寄り付き概況ニュース一覧
寄り付き概況
日経平均は61円安でスタート、資生堂やメルカリなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33260.14;-61.08TOPIX;2361.33;-3.17[寄り付き概況] 30日の日経平均は61.08円安の33260.14円と4日続落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は13.44ドル高の35430.42ドル、ナスダックは23.27ポイント安の14258.49で取引を終了した。7-9月期国内総生産(GDP)改定値が予想以上に上方修正され約2年ぶりの高い伸びを記録したことを好感し、寄り付き後、上昇。リッチモンド連銀のバーキン総裁が追加利上げの選択肢も除外したくないとの見解を示すと、相場は一時失速。ただ、市場の来年の利下げ観測が根強く、さらにソフトランディング期待に再び買われた。しかし、終盤にかけ発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)で経済活動の減速が報告されるとダウは上げ幅を縮小。ナスダックは下落に転じまちまちで、終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に上昇したものの、一時160ドルを超す上げとなった後に伸び悩んだことが東京市場で投資家心理を慎重にさせた。また、今日は、11月の中国製造業・非製造業購買担当者景気指数(PMI)や10月の米個人所得・個人消費支出(PCE)など注目度の高い経済指標が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場は主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅に高安まちまちとなる中、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が0.94%上昇したことが東京市場で半導体関連株の株価を支えた。また、日経平均が昨日までの3日続落で300円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比1.0%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.8%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月19-25日に国内株を9週連続で買い越した。買越額は42億円だった。 セクター別では、水産・農林業、証券商品先物、陸運業、石油石炭製品、倉庫運輸関連などが値下がり率上位、銀行業、パルプ・紙、鉄鋼、電気機器、不動産業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、資生堂<4911>、メルカリ<4385>、KDDI<9433>、味の素<2802>、伊藤忠<8001>、豊田織<6201>、AZ丸和HD<9090>、三井物<8031>、ニデック<6594>、三菱商<8058>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、商船三井<9104>、川崎船<9107>などが下落。他方、SHIFT<3697>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、日産自<7201>、みずほ<8411>、神戸鋼<5406>、東エレク<8035>、三菱UFJ<8306>、ルネサス<6723>、キーエンス<6861>、日本製鉄<5401>、日立<6501>などが上昇している。
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2023/11/30 09:32
寄り付き概況
日経平均は163円安でスタート、神戸鋼や川崎船などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33244.43;-163.96TOPIX;2366.15;-10.56[寄り付き概況] 29日の日経平均は163.96円安の33244.43円と3日続落して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は反発。ダウ平均は83.51ドル高の35416.98ドル、ナスダックは40.73ポイント高の14281.76で取引を終了した。金利動向を睨み、寄り付き後、まちまち。アドビ集計のデータによるとネット通販の大型セール「サイバーマンデー」で1日の売上高として過去最高を記録したことが報じられ、相場を押し上げた。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が利下げの可能性に言及すると、期待感を受けた買いにも拍車がかかり日中高値を更新。しかし、7年債入札が不調に終わると金利先安感が後退し失速した。終盤にかけて上げ幅を縮小し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場で半導体関連株などの株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=147円10銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円高・ドル安水準となったことが、東京市場で輸出関連株などの買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、海運業、ゴム製品、鉄鋼、医薬品、卸売業などが値下がり率上位、電気・ガス業、サービス業、パルプ・紙、非鉄金属、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、神戸鋼<5406>、川崎船<9107>、三菱重<7011>、武田薬<4502>、商船三井<9104>、味の素<2802>、アステラス薬<4503>、郵船<9101>、GSユアサ<6674>、日立<6501>、信越化<4063>、ソシオネクスト<6526>、三井物<8031>、デンソー<6902>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、豊田織<6201>、ニトリHD<9843>、リクルートHD<6098>、ゆうちょ銀行<7182>、アイシン<7259>、トヨタ<7203>、資生堂<4911>、第一三共<4568>、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>などが上昇している。
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2023/11/29 09:31
寄り付き概況
日経平均は72円高でスタート、ニトリHDや楽天グループなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33520.39;+72.72TOPIX;2385.48;+3.72[寄り付き概況] 28日の日経平均は72.72円高の33520.39円と反発して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は下落。ダウ平均は56.68ドル安の35333.47ドル、ナスダックは9.83ポイント安の14241.02で取引を終了した。サイバーマンデーで強いオンライン売り上げを期待した買いに寄り付き後、上昇。ただ、10月新築住宅販売件数や11月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下回り景気への懸念が再燃し、ダウは下落に転じた。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了を織り込み長期金利が再び低下したためハイテクは一時買われたが終盤にかけ失速し、高値付近からの利益確定売りにおされ主要株式指数は下落で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均は下落したが、25日移動平均線が75日線を上抜くゴールデンクロスを示現し、中長期ベースの強気局面入りを指摘する向きがあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が小幅ながら下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=148円30銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などを買い手控える要因となった。さらに、昨日、日経平均の5日移動平均線が下向きに転じたことから、短期的な調整圧力を指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、パルプ・紙、不動産業、水産・農林業、鉄鋼、鉱業などが値上がり率上位、海運業、空運業、医薬品、銀行業、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ニトリHD<9843>、ルネサス<6723>、楽天グループ<4755>、スクリーンHD<7735>、キヤノン<7751>、レーザーテック<6920>、日産自<7201>、ソニーG<6758>、コスモス薬品<3349>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、味の素<2802>、KOKUSAI<6525>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、LINE ヤフー<4689>、ニデック<6594>、デンソー<6902>、第一三共<4568>、商船三井<9104>、川崎船<9107>、郵船<9101>、日立<6501>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、伊藤忠<8001>、東京海上HD<8766>、アステラス薬<4503>などが下落している。
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2023/11/28 09:39
寄り付き概況
日経平均は84円高でスタート、川崎汽船やファーストリテなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33710.03;+84.50TOPIX;2395.31;+4.37[寄り付き概況] 11月27日の日経平均は前週末比84.50円高の33710.03円と3営業日続伸でスタート。24日の米国市場でダウ平均は117.12ドル高の35390.15ドル、ナスダックは15.00ポイント安の14250.85で取引を終了。感謝祭翌日の短縮取引で動意が乏しくまちまちで寄り付いた。イスラエル、ハマスの休戦で中東情勢悪化への警戒感が緩和したほか、サービス業PMIの予想外の改善で消費に楽観的見方が広がりダウは一段高となった。 一方、長期金利の上昇でハイテクは売られた。終盤にかけ、クリスマスラリーへの期待を背景にダウは上げ幅を拡大したが、ナスダックは小幅安とまちまちで終了。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比140円高の33740円。本日の日経平均はやや買いが先行。米年末商戦の出足が好調と伝えられるなか、年末高を期待した展開が意識されている面がありそうだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、川崎汽船<9107>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、商船三井<9104>、任天堂<7974>などが上昇している一方、三菱重<7011>、ソフトバンクG<9984>、ゼンショーHD<7550>などが下落。業種別では、海運、その他製品、鉄鋼などが上昇率上位で推移している。
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2023/11/27 09:26
寄り付き概況
日経平均は300円高でスタート、三菱重や神戸物産などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33752.05;+300.22TOPIX;2397.20;+19.01[寄り付き概況] 24日の日経平均は300.22円高の33752.05円と続伸して取引を開始した。前日23日の米株式市場は感謝祭の祝日で休場。前々日22日の米国株式市場は反発。ダウ平均は184.74ドル高の35273.03ドル、ナスダックは65.88ポイント高の14265.86で取引を終了した。感謝祭前後から始まる年末商戦での強い消費行動への期待に買われ寄り付き後、上昇。雇用関連指標や消費者信頼感指数が予想を上回り底堅い景気への期待が一段と強まり続伸した。同時に、利上げ終了観測の後退で長期金利が上昇し、ハイテクの上昇は限定的。ただ、新年度に向けた買いが続き、終日、相場は堅調に推移し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。22日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=149円60銭台と、22日15時頃と比べ80銭ほど円安・ドル高水準となったことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。さらに、22日の米市場で原油先物価格が下落したことからインフレ懸念が和らぎ、市場の安心感となった。一方、22日の東京市場で日経平均が上昇し、引き続き高値警戒感が意識される中、5日移動平均線が下向きに転じ、ごく短期的な調整圧力の強まりを指摘する向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.9%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.0%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月12-18日に国内株を8週連続で買い越した。買越額は2859億円だった。 セクター別では、保険業、輸送用機器、ゴム製品、医薬品、ガラス土石製品などが値上がり率上位、パルプ・紙、鉄鋼が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、三菱重<7011>、神戸物産<3038>、中外薬<4519>、東京海上<8766>、第一三共<4568>、スクリーンHD<7735>、日産自<7201>、サイバー<4751>、KOKUSAI<6525>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、ニトリHD<9843>、ダイキン<6367>、レーザーテック<6920>、日本製鉄<5401>、三井住友<8316>、ソニーG<6758>などが下落している。
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2023/11/24 09:55
寄り付き概況
日経平均は171円安でスタート、アドバンテストやメルカリなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33182.99;-171.15TOPIX;2359.30;-8.49[寄り付き概況] 22日の日経平均は171.15円安の33182.99円と3日続落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は反落。ダウ平均は62.75ドル安の35088.29ドル、ナスダックは84.55ポイント安の14199.98で取引を終了した。一部小売り企業の低調な決算や悲観的な見通しを警戒し、寄り付き後、下落。10月シカゴ連銀全米活動指数や10月中古住宅販売件数が予想を下回ったため、低調な景気を警戒した売り圧力も強まり相場を圧迫、終日軟調に推移した。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した前回開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でもインフレの改善動向次第で追加引き締めも適切との考えが示され金利先高観も更なる売り材料となり上値を抑制した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日本時間の今朝、23年8-10月期決算を発表した米半導体大手のエヌビディアの株価が米市場の時間外取引で下落したことが東京市場で半導体関連株などの株価を重くした。一方、外為市場で1ドル=148円10銭台と、昨日15時頃と比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均は続落となったが、5日や25日移動平均線は右肩上がりを続けており、相場の上昇基調は続いているとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日は、バリュークリエーション<9238>が東証グロースに上場した。 セクター別では、金属製品、石油石炭製品、空運業、機械、輸送用機器などが値下がり率上位、海運業、電気・ガス業、倉庫運輸関連、医薬品、食料品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、メルカリ<4385>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、日産自<7201>、レーザーテック<6920>、SMC<6273>、テルモ<4543>、スズキ<7269>、ニデック<6594>、三井物<8031>、三菱重<7011>などが下落。他方、サイバー<4751>、GSユアサ<6674>、コマツ<6301>、ソニーG<6758>、川崎船<9107>、JSR<4185>、任天堂<7974>、日立<6501>、東京海上<8766>、アステラス薬<4503>、JT<2914>、ファーストリテ<9983>などが上昇している。
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2023/11/22 09:30
寄り付き概況
日経平均は65円高でスタート、ニトリHDやソフトバンクGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33453.15;+65.12TOPIX;2372.59;-0.01[寄り付き概況] 21日の日経平均は65.12円高の33453.15円と反発して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は203.76ドル高の35,151.04ドル、ナスダックは159.05ポイント高の14,284.54で取引を終了した。感謝祭の翌日ブラックフライデーや翌週の月曜日のサイバーマンデーなどでの消費者の支出が高インフレにもかかわらず過去最高規模に達するとの調査結果などを受け期待感から買われ、寄り付き後、上昇。その後もソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)の上昇が相場全体を一段と押し上げた。さらに。終盤にかけて20年債入札の好結果を受け長期金利が低下転じると、一段高となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.13%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.52%上昇と、ダウ平均(0.58%上昇)に比べ上昇率が高く、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、日経平均は昨日下落したものの、5日移動平均線を下回る場面はなかったほか、25日線や13週線など主要移動平均線が上向き推移となっていることなどから、上昇トレンドは継続しているとの指摘もあった。一方、外為市場で1ドル=148円30銭台と、昨日15時頃と比べ80銭ほど円高・ドル安水準となったことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。また、日経平均は昨日、年初来高値を一時更新したが、朝高の後に下げに転じたことから、株価の上値は重いとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、海運業、情報・通信業、鉱業、電気機器、サービス業などが値上がり率上位、卸売業、ゴム製品、保険業、輸送用機器、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、ニトリHD<9843>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、郵船<9101>、東エレク<8035>、パナHD<6752>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、日立<6501>、リクルートHD<6098>、SMC<6273>などが上昇。他方、マツダ<7261>、伊藤忠<8001>、スズキ<7269>、SUBARU<7270>、ホンダ<7267>、日産自<7201>、デンソー<6902>、味の素<2802>、ゆうちょ銀行<7182>、東京海上HD<8766>、コマツ<6301>、三井物<8031>、三菱商<8058>、中外薬<4519>などが下落している。
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2023/11/21 09:38
寄り付き概況
日経平均は25円安でスタート、ソニーGや任天堂などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33559.62;-25.58TOPIX;2390.08;-0.97[寄り付き概況] 11月20日の日経平均は前週末比25.58円安の33559.62円と小反落でスタート。17日の米国市場でダウ平均は1.81ドル高の34947.28ドル、ナスダックは11.81ポイント高の14125.48で取引を終了。住宅着工件数が予想を上回りソフトランディング期待が下支えとなり、まちまちで寄り付いた。 連邦準備制度理事会(FRB)の高官がインタビューで引き続き追加利上げの選択肢も除外しない慎重な姿勢を再表明し、一時下落に転じた。しかし、市場の利上げ終了観測も根強く、金利が安定したため終日底堅く推移。終盤にかけて、主要株式指数はかろうじてプラス圏を回復し終了した。 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比70円安の33530円。本日の日経平均はやや売りが先行。寄り付き後早い段階でプラス圏に浮上しているが、今週は日米ともに23日が祝日となることから、積極的な売買は手控えられやすいとみられている。 東証プライム市場の売買代金上位では、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、東京海上<8766>、パナHD<6752>、SOMPO<8630>などが上昇している一方、ソニーG<6758>、任天堂<7974>などが小幅に下落。業種別では、保険、石油石炭、不動産などが上昇率上位で推移している。
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2023/11/20 09:27
寄り付き概況
日経平均は79円安でスタート、アサヒや東エレクなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33344.85;-79.56TOPIX;2360.70;-7.92[寄り付き概況] 17日の日経平均は79.56円安の33344.85円と続落して取引を開始した。前日16日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は45.74ドル安の34945.47ドル、ナスダックは9.84ポイント高の14113.67で取引を終了した。ディスカウント小売のウォルマート(WMT)など主要小売企業の悲観的な消費見通しを警戒した売りに寄り付き後、下落。消費の鈍化懸念がくすぶりダウは終日、軟調に推移した。ナスダックも需要鈍化懸念が重しとなり、上値の重い展開となったが、長期金利の低下が支援し終盤にかけてプラス圏を回復。ダウも下げ幅を縮小し、終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=150円60銭台と、昨日15時頃と比べ70銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、昨日の日経平均は小幅に下落したが、依然、短期的な過熱感を指摘する向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)など、ダウ平均以外の主要指数が小幅ながら上昇したことが、東京市場の株価を支えた。また、昨日の日経平均が前場に安値をつけた後は下げ渋ったことから、株価の下値は堅いとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、銀行業、輸送用機器、保険業などが値下がり率上位、精密機器、建設業、電気・ガス業、パルプ・紙、空運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アサヒ<2502>、スクリーンHD<7735>、INPEX<1605>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、出光興産<5019>、ENEOS<5020>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、第一三共<4568>、みずほ<8411>、キーエンス<6861>、SMC<6273>、ルネサス<6723>、ホンダ<7267>、任天堂<7974>、トヨタ<7203>などが下落。他方、TOWA<6315>、HOYA<7741>、日立<6501>、富士フイルム<4901>、ANA<9202>、富士通<6702>、クボタ<6326>、NTT<9432>、KDDI<9433>、東電力HD<9501>、JT<2914>、信越化<4063>、東京海上<8766>などが上昇している。
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2023/11/17 09:33
寄り付き概況
日経平均は120円安でスタート、アドバンテストや味の素などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33399.59;-120.11TOPIX;2367.75;-5.47[寄り付き概況] 16日の日経平均は120.11円安の33399.59円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は163.51ドル高の34991.21ドル、ナスダックは9.45ポイント高の14103.84で取引を終了した。10月生産者物価指数(PPI)が予想以上に鈍化したため利上げ終了観測を一段と強め、寄り付き後、上昇。ディスカウント小売のターゲット(TGT)の好決算や比較的堅調な小売売上高などを受けソフトランディング期待を受けた買いが強まったほか、中国が不動産セクターを対象に追加支援を検討しているとの観測や米中首脳会談を受けた関係改善が国内企業の売り上げ増につながるとの期待を受けた買いも手伝いダウは終日堅調に推移。一方、長期金利が上昇したためハイテクは伸び悩み一時下落に転じるも底堅く推移し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の日経平均が今年最大の上げ幅となり、昨日までの3日続伸で900円を超す上昇となっていることから、短期的な利益確定売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=151円20銭台と、昨日15時頃と比べ60銭ほど円安・ドル高方向に振れ、円安水準が継続していることが東京市場で輸出株などを支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比1.4%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.8%増だった。同じく取引開始前に発表された10月の貿易収支は6625億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は7410億円の赤字だった。また、対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11月5-11日に国内株を7週連続で買い越した。買越額は3884億円だった。今日は、JEH<5889>が東証スタンダードに上場した。日本時間10時30分に、10月の中国70都市の新築住宅価格動向が発表される。 セクター別では、倉庫運輸関連、小売業、建設業、食料品、海運業などが値下がり率上位、銀行業、ゴム製品、石油石炭製品、保険業、鉄鋼などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、ディスコ<6146>、コスモス薬品<3349>、三菱重<7011>、味の素<2802>、商船三井<9104>、日立<6501>、象印マホービン<7965>、KDDI<9433>、SMC<6273>、東エレク<8035>などが下落。他方、リクルートHD<6098>、マツダ<7261>、日産自<7201>、三井住友<8316>、NEC<6701>、三菱UFJ<8306>、デンソー<6902>、ブリヂストン<5108>、オリンパス<7733>、信越化<4063>、出光興産<5019>、みずほ<8411>、東京海上<8766>、資生堂<4911>などが上昇している。
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2023/11/16 09:46
寄り付き概況
日経平均は416円高でスタート、イビデンやテルモなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;33112.31;+416.38TOPIX;2369.03;+23.74[寄り付き概況] 15日の日経平均は416.38円高の33112.31円と3日続伸して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は大幅上昇。ダウ平均は489.83ドル高の34827.70ドル、ナスダックは326.64ポイント高の14094.38で取引を終了した。10月消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため長期金利低下に連れて買われ、寄り付き後、上昇。その後、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了観測や来年の利下げ観測が一段と強まり、買いに拍車がかかった。金利先高観の後退でハイテクも買われ、ショートカバーを巻き込み相場をさらに押し上げ。終盤にかけて、相場は上げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.37%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.62%上昇と、ダウ平均(1.43%上昇)と比べ上昇率が大きかったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、外為市場で1ドル=150円50銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場の輸出株などの買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)速報値は実質前期比0.5%減、年率換算では2.1%減だった。QUICKが集計した民間予測の中央値は前期比0.1%減、年率では0.5%減だった。今日は日本時間11時に、10月の中国工業生産高、小売売上高などが発表される。 セクター別では、鉱業、精密機器、石油石炭製品、電気機器、電気・ガス業などが値上がり率上位、水産・農林業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、イビデン<4062>、アドバンテスト<6857>、テルモ<4543>、TOWA<6315>、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、楽天グループ<4755>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>、ソニーG<6758>、ソシオネクスト<6526>、キーエンス<6861>、東電力HD<9501>などが上昇。他方、電通グループ<4324>、T&DHD<8795>、ヤクルト本社<2267>、日本郵政<6178>などが下落している。
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2023/11/15 09:34
寄り付き概況
日経平均は175円高でスタート、マツダや資生堂などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32760.51;+175.40TOPIX;2351.25;+14.63[寄り付き概況] 14日の日経平均は175.40円高の32760.51円と続伸して取引を開始した。前日13日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は54.77ドル高の34337.87ドル、ナスダックは30.37ポイント安の13767.74で取引を終了した。長期金利の上昇や格付け会社ムーディーズが財政赤字の高止まりなどを理由に国債格付け見通しを引き下げたことなどを嫌気し、寄り付き後、下落。その後発表された10月NY連銀のインフレ期待指数が9月から低下、また、10月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を織り込み長期金利が低下に転じ、相場を押し上げた。ダウはプラス圏を回復もナスダックは下げを消せず小幅安と、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=151円70銭台とこのところの円安傾向が継続していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、主要企業の23年4-9月期決算発表は今日で一巡するが、好決算・好業績銘柄への物色意欲が相場の下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数やS&P500、SOX指数など、ダウ平均以外の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、米国で今晩、10月の米消費者物価指数(CPI)、明日は10月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、銀行業、海運業、保険業などが値上がり率上位、倉庫運輸関連、陸運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、マツダ<7261>、資生堂<4911>、メルカリ<4385>、みずほ<8411>、INPEX<1605>、ENEOS<5020>、三菱UFJ<8306>、住友商<8053>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、三井物<8031>、三井住友<8316>、三菱重<7011>、日産自<7201>、郵船<9101>などが上昇。他方、味の素<2802>、ニデック<6594>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>などが下落している。
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2023/11/14 09:36
寄り付き概況
日経平均は250円高でスタート、レーザーテックや任天堂などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32818.15;+250.04TOPIX;2350.44;+13.72[寄り付き概況] 11月13日の日経平均は前週末比250.04円高の32818.15円と反発でスタート。10日の米国市場でダウ平均は391.16ドル高の34283.10ドル、ナスダックは276.66ポイント高の13798.11で取引を終了。長期金利の低下で買いが先行し、寄り付き後、上昇。その後、アトランタ連銀のボスティック総裁やサンフランシスコ連銀のデイリー総裁がインフレ対処でまだやるべきことがあると追加利上げの可能性も除外せず、さらに、ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率が予想外に上昇したため一時伸び悩んだ。 しかし、市場の利上げ終了観測が根強く、終盤にかけて金利が再び低下したことに連れ、上げ幅を拡大。金利先高観の後退でハイテクが買われ相場を一段と押し上げ終了した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比305円高の32885円。本日の日経平均は買いが先行。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する格好となっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、任天堂<7974>、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、ファーストリテ<9983>などが上昇している一方、ニトリHD<9843>、リクルートHD<6098>などが下落。業種別では、倉庫運輸、その他製品、精密機器などが上昇率上位で推移している。
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2023/11/13 09:26
寄り付き概況
日経平均は155円安でスタート、ソフトバンクGやホンダなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32491.24;-155.22TOPIX;2321.58;-13.54[寄り付き概況] 10日の日経平均は155.22円安の32491.24円と反落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は下落。ダウ平均は220.33ドル安の33891.94ドル、ナスダックは128.97ポイント安の13,521.45で取引を終了した。中銀の利上げ終了期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。その後、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長発言を控えた警戒感に売りに転じた。終盤にかけ30年債入札が不調に終わったほか、パウエル議長がインフレの2%目標達成を依然確信できないと、追加利上げも除外しない姿勢を示すと長期金利が急伸、連れて相場も大幅続落となり、終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均が昨日大幅高となったこともあり、引き続き短期的な過熱感が意識され、週末ということもあり売りが出やすかった。一方、外為市場で1ドル=151円30銭台と、昨日15時頃と比べ30銭ほど円安・ドル高に振れるなど円安傾向が継続しており、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、イスラエルが人道支援を目的に1日4時間程度の戦闘休止を始めると米政府高官が明らかにしたと伝えられ、地政学リスクがやや後退したことも市場の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、精密機器、その他製品、輸送用機器、鉱業、不動産業などが値下がり率上位、電気・ガス業、保険業、石油石炭製品、水産・農林業、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ニコン<7731>、ホンダ<7267>、オリンパス<7733>、神戸鋼<5406>、リクルートHD<6098>、ルネサス<6723>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、レーザーテック<6920>、INPEX<1605>、HOYA<7741>、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、OLC<4661>、アドバンテスト<6857>などが下落。他方、ネクソン<3659>、セコム<9735>、スクリーンHD<7735>、ディスコ<6146>、郵船<9101>、花王<4452>、商船三井<9104>、ファナック<6954>、日立<6501>、三井住友<8316>、NTT<9432>、川崎船<9107>、三菱UFJ<8306>などが上昇している。
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2023/11/10 09:40
寄り付き概況
日経平均は149円高でスタート、ソフトバンクや川崎重などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32316.39;+149.91TOPIX;2312.00;+6.05[寄り付き概況] 9日の日経平均は149.91円高の32316.39円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は40.33ドル安の34,112.27ドル、ナスダックは10.56ポイント高の13,650.41で取引を終了した。金利先高観の後退や新年度に向けた買いに寄り付き後、上昇。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が参加予定の国際通貨基金(IMF)会合での発言を警戒し、利食い売りに押され、下落に転じた。しかし、原油価格の下落が好感材料となったほか、長期金利低下でハイテクの売りが限定的となり、相場を支えた。終盤にかけ、ナスダックはプラス圏を回復もダウは下げを消せずまちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、一時150ドルあまり下げた後に下げ渋ったことに加え、ナスダック総合指数やS&P500、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら上昇したことが東京市場で一定の安心感となった。また、日経平均は昨日までの続落で500円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。さらに、3月決算企業の中間期決算への期待感が引き続き株価下支え要因となった。一方、日経平均は昨日まで続落したが、過熱感の解消には日柄調整が必要だとの見方から、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月29日-11月4日に国内株を6週連続で買い越した。買越額は3135億円だった。今日は日本時間10時30分に、10月の中国消費者物価指数(CPI)と中国卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、鉄鋼、不動産業、卸売業、鉱業、輸送用機器などが値上がり率上位、銀行業、電気・ガス業、サービス業、非鉄金属、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンク<9434>、任天堂<7974>、川崎重<7012>、三菱商<8058>、川崎船<9107>、日本製鉄<5401>、伊藤忠<8001>、マツダ<7261>、神戸鋼<5406>、ヤマハ発<7272>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>などが上昇。他方、リクルートHD<6098>、第一生命HD<8750>、キリンHD<2503>、みずほ<8411>、楽天グループ<4755>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>、東電力HD<9501>、SUMCO<3436>などが下落している。
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2023/11/09 09:37
寄り付き概況
日経平均は185円高でスタート、マツダやエーザイなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32457.23;+185.41TOPIX;2340.13;+7.22[寄り付き概況] 8日の日経平均は185.41円高の32457.23円と反発して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は56.74ドル高の34,152.60ドル、ナスダックは 121.08ポイント高の13,639.86で取引を終了した。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁など連邦準備制度理事会(FRB)高官がインフレを目標値に戻すことが最優先課題で、必要とあれば利上げを実施する姿勢を維持したほか利下げを否定したため警戒感から売られ、寄り付き後、下落。しかし、良好な主要企業決算を受けた買いが下支えとなったほか、原油価格の下落や根強い利上げサイクル終了の思惑に長期金利が低下したため、買いに転じた。金利の低下で、特にハイテクが買われ、相場を一段と押し上げ終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.90%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)0.77%上昇と、ダウ平均(0.17%上昇)より上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、昨日の日経平均が400円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかった。さらに、引き続き3月決算企業の中間期決算への期待感が株価下支え要因となった。一方、日経平均は昨日下落したものの、10月31日以降、5営業日で1500円を超す上げとなっていることから、引き続き短期的な過熱感を意識する向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、DAIWACYCLE<5888>が東証グロースに上場した。 セクター別では、空運業、輸送用機器、不動産業、ゴム製品、倉庫運輸関連などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、パルプ・紙、保険業、銀行業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、マツダ<7261>、スズキ<7269>、エーザイ<4523>、太陽誘電<6976>、任天堂<7974>、アドバンテスト<6857>、日産自<7201>、JAL<9201>、川崎船<9107>、スクリーンHD<7735>、郵船<9101>、村田製<6981>、ルネサス<6723>、トヨタ<7203>、ファーストリテ<9983>、東電力HD<9501>などが上昇。他方、バンナムHD<7832>、IHI<7013>、ヤマハ発<7272>、INPEX<1605>、花王<4452>、ダイキン<6367>、日本郵政<6178>、NTT<9432>、三井住友<8316>、三菱重<7011>、三井物<8031>、伊藤忠<8001>、みずほ<8411>、OLC<4661>などが下落している。
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2023/11/08 09:23
寄り付き概況
日経平均は156円安でスタート、ファナックやKDDIなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32551.77;-156.71TOPIX;2354.98;-5.48[寄り付き概況] 7日の日経平均は156.71円安の32551.77円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は小幅続伸。ダウ平均は34.54ドル高の34095.86ドル、ナスダックは40.50ポイント高の13518.78で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了期待を受けた買いが続き寄り付き後、上昇。先週の大幅な金利低下の反動で長期金利が上昇したため一時売りに転じたが、ピーク金利観測は根強く終日底堅く推移した。さらに、米中首脳会談の開催を控え、イエレン財務長官と何中国副首相が今週会談を開催することが明らかになり中国との関係修復期待も下支え要因となり、小幅続伸で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は昨日までの4日続伸で合計2000円を超す上げとなり、昨日は今年最大の上げ幅となるなど短期的な過熱感が意識され、売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、外為市場で1ドル=149円90銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、引き続き3月決算企業の中間期決算への期待感が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比2.8%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.7%減だった。 セクター別では、その他金融業、保険業、パルプ・紙、サービス業、証券商品先物などが値下がり率上位、医薬品、海運業、卸売業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、MRO<3064>、JFE<5411>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、ダイキン<6367>、KDDI<9433>、キーエンス<6861>、味の素<2802>、NTTデータG<9613>、JSR<4185>、三菱重<7011>、OLC<4661>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>などが下落。他方、日立造<7004>、伊藤忠<8001>、アステラス薬<4503>、レーザーテック<6920>、丸紅<8002>、資生堂<4911>、7&iHD<3382>、JT<2914>、武田薬<4502>、三菱地所<8802>、三菱商<8058>、商船三井<9104>、INPEX<1605>、ソニーG<6758>などが上昇している。
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2023/11/07 09:40
寄り付き概況
日経平均は500円高でスタート、レーザーテックやトヨタ自などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32450.82;+500.93TOPIX;2351.95;+29.56[寄り付き概況] 11月6日の日経平均は前週末比500.93円高の32450.82円と大幅に4日続伸でスタート。3日の米国市場でダウ平均は222.24ドル高の34061.32ドル、ナスダックは184.09ポイント高の13478.28で取引を終了。 10月雇用統計や消費関連指標が予想を下回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了期待がさらに強まり、寄り付き後、上昇。来年の利下げ確率も上昇し、長期金利が一段と低下すると、買いにさらに拍車がかかり続伸した。終日堅調に推移し、終盤にかけて上昇幅を拡大し終了。 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比855円高の32735円。本日の日経平均は買いが先行。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が指数をけん引する展開となっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、三菱商事<8058>、伊藤忠<8001>、ホンダ<7267>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ルネサス<6723>、オリックス<8591>などが上昇している一方、商船三井<9104>、日本郵船<9101>などが下落。業種別では、非鉄金属、卸売、輸送用機器などが上昇率上位で推移している。
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2023/11/06 09:33
寄り付き概況
日経平均は385円高でスタート、アドバンテストやトヨタなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31987.02;+385.37TOPIX;2332.51;+21.83[寄り付き概況] 2日の日経平均は385.37円高の31987.02円と3日続伸して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は221.71ドル高の33274.58ドル、ナスダックは210.23ポイント高の13061.47で取引を終了した。ADP雇用統計が予想を下回り、長期金利の低下に連れ寄り付き後、上昇。 その後、ISM製造業景況指数が予想外に悪化したことを背景に金利がさらに低下すると、相場は続伸した。ハイテクも買われ終日堅調に推移。連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを2会合連続で決定、議長も警戒されたほどタカ派姿勢を表明せず終盤にかけて相場は上げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.64%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.33%上昇と、ダウ平均(0.67%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。 また、日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過したことで安心感が広がったことに加え、発表が佳境となっている3月決算企業の中間期決算への期待感が株価を支える要因となった。一方、東京市場は明日から3連休となることに加え、米国で明日、10月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月22-28日に国内株を5週連続で買い越した。買越額は106億円だった。 セクター別では、精密機器、輸送用機器、卸売業、石油石炭製品、銀行業などが値上がり率上位、鉄鋼、医薬品、その他金融業が値下がりしている。 東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、京セラ<6971>、スクリーンHD<7735>、トヨタ<7203>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、HOYA<7741>、信越化<4063>、OLC<4661>、キーエンス<6861>、三菱重<7011>、ホンダ<7267>、ソシオネクスト<6526>、丸紅<8002>、TDK<6762>などが上昇。 他方、アステラス薬<4503>、資生堂<4911>、オリックス<8591>、日本製鉄<5401>、デンソー<6902>、神戸鋼<5406>、第一三共<4568>、KDDI<9433>、郵船<9101>などが下落している。
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2023/11/02 09:35
寄り付き概況
日経平均は452円高でスタート、ファナックやJR西などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31311.22;+452.37TOPIX;2285.84;+32.12[寄り付き概況] 1日の日経平均は452.37円高の31311.22円と続伸して取引を開始した。前日10月31日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は123.91ドル高の33052.87ドル、ナスダックは61.75ポイント高の12851.24で取引を終了した。7-9月期雇用コスト指数の伸びが予想外に拡大し、高インフレの長期化を警戒し、寄り付き後、下落。 しかし、連邦準備制度理事会(FRB)が今回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの見解が変わらず、また、値ごろ感の買いや月末の買戻しで、上昇に転じた。長期債利回りも伸び悩んだため、ハイテクも買い戻され終盤にかけて、上げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=151円30銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、昨日、警戒材料の一つであった日銀金融政策決定会合を通過したことで、買い安心感が強くなったことに加え、発表が佳境となっている3月決算企業の中間期決算への期待感が株価下支え要因となった。 一方、日本時間の明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を控え、また、3日には10月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では全業種が値上がり。保険業、不動産業、輸送用機器、その他金融業、精密機器などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、ファナック<6954>、村田製<6981>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、シマノ<7309>、JR西<9021>、日産自<7201>、三井物<8031>、三菱重<7011>、丸紅<8002>、トヨタ<7203>、伊藤忠<8001>、住友商<8053>、三菱商<8058>、信越化<4063>、デンソー<6902>などが上昇。他方、アドバンテスト<6857>、日精工<6471>、JAL<9201>、ゆうちょ銀行<7182>などが下落している。
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2023/11/01 09:49
寄り付き概況
日経平均は2円安でスタート、ルネサスや東エレクなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30694.96;-2.00TOPIX;2241.72;+10.43[寄り付き概況] 31日の日経平均は2.00円安の30694.96円と続落して取引を開始した。前日30日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は511.37ドル高の32928.96ドル、ナスダックは146.47ポイント高の12789.48で取引を終了した。 イスラエルによるガザ地上戦作戦が慎重に進められているとの判断から脅威が緩和し、買戻しが優勢となり、寄り付き後、上昇。その後も値ごろ感からの買いや、連邦準備制度理事会(FRB)が今週開催する連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送り観測を受け終日堅調に推移した。原油の上昇も一段落し、終盤にかけて上昇幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支える要因となった。また、発表が本格化している3月決算企業の中間期決算への期待感が株価下支え要因となった。一方、今日まで開かれる日銀の金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の再修正を議論すると報じられ、株価の重しとなった。 また外為市場で1ドル=149円10銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことが、東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。さらに、日本時間2日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されているほか、3日には10月の米雇用統計が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗し、日経平均は小幅安で始まった。 なお、取引開始前に発表された9月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.6%だった。また、9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で前月から横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.30倍だった。同じく取引開始前に発表された9月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比0.2%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.5%上昇だった。今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、植田日銀総裁の記者会見が予定されている。 セクター別では、卸売業、精密機器、倉庫運輸関連、石油石炭製品、電気機器などが値下がり率上位、銀行業、保険業、パルプ・紙、金属製品、ガラス土石製品などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、アイシン<7259>、KOKUSAI<6525>、OLC<4661>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、レーザーテック<6920>、関西電<9503>、資生堂<4911>、HOYA<7741>、三井物<8031>、オムロン<6645>、ソフトバンクG<9984>などが下落。 他方、みずほ<8411>、ゆうちょ銀行<7182>、三住トラスト<8309>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、日本郵政<6178>、INPEX<1605>、郵船<9101>、富士通<6702>、川崎船<9107>、コマツ<6301>、JR東海<9022>、NTT<9432>、キーエンス<6861>、武田薬<4502> などが上昇している。
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2023/10/31 09:44
寄り付き概況
日経平均は328円安でスタート、三菱UFJや神戸物産などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30663.48;-328.21TOPIX;2233.02;-21.63[寄り付き概況] 10月30日の日経平均は前週末比328.21円安の30663.48円と大幅反落でスタート。27日の米国市場でダウ平均は366.71ドル安の32417.59ドル、ナスダックは47.41ポイント高の12643.01で取引を終了。オンライン小売りのアマゾン(AMZN)や半導体のインテル(INTC)決算を好感しナスダックは上昇した一方、ダウは下落で、寄り付き後、まちまち。 その後もダウはマクロ経済への懸念が重しとなり終日軟調に推移。ナスダックは利上げが終了に近づいたとの思惑や決算を好感した買いが続き堅調に推移した。しかし、終盤にかけてイスラエル軍がガザ地上部隊拡大するとの報道を受けて相場は失速、ダウは下げ幅を拡大。ナスダックも上げ幅を縮小し、終了。 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比430円安の30610円。本日の日経平均は売りが先行。地政学リスクへの警戒に加え、今週は日銀会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、積極的に手掛けにくい相場展開が続いている。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、神戸物産<3038>、トヨタ自<7203>、ニデック<6594>、コマツ<6301>、ホンダ<7267>などが下落している一方、キーエンス<6861>、信越化<4063>、日立<6501>などが上昇。業種別では、輸送用機器、精密機器、ゴム製品などが下落率上位で推移している。
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2023/10/30 09:30
寄り付き概況
日経平均は112円高でスタート、日東電やリクルートHDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30713.79;+112.01TOPIX;2233.73;+9.48[寄り付き概況] 27日の日経平均は112.01円高の30713.79円と反発して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は続落。ダウ平均は251.63ドル安の32784.30ドル、ナスダックは225.62ポイント安の12595.61で取引を終了した。7-9月期国内総生産(GDP)の予想以上の成長を受けリセッション懸念が後退しダウは上昇も、ハイテクは弱くまちまちで寄り付いた。 その後も、メタ・プラットフォームズ(META)やアルファべット(GOOG)など一部主要ハイテク企業の冴えない決算に失望した売りが重しとなりナスダックが大幅続落。相場全体を圧迫し、終日軟調に推移した。終盤にかけ長期金利が低下に転じたことに連れ一時回復も戻りからの強い売りに押され結局、安値圏で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の日経平均が600円を超す大幅安となったことから自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、今週から発表が本格化している3月決算企業の上半期決算への期待感が株価の下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。 また、日米の長期金利の先高観が払しょくできない中、来週は、日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された10月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.7%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.5%上昇だった。今日は、ドリーム・アーツ<4811>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉄鋼、非鉄金属、金属製品、倉庫運輸関連、繊維製品などが値上がり率上位、医薬品、電気・ガス業、保険業、ゴム製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日東電<6988>、リクルートHD<6098>、大和ハウス<1925>、ルネサス<6723>、ファナック<6954>、ニデック<6594>、KOKUSAI<6525>、日本製鉄<5401>、郵船<9101>、神戸鋼<5406>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>などが上昇。 他方、武田薬<4502>、日立建<6305>、キヤノン<7751>、イビデン<4062>、新光電工<6967>、第一三共<4568>、東京海上<8766>、ソシオネクスト<6526>、OLC<4661>などが下落している。
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2023/10/27 09:44
寄り付き概況
日経平均は367円安でスタート、アドバンテストや東エレクなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;30902.92;-367.00TOPIX;2237.03;-17.37[寄り付き概況] 26日の日経平均は367.00円安の30902.92円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は反落。ダウ平均は105.45ドル安の33035.93ドル、ナスダックは318.65ポイント安の12821.22で取引を終了した。 金利が安定したため寄り付き後、上昇。その後、9月新築住宅販売件数が予想を上回ったため想定以上の強い成長の思惑が強まり長期金利が上昇すると警戒感から下落に転じた。金利高に加え、特に昨日引け後に発表された検索会社グーグル運営のアルファベット(GOOG)の決算に失望した売りも重しとなり、ナスダックが大幅下落。相場の圧力となり終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ナスダック総合指数が2.43%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.13%下落と、ダウ平均(0.32%下落)より下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。 また、日米長期金利の先高観が払しょくできない中、来週には日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えており、これらを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、発表が本格化してきた3月決算企業の上半期決算への期待感が株価の下支え要因となった。また、早朝の時間帯に、外為市場で1ドル=150円30銭台と、昨日15時頃と比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月15-21日に国内株を4週連続で買い越した。買越額は2147億円だった。今日は、笑美面<9237>が東証グロースに上場した。 セクター別では、その他金融業、電気機器、精密機器、輸送用機器、機械、などが値下がり率上位、電気・ガス業、鉱業、水産・農林業、保険業、建設業などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、SUMCO<3436>、ローム<6963>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、KOKUSAI<6525>、ソシオネクスト<6526>、IHI<7013>、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、三菱重<7011>、リクルートHD<6098>、ニデック<6594>、アステラス薬<4503>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、神戸鋼<5406>などが下落。 他方、日空ビル<9706>、7&iHD<3382>、東電力HD<9501>、テルモ<4543>、INPEX<1605>、武田薬<4502>、三井住友<8316>、日立<6501>などが上昇している。
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2023/10/26 09:36
寄り付き概況
日経平均は240円高でスタート、IHIや中外薬などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31302.51;+240.16TOPIX;2256.74;+16.01[寄り付き概況] 25日の日経平均は240.16円高の31302.51円と続伸して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は204.97ドル高の33141.38ドル、ナスダックは 121.55ポイント高の13139.88で取引を終了した。 中東情勢悪化への警戒感が緩和し寄り付き後、上昇。10月のPMIが予想を上回ったため成長期待も買い材料になったほか、工業製品の3M(MMM)や通信のベライゾン・コミュニケーション(VZ)などの好決算を好感した買いも目立ち一段高となった。金利が安定したほか今週発表される決算への期待にハイテクも強く相場を押し上げ。終日堅調に推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。なかでも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が0.93%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.38%上昇と、ダウ平均(0.62%上昇)に比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。 また、今後本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感が株価の下支え要因となった。さらに、昨日の日経平均が朝方に下げた後は底堅く推移し、日足では長めの下ひげを形成したことから、株価の下値は堅いとの見方もあった。 一方、米長期金利の上昇は一服しているものの、日米長期金利の先高観や中東情勢の緊迫化など警戒材料が払しょくできないことから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、KOKUSAI ELECTRIC<6525>が東証プライムに、全保連<5845>が東証スタンダードにそれぞれ上場した。 セクター別では、鉄鋼、輸送用機器、海運業、保険業、機械などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、IHI<7013>、神戸鋼<5406>、中外薬<4519>、JFE<5411>、東京海上<8766>、伊藤忠<8001>、ホンダ<7267>、パナHD<6752>、大和ハウス<1925>、日本製鉄<5401>、アドバンテスト<6857>、三菱商<8058>、郵船<9101>、丸紅<8002>、OLC<4661>などが上昇。他方、ニデック<6594>、INPEX<1605>、ファナック<6954>などが下落している。
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2023/10/25 09:38
寄り付き概況
日経平均は157円高でスタート、ソシオネクストやソフトバンクGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31157.01;+157.46TOPIX;2245.83;+7.02[寄り付き概況] 24日の日経平均は157.46円高の31157.01円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日23日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は190.87ドル安の32936.41ドル、ナスダックは34.52ポイント高の13018.33で取引を終了した。中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、大幅下落。 その後、10年債利回りが2007年以降で初めて5%に達したのち値ごろ感から低下に転じたことに連れハイテク中心に買戻しに拍車がかかりナスダックはプラス圏を回復した。さらに、終盤にかけて、ハマスが新たに人質2人解放したと発表したほか、政府がイスラエルに対しガザ地上戦を延期するよう要請しているとの報道で警戒感が緩和し下げ止まった。ただ、石油関連が重しとなりダウは下げを消せず、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、米長期金利の低下を受け、ナスダック総合指数が上昇したことが東京市場でハイテク株やグロース株などの株価を支える要因となった。また、日経平均が昨日までの3日続落で1000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、今週から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感が株価の下支え要因となったとの見方もあった。 一方、昨日の米株式市場でナスダック総合指数以外の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日米長期金利の先高観測に加え、中東情勢の緊迫化や米財政運営の先行き不透明感など警戒材料が払しょくできないことから、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、ジャパンM&Aソリューション<9236>が東証グロースに上場した。 セクター別では、卸売業、輸送用機器、空運業、鉄鋼、電気機器などが値上がり率上位、海運業、鉱業、銀行業、医薬品、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、アドバンテスト<6857>、霞ヶ関キャピタル<3498>、ソフトバンクG<9984>、OLC<4661>、ルネサス<6723>、丸紅<8002>、イビデン<4062>、資生堂<4911>、伊藤忠<8001>、日本製鉄<5401>、JAL<9201>、ファーストリテ<9983>、三菱商<8058>、ディスコ<6146>などが上昇。 他方、ニデック<6594>、川崎船<9107>、協和キリン<4151>、塩野義薬<4507>、中外薬<4519>、郵船<9101>、第一三共<4568>、みずほ<8411>、商船三井<9104>、コマツ<6301>、ダイキン<6367>、東電力HD<9501>、神戸物産<3038>などが下落している。
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2023/10/24 09:46
寄り付き概況
日経平均は107円安でスタート、神戸物産やトヨタ自などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31151.98;-107.38TOPIX;2246.06;-9.59[寄り付き概況] 10月23日の日経平均は前週末比107.38円安の31151.98円と3営業日続落でスタート。20日の米国市場でダウ平均は286.89ドル安の33127.28ドル、ナスダックは202.37ポイント安の12983.81で取引を終了。金利先高観に伴う売りに寄り付き後、下落。イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地上侵攻が迫り、週末にかけて中東情勢の一段の悪化を警戒した売りに続落となった。 さらに、下院議長選で第3回投票でも決定ができず、政局混乱への懸念も売り材料となり、終日軟調推移。金利低下にもかかわらずハイテクも売られ、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了した。 シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比160円安の31060円。本日の日経平均は売りが先行。節目の31000円が徐々に接近してきたものの、今週は米国で主要銘柄の決算が本格化することもあり、積極的な押し目買いの動きは限られそうだと見ている向きが多いようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、神戸物産<3038>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、日本製鉄<5401>、ダイキン<6367>などが下落している一方、ディスコ<6146>、資生堂<4911>、TOWA<6315>などが上昇。業種別では、石油石炭、鉱業、保険などが下落率上位で推移している。
<CS>
2023/10/23 09:35
寄り付き概況
日経平均は265円安でスタート、ダイキンや村田製などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31164.89;-265.73TOPIX;2248.34;-15.82[寄り付き概況] 20日の日経平均は265.73円安の31164.89円と続落して取引を開始した。前日19日の米国株式市場は続落。ダウ平均は250.91ドル安の33414.17ドル、ナスダックは128.13ポイント安の13186.18で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、まちまちで寄り付いた。 その後、議長が長期債利回りの上昇で利上げの必要性が低下する可能性に言及し金利が伸び悩むと相場は一時上昇。同時に、高いインフレが依然リスクで、経済の強さが続いた場合は追加利上げが正当化されるとの見解を示すなど、利上げ終了が示唆されず長期金利が再び上昇するに連れて警戒感から売りに転じた。終盤にかけて主要株式指数は下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日、香港ハンセン指数や上海総合指数が大幅に下落し、上海総合指数が心理的な節目とされる3000に近づいていることも東京市場で警戒材料となった。加えて、中東情勢の緊迫化や米国による対中半導体規制強化への懸念、米財政運営の先行き不透明感なども払しょくできず、週末ということもあり、積極的な買いを手控える要因となった。 一方、昨日の日経平均が600円を超す大幅安となったことで自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、来週から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感も株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.7%上昇だった。 セクター別では、輸送用機器、機械、精密機器、電気機器、海運業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、電気・ガス業、医薬品、パルプ・紙などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、ダイキン<6367>、村田製<6981>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、HOYA<7741>、パナHD<6752>、SMC<6273>、スクリーンHD<7735>、資生堂<4911>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、ニデック<6594>、デンソー<6902>、リクルートHD<6098>などが下落。 他方、第一三共<4568>、INPEX<1605>、東電力HD<9501>、日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行<7182>、日本製鉄<5401>、OLC<4661>、JT<2914>、みずほ<8411>などが上昇している。
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2023/10/20 09:53
寄り付き概況
日経平均は462円安でスタート、ソシオネクストや第一三共などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;31579.54;-462.71TOPIX;2265.36;-29.98[寄り付き概況] 19日の日経平均は462.71円安の31579.54円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は下落。ダウ平均は332.57ドル安の33,665.08ドル、ナスダックは219.44ポイント安の13,314.30で取引を終了した。 中東情勢の緊迫化を警戒した売りに寄り付き後、下落。さらに、原油高が警戒されたほか、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で国内経済の底堅さが再確認されたため長期金利が一段と上昇し、ハイテクを中心にさらに売られた。終日軟調に推移し、終盤にかけて、主要株式指数は下げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。市場では、日米長期金利の上昇に加え、中東情勢の緊迫化や米国による対中半導体規制の強化、米財政運営の先行き不透明感など警戒材料が多く、積極的な買いを見送る向きもあった。 一方、外為市場で1ドル=149円70銭台と、昨日15時頃と比べ10銭ほど円安・ドル高方向に振れ、円安水準での推移が続いていることが、東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、今月下旬から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感も株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された9月の貿易収支は624億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は4250億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月8-14日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は1兆2599億円だった。 セクター別では、精密機器、機械、非鉄金属、電気機器、証券商品先物などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ソシオネクスト<6526>、第一三共<4568>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、HOYA<7741>、ファナック<6954>、ディスコ<6146>、ルネサス<6723>、川崎船<9107>、村田製<6981>、三菱重<7011>、リクルートHD<6098>などが下落。 他方、TOWA<6315>、INPEX<1605>、霞ヶ関キャピタル<3498>、東電力HD<9501>などが上昇している。
<CS>
2023/10/19 09:25
寄り付き概況
日経平均は6円安でスタート、中外薬やイビデンなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;32033.81;-6.48TOPIX;2295.65;+3.57[寄り付き概況] 18日の日経平均は6.48円安の32033.81円と反落して取引を開始した。前日17日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は13.11ドル高の33997.65ドル、ナスダックは34.24ポイント安の13533.75で取引を終了した。 9月小売売上高の伸びが予想を大幅に上回り強い消費が確認され、利上げ長期化懸念に寄り付き後、下落。その後、他の予想を上回る指標を受け、強い成長期待を受けた買いに転じた。ただ、2年債利回りが16年ぶり高水準になるなど長期金利の上昇に連れ売りが再開。終盤にかけて、ダウはかろうじてプラスを回復も、ナスダックは下げを消せず、まちまちで終了した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。海外市場で米長期金利が上昇し、米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の重しとなった。さらに、米政府が中国への半導体輸出規制を強化すると伝えられており、市場の警戒材料となった。 一方、昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、今月下旬から発表が本格化する3月決算企業の上半期決算への期待感も株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。今日は、日本時間11時に、7-9月期の中国国内総生産(GDP)、9月の工業生産高、9月の小売売上高など中国の重要経済指標が発表される。 セクター別では、医薬品、サービス業、小売業、情報・通信業、ゴム製品などが値下がり率上位、鉱業、鉄鋼、海運業、卸売業、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。 東証プライムの売買代金上位では、中外薬<4519>、イビデン<4062>、第一三共<4568>、TOWA<6315>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、神戸物産<3038>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、武田薬<4502>、7&iHD<3382>、OLC<4661>、NTT<9432>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>などが下落。 他方、塩野義薬<4507>、三井物<8031>、日本製鉄<5401>、INPEX<1605>、神戸鋼<5406>、富士通<6702>、三菱商<8058>、みずほ<8411>、郵船<9101>、商船三井<9104>、ゆうちょ銀行<7182>、三菱重<7011>などが上昇している。
<CS>
2023/10/18 09:43