注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東証業種別ランキング:その他製品が上昇率トップ *16:16JST 東証業種別ランキング:その他製品が上昇率トップ その他製品が上昇率トップ。そのほかサービス業、医薬品、情報・通信業、保険業なども上昇。一方、鉱業が下落率トップ。そのほか鉄鋼、石油・石炭製品、繊維業、小売業なども下落。業種名/現在値/前日比(%)1. 不動産業 / 1,402.25 / -0.872. 空運業 / 286.58 / -1.233. 保険業 / 964.09 / -1.294. 輸送用機器 / 2,571.39 / -1.605. 小売業 / 1,120.88 / -1.636. 情報・通信業 / 3,614.17 / -1.647. 医薬品 / 2,673.45 / -1.678. 銀行業 / 138.52 / -1.849. ゴム製品 / 2,978.42 / -1.8710. その他製品 / 2,741.62 / -1.8811. 精密機器 / 6,441.18 / -1.9012. 食料品 / 1,669.4 / -1.9313. その他金融業 / 562.27 / -2.1314. 建設業 / 1,053.17 / -2.2415. 化学工業 / 1,851.02 / -2.2716. 鉄鋼 / 397.32 / -2.2717. 陸運業 / 2,191.41 / -2.4318. ガラス・土石製品 / 954.88 / -2.4819. 機械 / 1,662.72 / -2.4820. 非鉄金属 / 843.1 / -2.4821. 金属製品 / 999.44 / -2.5022. 電力・ガス業 / 400.3 / -2.5323. 卸売業 / 1,450.23 / -2.5424. サービス業 / 2,090.6 / -2.6025. 電気機器 / 2,185.27 / -2.6426. 証券業 / 285.83 / -2.6727. パルプ・紙 / 494.8 / -2.6928. 水産・農林業 / 545.51 / -2.7029. 海運業 / 246.76 / -2.8530. 繊維業 / 608.88 / -3.4331. 鉱業 / 268.92 / -3.6232. 倉庫・運輸関連業 / 1,588.28 / -3.7533. 石油・石炭製品 / 1,103.55 / -4.37 <CS> 2025/07/17 16:16 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は堅調、米金利高で *16:12JST 東京為替:ドル・円は堅調、米金利高で 17日午後の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、一時148円80銭まで上値を伸ばした。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れ、149円台再浮上を目指す展開に。一方、ユーロ・ドルは1.16ドルを割り込み、ユーロ・円も上昇分を削りつつある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円73銭から148円80銭、ユ-ロ・円は172円00銭から172円67銭、ユ-ロ・ドルは1.1573ドルから1.1642ドル。 <TY> 2025/07/17 16:12 注目トピックス 市況・概況 7月17日本国債市場:債券先物は138円05銭で取引終了 *15:44JST 7月17日本国債市場:債券先物は138円05銭で取引終了 [今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年9月限寄付137円96銭 高値138円09銭 安値137円83銭 引け138円05銭2年 472回  0.777%5年 178回  1.061%10年 378回  1.556%20年 192回  2.557%17日の債券先物9月限は137円96銭で取引を開始し、138円05銭で引けた。<米国債概況>2年債は3.92%、10年債は4.48%、30年債は5.03%近辺で推移。債権利回りは上昇。(気配値)。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.69%、英国債は4.64%、オーストラリア10年債は4.34%、NZ10年債は4.57%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・15:00 英・6月失業率(5月:4.5%)・21:30 米・6月小売売上高(予想:前月比0.1%、5月:-0.9%)・21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:23.5万件、前回:22.7万件)・21:30 米・7月フィラデルフィア連銀景況調査(予想:-1.0、6月:-4.0)・23:00 米・5月企業在庫(予想:前月比0.0%、4月:0.0%)・05:00 米・5月対米証券投資(4月:-78億ドル)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間 <CS> 2025/07/17 15:44 注目トピックス 市況・概況 日経平均大引け:前日比237.79円高の39901.19円 *15:34JST 日経平均大引け:前日比237.79円高の39901.19円 日経平均は前日比237.79円高の39901.19円(同+0.60%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比20.41pt高の2839.81pt(同+0.72%)。 <CS> 2025/07/17 15:34 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、日本株は上げ幅拡大 *15:17JST 東京為替:ドル・円は底堅い、日本株は上げ幅拡大 17日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、失速後は148円60銭付近と本日高値圏に再浮上。米10年債利回りは小高くややドル買いに振れ、ユーロ・ドルは一段安の1.1608ドルまで下落。また、日経平均株価の上げ幅拡大で、円売りも出やすい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円73銭から148円66銭、ユ-ロ・円は172円00銭から172円67銭、ユ-ロ・ドルは1.1608ドルから1.1642ドル。 <TY> 2025/07/17 15:17 注目トピックス 市況・概況 日経平均は121円高、米輸出入物価指数や小売売上高などに関心 *14:52JST 日経平均は121円高、米輸出入物価指数や小売売上高などに関心 日経平均は121円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、中外薬<4519>などがプラス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、7&iHD<3382>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、その他製品、サービス業、医薬品、保険業、金属製品が値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、繊維製品、小売業が値下がり率上位となっている。日経平均は底堅く推移している。海外では、18日まで20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が南アフリカで行われる。米国では今晩、6月の米輸出入物価指数、6月の米小売売上高、7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、週間の米新規失業保険申請件数、5月の米企業在庫、7月の全米建設業協会(NAHB)住宅市場指数、5月の対米証券投資が発表される。また、日本時間の今晩から明朝にかけて、クグラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事、クックFRB理事、ウォラーFRB理事の講演が予定されている。企業決算では、ネットフリックスが4-6月期決算を発表する。 <SK> 2025/07/17 14:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後はやや失速 *14:52JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後はやや失速 17日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、148円66銭まで上昇後はやや値を下げる展開。米10年債利回りの上昇は抑制され、積極的なドル買いは入りづらい。アジア株高を背景にリスク選好の円売りが出やすいものの、主要通貨は対円で上値が重い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円73銭から148円66銭、ユ-ロ・円は172円00銭から172円67銭、ユ-ロ・ドルは1.1614ドルから1.1642ドル。 <TY> 2025/07/17 14:52 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は動意薄、アジア株高を好感も *14:10JST 東京為替:ドル・円は動意薄、アジア株高を好感も 17日午後の東京市場でドル・円は動意が薄く、148円50銭付近でのもみ合い。米10年債利回りは上昇基調を維持するものの、足元は伸び悩み、一段のドル買いは抑制されているもよう。ただ、日経平均株価などアジア株高で、円は売りづらい地合いに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円73銭から148円66銭、ユ-ロ・円は172円00銭から172円67銭、ユ-ロ・ドルは1.1614ドルから1.1642ドル。 <TY> 2025/07/17 14:10 注目トピックス 市況・概況 日経平均VIは小幅に上昇、株価底堅く警戒感は限定的に *14:09JST 日経平均VIは小幅に上昇、株価底堅く警戒感は限定的に 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.06(上昇率0.25%)の24.33と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は25.08、安値は24.21。今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。ただ、下値を売り急ぐ動きはなく、日経225先物は朝安の後は上げに転じた。市場では20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が引き続き意識されたが、今日は株価が底堅いことからボラティリティーの高まりを警戒するムードは次第に限定的となり、日経VIは昨日の水準近辺で推移している。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 <SK> 2025/07/17 14:09 注目トピックス 市況・概況 日経平均は50円高、台湾TSMCの決算などにも関心 *13:53JST 日経平均は50円高、台湾TSMCの決算などにも関心 日経平均は50円高(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、中外薬<4519>などがプラス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、7&iHD<3382>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、医薬品、その他製品、サービス業、倉庫運輸関連、金属製品が値上がり率上位、鉱業、鉄鋼、石油石炭製品、繊維製品、小売業が値下がり率上位となっている。日経平均は上げに転じた後は上値の重い展開となっている。ダウ平均先物が時間外取引で軟調な動きとなっており、東京市場の株価の重しとなっているもよう。一方、円相場が円安・ドル高方向に振れていることが株価下支え要因となっているようだ。また、今日はこの後、台湾半導体受託製造のTSMCが4-6月期決算発表や、取引終了後にはディスコ<6146>の4-6月期決算発表を控えており、これらを見極めたいとする向きもある。 <SK> 2025/07/17 13:53 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:伸び悩みか、消費回復も金融セクターにらみ *13:44JST 米国株見通し:伸び悩みか、消費回復も金融セクターにらみ (13時30分現在)S&P500先物      6,292.25(-11.00)ナスダック100先物  23,034.50(-42.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は76ドル安。米長期金利は上昇基調を維持し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。16日の主要3指数は堅調。ナスダックは3日続伸で連日の最高値更新、S&Pは反発、ダウも231ドル高の44254ドルとプラスに浮上した。この日発表された生産者物価指数(PPI)は予想外に鈍化し、インフレ再燃に対する懸念は一服。長期金利の上昇は抑えられ、幅広く買われた。トランプ大統領の連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任に関する報道で下押しされる場面もあったが、ジョンソン・エンド・ジョンソンの好決算が相場を押し上げた。本日は伸び悩みか。今週発表されたインフレ指標は強弱まちまちだが、現時点でFRBの早期追加利下げの観測は後退し、長期金利の上昇が抑制されれば幅広い買いが入りやすい。また、今晩発表の小売売上高はプラスに転じる見通しで、テクニカル・リセッション回避の思惑から消費、景気敏感が選好されそうだ。一方、金融セクターの業績は全般的に良好だが、買いはここまで限定的。17日はネットフリックスのほかトラベラーズの決算発表が注目される。 <TY> 2025/07/17 13:44 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、米金利は伸び悩み *13:36JST 東京為替:ドル・円は小動き、米金利は伸び悩み 17日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、148円50銭付近でのもみ合いが続く。米10年債利回りの伸び悩みでドル買いは一服しており、ユーロ・ドルは安値圏で下げ渋る展開に。一方、日経平均株価は後場プラスに転じ、円売りがドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円73銭から148円66銭、ユ-ロ・円は172円00銭から172円66銭、ユ-ロ・ドルは1.1614ドルから1.1642ドル。 <TY> 2025/07/17 13:36 注目トピックス 市況・概況 ドル・円は堅調維持、ドルに買戻し *13:12JST ドル・円は堅調維持、ドルに買戻し 17日午後の東京市場でドル・円は堅調地合いを維持し、一時148円66銭まで値を切り上げた。前日海外市場でドルは売り込まれる場面があり、買戻しが入りやすい。ただ、ドル・円は直近高値の149円台が意識され、一段の上昇は抑制されるだろう。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円73銭から148円66銭、ユ-ロ・円は172円00銭から172円66銭、ユ-ロ・ドルは1.1614ドルから1.1642ドル。 <TY> 2025/07/17 13:12 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は39600円付近まで下げ幅縮小 *12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後は39600円付近まで下げ幅縮小 17日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続落、売り一巡後は39600円付近まで下げ幅縮小・ドル・円は堅調、前日の下落で買戻し・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテ<6857>■日経平均は続落、売り一巡後は39600円付近まで下げ幅縮小日経平均は続落。60.82円安の39602.58円(出来高概算7億7377万株)で前場の取引を終えている。前日16日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は231.49ドル高の44254.78ドル、ナスダックは52.69ポイント高の20730.49で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、利下げ期待が再燃。トランプ大統領が近く連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任を検討しているとの報道を受けて相場は一時大幅下落に転じた。その後、大統領がインタビューで「議長解任する可能性は非常に低い」とこたえたため警戒感が後退、買戻しが強まってプラス圏を回復。終盤にかけて、金利安やハイテクの上昇がけん引した。米株市場を横目に、本日の日経平均は171.38円安の39492.02円と続落して取引を開始。その後は下げ幅を縮小する展開となったが、プラス圏には浮上できず前場の取引を終了した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反落したことが東京市場の半導体関連株などの株価の重しとなった。また、外為市場で円安進行が一服しており、輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が引き続き意識され、投資家心理を重くした。個別では、アドバンテ<6857>、東エレク<8035>などの半導体関連株が軟調に推移。また、三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>、フジクラ<5803>、リクルートHD<6098>、トヨタ自動車<7203>、ファーストリテ<9983>などが下落した。ほか、クシュタールが買収提案を撤回すると発表してセブン&アイHD<3382>が大幅安、レーザーテック<6920>、キオクシアホールディングス<285A>、東レ<3402>などが値下がり率上位となった。一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの一部の金融株が堅調に推移。また、サンリオ<8136>、日立<6501>、ソフトバンクグループ<9984>、ソニーグループ<6758>、NEC<6701>、メルカリ<4385>などが上昇した。ほか、舶用エンジンなどの売上増加期待で国内証券が格上げを行った三井E&S<7003>が急騰、gumi<3903>、ほくほくフィナンシャルグループ<8377>、Sansan<4443>などが値上がり率上位となった。業種別では、繊維製品、鉱業、石油・石炭製品などが下落する一方で、その他製品、情報・通信業、医薬品などが上昇した。後場の日経平均は、様子見ムードが続いてもみ合い展開が続くか。前日の米半導体株の下落を受けて国内の半導体関連株への売りが波及しているが、前場時点のプライム市場の値上がり銘柄数は55.5%となっており、情報・通信業や医薬品などセクターによっては物色が向かっていた。ただ、20日投開票の参院選情勢における与党苦戦報道や日米関税問題への不透明感は引き続き投資家心理の重しとなっており、腰の入った買いは限定的となろう。そのほか、週末には参議院選挙を挟む3連休が予定されており、週末にかけてのポジション整理の動きが中心となっていきそうだ。■ドル・円は堅調、前日の下落で買戻し17日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、147円73銭から148円50銭まで値を切り上げた。米インフレ指標の鈍化や米連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任騒動で前日売り込まれたドルに買戻しが強まり、ドル・円は149円を目指す展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円73銭から148円50銭、ユ-ロ・円は172円00銭から172円57銭、ユ-ロ・ドルは1.1614ドルから1.1642ドル。■後場のチェック銘柄・Will Smart<175A>、バルクホールディングス<2467>など、6銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテ<6857>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・6月貿易収支:+1531億円(予想:+3539億円)・豪・6月失業率:4.3%(予想:4.1%、5月:4.1%)【要人発言】・ウィリアムズ米NY連銀総裁「景気抑制的なFRBの政策スタンスは全く適切」「関税によるインフレ圧力は今後数カ月で強まると予想」「直近のデータは労働市場の堅調さを示した」「ドル安はインフレ圧力を強める公算」・青木官房副長官「投機的動向を含め、為替市場の動向を憂慮」「長期金利は様々な経路通じ経済に影響、動向をしっかり注視」「今後も市場で安定的に国債を発行する環境を整える」<国内>特になし<海外>・15:00 英・6月失業率(5月:4.5%) <CS> 2025/07/17 12:32 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は堅調、前日の下落で買戻し *12:16JST 東京為替:ドル・円は堅調、前日の下落で買戻し 17日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、147円73銭から148円50銭まで値を切り上げた。米インフレ指標の鈍化や米連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任騒動で前日売り込まれたドルに買戻しが強まり、ドル・円は149円を目指す展開に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円73銭から148円50銭、ユ-ロ・円は172円00銭から172円57銭、ユ-ロ・ドルは1.1614ドルから1.1642ドル。【要人発言】・ウィリアムズ米NY連銀総裁「景気抑制的なFRBの政策スタンスは全く適切」「関税によるインフレ圧力は今後数カ月で強まると予想」「直近のデータは労働市場の堅調さを示した」「ドル安はインフレ圧力を強める公算」・青木官房副長官「投機的動向を含め、為替市場の動向を憂慮」「長期金利は様々な経路通じ経済に影響、動向をしっかり注視」「今後も市場で安定的に国債を発行する環境を整える」【経済指標】・日・ 6月貿易収支:+1531億円(予想:+3539億円)・豪・6月失業率:4.3%(予想:4.1%、5月:4.1%) <TY> 2025/07/17 12:16 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):三井E&S、7&iHD、ブロドリーフなど *11:56JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):三井E&S、7&iHD、ブロドリーフなど ほくほく<8377>:3133円(+160.5円)大幅反発。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も1410円から3690円に引き上げている。金利上昇の好環境に加え、株主還元拡大などの経営陣の意欲的な姿勢を評価としている。金利上昇は地銀セクター全体にプラスだが、預金を多く抱える同社ではその効果がとりわけ大きいとみている。また、今後は優先株一括償還による優先株還元負担の減少、資本基盤の改善で、普通株主への還元拡大が進むと想定のもよう。レーザーテック<6920>:17140円(-985円)大幅続落。前日に蘭ASMLが決算発表を行なっている。4-6月期の受注高は55億ユーロで、前年同期比0.5%減、前四半期比41%増となっている。市場予想の48億ユーロを上回ったが、コメントでは26年の成長に関して現時点でまだ確定できていないと弱いトーンであったようだ。本格的な受注回復には時間がかかるとの見方が強まり、関連銘柄とされる同社にはネガティブな反応が先行。7&iHD<3382>:2047円(-163円)大幅反落。カナダのクシュタールが同社に対する買収提案を撤回すると発表している。「セブン&アイによる建設的な協議が欠如」していることを理由としているようだ。クシュタールではこれまで、1株あたり18.19ドル(約2700円)での買収提案を行っていた。買収プレミアムの後退をネガティブ視する動きが優勢に。同社では、北米コンビニ子会社の新規上場などを通じ、単独での再成長を目指す方針としている。三井E&S<7003>:2984円(+361円)大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も1600円から3400円にまで引き上げている。舶用エンジン、港湾クレーンの堅調な受注により収益性改善が継続すると評価、構造的な需要増の享受、設備投資や生産効率改善による収益性改善が継続することで、今期会社計画、中計目標の利益目標は上回るとしている。26年3月期営業利益は253億円を予想、200億円程度の市場予想大幅上振れを想定。ブロドリーフ<3673>:764円(+42円)大幅続伸。前日に上半期の業績予想を上方修正している。営業利益は従来予想の5.5億円から7.6億円に引き上げ、前年同期は0.4億円の赤字であった。第1四半期決算時に続く上方修正に。パッケージソフトからクラウドソフトへの切り替えが計画通りに進捗するなか、PCの買い替え需要が想定を上回ったほか、非自動車向けパッケージソフトの販売が好調に推移のもよう。なお、下期へのコスト後ずれもあるとし、通期予想は現状据え置き。ピアズ<7066>:667円(+13円)続伸。16日の取引終了後に、AI面接官による採用プロセスの自動化に向けた社内実証を開始したことを発表し、好材料視されている。今回の実証では、応募者が応募ボタンを押した直後に、AI面接官による一次面談が即時に開始される仕組みを構築した。応募者は履歴書や職務経歴書をアップロード後、そのままAIとの対話形式による初期面接に進む。これにより、応募者のモチベーションが最も高いタイミングを逃さず即時対応できるため、選考スピードの向上に加え、歩留まり(離脱率)の改善が期待される。シリコンスタ<3907>:970円(+40円)続伸。14日の取引終了後に、東京証券取引所スタンダード市場への市場区分変更申請を実施することを発表し、好材料視されている。同社は、現在、東京証券取引所グロース市場に上場しているが、中長期での成長および企業価値のさらなる向上を目指すため、25年8月に東京証券取引所スタンダード市場への変更申請を実施することで決議したとしている。なお、同社の変更申請については、東京証券取引所の承認をもって最終的な決定となる。カラダノート<4014>:490円(-13円)続落。16日の取引終了後に、株主優待制度の休止を発表し、これを嫌気した売りが優勢となっている。現在の優待内容である「カラダノートウォーター」に関連する商品は、25年2月の同事業の譲渡により、提供の継続が困難となった。また、直近の優待利用率は株主総数の0.5%未満と低く、今後の事業成長に向けた構造改革ならびに住友生命保険相互会社との資本業務提携を含む経営戦略の推進を優先すべきと判断し、25年7月末基準日の株主優待の実施は見送ることとしたとしている。 <ST> 2025/07/17 11:56 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、148円台前半での取引が続く *11:36JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、148円台前半での取引が続く 17日午前の東京市場で米ドル・円は148円30銭台で推移。147円73銭から148円49銭まで反発。ユーロ・ドルは伸び悩み、1.1643ドルから1.1614ドルまで値下がり。ユーロ・円は強含み。171円97銭から172円57銭で推移。 <MK> 2025/07/17 11:36 注目トピックス 市況・概況 日経平均は242円安、寄り後は軟調 *09:15JST 日経平均は242円安、寄り後は軟調 日経平均は242円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)は上昇したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反落したことが東京市場の半導体関連株などの株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=148円00銭台と、昨日15時30分頃と比べ70銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、20日投開票の参院選や日米関税交渉などを巡る不透明感が引き続き意識され、投資家心理を重くした。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、内外金利の上昇が警戒される中、昨日の海外市場で米長期金利が弱含みの展開だったことが東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調な動きとなっている。 <SK> 2025/07/17 09:15 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:ブロードリーフや総合商研に注目 *09:12JST 個別銘柄戦略:ブロードリーフや総合商研に注目 昨日16日の米株式市場でNYダウは231.49ドル高の44,254.78、ナスダック総合指数は52.69pt高の20,730.49、シカゴ日経225先物は大阪日中比25円安の39,565円。為替は1ドル=147.80-90円。今日の東京市場では、26年12月期上期業績見込みを上方修正したブロードリーフ<3673>、6月の売上高が25.6%増と5月の20.3%増から伸び率が拡大したマーケットE<3135>、金融テクノロジーなどで事業展開するニポティカと金融向け次世代ソリューションの共同企画・開発を検討することで合意したと発表したシンプレクスHD<4373>、東証スタンダードでは、25年7月期末に特別配当を実施すると発表した総合商研<7850>、26年6月期増配予想を発表したスマバリュ<9417>、株主優待制度を拡充すると発表したサンコーテクノ<3435>、セキュリティーシステム工事などを行う武蔵野通信を子会社化すると発表したハリマビステム<9780>、カタログ・EC通信販売事業を譲受すると発表したイー・ロジット<9327>、ハラールに豊富な知見を持つKen Companyと業務提携すると発表したホリイフード<3077>、東証グロースでは、株主優待制度を新設すると発表したPSOL<4450>、悪性黒色腫治療薬が国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の助成事業に採択されたと発表したレナサイエンス<4889>、6月の売上高が51.8%増となったGENDA<9166>、住友重<6302>に経済安全保障対策AIソリューション「KIBIT Seizu Analysis」を導入したと発表したFRONTEO<2158>などが物色されそうだ。一方、6月の既存店売上高が0.18%減と5月の2.59%増から減少に転じた柿安本店<2294>、6月の新契約年換算保険料が24%減となったアドバンクリエ<8798>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/07/17 09:12 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~39500円を挟んだ狭いレンジでの推移~ *08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~39500円を挟んだ狭いレンジでの推移~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■39500円を挟んだ狭いレンジでの推移■ブロドリーフ、2Q上方修正 営業利益 7.6億円←5.5億円■前場の注目材料:ソフトバンクG、AIエージェント10億本、年内にも■39500円を挟んだ狭いレンジでの推移17日の日本株市場は、引き続きこう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。16日の米国市場はNYダウが231ドル高、ナスダックは52ポイント高だった。6月の米卸売物価指数(PPI)が予想を下回り、利下げ期待から買いが先行した。その後、トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長解任を検討しているとの報道を受けて急落する場面もあったが、トランプ大統領は「議長解任する可能性は非常に低い」と述べたことで買い戻されている。シカゴ日経225先物は大阪比25円安の39565円。円相場は1ドル=147円80銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時39130円まで下落した後は39500円を回復して終えており、短期的な売買が中心である。トランプ大統領の発言に振らされやすい状況ではあるものの、下へのバイアスが強まる局面においては、押し目狙いの買いで対応したいところである。一方で、上値の重さも意識されやすい。20日の参議院選挙を控えるなかで、積極的な売買は手控えられやすい。結果次第では日米通商協議に影響を与える可能性もあるため、神経質にさせそうだ。また、前日に織り込まれているが、オランダのASMLホールディングの決算の影響から米半導体株の一角が軟調だったことで、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷になる可能性がありそうだ。そのため、日経平均株価は39500円を挟んだ狭いレンジでの推移になりそうであり、決算を手掛かりとした個別対応のほか、AI関連などの中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうだ。なお、昨夕に決算を発表したところでは、クリングル<4884>やブロドリーフ<3673>が注目されそうだ。■ブロドリーフ、2Q上方修正 営業利益 7.6億円←5.5億円ブロドリーフ<3673>は第2四半期業績予想の修正を発表。売上収益は96.0億円から98.6億円、営業利益を5.5億円から7.6億円に上方修正した。パッケージソフトを利用中の顧客によるクラウドソフトへの切り替えが計画通りに進捗するなか、セキュリティ強化を目的としたパソコンの買い替え需要が想定を上回ったことに加え、非自動車産業の顧客向けのパッケージソフト販売が好調に推移した結果、売上収益は前回発表予想を上回る見通しとなった。■前場の注目材料・NYダウは上昇(44254.78、+231.49)・ナスダック総合指数は上昇(20730.49、+52.69)・VIX指数は低下(17.16、-0.22)・米長期金利は低下・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・ソフトバンクG<9984>AIエージェント10億本、年内にも・日野自<7205>三菱ふそうトラック・バスが300人補強、グローバル人材、統合見据え・住友商事<8053>タイでの物流事業拡充、第2倉庫新設、1年半前倒し・伊藤忠<8001>舶用アンモニア燃料供給船、28年実用化・三井物産<8031>三井物産流通G、卸強化・大型物流推進、合併1年で新戦略・日本製鉄<5401>日鉄スチール、7月のH形鋼販価据え置き・ユアサ商事<8074>図面管理に定額制システム、板金業向け・Liberaware<218A>ドローン開発で韓国社と提携・能美防災<6744>北興通信を子会社化、函館エリアの施工充実・富士通<6702>台湾エイサーと協業、高齢者の疾病リスク評価、骨格認識、AIで解析・ローム<6963>小型・回路電流38%減のCMOSオペアンプ、電池駆動端末向け・日本航空電子<6807>オオクマ電子と光学顕微鏡向け部品、自由な角度で観察可能に・シャープ<6753>生成AIが献立助言、「ヘルシオ」シリーズの新製品、スマホと連携・高千穂交易<2676>工場向けセキュリティー監視サービス開始、運用負荷低減・東邦HD<8129>帝人リジェネットなどと再生医療新興を支援、効率的な製品化環境構築・栗田工業<6370>PFASレス超純水供給配管を実用化、半導体向け・スターシーズ<3083>日本エネルギー総合システムと提携、蓄電所開発で☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 6月貿易収支(予想:+3539億円)<海外>・10:30 豪・6月失業率(予想:4.1%、5月:4.1%) <ST> 2025/07/17 08:41 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想 *08:24JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想 ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。最近のユーロ高を欧州中央銀行(ECB)は懸念していないこと、利下げサイクルは終了したとみられていることから、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに強まる可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・中東情勢の悪化【ユーロ買い要因】・米国はユーロ高を想定・トランプ関税は日本経済に悪影響を及ぼすとの見方・ECBはユーロ高を懸念せず <CS> 2025/07/17 08:24 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む見込み *08:21JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む見込み 16日のドル・円は、東京市場では148円71銭から149円18銭まで反発。欧米市場では148円93銭から146円92銭まで反落したが、147円89銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に148円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性がある。米連邦準備制度理事会(FRB)が7月16日に公表した地区連銀経済報告によると、12連銀地区全てで物価の上昇が報告された。また、「多くの企業が値上げや上乗せ価格を通じ、少なくとも部分的にコスト高を消費者に転嫁したが、価格に対する顧客の意識が高まっているため、値上げを控えている企業もある」との見解が示された。16日発表の6月生産者物価指数(PPI)の伸びは市場予想を下回ったが、トランプ米政権の高関税措置の影響が鮮明になるのは今年後半以降との見方が依然として多いため、市場参加者の間からは「利下げ再開時期を正確に予測することは難しい」との声が聞かれている。 <CS> 2025/07/17 08:21 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物見通し:しっかりした展開か *08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:しっかりした展開か 本日の東証グロース市場250指数先物は、しっかりとした値動きとなりそうだ。前日16日のダウ平均は231.49ドル高の44254.78ドル、ナスダックは52.69pt高の20730.49ptで取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、利下げ期待の再燃で寄り付き後、上昇。トランプ大統領が近く連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任を検討しているとの報道を受け、FRBの独立性が脅かせる可能性を警戒した売りが加速、相場は一時大幅下落に転じた。その後、大統領がインタビューで「議長解任する可能性は非常に低い」とこたえたため警戒感の後退で、買戻しが強まり、プラス圏を回復。終盤にかけて、金利安やハイテクの上昇がけん引し、相場は一段高となり、終了。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、しっかりとした値動きとなりそうだ。米国で利下げ期待が再燃、VIX指数も低下するなど、外部環境に追い風が吹きつつある。日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限を割り込むと押し目買い機運が高まるほか、日足ストキャスティクスも低位にあるなど、テクニカル面でも買いに分がありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の727ptで終えている。上値のメドは740pt、下値のメドは720ptとする。 <SK> 2025/07/17 08:05 注目トピックス 市況・概況 16日の米国市場ダイジェスト:NYダウは231ドル高、FRB独立性脅威も金利安やハイテクがけん引 *07:39JST 16日の米国市場ダイジェスト:NYダウは231ドル高、FRB独立性脅威も金利安やハイテクがけん引 ■NY株式:NYダウは231ドル高、FRB独立性脅威も金利安やハイテクがけん引米国株式市場は上昇。ダウ平均は231.49ドル高の44254.78ドル、ナスダックは52.69ポイント高の20730.49で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、利下げ期待の再燃で寄り付き後、上昇。トランプ大統領が近く連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任を検討しているとの報道を受け、FRBの独立性が脅かせる可能性を警戒した売りが加速、相場は一時大幅下落に転じた。その後、大統領がインタビューで「議長解任する可能性は非常に低い」とこたえたため警戒感の後退で、買戻しが強まり、プラス圏を回復。終盤にかけて、金利安やハイテクの上昇がけん引し、相場は一段高となり、終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、医薬品・バイオテクが下落した。金融のゴールドマンサックス(GS)は第2四半期決算で株式トレーディング収入が過去最高を記録、収益を押し上げ、上昇。情報処理サービス会社のグローバルペイメンツ(GPN)は物言う投資家のエリオット・マネジメントによる同社の株式保有が報じられ、事業再編期待に買われた。製薬会社のジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)は第2四半期決算の内容が予想を上回ったほか、通期見通し引き上げが好感され、上昇。投資会社のKKR(KKR)やカーライル・グループ(CG)などは、トランプ政権が確定拠出型年金401Kプランでプライベート・エクイティー(PE、未公開株)への投資に拡大する大統領令について最終調整を進めているとの報道で、それぞれ買われた。自動車メーカーのフォード(F)は燃料漏れの恐れで約70万台リコールを発表し、下落。航空会社のユナイテッド(UAL)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益は予想を上回ったが、通期見通しの引き下げが嫌気され、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米PPIの伸び率鈍化でドル反落16日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円83銭から146円92銭まで下落し、147円89銭で引けた。米6月生産者物価指数(PPI)が予想以上に減速したほか、関係筋の話として、トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任の書簡を準備しているとの報道で、警戒感が広がりドル売りが加速。その後、大統領が議長を解任する可能性は「極めて低い」と言及し報道を否定したためドルの買戻しに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.1563ドルへ下落後、1.1721ドルまで反発し、1.1637ドルで引けた。ユーロ・円は172円62銭から171円84銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3365ドルまで下落後、1.3486ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8062フランへ上昇後、0.7948フランまで下落した。■NY原油:下げ渋りで66.38ドル、ドル高を意識した売りは一服NY原油先物8月限は下げ渋り(NYMEX原油8月限終値:66.38 ↓0.14)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.14ドル(-0.21%)の66.38ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.42ドル-67.01ドル。ドル高を意識した売りは一服した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  46.03ドル   -0.12ドル(-0.26%)モルガン・スタンレー(MS) 139.79ドル  -1.80ドル(-1.27%)ゴールドマン・サックス(GS)708.82ドル  +6.31ドル(+0.89%)インテル(INTC)        22.69ドル   -0.23ドル(-1.00%)アップル(AAPL)        210.16ドル  +1.05ドル(+0.50%)アルファベット(GOOG)    183.77ドル  +0.67ドル(+0.36%)メタ(META)           702.91ドル  -7.48ドル(-1.05%)キャタピラー(CAT)      412.88ドル  +8.24ドル(+2.03%)アルコア(AA)         28.56ドル   +0.07ドル(+0.24%)ウォルマート(WMT)      95.15ドル   -0.24ドル(-0.25%) <ST> 2025/07/17 07:39 注目トピックス 市況・概況 NY原油:下げ渋りで66.38ドル、ドル高を意識した売りは一服 *07:35JST NY原油:下げ渋りで66.38ドル、ドル高を意識した売りは一服 NY原油先物8月限は下げ渋り(NYMEX原油8月限終値:66.38 ↓0.14)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.14ドル(-0.21%)の66.38ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは65.42ドル-67.01ドル。ドル高を意識した売りは一服した。 <CS> 2025/07/17 07:35 注目トピックス 市況・概況 NY金:強含みで3359.10ドル、ドル高一服を意識した買いが入る *07:33JST NY金:強含みで3359.10ドル、ドル高一服を意識した買いが入る NY金先物8月限は強含み(COMEX金8月限終値:3359.10 ↑22.40)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+22.40ドル(+0.67%)の3359.10ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3326.10-3385.80ドル。ドル高一服で押し目買いが観測された。 <CS> 2025/07/17 07:33 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:貿易収支、英失業率、米小売売上高など *06:30JST 今日の注目スケジュール:貿易収支、英失業率、米小売売上高など <国内>08:50 貿易収支(6月) 3363億円 -6376億円08:50 輸出(6月) 0.5% -1.7%08:50 輸入(6月) -1.4% -7.7%08:50 対外・対内証券投資(先週)14:00 首都圏新築分譲マンション(6月)  -16.9%<海外>10:30 豪・失業率(6月) 4.1% 4.1%15:00 英・失業率(6月)  4.5%18:00 欧・ユーロ圏CPI(6月) 2.0% 2.0%20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IGP-10)(7月)  5.62%21:30 米・輸入物価指数(6月) 0.2% 0%21:30 米・小売売上高(6月) 0% -0.9%21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  22.7万件21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(7月) -0.5 -4.023:00 米・企業在庫(5月) 0% 0%23:00 米・NAHB住宅市場指数(7月) 33 3229:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(5月)  -78億ドルG20財務相・中央銀行総裁会議(18日まで)注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/07/17 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米PPIの伸び率鈍化でドル反落 *06:18JST NY為替:米PPIの伸び率鈍化でドル反落 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円83銭から146円92銭まで下落し、147円89銭で引けた。米6月生産者物価指数(PPI)が予想以上に減速したほか、関係筋の話として、トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任の書簡を準備しているとの報道で、警戒感が広がりドル売りが加速。その後、大統領が議長を解任する可能性は「極めて低い」と言及し報道を否定したためドルの買戻しに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.1563ドルへ下落後、1.1721ドルまで反発し、1.1637ドルで引けた。ユーロ・円は172円62銭から171円84銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3365ドルまで下落後、1.3486ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8062フランへ上昇後、0.7948フランまで下落した。 <FA> 2025/07/17 06:18 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは231ドル高、FRB独立性脅威も金利安やハイテクがけん引 *05:55JST NY株式:NYダウは231ドル高、FRB独立性脅威も金利安やハイテクがけん引 米国株式市場は上昇。ダウ平均は231.49ドル高の44254.78ドル、ナスダックは52.69ポイント高の20730.49で取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、利下げ期待の再燃で寄り付き後、上昇。トランプ大統領が近く連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任を検討しているとの報道を受け、FRBの独立性が脅かせる可能性を警戒した売りが加速、相場は一時大幅下落に転じた。その後、大統領がインタビューで「議長解任する可能性は非常に低い」とこたえたため警戒感の後退で、買戻しが強まり、プラス圏を回復。終盤にかけて、金利安やハイテクの上昇がけん引し、相場は一段高となり、終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、医薬品・バイオテクが下落した。金融のゴールドマンサックス(GS)は第2四半期決算で株式トレーディング収入が過去最高を記録、収益を押し上げ、上昇。情報処理サービス会社のグローバルペイメンツ(GPN)は物言う投資家のエリオット・マネジメントによる同社の株式保有が報じられ、事業再編期待に買われた。製薬会社のジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)は第2四半期決算の内容が予想を上回ったほか、通期見通し引き上げが好感され、上昇。投資会社のKKR(KKR)やカーライル・グループ(CG)などは、トランプ政権が確定拠出型年金401Kプランでプライベート・エクイティー(PE、未公開株)への投資に拡大する大統領令について最終調整を進めているとの報道で、それぞれ買われた。自動車メーカーのフォード(F)は燃料漏れの恐れで約70万台リコールを発表し、下落。航空会社のユナイテッド(UAL)は取引終了後に第2四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益は予想を上回ったが、通期見通しの引き下げが嫌気され、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2025/07/17 05:55 注目トピックス 市況・概況 7月16日のNY為替概況 *04:25JST 7月16日のNY為替概況 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円83銭から146円91銭まで下落し、引けた。米6月生産者物価指数(PPI)が予想以上に減速したほか、関係筋の話として、トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任の書簡を準備しているとの報道で、ドル売りが加速。その後、大統領が議長を解任する可能性は「極めて低い」と言及したためドルの買戻しに拍車がかかった。ユーロ・ドルは1.1563ドルへ下落後、1.1721ドルまで反発し、引けた。ユーロ・円は172円62銭から171円84銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3365ドルまで下落後、1.3486ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8062フランへ上昇後、0.7948フランまで下落した。[経済指標]・米・6月生産者物価指数:前月比0.0%(予想:+0.2%、5月:+0.3%←+0.1%)・米・6月生産者物価コア指数:前月比0.0%(予想:+0.2%、5月:+0.4%←-0.1%)・米・6月生産者物価指数:前年比+2.3%(予想:+2.5%、5月:+2.7%←+2.6%)・米・6月生産者物価コア指数:前年比+2.6%(予想:+2.7%、5月:+3.2%←+3.0%)・米・6月設備稼働率:77.6%(予想77.4% 5月77.5%←77.4%)・米・6月鉱工業生産:前月比+0.3%(予想:+0.1%、5月:0%←-0.2%)・米・7月ニユーヨーク連銀サービス業活動:-9.3(6月―13.2) <KY> 2025/07/17 04:25

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