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みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 01月06日 17時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (4893) ノイル     東証グロース (5586) ラボロAI   東証グロース (6522) アスタリスク  東証グロース (3137) ファンデリー  東証グロース (288A) ラクサス    東証グロース ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (4784) GMOインタ  東証プライム (2752) フジオフード  東証プライム (6074) JSS     東証スタンダード (5332) TOTO    東証プライム (4967) 小林製薬    東証プライム 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 17:30 みんかぶニュース コラム 明日の株式相場に向けて=米国発・量子コンピューター爆騰は序章か  2025年の大発会を迎えた6日の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比587円安の3万9307円と大幅安。昨年の大納会の変調を引き継ぐ格好となった。前週末の米国株市場がNYダウ、ナスダック指数ともに大きく切り返したことで胸をなでおろした向きも多かったはずで、事実、今朝の日経平均の寄り付きは先物から買い戻されプラス圏でスタートした。しかし、そこから叩き込まれるような下げに遭遇することになる。アジアに目を向ければ中国株や香港株は軟調気味だったが、ハイテク株の宝庫である台湾株は同じ時間軸で大幅高に買われており、それだけに東京市場の異様さが浮き彫りとなった。  今年は巳年。俗に辰巳天井というが、昨年から高値警戒感は常に意識されながらも売りを仕掛けたショート筋はことごとく踏まされてきた。下向きの流れがどこかで堰を切る可能性はあるが、「売る側も(AIに倣って)人間がその気になってショートを積み上げるとやられる相場」(中堅証券マーケットアナリスト)という。先物主導のハイボラティリティな上下動はすべてAIのご託宣による。  極め付きは昨年8月初旬の“ブラックマンデー超え”ともいえる大暴落。たった3営業日で日経平均は7600円以上も水準を切り下げたのだが、この後に鮮烈なV字リバウンドで下落前の水準をあっという間に取り戻し、悲鳴を上げたのは売り方だったというオチがついた。フラッシュクラッシュは普通に起こり得るが、数日後には何事もなかったように通常モードの値動きと株価水準に戻る。そこに合理的な理由はなくAIアルゴリズムに翻弄されるのみで、後から人間がその値動きに見合った解釈をつけるだけである。  その意味ではきょうの波乱含みの下げも、難しく考えず素直に押し目買いで報われる可能性はそれなりに高い。裏を返せば、AIによる無機質なアンワインド相場が機能して、大勢トレンドが下降転換する蓋然性には乏しいと判断される。もう一段下がれば、そこは嬉々として買い下がる手法で臨む。それは昨年8月の歴史的な暴落局面でも通用した鉄板セオリーだ。今週は週末10日にオプションSQ算出日を控え、同日の日本時間夜には12月の米雇用統計の内容が開示される。今週末を目先のゴールに上下に振り回されることを、むしろ楽しめる境地となれば“人間”の勝ちである。  こうした大荒れの地合いにあっても、中小型の材料株を物色する動きは健在だった。米株市場では量子コンピューター関連のクアンタム<QMCO>が11月下旬から12月末にかけて暴騰を演じ、株価は1カ月あまりで何と20倍以上に化け話題となった。しかし、これは突発的な変異ではない。同関連ではシールSQ<LAES>がわずか半月で14倍化、クオンタム・コンピューティング<QUBT>が約2カ月で16倍化するなど、バブル的要素を多分に含んでいるとはいえ、株価上昇と時価総額の増大化は現実である。東京市場ではフィックスターズ<3687.T>やエヌエフホールディングス<6864.T>、テラスカイ<3915.T>などが直近急騰を演じたが、米株市場で起こっている事象と比べればまだ“おままごと”レベルといってよい。昨年末に当欄で取り上げたインテリジェント ウェイブ<4847.T>は量子コンピューター関連としては新鮮さがあり、業績も好調。なおかつ、量子技術と相性の良い金融分野を主要テリトリーとしていることもプラスαの材料として考慮される。  また、量子コンピューター関連以外でも中小型株に動意含みの銘柄は多い。大株主が保有株を減らす中で上値を慕うシライ電子工業<6658.T>は値動きだけをみると玉移動的な思惑も漂う。また、AI関連では底値離脱ムードのAVILEN<5591.T>や急伸後の一服局面にあるニーズウェル<3992.T>などに目を向けておくところ。穴株では割り切りスタンスが必要ながら、200円台に位置するホットリンク<3680.T>の大底買いも一法だ。また、データセンター関連として水冷ソリューションで先駆する三櫻工業<6584.T>や、業績絶好調の続く八洲電機<3153.T>などが妙味を内包している。  あすのスケジュールでは、12月のマネタリーベース、10年国債の入札などが予定されている。海外では12月の中国外貨準備高、12月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)、11月のユーロ圏失業率のほか、11月の米貿易統計、11月の米雇用動態調査(JOLTS)、12月のISM非製造業景況感指数などに注目度が高い。なお、この日から10日までの日程で世界最大のテクノロジー見本市であるCES2025が開催される。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 17:30 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=米国発・量子コンピューター爆騰は序章か  2025年の大発会を迎えた6日の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比587円安の3万9307円と大幅安。昨年の大納会の変調を引き継ぐ格好となった。前週末の米国株市場がNYダウ、ナスダック指数ともに大きく切り返したことで胸をなでおろした向きも多かったはずで、事実、今朝の日経平均の寄り付きは先物から買い戻されプラス圏でスタートした。しかし、そこから叩き込まれるような下げに遭遇することになる。アジアに目を向ければ中国株や香港株は軟調気味だったが、ハイテク株の宝庫である台湾株は同じ時間軸で大幅高に買われており、それだけに東京市場の異様さが浮き彫りとなった。  今年は巳年。俗に辰巳天井というが、昨年から高値警戒感は常に意識されながらも売りを仕掛けたショート筋はことごとく踏まされてきた。下向きの流れがどこかで堰を切る可能性はあるが、「売る側も(AIに倣って)人間がその気になってショートを積み上げるとやられる相場」(中堅証券マーケットアナリスト)という。先物主導のハイボラティリティな上下動はすべてAIのご託宣による。  極め付きは昨年8月初旬の“ブラックマンデー超え”ともいえる大暴落。たった3営業日で日経平均は7600円以上も水準を切り下げたのだが、この後に鮮烈なV字リバウンドで下落前の水準をあっという間に取り戻し、悲鳴を上げたのは売り方だったというオチがついた。フラッシュクラッシュは普通に起こり得るが、数日後には何事もなかったように通常モードの値動きと株価水準に戻る。そこに合理的な理由はなくAIアルゴリズムに翻弄されるのみで、後から人間がその値動きに見合った解釈をつけるだけである。  その意味ではきょうの波乱含みの下げも、難しく考えず素直に押し目買いで報われる可能性はそれなりに高い。裏を返せば、AIによる無機質なアンワインド相場が機能して、大勢トレンドが下降転換する蓋然性には乏しいと判断される。もう一段下がれば、そこは嬉々として買い下がる手法で臨む。それは昨年8月の歴史的な暴落局面でも通用した鉄板セオリーだ。今週は週末10日にオプションSQ算出日を控え、同日の日本時間夜には12月の米雇用統計の内容が開示される。今週末を目先のゴールに上下に振り回されることを、むしろ楽しめる境地となれば“人間”の勝ちである。  こうした大荒れの地合いにあっても、中小型の材料株を物色する動きは健在だった。米株市場では量子コンピューター関連のクアンタム<QMCO>が11月下旬から12月末にかけて暴騰を演じ、株価は1カ月あまりで何と20倍以上に化け話題となった。しかし、これは突発的な変異ではない。同関連ではシールSQ<LAES>がわずか半月で14倍化、クオンタム・コンピューティング<QUBT>が約2カ月で16倍化するなど、バブル的要素を多分に含んでいるとはいえ、株価上昇と時価総額の増大化は現実である。東京市場ではフィックスターズ<3687.T>やエヌエフホールディングス<6864.T>、テラスカイ<3915.T>などが直近急騰を演じたが、米株市場で起こっている事象と比べればまだ“おままごと”レベルといってよい。昨年末に当欄で取り上げたインテリジェント ウェイブ<4847.T>は量子コンピューター関連としては新鮮さがあり、業績も好調。なおかつ、量子技術と相性の良い金融分野を主要テリトリーとしていることもプラスαの材料として考慮される。  また、量子コンピューター関連以外でも中小型株に動意含みの銘柄は多い。大株主が保有株を減らす中で上値を慕うシライ電子工業<6658.T>は値動きだけをみると玉移動的な思惑も漂う。また、AI関連では底値離脱ムードのAVILEN<5591.T>や急伸後の一服局面にあるニーズウェル<3992.T>などに目を向けておくところ。穴株では割り切りスタンスが必要ながら、200円台に位置するホットリンク<3680.T>の大底買いも一法だ。また、データセンター関連として水冷ソリューションで先駆する三櫻工業<6584.T>や、業績絶好調の続く八洲電機<3153.T>などが妙味を内包している。  あすのスケジュールでは、12月のマネタリーベース、10年国債の入札などが予定されている。海外では12月の中国外貨準備高、12月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)、11月のユーロ圏失業率のほか、11月の米貿易統計、11月の米雇用動態調査(JOLTS)、12月のISM非製造業景況感指数などに注目度が高い。なお、この日から10日までの日程で世界最大のテクノロジー見本市であるCES2025が開催される。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 17:30 みんかぶニュース 市況・概況 6日香港・ハンセン指数=終値19688.29(-71.98)  6日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比71.98ポイント安の19688.29と反落した。 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 17:27 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米金利にらみドル高継続も円買いに警戒 *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米金利にらみドル高継続も円買いに警戒 6日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国の利下げ姿勢後退を受けた金利高・ドル高の地合いは継続の見通し。ただ、政府・日銀による円買い介入が意識され、急激なドル高進行は抑制され上値の重さが目立つだろう。3日に発表された米国のISM製造業景気指数は景気の好不況の境目である50を下回ったものの、前回から改善し国内経済の回復を示した。それを受けた米金利高・ドル高でユーロ・ドルは1.0270ドル台に下押しされ、ドル・円は156円80銭台まで下落後は157円台前半に持ち直した。週明けのアジア市場は底堅い米金利でドル買いが続き、157円20銭台から上昇。ただ、日本株の大幅安で円買いに振れ、ドルは伸び悩んだ。この後の欧米市場では、ドル高継続を見極める展開。連邦準備制度理事会(FRB)のハト派姿勢後退を背景に、ドル買い地合いは続く。ただ、足元の経済指標は堅調さが目立つものの、今晩の製造業新規受注はマイナスが予想され、景況感の悪化が示されればドル買いは抑制されそうだ。ユーロの動向次第ではドル・円がさらに下押しされる可能性も。一方、景気減速懸念が高まれば安全通貨の円が選好される展開も想定したい。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・12月サービス業PMI改定値(予想:51.4、速報値:51.4)・18:00 ユーロ圏・12月総合PMI改定値(予想:49.5、速報値:49.5)・22:00 独・12月消費者物価指数(予想:前年比+2.4%、11月:+2.2%) <CS> 2025/01/06 17:25 注目トピックス 日本株 日本プロセス---2Q増収・2ケタ増益、売上高・営業利益・経常利益は上場来最高を更新 *17:24JST 日本プロセス---2Q増収・2ケタ増益、売上高・営業利益・経常利益は上場来最高を更新 日本プロセス<9651>は27日、2025年5月期第2四半期(24年6月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.3%増の49.62億円、営業利益が同16.4%増の5.38億円、経常利益が同37.3%増の6.54億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同36.5%増の4.64億円となり、売上高、営業利益、経常利益は中間連結会計期間において4期連続で上場来最高を更新した。制御システムの売上高は前年同期比7.6%増の7.66億円、セグメント利益は同17.1%増の1.90億円となった。発電所監視制御システムは受注量の増加により堅調に推移した。在来線の運行管理システムは更新案件の受注やAI案件への参画により売上利益とも好調に推移し、新幹線の運行管理システムは開発量が増加したことで順調に推移した。東京圏輸送管理システムは受注が堅調であるものの検収は第3四半期以降となった。自動車システムの売上高は同6.3%増の11.93億円、セグメント利益は同2.0%減の2.95億円となった。自動運転/先進運転支援関連は複数の車種一括受注により新規案件の獲得や担当範囲を拡大するなど売上は好調に推移した。車載情報関連は新たな案件を獲得するなど堅調に推移し、電動化関連は開発規模縮小に伴い売上利益ともに減少した。特定情報システムの売上高は同42.3%増の8.58億円、セグメント利益は同97.9%増の2.03億円となった。衛星画像関連は受注量の増加により好調に推移した。危機管理関連は今期より大型案件が開始したことで売上利益とも大幅に増加した。航空宇宙関連は一部案件がテストフェーズに入り体制を縮小した。組込システムの売上高は同3.3%減の6.71億円、セグメント利益は同34.5%減の1.07億円となった。低迷していた半導体市場に回復の兆しが見えつつある。ストレージデバイス開発は段階的に体制を拡大させており売上は横ばいとなった。なお新ストレージ開発は前期で開発を終了している。IoT建設機械関連は開発量が増加し体制を拡大したことで好調に推移した。産業・ICTソリューションの売上高は同4.5%増の14.73億円、セグメント利益は同11.7%増の2.65億円となった。クラウドシステムは新規顧客の開拓や既存顧客からの新たな案件の獲得により好調に推移し、IoTクラウドは横ばいで推移した。社会インフラ関連の駅務機器開発は前期より開始した開発案件にて体制を拡大したことで堅調に推移し、道路設備関連は保守フェーズとなり体制を縮小した。 <NH> 2025/01/06 17:24 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=米長期金利動向など注目  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、今晩の米長期金利の動向などに左右されそうだ。予想レンジは1ドル=157円00~158円20銭。  東京市場は今日から新年の売買がスタートした。今週は10日の米12月雇用統計に向けた一連の重要経済指標の発表が注目されている。明晩は米12月ISM非製造業景況指数と米11月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予定されているが、今晩は米12月総合購買担当者景気指数(PMI)・改定値がある程度で目立った経済指標の発表はない。こうしたなか、上昇傾向にある米長期金利の動向などが為替相場に影響しそうだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 17:16 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は戻りが鈍い *17:10JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は戻りが鈍い 6日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米10年債利回りの小幅上昇でドル買いが先行し、午前中に157円20銭から157円82銭まで値を上げた。ただ、午後は日経平均株価の大幅安で円買いでドルは上値が重くなり、米金利の伸び悩みで戻りを抑えた。・ユーロ・円は162円00銭から162円88銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.0295ドルから1.0332ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値39,945.42円、高値39,993.50円、安値39,232.78円、終値39,307.05円(前日比587.49円・17時時点:ドル円157円60-70銭、ユーロ・円162円80-90銭【要人発言】・植田日銀総裁「昨年の日本経済、賃金・物価の好循環が続いた」「緩和調整のタイミング、経済や金融物価情勢次第で様々なリスクに留意が必要」「経済・物価見通し、月末の展望リポートで政策判断の基本材料にする」【経済指標】・中・12月財新サービス業PMI:52.2(予想:51.4、11月:51.5) <TY> 2025/01/06 17:10 Miniトピック 米金融当局は失業率の現状維持を望んでいる *17:08JST 米金融当局は失業率の現状維持を望んでいる  報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事とサンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は1月4日に開催されたアメリカ経済学会年次総会に参加し、「インフレが目標に到達していないことを十分に認識している」、「失業率が急激に上昇せず、現状を維持することを望んでいる」との見方を伝えた。1月10日に発表される12月米雇用統計で失業率は4.2%と予想されており、11月実績と同水準となる見込み。非農業部門雇用者数の増加幅は11月実績(前月比+22.7万人)を下回る見込みだが、市場予想(前月比+16万人程度)とおおむね一致すれば、今月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で政策金利の据え置きが決定される可能性が高いと予想される。 <MK> 2025/01/06 17:08 グロース市況 東証グロース市場指数は反落、個別物色は活発 *17:07JST 東証グロース市場指数は反落、個別物色は活発 東証グロース市場指数 815.04 -9.53 /出来高1億8766万株/売買代金1197億円東証グロース市場250指数 634.71 -9.47 /出来高9051万株/売買代金903億円 本日のグロース市場では、東証グロース市場指数は反落、東証グロース市場250指数は続落。値上がり銘柄数は312、値下り銘柄数は270、変わらずは22。 3日の米国市場でダウ平均は339.86ドル高の42732.13ドル、ナスダックは340.89ポイント高の19621.68で取引を終了。値ごろ感からの買いに加え、12月ISM製造業景況指数が予想以上に上昇したほか、連邦準備制度理事会(FRB)高官が今年の経済成長を楽観視していることを明らかにしたことも相場を後押しし、上昇した。また、下院議長選で、現職のジョンソン氏が再選し、政治混乱回避で安心感が広がり、終盤にかけ上げ幅を拡大。 東証グロース市場指数は上昇して始まったが、日経平均が早い段階でマイナスに転じるなかで上値は重く、日経平均にやや遅れる形でマイナス転換。相対的に底堅かったとはいえ、ややもみ合いながらもじりじりと下げ幅を拡大していく展開となり、全体感としては冴えない1日だった。 個別では、24.42%安となったブランディング<7067>が下落率トップに。直近IPOのフォルシア<304A>、GVATECH<298A>などが短期勢の換金売りに押された格好。DWTI<4576>も昨年末の急伸に対する反動か。売買代金上位銘柄では、カバー<5253>、タイミー<215A>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、ピクスタ<3416>、サークレイス<5029>、ファーストアカウンティング<5588>などがランクイン。 一方、36.36%高となったファンデリー<3137>が上昇率トップに。株主優待制度の導入が材料視された。また、直近IPOのvisumo<303A>の他、独自の二次元コード「AsCode」を開発したとの発表が引き続き材料視されたアスタリスク<6522>、JCRファーマと新規遺伝子治療の開発に向けた次フェーズの共同研究契約を締結したモダリス<4883>などがそれぞれ買われた。売買代金上位銘柄では、テラドローン<278A>、ハートシード<219A>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、アクセルM<3624>、247<7074>、WillSmart<175A>などがランクイン。 なお、東証グロース市場Core指数の構成銘柄では、GNI<2160>や弁護士ドットコム<6027>などが下落した一方、スカイマーク<9204>などが上昇。スカイマークは、双日が同社株式を5%取得し大株主になることが明らかになったことで関心が向かったようだ。[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]・値上がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 3137|ファンデリー         |   300|   80|    36.36| 2| 3624|アクセルM          |   196|   45|    29.80| 3| 7074|247             |   404|   80|    24.69| 4| 303A|visumo         |  2536|   500|    24.56| 5| 175A|ウィルスマート       |   905|   150|    19.87| 6| 5256|Fusic          |  3305|   500|    17.83| 7| 7090|リグア             |  1005|   150|    17.54| 8| 6522|アスタリスク         |   570|   80|    16.33| 9| 194A|WOLVES         |   822|   97|    13.38|10| 4069|BlueMeme      |  1514|   177|    13.24|・値下がり率上位10位 |コード|銘柄              |  現値| 前日比|   前比率| 1| 7067|ブランディング       |  1238|  -400|   -24.42| 2| 304A|フォルシア          |  3400|  -640|   -15.84| 3| 3416|ピクスタ           |  1115|  -147|   -11.65| 4| 4576|DWTI           |   178|   -23|   -11.44| 5| 5029|サークレイス         |   671|   -86|   -11.36| 6| 5588|ファーストA         |  1732|  -208|   -10.72| 7| 298A|GVATECH       |   555|   -60|    -9.76| 8| 2160|GNI             |  3090|  -315|    -9.25| 9| 3491|GA TECH       |  1426|  -127|    -8.18|10| 3807|フィスコ           |   148|   -12|    -7.50| <FA> 2025/01/06 17:07 金融ウォッチ その他 【日本生命保険】第四北越フィナンシャルグループ×日本生命「地域のサステナビリティ推進に関するパートナーシップ協定」に基づくニッセイ・グリーンローンの実行について 原文はこちら https://www.nissay.co.jp/news/2024/pdf/20241230.pdf 5 2025/01/06 16:58 みんかぶニュース 市況・概況 6日中国・上海総合指数=終値3206.9228(-4.5071)  6日の中国・上海総合指数の終値は前営業日比4.5071ポイント安の3206.9228と4日続落。 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 16:46 注目トピックス 日本株 冨士ダイス Research Memo(8):2025年3月期普通配当40.0円を見込む *16:38JST 冨士ダイス Research Memo(8):2025年3月期普通配当40.0円を見込む ■株主還元策冨士ダイス<6167>は、2027年3月期までの新中期経営計画期間中の配当政策について従来の配当の基準を配当性向50%からDOE(株主資本配当率)に変更し、DOE4.0%を目途とすることとした。このため2025年3月期は前期比8.0円増配の普通配当40.0円予定とした。これは従来PBR1倍割れとなっていた状況を踏まえ、積極的な株主還元を行うことで総合的に企業価値向上を図ることを目指すものである。(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) <HN> 2025/01/06 16:38 みんかぶニュース 個別・材料 バイク王の24年11月期業績は営業利益が計画上振れで着地  バイク王&カンパニー<3377.T>がこの日の取引終了後、集計中の24年11月期連結業績について、営業利益が従来予想の1億2000万円から2億8600万円(前の期1億6600万円の赤字)へ、最終利益が1億1000万円から1億8700万円(同1億1000万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表した。  売上高は356億円から339億6500万円(前の期比2.7%増)へ下振れた。ただ、仕入れ台数の増加を狙った広告費が増加しつつも想定よりも抑制できたほか、オークション相場が想定よりも安定的に推移し、またリテール強化を推進しつつ次期に備えた在庫確保も実施できたことで、リテールの堅調な推移と安定的なホールセールの利益確保がなされたことが利益を押し上げた。 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 16:37 注目トピックス 日本株 冨士ダイス Research Memo(7):業務効率化、成長分野の新製品開発、グローバル展開を推進(3) *16:37JST 冨士ダイス Research Memo(7):業務効率化、成長分野の新製品開発、グローバル展開を推進(3) ■冨士ダイス<6167>の中長期の成長戦略(2) 省資源関連省資源・環境負荷低減で注目されるのが省タングステン・コバルト合金である。超硬合金では比重が高く適用が困難とされている回転工具分野(粉砕回転刃、ハンマー)への展開を目指している。モータの負荷軽減による電力削減や回転数の増加による生産性向上が見込める製品で、今後の展開としては、市場のニーズを捉えラインナップを増やすことを検討している。また中国が2024年8月15日にレアメタル輸出規制強化を発表(9月15日実施)、ゲルマニウムに加えアンチモンを規制対象に追加した。タングステンやコバルトなどのレアメタル供給リスクが高まっており、同社の事業継続を確実なものとする背景につながる可能性もある。(3) 次世代エネルギー関連次世代エネルギー関連では、人工ダイヤモンドなどの製造に使われる超高圧発生用工具を用い、超高圧合成技術を使った触媒の開発並びにその触媒を実際に使用するための粉末冶金技術により様々な製品が開発され、客先評価が進みつつある。同社は超高圧合成技術を生かし、水素発生用触媒の開発、またこの触媒を使い粉末冶金技術を用いてニッケルの中にこの触媒を混ぜ込んで電極化(PME:Powder Metallurgy Electrode、粉末冶金電極)することに成功した。従来の貴金属酸化物触媒は高価であるため、費用対効果に優れた代替触媒が求められていたものの、効率が悪いなどで利用が進まなかった。同社はAサイト秩序型ペロブスカイト酸化物を用いることで、従来の貴金属酸化物触媒と同等以上の高い触媒活性を持ち、触媒反応条件下で安定性が高く使用寿命が長い費用対効果に優れた水素発生用触媒の開発に成功した。同社はこの触媒だけでなく同社の粉末冶金技術を使ってニッケルの中にこの触媒を混ぜ込むことに成功し、実際に水素発生装置に組み込まれる電極として製品化した。この電極についても特徴がある。従来の電極は、多孔質合金やスポンジ状の金属担体を用いて表面積を大きくしていたが、効率上十分ではなく、また金属担体上に触媒層を形成した場合も剥離することが課題だった。しかしこの電極は同社の有する金属粉末を圧粉成形する技術で高い表面積を持ち、担体中に触媒を分散させ剥離による劣化も起こらない電極となっている。さらに、通常は電極を作製する場合はプレス成形の後に焼成を行うが、圧粉成形を焼成しない/従来よりも低温での熱処理を行うことで、高い電気化学的な活性を有する電極が得られることとなった。これにより、使用用途として水電解水素製造装置だけでなく、金属空気二次電池にも応用が可能となった。今後、PMEのさらなる大判化や複合化なども進め、2027年までに製品化を実現するとしている。資源エネルギー庁が2024年9月に発表した水素政策において、世界の水素等需要量が2050年にかけて約5倍に拡大する予測(国際エネルギー機関(IEA)による)が示されており、製品化に期待がかかる。(4) リサイクル同社は企業価値の向上と持続可能な社会の発展に向けて、サステナビリティ基本方針に基づいた取り組むべき10項目の優先課題(マテリアリティ)を特定した。その中で自然環境配慮として省資源化への取り組みを挙げている。具体的には超硬原材料のリサイクル率向上、省レアメタル新開発材料の市場展開、廃棄物削減、環境負荷物質の管理(PRTR対象化学物質)及びリサイクル率向上を掲げている。実際に廃棄物削減や省資源を目的に、日々製品の長寿命化・省資源化に努め、(一社)日本機械工具工業会が定める環境調和製品の認定を受けている製品もある。省タングステン・コバルト合金の拡販によるレアメタル使用量の低減にも取り組んでいる。また、リサイクル事業の立上げに向けて事業化を検討している。3. 海外事業の強化同社はこれまでも海外事業の強化を重点施策に挙げてきたが、必ずしも計画どおりに推移せず、売上高構成比は目標の20%に達していない。新中期経営計画で成長をけん引するのは海外事業と位置付け、改めて2027年3月期に売上高構成比25%以上とする目標を掲げた。2024年3月に中国の東莞に営業拠点を設けたほか、インド拠点の再開、電池・モーターコア金型向けに米国展開も見据え、拠点設置も視野に入れ推進する。(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) <HN> 2025/01/06 16:37 注目トピックス 日本株 冨士ダイス Research Memo(6):業務効率化、成長分野の新製品開発、グローバル展開を推進(2) *16:36JST 冨士ダイス Research Memo(6):業務効率化、成長分野の新製品開発、グローバル展開を推進(2) ■冨士ダイス<6167>の中長期の成長戦略3. 「脱炭素・循環型社会への貢献」弊社は同社について、全体として非常に優れた技術・製法を有しながら、これまでは顧客ニーズの発掘には上手くつながらず、事業拡大の機会を取り逃がしていたように見ている。海外を含めた顧客ニーズの取り込み、M&Aや提携も利用した販路拡大などで事業拡大を加速できるかがポイントになるだろう。同社は「脱炭素・循環型社会への貢献」として、次世代エネルギー/次世代自動車/省資源/リサイクルの4分野について積極的な製品開発・市場投入を行う計画である。特に注力していると見られるのが次世代自動車である。ただし全体的には2027年3月期以降に大きく開花する案件が多く、新中期経営計画への寄与は限定的に留まると見ている。(1) 次世代自動車次世代自動車では開発が終わり、本格販売を目指すモータコア金型向け「フジロイ VG48」、そして新たに発表された新材種「フジロイ VG51」がある。同社のVシリーズの特長は、耐摩耗性と破壊靭性に優れたバランスを持ち、モータコア金型に必要な耐久性と精度を両立させた点である。現在、同社のVシリーズは多方面で使われ、同社売上の20%近くを占めている。「フジロイ VG51」は、ワイヤーカット放電加工機において加工液に水を利用する長時間の水切りワイヤー放電加工に対応した製品である。汎用材種と比較して耐食性・靭性に優れ、また長時間の水切りワイヤー放電加工を行っても、汎用材種で起こる部分的に生じる深い腐食が抑えられる。そのことで、腐食対策で油切り加工する場合と比べて加工時間を短縮し、金型製作コストの低減が期待できる。ワイヤーカット放電加工では精密かつ複雑な加工を要求される長時間加工の金型製作が増えると見られることから、「フジロイ VG51」は差別化商品として売上拡大が期待される。同社は、顧客の動向を先読みし電磁鋼板に変えてアモルファス金属による高性能のモータ開発に寄与出来る打抜き金型材料の先行開発を進めている。モータ出力はトルクと回転数の積に比例し、モータ体格は最大トルクで決まるため、高速回転化を図れば、同出力で小型・軽量化が可能となるが、高速回転化の難題は渦電流が増大し鉄損が増えモータ損失が増大してしまうことにある。このため、この薄板鋼板を打抜くためにWC粒度をナノサイズまで微細化し、非常に高い硬さと抗折力を両立した既に生産販売中となるナノ微粒子超硬合金「フジロイFS06」なども引き合いが増加しているようだ。このように新たな製品群を加えることで、同社はモータコア向けでさらなる売上加速を見込んでいる。現時点では、同社における次世代自動車向け売上高は、2020年3月期を100とすると2024年3月期で120〜130まで拡大しているという。競合は、兵庫県の(株)共立合金製作所や、サンアロイ工業(株)、(株)シルバーロイ、岡山県の(株)トーカロイホールディングスなどの未上場企業であり、超硬合金大手の住友電気工業<5802>や三菱マテリアル<5711>などは参入していない。このため現時点で売上高の17%程度を占める輸送用機械向けのモータコア用金型や対応製品は、同分野での売上高構成比の高まりが見られるだろう。またこれらの超硬合金は、従来の国内向けに加え中国向けにモータコア金型向け素材販売の強化も行っている。新規営業拠点の東莞における中国市場での販売拡大は、国内での次世代自動車生産の本格拡大や海外での高級EV向けのモータコア金型向け母材販売として全体の14%程度を占める金型・工具向け素材販売の拡大にもつながる。また、高熱膨張レンズ用金型(TR合金)も本格拡大フェーズに入ってきた。具体的には自動運転技術の進展に伴い、センサー用レンズの需要が増加している。このような用途に対応するためには、成形したいレンズ素材に熱膨張を追随させる目的で成形用金型に高い熱膨張係数、耐摩耗性、加工精度が求められている。これに対し同社が開発したTRシリーズ(金型用硬質材料)は、これらの要件を満たす新材料として開発された。「TR05」をはじめとするTRシリーズは、ガラスに近い熱膨張係数を有していることから生産効率向上に寄与し、採用が増加している。自動運転用センサーは、赤外線透過レンズを使用して高精度な環境認識を行うため、成形精度が自動運転技術の性能に直結する。「TR05」の採用により、センサーの性能向上に寄与するものと期待される。同社は、自動運転の普及を加速させている中国市場での拡販に取り組むとしている。具体的にEV/PHEV販売台数世界トップの中国の比亜迪汽車工業有限公司(BYD)では、高級EV車「HanEV」に前方3個、後方3個、計6個のLiDAR(3次元センサー)を搭載している。中国ではレベル4の完全自動運転タクシーも2023年にサービスが開始され、一般車両でも運用が始まりつつある。また諸外国でも実証実験が相次いでおり、本格的な生産拡大が期待される。なお「TR05」は車載だけでなく防犯監視カメラ向け赤外線レンズ用金型用途などにも利用される。さらにマイクロ流路金型、特殊光学素子の成形にも採用されており、多方面での採用にも期待が持たれる。2024年から販売を始め、2025年3月期には売上高100百万円を目指すとしている。2026年3月期以降の本格的な拡大が注目される。(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) <HN> 2025/01/06 16:36 注目トピックス 日本株 冨士ダイス Research Memo(5):業務効率化、成長分野の新製品開発、グローバル展開を推進(1) *16:35JST 冨士ダイス Research Memo(5):業務効率化、成長分野の新製品開発、グローバル展開を推進(1) ■冨士ダイス<6167>の中長期の成長戦略1. 変化に対応できる企業体質への転換同社は、2024年1月に就任した新社長である春田善和(はるたよしかず)氏の下で「中期経営計画2026」を策定し、推進している。前中期経営計画では、最終年度が資源高や中国市場の停滞、自動車部品産業の回復の遅れなどで計画未達成となったことを踏まえ、新たに「変化に対応できる企業体質への転換」をコンセプトに掲げた。「経営基盤の強化」を戦略の軸とし、成長への取り組みを進める。また、前中期経営計画での「生産性向上・業務効率強化」「海外事業の飛躍」についても引き続き推進する。また新規ユーザーのニーズに応えるべく「脱炭素・循環型社会への貢献」を掲げ、環境配慮型製品開発の推進、100年企業を目指し新事業シーズの事業化の確立を目指す。連結数値目標は、最終年度の2027年3月期に売上高200億円、営業利益20億円、経常利益率10.5%、ROE7.0%である。2025年3月期は下方修正したものの、2026年3月期以降は新製品攻勢やグローバル展開の加速などにより、目標達成を目指すと見ている。当面の注目ポイントは、2026年3月期の営業利益1,500百万円を達成し、2018年3月期の1,465百万円を抜いて営業利益で最高益を更新できるか、である。現状は、次世代自動車においてEV開発見直しの動きから2次電池やEVモータの設備投資に慎重な動きも出ており、期待しているモータコアや2次電池ケース金型などは新規円筒型で本格回復が見込まれるものの、全体として拡大が緩やかなものに留まる懸念がある。新中期経営計画の達成にはさらなる顧客開拓、あるいはM&A等による業務拡大も必要になると見られる。2. 新中期経営計画の主要項目新中期経営計画主要項目は「経営基盤の強化」「生産性向上・業務効率化」「海外事業の飛躍」「脱炭素・循環型社会への貢献」「新規事業の確立」である。「経営基盤の強化」は、2024年10月より基幹システムの刷新を実行し、IT強化でデータ化を推進している。「生産性向上・業務効率化」は、2025年3月期第2四半期までに導入した郡山製作所・熊本製造所の自動化をもとに、自動化可能な工程の検討・導入を計画、2025年度から各工場に本格導入していく予定で、2027年3月期の製造部門原価率は2024年3月期比3.0%ポイント低減、素材部門生産性は同15%向上を目指す。「新規事業の確立」では、100年企業を目指し、新規事業の専門組織を立ち上げ、新事業シーズの事業化を加速する。(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) <HN> 2025/01/06 16:35 注目トピックス 市況・概況 日経VI:上昇、株価下落で警戒感継続 *16:35JST 日経VI:上昇、株価下落で警戒感継続 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比+0.99(上昇率4.54%)の22.78と上昇した。なお、高値は22.87、安値は21.47。東京市場が6連休中の米株式市場でダウ平均は4営業日通算で260.08ドル安(-0.60%)となった流れを受け、今日の東京市場は売りが優勢。日経225先物は取引開始後は概ねマイナス圏での推移となった。今日の株価下落に加え、今週は週末に株価指数オプション1月物の特別清算指数(SQ)算出や米雇用統計の12月分の発表を控えていることもあり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続し、日経VIは概ね昨年12月30日の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/01/06 16:35 注目トピックス 日本株 冨士ダイス Research Memo(4):2025年3月期は増収減益。回復が遅れ、16.0%営業減益を予想 *16:34JST 冨士ダイス Research Memo(4):2025年3月期は増収減益。回復が遅れ、16.0%営業減益を予想 ■冨士ダイス<6167>の今後の見通し2025年3月期の連結業績予想は、売上高17,000百万円(前期比1.9%増)、営業利益680百万円(同16.0%減)、経常利益850百万円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益590百万円(同16.8%減)と下方修正した。中間期業績が計画未達となったこと、引き続き下期に顧客による在庫調整の影響が残ることによる。2025年3月期の主要産業分類別(単体ベース)の売上予想も期初計画を変更した。最大需要先の輸送用機械向けは2,900百万円(前期比3.9%増)を予想している。EV向けモーターコア製品や次世代自動車対応製品の需要増を見込むものの、依然として自動車部品メーカーの在庫調整が解消せず、下期は前年同期と横ばい程度の見通しから伸び悩む見込みである。鉄鋼向けは2,680百万円(同5.3%減)予想である。海外向け熱間圧延ロールが堅調に推移するほか、下期は自動車生産に連動し低調な状態が続く見込みのため、上期の落ち込みを挽回できないとしている。非鉄金属・金属製品向けは2,010百万円(同14.1%減)の予想で、海外向け溝付きロールの不振が継続する見込みである。電機・電子部品向けは1,410百万円(同2.1%減)の予想としている。下期に新型EV丸形LIB向けの拡大が見込まれるほか、角型LIB向けなど新規需要や半導体向けの回復などにより下期は前年同期で増収を見込むものの、上期の落ち込みをカバーできないとしている。生産・業務用機械は2,210百万円(同8.3%増)と、半導体製造装置向け・光学素子向けが堅調に推移する見通しである。金型・工具向け素材は2,460百万円(同7.4%増)で、下期に半導体関連向け素材の拡販が寄与するものと見ている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) <HN> 2025/01/06 16:34 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇1506銘柄・下落873銘柄(東証終値比)  1月6日のPTSデイタイムセッション(08:20~16:30)が終了。東証の取引が終了した15時30分以降に売買が成立したのは2471銘柄。東証終値比で上昇は1506銘柄、下落は873銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は225銘柄。うち値上がりが89銘柄、値下がりは131銘柄と売りが優勢。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は90円高と買われている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の6日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6755> 富士通ゼ     2798.4 +525.4( +23.1%) 2位 <3853> アステリア     602  +73( +13.8%) 3位 <8918> ランド       7.8  +0.8( +11.4%) 4位 <3377> バイク王      540  +26( +5.1%) 5位 <6740> Jディスプレ    19.8  +0.8( +4.2%) 6位 <9260> ウィズメタク    1999  +78( +4.1%) 7位 <3577> 東海染       837  +30( +3.7%) 8位 <1757> 創建エース     21.7  +0.7( +3.3%) 9位 <3521> エコナック    120.2  +3.2( +2.7%) 10位 <2134> 北浜CP      19.5  +0.5( +2.6%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <9284> カナディアン   73000 -5800( -7.4%) 2位 <2989> 東海道リート   102000 -6900( -6.3%) 3位 <3451> トーセイR    120000 -7300( -5.7%) 4位 <2971> エスコンJP   107000 -6500( -5.7%) 5位 <3470> マリモリート   100460 -5840( -5.5%) 6位 <9235> 売れるG     1338.1 -74.9( -5.3%) 7位 <3492> タカラリート   83000 -4500( -5.1%) 8位 <8963> INV      63000 -3100( -4.7%) 9位 <3186> ネクステージ    1345  -62( -4.4%) 10位 <3468> スターアジア   50000 -2300( -4.4%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <4751> サイバー      1075 +19.0( +1.8%) 2位 <9434> SB        198  +1.8( +0.9%) 3位 <2801> キッコマン    1704.3 +12.3( +0.7%) 4位 <9432> NTT      157.9  +0.9( +0.6%) 5位 <9433> KDDI      4918  +24( +0.5%) 6位 <1802> 大林組      2136.6  +7.6( +0.4%) 7位 <7731> ニコン      1633.7  +5.7( +0.4%) 8位 <6473> ジェイテクト   1166.8  +3.8( +0.3%) 9位 <6506> 安川電       4002  +13( +0.3%) 10位 <6472> NTN      250.6  +0.8( +0.3%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <7261> マツダ       1075  -8.5( -0.8%) 2位 <3086> Jフロント    2067.5 -13.0( -0.6%) 3位 <8015> 豊田通商     2734.9 -13.1( -0.5%) 4位 <1721> コムシスHD   3182.1 -13.9( -0.4%) 5位 <9531> 東ガス       4366  -19( -0.4%) 6位 <6976> 太陽誘電     2227.9  -9.1( -0.4%) 7位 <4021> 日産化       4869  -19( -0.4%) 8位 <8604> 野村       915.7  -3.4( -0.4%) 9位 <8697> 日本取引所    1747.1  -6.4( -0.4%) 10位 <6841> 横河電      3374.9 -12.1( -0.4%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/01/06 16:33 注目トピックス 日本株 冨士ダイス Research Memo(3):2025年3月期中間期は増収減益 *16:33JST 冨士ダイス Research Memo(3):2025年3月期中間期は増収減益 ■冨士ダイス<6167>の業績動向1. 2025年3月期中間期業績概要2025年3月期中間期業績は売上高8,277百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益291百万円(同34.0%減)、経常利益394百万円(同21.3%減)、親会社株主に帰属する中間純利益250百万円(同34.2%減)となった。売上高は製缶金型や次世代自動車部品向け金型、半導体製造装置向けが堅調に推移したもの、海外向け溝付きロールの反動減や顧客の在庫調整が長引いていたため売上が伸び悩み、8,800百万円とする中間期計画を下回った。利益面では生産性向上による効果はあったものの、原料の高騰や、IT投資増や人財投資などの負担増を補えず大幅な営業減益となった。2. 顧客産業分類別状況製品別売上高動向では、超硬製工具類が売上高2,053百万円(前年同期比12.8%減)となった。前期好調だった海外向け溝付きロールが顧客の在庫調整が発生した影響で大幅に売上が減少した。海外向け熱間圧延ロールは堅調に推移したが、海外向け溝付きロールの減少を補えなかった。超硬製金型類は売上高2,053百万円(同8.4%増)と、製缶金型や次世代自動車部品向け金型が好調に推移した。その他の超硬製品は売上高2,165百万円(同10.6%増)となった。半導体装置向けの販売が好調に推移したほか、海外向け超硬素材販売が回復に転じて2ケタ増収となった。超硬以外の製品は売上高2,005百万円(同0.1%増)と、混錬工具の不振が継続したものの一部の鋼製自動車部品用工具・金型が堅調で横ばいを確保した。営業利益の増減分析は、増収効果が67百万円、生産効率改善効果78百万円などの増益要因があったものの、原材料費の高騰90百万円、人的資本の拡充による人件費増等75百万円、IT投資114百万円などのコスト増が嵩んだ。なお中間期計画の営業利益470百万円に対する増減分析では、大半は自動車部品メーカーの在庫調整や中国経済の停滞影響に伴う売上未達の影響であり、523百万円の減益となっている。これを生産効率改善効果79百万円、売上減少に伴う材料費減106百万円、想定人員を下回って推移したことによる人件費減127百万円などでカバーするも、補えきれずに計画未達成となった。3. 財務状況及び経営指標同社は創業以来、黒字経営を継続している。自己資本比率は、2023年3月期末は77.7%、2024年3月期末は79.0%、2025年3月期中間期末は80.2%と高比率を維持している。手元資金も潤沢で、フリー・キャッシュ・フローは592百万円の収入(前年同期末は491百万円の収入)と、収益環境が厳しいなかでも強い財務体質は堅持している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) <HN> 2025/01/06 16:33 注目トピックス 日本株 冨士ダイス Research Memo(2):超硬合金製工具・金型(耐摩耗工具)製造の専業メーカー *16:32JST 冨士ダイス Research Memo(2):超硬合金製工具・金型(耐摩耗工具)製造の専業メーカー ■会社概要1. 会社概要冨士ダイス<6167>は超硬合金を用いた高精度の耐摩耗工具・金型の製造販売を主たる事業として展開し、超硬耐摩耗工具専業として長期にわたりトップシェアを堅持してきた。同社は、製品素材や用途に最適な工具・金型を設計し、原料粉末の粉砕・混合・造粒から焼結・機械加工・製品検査までの一貫生産体制を敷き直販提供している点に特徴がある。少量多品種生産に強みを持ち、平均単価が高い高付加価値製品の販売で収益性を確保しており、素材売りが多い同業他社との差別化ができている。2. 事業内容同社は超硬合金製を中心とした工具・金型(耐摩耗工具)製造に特化しており、主要取扱製品は4つに分類される。2025年3月期中間期における売上高構成比は、超硬製工具類24.8%、超硬製金型類24.8%、その他の超硬製品26.2%、超硬以外24.2%となっている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) <HN> 2025/01/06 16:32 みんかぶニュース 個別・材料 ポートがAIエージェントを活用した新機能を展開へ  ポート<7047.T>がこの日の取引終了後、人材紹介サービスでAIエージェントを活用した新たな機能を展開すると発表した。  全ての紹介求人案件情報と求職者のヒアリング情報、履歴書、過去の求職者と企業マッチングデータなどをAIが統合的に解析し、高精度な求人提案を自動化することで、求職者に最適な選択肢を迅速に提供する。同社は既にAIを活用した求人レコメンドを提供し、人材紹介件数の増加に寄与しているが、AIエージェントを活用することで更なる精度の向上を図り、生産性向上による収益性の向上を目指すとしている。なお、同件による業績への影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 16:31 注目トピックス 日本株 冨士ダイス Research Memo(1):粉末冶金技術と超精密加工技術で新たな価値を創造し社会に貢献 *16:31JST 冨士ダイス Research Memo(1):粉末冶金技術と超精密加工技術で新たな価値を創造し社会に貢献 ■要約冨士ダイス<6167>は、1949年の創業以来、超硬耐摩耗工具業界において長期にわたり30%以上のトップシェアを堅持している。また創業以来黒字経営を継続しており、2025年3月期第2四半期(以下、中間期)末の自己資本比率は80.2%と高い。2025年3月期中間期の業績は売上高8,277百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益291百万円(同34.0%減)、経常利益394百万円(同21.3%減)、親会社株主に帰属する中間純利益250百万円(同34.2%減)と、製缶金型や次世代自動車部品向け金型、半導体製造装置向けが堅調に推移したものの、一部顧客による在庫調整が影響し、売上が伸び悩みほぼ横ばいに留まった。利益面では生産性向上による効果があったが、原料高騰やIT投資・人財投資などのコストが嵩み、大幅減益を余儀なくされた。2025年3月期は中間期の収益が計画未達で推移したこと、引き続き下期も顧客による在庫調整の影響が残ることから、通期計画を下方修正した。売上高17,000百万円(前期比1.9%増)、営業利益680百万円(同16.0%減)、経常利益850百万円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益590百万円(同16.8%減)予想としている。同社は「中期経営計画2026」(2025年3月期~2027年3月期)をスタートさせた。2027年3月期に売上高200億円、営業利益20億円を目標としている。激変する社会変化に対応すべく、経営基盤の強化、生産性向上・業務効率化、海外事業の飛躍、脱酸素・循環型社会への貢献、新規事業の確立を実行し、売上拡大や収益率向上により、新中期経営計画の目標達成を目指す。■Key Points・2025年3月期中間期は増収減益。一部在庫調整の遅れやコスト高が響き、34.0%の営業減益・2025年3月期予想は増収減益。在庫調整等が長引き下期へ。回復が遅れ、16.0%営業減益を予想・「中期経営計画2026」をスタート。2027年3月期に売上高200億円、営業利益20億円を目指す(執筆:フィスコ客員アナリスト 岡本 弘) <HN> 2025/01/06 16:31 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 01月06日 16時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (4893) ノイル     東証グロース (5586) ラボロAI   東証グロース (6522) アスタリスク  東証グロース (3137) ファンデリー  東証グロース (288A) ラクサス    東証グロース ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (4784) GMOインタ  東証プライム (2752) フジオフード  東証プライム (6074) JSS     東証スタンダード (5332) TOTO    東証プライム (4967) 小林製薬    東証プライム 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 16:30 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:外部環境を警戒し続落 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:外部環境を警戒し続落 1月6日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比11pt安の625pt。なお、高値は637pt、安値は621pt、日中取引高は3329枚。先週末の米国市場のダウ平均は5日ぶりに反発。良好な成長期待に、寄り付き後、上昇。その後も12月ISM製造業景況指数が予想以上に上昇したほか、連邦準備制度理事会(FRB)高官が今年の経済成長を楽観視していることを明らかにしたことも相場を後押しし、続伸した。また、半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がさらに相場を支援したほか、下院議長選で、現職のジョンソン氏が再選し、政治混乱回避で安心感が広がり、終盤にかけ上げ幅を拡大した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt安の635ptからスタートした。連休中の米国株が平穏な値動きとなった事から、小動きで始まったものの、すぐに下落。一部で、バイデン大統領によるUSスチール買収中止命令による日米関係悪化懸念に加え、トランプ次期政権による関税引き上げや移民規制強化など米国第一主義を警戒した売りも観測され、下げ幅を拡大。続落となる625ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではカバー<5253>やジーエヌアイ<2160>などが下落した。 <SK> 2025/01/06 16:30 注目トピックス 市況・概況 大発会は大幅続落もハイテクの一角が堅調【クロージング】 *16:27JST 大発会は大幅続落もハイテクの一角が堅調【クロージング】 6日の日経平均は大幅続落。587.49円安の39307.05円(出来高概算20億1000万株)で大発会の取引を終えた。朝方は3日のハイテク主導による米国株高の流れを受けて反発して始まり、取引開始直後に39993.50円まで上昇し、節目の4万円に迫った。ただ、買いは続かず、次第に利益確定売りが広がったほか、国内長期金利が上昇したことも重荷となった。前場終盤には下落幅は500円を超え、後場中盤には39232.78円まで下押しした。東証プライムの騰落銘柄は、値下がり数が1200を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、鉱業、海運、石油石炭、銀行、パルプ紙の5業種が上昇。一方、輸送用機器、小売、サービス、その他製品、食料品など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、スズキ<7269>、ソフトバンクG<9984>、ホンダ<7267>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、KDDI<9433>、トヨタ<7203>が軟調だった。米国市場ではSOX指数が2.8%高と大きく値を上げたことから、アドバンテスやディスコ<6146>など半導体関連株の一角が買われ、日経平均の上げ幅は一時100円に迫った。ただ、日銀が1月の金融政策決定会合で利上げを実施するとの思惑から国内長期金利が上昇したことが重荷となった。また、次期トランプ政策に対する不安感や米中貿易摩擦の激化への懸念もあり、日経平均の下げ幅は一時660円を超えた。名実ともに2025年相場がスタートしたが、年末年始に相場を大きく押し上げるようなニュースフローがなく、投資家の関心はトランプ次期大統領の政策を見極めたいところである。そのため、積極的な買いを入れづらい局面が続くだろう。ただ、少額投資非課税制度(NISA)の新たな投資枠設定による資金が需給面を支えるだろう。 <CS> 2025/01/06 16:27 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(大引け)=587円安、リスク回避の売りで大幅安  6日の東京株式市場はリスク回避ムードの強い地合いで、日経平均株価は大きく下値を試す波乱含みの展開となった。下げ幅は一時600円を超えた。大発会は3年連続の下落となっている。  大引けの日経平均株価は前営業日比587円49銭安の3万9307円05銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は20億1845万株、売買代金概算は4兆4817億円。値上がり銘柄数は357、対して値下がり銘柄数は1243、変わらずは44銘柄だった。  きょうの東京市場は朝方こそ日経平均がプラス圏でスタートしたが、その後は急速に値を消し、更に次第安の展開で下げ幅も大きくなった。前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも大幅に切り返す動きを見せたものの、昨年12月下旬から調整色を強めていたこともあり自律反発と捉えられ、東京市場でも米株市場の変調を横目に買い気が盛り上がらなかった。米株市場では長期金利上昇に伴い株式の相対的な割高感が意識されやすく、利益確定の動きが表面化している。東京市場でも新発10年債利回りが1.1%台に上昇するなど、金利上昇に対する警戒感が相場の重荷となっている。日経平均は一時660円あまり水準を切り下げる場面もあった。値下がり銘柄数は1200を上回り全体の76%を占めている。売買代金は4兆4000億円台で昨年12月20日以来の水準に膨らんだ。  個別では、トヨタ自動車<7203.T>が軟調。IHI<7013.T>が大幅安に売られ、川崎重工業<7012.T>も軟調だった。ファーストリテイリング<9983.T>の下げも目立つ。ディー・エヌ・エー<2432.T>が売りを浴び、ソニーグループ<6758.T>も冴えない。GMOインターネット<4784.T>、宮越ホールディングス<6620.T>が急落、フルサト・マルカホールディングス<7128.T>も大きく値を下げた。Sansan<4443.T>、ラクスル<4384.T>、三井E&S<7003.T>なども下値を探る展開に。  半面、売買代金トップとなったディスコ<6146.T>、売買代金2位のアドバンテスト<6857.T>が高いほか、三菱重工業<7011.T>やフジクラ<5803.T>も商いを伴い堅調。ホンダ<7267.T>も買いが優勢だった。野村マイクロ・サイエンス<6254.T>はストップ高に買われ値上がり率トップとなった。古河電気工業<5801.T>の上げ足も目立つ。ジェイテックコーポレーション<3446.T>が値を飛ばし、TOWA<6315.T>も急騰。ミガロホールディングス<5535.T>も大きく水準を切り上げた。 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 16:22 みんかぶニュース 個別・材料 アズワンが338万4600株の売り出しなどを発表  アズワン<7476.T>がこの日の取引終了後、338万4600株の株式の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限50万7600株の売り出しを行うと発表した。売出価格は1月15日から20日までの期間に決定される予定で、受け渡し期日は価格決定日の5営業日後。個人投資家層を中心とした株主層の拡大及び多様化を図るとともに、株式が市場売却されることによる市場価格への影響を緩和することが目的という。 出所:MINKABU PRESS 2025/01/06 16:20 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小幅安、カナダドルは伸び悩み *16:19JST 東京為替:ドル・円は小幅安、カナダドルは伸び悩み 6日午後の東京市場でドル・円は小幅安となり、157円60銭付近に失速した。アジア株安を受けた円買いで、主要通貨は対円でやや値を下げた。一方、原油相場の高値圏での推移でカナダドルは買われたが、政治情勢の不透明感でドルに対し伸び悩む展開。ここまでの取引レンジは、ドル・円は157円20銭から157円82銭、ユーロ・円は162円00銭から162円81銭、ユーロ・ドルは1.0295ドルから1.0318ドル。 <TY> 2025/01/06 16:19

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