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寄り付き概況 日経平均は231円高でスタート、野村マイクロやTDKなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35850.18;+231.00TOPIX;2514.60;+10.62[寄り付き概況] 17日の日経平均は231.00円高の35850.18円と反発して取引を開始した。前日16日の米国株式市場は下落。ダウ平均は231.86ドル安の37361.12ドル、ナスダックは28.41ポイント安の14944.35で取引を終了した。金融セクターの下げが重しとなり、寄り付き後、下落。航空機メーカー、ボーイング(BA)や携帯端末アップル(AAPL)の下落も相場を一段と押し下げ。空軍によるフーシ派に対する報復攻撃の報道で、地政学的リスクの上昇を受けた売りも強まった。また、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が年内の利下げが可能だが迅速な利下げは必要ないと慎重な対応を支持したため大幅利下げ観測が後退。金利上昇に連れ下げ幅を拡大したのち終盤にかけて下げ止まり終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。外為市場で1ドル=147円20銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円安・ドル高水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場で半導体関連株などの株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日は7日ぶりに上昇一服となったものの、引き続き高値警戒感が意識され、積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間11時に、10-12月期の中国国内総生産(GDP)、12月の中国工業生産高、12月の中国小売売上高など中国の主要経済指標が発表される。 セクター別では、石油石炭製品、保険業、電気機器、輸送用機器、機械などが値上がり率上位、電気・ガス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、野村マイクロ<6254>、TDK<6762>、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、東エレク<8035>、川崎船<9107>、ディスコ<6146>、商船三井<9104>、郵船<9101>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、SHIFT<3697>、ネクソン<3659>、イビデン<4062>、富士通<6702>、東電力HD<9501>、第一三共<4568>、OLC<4661>、KDDI<9433>、信越化<4063>、ベイカレント<6532>、任天堂<7974>、ニデック<6594>などが下落している。 <CS> 2024/01/17 09:35 寄り付き概況 日経平均は7円高でスタート、霞ヶ関キャピタルやKOKUSAIなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35909.20;+7.41TOPIX;2523.80;-0.80[寄り付き概況] 16日の日経平均は7.41円高の35909.20円と7日続伸して取引を開始した。前日15日の米国市場はキング牧師誕生日の祝日で休場。欧州市場は、独DAXが0.49%安、仏CAC40が0.72%安、英FTSETM100が0.39%安だった。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、東証が示した「資本コストや株価を意識した経営に向けた取り組み」を開示した企業一覧が買い手掛かりとして注目された。また、外為市場で1ドル=145円70銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の欧州市場で主要株価指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの6日続伸で2600円を超す上昇となったことから利益確定売りが出やすく、短期的な過熱感も意識された。さらに、今月下旬より内外の主要企業の決算発表が増えることから、これを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅高で始まった。なお、取引開始前に発表された12月の国内企業物価指数は、前年同月比横ばいだった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.3%下落だった。 セクター別では、海運業、証券商品先物、鉱業、その他金融業、石油石炭製品などが値上がり率上位、その他製品、繊維製品、パルプ・紙、電気機器、ガラス土石製品などが値下がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、霞ヶ関キャピタル<3498>、KOKUSAI<6525>、川崎船<9107>、郵船<9101>、資生堂<4911>、OLC<4661>、第一三共<4568>、商船三井<9104>、東電力HD<9501>、野村<8604>、ニデック<6594>、NTT<9432>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>などが上昇。他方、野村マイクロ<6254>、村田製<6981>、任天堂<7974>、日立<6501>、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、アドバンテスト<6857>、ベイカレント<6532>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、SHIFT<3697>、キーエンス<6861>、伊藤忠<8001>などが下落している。 <CS> 2024/01/16 09:40 寄り付き概況 日経平均は57円高でスタート、川崎汽船や三菱UFJなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35634.12;+57.01TOPIX;2499.21;+4.98[寄り付き概況] 1月15日の日経平均は前週末比57.01円高の35634.12円と6営業日続伸でスタート。12日の米国市場でダウ平均は118.04ドル安の37592.98ドル、ナスダックは2.58ポイント高の14972.76で取引を終了。12月生産者物価指数(PPI)が予想を下回り早期の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、決算を受けた銀行株の下落が重しとなり、下落に転じた。ただ、金利先安観にハイテクは底堅く推移し、相場全体の下値を支えた。 ダウは終日軟調に推移したが、ナスダックは終盤にかけプラス圏を回復しまちまちで終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の35545円。こうした流れのなか、本日の日経平均は買いが先行。もっとも、先週大幅に上昇していたこともあり、寄り付き後は一時小幅ながらマイナスに転じるなど、本格化する決算を前に様子見ムードが出ているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、川崎汽船<9107>、三菱UFJ<8306>、信越化<4063>、日本郵船<9101>、三菱重<7011>、商船三井<9104>、日立<6501>などが上昇している一方、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、安川電機<6506>などが小幅に下落。業種別では、海運、鉱業、証券商品先物などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2024/01/15 09:37 寄り付き概況 日経平均は551円高でスタート、ファーストリテや京セラなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;35601.65;+551.79TOPIX;2504.89;+22.02[寄り付き概況] 12日の日経平均は551.79円高の35601.65円と5日続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場は小幅続伸。ダウ平均は15.29ドル高の37711.02ドル、ナスダックは0.53ポイント高の14970.18で取引を終了した。原油高に連れたエネルギーセクターの上昇がけん引し、寄り付き後、上昇。しかし、12月消費者物価指数が予想を上回ったため早期利下げ観測が後退し、長期金利上昇を警戒し相場は大きく下落した。終日軟調に推移したが、終盤にかけて30年債入札の良好な結果や中東地政学的リスク上昇を受け長期金利が低下に転じると相場は下げを消し、小幅高で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均やナスダック総合指数が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発したことが、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。一方、日経平均は昨日までの4日続伸で1700円を超す上げとなっており、目先的な高値警戒感が意識された。また、週末ということに加え、今週末から発表が本格化する米主要企業の決算を見極めたいとして、積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は1兆9256億円の黒字。前年同月に比べ1533億円黒字幅が拡大した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2兆3851億円の黒字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は国内株を23年12月24-30日に3373億円売り越し、23年12月31日-24年1月6日には2962円買い越した。今日は株価指数先物オプション1月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で36025.97円だった。 セクター別では、精密機器、鉱業、医薬品、卸売業、機械などが値上がり率上位、銀行業、空運業、パルプ・紙、電気・ガス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、TDK<6762>、京セラ<6971>、アドバンテスト<6857>、富士フイルム<4901>、東エレク<8035>、HOYA<7741>、ソフトバンクG<9984>、スズキ<7269>、伊藤忠<8001>、味の素<2802>、セコム<9735>、レーザーテック<6920>、野村<8604>、日東電<6988>、中外薬<4519>などが上昇。他方、第一三共<4568>、7&iHD<3382>、エーザイ<4523>などが下落している。 <CS> 2024/01/12 09:33 寄り付き概況 日経平均は429円高でスタート、日立や東京海上などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;34871.33;+429.61TOPIX;2472.06;+27.58[寄り付き概況] 11日の日経平均は429.61円高の34871.33円と4日続伸して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は170.57ドル高の37695.73ドル、ナスダックは111.94ポイント高の14969.65で取引を終了した。今週予定されている重要インフレ指標や銀行決算の発表を控えた調整が続き、寄り付き後、小幅高。長期金利が上昇に転じたため一時相場は下落に転じたが、ソフトランディング期待を受けた買いやハイテクの買いが下値を支え、終盤にかけて上げ幅を拡大した。引けにかけ、NY連銀のウィリアムズ総裁がバランスシート縮小ペースを減速する段階にはまだ達していないとの発言を受けて上昇が一服し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=145円60銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円安・ドル高に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場で半導体関連株の重しとなった。また、日経平均は昨日までの3日続伸で1100円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では全業種が値上がり。保険業、証券商品先物、輸送用機器、卸売業、その他製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、日立<6501>、トヨタ<7203>、スズキ<7269>、東京海上<8766>、SMC<6273>、伊藤忠<8001>、ソニーG<6758>、第一三共<4568>、日産自<7201>、デンソー<6902>、任天堂<7974>、東電力HD<9501>などが上昇。他方、楽天グループ<4755>、富士通<6702>などが下落している。 <CS> 2024/01/11 09:47 寄り付き概況 日経平均は133円高でスタート、第一三共や京セラなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33896.33;+133.15TOPIX;2416.09;+3.00[寄り付き概況] 10日の日経平均は133.15円高の33896.33円と3日続伸して取引を開始した。前日9日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は157.85ドル安の37525.16ドル、ナスダックは13.94ポイント高の14857.71で取引を終了した。利益確定売りが先行し、寄り付き後、下落。ダウは高値警戒感から終日軟調に推移した。ナスダックは金利先安観が支援し終盤にかけてプラス圏を回復。今週後半に発表される消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)を控え調整色が強くまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら上昇したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株などの株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=144円40銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高方向に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場で株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が昨年7月につけた終値べースの昨年来高値を上回ったことから、目先の目標達成感を指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、その他製品、卸売業、医薬品、水産・農林業、精密機器などが値上がり率上位、石油石炭製品、海運業、化学、サービス業、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、第一三共<4568>、エーザイ<4523>、京セラ<6971>、任天堂<7974>、ソシオネクスト<6526>、すかいらーくHD<3197>、伊藤忠<8001>、デンソー<6902>、東エレク<8035>、三菱商<8058>、SOMPO<8630>、OLC<4661>、積水ハウス<1928>、ディスコ<6146>、NTT<9432>、キーエンス<6861>などが上昇。他方、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、ニトリHD<9843>、TOWA<6315>、富士通<6702>、ソフトバンクG<9984>、東電力HD<9501>、日立<6501>、東京海上<8766>、野村マイクロ<6254>、ダイキン<6367>、三菱UFJ<8306>などが下落している。 <CS> 2024/01/10 09:43 寄り付き概況 日経平均は327円高でスタート、アドバンテストやオムロンなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33704.83;+327.41TOPIX;2412.12;+18.58[寄り付き概況] 9日の日経平均は327.41円高の33704.83円と続伸して取引を開始した。前週末5日の米国株式市場で、ダウ平均は25.77ドル高の37466.11ドル、ナスダックは13.77ポイント高の14524.07。12月雇用統計が予想を上回ったが、12月ISM非製造業景況指数が大幅に悪化したことから利下げ観測が再燃し、株価を支えた。前日8日のダウ平均は216.90ドル高の37683.01ドル、ナスダックは319.70ポイント高の14843.77。航空機メーカーのボーイング(BA)の下落が重しとなり、寄り付き後、まちまち。携帯端末アップル(AAPL)や半導体エヌビディア(NVDA)の上昇に加えて、長期金利の低下でナスダックは終日堅調に推移し、相場全体を支えた。終盤にかけて、ハイテクが上げ幅を一段と拡大、さらにボーイングの下げ幅縮小に連れてダウも大きく上昇に転じた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。米国市場で先週末5日、昨日8日と主要指数が続伸したことが東京市場の株価を支えた。中でも、2営業日合計でハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.30%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.93%上昇と、ダウ平均(0.65%上昇)と比べ上昇率が大きかったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。 一方、外為市場で1ドル=144円10銭台と、先週末5日15時頃と比べ70銭ほど円高・ドル安方向に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、日経平均は昨年来、33000円台後半で上値を抑えられる展開が続ており、相場の上値は重いとの指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された12月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.1%上昇だった。同じく取引開始前に発表された11月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比2.9%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.3%減少だった。 セクター別では、精密機器、証券商品先物、その他製品、電気機器、機械などが値上がり率上位、海運業、鉱業、電気・ガス業、石油石炭製品、陸運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、オムロン<6645>、日立<6501>、ディスコ<6146>、野村マイクロ<6254>、ソシオネクスト<6526>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、中外薬<4519>、第一三共<4568>、任天堂<7974>、楽天グループ<4755>、SMC<6273>、ニトリHD<9843>などが上昇。他方、川崎船<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>、アステラス薬<4503>、武田薬<4502>、パナHD<6752>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などが下落している。 <CS> 2024/01/09 09:43 寄り付き概況 日経平均は109円高でスタート、川崎船や楽天グループなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33397.52;+109.23TOPIX;2387.88;+9.09[寄り付き概況] 5日の日経平均は109.23円高の33397.52円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日4日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は10.15ドル高の37440.34ドル、ナスダックは81.91ポイント安の14510.30で取引を終了した。予想を上回った雇用関連指標を受けてソフトランディング期待も金利高で、寄り付き後、まちまち。12月サービス業PMIも予想外に上方修正され、長期金利が一段と上昇するとハイテクがさらに売られ、相場の重しとなった。ダウは銀行セクターが支え終日堅調に推移したが、終盤にかけ雇用統計を控えた調整などに上げ幅を縮小し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら反発したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=144円70銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日の日経平均が朝方の売り一巡後は下げ渋る展開となったことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。一方、昨日の米株式市場でナスダック総合指数などダウ平均以外の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国で今晩、12月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとするムードがあることに加え、東京市場は明日から3連休となることから積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 セクター別では、石油石炭製品、不動産業、海運業、その他金融業、保険業などが値上がり率上位、鉱業、電気機器、化学、空運業、水産・農林業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、川崎船<9107>、楽天グループ<4755>、ENEOS<5020>、オリックス<8591>、日本製鉄<5401>、任天堂<7974>、三菱重<7011>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>、スズキ<7269>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、郵船<9101>、神戸鋼<5406>などが上昇。他方、信越化<4063>、ルネサス<6723>、野村マイクロ<6254>、ニトリHD<9843>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、東電力HD<9501>、INPEX<1605>、ファナック<6954>、HOYA<7741>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>などが下落している。 <CS> 2024/01/05 09:35 寄り付き概況 日経平均は271円安でスタート、アドバンテストや東電力HDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33193.05;-271.12TOPIX;2359.28;-7.11[寄り付き概況] 4日の日経平均は271.12円安の33193.05円と3営業日続落して取引を開始した。昨年12月29日の米株式市場でダウ平均は20.56ドル安、ナスダックは83.79ポイント安。米市場の3連休を前に持ち高調整の売りが優勢。金利が上昇しハイテク株も軟調だった。1月2日のダウ平均は25.50ドル高、ナスダックは245.41ポイント安。根強いソフトランディング期待で買い優勢だがアップルなどハイテク株が安く相場の重しとなった。昨日3日のダウ平均は284.85ドル安の37430.19ドル、ナスダックは173.73ポイント安の14592.21。リッチモンド連銀のバーキン総裁が追加利上げの選択肢も依然あると言及したことや、長期金利の上昇でハイテクが売られ、相場を押し下げた。また、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録でも長期にわたり金融引き締め策を維持する方針が再確認されると、終盤にかけ下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。東京市場が年末年始の休場中の昨年12月29日、今年1月2日、3日の3営業日通算で米株式市場の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3.33%安、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6.36%安と、ダウ平均(0.74%安)と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、石川県能登地方で発生した最大震度7の地震が経済へ及ぼす影響も懸念された。一方、外為市場で1ドル=142円90銭台と、昨年12月29日15時頃と比べ1円60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、日経平均は昨年末に13週移動平均線が26週線を上抜くゴールデンクロスを示現しており、日経平均は中勢的に上昇波動となっているとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は日本時間10時45分に、12月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。 セクター別では、精密機器、サービス業、その他製品、空運業、電気・ガス業などが値下がり率上位、海運業、鉱業、建設業、鉄鋼、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、東電力HD<9501>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、野村マイクロ<6254>、ニトリHD<9843>、HOYA<7741>、OLC<4661>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、武田薬<4502>、アステラス薬<4503>、日本郵政<6178>、INPEX<1605>、ソフトバンク<9434>、JT<2914>、第一三共<4568>、日本製鉄<5401>、KDDI<9433>などが上昇している。 <CS> 2024/01/04 09:44 寄り付き概況 日経平均は80円安でスタート、川崎船やリクルートHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33458.64;-80.98TOPIX;2362.14;+0.12[寄り付き概況] 29日の日経平均は80.98円安の33458.64円と続落して取引を開始した。前日28日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は53.58ドル高の37710.10ドル、ナスダックは4.04ポイント安の15095.14で取引を終了した。来年の早期利下げを期待した買いが続き、寄り付き後、上昇。ソフトランディング期待を受けた買いも目立ち終日、堅調に推移した。しかし、過去最高水準での利食い売りが相場の上値を抑制。また、長期金利が上昇したためハイテクは終盤にかけて下落に転じ、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、年末年始休暇の市場関係者も多く、積極的な買いは限定的だった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で夜間に一時1ドル=140円20銭台まで進んだ円高・ドル安がその後、円高一服となっていることも市場の安心感となり、寄り後、日経平均は上げに転じた。 セクター別では、鉱業、サービス業、化学、海運業、非鉄金属などが値下がり率上位、輸送用機器、パルプ・紙、保険業、その他金融業、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、川崎船<9107>、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、ファナック<6954>、TOWA<6315>、ソシオネクスト<6526>、キーエンス<6861>、商船三井<9104>、信越化<4063>、郵船<9101>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、INPEX<1605>などが下落。他方、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、トヨタ<7203>、三菱商<8058>、デンソー<6902>、ソニーG<6758>、ホンダ<7267>、MS&AD<8725>、日産自<7201>、HOYA<7741>、東電力HD<9501>、JT<2914>、三井住友<8316>、KDDI<9433>などが上昇している。 <CS> 2023/12/29 09:39 寄り付き概況 日経平均は203円安でスタート、商船三井やINPEXなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33477.47;-203.77TOPIX;2353.25;-12.15[寄り付き概況] 28日の日経平均は203.77円安の33477.47円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は111.19ドル高の37656.52ドル、ナスダックは24.60ポイント高の15099.18で取引を終了した。高値警戒感に、寄り付き後、まちまち。その後、連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げを織り込み、長期金利が大幅に低下すると、買いが先行した。金利先安観にハイテクも買われ、終日、底堅く推移。5年債入札が強い結果となると、金利が一段と低下し再び買いの勢いが強まった。高値付近で売り買い交錯したのち、終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。外為市場で1ドル=141円20銭台と、昨日15時頃と比べ1円30銭ほど円高・ドル安水準となったことが、東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、今年6月以降は日経平均が33500円近辺を超えると上値を抑えられる展開となっていることから、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、昨日の日経平均がマドを空けて上伸し、25日移動平均線が上向きに転じたことから、相場の基調の強さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比0.9%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.6%低下だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月17-23日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は1200億円だった。 セクター別では、鉱業、ゴム製品、海運業、ガラス土石製品、食料品などが値下がり率上位、保険業、医薬品、その他金融業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、商船三井<9104>、川崎船<9107>、郵船<9101>、INPEX<1605>、野村マイクロ<6254>、JT<2914>、キヤノン<7751>、アサヒ<2502>、キリンHD<2503>、ブリヂストン<5108>、ヒューリック<3003>、日産自<7201>、ソシオネクスト<6526>などが下落。他方、NTT<9432>、東京海上<8766>、アシックス<7936>、パンパシHD<7532>、第一三共<4568>、武田薬<4502>、ディスコ<6146>、信越化<4063>などが上昇している。 <CS> 2023/12/28 09:44 寄り付き概況 日経平均は227円高でスタート、ソフトバンクGや郵船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33532.97;+227.12TOPIX;2351.30;+12.44[寄り付き概況] 27日の日経平均は227.12円高の33532.97円と4日続伸して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は159.36ドル高の37545.33ドル、ナスダックは81.60ポイント高の15074.57で取引を終了した。連休明け、様子見気配強くまちまちで寄り付いた。その後、原油価格の回復でエネルギーセクター中心に買われたほか、10月住宅価格指数も予想ほど伸びなかったものの依然プラス圏を維持し住宅市場の底堅さが確認され相場を支援。さらに、根強い来年の利下げ期待を受けた買いや半導体インテル(INTC)の上昇が相場を一段と押し上げ終日堅調に推移した。終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.80%上昇と、ダウ平均(0.43%上昇)やナスダック総合指数(0.54%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが、東京市場で半導体関連株の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が一時下げに転じたものの、33100円台半ばに位置する25日移動平均線を下回らず、取引終盤にかけて底堅い動きとなったことから、株価の下値は堅いとの見方もあった。一方、年末年始が接近し市場参加者が少なく、積極的な買いは限定的となるとの指摘があった。また、今年6月以降は日経平均が33500円近辺を超えると上値を抑えられる展開となっていることから、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、yutori<5892>が東証グロースに上場した。 セクター別では、海運業、精密機器、電気機器、鉱業、保険業などが値上がり率上位、水産・農林業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、ソフトバンクG<9984>、TOWA<6315>、野村マイクロ<6254>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、東エレク<8035>、郵船<9101>、ニデック<6594>、ニトリHD<9843>、商船三井<9104>、ダイキン<6367>、ディスコ<6146>などが上昇。他方、東電力HD<9501>、ロイヤルHD<8179>、大塚HD<4578>、パンパシHD<7532>などが下落している。 <CS> 2023/12/27 09:34 寄り付き概況 日経平均は41円高でスタート、ソシオネクストやIHIなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33295.68;+41.65TOPIX;2339.04;+1.64[寄り付き概況] 26日の日経平均は41.65円高の33295.68円と3日続伸して取引を開始した。前日25日の欧米市場はクリスマス休暇で休場。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の欧米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、昨日の日経平均が終日、25日線を上回って推移したことから、相場の下値は堅いとの見方があった。また年内の東京市場の取引は今日を含めあと4日となり、週末29日の大納会に向け「掉尾の一振」に期待する向きもあった。一方、年末休暇の機関投資家も多く、積極的な買いは限定的となっている。また、今年6月以降は日経平均が33500円近辺を超えると上値を抑えられる展開となっていることから、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。 なお、取引開始前に発表された11月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、11月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍で前月から0.02ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.30倍だった。 セクター別では、海運業、その他製品、石油石炭製品、鉱業、パルプ・紙などが値上がり率上位、保険業、陸運業、サービス業、精密機器、小売業などが値下がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、IHI<7013>、郵船<9101>、商船三井<9104>、東電力HD<9501>、資生堂<4911>、任天堂<7974>、ダイダン<1980>、ダイキン<6367>、INPEX<1605>、ソフトバンクG<9984>、サッポロHD<2501>、伊藤忠<8001>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、野村マイクロ<6254>、高島屋<8233>、パンパシHD<7532>、OLC<4661>、三菱UFJ<8306>、すかいらーくHD<3197>、JR東<9020>、ディスコ<6146>、リクルートHD<6098>、スズキ<7269>、三菱電<6503>、三井住友<8316>、ヒューリック<3003>などが下落している。 <CS> 2023/12/26 09:35 寄り付き概況 日経平均は245円高でスタート、トヨタ自やソニーGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33414.51;+245.46TOPIX;2353.62;+17.19[寄り付き概況] 12月25日の日経平均は前週末比245.46円高の33414.51円と続伸でスタート。22日の米国市場でダウ平均は18.38ドル安の37385.97ドル、ナスダックは29.11ポイント高の14992.97で取引を終了。 連休を控えた調整で寄り付き後、まちまち。11月コアPCE(個人消費支出)価格指数の伸びが予想を下回り連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げを正当化させるとの見方に金利が低下、ハイテク中心に買いが先行した。その後、12月ミシガン大消費者信頼感指数確定値や長期インフレ期待が予想外に上方修正されると、長期金利が上昇に転じ、相場は失速。終盤にかけダウは小幅下落に転じた。ナスダックは根強い金利先安感に底堅く推移し、まちまちで終了。 シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比210円高の33270円。こうした流れのなか、本日の日経平均は買いが先行。もっとも、25日の米国市場はクリスマスの祝日で休場となるため、海外勢の商いは限られると考えられる。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まるとの見方が多いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、トヨタ自<7203>、資生堂<4911>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、スズキ<7269>などが上昇している一方、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、アドバンテ<6857>などが下落。業種別では、精密機器、建設、化学などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/12/25 09:31 寄り付き概況 日経平均は117円高でスタート、KOKUSAIや資生堂などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33257.95;+117.48TOPIX;2331.17;+5.19[寄り付き概況] 22日の日経平均は117.48円高の33257.95円と反発して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は反発。ダウ平均は322.35ドル高の37404.35ドル、ナスダックは185.92ポイント高の14963.87で取引を終了した。前日の大幅反落の反動で、寄り付き後、上昇。7-9月期国内総生産(GDP)・個人消費、価格指数確定値の予想外の下方修正を受け、来年の利下げ観測が強まり、一段の上昇につながった。同時に、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の底堅さが証明され、長期金利上昇で上値も限定的となった。ただ、半導体メーカーのマイクロン・テクノロジー(MU)やクルーズ船運営のカーニバル(CCL)などの良好な決算を好感し下値も底堅く、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.77%上昇と、ダウ平均(0.87%上昇)やナスダック総合指数(1.26%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が500円を超す下げとなったことから、押し目買いも入りやすかった。一方、外為市場で1ドル=142円10銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円高・ドル安水準となったことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が33100円台後半に位置する25日線を終値で下回ったことから、短期的には相場の下値余地があるとの指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.5%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.5%上昇だった。今日は、早稲田学習研究会<5869>が東証スタンダードに、ヒューマンテクノロジーズ<5621>が東証グロースにそれぞれ上場した。 セクター別では、銀行業、海運業、化学、パルプ・紙、金属製品などが値上がり率上位、輸送用機器、不動産業、ゴム製品、サービス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、KOKUSAI<6525>、資生堂<4911>、川崎船<9107>、東電力HD<9501>、三井住友<8316>、信越化<4063>、SUMCO<3436>、みずほ<8411>、ディスコ<6146>、三菱UFJ<8306>、スズキ<7269>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>などが上昇。他方、トヨタ<7203>、デンソー<6902>、ソニーG<6758>、ホンダ<7267>、TDK<6762>、ファナック<6954>、武田薬<4502>、キーエンス<6861>などが下落している。 <CS> 2023/12/22 09:41 寄り付き概況 日経平均は399円安でスタート、トヨタやソシオネクストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33276.81;-399.13TOPIX;2326.32;-23.06[寄り付き概況] 21日の日経平均は399.13円安の33276.81円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は475.92ドル安の37082.00ドル、ナスダックは225.28ポイント安の14777.94で取引を終了した。高値付近からの利食い売りに寄り付き後、下落。その後、予想を上回った12月消費者信頼感指数や11月中古住宅販売件数を好感した買いに、一時上昇に転じた。しかし、運送会社のフェデックス(FDX)の低調な決算を受けた根強い景気減速懸念に再び下落。さらに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海での度重なる船舶攻撃への対処で米国が軍事行動を検討しているとの報道を受けた地政学的リスク上昇を警戒した売り、短期オプション絡みの売りが加速し、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの2日間で900円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、ポジション調整による健全な株価調整との見方があった。また、外為市場で円相場が落ち着いた推移となっていることも東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月10-16日に国内株を3週ぶりに買い越した。買越額は2738億円だった。今日は、マーソ<5619>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、輸送用機器、機械、卸売業、証券商品先物などが値下がり率上位、電気・ガス業、海運業、水産・農林業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、トヨタ<7203>、ルネサス<6723>、ソシオネクスト<6526>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、ホンダ<7267>、HOYA<7741>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、コマツ<6301>、ディスコ<6146>、日産自<7201>、日本製鉄<5401>などが下落。他方、東電力HD<9501>、スズキ<7269>、資生堂<4911>、日本郵政<6178>、郵船<9101>、7&iHD<3382>などが上昇している。 <CS> 2023/12/21 09:32 寄り付き概況 日経平均は247円高でスタート、パナHDや日産自などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33467.32;+247.93TOPIX;2342.17;+8.36[寄り付き概況] 20日の日経平均は247.93円高の33467.32円と続伸して取引を開始した。前日19日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は251.90ドル高の37,557.92ドル、ナスダックは98.03ポイント高の15,003.22で取引を終了した。11月住宅着工件数の予想外の改善でソフトランデイング期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。リッチモンド連銀のバーキン総裁がインフレを巡り進展が続けば適切に対応すると利下げの可能性を示唆し、長期金利の低下を好感した買いも相場を押し上げ、終日堅調に推移した。終盤にかけ、相場は上げ幅を拡大し、ダウは連日で過去最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の取引時間中に発表された日銀金融政策決定会合の結果に加え、取引終了後の植田日銀総裁による記者会見を受け、早期政策修正への警戒感が後退し、投資家心理が改善した。さらに、昨日の日経平均が高値引けとなり、33100円台半ばに位置する25日線を終値で上回ったことから、相場の先高観を指摘する向きもあった。一方、昨日は日経平均が400円を超す大幅高となったことから短期的な利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の貿易収支は7769億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は9900億円の赤字だった。今日は、ロココ<5868>が東証スタンダードに、ナイル<5618>が東証グロースにそれぞれ上場した。 セクター別では、輸送用機器、鉱業、機械、非鉄金属、ゴム製品などが値上がり率上位、電気・ガス業、海運業、倉庫運輸関連、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、イビデン<4062>、パナHD<6752>、信越化<4063>、日産自<7201>、三菱重<7011>、資生堂<4911>、ホンダ<7267>、野村マイクロ<6254>、ダイキン<6367>、INPEX<1605>、7&iHD<3382>、リクルートHD<6098>、武田薬<4502>、ルネサス<6723>などが上昇。他方、JSR<4185>、川崎船<9107>、みずほ<8411>、東電力HD<9501>、商船三井<9104>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、デンソー<6902>などが下落している。 <CS> 2023/12/20 09:36 寄り付き概況 日経平均は15円高でスタート、東京海上やANYCOLORなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32774.21;+15.23TOPIX;2316.95;+0.09[寄り付き概況] 19日の日経平均は15.23円高の32774.21円と反発して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は0.86ドル高の37306.02ドル、ナスダックは90.89ポイント高の14904.81で取引を終了した。12月住宅市場指数の改善でソフトランディング観測が強まり、寄り付き後、上昇。エネルギーセクターや会員制倉庫型卸売・小売会社のコストコホールセール(COST)の上昇も相場を押し上げた。一部連邦準備制度理事会(FRB)関係者が市場の早期利下げ観測に懐疑的見方を表明したものの、金利先安感が根強くハイテクが相場を支えた。終盤にかけダウ平均は失速したが連日で過去最高値を更新、相場はプラス圏を維持し終了した。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅高だったが、主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均は下落したものの、下値支持線として意識される75日線を下回らず、午後は下げ幅を縮める動きとなったことから、株価の下値は堅いとの見方もあった。一方、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。今日はエスネットワークス<5867>が東証グロースに上場した。 セクター別では、保険業、鉱業、食料品、石油石炭製品、その他製品などが値上がり率上位、海運業、鉄鋼、非鉄金属、卸売業、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東京海上<8766>、ANYCOLOR<5032>、キヤノン<7751>、日本郵政<6178>、任天堂<7974>、INPEX<1605>、味の素<2802>、7&iHD<3382>、資生堂<4911>、アサヒ<2502>、三井住友<8316>、KDDI<9433>などが上昇。他方、日本製鉄<5401>、郵船<9101>、HOYA<7741>、第一三共<4568>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、コマツ<6301>、ソフトバンクG<9984>、三井物<8031>、丸紅<8002>、伊藤忠<8001>、ソニーG<6758>などが下落している。 <CS> 2023/12/19 09:39 寄り付き概況 日経平均は201円安でスタート、レーザーテックや三井住友などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32769.23;-201.32TOPIX;2314.66;-17.62[寄り付き概況] 12月18日の日経平均は前週末比201.32円安の32769.23円と反落でスタート。15日の米国市場でダウ平均は56.81ドル高の37305.16ドル、ナスダックは52.36ポイント高の14813.92で取引を終了。NY連銀のウィリアムズ総裁が早期利下げを否定したため、寄り付き後、下落。その後、アトランタ連銀のボスティック総裁が来年下半期の利下げを予想していると発言すると、上昇に転じた。過去最高値付近での利食い売りにダウは一時下落に転じるも、終盤にかけ航空機メーカーのボーイング(BA)がけん引する形で底堅く推移。ナスダックも半導体インテル(INTC)の上昇や金利先安感にプラス圏を維持し過去最高値で終了した。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比260円安の32630円。こうした流れのなか、本日の日経平均は売りが先行。日銀の金融政策決定会合を控えるなかで持ち高調整の動きが優勢とみられる。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、アドバンテ<6857>、ルネサス<6723>などが下落している一方、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>などが上昇。業種別では、不動産、その他金融、鉄鋼などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/12/18 09:30 寄り付き概況 日経平均は74円高でスタート、信越化やSUBARUなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32760.56;+74.31TOPIX;2325.15;+3.80[寄り付き概況] 15日の日経平均は74.31円高の32760.56円と反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は158.11ドル高の37248.35ドル、ナスダックは27.59ポイント高の14761.56で取引を終了した。利下げ期待や小売売上高が予想外のプラスとなり景気見通しの改善に寄り付き後、上昇。その後、高値付近から利食い売りも目立ち伸び悩んだ。クラウド需要の低迷見通しを嫌気しナスダックは一時下落に転じるも、10年債利回りが4%を下回るなど金利安で下値も限定的となりプラス圏を回復。ダウは連日で最高値を更新して引けた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.67%上昇と、ダウ平均(+0.43%)やナスダック総合指数(+0.19%)に比べ上昇率が大きかったことが、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均は下落したが、後場は下げ渋り、また、32400円台に位置する75日移動平均線を下回らなかったことから、株価の下値は堅いとの見方があった。 一方、テクニカル面で、日経平均は33100円台に位置する25日移動平均線が上値抵抗線ととなりつつあるとの見方があった。また、自民党派閥の政治資金問題を巡り政治の不透明感が引き続き懸念材料として意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、S&J<5599>が東証グロース上場に、魁力屋<5891>が東証スタンダードにそれぞれ上場した。日本時間の今日午前に、11月の中国70都市の新築住宅価格動向、11月の中国工業生産高、11月の小売売上高などが発表される。 セクター別では、海運業、鉱業、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼などが値上がり率上位、保険業、水産・農林業、銀行業、電気・ガス業、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、信越化<4063>、アドバンテスト<6857>、川崎船<9107>、東エレク<8035>、SUBARU<7270>、TOWA<6315>、ソニーG<6758>、INPEX<1605>、日産自<7201>、ダイキン<6367>、郵船<9101>、ニトリHD<9843>、ホンダ<7267>、キーエンス<6861>、三菱商<8058>、トヨタ<7203>、SMC<6273>などが上昇。他方、三井住友<8316>、東京海上<8766>、ソシオネクスト<6526>、資生堂<4911>、東電力HD<9501>、アステラス薬<4503>、日本郵政<6178>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、7&iHD<3382>などが下落している。 <CS> 2023/12/15 09:37 寄り付き概況 日経平均は105円高でスタート、リクルートHDや東電力HDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33032.30;+105.95TOPIX;2349.18;-5.74[寄り付き概況] 14日の日経平均は105.95円高の33032.30円と4日続伸して取引を開始した。前日13日の米国株式市場は大幅続伸。ダウ平均は512.30ドル高の37090.24ドル、ナスダックは200.57ポイント高の14733.96で取引を終了した。11月生産者物価指数(PPI)が予想を下回り長期金利の低下に連れハイテクが買われ、小幅高で寄り付いた。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表待ちで小動きが続いたのち、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り政策金利を3会合連続で据え置くことを決定、当局金融政策決定者の予測が24年の0.75%の利下げが予想されるなどハト派な内容となり、パウエル議長も会見でタカ派色を見せず、来年の利下げ観測が一段と強まると、長期金利の一段の低下で買いに拍車がかかり、終盤にかけ上げ幅を拡大。ダウは過去最高値で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、米物価指数の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見などの重要イベントを通過したことも東京市場の安心感となった。一方、外為市場で1ドル=142円80銭台と、昨日15時頃と比べ2円70銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価を抑える要因となった。また、自民党派閥の政治資金問題を巡る政治の不透明感が引き続き懸念材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比0.7%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.4%減だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は12月3-9日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は9906億円だった。 セクター別では、電気・ガス業、パルプ・紙、金属製品、サービス業、小売業などが値上がり率上位、輸送用機器、保険業、銀行業、ゴム製品、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、東電力HD<9501>、野村マイクロ<6254>、SUMCO<3436>、ニトリHD<9843>、住友林<1911>、イビデン<4062>、マクニカHD<3132>、信越化<4063>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、花王<4452>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>などが上昇。他方、三菱自<7211>、東京海上<8766>、三井住友<8316>、ホンダ<7267>、三菱UFJ<8306>、日産自<7201>、トヨタ<7203>、みずほ<8411>、パナHD<6752>、ソニーG<6758>、村田製<6981>、KDDI<9433>、JT<2914>、シマノ<7309>などが下落している。 <CS> 2023/12/14 09:40 寄り付き概況 日経平均は129円高でスタート、大阪ガスやリクルートHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32973.47;+129.77TOPIX;2358.37;+5.21[寄り付き概況] 13日の日経平均は129.77円高の32973.47円と日続伸して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は173.01ドル高の36,577.94ドル、ナスダックは100.91ポイント高の14,533.40で取引を終了した。11月消費者物価指数(CPI)のほぼ予想に一致した結果を好感し寄り付き後、上昇。長期金利の低下を受けてハイテクも上昇し、相場を一段と押し上げた。イエレン財務長官のインフレや経済に関する楽観的な見解も支援し相場は終日堅調に推移。終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇ことが東京市場の株価を支えた。また、昨日の日経平均が朝高の後に伸び悩んだものの、前日比で下げに転じることがなかったことから、株価の下値は堅いとの見方があった。一方、日本時間の明日未明に、米国で米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。また、自民党のパーティー券問題を巡り政治の不透明感が強まっていることも市場の懸念材料となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された日銀短観(12月調査)で、大企業製造業の業況判断DIはプラス12と前回9月調査のプラス9から改善した。QUICKがまとめた民間予測の中央値はプラス10だった。3月までの先行きはプラス8(今回差マイナス4)となった。 セクター別では、機械、サービス業、不動産業、金属製品、化学などが値上がり率上位、鉱業、輸送用機器、鉄鋼、ゴム製品、証券商品先物などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、大阪ガス<9532>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、イビデン<4062>、新光電工<6967>、資生堂<4911>、スクリーンHD<7735>、ソシオネクスト<6526>、OLC<4661>、三菱重<7011>などが上昇。他方、富士通<6702>、川崎重<7012>、SBI<8473>、東電力HD<9501>、デンソー<6902>、INPEX<1605>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、三菱商<8058>、日産自<7201>、郵船<9101>、東京海上HD<8766>、キーエンス<6861>、三井物<8031>などが下落している。 <CS> 2023/12/13 09:31 寄り付き概況 日経平均は315円高でスタート、東エレクや大塚HDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33107.65;+315.85TOPIX;2371.45;+12.90[寄り付き概況] 12日の日経平均は315.85円高の33107.65円と続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は157.06ドル高の36404.93ドル、ナスダックは28.51ポイント高の14432.49で取引を終了した。今週控えている消費者物価指数(CPI)の発表や連邦公開市場委員会(FOMC)待ちでまちまちで寄り付いた。インフレ鈍化を受け利上げ終了観測が一段と強まる中、ソフトランディング期待が下支えとなりダウは堅調に推移し終盤にかけて上げ幅を拡大。国債入札結果が低調で長期金利が上昇したため、ハイテクは上値が抑制されたがナスダックもプラス圏に回復し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継いだ。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.40%上昇と、ダウ平均(0.43%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=146円00銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場の安心感となった。一方、米国で今晩、11月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、また、日本時間14日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の国内企業物価指数は、前年同月比0.3%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.1%上昇だった。今日は、ブルーイノベーション<5597>、アウトルックコンサルティング<5596>が東証グロースに上場した。 セクター別では、電気機器、不動産業、精密機器、機械、その他製品などが値上がり率上位、銀行業、鉱業、石油石炭製品、電気・ガス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、大塚HD<4578>、ダイキン<6367>、すかいらーくHD<3197>、任天堂<7974>、日立<6501>、信越化<4063>、大和ハウス<1925>、川崎船<9107>などが上昇。他方、ゆうちょ銀行<7182>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ニトリHD<9843>、東電力HD<9501>、INPEX<1605>、OLC<4661>、豊田織<6201>などが下落している。 <CS> 2023/12/12 09:36 寄り付き概況 日経平均は357円高でスタート、レーザーテックやトヨタ自などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32665.09;+357.23TOPIX;2344.86;+20.39[寄り付き概況] 12月11日の日経平均は前週末比357.23円高の32665.09円と大幅反発でスタート。8日の米国市場でダウ平均は130.49ドル高の36247.87ドル、ナスダックは63.98ポイント高の14403.97で取引を終了。雇用統計が予想を上回り早期利下げ期待が後退し、寄り付き後、下落。消費者信頼感指数も予想を上回りソフトランディング期待が下支えとなり上昇に転じた。エネルギーセクターの上昇も手伝い、堅調に推移。長期金利の上昇が警戒され一時伸び悩んだものの、相場はプラス圏を維持し終盤にかけ上げ幅を拡大し終了した。シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比320円高の32520円。本日の日経平均は買いが先行。米国ではハイテク株の一角が買われていたこともあり、東京市場でも指数インパクトの大きい値がさハイテク株を中心とした自律反発が意識されやすい。SQ値(32639.57円)を捉えたことも安心感に繋がっているようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、東京電力HD<9501>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、川崎汽船<9107>、三菱商事<8058>など全般上昇。業種別では、卸売、石油石炭、機械などが上昇率上位で推移している。 <CS> 2023/12/11 09:44 寄り付き概況 日経平均は257円安でスタート、三菱自やコマツなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32600.47;-257.84TOPIX;2343.63;-16.28[寄り付き概況] 8日の日経平均は257.84円安の32600.47円と続落して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は反発。ダウ平均は62.95ドル高の36117.38ドル、ナスダックは193.28ポイント高の14339.99で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了期待に買いが続き、寄り付き後、上昇。特に、AI(人工知能)技術への期待再燃で半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などを中心にハイテクが強く、相場全体の上昇を後押しした。終盤にかけ上げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。外為市場でドル=144円10銭台と、昨日15時頃と比べ2円50銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などを中心に買い手控え要因となった。また、昨日の日経平均が33000円近辺に位置する25日移動平均線を再び下回ったことから、相場は調整局面にあるとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比2.5%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.0%減だった。同じく取引開始前に発表された4-9月期の国内総生産(GDP)改定値は実質前期比0.7%減、年率換算では2.9%減だった。速報値は0.5%減、年率では2.1%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は年率で2.0%減だった。また、10月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は2兆5828億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆8919億円の黒字だった。今日は株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で32639.57円だった。 セクター別では、輸送用機器、不動産業、ゴム製品、卸売業、鉄鋼などが値下がり率上位、銀行業、水産・農林業、空運業、パルプ・紙、小売業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱自<7211>、デンソー<6902>、トヨタ<7203>、コマツ<6301>、川崎船<9107>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、三井物<8031>、SMC<6273>、第一三共<4568>、TDK<6762>、キヤノン<7751>、第一生命HD<8750>、資生堂<4911>、ファナック<6954>などが下落。他方、ゆうちょ銀行<7182>、東電力HD<9501>、ニトリHD<9843>、LINE ヤフー<4689>、三菱UFJ<8306>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、三井住友<8316>、リクルートHD<6098>、7&iHD<3382>、みずほ<8411>、ソフトバンクG<9984>、ルネサス<6723>などが上昇している。 <CS> 2023/12/08 09:42 寄り付き概況 日経平均は280円安でスタート、レーザーテックや川崎船などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33165.72;-280.18TOPIX;2369.61;-17.59[寄り付き概況] 7日の日経平均は280.18円安の33165.72円と反落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は下落。ダウ平均は70.13ドル安の36054.43ドル、ナスダックは83.20ポイント安の14146.71で取引を終了した。民間部門の雇用者数の伸びが予想を下回り労働市場のひっ迫緩和で連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了観測が一段と強まり安心感から買われ、寄り付き後、上昇。その後、景気減速への警戒感に加えて、週後半に発表予定の雇用統計への警戒感などで買いが続かず失速した。終盤にかけて年初来最高値付近での高値警戒感などに利食い売りが優勢となり、相場は下落に転じ終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は米国で雇用・労働関連の経済指標発表が相次いでいるが、明日は11月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。さらに、昨日の日経平均が600円を超す大幅高となったことから、短期的な戻り売りも出やすかった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことが市場の安心感となった。また、日経平均は一昨日5日までの3日続落で700円を超す下げとなったが、25日移動平均線近辺で反発し、昨日は5日線を上回ってほぼ高値引けとなったことから、相場の基調は強いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月26日-12月2日に国内株を10週ぶりに売り越した。売越額は3583億円だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、倉庫運輸関連、繊維製品などが値下がり率上位、空運業、電気・ガス業、その他製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、INPEX<1605>、東エレク<8035>、川崎船<9107>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、三菱重<7011>、デンソー<6902>、ダイキン<6367>、日本製鉄<5401>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、三井住友<8316>、リクルートHD<6098>などが下落。他方、さくら<3778>、ANA<9202>、東電力HD<9501>、日清食HD<2897>、SOMPO<8630>、任天堂<7974>などが上昇している。 <CS> 2023/12/07 09:43 寄り付き概況 日経平均は153円高でスタート、レーザーテックやニトリHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32928.92;+153.10TOPIX;2349.40;+6.71[寄り付き概況] 6日の日経平均は153.10円高の32928.92円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日5日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は79.88ドル安の36124.56ドル、ナスダックは44.42ポイント高の14229.91で取引を終了した。JOLT求人件数が予想を下回り労働市場の鈍化が明らかになり、景気減速を警戒した売りに寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。ただ、長期金利の低下でハイテクは買い戻され、ナスダックは上昇に転じ相場の下値を支えまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したが、米長期金利の低下を受け、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が反発したことが、東京市場でハイテク株やグロース(成長)株の株価を支える要因となった。また、日経平均は昨日までの3日続落で700円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が続落となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が25日移動平均線を割り込んだことから、相場の基調は強くないとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、QPS研究所<5595>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、倉庫運輸関連、鉄鋼、電気機器、医薬品などが値上がり率上位、海運業、陸運業、非鉄金属、建設業、繊維製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ニトリHD<9843>、富士通<6702>、スクリーンHD<7735>、野村マイクロ<6254>、第一三共<4568>、HOYA<7741>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ニデック<6594>、神戸鋼<5406>、信越化<4063>、SMC<6273>、JFE<5411>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、GSユアサ<6674>、川崎船<9107>、資生堂<4911>、ゼンショーHD<7550>、郵船<9101>、三井住友<8316>、コマツ<6301>、ファナック<6954>、商船三井<9104>、武田薬<4502>、みずほ<8411>、東京海上<8766>、任天堂<7974>などが下落している。 <CS> 2023/12/06 09:57 寄り付き概況 日経平均は208円安でスタート、TDKやルネサスなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33022.38;-208.89TOPIX;2357.07;-5.58[寄り付き概況] 5日の日経平均は208.89円安の33022.38円と3日続落して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は反落。ダウ平均は41.06ドル安の36204.44ドル、ナスダックは119.54ポイント安の14185.49で取引を終了した。高値からの利食い売りに押され、寄り付き後、下落。さらに、長期金利が再び上昇に転じたためハイテクが売られ、相場の重しとなった。終日軟調に推移し、終盤にかけて金利の上昇が一段落すると下げ幅を縮小し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。特に、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.84%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.20%下落と、ダウ平均(0.11%下落)に比べ下落率が大きかったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。一方、外為市場で1ドル=147円20銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で安心感となった。また、昨日までの2日間で日経平均が250円を超す下げとなる一方、節目とされる33000円を割り込まなかったことから、株価の下値は堅いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された11月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.3%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4%上昇だった。 セクター別では、機械、精密機器、電気機器、金属製品、情報・通信業などが値下がり率上位、保険業、ゴム製品、海運業、証券商品先物、不動産業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、ソシオネクスト<6526>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、ゼンショーHD<7550>、パナHD<6752>、神戸鋼<5406>、ダイキン<6367>、SMC<6273>などが下落。他方、川崎船<9107>、武田薬<4502>、ソニーG<6758>、東京海上<8766>、ニトリHD<9843>、花王<4452>、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、みずほ<8411>、7&iHD<3382>、資生堂<4911>、ブリヂストン<5108>、三菱UFJ<8306>、第一三共<4568>などが上昇している。 <CS> 2023/12/05 09:42 寄り付き概況 日経平均は113円安でスタート、トヨタ自や三菱UFJなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33318.07;-113.44TOPIX;2371.23;-11.29[寄り付き概況] 12月4日の日経平均は前週末比113.44円安の33318.07円と続落でスタート。12月1日の米国株式市場でダウ平均は294.61ドル高の36245.50ドル、ナスダックは78.81ポイント高の14305.03で取引を終了。11月ISM製造業景況指数が予想を下回り金利の低下に連れた買いが強まり、寄り付き後、上昇。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長発言を受け、利上げ終了観測が一段と強まり相場は続伸した。長期金利の低下でハイテクも買い戻され、相場を支援。終日堅調に推移し終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了した。 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比50円高の33470円。本日の日経平均は売りが先行。寄り付き後も下げ幅を拡大し300円超安となっている。為替が円高方向に振れていることが重しとなっている他、週末にメジャーSQを控えていることもあって積極的な動きも乏しいようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソニーG<6758>、ルネサス<6723>、ホンダ<7267>、日産自<7201>、デンソー<6902>などが下落している一方、レーザーテック<6920>、川崎汽船<9107>などが上昇。業種別では、輸送用機c器、医薬品、卸売などが下落率上位で推移している。 <CS> 2023/12/04 09:34 寄り付き概況 日経平均は50円高でスタート、7&iHDやNECなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33537.44;+50.55TOPIX;2385.23;+10.30[寄り付き概況] 1日の日経平均は50.55円高の33537.44円と続伸して取引を開始した。前日11月30日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は520.47ドル高の35950.89ドル、ナスダックは32.27ポイント安の14226.22で取引を終了した。インフレ指標が想定通り鈍化の兆候を示し、利上げ終了観測が好感され、寄り付き後、上昇。11月シカゴ購買部協会景気指数が拡大域を回復するなど、景気の底堅さが確認されるとダウは上げ幅を拡大。管理医療会社のユナイテッドヘルス(UNH)の上昇なども手伝い終盤にかけダウは一段高となった。一方、長期金利が上昇に転じたためハイテクは売られ、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=147円90銭台と、昨日15時頃と比べ90銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の海外市場でダウ平均が上昇する一方、ハイテク比率の高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、このところ日経平均が33000円台後半で売りに押される展開となっていることから、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方もあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。なお、取引開始前に発表された10月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%だった。また、10月の有効求人倍率(季節調整値)は1.30倍で前月から0.01ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.29倍だった。同じく取引開始前に発表された7-9月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比3.4%増だった。 セクター別では、保険業、電気・ガス業、倉庫運輸関連、卸売業、パルプ・紙などが値上がり率上位、電気機器、その他製品、精密機器、サービス業、情報・通信業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、7&iHD<3382>、NEC<6701>、日立<6501>、丸紅<8002>、第一三共<4568>、伊藤忠<8001>、キヤノン<7751>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、三菱商<8058>、ファーストリテ<9983>、アサヒ<2502>、三菱重<7011>、ソフトバンク<9434>、コマツ<6301>などが上昇。他方、さくら<3778>、村田製<6981>、ソシオネクスト<6526>、メルカリ<4385>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、SUMCO<3436>、アドバンテスト<6857>、TOWA<6315>、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>などが下落している。 <CS> 2023/12/01 09:35

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