本日の注目個別銘柄
ニチコン、メルカリ、ライト工など
配信日時:2025/02/07 15:56
配信元:FISCO
<4151> 協和キリン 2117 -123大幅続落。前日に24年12月期決算を発表、コア営業利益は954億円で前期比1.4%減となり、従来予想の920億円を上振れての着地となっている。一方、25年12月期は800億円で同16.1%減の見通しとしており、売り材料につながっているもよう。コンセンサスは900億円超のレベルであったとみられる。欧州・アジアのエスタブリッシュト医薬品の譲渡に伴う一時金収入の反動減などによる売上減を見込んでいる。
<6965> 浜松ホトニク 1779.5 -155.5大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は42.8億円で前年同期比62.7%
減と大幅減益になっている。会社計画通りではあるようだが、55億円程度であった市場コンセンサスは下回っており、マイナス視される形に。放射線検査装置、検体検査装置などの医用・バイオ機器、半導体製造装置などの産業機器の売上が伸び悩んでいる。なお、通期計画の241億円、前期比25.0%減は据え置いている。
<6590> 芝浦 9200 +720大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は93億円で前年同期比14.7%
増となった。10-12月期は35.5億円となっており、下期計画の66.5億円に対して順調な推移に。10-12月期受注高も176億円となり、前年同期133億円、前四半期156億円からは順調な推移となっている。半導体後工程の先端パッケージ向け装置などが好調のようだ。短期調整が進んでいた株価の見直し材料につながった。
<3687> Fスターズ 1980 +142大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.4億円で前年同期比40.7%増となり、据え置きの上半期計画12億円、同1.8%増に対して想定以上の好進捗となっている。主力であるSolution事業の好調が大きく貢献、自動車業界関連からの引き合いが特に強くなっているもよう。量子コンピュータ関連の中核と位置付けられる中、好決算に対する個人投資家の反応も強くなっているようだ。
<1926> ライト工 2589 +363急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は94.2億円で前年同期比11.2%増となり、上半期実績の同4.6%増から増益率は拡大。通期予想は137億円を据え置いた。同時に、発行済み株式数の7.29%に当たる330万株、70億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は本日から12月30日まで。取得株式は全株消却予定。高水準の自社株買いを高評価する流れとなった。
<8035> 東エレク 25500 -1080大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1996億円で前年同期比50.7%増となり、1800億円程度の市場予想を上振れ。通期予想6800億円は据え置いた。ただ、大きなサプライズまでには至らず、ポジティブ反応は限定的。会社側では、WFEの見方として、昨年の暫定実績が1100億ドル程度で、今年はこれまでの2ケタ成長見通しから前年同等程度と見直しており、マイナス視する流れも。
<4385> メルカリ 2307 +400ストップ高。前日に第2四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は71億円で前年同期比2.1倍となり、50億円程度であった市場予想を大幅に上振れている。マーケットプレイスのGMVが市場の想定以上に底堅く推移したもようで、アプリホーム画面の刷新効果なども寄与したとみられる。また、米国の赤字幅も想定以上に縮小したようだ。足元で低迷していた株価の見直しにつながる格好へ。
<6996> ニチコン 1258 +229急騰。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は37.6億円で前年同期比52.7%
減となっているが、上半期実績の同69.1%減からはサプライズも限定的。一方、年間配当金計画は従来の34円から35円に引き上げている。また、160万株、16億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。取得期間は2月7日から3月27日までとしており、短期間での自社株買いによる需給インパクトなども期待へ。
<6315> TOWA 1752 -344急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は65.2億円で前年同期比60.0%増となったが、通期予想は従来の126億円から92億円に下方修正した。スマホやPCなど最終需要の低迷長期化で半導体の投資回復が想定以上に遅れているほか、人件費や研究開発費などの先行投資費用も増加の方向にあるようだ。上半期は前年同期比2.2倍の水準だったため、下方修正にはネガティブなインパクトが先行する形に。
<3676> デジハHD 1049 +150ストップ高比例配分。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は18.4億円で前年同期比29.2%増となり、上半期実績の同13.1%増から増益率は拡大する形になっている。また、創業25周年記念配当2円を実施、年間配当金は従来の21円から23円に増配。さらに記念優待も実施、3月末500株以上の株主に対して、クオカード1万円分を贈呈としており、利回り妙味が高まる状況となっているもよう。
<ST>
<6965> 浜松ホトニク 1779.5 -155.5大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は42.8億円で前年同期比62.7%
減と大幅減益になっている。会社計画通りではあるようだが、55億円程度であった市場コンセンサスは下回っており、マイナス視される形に。放射線検査装置、検体検査装置などの医用・バイオ機器、半導体製造装置などの産業機器の売上が伸び悩んでいる。なお、通期計画の241億円、前期比25.0%減は据え置いている。
<6590> 芝浦 9200 +720大幅続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は93億円で前年同期比14.7%
増となった。10-12月期は35.5億円となっており、下期計画の66.5億円に対して順調な推移に。10-12月期受注高も176億円となり、前年同期133億円、前四半期156億円からは順調な推移となっている。半導体後工程の先端パッケージ向け装置などが好調のようだ。短期調整が進んでいた株価の見直し材料につながった。
<3687> Fスターズ 1980 +142大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は7.4億円で前年同期比40.7%増となり、据え置きの上半期計画12億円、同1.8%増に対して想定以上の好進捗となっている。主力であるSolution事業の好調が大きく貢献、自動車業界関連からの引き合いが特に強くなっているもよう。量子コンピュータ関連の中核と位置付けられる中、好決算に対する個人投資家の反応も強くなっているようだ。
<1926> ライト工 2589 +363急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は94.2億円で前年同期比11.2%増となり、上半期実績の同4.6%増から増益率は拡大。通期予想は137億円を据え置いた。同時に、発行済み株式数の7.29%に当たる330万株、70億円を上限とする自己株式の取得実施を発表。取得期間は本日から12月30日まで。取得株式は全株消却予定。高水準の自社株買いを高評価する流れとなった。
<8035> 東エレク 25500 -1080大幅反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は1996億円で前年同期比50.7%増となり、1800億円程度の市場予想を上振れ。通期予想6800億円は据え置いた。ただ、大きなサプライズまでには至らず、ポジティブ反応は限定的。会社側では、WFEの見方として、昨年の暫定実績が1100億ドル程度で、今年はこれまでの2ケタ成長見通しから前年同等程度と見直しており、マイナス視する流れも。
<4385> メルカリ 2307 +400ストップ高。前日に第2四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は71億円で前年同期比2.1倍となり、50億円程度であった市場予想を大幅に上振れている。マーケットプレイスのGMVが市場の想定以上に底堅く推移したもようで、アプリホーム画面の刷新効果なども寄与したとみられる。また、米国の赤字幅も想定以上に縮小したようだ。足元で低迷していた株価の見直しにつながる格好へ。
<6996> ニチコン 1258 +229急騰。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は37.6億円で前年同期比52.7%
減となっているが、上半期実績の同69.1%減からはサプライズも限定的。一方、年間配当金計画は従来の34円から35円に引き上げている。また、160万株、16億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。取得期間は2月7日から3月27日までとしており、短期間での自社株買いによる需給インパクトなども期待へ。
<6315> TOWA 1752 -344急落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は65.2億円で前年同期比60.0%増となったが、通期予想は従来の126億円から92億円に下方修正した。スマホやPCなど最終需要の低迷長期化で半導体の投資回復が想定以上に遅れているほか、人件費や研究開発費などの先行投資費用も増加の方向にあるようだ。上半期は前年同期比2.2倍の水準だったため、下方修正にはネガティブなインパクトが先行する形に。
<3676> デジハHD 1049 +150ストップ高比例配分。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は18.4億円で前年同期比29.2%増となり、上半期実績の同13.1%増から増益率は拡大する形になっている。また、創業25周年記念配当2円を実施、年間配当金は従来の21円から23円に増配。さらに記念優待も実施、3月末500株以上の株主に対して、クオカード1万円分を贈呈としており、利回り妙味が高まる状況となっているもよう。
<ST>
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