本日の注目個別銘柄
山喜、SHIFT、マネーフォワードなど
配信日時:2022/01/05 15:28
配信元:FISCO
<3994> マネーフォワード 6030 -850急落。年始から米長期金利が上昇する中、グロース売り・バリュー買いの流れが強まっている。今晩には米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派にシフトした昨年12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控え、金利先高感がくすぶっている。また、前日にはジェフリーズ証券が投資判断を「Buy」から「Hold」、目標株価を
9650円から7850円へと引き下げたこともあり、売り材料が重なった。
<6178> 日本郵政 953.4 +29.7大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1100円から1270円に引き上げた。ゆうちょ銀行株の売却代金での自己株取得期待や配当水準が魅力としている。すでに政府の保有比率が最低維持水準まで下がったことで、市場からの取得による株価上昇効果が期待できるとみている。
<7615> ユーワCHD 212 +11大幅高。前日に12月の月次動向を発表。受注高は8.7億円で前年同月比40.5%増と急増、7-10月までマイナス成長が続いていたが、11月は同5.8%増と回復に転じ、12月は拡大基調を鮮明化させる状況となっている。単月の受注金額の水準は20年9月以来の高水準に。安値圏にあった株価のリバウンド材料につながる形で、値頃感の強さなども妙味となっている。
<6264> マルマエ 3395 +315急伸。東海東京証券は投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を3500円から4000円に引き上げた。TSMCやサムスン電子など半導体投資が活発化し、エッチング装置向け真空チャンバーや静電チャック用部品などの引き合いが旺盛とし、工場稼働率上昇による収益性改善も続くと分析する。今期以降の業績予想を上方修正し、22年8月期営業益は会社計画18億円に対して、前期比2.3倍の28億円と見込む。
<6036> キーパー技研 2114 -102大幅続落。前日に12月の月次動向を発表。キーパーラボ運営事業の既存店売上高は前年同月比18.5%増、20カ月連続でのプラス成長、4カ月連続の2ケタ増と順調に推移している。ただ、新車営業においては、最大のトヨタ自動車の販売会社への導入に、想定よりも多くの手間と長い時間を要することが判明してきているもよう。主力分野の順調な月次動向も目先の出尽くし感につながっているようだ。
<7201> 日産自 615.2 +25.1大幅続伸。ルノーと27日に電気自動車とコネクテッドカーに関する共同プロジェクトを発表することが分かったと一部で伝わった。11月発表の長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」では、30年度までにEV15車種を含む23車種の新電動車を市場導入すると明らかにしているが、あらためてEV先駆者としての展開力に期待する動きに。為替の円安進行で自動車株に関心が高まっていることなども支援要因。
<3598> 山喜 166 +28急騰。前日に22-24年度の中期計画を発表、買い材料視される形になった。数値計画としては、24年度の売上高150億円、経常利益4億円を目指すとしている。今期は6.5億円の赤字計画であり、想定以上の急回復見通しにポジティブなインパクトが強いようだ。基本戦略として、オリジナルブランドの構築、BtoCの強化による収益アップ、ドレス・カジュアル・レディース・ユニフォームの新商品開発と売上拡大を掲げる。
<3697> SHIFT 20100 -3600急落。特段の悪材料は観測されていないものの、米長期金利の上昇を手掛かりにグロース株からバリュー株への資金シフトが鮮明化しており、本日の下落率上位には、同社のほかPBR水準が高いような中小型のグロース株が大半を占める状況になっている。
同社もPBRは10倍を大幅に上回る水準となっている。グロース株安を受けてマザーズ指数も約3%の大幅な下落に。なお、同社は14日に第1四半期決算発表を予定している。
<7203> トヨタ自 2292 +57.5大幅続伸。米長期金利の上昇傾向が強まるなかで為替相場ではドル高円安が進行、1ドル=116円台にまで円安が進行しており、約5年ぶりの円安水準となっている。円安メリットが最も大きいとされる自動車株の買い材料につながっているようだ。また、21年の米国市場における新車販売台数がGMを抜いて首位になったと伝わっていることも支援材料。米国で海外の自動車メーカーが販売トップになるのは史上初めてとなるようだ。
<6869> シスメックス 13850 -1760急落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に、目標株価も11700円から9700円に引き下げた。血液検査用アルツハイマー診断薬分野は、ロシュによる開発アップデートやH.U.グループによる日本・欧州・米国での立ち上げも予定されているほか、23年にはロシュによる診断薬立ち上げの可能性もあるとしており、今後は競合リスクへと移っていくと分析する。
<ST>
9650円から7850円へと引き下げたこともあり、売り材料が重なった。
<6178> 日本郵政 953.4 +29.7大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も1100円から1270円に引き上げた。ゆうちょ銀行株の売却代金での自己株取得期待や配当水準が魅力としている。すでに政府の保有比率が最低維持水準まで下がったことで、市場からの取得による株価上昇効果が期待できるとみている。
<7615> ユーワCHD 212 +11大幅高。前日に12月の月次動向を発表。受注高は8.7億円で前年同月比40.5%増と急増、7-10月までマイナス成長が続いていたが、11月は同5.8%増と回復に転じ、12月は拡大基調を鮮明化させる状況となっている。単月の受注金額の水準は20年9月以来の高水準に。安値圏にあった株価のリバウンド材料につながる形で、値頃感の強さなども妙味となっている。
<6264> マルマエ 3395 +315急伸。東海東京証券は投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を3500円から4000円に引き上げた。TSMCやサムスン電子など半導体投資が活発化し、エッチング装置向け真空チャンバーや静電チャック用部品などの引き合いが旺盛とし、工場稼働率上昇による収益性改善も続くと分析する。今期以降の業績予想を上方修正し、22年8月期営業益は会社計画18億円に対して、前期比2.3倍の28億円と見込む。
<6036> キーパー技研 2114 -102大幅続落。前日に12月の月次動向を発表。キーパーラボ運営事業の既存店売上高は前年同月比18.5%増、20カ月連続でのプラス成長、4カ月連続の2ケタ増と順調に推移している。ただ、新車営業においては、最大のトヨタ自動車の販売会社への導入に、想定よりも多くの手間と長い時間を要することが判明してきているもよう。主力分野の順調な月次動向も目先の出尽くし感につながっているようだ。
<7201> 日産自 615.2 +25.1大幅続伸。ルノーと27日に電気自動車とコネクテッドカーに関する共同プロジェクトを発表することが分かったと一部で伝わった。11月発表の長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」では、30年度までにEV15車種を含む23車種の新電動車を市場導入すると明らかにしているが、あらためてEV先駆者としての展開力に期待する動きに。為替の円安進行で自動車株に関心が高まっていることなども支援要因。
<3598> 山喜 166 +28急騰。前日に22-24年度の中期計画を発表、買い材料視される形になった。数値計画としては、24年度の売上高150億円、経常利益4億円を目指すとしている。今期は6.5億円の赤字計画であり、想定以上の急回復見通しにポジティブなインパクトが強いようだ。基本戦略として、オリジナルブランドの構築、BtoCの強化による収益アップ、ドレス・カジュアル・レディース・ユニフォームの新商品開発と売上拡大を掲げる。
<3697> SHIFT 20100 -3600急落。特段の悪材料は観測されていないものの、米長期金利の上昇を手掛かりにグロース株からバリュー株への資金シフトが鮮明化しており、本日の下落率上位には、同社のほかPBR水準が高いような中小型のグロース株が大半を占める状況になっている。
同社もPBRは10倍を大幅に上回る水準となっている。グロース株安を受けてマザーズ指数も約3%の大幅な下落に。なお、同社は14日に第1四半期決算発表を予定している。
<7203> トヨタ自 2292 +57.5大幅続伸。米長期金利の上昇傾向が強まるなかで為替相場ではドル高円安が進行、1ドル=116円台にまで円安が進行しており、約5年ぶりの円安水準となっている。円安メリットが最も大きいとされる自動車株の買い材料につながっているようだ。また、21年の米国市場における新車販売台数がGMを抜いて首位になったと伝わっていることも支援材料。米国で海外の自動車メーカーが販売トップになるのは史上初めてとなるようだ。
<6869> シスメックス 13850 -1760急落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に、目標株価も11700円から9700円に引き下げた。血液検査用アルツハイマー診断薬分野は、ロシュによる開発アップデートやH.U.グループによる日本・欧州・米国での立ち上げも予定されているほか、23年にはロシュによる診断薬立ち上げの可能性もあるとしており、今後は競合リスクへと移っていくと分析する。
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