本日の注目個別銘柄
サンオータス、INPEX、ゲンダイAGなど
配信日時:2022/06/20 15:38
配信元:FISCO
<1605> INPEX 1477 -154大幅続落。先週末のNY原油相場では、7月限WTI先物価格が前日比6.8%安と大幅に下落しており、同社や石油資源など石油関連株の売り材料につながっている。欧米各国の中央銀行による金融引き締めの動きが、今後の世界景気の減速につながっていくとの懸念が強まっており、エネルギー需要の減少を警戒する売りが優勢となっているもよう。
<9201> JAL 2307 +75大幅反発。社長インタビュー報道が伝わっており、7月にEBITが単月で黒字に転じる見通しが明らかにされている。本業のもうけを示す損益の黒字化は新型コロナ感染拡大前の2020年2月以来となるようだ。水際対策の緩和に伴って、国際線が想定を上回る回復となっているもよう。「オミクロン型」の感染拡大で当初の黒字化目標達成はずれ込んでいたが、今後の順調な収益回復を期待する動きにつながる形へ。
<7211> 三菱自 445 +9堅調。今秋に国内で新車の値上げに踏み切ると報じられている。PHVの「アウトランダーPHEV」の2モデルを値上げし、値上げ幅は3%弱となるもよう。同車種は5月の国内販売台数の3割を占めているようだ。資源高や円安により高騰する原材料価格の転嫁につなげる。モデルチェンジ以外での自動車価格引き上げは国内で異例とされており、収益確保に向けた積極的な取り組みとして評価の動きが優勢に。
<6465> ホシザキ 7910 +120反発。モルガン・スタンレーMUFG証券は投資判断を「オーバーウェイト」、目標株価を10000円でカバレッジを再開している。経済活動再開に伴う外食産業関連のモメンタム回復、値上げ政策への期待、生産体制や販売ネットワークの強化による海外事業の安定成長期待などを評価ポイントとしている。不適切な取引問題などを受けて市場評価が大きく下がっている状況下、再エントリーの好機と捉えている。
<8141> 新光商 912 +55大幅反発。先週末に高水準の自己株式取得実施を発表しており、買いインパクトにつながっているもよう。発行済み株式数の12.47%に当たる450万株、30億円を取得上限としており、取得期間は6月20日から23年3月31日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを取得目的としている。同社では2月から5月にかけても、10億円を上限とする自社株買いを行った実績。
<3482> ロードスター 1550 +83大幅反発。一部において、売上高300億円以下の中堅上場企業「NEXT Company」を対象とした22年度営業利益増加額ランキングが掲載されている。同社は増加額が15.36億円の見通しで第1位にランキングされている。物件売買の実績を武器に参入した資産管理事業が軌道に乗りつつあると紹介されている。業績成長性の高い中小型株として、見直しの動きが強まる流れになっているようだ。
<3681> ブイキューブ 998 +19大幅続伸。NTTでは、主要7社の従業員の半分となる約3万人を原則テレワークとし、勤務場所は自宅やサテライトオフィスなどにすると伝わっている。全国のどこでも居住して勤務できる制度はヤフーなど一部のIT企業が導入しているが、伝統的な大企業ではこれまで前例がなかった。新型コロナ感染の沈静化で今後のテレワーク需要に対する懸念も強まりつつあったが、NTTの取り組みが他の企業にも波及するとの期待も優勢に。
<2411> ゲンダイAG 348 +24大幅反発。4月18日の年初来高値を更新している。発行済み株式数の6.57%に当たる90万株、3.5億円を上限とする自己株式の取得実施を発表しており、当面の需給改善や1株当たりの価値向上が期待される形になっている。取得期間は6月20日から23年3月24日まで。資本効率の改善を通して、株主価値の増大に寄与につなげることを目的としている。
<3113> Oak 74 +4商い伴い一時急伸。先週末に25年3月期までの中期計画を発表。23年3月期に営業利益黒字化、24年3月期に当期利益黒字化、25年3月期に復配を目指すとしている。25年3月期の営業利益は15-21億円のレンジ計画としている。同社は22年3月期まで4期連続での営業赤字計上となっている。また、時価総額600億円を目指すともしている。
<7623> サンオータス 422 -75急落。先週末に22年4月期決算を発表。営業利益は2.9億円で前期比37.1%増となったが、3月11日に上方修正(2.4億円→3.2億円)した水準は下回る着地となった。また、23年4月期は3億円で同3.5%増と増益率が鈍化する見通し。従来の前期見通しを下回る水準にあり、ネガティブな反応が強まる格好に。先週末にかけて決算期待で株価が上昇していた反動も強まっているようだ。
<ST>
<9201> JAL 2307 +75大幅反発。社長インタビュー報道が伝わっており、7月にEBITが単月で黒字に転じる見通しが明らかにされている。本業のもうけを示す損益の黒字化は新型コロナ感染拡大前の2020年2月以来となるようだ。水際対策の緩和に伴って、国際線が想定を上回る回復となっているもよう。「オミクロン型」の感染拡大で当初の黒字化目標達成はずれ込んでいたが、今後の順調な収益回復を期待する動きにつながる形へ。
<7211> 三菱自 445 +9堅調。今秋に国内で新車の値上げに踏み切ると報じられている。PHVの「アウトランダーPHEV」の2モデルを値上げし、値上げ幅は3%弱となるもよう。同車種は5月の国内販売台数の3割を占めているようだ。資源高や円安により高騰する原材料価格の転嫁につなげる。モデルチェンジ以外での自動車価格引き上げは国内で異例とされており、収益確保に向けた積極的な取り組みとして評価の動きが優勢に。
<6465> ホシザキ 7910 +120反発。モルガン・スタンレーMUFG証券は投資判断を「オーバーウェイト」、目標株価を10000円でカバレッジを再開している。経済活動再開に伴う外食産業関連のモメンタム回復、値上げ政策への期待、生産体制や販売ネットワークの強化による海外事業の安定成長期待などを評価ポイントとしている。不適切な取引問題などを受けて市場評価が大きく下がっている状況下、再エントリーの好機と捉えている。
<8141> 新光商 912 +55大幅反発。先週末に高水準の自己株式取得実施を発表しており、買いインパクトにつながっているもよう。発行済み株式数の12.47%に当たる450万株、30億円を取得上限としており、取得期間は6月20日から23年3月31日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを取得目的としている。同社では2月から5月にかけても、10億円を上限とする自社株買いを行った実績。
<3482> ロードスター 1550 +83大幅反発。一部において、売上高300億円以下の中堅上場企業「NEXT Company」を対象とした22年度営業利益増加額ランキングが掲載されている。同社は増加額が15.36億円の見通しで第1位にランキングされている。物件売買の実績を武器に参入した資産管理事業が軌道に乗りつつあると紹介されている。業績成長性の高い中小型株として、見直しの動きが強まる流れになっているようだ。
<3681> ブイキューブ 998 +19大幅続伸。NTTでは、主要7社の従業員の半分となる約3万人を原則テレワークとし、勤務場所は自宅やサテライトオフィスなどにすると伝わっている。全国のどこでも居住して勤務できる制度はヤフーなど一部のIT企業が導入しているが、伝統的な大企業ではこれまで前例がなかった。新型コロナ感染の沈静化で今後のテレワーク需要に対する懸念も強まりつつあったが、NTTの取り組みが他の企業にも波及するとの期待も優勢に。
<2411> ゲンダイAG 348 +24大幅反発。4月18日の年初来高値を更新している。発行済み株式数の6.57%に当たる90万株、3.5億円を上限とする自己株式の取得実施を発表しており、当面の需給改善や1株当たりの価値向上が期待される形になっている。取得期間は6月20日から23年3月24日まで。資本効率の改善を通して、株主価値の増大に寄与につなげることを目的としている。
<3113> Oak 74 +4商い伴い一時急伸。先週末に25年3月期までの中期計画を発表。23年3月期に営業利益黒字化、24年3月期に当期利益黒字化、25年3月期に復配を目指すとしている。25年3月期の営業利益は15-21億円のレンジ計画としている。同社は22年3月期まで4期連続での営業赤字計上となっている。また、時価総額600億円を目指すともしている。
<7623> サンオータス 422 -75急落。先週末に22年4月期決算を発表。営業利益は2.9億円で前期比37.1%増となったが、3月11日に上方修正(2.4億円→3.2億円)した水準は下回る着地となった。また、23年4月期は3億円で同3.5%増と増益率が鈍化する見通し。従来の前期見通しを下回る水準にあり、ネガティブな反応が強まる格好に。先週末にかけて決算期待で株価が上昇していた反動も強まっているようだ。
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