注目トピックス 日本株ニュース一覧
注目トピックス 日本株
まんだらけ---急伸、10月売上高の大幅な伸長を好感
まんだらけ<2652>は急伸。前日に10月の月次動向を発表。単月売上高は前年同月比30.4%増となり、7カ月連続でのプラス成長となった。伸び率の高さは22年9月期以降では最高水準となっている。新型コロナの水際対策の緩和によって海外からの来店客が増加しているほか、電脳ショップ「ありある」を始めとした通信販売も好調に推移。23年9月期の高スタートをポジティブに捉える動きが先行している。
<YN>
2022/12/01 13:50
注目トピックス 日本株
シキボウ---急伸、配当計画引き上げで利回り妙味高まる
シキボウ<3109>は急伸。前日に業績・配当予想の修正を発表。投資有価証券売却益4億円の計上などで、23年3月期最終損益は従来の14億円から16億円に上方修正。また、投資有価証券売却によるキャッシュフローの増加などを背景として、年間配当金も従来計画の40円から50円に引き上げた。前日終値ベースでの配当利回りは5.7%の水準となり、利回り妙味が高まる形になっている。
<YN>
2022/12/01 13:16
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は5日ぶり反発、ファーストリテが1銘柄で約79円分押し上げ
1日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり106銘柄、値下がり115銘柄、変わらず4銘柄となった。日経平均は5日ぶり反発。312.05円高の28281.04円(出来高概算6億7447万株)で前場の取引を終えている。11月30日の米株式市場でダウ平均は737.24ドル高(+2.17%)と大幅続伸。新型コロナ規制を巡り中国政府に軟化の兆しが見られたことで買いが先行。また、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が早くて12月会合での利上げ幅縮小の可能性を示唆したことで、長期金利が大幅に低下するなか引けにかけて上げ幅を拡大した。ナスダック総合指数は+4.40%と4日ぶり大幅反発。米国株高を受けて日経平均は304.14円高からスタート。寄り付き直後は買いが先行し、一時28423.46円(454.47円高)まで上昇した。一方、為替の円高進行が重石となり、心理的な節目の28500円手前からは戻り待ちの売りで失速。騰勢一服となった後はもみ合い展開が続いた。個別では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>の半導体関連を筆頭に、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、日本電産<6594>、TDK<6762>、新光電工<6967>のハイテク・グロース株が大幅高。エーザイ<4523>は前日の臨床試験結果が引き続き好感されて急伸。東証プライム市場の値上がり率上位にはSansan<4443>、マネーフォワード<3994>、ラクス<3923>などの中小型グロース株が多く並んでいる。四半期営業黒字への転換が好感されたACCESS<4813>はストップ高まで買われ、ITアウトソーシングサービスの受注を発表したニーズウェル<3992>、配当予想の増額を発表したシキボウ<3109>なども急伸した。一方、為替の円高進行を受けてトヨタ自<7203>、SUBARU<7270>、三菱自<7211>が下落。米長期金利の低下を受けて三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、第一生命HD<8750>なども総じて軟調。三井不動産<8801>、三菱地所<8802>の不動産や、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>の通信、日本郵政<6178>、武田薬<4502>などのディフェンシブ系も冴えない。セクターでは電気機器、海運、化学が上昇率上位となった一方、保険、不動産、銀行が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の38%、対して値下がり銘柄は58%となっている。値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約79円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、TDK<6762>、エーザイ<4523>、ダイキン<6367>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップは住友不<8830>となり1銘柄で日経平均を約3円押し下げた。同2位はKDDI<9433>となり、セコム<9735>、バンナムHD<7832>、三井不<8801>、オリンパス<7733>、任天堂<7974>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価 28281.04(+312.05)値上がり銘柄数 106(寄与度+372.74)値下がり銘柄数 115(寄与度-60.69)変わらず銘柄数 4○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<9983> ファーストリテ 83140 2330 +79.79<8035> 東エレク 46970 1880 +64.38<9984> ソフトバンクG 6087 135 +27.74<6857> アドバンテス 9480 350 +23.97<6762> TDK 5060 180 +18.49<4523> エーザイ 9842 510 +17.46<6367> ダイキン工 22740 335 +11.47<6098> リクルートHD 4409 80 +8.22<6594> 日本電産 8803 269 +7.37<4911> 資生堂 6009 210 +7.19<4063> 信越化 17740 170 +5.82<6954> ファナック 20530 165 +5.65<4568> 第一三共 4571 53 +5.44<4543> テルモ 4081 38 +5.20<6506> 安川電 4570 125 +4.28<2802> 味の素 4459 124 +4.25<6861> キーエンス 58370 1230 +4.21<6645> オムロン 7161 117 +4.01<6273> SMC 62870 1110 +3.80<9613> NTTデータ 2124 22 +3.77○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8830> 住友不 3606 -110 -3.77<9433> KDDI 4095 -16 -3.29<9735> セコム 8411 -74 -2.53<7832> バンナムHD 8976 -69 -2.36<8801> 三井不 2711 -65.5 -2.24<7733> オリンパス 2791 -15 -2.05<7974> 任天堂 5835 -59 -2.02<7267> ホンダ 3329 -27 -1.85<1928> 積水ハウス 2521 -46 -1.58<8802> 三菱地所 1894 -46 -1.58<7203> トヨタ自 2001.5 -9 -1.54<6724> エプソン 2132 -20 -1.37<5831> しずおかFG 967 -38 -1.30<8630> SOMPO 5872 -187 -1.28<8766> 東京海上 2802.5 -24.5 -1.26<4503> アステラス薬 2121 -7 -1.20<7270> SUBARU 2317 -34.5 -1.18<7269> スズキ 4879 -34 -1.16<7751> キヤノン 3190 -22 -1.13<3382> 7&iHD 5548 -31 -1.06
<CS>
2022/12/01 13:11
注目トピックス 日本株
テリロジーHD---テリロジーサービスウェア、ブルースターと連携、ランサムウェア対策にPC Matic Pro販売強化
テリロジーホールディングス<5133>は30日、同社の連結子会社でICTソリューションサービス事業を展開するテリロジーサービスウェアとブルースターが、米国PC Maticが開発するゼロトラスト型エンドポイントセキュリティ「PC Matic Pro」の販売体制の強化に向けて連携することを発表した。「PC Matic Pro」は、アプリケーション・ホワイトリスティング方式を採用し、Emotetなどの進化型脅威に有効なゼロトラスト型エンドポイントセキュリティである。ブルースターは、PC Maticのアジア・太平洋地域の総代理店である。テリロジーサービスウェアは、VPN「ZERO-Con」の提供を通じ、顧客のインフラ側のセキュリティレベル向上に貢献している。テリロジーサービスウェアは、顧客への販売・サポート窓口、ブルースターは高度なサポート及びPC Maticとの情報連携をそれぞれ担い、2023年度中に3000ライセンスの販売を目指す。
<TY>
2022/12/01 12:56
注目トピックス 日本株
ファブリカコミュニケーションズ---メディア4uのメディアSMSとVIDEO CONNECT、ASPIC受賞
ファブリカコミュニケーションズ<4193>は29日、子会社のメディア4uが、16日、第16回ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022(ASPIC)にて、法人向けSMS送信サービス「メディアSMS」が支援業務系ASP・SaaS部門の準グランプリを受賞し、「VIDEO CONNECT」は支援業務系ASP・SaaS部門の先進技術賞を受賞したことを発表。同アワードは、日本クラウド産業協会が、総務省などの支援により、国内のASP・SaaS/IaaS・PaaS/IoT/AIのサービスを選定し表彰するものである。「メディアSMS」は、国内携帯主要4キャリアとの直接接続設計により、高品質と低価格を両立させたSMS送信サービスである。「VIDEO CONNECT」は、スマホの標準ブラウザで本格的なビデオ通話が可能なサービスである。
<SI>
2022/12/01 11:38
注目トピックス 日本株
ニーズウェル---大幅反発、メルカリからITアウトソーシングサービスを受注
ニーズウェル<3992>は大幅反発。メルカリからITアウトソーシングサービスを受注したと前日に発表。同社はこれまで、メルカリが利用する経費精算クラウド、請求書管理クラウドの保守をはじめ、電子帳簿保存法の対応などを手掛けており、これらの対応力が高評価されたもよう。これまでの業務に加え、会計周辺システムやクラウドサービスの統合ツールなどの提案を行っていくもよう。受注額は不明ながら業績インパクトを期待する見方が優勢に。
<ST>
2022/12/01 11:18
注目トピックス 日本株
ACCESS---ストップ高、8-10月期は11四半期ぶりの営業黒字に転換
ACCESS<4813>はストップ高。前日に第3四半期決算を発表、累計営業損益は16.9億円の赤字で前年同期比11.3億円の損益改善に。8-10月期は3.3億円の黒字に転換しており、20年1月期第4四半期以来、11四半期ぶりの黒字転換となっている。ネットワーク事業が着実に売上を拡大させているほか、為替効果も寄与しているもよう。据え置きの通期計画15億円の赤字には上振れ期待も高まる方向とみられる。
<ST>
2022/12/01 11:09
注目トピックス 日本株
エムスリー---反発も伸び悩み、人事面などへの懸念背景に米系証券が格下げ
エムスリー<2413>は反発も伸び悩む。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も4500円から3800円に引き下げ。m3ポイントシステムに立脚するビジネスモデルへの懸念、人員増に苦労する可能性や離職率の高さといった人事面への懸念などを背景に、製薬マーケティング事業の成長が再加速しないリスクを考慮しているもよう。グロース株高の中で買い先行も戻り売りにつながる。
<ST>
2022/12/01 10:52
注目トピックス 日本株
ADワークスグループ---配当予想を修正(増配)
ADワークスグループ<2982>は、11月30日、2022年12月期の期末配当予想について、修正(増配)することを発表した。業績好調に伴い、期末一括配当予想を従来計画の1株当たり3.5円から1円増配し、1株当たり4.5円(前期実績は3.5円)へ修正。今後のさらなる企業価値向上に向けた方針を踏まえ、海外投資家や機関投資家などを含めた幅広い株主の皆様に対する公平な利益還元という観点から、株主優待制度を廃止し、配当金による直接的な利益還元を行う予定としている。
<SI>
2022/12/01 10:49
注目トピックス 日本株
東エレク---大幅続伸、23年後半以降の回復織り込む局面とし国内証券が格上げ
東エレク<8035>は大幅続伸。FRB議長講演を受けて米国市場ではグロース株が上昇、SOX指数も5.8%超の大幅高となっており、同社など国内半導体関連株への支援材料に。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では同社の投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も45000円から54000円に引き上げている。半導体製造装置需要の谷間入りはおおむね織り込み済み、今後は2023年後半以降の回復を織り込む局面と判断。
<ST>
2022/12/01 10:41
注目トピックス 日本株
Sansan---大幅反発、FRB議長発言を受けて中小型グロース株に買いが優勢
Sansan<4443>は大幅反発。同社のほか、マネーフォワード、ラクスなど中小型グロースの代表銘柄が揃って買い優勢の流れに。パウエルFRB議長は前日の講演で、早ければ12月にも金融引き締めペースを落とす可能性が高いことを示唆している。金融引き締めペース減速の可能性が一段と高まることになり、米国市場はグロース株中心に大幅高、ナスダックは4.4%の上昇となっており、東京市場にも同様の動きが広がっている。
<ST>
2022/12/01 10:16
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(9時台)~JTOWER、井筒屋などがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [12月1日 9:35 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<2845>* 野村ナスH有 330270 46614 608.52% 4.44%<2841>* iFEナ100有 75212 12156.6 518.69% 4.42%<8260>* 井筒屋 515900 108080 377.33% 7.21%<2652>* マンダラケ 233300 57680 304.47% 14.7%<3623>* BS 1106400 390700 183.18% -2.74%<2632>* MXナスヘ有 51366 26704.4 92.35% 4.36%<3906>* ALBERT 13800 7380 86.99% 0.22%<3992>* ニーズウェル 424800 242220 75.38% 11.78%<1545>* NASDAQ投 56712 33278.2 70.42% 3.71%<2569>* 上場NSQA 302910 190472 59.03% 4.42%<3985>* テモナ 885600 592220 49.54% -5%<7351>* グッドパッチ 135300 90480 49.54% 8.08%<2558>* MXS米株 50105 34002.4 47.36% 2.21%<4051>* GMO−FG 48200 34540 39.55% 9.79%<3031>* ラクーンHD 334400 253160 32.09% -0.71%<8938>* グロームHD 267400 203840 31.18% 12.54%<3760>* ケイブ 80700 63080 27.93% -3.27%<1542>* 純銀信託 6822 5353.4 27.43% 3.26%<4490>* ビザスク 47900 38000 26.05% 9.03%<2630>* MX米SP有 28132 23373.6 20.36% 3.11%<2521>* 上場米HE 379440 315802 20.15% 2.82%<6779>* 日電波 1036600 868320 19.38% 7.05%<1573>* H株ベア 4280 3646 17.39% -7.49%<4485>* JTOWER 451900 385020 17.37% 11.46%<9888>* UEX 121600 107880 12.72% 1.25%<4436>* ミンカブ 229800 204660 12.28% 5.42%<2563>* iS500米H 2802620 2506122 11.83% 3.08%<7080>* スポーツフィ 37400 35340 5.83% 1.63%<4422>* VALUENEX 777100 743520 4.52% 5.63%<4479>* マクアケ 54400 52160 4.29% 4.76%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<FA>
2022/12/01 09:54
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【IPO】サイフューズ<4892>---初値は1720円(公開価格1620円)
サイフューズ<4892>の初値は公開価格を6.2%上回る1720円となった。初値形成時の出来高は52万6200株だった。
<CN>
2022/12/01 09:10
注目トピックス 日本株
【IPO】サイフューズ<4892>---買い気配、本日東証グロース市場に新規上場
本日、サイフューズ<4892>が東証グロース市場へ上場した。現在、公開価格である1620円に買いが約46万株、売りが約34万株、差し引きでは約12万株となっている。
<CN>
2022/12/01 09:01
注目トピックス 日本株
富士フイルム、PBシステムズ◆今日のフィスコ注目銘柄◆
富士フイルム<4901>細胞の栄養となる培地の生産拠点を米国に新設すると報じられている。1億8800万ドル(約260億円)を投じて液体培地の生産能力を足元の3倍弱にするようである。培地はバイオ医薬品や再生医療製品などの細胞培養に必要であるため、製薬企業や研究機関向けへの供給を強化する。株価は直近でマドを空けての上昇から11月14日には7580円まで買われた。その後は利食いの動きが見られるが、25日線までの調整を経て、リバウンド期待に。PBシステムズ<4447>10月25日につけた1397円を高値ピークに調整を継続している。ただし、これまで支持線として機能している75日線まで下げてきたことから、リバウンド狙いのタイミングに入った。パラボリックは陰転シグナルを継続しているものの、SAR値は910円辺りまで低下してきたため、陽転シグナル発生へのハードルは低いだろう。まずは5日線突破を試したいところだ。
<FA>
2022/12/01 08:57
注目トピックス 日本株
ADR日本株ランキング~ソニーGなど全般堅調、シカゴは大阪比330円高の28370円~
ADR(米国預託証券)の日本株は、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、デンソー<6902>、HOYA<7741>、富士通<6702>、オリンパス<7733>、エーザイ<4523>、TDK<6762>、オムロン<6645>など、対東証比較(1ドル138.04円換算)で全般堅調。シカゴ日経225先物清算値は大阪比330円高の28370円。米国株式市場は大幅上昇。ダウ平均は737.24ドル高の34589.77ドル、ナスダックは484.22ポイント高の11468.00で取引を終了した。中国政府がコロナ規制を巡り軟化の兆しと報じられ、寄り付き後、上昇。その後、パウエル議長のイベントを控えた長期金利の上昇を警戒し下落に転じた。午後に議長が参加した討論会で過剰な利上げを回避するために利上げ減速の時期に来たとし早くて12月の利上げ減速の可能性も示唆したため買戻しが加速し再びプラス圏を回復。終盤にかけ上げ幅を拡大し終了した。11月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、139円89銭まで上昇後、137円65銭まで反落し、138円02銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がイベントでタカ派姿勢を再表明するとの思惑や米10月卸売在庫速報値、7-9月期GDP改定値や10月中古住宅販売成約指数、JOLT求人件数が軒並み予想を上回ったため米国債相場が下落。長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、パウエル議長はタカ派色を強調せず、早くて12月の利上げ減速の可能性に言及。さらに、FRBが公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済活動が横ばいまたは若干の拡大にとどまったほか、物価上昇ペースの伸び減速が明らかになったこともFRBの利上げ減速の思惑を強め長期金利が低下に転じドル売りが加速した。ユーロ・ドルは、1.0291ドルまで下落後、1.0429ドルまで上昇し、1.0407ドルで引けた。ユーロ圏のインフレ鈍化を受けユーロ売りに拍車がかかった。その後、欧米金利差拡大観測に伴うユーロ売りが大幅に後退。NY原油先物1月限は大幅高(NYMEX原油1月限終値:80.55 ↑2.35)。■ADR上昇率上位銘柄(30日)<4523> エーザイ 70.1ドル 9677円 (345円) +3.7%<7733> オリンパス 20.9ドル 2885円 (79円) +2.82%<6770> アルプス 19.27ドル 1330円 (28円) +2.15%<6762> TDK 36.09ドル 4982円 (102円) +2.09%<6758> ソニーG 83.07ドル 11467円 (212円) +1.88%■ADR下落率下位銘柄(30日)<6976> 太陽電 121.56ドル 4195円 (-170円) -3.89%<8358> スルガ銀 29.9ドル 413円 (-16円) -3.73%<6361> 荏原 18.39ドル 5077円 (-183円) -3.48%<1812> 鹿島 10.91ドル 1506円 (-44円) -2.84%<5332> TOTO 33.53ドル 4628円 (-117円) -2.47%■その他ADR銘柄(30日)<1925> 大和ハウス 22.98ドル 3172円 (13円)<1928> 積水ハウス 18.63ドル 2572円 (5円)<2503> キリン 15.8ドル 2181円 (16円)<2802> 味の素 31.46ドル 4343円 (8円)<3402> 東レ 10.74ドル 741円 (2.4円)<3407> 旭化成 14.84ドル 1024円 (5円)<4523> エーザイ 70.1ドル 9677円 (345円)<4704> トレンド 49.9ドル 6888円 (78円)<4901> 富士フイルム 53.62ドル 7402円 (87円)<4911> 資生堂 42.61ドル 5882円 (83円)<5108> ブリヂストン 18.92ドル 5223円 (56円)<5201> AGC 6.64ドル 4579円 (-21円)<5802> 住友電 11.73ドル 1619円 (18.5円)<6301> コマツ 23.25ドル 3209円 (30円)<6503> 三菱電 20.01ドル 1381円 (3.5円)<6645> オムロン 51.84ドル 7157円 (113円)<6702> 富士通 27ドル 18635円 (170円)<6723> ルネサス 4.85ドル 1339円 (23円)<6758> ソニーG 83.07ドル 11467円 (212円)<6762> TDK 36.09ドル 4982円 (102円)<6902> デンソー 27.5ドル 7592円 (78円)<6954> ファナック 14.97ドル 20665円 (300円)<6988> 日東電 31.43ドル 8677円 (67円)<7201> 日産自 7.22ドル 498円 (6.8円)<7202> いすゞ 12.99ドル 1793円 (-1円)<7203> トヨタ 147.69ドル 2039円 (28.5円)<7267> ホンダ 24.5ドル 3382円 (26円)<7270> SUBARU 8.51ドル 2349円 (-2.5円)<7733> オリンパス 20.9ドル 2885円 (79円)<7741> HOYA 103.62ドル 14304円 (244円)<7751> キヤノン 23.36ドル 3225円 (13円)<7974> 任天堂 10.73ドル 5925円 (31円)<8001> 伊藤忠 62.52ドル 4315円 (28円)<8002> 丸紅 113.24ドル 1563円 (15円)<8031> 三井物 584ドル 4031円 (48円)<8053> 住友商 16.36ドル 2258円 (11円)<8267> イオン 20.57ドル 2839円 (16円)<8306> 三菱UFJ 5.46ドル 754円 (-1.1円)<8309> 三井トラスト 3.2ドル 4417円 (10円)<8316> 三井住友 6.8ドル 4693円 (20円)<8411> みずほFG 2.47ドル 1705円 (-12円)<8591> オリックス 80.72ドル 2229円 (18.5円)<8604> 野村HD 3.66ドル 505円 (4.3円)<8766> 東京海上HD 20.6ドル 2844円 (17円)<8802> 菱地所 14.02ドル 1935円 (-5円)<9202> ANA 4.26ドル 2940円 (-4.5円)<9432> NTT 27.75ドル 3831円 (11円)<9735> セコム 15.4ドル 8503円 (18円)<9983> ファーストリテイ 59.36ドル 81941円 (1131円)<9984> ソフトバンクG 21.96ドル 6063円 (111円)
<ST>
2022/12/01 07:43
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part2 新東、テックファームHD、ウェルプレイド・ライゼストなど
銘柄名<コード>30日終値⇒前日比フィックスターズ<3687> 1376 -91量子コンピューター関連として直近で賑わった反動。新光電気工業<6967> 3805 -125直近ではマッコーリー証券が投資判断を格下げ。ベクトル<6058> 1281 -6129日はSBI証券の新規買い推奨で買い優勢に。トレンドマイクロ<4704> 6810 -220メリルリンチ日本証券では投資判断を格下げ。千葉興業銀行<8337> 376 -18上値到達感も広がり手仕舞い売り優勢に。HOYA<7741> 14060 -300岩井コスモ証券では投資判断を格下げ。新東<5380> 3380 +5001:2の株式分割実施を引き続き材料視。アースインフィニティ<7692> 1977 -38高値更新で上値妙味広がる形に。グリーンズ<6547> 1121 +1081000円レベルでの底堅さ意識も。セーラー広告<2156> 306 +21地域ブランド品の企画開発など手がける子会社設立と発表。イクヨ<7273> 2580 -700アパテックモーターズとの業務提携材料に直近急伸の反動。テセック<6337> 3265 -275パワー半導体関連として人気化してきた反動。ヒラノテク<6245> 2240 -188前日にかけての急伸で過熱警戒感も。アルファクスF<3814> 354 +15債務超過解消に向けた取り組みの一環、ホテル関連不動産と事業譲渡で特別利益計上。MRT<6034> 1890 +5212月31日を基準日として特別配当30.00円(従来予想は無配)を実施。サンバイオ<4592> 819 -4慶應義塾大学医学部とSB623のアルツハイマー型認知症を対象とした共同研究に関する契約を締結したと発表。GRCS<9250> 3145 -85金融コンプライアンステクノロジー企業のNapierとパートナー契約を締結。イオレ<2334> 1214 +84オンラインゲームNFTの日本販売代理店になったことを引き続き材料視か。弁護士ドットコム<6027> 3095 -45『CloudSign Next Vision』を発表するも材料視する向きは限定的。国内136社の金融・フィンテック企業でクラウドサインが導入されていることも発表。テックファームHD<3625> 731 +89直近で強い値動き続く、思惑買いも向かっているとの一部指摘も。ティムス<4891> 794 -59直近IPO、新規上場銘柄に短期資金向かう格好か。カヤック<3904> 1380 -170ウェルプレイド・ライゼストの上場で短期的な出尽くし感。ウェルプレイド・ライゼスト<9565> - -東証グロース市場へ上場、公開価格は1170円。前場段階で初値形成に至らず。
<FA>
2022/12/01 07:32
注目トピックス 日本株
前日に動いた銘柄 part1 三菱重工業、ビリングシステム、恵和など
銘柄名<コード>30日終値⇒前日比三菱重工業<7011> 5457 +145グループ企業がエクソンモービルとのCO2回収技術に関する提携に合意。テラスカイ<3915> 2800 +114同社が製品を取り扱う米セールスフォースの決算控え期待感先行。メタウォーター<9551> 1789 -58大株主である日本ガイシと富士電機から一部保有株売却の承諾を得たと発表。AKIBA<6840> 497 +24携帯電話の基地局工事を手掛けるリーバンの株式取得。ビリングシステム<3623> 1604 +300日銀の「デジタル円」実証実験報道で思惑。VALUENEX<4422> 1935 +167前日大幅高の余勢を駆って一時ストップ高。日医工<4541> 205 +50マネーゲーム続く。テモナ<3985> 340 +80特に材料なし。日本電波工業<6779> 1745 +160三菱UFJモルガン・スタンレー証券では目標株価引き上げ。日本金属<5491> 1021 +74「リプルス」が食品工場や精密機器製造工場に採用。恵和<4251> 3725 +3351:2の株式分割実施を発表。オイシックス・ラ・大地<3182> 1927 +90東海東京証券では目標株価を引き上げ。IHI<7013> 3760 +230SMBC日興証券では目標株価を引き上げ。昭和電線ホールディングス<5805> 1795 +56SMBC日興証券では新規に買い推奨。日本金銭機械<6418> 1014 +40新紙幣関連として上値追いが続く。アイスタイル<3660> 538 +28もみ合い上放れに追随買い。エーザイ<4523> 9332 +344「レカネマブ」の治験で死亡と伝わり29日大幅安も過剰反応との見方に。日本冶金工業<5480> 4305 +90好業績評価の流れが継続の形に。大同特殊鋼<5471> 4415 +115好業績の特集記事が掲載される。日本郵船<9101> 3037 +110タンカー運賃一段の上昇との見方もあり海運株が高い。ジェイテックコーポレーション<3446> 1940 -194大阪大学とのプラズマ援用研磨装置ノウハウ供与契約で29日は大幅高。ワイエイシイHLDG<6298> 1466 -71パワー半導体関連の一角として足元で人気化も。日本電子<6951> 4560 -190東海東京証券では目標株価を引き下げ。ADワークスグループ<2982> 156 -11業績フォーキャストや株主優待制度の廃止を発表。
<FA>
2022/12/01 07:15
注目トピックス 日本株
エヴィクサー Research Memo(10):将来的な企業価値の向上に向けて投資を優先
■株主還元策エヴィクサー<4257>は株主に対する利益還元を重要な経営課題の1つとして位置付けており、将来的には、経営成績及び財政状態、キャッシュ・フローの状況を総合的に勘案しながら、株主に対する利益還元を検討する方針を掲げている。一方で、現在は成長フェーズにあることから将来的な業績の拡大・企業価値の向上に向けて投資を優先している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<TY>
2022/11/30 16:50
注目トピックス 日本株
エヴィクサー Research Memo(9):映画・エンターテイメントの拡大に加え、新規事業を成長の柱とする
■成長戦略エヴィクサー<4257>は、今後の事業構想として、「収益基盤の構築・安定化」「新事業の創造とスケーラビリティの加速」「海外への展開」を基本的な方針とし、年度ごとに「新技術・事業開花(2023年12月期)」「海外事業展開・地方DX(2024年12月期)」「自社プラットフォーム化(2025年12月期)」「標準化(2026年12月期)」というテーマを設定している。また、ポートフォリオを既存事業(B2B事業モデル中心)と打開策・新技術(B2C事業モデル含む)に分類し、既存事業を「映画・エンターテイメント(イヤホンガイドDX)」「TV視聴測定」「IoT/M2M」「地方DX(防災等)」、打開策・新技術(新規事業)を「WebAPI」「ペンライト」「副音声」「社会課題(実証テーマ)」とした。独自サービスでユーザーを囲い込み、B2B・B2C事業モデルともに有効なビジネスモデルを構築していく。既存事業はSDGsトレンドを追い風に、新規事業はWithコロナの幅広いニーズを背景に拡大を目指すほか、2021年12月期から取り組んでいる新技術については、2023年12月期からの事業開花を見込んでいる。(1) 既存事業a) 映画・エンターテイメント(イヤホンガイドDX)引き続き好調な外部環境が継続することを見込んでいる。映画のうち、国内についてはSDGs・ESGへの積極的な各社対応を背景にオーガニック成長を目指す。海外対応としては、米国ハリウッド映画会社等との「HELLO! MOVIE」副音声及び字幕ガイドサービスの契約締結を目指す。一方、工場・博物館については、上場企業や修学旅行をターゲットにパッケージ提案していく。b) TV視聴測定サービス提供エリアの拡大を目指している。首都圏エリアで提供しているTV視聴測定サービスを関西圏にも拡大しており、データベース資産を有効活用することでアープの向上を目指す。c) IoT/M2M協力企業と積極的に実施している実証実験に加え、他企業とも連携することで商用化を目指す。なお、IoT/M2Mについては、商用化の進展に伴い2023年12月期以降は他ポートフォリオへ分類する予定である。d) 地方DX(防災等)防災用途を中心に営業強化することで2023年12月期からの業績寄与を見込んでいる。スマートフォンマイクの有効活用や非接触など応用分野は幅広いことから、音響信号処理に基づく検証テーマを洗い出すことで新領域を発見し、実証実験を加速させる。(2) 打開策・新技術a) WebAPIWebAPIについて同社は、マーケティング分野での活用を想定しており、拡大の余地が大きいと見込んでいる。オンライン越しの音声個人認証などを広告パッケージとして提案加速する方針だ。広告については、プライバシーへの関心の高まりからCookie規制が加速しており、この受け皿として同社の独自サービスを提案する。なお、比較的多額の予算が見込める企業マーケティングでの来店測定を主な用途としていることから、今後の同社業績に貢献する事業となる可能性が高いと弊社では見ている。b) ペンライト引き続き好調な外部環境が継続することを見込み、NPB((一社)日本野球機構)やJリーグ((公社)日本プロサッカーリーグ)などスポーツ業界を中心にパッケージ提案する方針だ。c) 副音声音声コンテンツ市場のニーズが高いことから注力分野としており、同社独自の要素技術やノウハウをクラウド経由で利用できるようにし、ライセンス収入とレベニューシェアによる収入を拡大することで成長加速を目指す。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<TY>
2022/11/30 16:49
注目トピックス 日本株
エヴィクサー Research Memo(8):映画・エンターテイメント及びペンライトで好調な推移を見込む
■今後の見通し● 2022年12月期業績の見通しエヴィクサー<4257>の2022年12月期の業績は、売上高が前期比96.3~112.0%増の250~270百万円、営業損失が35~9百万円、(前期は93百万円の損失)、経常損失が29~3百万円(同122百万円の損失)、当期純損失が29~3百万円(同107百万円の損失)を見込んでいる。2022年12月期中間期に、特許及び商標の国際展開に関する各国における許可査定や当局対応に伴う関連費用が想定以上に集中的に発生したことに加え、積極的な投資を行ったことを踏まえ、2022年7月に業績予想を下方修正した。主な事業戦略としては、国内での「HELLO! MOVIE」方式及びそのサービス展開のさらなる拡大と深耕を図るとともに、同方式の国際展開への足掛かりとなる活動を行う。また、Withコロナの環境下において、オンライン上またはハイブリッド型の活用シーンにおける新たなニーズに対応すべく、2021年12月期に進出したスポーツ観戦等でのペンライト等のライティング・グッズの開発・販売といった新たな用途や分野への売上拡大に注力する。ポートフォリオ別の見通しとしては、SDGsトレンドやWithコロナの幅広いニーズを背景に、主力の映画・エンターテイメント及びペンライトで好調な推移を見込んでいる。WebAPIについては、既述のとおり2022年12月期下期からの貢献が期待される。一方、IoT/M2M、TV視聴測定、副音声は前期比横ばいとなる見通しだ。引き続きコロナ禍による外部環境の影響を一定程度受けているものの、映画を中心としたエンターテイメント関連が復調傾向で順調に推移するとともに、収益型ペンライト・グッズ開発による用途追求やWebブラウザ対応等、Withコロナの環境下に対応した取り組みが奏功しつつあり、一部売上構成の変更やアップサイド要因の見直しはあったものの、売上高及び売上総利益は全体として堅調に推移している。以上のことから、中期的に黒字転換する可能性が高いと弊社では見ている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<TY>
2022/11/30 16:48
注目トピックス 日本株
エヴィクサー Research Memo(7):先行投資により自己資本比率が低下。今後の業績拡大による資本増強に期待
■業績動向2. 財務状況と経営指標エヴィクサー<4257>の2022年12月期中間期末の資産合計は前期末比73百万円減少し175百万円となった。流動資産は同73百万円減少し146百万円となった。これは主に、売掛金が4百万円、前払費用が3百万円それぞれ増加した一方、長期借入金返済などにより現金及び預金が82百万円減少したことによる。固定資産は同0百万円減少し28百万円となった。負債合計は同36百万円減少し172百万円となった。流動負債は同22百万円減少し67百万円となった。これは主に、買掛金が1百万円、未払消費税等が2百万円それぞれ増加した一方、1年内返済予定の長期借入金が7百万円、未払金が18百万円それぞれ減少したことによる。固定負債は、長期借入金が13百万円減少したことにより、同13百万円減少し104百万円となった。純資産合計は、利益剰余金が37百万円減少したことにより、同37百万円減少し2百万円となった。これらの結果自己資本比率は同14.8ポイント低下し1.4%となったが、先行投資によるものであり、今後の業績拡大による資本増強を期待したい。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2022/11/30 16:47
注目トピックス 日本株
エヴィクサー Research Memo(6):先行投資により損失計上も、映画を中心としたエンターテイメント関連は順調
■業績動向1. 2022年12月期中間期業績の概要エヴィクサー<4257>の2022年12月期中間期(2022年1月~6月)の業績は、売上高が前年同期比39.8%増の101百万円、営業損失が38百万円(前年同期は27百万円の損失)、経常損失が37百万円(同19百万円の損失)、中間純損失が37百万円(同20百万円の損失)となった。映画を中心としたエンターテイメント関連が復調傾向のなか、順調に推移するとともに、引き続きWithコロナの環境下に対応した既存事業の梃入れを行いつつ、4つの「新技術」(Webブラウザ対応、用途追求「収益型ペンライト・グッズ開発」、パッケージ化によるサービスの輸出入展開、SDGsに関連する官公庁系助成「専用ハードウェア開発」)に取り組んだ。一方、将来的な成長に向けた投資を積極的に行ったほか、特許関連の一時費用を計上したことが影響し、損失幅が拡大した。同社は事業ライフサイクルの成長フェーズにあり、「収益基盤の構築・安定化」に向けて人材採用や研究開発、ブランディングなどに先行投資を行っている段階にあること、事業拡大の指標となる売上高が順調に増加していることから、損失計上については悲観する必要はないと弊社では見ている。ポートフォリオ別の業績概要は、以下のとおり。映画・エンターテイメント及び副音声は、コロナ禍による外部環境の影響を一定程度受けるなか、オンライン配信ライブ等のWithコロナの環境下における新たな需要や既存サービスのDXへの取り組み機運の高まりが寄与し、好調に推移した。TV視聴測定、IoT/M2Mは横ばいで推移した。2021年12月期に開始したペンライトは需要が旺盛で、2022年12月期下期以降も好調に推移すると期待できる。2022年12月期中間期では、サッカーJ1リーグの名古屋グランパス等に音響連動ペンライトを供給したほか、コロナ禍に伴うオンライン配信ライブの視聴機会増加により「Home Sync Light」が好調に推移した。地方DX(防災等)では実証実験を継続している。横浜市と「音響通信によるUD防災ソリューション」の実証実験を行うなど、着実に成果を積み上げている。WebAPIは、2022年12月期中間期での業績寄与はなかったものの、協力企業との事業準備に目処がついたようで、下期からの貢献が期待される。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2022/11/30 16:46
注目トピックス 日本株
エヴィクサー Research Memo(5):ライセンス付与や特許取得により、社会価値と収益創出を両立(2)
■事業概要(2) TV視聴測定エヴィクサー<4257>は、Evixar ACR技術として、次世代型のACRプラットフォームを提供している。タイムシフト視聴(録画視聴)など、視聴者の視聴習慣やデバイスなどが多様化するなか、TV視聴の実態を測定するソリューションの拡充に対するニーズが高まっていることから、24時間365日、首都圏及び関西圏のTV放送について、オンエア分及び過去の視聴分の音声認識データベースを提供している。収益モデルは、月額利用料金及びレベニューシェアによる収入となる。(3) IoT/M2M同社は、様々なデバイスへの組み込みノウハウを活用し、家電・電子機器・家庭用ゲーム機向けまたはIoT分野におけるライブラリ・SDK(開発キット)開発を進めている。特に、主要メーカーとの協業により、音響通信を管理可能な音波ビーコン(マイコン型小型スピーカー)を活用した屋内の高精度位置測位ソリューションへの技術提供、音響透かし検出機能、音響通信(音波通信)による近距離通信の汎用モジュール化などに注力しており、大学等の授業における出席管理などで商用化が始まっている。また、自動運転やロボット、ブロックチェーン技術、スマート決済などの普及・拡大を背景に、スマートフォン向けアプリケーション等のユーザー端末では、近距離通信やPeer to Peer(P2P)通信の多様なニーズが拡がっており、新事業として育成するために同社音響通信技術の実装を進めている。(4) 地方DX(防災等)同社は、インターネット通信のない環境下でのスマートデバイスへの情報提供、防災放送の音域に対応した透かし埋め込み技術、長距離伝達スピーカーによる広範囲な情報伝達、既存の音響設備のみで情報伝達が実現可能という音響透かし技術の特長を活用・応用して、防災/マス・ノーティフィケーション分野への展開を進めている。総務省「平成30年度 競技会場におけるICT利活用に関する調査研究」の「競技会場におけるICT利活用に関する実証実験」(リコー、みずほ情報総研(株)と連携)では、平常時は競技の応援や場内ガイドに、災害発生などの非常時は多言語による避難経路等の情報を表示するなどの災害対応情報の提供を行うなかで、武蔵野の森総合スポーツプラザ/味の素スタジアム(東京スタジアム運営)の非常用放送設備で全館をカバーする音響通信による機能提供を実現した。5. ビジネスモデル同社は、音声フィンガープリント技術及び音響透かし技術に関連する研究開発・実証実験を自社または協力企業・行政と行い、自社技術(取得した特許を含む)をパートナー企業や顧客企業にライセンスすることによって、ライセンス収入とレベニューシェアによる収入を得ることを主なビジネスモデルとしている。近年はコンスタントに特許を出願しており、協力企業や行政との実証実験も積極的に行っている。これらの状況から、今後も特許の出願は安定して推移すると弊社では見ている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2022/11/30 16:45
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エヴィクサー Research Memo(4):ライセンス付与や特許取得により、社会価値と収益創出を両立(1)
■事業概要4. エヴィクサー<4257>ソリューションの活用事例(1) エンターテイメントa) 「HELLO! MOVIE」「HELLO! MOVIE」は、「Another Track(R)」を搭載したスマートフォン・スマートグラス向けアプリケーションである。経済産業省の平成27年度コンテンツ産業強化対策支援事業(映画上映に関するバリアフリー対応に向けた障がい者の視聴環境の在り方に関する調査事業)における実証実験等を経て、日本の映画業界が取り組む視聴覚障がい者向けバリアフリー上映の仕組みにおいて、業界標準の地位を確立している。収益モデルは、映画配給会社から1映画当たりのアプリ使用料を徴収する。「HELLO! MOVIE」により、視聴覚障がい者が映画館に音声・字幕ガイドを表示するデバイスを持ち込み専用アプリを起動することで、対応作品であればいつでもどこでも映画鑑賞が可能となった。音声ガイドについては、対応デバイスが基本的にスマートフォンと身近なこともあり、同システムの導入以来、順調に利用されている。また、「HELLO! MOVIE」による字幕配信機能が搭載されている「字幕メガネ」(メガネ型ディスプレイ端末)については、(株)サンライズ社及び(特非)メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)との取り組みを通して、2020年3月より全国の映画館での貸し出しサービスを開始し、字幕メガネ用端末500台を全国約100ヶ所の映画館に配備しており、「HELLO! MOVIE」の認知とともに、利用は順調に推移している。b) スマートフォンアプリを利用した副音声付き映画上映「HELLO! MOVIE」で培った映画館でのスマートフォン向けアプリケーションの活用実績をもとに、副音声サービスを提供している。映画館で対象のスマートフォンアプリを起動すると、映画の進行に合わせて監督やキャストによる撮影時のエピソードなど、鑑賞者の理解・満足度を増幅する情報が詰まったオーディオコメンタリーをイヤホンで聴くことができる。収益モデルは、「HELLO! MOVIE」同様に映画配給会社からのアプリ使用料となる。c) タブレットを使用した聴覚障がい者・外国人向け字幕サービス同社は、ミュージカルや伝統芸能(歌舞伎、能、狂言など)鑑賞における視聴覚障がい者・外国人向けサービスを提供している。具体的には、「Another Track(R)」を搭載した専用タブレット端末に、舞台の上映に合わせて演者の台詞を日本語(聴覚障がい者向け)や英語等の外国語で自動的に表示する多言語字幕サービスである。経済産業省 関東経済産業局「平成29年度商業・サービス競争力強化連携支援事業(新連携支援事業)」に採択された「伝統芸能における機動性の高い舞台解説サービスの開発・事業化」((株)イヤホンガイド及び(株)檜書店と連携)、文化庁「平成30年度 戦略的芸術文化創造推進事業」の「劇場・音楽堂等の情報バリアフリー化に向けた最適システムの構築に関する調査・検証事業」を経て、2019年にサービスの提供を開始した。収益モデルは、伝統芸能などの主催者からの月額使用料金等となる。d) 館内展示解説アプリでの採用「Another Track(R)」は、工場や博物館などの館内展示解説アプリにも採用されている。展示解説パネルに記載されている日本語や英語等の外国語の内容を、スマートフォンにインストールされた専用アプリ上で言語を選択して読むことができるほか、上映している映像の日本語音声を、英語や中国語・韓国語等の外国語字幕で表示することもできる。これらは、オーディオアンプのボリューム調整のみで細やかな通信範囲の調整が可能な音響通信技術の特長を活用している。なお、収益モデルは、アプリケーション構築費用及び保守・運用費用となる。e) 大型街頭ビジョンとの連動「Another Track(R)」は、街頭ビジョンのコンテンツとユーザーの手元のスマートフォンを手軽に連動させることで、放映する楽曲にちなんだ印象的な体験をユーザーに提供している。具体的には、楽曲コンテンツに透かし音(コード)を埋め込み街頭ビジョン等のスピーカーから放送し、スマートフォンやウェアラブルデバイス等のマイクを通じて取得した音からアプリが透かし音を認識、楽曲コンテンツとデバイスが同期することで、楽曲を高品質なサウンドで視聴できるようになる。収益モデルは、固定利用料(月額)に従量課金を加えたものとなる。f) デバイス・グッズ開発コロナ禍により大人数が集まるライブやスポーツ観戦が制限されるなか、自宅で配信ライブを視聴する機会が増えたことを踏まえ、臨場感あふれるオンラインライブを可能にするデバイス・グッズを展開している。収益モデルはグッズの販売金額またはレベニューシェアによる収入となる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2022/11/30 16:44
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エヴィクサー Research Memo(3):独自の要素技術を、映画を中心としたエンターテイメントなど様々な領域で活用
■事業概要エヴィクサー<4257>は、独自の要素技術である音声フィンガープリント技術及び音響透かし技術を、映画を中心としたエンターテイメント、TV視聴測定、IoT/M2M、地方DX(防災等)といった領域で活用することで、様々なソリューションを提供している。音に情報を載せ、伝達を行う音響通信は、1) 音による通信が可能なため、放送や配信などとの相性が良い、2) スピーカーとマイクのみで通信が可能であり、開発と運用のフットプリントが軽い、3) 電波ではないため、技適(技術基準適合証明)不要であり、輸出を考慮した開発や国別の再検査が不要、4) オーディオアンプのボリューム調整のみで細やかな通信範囲の調整が可能、5) 電波法の縛りがないため、音波の届く範囲までデータ送信が可能、といった特長を有しており、電波通信とは違ったメリットがある。加えて、音声フィンガープリント技術及び音響透かし技術には、以下のような特長や優位性がある。なお、同社は顧客ニーズに合わせて両技術を組み合わせ、「Another Track(R)」「Evixar ACR」の名称でソリューションとして提供している。1. 音声フィンガープリント技術音声フィンガープリント技術は、マルチメディアデータの内容を信号処理を行い分析して、異なる内容のデータ同士の区別が可能な最小限の情報を抽出する技術である。指紋で個人を認識できるように、任意の機器で再生されるマルチメディアデータの内容を認識することが可能となる。同社が収集する膨大なマスター音(教師データ)と、一般消費者のスマートフォンなどのマイクから集音される音の特長を比較することで、音同士の同一性を識別できる。このため、TVなどの視聴測定用途またはメディア接触測定で使用されることが多い。同技術の優位性は、その認識率の精度と効率的な検索機能を実現する軽量さにあり、インターネットを中心としたメディア消費、メディアデバイスを横断的に検索したり、リアルタイムに処理を行う際に、同社のような高水準の技術が必要となる。2. 音響透かし技術音響透かし(音声透かし)技術とは、音声信号に暗号化した文字情報などを埋め込む技術である。既存のスピーカーなどから発出される音に透かし音(データ)を載せることで、一般消費者のスマートフォンなどのデバイスに特定の情報を表示したり、音と連動して特定の動きを施すことができる。特に、同技術は、メディア耐性(様々な音声発出のファイルフォーマットや配信チャネルに対応できる)、秘匿性(発信する情報のセキュリティを確保している)、残響及び雑音耐性に優れ(雑音が多いスタジアムや残響のある舞台などでも対応可能)、音質劣化性能(音に情報を載せても既存の音が劣化しにくい)も検証済みであるため、様々な用途に対応したソリューションを提供できる。スタジアムで音と連動して応援を盛り上げるペンライトなどに適用されており、2022年12月期中間期にはサッカーJ1リーグの名古屋グランパス等に音響連動ペンライトを供給している。3. Another Track(R)「Another Track(R)」は、同社が独自に開発した音響通信によるデバイス制御ソリューションで、スタジアム・劇場・シアター等で活用されている。特長としては、以下の5つが挙げられる。(1) 字幕データを即財に情報伝達できる透かし音が流れると即座にスマートデバイスに字幕が表示される。透かし音の送出をサンプラー等の設備と組み合わせることで、舞台やコンサートで使用可能となる。送出するデータは字幕に限定しておらず、スマートフォンをサイリウムにする等、舞台上の演出にも対応可能である。(2) 字幕データを効率的に送信できる字幕用の台詞と透かし音をPC画面上に表示し、ワンクリックで透かし音に台詞データを乗せて送出できる。また、完パケのコンテンツだけでなく、ミュージカルや現代劇のBGMに透かし音を埋め込ませることにより、これまでのプロダクション業務だけでの運用も可能だ。(3) インターネット通信のない環境でも情報伝達できる通信自体は電波を利用しないため、建物内や電波及び無線LANのない環境でも情報伝達できる。また、通話やインターネット通信が禁止されている舞台やライブ会場等では、機内モード(携帯電話回線、Wi-Fi回線等の電波発信がオフ)でも伝達可能である。(4) 既存の音響設備のみでスマートデバイスと同期できる専用の音響設備や特殊な音響設備は不要で、舞台やライブ会場等の既存の音響設備のみで情報伝達が可能。このため、映画館や舞台、野球場等の様々なフィールドで実績がある。(5) オンライン/オフライン双方に対応オンライン配信時に施される圧縮や音域カットに耐性があり、テレビ・ラジオや複数のオンライン配信などマルチチャネルへの同時配信も可能である。また、発信側の信号生成には、VSTプラグインでの提供が可能で、OBS Studio等でのオンライン配信にも利用できる。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2022/11/30 16:43
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エヴィクサー Research Memo(2):音響通信ソリューションを提供するテック・ベンチャー
■会社概要エヴィクサー<4257>は、「人々をより幸せにする音のインターフェースを実現する」というビジョンの下、社会に遍く普及しているスピーカーとマイクを活用した音響通信の社会実装を通じて付加価値の提供と社会課題の解決を行っている。便利かつ使いやすい機能を追及することで、それまで限られた人にしか享受されずにいた技術が一般ユーザーにも広く利用されることを目標としている。音の信号処理に基づくソフトウェア(ACR(Automatic Content Recognition、自動コンテンツ認識)技術、音響通信、音センシング)と、ネットワーク関連技術の研究開発に取り組むテック・ベンチャーで、従業員数18名(2022年6月末時点)の少数精鋭企業である。同社は、ヒトの五感に「音」の介在は普遍であり、音響分野の技術開発に取り組み、『音をもっとうまく使いこなす』ニーズを掘り起こすことを社会的な使命であると捉えている。代表取締役社長CEOの瀧川淳(たきがわあつし)氏は、一橋大学在学中から東京電力(現 東京電力ホールディングス<9501>)の社内ベンチャーにて経営企画業務に従事するなど、起業家としての経験と実績が豊富である。また、常に時代に先駆けてニーズを発掘し、技術を社会に実装する先見性を養ってきた。実際、2008年頃よりデジタルコンテンツ流通の隆盛を予見し、業界に先駆けてACR技術、音響通信技術を開発し、それらの成果をTV放送、映画、舞台、防災など幅広い分野に応用し、多くの実績を持つ。取締役執行役員COOの鈴木久晴(すずきひさはる)氏は九州大学大学院で芸術工学の博士号を取得し、東京藝術大学で非常勤講師を務めるなど、同社には「音」とそれに関連するハード機器のエキスパートが揃っている。受賞歴は、2017年に第29回「中小企業優秀新技術・新製品賞」ソフトウェア部門で優秀賞、「2017年 世界発信コンペティション」製品・技術(ベンチャー技術)部門(主催:東京都)で東京都ベンチャー技術優秀賞、「MCPC award 2017」サービス&ソリューション部門で特別賞など多数。協力企業や行政と連携しながら実証実験を積極的に行うことで、独自の要素技術を活用できる領域の開拓を進めている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2022/11/30 16:42
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エヴィクサー Research Memo(1):積極的な先行投資を実行しながらもトップラインは順調に伸長
■要約エヴィクサー<4257>は、音の信号処理に基づくソフトウェアの研究開発に取り組み、音響通信ソリューションを提供することで社会課題解決を目指すテック・ベンチャーである。スピーカー等からの音に情報を載せ、伝達を行う音響通信技術や、音声を活用した認証技術について研究開発や実証実験を実施し、その成果を社会に還元することで価値を生み出す。具体的には、同社独自の要素技術※であるAudio Fingerprint(以下、音声フィンガープリント)技術及びAudio Watermark(以下、音響透かし)技術を、映画を中心としたエンターテイメント、テレビ(以下、TV)視聴測定、IoT/M2M、地方DX(デジタルトランスフォーメーション)(防災等)といった領域で活用することで、様々なソリューションを提供している。加えて、協力企業や行政と連携しながら実証実験を積極的に行うことで、独自の要素技術を活用できる領域の開拓を進めている。※他社との差別化を図る上で必須となる基幹技術のこと。1. 2022年12月期中間期業績の概要2022年12月期中間期(2022年1月~6月)の業績は、売上高が前年同期比39.8%増の101百万円、営業損失が38百万円(前年同期は27百万円の損失)、経常損失が37百万円(同19百万円の損失)、中間純損失が37百万円(同20百万円の損失)となった。新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)による外部環境の影響を一定程度受けるなか、オンライン配信ライブ等のWithコロナ(新型コロナウイルスとの併存)の環境下における新たな需要や既存サービスのDXへの取り組み機運の高まりが寄与し、映画を中心としたエンターテイメント関連が順調に推移した。一方、将来的な成長に向けた投資を積極的に行ったほか、特許関連の一時費用を計上したことが影響し、損失幅が拡大した。2. 2022年12月期業績の見通し2022年12月期業績見通しについて同社は、外部環境並びに事業フェーズを踏まえ、中長期的な事業成長を見据えた機動的な投資判断を重視する観点から、レンジ形式とした。売上高が前期比96.3~112.0%増の250~270百万円、営業損失が35~9百万円(前期は93百万円の損失)、経常損失が29~3百万円(同122百万円の損失)、当期純損失が29~3百万円(同107百万円の損失)を見込んでいる。2022年12月期中間期に、特許及び商標の国際展開に関する各国における許可査定や当局対応に伴う関連費用が想定以上に集中的に発生したことに加え、積極的な投資を行ったことを踏まえ、2022年7月に業績予想を下方修正した。引き続きコロナ禍による外部環境の影響を一定程度受けているものの、映画を中心としたエンターテイメント関連が復調傾向で順調に推移するとともに、収益型ペンライト・グッズ開発による用途追求やWebブラウザ対応等、Withコロナの環境下に対応した既存事業の梃入れによる取り組みが奏功しつつあり、売上高及び売上総利益は全体として堅調に推移している。また、WebAPIの業績貢献も期待できる。以上のことから、中期的に黒字転換する可能性も高いと弊社では見ている。3. 成長戦略同社は、音声フィンガープリント技術及び音響透かし技術に関連する研究開発・実証実験を自社または協力企業・行政と行い、自社技術(取得した特許を含む)をパートナー企業や顧客企業にライセンスすることによって、ライセンス収入やレベニューシェアによる収入を得ることを主なビジネスモデルとしている。今後の事業構想としては、「収益基盤の構築・安定化」「新事業の創造とスケーラビリティの加速」「海外への展開」を基本的な方針とし、年度ごとに「新技術・事業開花(2023年12月期)」「海外事業展開・地方DX(2024年12月期)」「自社プラットフォーム化(2025年12月期)」「標準化(2026年12月期)」というテーマを設定している。「収益基盤の構築・安定化」については、SDGsトレンドを追い風に映画・エンターテイメントでオーガニック成長による裾野の拡大により安定化を図る。「新事業の創造とスケーラビリティの加速」については、Withコロナの幅広いニーズを背景に新技術の拡大を目指すとともに、WebAPIやクラウド経由での提供により成長加速を目指す。「海外への展開」については、映画・エンターテイメントで米国ハリウッド映画会社等との「HELLO! MOVIE(ハロームービー)」副音声及び字幕ガイドサービスの契約締結を目指す。■Key Points・音響分野の技術開発に取り組み、音響通信ソリューションを提供・2022年12月期中間期は積極的な先行投資により損失計上となるも、映画を中心としたエンターテイメント関連は順調に推移・今後の事業構想として、「収益基盤の構築・安定化」「新事業の創造とスケーラビリティの加速」「海外への展開」を基本的な方針とする(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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2022/11/30 16:41
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高千穂交易---ドイツSUSPAグループとの国内総代理店契約締結
高千穂交易<2676>は29日、1951年創立の大手ガススプリングメーカーであるドイツSUSPA GmbHおよびその子会社の中国SUSPA Nanjing Co. Ltd.と国内総代理店契約を締結したことを発表した。同社は、国内メーカーのガススプリングをATMや医療機器、コンビニエンスストアの冷蔵ショーケース(リーチイン)など様々な市場へ技術サポートを含め販売してきたが、ガススプリングは標準品での販売が主流のため、仕様に合わせたカスタマイズ製品は高額、大量購入必須となることから、従来より課題となってきた。SUSPA GmbHならびにSUSPA Nanjing Co. Ltd.は、標準品のガススプリングだけでなく個別カスタマイズが少量ロットから対応可能としており、同社は、これを強みとしてお客様のご要望に合った製品を提供していきたいとしている。今後は、従来の市場に加え、バスや電車の座席シート、住居の排煙窓、草刈り機やその他農業機械および産業機器などへ販売を行っていく。これまでターゲットとしていた店舗や公共施設向けの特殊な製品に比べ、より生活に密着した、市場での流通量が多い製品へ販売展開することで売上を拡大し、2023年度は1億円、2024年度は5億円の売上を目指す。
<SI>
2022/11/30 16:32
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Branding Engineer---2023年6月のホールディングス体制への移行及び社名変更を決定
Branding Engineer<7352>は28日、株主総会の決議により、2023年6月1日よりホールディングス体制への移行及び「株式会社TWOSTONE&Sons」への社名変更が決定したことを発表した。同社は、「不合理な常識を疑い、新しい合理的な常識を作り出す」という意味を込めた「Break The Common Sense」を経営ビジョンに掲げ、ITエンジニアの価値向上のためのITエンジニア支援事業を中心に業務を行ってきた。IT人材不足が懸念される国内に貢献する歩みを加速するため、また世の中の不合理な常識を覆し次の常識を創造していくための事業拡大を見据え、グループ経営の機動性・柔軟性を高め、迅速な経営判断を可能とするホールディングス体制への移行を決定した。今回のホールディングス体制への変更に伴い、複数事業会社を束ねることとなりより多くの起業家輩出も可能となる。さらなる組織強化に向けて、採用も強化するとしている。
<SI>
2022/11/30 16:27