本日の注目個別銘柄
アドバンテス、トーエネック、きんでんなど
配信日時:2025/10/29 16:09
配信元:FISCO
<6305> 日立建機 5168 +138大幅反発。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は456億円で前年同期比20.2%増となり、第1四半期の同32.7%減から急改善している。通期予想も従来の1280億円から1300億円、前期比16.0%減に上方修正、ほぼコンセンサス水準にまで引き上げている。構造改革費用は上振れるようだが、為替の円安効果や補償金の計上、関税の価格転嫁などを織り込んでいるもよう。なお、27年4月からの社名変更も発表している。
<4043> トクヤマ 3872 +188大幅反発。本日上半期の決算を発表している。営業利益は192億円で前年同期比37.2%増となり、第1四半期の同5.1%増から増益率は大幅に拡大している。据え置きの通期予想415億円、前期比38.5%増に対しても順調な進捗となっている。塩ビ関連製品の海外市況下落などで売上高は減収となっているが、製造コストの改善が進んだことなどから収益率は高まる方向のようだ。セグメントの別では電子先端材料部門が好調。
<9742> アイネス 1671 -289大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業損益は9.2億円の赤字となり、前年同期比では18億円の損益悪化となっている。通期営業利益予想は従来の40億円から14億円、前期比60.4%減にまで下方修正。年間配当金も60円計画から55円に引き下げ。
地方公共団体情報システムの標準化対応の移行方法の見直しによる売上高の下振れ、原価率の悪化などが背景となっているようだ。
<3865> 北越コーポ 836 -127大幅続落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の80億円から20億円、前年同期比77.8%減に、通期では180億円から80億円、前期比59.4%減にそれぞれ引き下げ。海外市場におけるパルプ販売数量の減少や販売価格の下落、洋紙・板紙の販売数量減少、円安の進行などが下方修正の背景に。第1四半期は営業増益決算決算であったため、大幅下方修正にはネガティブなインパクト。
<1969> 高砂熱 4588 +312大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の360億円から433億円、前期比33.6%増にまで引き上げ。効率的な施工体制等による工事進捗とともに、収益性の改善を見込んでいるもよう。また、受注高も従来予想の4300億円から4580億円、前期比10.1%増にまで引き上げ。さらに、期末配当金も従来計画の44円から62円に引き上げ、前期比では22円の増配となる。
<4684> オービック 4693 -260大幅続落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は437億円で前年同期比13.0%増、7-9月期も同11.0%増と2ケタ増基調を継続する形になっている。システム
サポート、システムインテグレーションとも順調に売り上げを拡大させている。通期予想は862億円、前期比10.0%増を据え置き。セクター内でも業績の安定性は強く、なおかつ、直近では業績観測報道も伝わっていたためにサプライズは限定的。
短期的な出尽くし感が先行のようだ。
<7309> シマノ 16250 -1300大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は84億円で前年同期比57.1%減となり、会社計画線とは見られるものの、市場予想は15億円ほど下振れている。自転車部品、釣具ともにセグメント減益となっている。通期予想の460億円、前期比29.3%減益は据え置き、第4四半期も減収減益の継続が見込まれている。想定はされていたものの、厳しい決算状況が確認されたことからネガティブな反応が先行。
<1944> きんでん 6158 +1000ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は319億円で前年同期比2.5倍と大幅増益、通期予想は従来の670億円から810億円、前期比32.8%増に上方修正している。通期コンセンサスは750億円レベルであったとみられる。上半期受注高も、市場想定を大きく上回る水準に。年間配当金も従来計画の100円から120円に引き上げ。同社やトーエネックなどの相次ぐ上方修正を受けて、関電工など他の電力設備装置関連にも連想買い向かう。
<1946> トーエネック 1771 +300ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は85.7億円で前年同期比32.5%
増となり、従来予想の78億円を上振れる着地に。つれて、通期予想は従来の180億円から200億円、前期比24.7%増に上方修正している。配電線工事の工事量増加に加えて、屋内線工事の進捗も好調に推移しているようだ。また、配当方針の変更を発表、配当性向をこれまでの30%以上から40%目安に引き上げ、年間配当金も52円から65円に引き上げへ。
<6857> アドバンテス 22120 +4000ストップ高。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1085億円で前年同期比70.7%増となり、市場予想を小幅に上振れたとみられる。一方、通期予想は従来の3000億円から3740億円、前期比63.9%増に上方修正。3300億円程度のコンセンサスを大幅に上振れ。テスタ市場見通しのアップデートに伴うものとなっている。
中期経営計画の目標値上方修正、上限1500億円の自社株買い発表なども買い材料につながっている。 <ST>
<4043> トクヤマ 3872 +188大幅反発。本日上半期の決算を発表している。営業利益は192億円で前年同期比37.2%増となり、第1四半期の同5.1%増から増益率は大幅に拡大している。据え置きの通期予想415億円、前期比38.5%増に対しても順調な進捗となっている。塩ビ関連製品の海外市況下落などで売上高は減収となっているが、製造コストの改善が進んだことなどから収益率は高まる方向のようだ。セグメントの別では電子先端材料部門が好調。
<9742> アイネス 1671 -289大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業損益は9.2億円の赤字となり、前年同期比では18億円の損益悪化となっている。通期営業利益予想は従来の40億円から14億円、前期比60.4%減にまで下方修正。年間配当金も60円計画から55円に引き下げ。
地方公共団体情報システムの標準化対応の移行方法の見直しによる売上高の下振れ、原価率の悪化などが背景となっているようだ。
<3865> 北越コーポ 836 -127大幅続落。前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の80億円から20億円、前年同期比77.8%減に、通期では180億円から80億円、前期比59.4%減にそれぞれ引き下げ。海外市場におけるパルプ販売数量の減少や販売価格の下落、洋紙・板紙の販売数量減少、円安の進行などが下方修正の背景に。第1四半期は営業増益決算決算であったため、大幅下方修正にはネガティブなインパクト。
<1969> 高砂熱 4588 +312大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の360億円から433億円、前期比33.6%増にまで引き上げ。効率的な施工体制等による工事進捗とともに、収益性の改善を見込んでいるもよう。また、受注高も従来予想の4300億円から4580億円、前期比10.1%増にまで引き上げ。さらに、期末配当金も従来計画の44円から62円に引き上げ、前期比では22円の増配となる。
<4684> オービック 4693 -260大幅続落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は437億円で前年同期比13.0%増、7-9月期も同11.0%増と2ケタ増基調を継続する形になっている。システム
サポート、システムインテグレーションとも順調に売り上げを拡大させている。通期予想は862億円、前期比10.0%増を据え置き。セクター内でも業績の安定性は強く、なおかつ、直近では業績観測報道も伝わっていたためにサプライズは限定的。
短期的な出尽くし感が先行のようだ。
<7309> シマノ 16250 -1300大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は84億円で前年同期比57.1%減となり、会社計画線とは見られるものの、市場予想は15億円ほど下振れている。自転車部品、釣具ともにセグメント減益となっている。通期予想の460億円、前期比29.3%減益は据え置き、第4四半期も減収減益の継続が見込まれている。想定はされていたものの、厳しい決算状況が確認されたことからネガティブな反応が先行。
<1944> きんでん 6158 +1000ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は319億円で前年同期比2.5倍と大幅増益、通期予想は従来の670億円から810億円、前期比32.8%増に上方修正している。通期コンセンサスは750億円レベルであったとみられる。上半期受注高も、市場想定を大きく上回る水準に。年間配当金も従来計画の100円から120円に引き上げ。同社やトーエネックなどの相次ぐ上方修正を受けて、関電工など他の電力設備装置関連にも連想買い向かう。
<1946> トーエネック 1771 +300ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は85.7億円で前年同期比32.5%
増となり、従来予想の78億円を上振れる着地に。つれて、通期予想は従来の180億円から200億円、前期比24.7%増に上方修正している。配電線工事の工事量増加に加えて、屋内線工事の進捗も好調に推移しているようだ。また、配当方針の変更を発表、配当性向をこれまでの30%以上から40%目安に引き上げ、年間配当金も52円から65円に引き上げへ。
<6857> アドバンテス 22120 +4000ストップ高。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1085億円で前年同期比70.7%増となり、市場予想を小幅に上振れたとみられる。一方、通期予想は従来の3000億円から3740億円、前期比63.9%増に上方修正。3300億円程度のコンセンサスを大幅に上振れ。テスタ市場見通しのアップデートに伴うものとなっている。
中期経営計画の目標値上方修正、上限1500億円の自社株買い発表なども買い材料につながっている。 <ST>
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