本日の注目個別銘柄
鉄人化、ミタチ、ベイカレントなど
配信日時:2021/10/18 15:24
配信元:FISCO
<4921> ファンケル 3605 -145大幅反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から
「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も3500円から3200円に引き下げている。通販をベースとした同社の業績はコロナ禍で相対的に好調であったため、今後増益率は相対的に低下すると予想している。また、資生堂以上のEV/EBITDA倍率になるのは過去の検証からも難しく、株価水準は割高とも指摘している。
<2168> パソナ 3090 -260急落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は57億円で前年同期比21.8%減益となった。前期に増加したBPOサービスでの期間限定案件が終了したことで粗利益率が低下、販管費の増加なども減益要因に。上半期計画85億円、同21.3%減との比較では想定の範囲内とみられるものの、五輪需要などの押し上げ効果も期待されていただけに、高値圏で利食い売りが誘われる展開になっている。
<6058> ベクトル 1315 +140急伸。先週末上半期決算を発表、営業利益は23億円で前年同期比3.9倍となり、従来予想の10.7億円を大幅に上回る着地となった。つれて、通期予想は従来の40億円から48億円、前期比2.1倍にまで上方修正した。新規事業への投資や広告宣伝費の投下を想定よりも抑制したことが収益上振れの要因に。期末配当金予想も従来計画の4円から8円に引き上げ、前期比6円の増配としている。
<6572> RPA 520 -63急落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は2.6億円で前年同期比20.9%増益、従来予想の2.8億円をやや下回る着地になった。また、通期計画は従来予想の7.3億円から4億円、前期比24.8%減にまで下方修正している。投資有価証券評価損計上などで、通期純損益は2.7億円の黒字から7.4億円の赤字に下方修正。キャンペーン施策の対象領域・規模の拡大や販促費を追加で投じることがコスト増の要因に。
<6532> ベイカレント 41900 -7000伸び悩んで急落。先週末に上半期決算を発表、営業利益は95.1億円で前年同期比76.0%増益となった。6-8月期も同86.8%増の45.16億円と、第1四半期の同67.2%増の49.9億円に続き高い利益成長となった。国内コンサルティング市場の拡大が好業績の背景。ただ、通期の160億円、前期比18.1%増は据え置きで、株価の割高感も強いことから、目先の利食い売りが先行する流れに。
<3994> マネーフォワード 7190 -1020急落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業損益は4億円の赤字、前年同期比12億円の損益改善だが、上半期は0.4億円の黒字だった。売上成長は継続しているが、人件費や外注費、広告宣伝費などの増加が収益伸び悩みの背景。会社側の通期計画は8-12億円の赤字であるため第3四半期赤字転落にサプライズはないが、計画比での赤字縮小が織り込まれていたとみられ、6-8月期の収益悪化をネガティブ視する動きに。
<4427> EduLab 2142 -500ストップ安比例配分。21年9月期第3四半期報告書に係る四半期レビュー報告書の結論不表明、過年度の有価証券報告書等に係る監査報告書の意見不表明及び結論不表明とのレビュー報告書を受領したと発表している。複数の業務提携先に対する売上高の実在性及び期間帰属の適切性に関連する証憑類の信頼性に対する疑義を解消できていないもよう。先行き不透明感が急速に強まる展開となっている。
<2404> 鉄人化 415 +80急伸しストップ高。先週末に21年8月期決算を発表、営業損益は1.4億円の赤字となり、前期比6.7億円の損益改善となった。会社計画は非公表だが、6-8月期は4.6億円の黒字となっており、前年同期比9.2億円の損益改善、5四半期ぶりに黒字化した前四半期比でも4.2億円の損益改善となった。足元の収益改善は想定以上、新年度予想は引き続き未定としているが、コンセンサス水準は大きく切り上がる形のもよう。
<1514> 住石HD 163 +16急伸。先週末に業績予想の修正を発表。上半期経常利益は従来予想の0.9億円から5.5億円に、通期では4億円から15億円に引き上げ、前期は上半期が0.6億円の赤字、通期が0.3億円の赤字であった。石炭事業、新素材事業及び採石事業とも業績は堅調に推移し、豪州ワンボ炭鉱からの受取配当金も増加したもよう。第1四半期決算から業績上振れ自体は想定線だが、修正率の大きさが買いインパクトにつながっている。
<3321> ミタチ 1024 +150急伸しストップ高。先週末に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の4.8億円から9億円、前年同期比3.1倍に、通期では10.5億円から13億円、前期比40.7%増に引き上げ。自動車分野での半導体・電子部品などの販売、IT関連や自動車関連の工作機械向けEMSの受注が堅調に推移しているもよう。年間配当金も25円から27.5円にまで引き上げ、前期比7.5円の増配を計画している。
<ST>
「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も3500円から3200円に引き下げている。通販をベースとした同社の業績はコロナ禍で相対的に好調であったため、今後増益率は相対的に低下すると予想している。また、資生堂以上のEV/EBITDA倍率になるのは過去の検証からも難しく、株価水準は割高とも指摘している。
<2168> パソナ 3090 -260急落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は57億円で前年同期比21.8%減益となった。前期に増加したBPOサービスでの期間限定案件が終了したことで粗利益率が低下、販管費の増加なども減益要因に。上半期計画85億円、同21.3%減との比較では想定の範囲内とみられるものの、五輪需要などの押し上げ効果も期待されていただけに、高値圏で利食い売りが誘われる展開になっている。
<6058> ベクトル 1315 +140急伸。先週末上半期決算を発表、営業利益は23億円で前年同期比3.9倍となり、従来予想の10.7億円を大幅に上回る着地となった。つれて、通期予想は従来の40億円から48億円、前期比2.1倍にまで上方修正した。新規事業への投資や広告宣伝費の投下を想定よりも抑制したことが収益上振れの要因に。期末配当金予想も従来計画の4円から8円に引き上げ、前期比6円の増配としている。
<6572> RPA 520 -63急落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は2.6億円で前年同期比20.9%増益、従来予想の2.8億円をやや下回る着地になった。また、通期計画は従来予想の7.3億円から4億円、前期比24.8%減にまで下方修正している。投資有価証券評価損計上などで、通期純損益は2.7億円の黒字から7.4億円の赤字に下方修正。キャンペーン施策の対象領域・規模の拡大や販促費を追加で投じることがコスト増の要因に。
<6532> ベイカレント 41900 -7000伸び悩んで急落。先週末に上半期決算を発表、営業利益は95.1億円で前年同期比76.0%増益となった。6-8月期も同86.8%増の45.16億円と、第1四半期の同67.2%増の49.9億円に続き高い利益成長となった。国内コンサルティング市場の拡大が好業績の背景。ただ、通期の160億円、前期比18.1%増は据え置きで、株価の割高感も強いことから、目先の利食い売りが先行する流れに。
<3994> マネーフォワード 7190 -1020急落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業損益は4億円の赤字、前年同期比12億円の損益改善だが、上半期は0.4億円の黒字だった。売上成長は継続しているが、人件費や外注費、広告宣伝費などの増加が収益伸び悩みの背景。会社側の通期計画は8-12億円の赤字であるため第3四半期赤字転落にサプライズはないが、計画比での赤字縮小が織り込まれていたとみられ、6-8月期の収益悪化をネガティブ視する動きに。
<4427> EduLab 2142 -500ストップ安比例配分。21年9月期第3四半期報告書に係る四半期レビュー報告書の結論不表明、過年度の有価証券報告書等に係る監査報告書の意見不表明及び結論不表明とのレビュー報告書を受領したと発表している。複数の業務提携先に対する売上高の実在性及び期間帰属の適切性に関連する証憑類の信頼性に対する疑義を解消できていないもよう。先行き不透明感が急速に強まる展開となっている。
<2404> 鉄人化 415 +80急伸しストップ高。先週末に21年8月期決算を発表、営業損益は1.4億円の赤字となり、前期比6.7億円の損益改善となった。会社計画は非公表だが、6-8月期は4.6億円の黒字となっており、前年同期比9.2億円の損益改善、5四半期ぶりに黒字化した前四半期比でも4.2億円の損益改善となった。足元の収益改善は想定以上、新年度予想は引き続き未定としているが、コンセンサス水準は大きく切り上がる形のもよう。
<1514> 住石HD 163 +16急伸。先週末に業績予想の修正を発表。上半期経常利益は従来予想の0.9億円から5.5億円に、通期では4億円から15億円に引き上げ、前期は上半期が0.6億円の赤字、通期が0.3億円の赤字であった。石炭事業、新素材事業及び採石事業とも業績は堅調に推移し、豪州ワンボ炭鉱からの受取配当金も増加したもよう。第1四半期決算から業績上振れ自体は想定線だが、修正率の大きさが買いインパクトにつながっている。
<3321> ミタチ 1024 +150急伸しストップ高。先週末に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来予想の4.8億円から9億円、前年同期比3.1倍に、通期では10.5億円から13億円、前期比40.7%増に引き上げ。自動車分野での半導体・電子部品などの販売、IT関連や自動車関連の工作機械向けEMSの受注が堅調に推移しているもよう。年間配当金も25円から27.5円にまで引き上げ、前期比7.5円の増配を計画している。
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