本日の注目個別銘柄
SCSK、GenkyDrugStores、NECなど
配信日時:2025/10/30 16:07
配信元:FISCO
<2212> 山崎パン 2971 -125大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、7-9月期営業利益は100億円で前年同期比29.3%増となり、市場予想を5億円ほど超過した。通期予想は従来の575億円から590億円と、コンセンサス並み水準にまで上方修正した。サンデリカなど子会社群が好調のようだ。ただ、値上げは必要に応じて行うとの考えを示すにとどまり、今回の値上げ発表はなされていない。来年度業績に対する不透明感が強まる格好になったようだ。
<9267> GenkyDrugStores 5400 +705ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は29.2億円で前年同期比28.3%
増となっている。会社計画26億円を上振れる着地になっているもよう。在庫管理の徹底などで粗利益率が上振れ、販管費も抑制できたようだ。据え置きの通期計画は105億円で前期比8.7%増となり、想定以上に好調な立ち上がりと評価される形のようだ。8月決算の同業他社が苦戦していたことで、やや警戒感も先行していたとみられる。
<6301> コマツ 5235 -315大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1367億円で前年同期比6.7%減となったが、ほぼ市場予想線上とみられる。一方、通期予想は従来の4780億円から5000億円に上方修正したものの、コンセンサスは5600億円程度の水準で、修正幅は想定より小幅にとどまったとの見方が優勢に。インドネシア需要の減退などが意識されているようだ。値上げによる今後の米国販売の動向も不透明との見方に。
<6146> ディスコ 51760 -4630大幅反落。前日に第2四半期決算を発表。7-9月期営業利益は444億円で前年同期比4.3%増、出荷額は964億円となり、単体速報値から試算された水準となった。一方、10-12月期の出荷額見通し1016億円はほぼ想定線だが、営業利益は328億円を想定しており、コンセンサスを80億円程度下振れる。販管費の増加などが差異の背景とみられる。保守的な傾向は強い銘柄であるが、利食い売りを促す形のようだ。
<9022> JR東海 3793 -341大幅続落。リニア中央新幹線の品川-名古屋間の工事費が、従来見込みの7兆円から11兆円に増える見通しだと発表している。着工時点での想定5.5兆円からは2倍の水準に膨らむもよう。労務費を含め物価高騰の影響で2.3兆円、トンネルなど難工事への対応で1.2兆円などとしている。今後の業績面への影響が懸念される格好に。なお、同時に発表した上半期決算は市場想定を上振れ、通期予想を上方修正している。
<9697> カプコン 4000 -325大幅続落。前日に上半期決算を発表。営業利益は393億円で前年同期比89.8%増となり、7-9月期も同88.0%増と高い利益成長が継続する形になった。繰延収益の収益認識実現、「新鬼武者3」の一部出荷計上などが大幅増益の背景に。ただ、上半期実績は市場想定線で、通期予想の730億円を据え置き、サプライズは乏しく出尽くし感が先行。主力タイトル「モンハンワイルズ」のリピート販売伸び悩みもマイナス視。
<7419> ノジマ 1171 -122大幅続落。上半期決算を本日発表した。営業利益は277億円で前期比38.6%増となり、第1四半期決算時に上方修正した水準の260億円も上振れ着地に。同時に上方修正された通期予想の560億円、前期比15.8%増は今回据え置かれている。7-9月期は132億円で前年同期比8.3%増に増益率が鈍化していることもあって、足元で株価が高値圏にあったことからも、出尽くし感が先行する流れになっているようだ。
<3475> グッドコムA 1399 -126大幅続落。本日は10月期決算企業の権利落ち日となっている。同社の25年10月期年間配当金は45円と計画されており、前日終値ベースでの配当利回りは3.0%の水準であった。さらに、25年10月期は記念優待も実施、1000株以上保有の株主には年間10万円のデジタルギフトが贈呈される。1000株保有株の年間配当・優待利回りは前日
終値ベースで9.5%の高水準であった。
<6701> NEC 5775 +671急伸。前日に第2四半期決算を発表、営業利益は832億円で前年同期比2.1倍となり、市場予想を250億円強上回る。とりわけ、国内ITの収益性改善が目立つ状況になった。通期予想は従来の3100億円から3300億円に引き上げた、コンセンサスは3200億円程度であったとみられる。なお、米通信事業者向けソフトウエア企業CSGシステムズを約4417億円で買収することも発表した。
<9719> SCSK 5107 +773ストップ高比例配分。住友商事が同社を完全子会社化すると発表している。TOB価格は5700円で前日終値比29.3%のプレミアムだが、前日は観測報道を受けて急伸する形にもなっており、28日終値比でのプレミアムは33.9%の水準に。同社ではTOBに賛同の意見を表明しており、TOB価格にサヤ寄せの動きが強まる形。なお、TOB期間は1
0月30日から12月12日までとなっている。
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<9267> GenkyDrugStores 5400 +705ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は29.2億円で前年同期比28.3%
増となっている。会社計画26億円を上振れる着地になっているもよう。在庫管理の徹底などで粗利益率が上振れ、販管費も抑制できたようだ。据え置きの通期計画は105億円で前期比8.7%増となり、想定以上に好調な立ち上がりと評価される形のようだ。8月決算の同業他社が苦戦していたことで、やや警戒感も先行していたとみられる。
<6301> コマツ 5235 -315大幅続落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1367億円で前年同期比6.7%減となったが、ほぼ市場予想線上とみられる。一方、通期予想は従来の4780億円から5000億円に上方修正したものの、コンセンサスは5600億円程度の水準で、修正幅は想定より小幅にとどまったとの見方が優勢に。インドネシア需要の減退などが意識されているようだ。値上げによる今後の米国販売の動向も不透明との見方に。
<6146> ディスコ 51760 -4630大幅反落。前日に第2四半期決算を発表。7-9月期営業利益は444億円で前年同期比4.3%増、出荷額は964億円となり、単体速報値から試算された水準となった。一方、10-12月期の出荷額見通し1016億円はほぼ想定線だが、営業利益は328億円を想定しており、コンセンサスを80億円程度下振れる。販管費の増加などが差異の背景とみられる。保守的な傾向は強い銘柄であるが、利食い売りを促す形のようだ。
<9022> JR東海 3793 -341大幅続落。リニア中央新幹線の品川-名古屋間の工事費が、従来見込みの7兆円から11兆円に増える見通しだと発表している。着工時点での想定5.5兆円からは2倍の水準に膨らむもよう。労務費を含め物価高騰の影響で2.3兆円、トンネルなど難工事への対応で1.2兆円などとしている。今後の業績面への影響が懸念される格好に。なお、同時に発表した上半期決算は市場想定を上振れ、通期予想を上方修正している。
<9697> カプコン 4000 -325大幅続落。前日に上半期決算を発表。営業利益は393億円で前年同期比89.8%増となり、7-9月期も同88.0%増と高い利益成長が継続する形になった。繰延収益の収益認識実現、「新鬼武者3」の一部出荷計上などが大幅増益の背景に。ただ、上半期実績は市場想定線で、通期予想の730億円を据え置き、サプライズは乏しく出尽くし感が先行。主力タイトル「モンハンワイルズ」のリピート販売伸び悩みもマイナス視。
<7419> ノジマ 1171 -122大幅続落。上半期決算を本日発表した。営業利益は277億円で前期比38.6%増となり、第1四半期決算時に上方修正した水準の260億円も上振れ着地に。同時に上方修正された通期予想の560億円、前期比15.8%増は今回据え置かれている。7-9月期は132億円で前年同期比8.3%増に増益率が鈍化していることもあって、足元で株価が高値圏にあったことからも、出尽くし感が先行する流れになっているようだ。
<3475> グッドコムA 1399 -126大幅続落。本日は10月期決算企業の権利落ち日となっている。同社の25年10月期年間配当金は45円と計画されており、前日終値ベースでの配当利回りは3.0%の水準であった。さらに、25年10月期は記念優待も実施、1000株以上保有の株主には年間10万円のデジタルギフトが贈呈される。1000株保有株の年間配当・優待利回りは前日
終値ベースで9.5%の高水準であった。
<6701> NEC 5775 +671急伸。前日に第2四半期決算を発表、営業利益は832億円で前年同期比2.1倍となり、市場予想を250億円強上回る。とりわけ、国内ITの収益性改善が目立つ状況になった。通期予想は従来の3100億円から3300億円に引き上げた、コンセンサスは3200億円程度であったとみられる。なお、米通信事業者向けソフトウエア企業CSGシステムズを約4417億円で買収することも発表した。
<9719> SCSK 5107 +773ストップ高比例配分。住友商事が同社を完全子会社化すると発表している。TOB価格は5700円で前日終値比29.3%のプレミアムだが、前日は観測報道を受けて急伸する形にもなっており、28日終値比でのプレミアムは33.9%の水準に。同社ではTOBに賛同の意見を表明しており、TOB価格にサヤ寄せの動きが強まる形。なお、TOB期間は1
0月30日から12月12日までとなっている。
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