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  前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応~
        配信日時:2025/11/04 08:39
        配信元:FISCO
      
    *08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした個別対応~
4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■決算を手掛かりとした個別対応
■ファナック、26/3上方修正1759億円←1595億円
■前場の注目材料:三菱電機、2衛星活用でGHG可視化、LNG漏れ検知
■決算を手掛かりとした個別対応
4日の日本株市場は、前週の大幅上昇に対する反動を想定しつつも、底堅さは意識される相場展開になろう。3日の米国市場はNYダウが226ドル安、ナスダックは109ポイント高だった。10月のISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことが重荷になったが、アマゾン・ドット・コムやエヌビディアなど、半導体やAI関連の一角が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の52565円、円相場は1ドル=154円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買い先行して始まりそうだ。ただし、先週の日米の金融政策決定会合や日米首脳会談のイベントが通過したことで、市場の関心は本格化する決算発表に集中することになりそうだ。先週はアドバンテスト<6857>が相場をけん引する形だったが、先週末に決算を発表した東エレク<8035>やレーザーテック<6920>への資金流入が強まるかを見極めたいところである。決算反応が限定的になるようだと半導体やAI関連への資金集中の動きもいったん落ち着きをみせそうだ。
日経平均株価は強いトレンドを形成しているが、先週の大幅上昇で過熱感も警戒されてきそうである。いったん利益確定の動きが強まるようだと先物主導で売り仕掛け的な動きが強まる可能性もあるだろう。もっとも、パッシブファンドなどはハイテク株への資金シフトのためにバリュー株の持ち高を調整しており、この動きが一気に逆流するとは考えにくく、基本的には半導体やAI関連への押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。
また、決算発表に投資家の関心が向かうなかで、好決算を発表した銘柄へ資金が集中する個別対応になりそうである。なお、10月31日に決算を発表したところでは、マックス<6454>、伊勢化<4107>、アルプスアル<6770>、TDK<6762>、ファナック<6954>、住友ファーマ<4506>、日電硝<5214>、オルガノ<6368>、RYODEN<8084>、NTN<6472>、JVCKW<6632>、日本ガイシ<5333>などの動向が注目される。
■ファナック、26/3上方修正1759億円←1595億円
ファナック<6954>は2026年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を1595億円から1759億円に上方修正した。コンセンサス(1720億円程度)を上回る。CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、欧州や内需が振るわなかった国内で低調に推移したものの、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で堅調に推移。ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)では、インドのIT関連市場で需要が増加。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(52411.34、+1085.73)
・ナスダック総合指数は上昇(23834.72、+109.76)
・SOX指数は上昇(7270.97、+42.31)
・VIX指数は低下(17.17、-0.27)
・シカゴ日経225先物は上昇(52565、+95)
・米原油先物相場は上昇(61.05、+0.07)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三菱電機<6503>2衛星活用でGHG可視化、LNG漏れ検知
・三井E&S<7003>過給機をライセンス生産、舶用4割軽量化
・明電舎<6508>変圧器生産1.5倍、沼津事業所に160億円投資
・日本ケミコン<6997>AIサーバー向けアルミ電解コンデンサー
・セゾンテクノロジー<9640>富士通と、データ連携一元管理、開発期間を短縮
・積水化学<4204>大阪サニタリーと、細胞大量培養で共同検証、マイクロキャリア活用
・太平洋セメント<5233>米で生コン事業買収、DC・住宅需要対応
・マイクロ波化学<9227>太陽光パネルガラス再生、マイクロ波活用
・神戸製鋼所<5406>直接還元鉄プラント受注、カザフで29年稼働
・JR九州<9142>熊本県と、熊本空港線、上下分離で合意、快速を投入
・TOTO<5332>米市場の成長つかむ、住設、海外復調戦略を加速、LIXILも
・京浜急行電鉄<9006>首都圏私鉄11社、タッチ決済相互利用、来春以降
・マンダム<4917>名古屋市立大学と、カミツレエキスで肌の刺激感低減、有効性確認
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■決算を手掛かりとした個別対応
■ファナック、26/3上方修正1759億円←1595億円
■前場の注目材料:三菱電機、2衛星活用でGHG可視化、LNG漏れ検知
■決算を手掛かりとした個別対応
4日の日本株市場は、前週の大幅上昇に対する反動を想定しつつも、底堅さは意識される相場展開になろう。3日の米国市場はNYダウが226ドル安、ナスダックは109ポイント高だった。10月のISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことが重荷になったが、アマゾン・ドット・コムやエヌビディアなど、半導体やAI関連の一角が買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の52565円、円相場は1ドル=154円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買い先行して始まりそうだ。ただし、先週の日米の金融政策決定会合や日米首脳会談のイベントが通過したことで、市場の関心は本格化する決算発表に集中することになりそうだ。先週はアドバンテスト<6857>が相場をけん引する形だったが、先週末に決算を発表した東エレク<8035>やレーザーテック<6920>への資金流入が強まるかを見極めたいところである。決算反応が限定的になるようだと半導体やAI関連への資金集中の動きもいったん落ち着きをみせそうだ。
日経平均株価は強いトレンドを形成しているが、先週の大幅上昇で過熱感も警戒されてきそうである。いったん利益確定の動きが強まるようだと先物主導で売り仕掛け的な動きが強まる可能性もあるだろう。もっとも、パッシブファンドなどはハイテク株への資金シフトのためにバリュー株の持ち高を調整しており、この動きが一気に逆流するとは考えにくく、基本的には半導体やAI関連への押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。
また、決算発表に投資家の関心が向かうなかで、好決算を発表した銘柄へ資金が集中する個別対応になりそうである。なお、10月31日に決算を発表したところでは、マックス<6454>、伊勢化<4107>、アルプスアル<6770>、TDK<6762>、ファナック<6954>、住友ファーマ<4506>、日電硝<5214>、オルガノ<6368>、RYODEN<8084>、NTN<6472>、JVCKW<6632>、日本ガイシ<5333>などの動向が注目される。
■ファナック、26/3上方修正1759億円←1595億円
ファナック<6954>は2026年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を1595億円から1759億円に上方修正した。コンセンサス(1720億円程度)を上回る。CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、欧州や内需が振るわなかった国内で低調に推移したものの、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で堅調に推移。ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)では、インドのIT関連市場で需要が増加。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(52411.34、+1085.73)
・ナスダック総合指数は上昇(23834.72、+109.76)
・SOX指数は上昇(7270.97、+42.31)
・VIX指数は低下(17.17、-0.27)
・シカゴ日経225先物は上昇(52565、+95)
・米原油先物相場は上昇(61.05、+0.07)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三菱電機<6503>2衛星活用でGHG可視化、LNG漏れ検知
・三井E&S<7003>過給機をライセンス生産、舶用4割軽量化
・明電舎<6508>変圧器生産1.5倍、沼津事業所に160億円投資
・日本ケミコン<6997>AIサーバー向けアルミ電解コンデンサー
・セゾンテクノロジー<9640>富士通と、データ連携一元管理、開発期間を短縮
・積水化学<4204>大阪サニタリーと、細胞大量培養で共同検証、マイクロキャリア活用
・太平洋セメント<5233>米で生コン事業買収、DC・住宅需要対応
・マイクロ波化学<9227>太陽光パネルガラス再生、マイクロ波活用
・神戸製鋼所<5406>直接還元鉄プラント受注、カザフで29年稼働
・JR九州<9142>熊本県と、熊本空港線、上下分離で合意、快速を投入
・TOTO<5332>米市場の成長つかむ、住設、海外復調戦略を加速、LIXILも
・京浜急行電鉄<9006>首都圏私鉄11社、タッチ決済相互利用、来春以降
・マンダム<4917>名古屋市立大学と、カミツレエキスで肌の刺激感低減、有効性確認
☆前場のイベントスケジュール
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