本日の注目個別銘柄
シマノ、エクセディ、フジテックなど
配信日時:2025/07/30 16:07
配信元:FISCO
<9719> SCSK 4750 +399大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は201億円で前年同期比55.7%
増と大幅増益になっている。市場予想を35億円ほど上回ったとみられる。売上高はネットワン買収効果で大幅増収となったが、ほぼ市場想定線。利益率の大幅な改善が収益上振れに寄与する形となっている。受注高は伸び悩んでいるものの、第2四半期以降は増加見通しともされているようだ。
<7278> エクセディ 4810 +490急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は49.1億円で前年同期比20.3%増となり、据え置きの通期予想190億円、前期比13.0%減に対して順調な進捗となっている。コスト上昇分の売価転嫁、不採算であった米国子会社の閉鎖などが増益要因に。また、成長・更新投資資金の確保見通しが立ったことから資本効率の改善に向けて、年間配当金を従来計画の250円から300円にまで引き上げている。
<9202> ANA 2795.5 -119大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は368億円で前年同期比21.2%
増となり、市場予想を50億円程度上回ったとみられる。会社側でも、主力の航空事業が計画に対して約60億円上振れたとしているもよう。ただ、通期予想は1850億円で前期比5.9%減を据え置いている。コンセンサスは2000億円程度であり、上方修正がなかったことなどから、出尽くし感が優勢となる形にも。
<6406> フジテック 5615 -590大幅反落。欧州投資ファンドEQTによる買収を受け入れると表明した。EQTでは来年1月からTOBを開始、TOB価格は5700円となるもよう。これまで、アクティビストと創業家の対立で経営が混乱していたが、EQT傘下でガバナンスを立て直す計画だ。TOB価格は前日終値から8.1%低下した水準であるディスカウントTOBの形に。昨年10月以降買収プレミアム期待で株価は水準訂正されたが、過度な期待が後退へ。
<6301> コマツ 4791 -231大幅続落。前日の取引時間中に第1四半期決算を発表、その後大きく売り込まれていたが、本日も売り先行の展開となっている。営業利益は1404億円で前年同期比10.6%減となり、市場予想並みの水準とみられる。ただ、通期予想は5800億円程度のコンセンサス水準に対して4780億円、前期比27.3%減を据え置き。北米における鉱山機械の回復遅れなどが意識される状況になっているもよう。
<6857> アドバンテス 10245 -110続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1240億円で前年同期比4.0倍の水準となり、通期予想は従来の2420億円から3000億円に上方修正した。テスタ市場の見通しを引き上げており、それに伴う上方修正となるようだ。上方修正値はほぼ市場コンセンサス水準と捉えられた。第1四半期業績はポジティブであるが、株価上昇で期待値が高まっていた中、一段の上昇要因にはつながっていない。
<7309> シマノ 16425 -5000ストップ安。前日に上半期決算を発表、営業利益は281億円で前年同期比9.1%減となり、通期予想を従来の700億円から460億円に下方修正した。通期コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、ネガティブなインパクトが優勢になっているようだ。広告宣伝費や人件費などの費用増、協力工場との取引価格見直しなどが主因のもよう。4-6月期は自転車部品、釣具ともに大幅減益となっている。
<6861> キーエンス 54600 -2730大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は1293億円で前年同期比4.8%増となり、市場予想線に近い水準での着地となっている。米国やアジアでの販売が比較的堅調に推移しているようだ。一方、粗利益率は前年同期比、前期比ともに低下し、コンセンサスよりも弱目となっている。プラスインパクトにはやや欠ける状況で、売りが先行の形となる。なお、米国では6月から価格引き上げを実施しているもよう。
<6701> NEC 4340 +250大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は354億円で前年同期比7.8倍、市場予想は200億円程度上回っているもよう。ITサービス事業の収益改善が想定上に進んでおり、受注高も大型案件の反動などを考慮すると底堅い推移が続いていると評価されているもよう。第1四半期は閑散期でもあり、通期予想などは据え置かれているが、順調な収益改善の確認をポジティブ視する動きが先行。
<5803> フジクラ 9736 +796大幅続伸。古河電工や住友電工なども商いを膨らませる形で上昇している。米コーニングが決算発表を受けて前日に12%近い上昇となり、S&P500で最大の上昇率になっている。つれて、国内電線株に波及する形となっているようだ。コーニングの第2四半期決算は、売上高、EPSともに市場予想を上回る内容となっている。データセンター関連事業の売上増加が好業績を牽引しているようだ。
<ST>
増と大幅増益になっている。市場予想を35億円ほど上回ったとみられる。売上高はネットワン買収効果で大幅増収となったが、ほぼ市場想定線。利益率の大幅な改善が収益上振れに寄与する形となっている。受注高は伸び悩んでいるものの、第2四半期以降は増加見通しともされているようだ。
<7278> エクセディ 4810 +490急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は49.1億円で前年同期比20.3%増となり、据え置きの通期予想190億円、前期比13.0%減に対して順調な進捗となっている。コスト上昇分の売価転嫁、不採算であった米国子会社の閉鎖などが増益要因に。また、成長・更新投資資金の確保見通しが立ったことから資本効率の改善に向けて、年間配当金を従来計画の250円から300円にまで引き上げている。
<9202> ANA 2795.5 -119大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は368億円で前年同期比21.2%
増となり、市場予想を50億円程度上回ったとみられる。会社側でも、主力の航空事業が計画に対して約60億円上振れたとしているもよう。ただ、通期予想は1850億円で前期比5.9%減を据え置いている。コンセンサスは2000億円程度であり、上方修正がなかったことなどから、出尽くし感が優勢となる形にも。
<6406> フジテック 5615 -590大幅反落。欧州投資ファンドEQTによる買収を受け入れると表明した。EQTでは来年1月からTOBを開始、TOB価格は5700円となるもよう。これまで、アクティビストと創業家の対立で経営が混乱していたが、EQT傘下でガバナンスを立て直す計画だ。TOB価格は前日終値から8.1%低下した水準であるディスカウントTOBの形に。昨年10月以降買収プレミアム期待で株価は水準訂正されたが、過度な期待が後退へ。
<6301> コマツ 4791 -231大幅続落。前日の取引時間中に第1四半期決算を発表、その後大きく売り込まれていたが、本日も売り先行の展開となっている。営業利益は1404億円で前年同期比10.6%減となり、市場予想並みの水準とみられる。ただ、通期予想は5800億円程度のコンセンサス水準に対して4780億円、前期比27.3%減を据え置き。北米における鉱山機械の回復遅れなどが意識される状況になっているもよう。
<6857> アドバンテス 10245 -110続落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1240億円で前年同期比4.0倍の水準となり、通期予想は従来の2420億円から3000億円に上方修正した。テスタ市場の見通しを引き上げており、それに伴う上方修正となるようだ。上方修正値はほぼ市場コンセンサス水準と捉えられた。第1四半期業績はポジティブであるが、株価上昇で期待値が高まっていた中、一段の上昇要因にはつながっていない。
<7309> シマノ 16425 -5000ストップ安。前日に上半期決算を発表、営業利益は281億円で前年同期比9.1%減となり、通期予想を従来の700億円から460億円に下方修正した。通期コンセンサスは会社計画をやや上回る水準であったため、ネガティブなインパクトが優勢になっているようだ。広告宣伝費や人件費などの費用増、協力工場との取引価格見直しなどが主因のもよう。4-6月期は自転車部品、釣具ともに大幅減益となっている。
<6861> キーエンス 54600 -2730大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は1293億円で前年同期比4.8%増となり、市場予想線に近い水準での着地となっている。米国やアジアでの販売が比較的堅調に推移しているようだ。一方、粗利益率は前年同期比、前期比ともに低下し、コンセンサスよりも弱目となっている。プラスインパクトにはやや欠ける状況で、売りが先行の形となる。なお、米国では6月から価格引き上げを実施しているもよう。
<6701> NEC 4340 +250大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は354億円で前年同期比7.8倍、市場予想は200億円程度上回っているもよう。ITサービス事業の収益改善が想定上に進んでおり、受注高も大型案件の反動などを考慮すると底堅い推移が続いていると評価されているもよう。第1四半期は閑散期でもあり、通期予想などは据え置かれているが、順調な収益改善の確認をポジティブ視する動きが先行。
<5803> フジクラ 9736 +796大幅続伸。古河電工や住友電工なども商いを膨らませる形で上昇している。米コーニングが決算発表を受けて前日に12%近い上昇となり、S&P500で最大の上昇率になっている。つれて、国内電線株に波及する形となっているようだ。コーニングの第2四半期決算は、売上高、EPSともに市場予想を上回る内容となっている。データセンター関連事業の売上増加が好業績を牽引しているようだ。
<ST>
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