本日の注目個別銘柄
武蔵野興、吉野家HD、ユタカ技研など
配信日時:2025/08/29 16:21
配信元:FISCO
<7550> ゼンショーHD 9325 -201大幅続落も下げ渋る。一時は511円安まであった。すき家が前日に、9月4日からの価格改定を発表。並盛「牛丼」は現行価格の480円から450円に引き下げる。同社では11年ぶりの値下げとなり、チェーン大手3社では最も安い価格帯となる。収益性の悪化懸念から売りが先行したものの、他チェーン店からのユーザーシフトが見込めることで、今後の客数の回復は期待される状況にも。
<7229> ユタカ技研 3030 +187大幅反発。マザーサン グローバル インベストメンツ ビーブイが完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明するとともに、TOBへの応募を推奨している。TOB価格は3024円で前日終値比6.4%のプレミアムで、TOB価格にサヤ寄せの動きが優勢となった。プレミアムが低いこと、TOB価格におけるPBR水準が低いことなどから、一段の価格上乗せ期待でTOB価格上回る推移も。
<9635> 武蔵野興 2500 +217一時ストップ高。上半期に投資有価証券売却益376百万円を計上すると発表、資産の効率化及び財務体質の健全化を図ることを売却の目的としている。これに伴い、通期業績予想の修正を発表、純利益は従来予想の30百万円から340百万円に増額しており、買い材料視される展開のようだ。なお、シネマカリテ閉館の影響によって、営業利益は従来の22百万円から12百万円に下方修正している。
<5401> 日本製鉄 3115 -5続落。米国で電炉方式の製鉄所を建設、傘下の米USスチールが29年以降の稼働を目指して40億ドルを投資する想定だと伝わっている。一連の投資効果や同社による技術支援で、USスチールの競争力強化につなげていきたい考え。ただ、製鉄所の新設方針は公表済であり、大きなインパクトにはつながっていないようだ。また、トヨタと鋼板値下げで妥結と前日に伝わっているが、こちらも値下げ幅などは想定の範囲内との見方に。
<3549> クスリのアオキ 3913 -55前日比変わらずを挟んで大幅続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」へ引き下げ、目標株価は4200円とした。株価が上昇してアップサイド余地が縮小したことを格下げの背景としており、セクター内評価は高いものの、当面は様子を見たいとしている。また、食品売上構成比の拡大によるミクス悪化や、価格訴求に伴う粗利率低下傾向が続くと考えられるため、今後も利益成長は限定的となる可能性があると。
<6619> WSCOPE 255 +7大幅反発。子会社のW-SCOPE KOREAでは、ポスコHDの子会社であるポスコアルゼンチン法人と、イオン交換膜スタックモジュールの供給に関して、長期供給契約を締結したと発表。ポスコアルゼンチン法人のプラントに対して供給した製品の交換需要に対応するもの。今回は3年間の契約となり、総額で約38百万ドルとなるようだ。今期業績については織り込んでいるとされているものの、ポジティブ材料視する動きに。
<7003> 三井E&S 4600 +280大幅続伸。本日は同社のほか、古野電気、中国塗料、ジャパンエンジン、内海造船など、造船関連株の強い動きが目立った。国策が追い風とする造船株の特集記事が伝わり、手掛かり材料とされたようだ。米国では海事産業の再生に関する大統領令への署名、国土交通省の概算要求における経費事項要求などから投資家の食指が動いたとされている。同社に関しても、二元燃料エンジンの収益寄与が高まっていると紹介されている。
<4324> 電通グループ 2924 +164大幅反発。英紙では、同社が海外事業の売却を検討していると報じているもよう。
全面的な売却となった場合は、数十億ドル規模の資金調達につながる可能性があるが、国際展開からは事実上撤退することにもなる。現在、買い手候補に事業売却を打診しているもようで、売却資産は一部にとどまる可能性もあるようだ。苦戦が続く海外上の売却によって、収益水準が押し上げられるとの期待が先行している。
<5967> TONE 561 +80ストップ高比例配分。開業100周年を記念して、11月末の100株以上保有株主に対して、記念品を贈呈すると発表している。クオカード3000円分を贈呈、前日終値をベースとした場合の利回りは6.2%の水準となる。また、これまで株主優待の対象者は5月末株主であったが、今年度に限っては11月末株主も優待の対象とするもよう。同社ECサイト掲載製品を特別価格で購入できる権利が得られる。
<9861> 吉野家HD 3179 -252大幅反落。ゼンショー傘下の牛丼チェーンすき家が、牛丼など一部商品を9月4日から値下げすると発表している。同社の値下げおよそ11年ぶりとなり、牛丼の「並盛」は30円引き下げて450円とするようだ。消費者の節約志向が高まる中、値下げにより客離れを防ぐ狙い。同社や松屋フーズなどの同業大手には、今後の客数減少が想定される状況のもよう。なお、ゼンショーにも本日は売りが先行している。
<ST>
<7229> ユタカ技研 3030 +187大幅反発。マザーサン グローバル インベストメンツ ビーブイが完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表、同社では賛同の意見を表明するとともに、TOBへの応募を推奨している。TOB価格は3024円で前日終値比6.4%のプレミアムで、TOB価格にサヤ寄せの動きが優勢となった。プレミアムが低いこと、TOB価格におけるPBR水準が低いことなどから、一段の価格上乗せ期待でTOB価格上回る推移も。
<9635> 武蔵野興 2500 +217一時ストップ高。上半期に投資有価証券売却益376百万円を計上すると発表、資産の効率化及び財務体質の健全化を図ることを売却の目的としている。これに伴い、通期業績予想の修正を発表、純利益は従来予想の30百万円から340百万円に増額しており、買い材料視される展開のようだ。なお、シネマカリテ閉館の影響によって、営業利益は従来の22百万円から12百万円に下方修正している。
<5401> 日本製鉄 3115 -5続落。米国で電炉方式の製鉄所を建設、傘下の米USスチールが29年以降の稼働を目指して40億ドルを投資する想定だと伝わっている。一連の投資効果や同社による技術支援で、USスチールの競争力強化につなげていきたい考え。ただ、製鉄所の新設方針は公表済であり、大きなインパクトにはつながっていないようだ。また、トヨタと鋼板値下げで妥結と前日に伝わっているが、こちらも値下げ幅などは想定の範囲内との見方に。
<3549> クスリのアオキ 3913 -55前日比変わらずを挟んで大幅続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」へ引き下げ、目標株価は4200円とした。株価が上昇してアップサイド余地が縮小したことを格下げの背景としており、セクター内評価は高いものの、当面は様子を見たいとしている。また、食品売上構成比の拡大によるミクス悪化や、価格訴求に伴う粗利率低下傾向が続くと考えられるため、今後も利益成長は限定的となる可能性があると。
<6619> WSCOPE 255 +7大幅反発。子会社のW-SCOPE KOREAでは、ポスコHDの子会社であるポスコアルゼンチン法人と、イオン交換膜スタックモジュールの供給に関して、長期供給契約を締結したと発表。ポスコアルゼンチン法人のプラントに対して供給した製品の交換需要に対応するもの。今回は3年間の契約となり、総額で約38百万ドルとなるようだ。今期業績については織り込んでいるとされているものの、ポジティブ材料視する動きに。
<7003> 三井E&S 4600 +280大幅続伸。本日は同社のほか、古野電気、中国塗料、ジャパンエンジン、内海造船など、造船関連株の強い動きが目立った。国策が追い風とする造船株の特集記事が伝わり、手掛かり材料とされたようだ。米国では海事産業の再生に関する大統領令への署名、国土交通省の概算要求における経費事項要求などから投資家の食指が動いたとされている。同社に関しても、二元燃料エンジンの収益寄与が高まっていると紹介されている。
<4324> 電通グループ 2924 +164大幅反発。英紙では、同社が海外事業の売却を検討していると報じているもよう。
全面的な売却となった場合は、数十億ドル規模の資金調達につながる可能性があるが、国際展開からは事実上撤退することにもなる。現在、買い手候補に事業売却を打診しているもようで、売却資産は一部にとどまる可能性もあるようだ。苦戦が続く海外上の売却によって、収益水準が押し上げられるとの期待が先行している。
<5967> TONE 561 +80ストップ高比例配分。開業100周年を記念して、11月末の100株以上保有株主に対して、記念品を贈呈すると発表している。クオカード3000円分を贈呈、前日終値をベースとした場合の利回りは6.2%の水準となる。また、これまで株主優待の対象者は5月末株主であったが、今年度に限っては11月末株主も優待の対象とするもよう。同社ECサイト掲載製品を特別価格で購入できる権利が得られる。
<9861> 吉野家HD 3179 -252大幅反落。ゼンショー傘下の牛丼チェーンすき家が、牛丼など一部商品を9月4日から値下げすると発表している。同社の値下げおよそ11年ぶりとなり、牛丼の「並盛」は30円引き下げて450円とするようだ。消費者の節約志向が高まる中、値下げにより客離れを防ぐ狙い。同社や松屋フーズなどの同業大手には、今後の客数減少が想定される状況のもよう。なお、ゼンショーにも本日は売りが先行している。
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