本日の注目個別銘柄
伊藤園、IHI、シンクロフードなど
配信日時:2025/03/04 17:00
配信元:FISCO
<4887> サワイグループHD 2057 +94大幅続伸。みずほ証券では投資判断「買い」、目標株価3500円でカバレッジを開始している。特許の壁を越えた製品上市・早期から数量シェアの確保を得意とする後発品メーカーとして評価。後発品安定供給に向けた議論が活発化している現環境は、評価すべきタイミングとみているようだ。企業評価の導入や多量少品目構造の将来的な確立により、業界でのプレゼンスはさらに向上すると想定のもよう。
<7013> IHI 10505 +1097急伸。同社や三菱重工、東京計器など防衛関連が強い動き、ハイテク株などからの資金シフトが強まっている印象。米ウクライナ首脳会談が決裂し、米国がウクライナへの支援を一時停止などとも伝わっており、今後の各国での防衛予算拡充の流れなどが意識されているもよう。なお、野村證券では目標株価を9100円から9500円に引き上げ、航空エンジンのスペアパーツ堅調で、来年度は2ケタ営業増益を予想としている。
<6857> アドバンテス 7776 -352大幅反落。前日の米SOX指数は4%の大幅安となっており、国内半導体関連株も全般的に連れ安する展開となっている。中国で最新AIチップであるブラックウェルが活発に取引されているという報道が伝わったことなどで、エヌビディアが8%以上の急落となっている。貿易戦争の拡大懸念なども半導体株の逆風に。本日は古河電工や武蔵精密などデータセンター関連もきつい下げに。
<1605> INPEX 1897.5 -35.5大幅反落。前日にNY原油先物市場では、WTI先物4月限は前日比約2%の下落となっている。前日にOPECプラスでは、日量220万バレルの自主減産を予定通り4月から段階的に縮小し、原油生産を増やすと発表している。自主減産はこれまで3回にわたって開始時期を延期していた。供給量増加による今後の需給緩和を想定する動きが先行。原油高メリット銘柄の同社などには売り材料と捉えられている。
<3963> シンクロフード 441 +32大幅反発。前日に提出された大量保有報告書によると、香港の投資会社であるリム・アドバイザーズの保有比率が8.10%から9.99%に上昇していることが明らかになっている。保有目的は、純投資および企業価値・株主価値の保全・向上のために重要提案行為等も行う可能性としている。2月25日の大量保有報告書で大株主に浮上、その後も買い増しを続けており、需給思惑なども強まる状況とみられる。
<3382> 7&iHD 2044 -151大幅反落。カナダのクシュタールからの買収提案を受け入れず、自力での企業価値向上を目指す方針を固めたことがわかったと伝わっている。MBO実施を断念したことで、買収提案を受け入れるか、単独での経営を維持するかを議論してきたが、クシュタールと米国で店舗網が重複し、独占禁止法に抵触する懸念が払拭できないことなどを考慮のもよう。買収プレミアムへの期待が剥落する形と捉えられているもよう。
<7590> タカショー 417 +26大幅高。前日に25年1月期決算を発表、営業損益は1.5億円の赤字となって、前期比で赤字幅はやや拡大する着地になっており。ただ、2月26日に下方修正を発表済みであることから、インパクトは乏しくなっている。一方、26年1月期は3.1億円の黒字に転じる見通しとしており、株価が安値圏で推移する中、ポジティブに捉える反応が優勢。プロユース事業においては、非住宅分野の販売拡大などを図っていく方針のようだ。
<2593> 伊藤園 2965.5 -435.5急落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は178億円で前年同期比18.2%
減となり、上半期実績の同15.6%減から減益幅は拡大している。据え置きの通期予想は265億円で前期比5.9%増であり、計画達成のハードルは高まったとの見方にも。値上げの影響によって、大型容器を中心にして消費鈍化傾向が強まっているもよう。暖冬の影響も受けたとみられる。
<3753> フライト 232 +50ストップ高比例配分。三菱UFJ銀行と協業し、三菱UFJ銀行が提供する決済ネットワーク「SP-NET」を活用した市場開拓を開始すると発表。商品の注文から決済までワンストップで完結する省人化ソリューションとして同社が展開している「タピオンタブレット」と、三菱 UFJ銀行の決済ネットワーク「SP-NET」を接続、決済処理の運用コストを抑えた決済サービスを提供していく。業績インパクトを期待する動きに。
<4569> 杏林製薬 1677 +300ストップ高比例配分。ノバルティスと自社創製化合物である「KRP-M223」についてライセンス契約を締結と発表。開発、製造、商業化に関する全世界での独占的権利を供与、これにより、契約一時金5500万ドルを受領し、マイルストンペイメントとして最大77750万ドルを受け取る権利を有する。「KRP-M223」 は慢性特発性蕁麻疹などのアレルギー性疾患や炎症性疾患を対象とした拮抗薬として期待されている。
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<7013> IHI 10505 +1097急伸。同社や三菱重工、東京計器など防衛関連が強い動き、ハイテク株などからの資金シフトが強まっている印象。米ウクライナ首脳会談が決裂し、米国がウクライナへの支援を一時停止などとも伝わっており、今後の各国での防衛予算拡充の流れなどが意識されているもよう。なお、野村證券では目標株価を9100円から9500円に引き上げ、航空エンジンのスペアパーツ堅調で、来年度は2ケタ営業増益を予想としている。
<6857> アドバンテス 7776 -352大幅反落。前日の米SOX指数は4%の大幅安となっており、国内半導体関連株も全般的に連れ安する展開となっている。中国で最新AIチップであるブラックウェルが活発に取引されているという報道が伝わったことなどで、エヌビディアが8%以上の急落となっている。貿易戦争の拡大懸念なども半導体株の逆風に。本日は古河電工や武蔵精密などデータセンター関連もきつい下げに。
<1605> INPEX 1897.5 -35.5大幅反落。前日にNY原油先物市場では、WTI先物4月限は前日比約2%の下落となっている。前日にOPECプラスでは、日量220万バレルの自主減産を予定通り4月から段階的に縮小し、原油生産を増やすと発表している。自主減産はこれまで3回にわたって開始時期を延期していた。供給量増加による今後の需給緩和を想定する動きが先行。原油高メリット銘柄の同社などには売り材料と捉えられている。
<3963> シンクロフード 441 +32大幅反発。前日に提出された大量保有報告書によると、香港の投資会社であるリム・アドバイザーズの保有比率が8.10%から9.99%に上昇していることが明らかになっている。保有目的は、純投資および企業価値・株主価値の保全・向上のために重要提案行為等も行う可能性としている。2月25日の大量保有報告書で大株主に浮上、その後も買い増しを続けており、需給思惑なども強まる状況とみられる。
<3382> 7&iHD 2044 -151大幅反落。カナダのクシュタールからの買収提案を受け入れず、自力での企業価値向上を目指す方針を固めたことがわかったと伝わっている。MBO実施を断念したことで、買収提案を受け入れるか、単独での経営を維持するかを議論してきたが、クシュタールと米国で店舗網が重複し、独占禁止法に抵触する懸念が払拭できないことなどを考慮のもよう。買収プレミアムへの期待が剥落する形と捉えられているもよう。
<7590> タカショー 417 +26大幅高。前日に25年1月期決算を発表、営業損益は1.5億円の赤字となって、前期比で赤字幅はやや拡大する着地になっており。ただ、2月26日に下方修正を発表済みであることから、インパクトは乏しくなっている。一方、26年1月期は3.1億円の黒字に転じる見通しとしており、株価が安値圏で推移する中、ポジティブに捉える反応が優勢。プロユース事業においては、非住宅分野の販売拡大などを図っていく方針のようだ。
<2593> 伊藤園 2965.5 -435.5急落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は178億円で前年同期比18.2%
減となり、上半期実績の同15.6%減から減益幅は拡大している。据え置きの通期予想は265億円で前期比5.9%増であり、計画達成のハードルは高まったとの見方にも。値上げの影響によって、大型容器を中心にして消費鈍化傾向が強まっているもよう。暖冬の影響も受けたとみられる。
<3753> フライト 232 +50ストップ高比例配分。三菱UFJ銀行と協業し、三菱UFJ銀行が提供する決済ネットワーク「SP-NET」を活用した市場開拓を開始すると発表。商品の注文から決済までワンストップで完結する省人化ソリューションとして同社が展開している「タピオンタブレット」と、三菱 UFJ銀行の決済ネットワーク「SP-NET」を接続、決済処理の運用コストを抑えた決済サービスを提供していく。業績インパクトを期待する動きに。
<4569> 杏林製薬 1677 +300ストップ高比例配分。ノバルティスと自社創製化合物である「KRP-M223」についてライセンス契約を締結と発表。開発、製造、商業化に関する全世界での独占的権利を供与、これにより、契約一時金5500万ドルを受領し、マイルストンペイメントとして最大77750万ドルを受け取る権利を有する。「KRP-M223」 は慢性特発性蕁麻疹などのアレルギー性疾患や炎症性疾患を対象とした拮抗薬として期待されている。
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