本日の注目個別銘柄
Gunosy、サインポスト、佐鳥電機など
配信日時:2022/04/15 15:41
配信元:FISCO
<9983> ファーストリテ 64810 +5260大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は1893億円で前年同期比12.7%増、第1四半期の同5.6%増に対して、12-2月期は同27.3%増と増益率が拡大した。中国以外の海外ユニクロ事業伸長がけん引する形に。通期営業利益は据え置いているが、税引前利益は2700億円から2932億円に上方修正、中国のロックダウン、ロシアの休業の影響なども警戒されていたなかで、安心感が強まる状況になった。
<6920> レーザーテック 18215 -745大幅反落。前日に台湾TSMCが決算を発表、4-6月期売上高見通しは176-182億ドルとし、170億ドル程度の市場コンセンサスを上回っている。また、高水準の設備投資計画維持も発表している。ただ、TSMCの株価は3%超の下落となっており、つれて、米SOX指数も3%近い下落となった。同社や東京エレクなど国内半導体製造装置関連株にも軟調な動きが波及する形に。
<6532> ベイカレント 39350 -3600大幅反落。前日に22年2月期決算を発表、営業利益は215億円で前期比58.8%増となり、1月14日の上方修正水準をやや上回った。また、23年2月期は260億円で同20.8%増と連続大幅増益を見込む。年間配当金も40円増配の300円を計画。ただ、当面の成長期待は十分に織り込み済み、サプライズは限定的で、目先の出尽くし感につながった。5万株上限の自社株買い実施も発表だが、支援材料につながらず。
<7453> 良品計画 1179 -63大幅反落。前日に上半期決算を発表。第1四半期(21年9-11月)の111億円、前年同期比15.3%減に対して、12-2月期は77億円で同24.7%減と減益率が拡大。市場予想も20億円程度下振れた。通期予想は従来の450億円から380億円、前期比10.5%減と、減益見通しに下方修正。国内衣料品の不振や中国ロックダウンの影響などを織り込んでいるもよう。業績回復の遅れがネガティブ視されている。
<2379> ディップ 3915 +355急伸。前日に22年2月期決算を発表。営業益は56億円で前期比23.4%減、従来予想レンジ48-62億円の中間値で着地。期末配当金は29円計画から25周年記念配当実施で34円に増額。一方、23年2月期は94-169億円のレンジ予想、上限値は前期比3倍の水準で、想定以上のガイダンスと認識。年間配当金も前期の61円に対して56-101円のレンジ計画。前期実施の大規模広告宣伝投資の奏効などを見込む。
<3387> クリレスHD 803 +88急伸。前日に22年2月期決算を発表。営業利益は76.3億円で前年同期比218億円の損益改善、一昨日下方修正した水準で着地した。一方、23年2月期は73億円で同4.4%減益の見通し。助成金収入の減少で低調推移が警戒されていたなか、減益幅が限定的な見込みで、あく抜け感が強まる形に。また年間配当金も前期4.5円から6円に引き上げている。信用売り残が高水準ななか買い戻しが先行しているようだ。
<7599> IDOM 693 -60急落。前日に22年2月期決算を発表。営業益は前期比74.9%増の184億円で、1月に上方修正した170億円を上回った。一方、23年2月期は同16.1%減の155億円予想。前期は新車の供給遅延に伴う中古車価格高騰による卸売粗利の増加があったが、今期はこれがはく落すると見込む。前期までの好業績が今期も継続すると期待されてただけに、今期2ケタ営業減益予想はネガティブサプライズとなり、失望売りを誘う。
<6047> Gunosy 1333 +300ストップ高。前日に第3四半期決算を発表、累計営業損益は1.9億円で前年同期比66.4%減益となったが、通期予想は従来の収支均衡から2億円の黒字に上方修正している。新規獲得ユーザーの収益性が想定以上に高く、広告宣伝投資の抑制なども進む形になっているようだ。また、注目度の高い「slice」に関して、ユーザー数やカード発行枚数の大幅伸長など、圧倒的な成長を継続していることも明らかになっているようだ。
<7420> 佐鳥電機 1099 +150ストップ高比例配分。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は19.1億円で前年同期比4.4倍の水準となった。上半期は同3.7倍だったが、一段と増益率は拡大する格好に。つれて、通期予想は従来の18億円から26億円にまで上方修正した。リモートワーク需要による電子部品の販売や調達マネジメントサービスなどの更なる売上増が背景となっている。年間配当金計画も従来の38円から62円にまで引き上げへ。
<3996> サインポスト 1098 +150ストップ高。前日に22年2月期決算を発表。営業損益は3.8億円の赤字で前期比2.2億円の損益改善となった。また、23年2月期は0.3億円の黒字見込みで、4期ぶりの黒字に転換する見通しとしている。コンサルティング事業の増収効果とイノベーション事業の損益改善などが要因。今後の本格的な収益拡大期入りを期待する動きにもつながっている。
<ST>
<6920> レーザーテック 18215 -745大幅反落。前日に台湾TSMCが決算を発表、4-6月期売上高見通しは176-182億ドルとし、170億ドル程度の市場コンセンサスを上回っている。また、高水準の設備投資計画維持も発表している。ただ、TSMCの株価は3%超の下落となっており、つれて、米SOX指数も3%近い下落となった。同社や東京エレクなど国内半導体製造装置関連株にも軟調な動きが波及する形に。
<6532> ベイカレント 39350 -3600大幅反落。前日に22年2月期決算を発表、営業利益は215億円で前期比58.8%増となり、1月14日の上方修正水準をやや上回った。また、23年2月期は260億円で同20.8%増と連続大幅増益を見込む。年間配当金も40円増配の300円を計画。ただ、当面の成長期待は十分に織り込み済み、サプライズは限定的で、目先の出尽くし感につながった。5万株上限の自社株買い実施も発表だが、支援材料につながらず。
<7453> 良品計画 1179 -63大幅反落。前日に上半期決算を発表。第1四半期(21年9-11月)の111億円、前年同期比15.3%減に対して、12-2月期は77億円で同24.7%減と減益率が拡大。市場予想も20億円程度下振れた。通期予想は従来の450億円から380億円、前期比10.5%減と、減益見通しに下方修正。国内衣料品の不振や中国ロックダウンの影響などを織り込んでいるもよう。業績回復の遅れがネガティブ視されている。
<2379> ディップ 3915 +355急伸。前日に22年2月期決算を発表。営業益は56億円で前期比23.4%減、従来予想レンジ48-62億円の中間値で着地。期末配当金は29円計画から25周年記念配当実施で34円に増額。一方、23年2月期は94-169億円のレンジ予想、上限値は前期比3倍の水準で、想定以上のガイダンスと認識。年間配当金も前期の61円に対して56-101円のレンジ計画。前期実施の大規模広告宣伝投資の奏効などを見込む。
<3387> クリレスHD 803 +88急伸。前日に22年2月期決算を発表。営業利益は76.3億円で前年同期比218億円の損益改善、一昨日下方修正した水準で着地した。一方、23年2月期は73億円で同4.4%減益の見通し。助成金収入の減少で低調推移が警戒されていたなか、減益幅が限定的な見込みで、あく抜け感が強まる形に。また年間配当金も前期4.5円から6円に引き上げている。信用売り残が高水準ななか買い戻しが先行しているようだ。
<7599> IDOM 693 -60急落。前日に22年2月期決算を発表。営業益は前期比74.9%増の184億円で、1月に上方修正した170億円を上回った。一方、23年2月期は同16.1%減の155億円予想。前期は新車の供給遅延に伴う中古車価格高騰による卸売粗利の増加があったが、今期はこれがはく落すると見込む。前期までの好業績が今期も継続すると期待されてただけに、今期2ケタ営業減益予想はネガティブサプライズとなり、失望売りを誘う。
<6047> Gunosy 1333 +300ストップ高。前日に第3四半期決算を発表、累計営業損益は1.9億円で前年同期比66.4%減益となったが、通期予想は従来の収支均衡から2億円の黒字に上方修正している。新規獲得ユーザーの収益性が想定以上に高く、広告宣伝投資の抑制なども進む形になっているようだ。また、注目度の高い「slice」に関して、ユーザー数やカード発行枚数の大幅伸長など、圧倒的な成長を継続していることも明らかになっているようだ。
<7420> 佐鳥電機 1099 +150ストップ高比例配分。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は19.1億円で前年同期比4.4倍の水準となった。上半期は同3.7倍だったが、一段と増益率は拡大する格好に。つれて、通期予想は従来の18億円から26億円にまで上方修正した。リモートワーク需要による電子部品の販売や調達マネジメントサービスなどの更なる売上増が背景となっている。年間配当金計画も従来の38円から62円にまで引き上げへ。
<3996> サインポスト 1098 +150ストップ高。前日に22年2月期決算を発表。営業損益は3.8億円の赤字で前期比2.2億円の損益改善となった。また、23年2月期は0.3億円の黒字見込みで、4期ぶりの黒字に転換する見通しとしている。コンサルティング事業の増収効果とイノベーション事業の損益改善などが要因。今後の本格的な収益拡大期入りを期待する動きにもつながっている。
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