<9159>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、海運業、その他金融業、電気機器、医薬品などが値上がり率上位、食料品、鉱業、ゴム製品、パルプ・紙、ガラス土石製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、オリンパス<7733>、第一三共<4568>、三菱UFJ<8306>、富士通<6702>、パナHD<6752>、日産自<7201>、HOYA<7741>、東エレク<8035>、川崎船<9107>、7&iHD<3382>、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>などが上昇。他方、JT<2914>、SUMCO<3436>、NTT<9432>、物語コーポ<3097>、INPEX<1605>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、キヤノン<7751>、ロイヤルHD<8179>、日立<6501>などが下落している。 <CS> 2023/06/29 09:41 寄り付き概況 日経平均は269円高でスタート、スズキや三菱商などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32807.84;+269.51TOPIX;2270.07;+16.26[寄り付き概況] 28日の日経平均は269.51円高の32807.84円と5日ぶり反発して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は反発。ダウ平均は212.03ドル高の33926.74ドル、ナスダックは219.89ポイント高の13555.67で取引を終了した。新築住宅販売件数や消費者信頼感指数が予想を上回り、景気減速への懸念が後退し、買いが先行。金利が上昇する中ではあったが、前日に大きく下落した電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)や半導体エヌビディア(NVDA)などハイテク株の買い戻しが強まり、相場全体を押し上げた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.65%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.60%上昇とダウ平均(0.63%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、日経平均は昨日までの4日続落で1000円を超す下落となったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、引き続き、6月末にかけての機関投資家のによる分配金捻出のための換金売りなどによる需給悪化が警戒され、株価の重しとなったがリバランス(資産配分の調整)目的の売りや、7月に決算を迎える 上場投資信託(ETF)運用会社、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、輸送用機器、電気機器、卸売業、証券商品先物、パルプ・紙などが値上がり率上位、海運業、鉱業、石油石炭製品、電気・ガス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、スズキ<7269>、三菱商<8058>、ヤマハ発<7272>、トヨタ<7203>、NTT<9432>、ニデック<6594>、東エレク<8035>、丸紅<8002>、三菱商<8058>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、キーエンス<6861>、ホンダ<7267>、スズキ<7269>、JAL<9201>、ルネサス<6723>などが上昇。他方、川崎船<9107>、INPEX<1605>、JSR<4185>、ロイヤルHD<8179>、SUMCO<3436>などが下落している。 <CS> 2023/06/28 09:37 寄り付き概況 日経平均は68円安でスタート、アドバンテストや味の素などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32629.96;-68.85TOPIX;2260.00;-0.17[寄り付き概況] 27日の日経平均は68.85円安の32629.96円と4日続落して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は続落。ダウ平均は12.72ドル安の33714.71ドル、ナスダックは156.74ポイント安の13335.78で取引を終了した。民間軍事会社ワグネルによる反乱は短期で収束し、プーチン露政権を覆すことはなかったものの、地政学リスクの上昇を警戒した売りが先行。その後、四半期末に向けた持ち高調整に絡んだ売買などが交錯するなか一時上昇する場面もあったが、ハイテク株の利食い売りが重しとなり、ナスダック総合指数は終盤にかけて下げ幅を拡大、ダウ平均も小幅下落に転じて終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き、6月末にかけての年金基金のリバランス(資産の再配分)に伴う売りなどが警戒され、買い手控え要因となった。一方、日経平均は昨日までの3日続落で800円を超す下げとなっており、押し目買いが入りやすかった。また、昨日の日経平均が朝安の後は下げ渋り、一時上げに転じるなど底堅い動きだったことから、相場の下値は堅いと見る向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、エリッツホールディングス<5533>が東証スタンダードに、クオリプス<4894>が東証グロースに、GSI<5579>が札証に、それぞれ上場した。 セクター別では、精密機器、医薬品、サービス業、食料品、倉庫運輸関連などが値下がり率上位、海運業、鉄鋼、空運業、輸送用機器、卸売業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、味の素<2802>、HOYA<7741>、キーエンス<6861>、SMC<6273>、ソニーG<6758>、第一三共<4568>、武田薬<4502>、ソフトバンクG<9984>、オリンパス<7733>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、楽天グループ<4755>などが下落。他方、川崎船<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>、JFE<5411>、JAL<9201>、オリックス<8591>、KDDI<9433>、日本製鉄<5401>、トヨタ<7203>、伊藤忠<8001>、OLC<4661>、JR東海<9022>、日立<6501>、三井物<8031>、ソシオネクスト<6526>などが上昇している。 <CS> 2023/06/27 09:35 寄り付き概況 日経平均は134円安でスタート、レーザーテックや三菱商事などが売られている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32647.08;-134.46円TOPIX;2259.14;-5.59[寄り付き概況] 26日の日経平均は前週末比134.46円安の32647.08円と3営業日続落でスタート。23日の米国市場でダウ平均は219.28ドル安の33727.43ドル、ナスダックは138.09ポイント安の13492.52で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げにより景気後退に陥るとの懸念が再燃し、売りが先行。その後、6月購買担当者景気指数(PMI)速報値でサービス業が市場予想を小幅に上回ったことで一時下げ止まったが、製造業PMIは予想を大幅に下回っていたことで景気後退懸念がくすぶり、押し目買いは限られた。また、金利が低下したにもかかわらずハイテクも売られ、株式相場は終日軟調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35安の32635円。本日の日経平均は米株安の流れから売りが先行してスタート。米国ではエヌビディアなど、これまで相場をリードしてきたハイテク株への利益確定の売りも目立ってきており、米国市場の下げ止まりを見極めたいとみている向きも多いようだ。寄り付き後に下げ幅を広げ、一時300円超安となる場面も。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱商事<8058>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、アドバンテ<6857>、ソシオネクスト<6526>、丸紅<8002>、三井物産<8031>などが売られている反面、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、信越化<4063>、SUMCO<3436>などが買われている。業種別では、電気ガス、卸売、陸運などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/06/26 09:27 寄り付き概況 日経平均は193円高でスタート、スクリーンHDやディスコなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33458.35;+193.47円TOPIX;2307.67;+11.17[寄り付き概況] 23日の日経平均は193.47円高の33458.35円と反発して取引を開始した。前日22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は4.81ドル安の33946.71ドル、ナスダックは128.41ポイント高の13630.61で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が2日目の議会証言で年内2回の追加利上げが適切になる可能性を繰り返し、寄り付き後は下落。一方、根強い人工知能(AI)技術革新への期待感からハイテクの押し目買いが強まり、ナスダック総合指数は終日堅調に推移、終盤にかけて上げ幅を拡大した。ダウ平均もハイテク株高に支えられて下げ幅を縮小し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に4日続落となったが、ナスダック総合指数、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)などは上昇しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=143円10銭台と、昨日15時頃と比べ1円40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。一方、東京市場は高値警戒感が継続しており、利益確定売りが出やすかった。また、昨日の日経平均が朝方に一時上昇する場面があったが下げに転じ、取引終了にかけて下げ幅を広げる展開となったことで、目先、調整相場入りを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.2%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.1%上昇だった。今日は、ARアドバンストテクノロジが東証グロースに上場した。 セクター別では、空運業、小売業、電気機器、精密機器、輸送用機器などが値上がり率上位、鉱業、保険業、非鉄金属、鉄鋼、倉庫運輸関連などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、安川電<6506>、7&iHD<3382>、エーザイ<4523>、ANA<9202>、JAL<9201>、JR東海<9022>、OLC<4661>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>などが上昇。他方、シマノ<7309>、INPEX<1605>、伊藤忠<8001>、三井物<8031>、東京海上<8766>、日本製鉄<5401>などが下落している。 <CS> 2023/06/23 09:44 寄り付き概況 日経平均は137円安でスタート、ソシオネクストやアドバンテストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33438.01;-137.13円TOPIX;2293.95;-1.06[寄り付き概況] 22日の日経平均は137.13円安の33438.01円と3日ぶり反落して取引を開始した前日21日の米国株式市場は続落。ダウ平均は102.35ドル安の33951.52ドル、ナスダックは165.09ポイント安の13502.20で取引を終了した。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が半年に一度の金融政策報告に関する議会証言で年内の追加利上げが必要と再表明したため、警戒感から売りが先行。一方、証言内容は新味に欠け、材料出尽くし感から金利が伸び悩むと株価は下げ幅を縮小、ダウ平均は一時プラス圏を回復した。しかし、金利先高観に伴うハイテク売りが全体の重しとなり、結局、主要株価指数は下落した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、中国景気が不安視される中、昨日の香港ハンセン指数や上海総合指数が大幅に3日続落したことが東京市場のムードを重くした。さらに、東京市場は高値警戒感が継続しており、利益確定売りも出やすかった。一方、引き続き外国人投資家などによる日本株の見直し買いが期待され、また、昨日の日経平均が朝安の後に上昇に転じ底堅く推移したことから、下値の堅さが改めて意識されたが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月11-17日に国内株を12週連続で買い越した。買越額は5351億円だった。今日は、アイデミー<5577>、リアルゲイト<5532>が東証グロースに上場した。 セクター別では、電気機器、空運業、機械、金属製品、精密機器などが値下がり率上位、鉱業、その他金融業、銀行業、保険業、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、SUMCO<3436>、ソフトバンクG<9984>、SMC<6273>、キーエンス<6861>、メルカリ<4385>、ファナック<6954>などが下落。他方、関西電<9503>、東電力HD<9501>、川崎重<7012>、丸紅<8002>、三菱UFJ<8306>、川崎船<9107>、INPEX<1605>、パナHD<6752>、オリックス<8591>、三井住友<8316>、伊藤忠<8001>、東京海上<8766>、KDDI<9433>などが上昇している。 <CS> 2023/06/22 09:38 寄り付き概況 日経平均は188円安でスタート、信越化や伊藤忠などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33200.63;-188.28TOPIX;2273.17;-10.68[寄り付き概況] 21日の日経平均は188.28円安の33200.63円と反落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は続落。ダウ平均は245.25ドル安の34053.87ドル、ナスダックは22.28ポイント安の13667.29で取引を終了した。5月住宅着工件数が予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げ再開に対する懸念が強まり、寄り付き後、下落。中国人民銀行が回復が遅れている景気を刺激するため利下げに踏み切ったことも世界経済の減速懸念を強め、相場を一段と押し下げた。また、今週予定されているパウエルFRB議長の半年に一度の金融政策報告に関する議会証言を控えた調整的な売りも目立ち終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=141円30銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、東京市場は高値警戒感が継続しており、利益確定売りが出やすかった。一方、引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが期待され、また、昨日の日経平均が一時280円を超す下げとなったが、後場は下げ渋り、小幅ながら上昇に転じたことから、株価の下値の堅さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、シーユーシー<9158>が東証グロースに、オービーシステム<5576>が東証スタンダードにそれぞれ上場した。 セクター別では、卸売業、輸送用機器、非鉄金属、鉱業、鉄鋼などが値下がり率上位、保険業、水産・農林業、空運業、医薬品、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、信越化<4063>、伊藤忠<8001>、住友商<8053>、三井物<8031>、ソニーG<6758>、三菱商<8058>、HOYA<7741>、丸紅<8002>、村田製<6981>、ルネサス<6723>、日本郵政<6178>、INPEX<1605>、トヨタ<7203>、楽天グループ<4755>などが下落。他方、資生堂<4911>、花王<4452>、東京海上<8766>、ソフトバンクG<9984>、SOMPO<8630>、ディスコ<6146>、JAL<9201>、NTT<9432>、ニデック<6594>、ソシオネクスト<6526>などが上昇している。 <CS> 2023/06/21 09:40 寄り付き概況 日経平均は100円安でスタート、東京海上や富士通などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33269.57;-100.85TOPIX;2282.16;-8.34[寄り付き概況] 20日の日経平均は100.85円安の33269.57円と続落して取引を開始した。前日19日の米株式市場は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場。欧州株式市場は、英FTSETM100が-0.71%、独DAXが-0.96%、仏CAC40が-1.01%だった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。東京市場は高値警戒感が継続しており、引き続き利益確定売りが出やすかった。また、昨日の米株式市場は休場だったが、欧州株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。一方で、外為市場で1ドル=142円00銭近辺と円安傾向が継続していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が後場寄り後に下げ幅を拡大したものの、安値をつけた後は下値の堅い展開だったことから、株価の底堅さを指摘する向きがあった。さらに、著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが日本の商社株を買い増したと伝えられたことで、相場の先高期待がさらに高まったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、保険業、精密機器、サービス業、証券商品先物、情報・通信業などが値下がり率上位、卸売業、海運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東京海上<8766>、MS&AD<8725>、SOMPO<8630>、富士通<6702>、HOYA<7741>、スクエニHD<9684>、リクルートHD<6098>、楽天グループ<4755>、ニデック<6594>、三菱電<6503>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、ソニーG<6758>、KDDI<9433>、任天堂<7974>、三菱UFJ<8306>などが下落。他方、三井物<8031>、三菱商<8058>、丸紅<8002>、住友商<8053>、伊藤忠<8001>、アドバンテスト<6857>、ローム<6963>、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、日本郵政<6178>、ソシオネクスト<6526>、7&iHD<3382>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、ソフトバンクG<9984>などが上昇している。 <CS> 2023/06/20 09:29 寄り付き概況 日経平均は62円高でスタート、三菱UFJやニデックなどが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33768.69;+62.61TOPIX;2308.94;+8.58[寄り付き概況] 19日の日経平均は前週末比62.61円高の33768.69円と続伸でスタート。16日の米国市場でダウ平均は108.94ドル安の34299.12ドル、ナスダックは93.25ポイント安の13689.57で取引を終了。利上げサイクル終了を期待した買いが続き、寄り付き後は上昇。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の数人の高官がインフレが高過ぎるとし、追加利上げの必要性を繰り返したため、長期金利の上昇を警戒した売りが再燃し下落に転じた。また、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つのデリバティブ取引の決済期日が重なるトリプルウィッチングであったため、テクニカルな要因が終日全体を翻弄した。加えて、連休を控えた手仕舞い売りが終盤にかけて加速し、下げ幅を拡大して終了。シカゴ日経225先物は大阪比25円高の33675円。本日の日経平均は、買いが先行してスタート。ただし、週明けの米国市場が祝日(Juneteenth National Independence Day)のため、海外勢のフローは限られるなか、寄り付き後早い段階でマイナスに転じる展開となっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、ソシオネクスト<6526>、日本郵船<9101>などが売られている反面、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ニデック<6594>、ゆうちょ銀行<7182>などが買われている。業種別では、海運、その他製品、電気機器などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/06/19 09:31 寄り付き概況 日経平均は86円安でスタート、スクリーンHDや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33399.15;-86.34TOPIX;2292.73;-1.24[寄り付き概況] 16日の日経平均は86.34円安の33399.15円と続落して取引を開始した。前日15日のダウ平均は428.73ドル高の34408.06ドル、ナスダックは156.34ポイント高の13782.82で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が6月連邦公開市場委員会(FOMC)で年内の追加利上げの可能性を示唆したことを警戒した売りが続き、寄り付き後は下落。その後、長期金利の低下が安心感を誘い、買いが再燃して上昇に転じた。新規失業保険申請件数の予想以上の増加を受けて利上げサイクル終了が近いとの期待も強まり相場を一段と後押しし、終盤にかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=140円20銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、岸田首相が、今国会での衆院解散は考えていないと明言したことから、このところ高まっていた「選挙=株高」という思惑が後退した。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が大幅反発したことが東京市場の株価を支えとなった。また、今週は米物価統計の発表や、米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中央銀行(ECB)理事会など重要イベントが目白押しだったが、これらを無難に通過したことが東京市場でも安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、海運業、その他製品、陸運業、建設業、パルプ・紙などが値下がり率上位、銀行業、鉱業、石油石炭製品、空運業、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、第一三共<4568>、ディスコ<6146>、ホンダ<7267>、7&iHD<3382>、レーザーテック<6920>、コマツ<6301>、ソニーG<6758>、KDDI<9433>などが下落。他方、キヤノン<7751>、INPEX<1605>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、丸紅<8002>、エーザイ<4523>、三井物<8031>、トヨタ<7203>、JAL<9201>、ゆうちょ銀行<7182>などが上昇している。 <CS> 2023/06/16 10:08 寄り付き概況 日経平均は8円安でスタート、ホンダやエーザイなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33493.69;-8.73TOPIX;2294.28;-0.25[寄り付き概況] 15日の日経平均は8.73円安の33493.69円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日14日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は232.79ドル安の33979.33ドル、ナスダックは53.16ポイント高の13626.48で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、序盤はもみ合いが続いた。連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで予想通り政策金利を据え置いたが、声明や見通しでタカ派色を想定以上に強めたため、年内の追加利上げを警戒した売りが膨らんだ。その後、パウエル議長が会見で7月はライブ会合になるとの言及にとどめ追加利上げを明確化しなかったため下げ止まり、終盤にかけては下げ幅を縮めた。ナスダック総合指数はプラス圏に回復し、全体はまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は、寄付き段階では売り買いが交錯した。日経平均は昨日までの4日続伸で1800円を超す上げとなっており、高値警戒感が強く、利益確定売りが出やすかった。また、昨日のFOMCの結果発表に続き、今晩は欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数やS&P500、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)など、他の主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、ダウ平均は一時、400ドルを超す下げとなったが、その後、下げ渋る動きとなったことも東京市場で一定の安心感となり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅安で始まった。なお、取引開始前に発表された4月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比5.5%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は3.0%増だった。同じく取引開始前に発表された5月の貿易収支は1兆3725億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆3523億円の赤字だった。また、対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月4-10日に国内株を11週連続で買い越した。買越額は1兆3249億円だった。 セクター別では、非鉄金属、保険業、鉱業、銀行業、鉄鋼などが値下がり率上位、不動産業、精密機器、その他製品、倉庫運輸関連、輸送用機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ホンダ<7267>、エーザイ<4523>、楽天グループ<4755>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>、住友商<8053>、三菱商<8058>、伊藤忠<8001>、三菱重<7011>、第一三共<4568>、日本郵政<6178>、パナHD<6752>、INPEX<1605>などが下落。他方、クボタ<6326>、任天堂<7974>、ディスコ<6146>、オリンパス<7733>、トヨタ<7203>、三菱地所<8802>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ニデック<6594>、リクルートHD<6098>などが上昇している。 <CS> 2023/06/15 09:38 寄り付き概況 日経平均は312円高でスタート、トヨタや神戸鋼などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33331.47;+312.82TOPIX;2282.80;+18.01[寄り付き概況] 14日の日経平均は312.82円高の33331.47円と4日続伸して取引を開始した。前日13日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は145.79ドル高の34212.12ドル、ナスダックは111.40ポイント高の13573.32で取引を終了した。5月消費者物価指数(CPI)の改善で6月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ休止期待が一段と強まり、買いが先行。中国が景気刺激策を検討しているとの報道も投資家心理を上向かせ、主要株価指数は終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=140円10銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、日経平均が昨日までの3日続伸で1300円を超す上げとなり、節目の33000円を上回ったことから、高値警戒感がさらに強まり、利益確定売りが出やすかった。また、今週は内外で重要イベントが目白押しとなる中、今晩、米国で5月の米卸売物価指数(PPI)が発表され、また、日本時間明日未明には、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、Globee<5575>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉄鋼、輸送用機器、非鉄金属、機械、卸売業などが値上がり率上位、医薬品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、トヨタ<7203>、神戸鋼<5406>、JFE<5411>、日本製鉄<5401>、コマツ<6301>、ファーストリテ<9983>、三井物<8031>、三菱商<8058>、ルネサス<6723>、デンソー<6902>、日立<6501>、アドバンテスト<6857>、三菱重<7011>、ホンダ<7267>、信越化<4063>などが上昇。他方、セイノーHD<9076>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、HOYA<7741>などが下落している。 <CS> 2023/06/14 09:36 寄り付き概況 日経平均は234円高でスタート、アドバンテストやトヨタなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32668.95;+234.95TOPIX;2249.87;+11.10[寄り付き概況] 13日の日経平均は234.95円高の32668.95円と3日続伸して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は189.55ドル高の34,066.33ドル、ナスダックは202.78ポイント高の13,461.92で取引を終了した。明日発表予定の5月消費者物価指数(CPI)の改善期待から買いが先行。金利の上昇を警戒し一時失速も、連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを停止するとの思惑も強く、期待感から再び買いが強まった。ハイテク株の上昇も相場全体を押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.53%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.31%上昇と、ダウ平均(0.56%上昇)に比べ上昇率が高かったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、昨日の日経平均は一時急速に伸び悩む場面があったが、その後は下値の堅い展開だったことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。一方、東京市場は引き続き高値警戒感があり、利益確定売りが出やすかった。また、今週は内外で重要イベントが目白押しとなる中、今晩、米国で5月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された法人企業景気予測調査によると、4-6月期の大企業全産業の景況判断指数(BSI)はプラス2.7だった。前回調査の1-3月期はマイナス3.0、先行き7-9月期の見通しはプラス8.6となった。今日は、ABEJA<5574>が東証グロースに上場した。 セクター別では、輸送用機器、ゴム製品、保険業、金属製品、精密機器などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、海運業、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、トヨタ<7203>、ディスコ<6146>、ソフトバンクG<9984>、メルカリ<4385>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、三井物<8031>、大塚HD<4578>、丸紅<8002>、三菱商<8058>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、信越化<4063>などが上昇。他方、エーザイ<4523>、花王<4452>、東電力HD<9501>、郵船<9101>、川崎船<9107>、三菱重<7011>、NTT<9432>、OLC<4661>、ANYCOLOR<5032>などが下落している。 <CS> 2023/06/13 09:27 寄り付き概況 日経平均は146円高でスタート、ソシオネクストやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32412.12;+146.95TOPIX;2233.92;+9.60[寄り付き概況] 12日の日経平均は前週末比146.95円高の32412.12円と続伸でスタート。9日の米国市場でダウ平均は43.17ドル高の33876.78ドル、ナスダックは20.62ポイント高の13259.14で取引を終了。来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え動きづらい展開となったが、寄り付き後はハイテク株の買いに支えられ、午前中は堅調に推移。ダウ平均は前日まで3日続伸、利益確定の売りも出やすく一時マイナスに転じる場面があったがプラス圏を回復。ナスダック指数は上げ幅を縮めるも好材料が出た銘柄を中心に買いが続いた。シカゴ日経225先物は大阪比125円高の32325円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行して取引を開始。ただし、今週は米国でFOMCのほか、CPIなど重要な経済指標の発表を控えていることもあり、徐々にこう着感が強まるとの指摘も市場からは聞かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、ソフトバンクG<9984>、エーザイ<4523>、ソニーG<6758>、ニデック<6594>、第一三共<4568>、三菱重<7011>、メルカリ<4385>などが買われている反面、レーザーテック<6920>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>などが売られている。業種別では、医薬品、繊維製品、ゴム製品などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/06/12 09:28 寄り付き概況 日経平均は286円高でスタート、ファーストリテや三井物などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31927.38;+286.11TOPIX;2205.81;+14.31[寄り付き概況] 9日の日経平均は286.11円高の31927.38円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は168.59ドル高の33833.61ドル、ナスダックは133.63ポイント高の13238.52で取引を終了した。朝方発表された経済指標が労働市場の軟化を示したことで、連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め長期化への懸念が和らぎ、寄り付き後は上昇。新規失業保険申請件数が急増し、2021年10月以来の高水準となった。長期金利が低下しハイテク株に買い戻しの動きが見られたほか、中小型株に買いが入り相場を支えた。来週に連邦公開市場委員会(FOMC)や物価関連指標の発表を控え動きづらい展開が続いているが、主要株価指数は終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均が昨日までの2日間で800円を超す下げとなったが、引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが期待され、押し目買いが入りやすかった。一方、外為市場で1ドル=138円90銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。また、東京市場は高値警戒感が継続しており、引き続き利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で32018.38円だった。日本時間10時30分に、5月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、卸売業、医薬品、情報・通信業、サービス業、保険業などが値上がり率上位、海運業、石油石炭製品、鉱業、空運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、三井物<8031>、伊藤忠<8001>、中外薬<4519>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、ダイキン<6367>、東京海上<8766>、三菱商<8058>、ファナック<6954>、デンソー<6902>、任天堂<7974>、丸紅<8002>、エーザイ<4523>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、東エレク<8035>、味の素<2802>などが下落している。 <CS> 2023/06/09 09:34 寄り付き概況 日経平均は35円安でスタート、HOYAやキーエンスなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31877.79;-35.95TOPIX;2207.14;+0.84[寄り付き概況] 8日の日経平均は35.95円安の31877.79円と続落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は91.74ドル高の33665.02ドル、ナスダックは171.52ポイント安の13104.90で取引を終了した。目新しい材料がないなか、寄り付きは買いが優勢。前日に続き製薬会社のメルクなど、ディフェンシブ銘柄が売られた一方、出遅れ感のあった景気敏感株の買いが目立った。建機のキャタピラーや工業製品・事務用品の3M、原油相場の上昇を受け再生可能燃料会社のシェブロンが買われた。一方のナスダック指数はマイクロソフトやアップルなど大型ハイテク株の下落が重しとなり、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった、また、外為市場で1ドル=139円90銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日の日経平均が大幅に下落した後ということから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)など他の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日は日経平均が大幅に下落したが、東京市場は依然、高値警戒感があり、引き続き利益確定売りが出やすく、寄付き段階ではやや売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された1-3月期の国内総生産(GDP)改定値は実質前期比0.7%増、年率換算では2.7%増だった。速報値は0.4%増、年率では1.6%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は、年率では1.9%増だった。同じく取引開始前に発表された4月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は1兆8951億円の黒字。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆7000億円の黒字だった。また、対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月28日-6月3日に国内株を10週連続で買い越した。買越額は6109億円だった。 セクター別では、精密機器、電気機器、情報・通信業、サービス業、医薬品などが値下がり率上位、電気・ガス業、石油石炭製品、銀行業、鉄鋼、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、キーエンス<6861>、楽天グループ<4755>、ダイキン<6367>、SMC<6273>、第一三共<4568>、ソシオネクスト<6526>、ニデック<6594>などが下落。他方、エーザイ<4523>が買われ、神戸鋼<5406>、日立建<6305>、パナHD<6752>、JR東海<9022>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ディスコ<6146>、三菱商<8058>、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>、三井物<8031>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857> などが上昇している。 <CS> 2023/06/08 09:35 寄り付き概況 日経平均は112円高でスタート、川崎重や7&iHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32618.78;+112.00TOPIX;2245.48;+9.20[寄り付き概況] 7日の日経平均は112.00円高の32618.78円と5日続伸して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は小反発。ダウ平均は10.42ドル高の33573.28ドル、ナスダックは46.99ポイント高の13276.42で取引を終了した。相場を動かす材料が乏しいなか序盤は軟調に推移。来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見姿勢が広がった。製薬会社のメルクや管理医療会社のユナイテッド・ヘルスなどのディフェンシブ銘柄を中心に売りが出た一方、景気敏感株やこれまで売られていた地銀株などに買いが入り、相場を支えた。ダウ平均は一時160ドル超下げたが取引終盤にかけてはプラス圏に浮上、ナスダック指数は概ねプラス圏での推移となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。昨日の米市場でダウ平均は一時160ドルを超す下げとなったが、取引終了にかけて上げに転じたことも東京市場で安心感となった。また、東京市場は引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが期待されていることに加え、9日に控える株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いが入るとの見方もあった。一方、東京市場は高値警戒感が継続しており、また、日経平均が昨日までの4日間で1600円を超す上げとなったことから、短期的な過熱感も強まり、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、ゴム製品、証券商品先物、輸送用機器、非鉄金属、保険業などが値上がり率上位、医薬品、電気・ガス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、川崎重<7012>、ブリヂストン<5108>、ファナック<6954>、信越化<4063>、7&iHD<3382>、三井住友<8316>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、三菱重<7011>、みずほ<8411>、川崎船<9107>、トヨタ<7203>、日本製鉄<5401>、商船三井<9104>などが上昇。他方、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、村田製<6981>、味の素<2802>、伊藤忠<8001>、三菱商<8058>、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、三井物<8031>、ニデック<6594>、INPEX<1605>などが下落している。 <CS> 2023/06/07 09:32 寄り付き概況 日経平均は229円安でスタート、パナHDや三菱UFJなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31988.37;-229.06TOPIX;2206.20;-13.59[寄り付き概況] 6日の日経平均は229.06円安の31988.37円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は反落。ダウ平均は199.90ドル安の33562.86ドル、ナスダックは11.34ポイント安の13229.43で取引を終了した。債務上限問題が解決したことによる安心感や6月は利上げが見送られるとの見方が相場の支えとなった一方、先週末の大幅上昇を受けた利益確定の売りが広がり、寄り付き後は一進一退。他方、5月ISM非製造業景況指数が悪化したことや米当局が大手米銀の資本要件を平均20%引き上げることを検討していると報じられ、軟調に推移した大手銀が相場の重しとなった。  今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=139円40銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、東京市場は高値警戒感が継続していることに加え、昨日の日経平均が大幅高となったことから、短期的な過熱感が強まり、利益確定売りが出やすかった。一方、引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが期待された。また、昨日の日経平均が節目の32000円を上回った後に上値追いとなり、高値引けとなったことから、相場の先高観がさらに強まったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比4.4%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.3%減だった。 セクター別では、銀行業、繊維製品、ガラス土石製品、精密機器、金属製品などが値下がり率上位、電気・ガス業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、パナHD<6752>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、商船三井<9104>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、三菱重<7011>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、HOYA<7741>、日立<6501>、日本郵政<6178>、ホンダ<7267>などが下落。他方、ローム<6963>、中外薬<4519>、ディスコ<6146>、7&iHD<3382>、レーザーテック<6920>などが上昇している。 <CS> 2023/06/06 09:45 寄り付き概況 日経平均は339円高でスタート、コマツや三井物などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31864.12;+339.90TOPIX;2210.15;+27.45[寄り付き概況] 5日の日経平均は339.90円高の31864.12円と3日続伸して取引を開始した。先週末2日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は701.19ドル高の33762.76ドル、ナスダックは139.78ポイント高の13240.77で取引を終了した。債務上限を停止させる「財政責任法案」が上院でも可決、債務不履行(デフォルト)が回避されたことで安心感が広がり、寄り付きは上昇。5月雇用統計は強弱入り混じる内容だったが、連邦準備制度理事会(FRB)が今月半ばに控える連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを見送るのではとの見方につながり、相場を一段と押し上げた。景気敏感株の上昇が目立ち、ダウ平均の上昇幅は700ドルを超えた。主要株価指数は、週を通じて上昇した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=140円10銭台と、先週末2日15時頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、先週末の米株式市場で主要3指数は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら下落したことが、東京市場で半導体関連株などの株価の重しとなった。また、先週末までの2日間で日経平均が600円を超す上昇となり、およそ33年ぶりの高値水準となったことから高値警戒感が一段と強くなり、利益確定売りが出やすかった。さらに、米債務上限問題を巡る不透明感が解消されたことで、消去法的な理由から日本株に向かっていた投資資金が米国株などに還流する可能性が指摘されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間10時45分に、5月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。 セクター別では全業種が値上がり。繊維製品、鉱業、鉄鋼、パルプ・紙、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、コマツ<6301>、三井物<8031>、パナHD<6752>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、三菱商<8058>、デンソー<6902>、INPEX<1605>、住友鉱<5713>、三菱重<7011>、SMC<6273>、クボタ<6326>、ソシオネクスト<6526>などが上昇。他方、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などが下落している。 <CS> 2023/06/05 09:40 寄り付き概況 日経平均は152円高でスタート、エーザイやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31300.72;+152.71TOPIX;2159.32;+10.03[寄り付き概況] 2日の日経平均は152.71円高の31300.72円と続伸して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は反発。ダウ平均は153.30ドル高の33061.57ドル、ナスダックは165.70ポイント高の13100.98で取引を終了した。債務上限を停止させる法案が下院で可決されて警戒感が和らぐも、冴えない小売り決算が相場を押し下げ、寄り付きは軟調。5月ADP雇用統計が市場予想を上回る伸びを見せたほか、週次失業保険申請件数が市場予想ほど増えなかったことを受けて、金融引き締めが長引くとの観測も相場の重しとなった。一方、民主党のシューマー院内総務が上院での採決を急ぐ姿勢を見せると債務上限問題への警戒感が一段と和らぎ、ハイテク株の買戻しが相場を下支え、上昇に転じた後はプラス圏で推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク比率が高いナスダック総合指数が1.28%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.55%上昇と、ダウ平均(0.47%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となった。一方、東京市場では高値警戒感が継続しており、利益確定売りが出やすかった。また、外為市場で1ドル=138円70銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。さらに、今晩、米国で5月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、卸売業、保険業、パルプ・紙、輸送用機器、精密機器などが値上がり率上位、空運業、陸運業、石油石炭製品、電気・ガス業、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、エーザイ<4523>、ソフトバンクG<9984>、ソシオネクスト<6526>、伊藤忠<8001>、リクルートHD<6098>、三菱電<6503>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、パナHD<6752>、任天堂<7974>、ニデック<6594>、HOYA<7741>、SMC<6273>などが上昇。他方、新光電工<6967>、富士通<6702>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、三井住友<8316>、東芝<6502>などが下落している。 <CS> 2023/06/02 09:38 寄り付き概況 日経平均は1円安でスタート、東京海上やアドバンテストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30886.01;-1.87TOPIX;2130.77;+0.14[寄り付き概況] 1日の日経平均は1.87円安の30886.01円と続落して取引を開始した。前日5月31日の米国株式市場は下落。ダウ平均は134.51ドル安の32908.27ドル、ナスダックは82.14ポイント安の12935.29で取引を終了した。債務上限問題を巡りバイデン大統領とマッカーシー下院議長の合意を盛り込んだ「財政責任法案」の下院採決を控え、警戒感から寄り付きは下落。また、4月JOLTS求人件数が予想外に増加し追加利上げへの警戒感が高まったこと、中国の経済指標が市場予想を下回ったことも相場の重しとなった。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の高官らの発言を受けて6月会合での利上げが見送られる可能性が再浮上すると、午後には下げ幅が縮めた。月を通じてダウ平均は下落、ナスダックは上昇した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したが、一時300ドルを超す下げとなった後に下げ渋ったことが東京市場で一定の安心感となった。また、昨日の日経平均が400円を超す下げとなったことから、押し目買いも見られ、株価支援要因となった。一方、昨日の米市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、東京市場には依然、高値警戒感があり、利益確定売りが出やすく、寄付き段階では売り買いが拮抗した。なお、取引開始前に発表された1-3月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比11.0%増だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は5月21-27日に国内株を9週連続で買い越した。買越額は3792億円だった。 セクター別では、保険業、金属製品、鉱業、証券商品先物、銀行業などが値下がり率上位、卸売業、食料品、医薬品、情報・通信業、不動産業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東京海上<8766>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、三菱重<7011>、ディスコ<6146>、コマツ<6301>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>、SMC<6273>、OLC<4661>、AGC<5201>などが下落。他方、三菱商<8058>、三井物<8031>、花王<4452>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、丸紅<8002>、武田薬<4502>、伊藤忠<8001>、ソニーG<6758>、NTT<9432>、ファーストリテ<9983>などが上昇している。 <CS> 2023/06/01 09:34 寄り付き概況 日経平均は271円安でスタート、レーザーテックやINPEXなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31057.09;-271.07TOPIX;2143.23;-15.99[寄り付き概況] 31日の日経平均は271.07円安の31057.09円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日30日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は50.56ドル安の33042.78ドル、ナスダックは41.74ポイント高の13017.43で取引を終了した。週末にバイデン大統領とマッカーシー下院議長が債務上限の引き上げで合意したことを受け、寄り付きは上昇。しかし、合意案に民主・共和両党それぞれから一部議員の反対が予想されていることから、議会採決の行方に対する警戒感が相場の重しとなった。ダウ平均は終盤にかけて下げ幅を縮小し、小幅安で終了。ナスダック指数は長期金利の低下やエヌビディア(NVDA)の上昇が相場を支えるも伸び悩んだ。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、東京市場は引き続き高値警戒感が強いことに加え、外為市場で1ドル=139円80銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。一方、引き続き外国人投資家などによる日本株の見直し買いが期待された。また、昨日の日経平均が前場は下落したが31100円近辺で買いが入る展開となり、後場に上げに転じたことから、相場の下値は堅いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された4月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比0.4%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.5%上昇だった。日本時間10時30分に、5月の中国製造業と非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。 セクター別では全業種が値下がり。鉱業、石油石炭製品、卸売業、鉄鋼、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、INPEX<1605>、コマツ<6301>、住友鉱<5713>、アドバンテスト<6857>、丸紅<8002>、第一三共<4568>、ソニーG<6758>、OLC<4661>、三菱商<8058>、中外薬<4519>、オリンパス<7733>、日本製鉄<5401>、ホンダ<7267>、住友商<8053>、ソシオネクスト<6526>などが下落。他方、日野自<7205>が買いを集め、アサヒ<2502>、HOYA<7741>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>などが上昇している。 <CS> 2023/05/31 09:40 寄り付き概況 日経平均は37円安でスタート、ソフトバンクGやサカタのタネなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31196.24;-37.30TOPIX;2156.37;-4.28[寄り付き概況] 30日の日経平均は37.30円安の31196.24円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日29日の米株式市場は戦没者追悼記念日の祝日のため休場。欧州の株式市場は、英市場は休場、独DAXが0.19%安、仏CAC40が0.20%安だった。 今日の東京株式市場はやや売りが先行した。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、日経平均は高値警戒感が継続しており、また、日経平均が昨日までの3日間で500円を超す上昇となったことから、短期的な過熱感も意識され、利益確定売りが出やすかった。一方、海外投資家などによる日本株の見直し買いが続くとの見方が継続し、株価下支え要因となった。また、昨日の日経平均は朝方の買い一巡後は伸び悩んだものの、後場は下値の堅い展開となったことから、ここからの下値は限定的との見方もあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。なお、取引開始前に発表された4月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比0.2ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.7%だった。また、4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍で前月と同水準。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.32倍だった。 セクター別では、金属製品、保険業、水産・農林業、建設業、パルプ・紙などが値下がり率上位、海運業、精密機器、鉄鋼、医薬品、銀行業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、サカタのタネ<1377>、クボタ<6326>、三菱重<7011>、花王<4452>、クリエイトSD<3148>、三井物<8031>、住友商<8053>、伊藤忠<8001>、東京海上<8766>、ソフトバンク<9434>、OLC<4661>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>などが下落。他方、川崎船<9107>、郵船<9101>、第一三共<4568>、神戸鋼<5406>、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>などが上昇している。 <CS> 2023/05/30 09:46 寄り付き概況 日経平均は471円高でスタート、レーザーテックやトヨタ自などが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31388.01;+471.70TOPIX;2171.27;+25.43[寄り付き概況] 29日の日経平均は前週末比471.70円高の31388.01円と大幅に3営業日続伸でスタート。26日の米国市場でダウ平均は328.69ドル高の33093.34ドル、ナスダックは277.59ポイント高の12975.69で取引を終了。債務上限交渉についてマッカーシー下院議長が進展があったと明らかにし、妥結期待から買いが先行。経済指標では、4月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想を上回ったものの、5月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が改善した一方で1年期待インフレ率が予想外に低下したことが好感された。 また、人工知能(AI)技術革命を期待したハイテク株買いが続き、相場を押し上げた。主要株価指数は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比540円高の31500円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はギャップアップから取引を開始。債務上限交渉について、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長が基本合意に達したことはポジティブ。ただし、今週も米雇用統計など重要な経済指標の発表を控えるなか、徐々にこう着感が強まるとの声も聴かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、三菱商事<8058>、ファーストリテ<9983>、三菱重工<7011>、丸紅<8002>、HOYA<7741>、ホンダ<7267>など主力処は全般買われている。業種別では、卸売、電気機器、精密機器などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/05/29 09:27 寄り付き概況 日経平均は108円高でスタート、東エレクやスクリーンHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30909.61;+108.48TOPIX;2151.74;+5.59[寄り付き概況] 26日の日経平均は108.48円高の30909.61円と続伸して取引を開始した。前日25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は35.27ドル安の32764.65ドル、ナスダックは213.93ポイント高の12698.09で取引を終了した。債務上限交渉が難航し、一部格付け会社が国の格付け引き下げの可能性も示唆したため寄り付き後、下落。交渉に引き続き進展なく、債務不履行懸念の売りも続き、ダウ平均は一段安となった。さらに、1-3月期国内総生産(GDP)改定値や雇用関連指標が予想を上振れ追加利上げが織り込まれたこともさらなる売り圧力となった。一方で、ナスダックは昨日引け後に発表された半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)の強い決算を受けて終日堅調に推移し、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.71%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6.81%上昇と大幅に上げており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=140円00銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が5日続落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は25日移動平均線からの乖離率が依然、4%を超すなど、短期的な過熱感が継続しており、週末ということもあり利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.2%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.3%上昇だった。 セクター別では、空運業、その他製品、海運業、精密機器、輸送用機器などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、小売業、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、川崎重<7012>、三菱重<7011>、三菱商<8058>、丸紅<8002>、ルネサス<6723>、JAL<9201>、HOYA<7741>、川崎船<9107>、任天堂<7974>、ディスコ<6146>、OLC<4661>、JR東<9020>、ソニーG<6758>、ホンダ<7267>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、7&iHD<3382>、ジョイフル本田<3191>、サカタのタネ<1377>、コスモス薬品<3349>、第一三共<4568>、日本製鉄<5401>、オリンパス<7733>、武田薬<4502>などが下落している。 <CS> 2023/05/26 09:33

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