本日の注目個別銘柄
中国塗料、イビデン、リガクなど
配信日時:2025/12/05 17:12
配信元:FISCO
<3415> 東京ベース 460 +22大幅続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も450円から620円に引き上げている。海外の収益改善、国内の回復が業績を牽引、26年1月期営業利益は18億円から23億円に、27年1月期は20億円から28億円にそれぞれ上方修正。同社の免税売上の多い店舗は路面店で、中国団体客が来るエリアではないため、日中関係に注視は必要も過度な業績懸念は不要と指摘しているようだ。
<6615> UMCエレ 355 +80ストップ高。子会社のUMC中国が、中国の自動運転技術会社であるShenzhen Zhuoyu Technology(ZYT)から、先進運転支援システム製品の広角カメラ、望遠カメラ、ライダーを統合した統合型オールインワンセンサーのPCBアッセンブリーを新規受注したと発表。ZYTは中国の主要自動車メーカーにインテリジェントドライビング分野における各種製品を提供しており、業績拡大が期待された。
<4617> 中国塗料 4760 +215大幅続伸。野村證券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を6000円とした。高機能製品の拡販、コストに応じた価格対応、安定高採算の修繕船需要への注力など採算重視の経営姿勢に転換し、近年では収益体質が大きく改善と評価。株価は大幅上昇しているが、実現可能性が高まった日本の造船能力増強による長期潜在成長性の拡大、収益体質改善による安定成長力を考慮すると、一段の株価上昇余地があると判断しているもよう。
<6838> 多摩川HD 698 -126急落。前日に業績予想の上方修正を発表、25年10月期営業利益は従来予想の2.2億円から2.5-2.8億円のレンジ予想に上方修正。電子・通信用機器事業において、主力製品の生産が順調に進んだほか、再生可能エネルギー事業における発電所用部材の上伸もみられているもよう。10月に続く上方修正の形。ただ、第三者割当による新株予約権の発行を発表、全て行使された場合の希薄化率は24.7%の水準となる。
<4704> トレンド 7167 -702大幅反落。前日にIRデイが開催されているもよう。2026年の業績期待値として、売上高の5-7%成長、営業利益率17-19%などとしている。中心値で見ると営業利益は25年12月期並みの水準にとどまっており、コンセンサスは10%程度の増益であることから、ネガティブな反応が先行しているようだ。R&Dの増加、新サービスの立ち上げ、マーケティング費用など費用の増加を想定しているもよう。
<5970> ジーテクト 1835 -76大幅反落。350万株の株式売出、並びに、上限52万5000株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。売出人はホンダとなる。売出価格は12月15日から18日までの間に決定する。コーポレートガバナンスの充実や政策保有株式の見直しなどが売出の目的となるようだ。なお、株式売出後も、同社はホンダの持分法適用会社であり、事業面での連携は継続としている。
<1928> 積水ハウス 3333 -76大幅反落。前日の前引け後に第3四半期の決算を発表、売り先行後に下げ渋る展開となっていたが、本日は地合いの悪化も重なり、売りが優勢の展開となっている。8-10月期営業利益は554億円で前年同期比26.6%減となっており、市場予想を100億円強下回っている。米国戸建事業が引き続き厳し状況となっており、据え置きの通期計画3400億円、前期比2.6%増達成へのハードルは高まる状況に。
<5943> ノーリツ 1930 +42大幅続伸。前日に25年12月期の業績修正を発表している。営業利益は従来予想の30億円から40億円、前期比67.0%増に上方修正。中国の市況低迷によって海外事業の売上高が下振れる形となる一方で、生産性の改善や販売費及び一般管理費の抑制などが奏効する形となっているようだ。第3四半期累計営業利益は8.1億円の水準にとどまっていたため、ストレートにポジティブな反応が先行しているようだ。
<4062> イビデン 12705 +815大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、GICプライベート・リミテッド
(GIC)が5.07%の大株主に浮上したことが明らかになった。保有目的は純投資とし、経営権を取得する予定および支配について提案を行う予定はないとしている。GICはシンガポール政府投資公社であり、世界でも有数の投資会社とされている。長期保有目的の海外投資家の資金流入を受け、先高期待など高まる展開になっているもよう。
<268A> リガク 1140 +121急伸。半導体製造工程でウエハーの膜の厚みなどを計測する装置の新製品「エクストライアMF-3400」の販売開始と前日に発表、買い優勢の展開が続いた。26年12月期には従来モデルと新装置あわせ60億円超の売上高を見込んでいる。キオクシア並びに、キオクシア岩手の3次元NAND型フラッシュメモリー量産ラインへの導入が決まっているようだ。キオクシアの業績拡大期待が高まる中、同社への関心も高まる方向に。
<HM>
<6615> UMCエレ 355 +80ストップ高。子会社のUMC中国が、中国の自動運転技術会社であるShenzhen Zhuoyu Technology(ZYT)から、先進運転支援システム製品の広角カメラ、望遠カメラ、ライダーを統合した統合型オールインワンセンサーのPCBアッセンブリーを新規受注したと発表。ZYTは中国の主要自動車メーカーにインテリジェントドライビング分野における各種製品を提供しており、業績拡大が期待された。
<4617> 中国塗料 4760 +215大幅続伸。野村證券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を6000円とした。高機能製品の拡販、コストに応じた価格対応、安定高採算の修繕船需要への注力など採算重視の経営姿勢に転換し、近年では収益体質が大きく改善と評価。株価は大幅上昇しているが、実現可能性が高まった日本の造船能力増強による長期潜在成長性の拡大、収益体質改善による安定成長力を考慮すると、一段の株価上昇余地があると判断しているもよう。
<6838> 多摩川HD 698 -126急落。前日に業績予想の上方修正を発表、25年10月期営業利益は従来予想の2.2億円から2.5-2.8億円のレンジ予想に上方修正。電子・通信用機器事業において、主力製品の生産が順調に進んだほか、再生可能エネルギー事業における発電所用部材の上伸もみられているもよう。10月に続く上方修正の形。ただ、第三者割当による新株予約権の発行を発表、全て行使された場合の希薄化率は24.7%の水準となる。
<4704> トレンド 7167 -702大幅反落。前日にIRデイが開催されているもよう。2026年の業績期待値として、売上高の5-7%成長、営業利益率17-19%などとしている。中心値で見ると営業利益は25年12月期並みの水準にとどまっており、コンセンサスは10%程度の増益であることから、ネガティブな反応が先行しているようだ。R&Dの増加、新サービスの立ち上げ、マーケティング費用など費用の増加を想定しているもよう。
<5970> ジーテクト 1835 -76大幅反落。350万株の株式売出、並びに、上限52万5000株のオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。売出人はホンダとなる。売出価格は12月15日から18日までの間に決定する。コーポレートガバナンスの充実や政策保有株式の見直しなどが売出の目的となるようだ。なお、株式売出後も、同社はホンダの持分法適用会社であり、事業面での連携は継続としている。
<1928> 積水ハウス 3333 -76大幅反落。前日の前引け後に第3四半期の決算を発表、売り先行後に下げ渋る展開となっていたが、本日は地合いの悪化も重なり、売りが優勢の展開となっている。8-10月期営業利益は554億円で前年同期比26.6%減となっており、市場予想を100億円強下回っている。米国戸建事業が引き続き厳し状況となっており、据え置きの通期計画3400億円、前期比2.6%増達成へのハードルは高まる状況に。
<5943> ノーリツ 1930 +42大幅続伸。前日に25年12月期の業績修正を発表している。営業利益は従来予想の30億円から40億円、前期比67.0%増に上方修正。中国の市況低迷によって海外事業の売上高が下振れる形となる一方で、生産性の改善や販売費及び一般管理費の抑制などが奏効する形となっているようだ。第3四半期累計営業利益は8.1億円の水準にとどまっていたため、ストレートにポジティブな反応が先行しているようだ。
<4062> イビデン 12705 +815大幅続伸。前日に提出された大量保有報告書によると、GICプライベート・リミテッド
(GIC)が5.07%の大株主に浮上したことが明らかになった。保有目的は純投資とし、経営権を取得する予定および支配について提案を行う予定はないとしている。GICはシンガポール政府投資公社であり、世界でも有数の投資会社とされている。長期保有目的の海外投資家の資金流入を受け、先高期待など高まる展開になっているもよう。
<268A> リガク 1140 +121急伸。半導体製造工程でウエハーの膜の厚みなどを計測する装置の新製品「エクストライアMF-3400」の販売開始と前日に発表、買い優勢の展開が続いた。26年12月期には従来モデルと新装置あわせ60億円超の売上高を見込んでいる。キオクシア並びに、キオクシア岩手の3次元NAND型フラッシュメモリー量産ラインへの導入が決まっているようだ。キオクシアの業績拡大期待が高まる中、同社への関心も高まる方向に。
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