本日の注目個別銘柄
三井金属、SUMCO、KOKUSAIなど
配信日時:2025/11/12 16:49
配信元:FISCO
<4092> 日本化 2520 -343急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は13.9億円で前年同期比42.1%減となっている。7-9月期は2.8億円で同60.7%減と減益幅が拡大へ。通期予想の32億円、前期比4.3%減は据え置いているものの、下振れが意識される状況になっているもよう。生産拠点の集約に伴う費用の発生、電池材料における販売価格転嫁のタイムラグなどが減益要因となったもよう。下期にかけては拡販やコスト見直しによる収益性改善を見込む。
<4186> 東応化 6212 +447大幅反発。前日は第2四半期決算発表後に売り先行となったが、その後は下げ渋り、本日は上値追いの動きを強めている。7-9月期営業利益は120億円で前年同期比22.9%増となり、コンセンサスを10億円強上振れている。売上拡大や円安効果などが増益要因となる。通期予想は400億円、前期比20.9%増を据え置き。コンセンサス以下の通期予想据え置きをマイナス視先行となったが、会社側ではこのタイミングで業績を見直さない傾向のもよう。
<7867> タカラトミー 2965.5 -244.5大幅続落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は71.3億円で前年同期比13.1%減となり、市場予想を5億円ほど下振れている。上半期は117億円で、据え置きの通期予想220億円に対しては順調な進捗だが、通期コンセンサスは250億円程度の水準であり、過度な上振れ期待は後退する方向になっているもよう。米国関税による影響などが表面化してきているようだ。
<6481> THK 3889 -209大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は35.5億円で前年同期比21.5%減となり、通期予想は従来の235億円から160億円、前期比7.8%減にまで下方修正している。国内産業機器や輸送機器需要の弱含み、韓国の持分法適用会社の投資損失、関税の価格転嫁遅れなどを下方修正の背景としている。下振れ自体は想定線と言え、修正幅の大きさをネガティブ視する動きに。
<1963> 日揮HD 1802.5 +182.5急伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は79億円で前年同期比82.3%増となり、通期予想は従来の210億円から280億円に上方修正している。前期は115億円の赤字であった。円安効果や追加案件の獲得、工事採算改善などが背景に。7-9月期受注高は減少しているものの、下半期には、モザンビークFLNG、パプアニューギニアLNGなどの大型案件が獲得できる見通しのようだ。
<5706> 三井金属 19150 +3615急騰。前日に第2四半期の決算を発表している。営業利益は283億円で前年同期比84.8%増となり、通期予想は従来の460億円から780億円、前期比4.4%増に大幅上方修正。通期コンセンサスは500億円程度の水準であったとみられる。在庫評価などの一過性要因も含まれるが、銅箔なども想定以上に好調な推移となっている。VSPに関しては値上げ方針や設備増強なども明らかにしている。
<3436> SUMCO 1176 -297急落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業損益は16億円の赤字に転じている。また、10-12月期の見通しは100億円の赤字としており、コンセンサスよりも赤字幅は拡大の見通しとしている。生産量の減少や減価償却費の増加などが収益の悪化要因に。実績値はコンセンサスの範囲内とみられるが、先行きの厳しい見通しをマイナ視する動きが優勢。なお、減価償却費は第4四半期がピークとなるもよう。
<6525> KOKUSAI 4442 -1000ストップ安。前日の取引時間中に決算を発表、その後は売り優勢となり、本日も一段と下げ幅を広げている。7-9月期営業利益は130億円で前年同期比35.9%増となり、100億円程度の市場予想を上振れている。ただ、通期予想は従来の492億円から388億円、前期比24.4%減に下方修正しており、ネガティブなサプライズにつながっている。中国DRAM メーカー向け期ずれ、NAND投資抑制、ロジック・ファウンドリーの回復遅れなどが背景。
<4971> メック 5310 +705ストップ高。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は42.5億円で前年同期比16.4%増となり、通期予想は従来の50億円から55億円、前期比20.5%増に上方修正している。利益率の高い製品の需要が堅調で、販管費も抑制できたもよう。また、配当方針の変更に伴って、年間配当金も従来計画55円から85円にまで引き上げ。株主優待制度も変更、保有期間の制限をつける一方、3年以上保有株主などは優待拡充の形に。
<9984> ソフトバンクG 21910 -785大幅反落。前日に上半期の決算を発表、純利益は前年同期比2.9倍の2兆9241億円となり、同期間としては過去最高を更新。ビジョン・ファンド事業の投資利益が大幅に拡大、韓国クーパンや中国ディディの株価が上昇したほか、オープンAIの評価額上昇もけん引。NAVは11月10日時点で36.2兆円のもよう。また、1:4の株式分割も発表された。決算サプライズ限定的な中、米AI関連株の先行き懸念などを映して、株価には出尽くし感が先行する状況に。
<ST>
<4186> 東応化 6212 +447大幅反発。前日は第2四半期決算発表後に売り先行となったが、その後は下げ渋り、本日は上値追いの動きを強めている。7-9月期営業利益は120億円で前年同期比22.9%増となり、コンセンサスを10億円強上振れている。売上拡大や円安効果などが増益要因となる。通期予想は400億円、前期比20.9%増を据え置き。コンセンサス以下の通期予想据え置きをマイナス視先行となったが、会社側ではこのタイミングで業績を見直さない傾向のもよう。
<7867> タカラトミー 2965.5 -244.5大幅続落。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は71.3億円で前年同期比13.1%減となり、市場予想を5億円ほど下振れている。上半期は117億円で、据え置きの通期予想220億円に対しては順調な進捗だが、通期コンセンサスは250億円程度の水準であり、過度な上振れ期待は後退する方向になっているもよう。米国関税による影響などが表面化してきているようだ。
<6481> THK 3889 -209大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は35.5億円で前年同期比21.5%減となり、通期予想は従来の235億円から160億円、前期比7.8%減にまで下方修正している。国内産業機器や輸送機器需要の弱含み、韓国の持分法適用会社の投資損失、関税の価格転嫁遅れなどを下方修正の背景としている。下振れ自体は想定線と言え、修正幅の大きさをネガティブ視する動きに。
<1963> 日揮HD 1802.5 +182.5急伸。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は79億円で前年同期比82.3%増となり、通期予想は従来の210億円から280億円に上方修正している。前期は115億円の赤字であった。円安効果や追加案件の獲得、工事採算改善などが背景に。7-9月期受注高は減少しているものの、下半期には、モザンビークFLNG、パプアニューギニアLNGなどの大型案件が獲得できる見通しのようだ。
<5706> 三井金属 19150 +3615急騰。前日に第2四半期の決算を発表している。営業利益は283億円で前年同期比84.8%増となり、通期予想は従来の460億円から780億円、前期比4.4%増に大幅上方修正。通期コンセンサスは500億円程度の水準であったとみられる。在庫評価などの一過性要因も含まれるが、銅箔なども想定以上に好調な推移となっている。VSPに関しては値上げ方針や設備増強なども明らかにしている。
<3436> SUMCO 1176 -297急落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業損益は16億円の赤字に転じている。また、10-12月期の見通しは100億円の赤字としており、コンセンサスよりも赤字幅は拡大の見通しとしている。生産量の減少や減価償却費の増加などが収益の悪化要因に。実績値はコンセンサスの範囲内とみられるが、先行きの厳しい見通しをマイナ視する動きが優勢。なお、減価償却費は第4四半期がピークとなるもよう。
<6525> KOKUSAI 4442 -1000ストップ安。前日の取引時間中に決算を発表、その後は売り優勢となり、本日も一段と下げ幅を広げている。7-9月期営業利益は130億円で前年同期比35.9%増となり、100億円程度の市場予想を上振れている。ただ、通期予想は従来の492億円から388億円、前期比24.4%減に下方修正しており、ネガティブなサプライズにつながっている。中国DRAM メーカー向け期ずれ、NAND投資抑制、ロジック・ファウンドリーの回復遅れなどが背景。
<4971> メック 5310 +705ストップ高。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は42.5億円で前年同期比16.4%増となり、通期予想は従来の50億円から55億円、前期比20.5%増に上方修正している。利益率の高い製品の需要が堅調で、販管費も抑制できたもよう。また、配当方針の変更に伴って、年間配当金も従来計画55円から85円にまで引き上げ。株主優待制度も変更、保有期間の制限をつける一方、3年以上保有株主などは優待拡充の形に。
<9984> ソフトバンクG 21910 -785大幅反落。前日に上半期の決算を発表、純利益は前年同期比2.9倍の2兆9241億円となり、同期間としては過去最高を更新。ビジョン・ファンド事業の投資利益が大幅に拡大、韓国クーパンや中国ディディの株価が上昇したほか、オープンAIの評価額上昇もけん引。NAVは11月10日時点で36.2兆円のもよう。また、1:4の株式分割も発表された。決算サプライズ限定的な中、米AI関連株の先行き懸念などを映して、株価には出尽くし感が先行する状況に。
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