注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性 *08:05JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性 4日のドル・円は、東京市場では143円67銭から144円38銭まで上昇。欧米市場では144円32銭から142円61銭まで下落し、142円89銭で取引終了。本日5日のドル・円は主に142円台で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある。米ADPリサーチ・インスティテュートが6月4日発表した5月全米雇用報告によると、民間雇用者数は前月比+3.7万人にとどまった。また、米供給管理協会(ISM)がこの日発表した5月非製造業景況指数は49.9と、4月の51.6から低下した。指数が節目の50を下回るのは2024年6月以来。経済指標の悪化を受けて米長期金利は低下し、4日のニューヨーク外為市場ではリスク回避のドル売りが優勢となった。ただ、午後に公表された米地区連銀経済報告では、「関税や不確実性の高い状況が経済全体に波及している」、「複数の地区が、物価上昇が強くて大幅、あるいは著しいものになると予想」などの見解が提示されており、利下げ再開時期は9月以降となる可能性が高いとみられている。 <CS> 2025/06/05 08:05 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物見通し:上げ一服か *08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:上げ一服か 本日の東証グロース市場250指数先物は、上げ一服の動きを予想する。前日4日のダウ平均は91.90ドル安 42427.74ドル、ナスダックは61.53pt高19460.49ptで取引を終了した。ダウ、ナスダックともに寄り付き後小幅に上昇したが、取引開始前に発表された5月のADP雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、2年ぶりの低い伸びとなったことで米国経済への先行き懸念が意識され上値が抑えられた。また5月のISM非製造業景気指数も好不調の境目となる50を下回るネガティブサプライズで、一時マイナスに転じた。その後は好調が続く半導体株に下支えされながら、関税交渉など新たな材料待ちの状態が続き、1日を通して小動きだった。結局ダウは小幅に下落、ナスダックは小幅に上昇して終えた。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、上げ一服の動きを予想する。昨日まで9連騰を記録したほか、各種日足のオシレーター系指標が「買われ過ぎ」水準まで上昇しており、利益確定売りが出やすい状況となっている。一方で、個別の物色意欲が旺盛なことから、下落局面での押し目買いニーズは高く、下値は堅いと思われる。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt安の763ptで終えている。上値のメドは770pt、下値のメドは750ptとする。 <SK> 2025/06/05 08:05 注目トピックス 市況・概況 NY原油:弱含みで62.85ドル、一時62.17ドルまで値下がり *07:35JST NY原油:弱含みで62.85ドル、一時62.17ドルまで値下がり NY原油先物7月限は弱含み(NYMEX原油7月限終値:62.85 ↓0.56)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-0.56ドル(-0.88%)の62.85ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.17ドル-63.96ドル。通常取引終了後の時間外取引では主に62.60ドルを挟んだ水準で推移した。 <CS> 2025/06/05 07:35 注目トピックス 市況・概況 NY金:強含みで3399.20ドル、長期金利の低下を意識した買いが入る *07:32JST NY金:強含みで3399.20ドル、長期金利の低下を意識した買いが入る NY金先物8月限は強含み(COMEX金8月限終値:3399.20 ↑22.10)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+22.10ドル(+0.65%)の3399.20ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3366.90-3409.70ドル。長期金利の低下を意識した買いが入った。 <CS> 2025/06/05 07:32 注目トピックス 市況・概況 NY為替:雇用関連指標悪化で長期金利低下、ドル売り強まる *07:29JST NY為替:雇用関連指標悪化で長期金利低下、ドル売り強まる 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円27銭まで買われた後、142円61銭まで反落。この日発表された5月ADP雇用統計と5月ISM非製造業景況指数は市場予想を下回り、米長期金利は低下したことからリスク回避のドル売りが優勢となった。142円89銭で引けた。ユーロ・ドルは1.1379ドルまで売られた後、1.1435ドルまで反発、1.1412ドルで引けた。ユーロ・円は164円21銭まで買われた後、163円04銭まで下落。ポンド・ドルは1.3512ドルから1.3580ドルまで強含み。ドル・スイスは0.8237フランから0.8170フランまで下落。 <MK> 2025/06/05 07:29 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:中財新サービス業PMI、欧ECBが政策金利発表、米貿易収支など *06:30JST 今日の注目スケジュール:中財新サービス業PMI、欧ECBが政策金利発表、米貿易収支など <国内>08:30 毎月勤労統計(4月) 2.6% 2.3%08:50 対外・対内証券投資(先週)任天堂が新型家庭用ゲーム機「スイッチ2」発売<海外>10:30 豪・貿易収支(4月)  69億豪ドル10:45 中・財新サービス業PMI(5月) 51.1 50.710:45 中・財新総合PMI(5月)  51.114:45 スイス・失業率(5月)  2.8%15:00 独・製造業受注(4月)  3.6%18:00 欧・ユーロ圏生産者物価指数(4月)  1.9%21:15 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見  2.40%21:30 加・貿易収支(4月)  -5.1億加ドル21:30 米・貿易収支(4月) -1173億ドル -1405億ドル21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  24万件27:00 ブ・貿易収支(5月)  81.53億ドル米・クーグラーFRB理事が講演米・フィラデルフィア連銀総裁が講演注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/06/05 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY為替:雇用関連指標悪化で長期金利低下、ドル売り強まる *05:47JST NY為替:雇用関連指標悪化で長期金利低下、ドル売り強まる 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円27銭まで買われた後、142円61銭まで反落。この日発表された5月ADP雇用統計と5月ISM非製造業景況指数は市場予想を下回り、米長期金利は低下したことからリスク回避のドル売りが優勢となった。142円89銭で引けた。ユーロ・ドルは1.1379ドルまで売られた後、1.1435ドルまで反発、1.1412ドルで引けた。ユーロ・円は164円21銭まで買われた後、163円04銭まで下落。ポンド・ドルは1.3512ドルから1.3580ドルまで強含み。ドル・スイスは0.8237フランから0.8170フランまで下落。 <MK> 2025/06/05 05:47 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは91ドル安、米景気への懸念が重しに *05:46JST NY株式:NYダウは91ドル安、米景気への懸念が重しに 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は91.90ドル安 42427.74ドル、ナスダックは61.53ポイント高19460.49で取引を終了した。ダウ、ナスダックともに寄り付き後小幅に上昇したが、取引開始前に発表された5月のADP雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、2年ぶりの低い伸びとなったことで米国経済への先行き懸念が意識され上値が抑えられた。また5月のISM非製造業景気指数も好不調の境目となる50を下回るネガティブサプライズで、一時マイナスに転じた。その後は好調が続く半導体株に下支えされながら、関税交渉など新たな材料待ちの状態が続き、1日を通して小動きだった。結局ダウは小幅に下落、ナスダックは小幅に上昇して終えた。セクター別ではメディア・娯楽が上昇し、自動車・自動車部品が下落した。情報技術ソリューションを提供するヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は四半期決算で売上高、調整後の1株当たり利益が予想を上回ったことを受け上昇。金融大手のウェルズ・ファーゴ(WFC)は小幅に下落。7年ぶりにFRBが同行に課していた資産上限規制の解除を発表したことを好感した買いが一時入った。原油相場の下落を受け、エクソン・モービル(XOM)シェブロン(CVX)などエネルギー関連株が軟調。サウジアラビアがシェア獲得のためにOPECプラスに更なる増産を要請したと伝わった。テスラ(TSLA)は下落。イーロン・マスクCEOがトランプ政権の減税法案を痛烈に批判し、政権との決裂が明らかになったことや中国や欧州での販売低迷が材料視された。不動産・損保向けソフトウェアを手掛けるガイドワイア・ソフトウェア(GWRE)は決算内容を評価する買いが入り大幅高だった。ディスカウントストアのダラー・ツリー(DLTR)は大幅安。関税対応で第2四半期(5-7月期)の利益が最大50%減少する可能性があると明らかにした。アパレルのPVH (PVH)は取引終了後に第1四半期決算を発表、通期の1株当たり利益見通しを引き下げ、時間外取引で下落している。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2025/06/05 05:46 注目トピックス 市況・概況 NY為替:予想を下回る米経済指標を受けてドル売り強まる *04:17JST NY為替:予想を下回る米経済指標を受けてドル売り強まる 4日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円27銭まで買われた後、142円61銭まで反落。5月ADP雇用統計と5月ISM非製造業景況指数は市場予想を下回り、米長期金利は低下したことからリスク回避のドル売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1379ドルまで売られた後、1.1435ドルまで反発。ユーロ・円は164円21銭まで買われた後、163円04銭まで下落。ポンド・ドルは1.3512ドルから1.3580ドルまで強含み。ドル・スイスは0.8237フランから0.8170フランまで下落。 <MK> 2025/06/05 04:17 注目トピックス 市況・概況 NY為替:ドル・円は一時143円を下回る *00:44JST NY為替:ドル・円は一時143円を下回る 4日のニューヨーク市場で米ドル・円は143円05銭近辺で推移。144円27銭から142円94銭まで下落。米経済指標の悪化を意識したドル売りが観測されている。ユーロ・ドルは1.1379ドルから1.1434ドルまで値上り。ユーロ・円は164円21銭から163円27銭まで値下がり。 <MK> 2025/06/05 00:44 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は小動き、144円台は維持 *19:57JST 欧州為替:ドル・円は小動き、144円台は維持 欧州市場でドル・円は小動きとなり、144円10銭台でのもみ合い。一時144円27銭まで上昇したが、その後は伸び悩む展開。引き続きドル買いに振れやすく、ユーロ・ドルは安値圏で推移する。ただ、ドル・円は売りが目立ち、上値の重さが意識される。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円84銭から144円27銭、ユーロ・円は163円93銭から164円19銭、ユーロ・ドルは1.1376ドルから1.1403ドル。 <TY> 2025/06/04 19:57 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は上値が重い、もみ合い継続 *19:25JST 欧州為替:ドル・円は上値が重い、もみ合い継続 欧州市場でドル・円は上値が重く、144円27銭まで上昇後は伸び悩む展開に。米10年債利回りの上昇基調でややドル買いに振れやすいが、144円台は引き続き売りが強く一段の上値を抑えられた。ただ、欧州株はプラスを維持しており、円売りも続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円84銭から144円27銭、ユーロ・円は163円93銭から164円19銭、ユーロ・ドルは1.1379ドルから1.1403ドル。 <TY> 2025/06/04 19:25 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、節目挟んでもみ合い *18:28JST 欧州為替:ドル・円は伸び悩み、節目挟んでもみ合い 欧州市場でドル・円は伸び悩み、144円18銭まで上昇後は143円84銭まで失速した。引き続き144円を挟んでもみ合う展開。米10年債利回りの上昇基調でドル買いに振れやすい半面、144円台では利益確定や持ち高調整の売りが一段の上昇を阻止する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円84銭から144円18銭、ユーロ・円は163円93銭から164円16銭、ユーロ・ドルは1.1382ドルから1.1403ドル。 <TY> 2025/06/04 18:28 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:4日ぶり反発、連日の5日線割れ *18:15JST 日経平均テクニカル:4日ぶり反発、連日の5日線割れ 4日の日経平均は4営業日ぶりに反発した。ローソク足はマドを空けて上昇し、小陽線で終了。ただ、終値は3営業日連続で5日移動平均線の下方にとどまり、上値での売り圧力の強さを窺わせた。25日線は上向きを維持して大勢で上昇トレンド継続を示唆しているが、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は115.97%(前日比0.44ポイント低下)と中立圏上限の120%付近にあり、若干の調整圧力が残っているとみられる。 <AK> 2025/06/04 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、流動的な米政策運営がドル買いを抑制 *17:45JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、流動的な米政策運営がドル買いを抑制 4日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米経済指標が堅調なら、減速懸念の後退でドル買い先行の見通し。ただ、米トランプ政権の流動的な政策運営でドル買いは抑制されそうだ。前日発表された米国のJOLTS求人件数は想定外に強く、ドル買い先行。NY株式市場の堅調を好感した円売りもドルをはじめ主要通貨を押し上げる要因となった。ただ、経済協力開発機構(OECD)の経済見通しの下方修正でドル買いは抑制され、ユーロ・ドルは1.1360ドル付近で下げ渋り、ドル・円は144円付近で伸び悩んだ。本日アジア市場でドルにまとまった買いが入り、一時144円台に再浮上。その後は軟化し、ドル・円は143円後半に失速した。この後の海外市場は米国にらみの展開。トランプ大統領と習中国国家主席の電話会談を見極め、過度なドル売りは抑制されそうだ。また、今晩発表のISM非製造業景況指数が予想通り前回を上回れば、景気減速懸念は和らぎドル買い材料となる見通し。ただ、米国の米トランプ政権の流動的な政策運営や大型減税による財政悪化など複数の不透明要因で、ドルは積極的に買いづらい。加えて、今週末の米雇用統計や来週のインフレ指標をにらみ、ドル買いは限定的とみる。【今日の欧米市場の予定】・17:00 ユーロ圏・5月サービス業PMI改定値(予想:48.9、速報:48.9)・21:15 米・5月ADP雇用統計(予想:前月比+11.0万人、4月:0.0%)・22:45 カナダ中央銀行政策金利発表(予想:2.50%、前回2.75%)・22:45 米・5月サービス業PMI改定値(前回:52.3)・23:00 米・5月ISM非製造業景況指数(予想:52.0、4月:51.6)・03:00 米・地区連銀経済報告公表 <AK> 2025/06/04 17:45 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、144円を挟みもみ合い *17:06JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、144円を挟みもみ合い 4日の東京市場でドル・円は伸び悩み。まとまったドル買いの後に売りが強まり、一時143円67銭まで下落。その後はドルに買戻しが入り、午後は144円38銭まで切り返す場面があった。ただ、144円台で売りが再開し夕方にかけて再び143円台に失速した。・ユーロ・円は163円64銭から164円10銭まで上昇。・ユーロ・ドルは1.1357ドルから1.1396ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値37,686.66円、高値37,868.42円、安値37,672.47円、終値37,747.45円(前日比300.64円高)・17時時点:ドル・円144円00-10銭、ユーロ・円164円00-10銭【要人発言】・トランプ米大統領「中国国家主席とのディールは非常に困難」「習主席のことは好きだが、交渉相手としてはタフ」・林官房長官「関税交渉めぐる米通商代表部(USTR)の書簡、現時点で受け取っていない」「関税交渉めぐる米通商代表部(USTR)の書簡、現時点で受け取っていない」【経済指標】・豪・1-3月期国内総生産:前年同期比+1.3%(予想:+1.5%、前期:+1.3%)・ユーロ圏・5月サービス業PMI改定値:49.7(予想:48.9、速報:48.9) <TY> 2025/06/04 17:06 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和 *16:35JST 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比-1.17(低下率4.76%)の23.40と低下した。なお、高値は23.59、安値は23.07。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、トランプ米政権の政策の不透明感が引き続き懸念材料となっているが、今日は取引開始後も日経225先物が底堅く推移したことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/06/04 16:35 注目トピックス 市況・概況 買い一巡後はこう着も日中の高値水準での推移に【クロージング】 *16:33JST 買い一巡後はこう着も日中の高値水準での推移に【クロージング】 4日の日経平均は4営業日ぶりに反発。300.64円高の37747.45円(出来高概算16億2000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で半導体関連株を中心に買われた流れを受け、東京市場も半導体が牽引する形となり、取引開始直後には37868.42円まで上昇した。また、円相場も1ドル=144円台前半へと円安が進んだことも材料視された。ただ、買い一巡後はこう着感が強まり、200日線水準で上値を抑えられる形になった。とはいえ、こう着ながらも高値圏での推移が続いた。東証プライム市場の騰落銘柄数は値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、その他製品、石油石炭、パルプ紙など26業種が上昇。一方、ゴム製品、不動産、金属製品、陸運など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、トレンド<4704>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった。半面、富士フイルム<4901>、中外薬<4519>、レーザーテック<6920>、スズキ<7269>が軟化した。前日の米国市場ではエヌビディアやブロードコムなど半導体株が買われ、東京市場も買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。4月の米雇用動態調査で、非農業部門の求人件数が市場予想を上回り、米労働市場の底堅さが示されたことも投資家心理を上向かせた。米国では4日、5月のADP雇用統計や5月のISM非製造業景況指数が発表される。関税の影響を受けて、経済指標が悪化するのか見極めたいとの向きも多い。また、週内に予定されている米中首脳会談の結果も確認したいところであろう。そのため、積極的な上値追いは慎重だろうが、売り方にとっても下に仕掛けづらい状況であり、押し目を冷静に拾いたいところである。日経平均はこう着のなかで、引き続きグロース市場など中小型株での物色に向かわせそうだ。 <CS> 2025/06/04 16:33 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:上げ幅縮小も9連騰 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:上げ幅縮小も9連騰 6月4日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt高の764pt。なお、高値は772pt、安値は762pt、日中取引高は3491枚。前日3日の米国市場のダウ平均は続伸。取引開始前に伝わったOECD(経済協力開発機構)による世界やアメリカの成長率見通しの引き下げが重しとなり、ダウ、ナスダックともに寄り付き後は前日の終値近辺で一進一退、上値の重い展開が続いた。しかし、関税交渉を巡って週内にも米中首脳による直接対話が予定される中、協議の進展期待が相場を下支えした。その後ダウ、ナスダックは揃ってプラス圏で堅調に推移、ナスダックは引き続きエヌビディア(NVDA)など半導体株がけん引、徐々に上げ幅を拡大する展開となった。ダウ、ナスダックは上昇して取引を終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt高の763ptからスタートした。夜間取引にサヤ寄せする格好で、寄り付きから買い優勢で推移。米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ形で多くの銘柄に買いが入ったことで、先物も騰勢を強めた。一方、直近の上昇速度が警戒されたため、買い一巡後は利食い売りに押され、15時前から上げ幅を縮小。上値は重かったものの、9連騰となる764ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、サンバイオ<4592.T>やフリー<4478>などが上昇した。 <SK> 2025/06/04 16:30 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、再び143円台 *16:22JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、再び143円台 4日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、再び144円を割り込んだ。上値では利益確定や持ち高調整の売りが出やすく、一段の上昇を抑制されている。半面、143円台は買戻しで下げづらい。一方、欧州株式市場はおおむねプラスで推移し、円売り継続。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円38銭、ユーロ・円は163円64銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1357ドルから1.1393ドル。 <TY> 2025/06/04 16:22 注目トピックス 市況・概況 6月4日本国債市場:債券先物は138円95銭で取引終了 *15:52JST 6月4日本国債市場:債券先物は138円95銭で取引終了 [今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年6月限寄付139円04銭 高値139円10銭 安値138円92銭 引け138円95銭2年 472回  0.744%5年 178回  1.021%10年 378回  1.485%20年 192回  2.404%4日の債券先物6月限は139円04銭で取引を開始し、138円95銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.95%、10年債は4.45%、30年債4.98%近辺で推移。債権利回りはまちまち。(気配値)<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.51%、英国債は英国債は4.64%、オーストラリア10年債は4.25%、NZ10年債は4.53%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・17:00 ユーロ圏・5月サービス業PMI改定値(予想:48.9、速報:48.9)・21:15 米・5月ADP雇用統計(予想:前月比+11.0万人、4月:0.0%)・22:45 カナダ中央銀行政策金利発表(予想:2.50%、前回2.75%)・22:45 米・5月サービス業PMI改定値(前回:52.3)・23:00 米・5月ISM非製造業景況指数(予想:52.0、4月:51.6)・03:00 米・地区連銀経済報告公表 <CS> 2025/06/04 15:52 注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:その他製品が上昇率トップ *15:40JST 東証業種別ランキング:その他製品が上昇率トップ その他製品が上昇率トップ。そのほかパルプ・紙、証券業、非鉄金属、石油・石炭製品なども上昇。一方、ゴム製品が下落率トップ。そのほか不動産業、金属製品、陸運業も下落。業種名/現在値/前日比(%)1. その他製品 / 6,966.49 / 2.592. パルプ・紙 / 511.38 / 1.583. 証券業 / 602.55 / 1.344. 非鉄金属 / 1,687.11 / 1.345. 石油・石炭製品 / 1,658.58 / 1.316. 機械 / 3,460.26 / 1.207. 水産・農林業 / 572.98 / 1.178. 保険業 / 2,913.04 / 1.169. 建設業 / 1,956.21 / 1.0110. 精密機器 / 10,682.47 / 0.9211. 空運業 / 236.01 / 0.9112. 銀行業 / 388.35 / 0.8813. サービス業 / 3,077. / 0.8214. その他金融業 / 1,007.59 / 0.8215. 電気機器 / 4,830.35 / 0.8016. 小売業 / 2,040.1 / 0.7617. 鉄鋼 / 676.26 / 0.6818. 卸売業 / 3,792.79 / 0.6619. 倉庫・運輸関連業 / 3,923.97 / 0.5920. 繊維業 / 775.7 / 0.5621. ガラス・土石製品 / 1,323.88 / 0.5322. 輸送用機器 / 4,320.28 / 0.4423. 鉱業 / 588.93 / 0.4224. 電力・ガス業 / 477.53 / 0.4125. 情報・通信業 / 6,431.01 / 0.3126. 化学工業 / 2,300.62 / 0.2827. 医薬品 / 3,414.17 / 0.1228. 食料品 / 2,288.47 / 0.1029. 海運業 / 1,837.43 / 0.0630. 陸運業 / 2,004.26 / -0.0331. 金属製品 / 1,436.76 / -0.1732. 不動産業 / 2,050.57 / -0.2533. ゴム製品 / 4,449.92 / -0.44 <CS> 2025/06/04 15:40 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比300.64円高の37747.45円 *15:31JST 日経平均大引け:前日比300.64円高の37747.45円 日経平均は前日比300.64円高の37747.45円(同+0.80%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比14.02pt高の2785.13pt(同+0.51%)。 <CS> 2025/06/04 15:31 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は上昇一服、高値圏を維持 *14:55JST 東京為替:ドル・円は上昇一服、高値圏を維持 4日午後の東京市場でドル・円は本日高値を更新し、一時144円38銭まで上値を伸ばした。その後は上昇一服となり、足元は144円20銭付近で推移する。一方、時間外取引の米株式先物は小幅安で今晩の株安が警戒され、過度な円売りは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円38銭、ユーロ・円は163円64銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1357ドルから1.1393ドル。 <TY> 2025/06/04 14:55 注目トピックス 市況・概況 日経平均は360円高、引き続き米経済指標などに関心 *14:52JST 日経平均は360円高、引き続き米経済指標などに関心 日経平均は360円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、トレンド<4704>などがプラス寄与上位となっており、一方、中外薬<4519>、富士フイルムHD<4901>、ベイカレント<6532>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、パルプ・紙、非鉄金属、石油石炭製品、証券商品先物が値上がり率上位、ゴム製品、不動産業、金属製品、陸運業、海運業が値下がりしている。日経平均は下値の堅い展開となっている。米国では今晩、5月のADP全米雇用リポート、5月の米ISMサービス業景況感指数が発表される。また、日本時間明日未明に、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表される。 <SK> 2025/06/04 14:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は高値を更新、ドル買い再開 *14:39JST 東京為替:ドル・円は高値を更新、ドル買い再開 4日午後の東京市場でドル・円は朝方に付けた本日高値を上抜け、一時144円38銭まで値を切り上げた。米10年債利回りの小幅上昇でドル買いが再開し、ユーロ・ドルは1.1350ドル台に軟化。アジア株高を受けた円売りも、ドルなど主要通貨を支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円38銭、ユーロ・円は163円64銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1357ドルから1.1393ドル。 <TY> 2025/06/04 14:39 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が緩和 *14:08JST 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-1.02(低下率4.15%)の23.55と低下している。なお、今日ここまでの高値は23.58、安値は23.07。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では、トランプ米政権の政策の不透明感が引き続き懸念材料となっているが、今日は取引開始後も日経225先物が底堅く推移していることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2025/06/04 14:08 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は高値圏、ドルの買戻しで *13:57JST 東京為替:ドル・円は高値圏、ドルの買戻しで 4日午後の東京市場でドル・円は144円20銭付近と、本日高値圏に値を戻している。ドルは143円台で買戻しが入りやすく、相場は底堅さが目立つ。主要通貨は対ドルで下押しされる展開となり、ユーロ・ドルは1.1390ドル台から1.1360ドル台に軟化した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円29銭、ユーロ・円は163円64銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1365ドルから1.1393ドル。 <TY> 2025/06/04 13:57 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は高値圏、ドルの買戻しで *13:52JST 東京為替:ドル・円は高値圏、ドルの買戻しで 4日午後の東京市場でドル・円は144円20銭付近と、本日高値圏に値を戻している。ドルは143円台で買戻しが入りやすく、相場は底堅さが目立つ。主要通貨は対ドルで下押しされる展開となり、ユーロ・ドルは1.1390ドル台から1.1360ドル台に軟化した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円67銭から144円29銭、ユーロ・円は163円64銭から164円09銭、ユーロ・ドルは1.1365ドルから1.1393ドル。 <TY> 2025/06/04 13:52 注目トピックス 市況・概況 日経平均は302円高、上値追いには慎重 *13:52JST 日経平均は302円高、上値追いには慎重 日経平均は302円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>などがプラス寄与上位となっており、一方、中外薬<4519>、KDDI<9433>、富士フイルムHD<4901>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、パルプ・紙、証券商品先物、非鉄金属、水産・農林業が値上がり率上位、ゴム製品、金属製品、不動産業、陸運業、医薬品が値下がりしている。日経平均はやや上値の重い展開となっている。弾き続きトランプ米政権の通商政策の不透明感が意識され、上値追いには慎重のようだ。一方、日経平均は昨日までの3日続落で1000円近く下げており、下値では買いが入りやすいもよう。 <SK> 2025/06/04 13:52

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