注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]OP売り、日本の祭日やレンジ相場で *03:32JST [通貨オプション]OP売り、日本の祭日やレンジ相場で ドル・円オプション市場は変動率が低下。日本の祭日やレンジ相場でオプション売りが優勢となった。リスクリバーサルは円コールスプレッドが連日縮小。ドル・円下値をヘッジする円コール買いに比べ、円先安観に伴う円プット買いが強まった。■変動率・1カ月物9.27%⇒9.10%(08年=31.044%)・3カ月物9.78%⇒9.65%(08年=31.044%)・6か月物9.76%⇒9.66%(08年=23.915%)・1年物9.77%⇒9.73%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.11%⇒+1.07%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+1.20%⇒+1.16%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.05%⇒+1.03%(08年10/27=+10.70%)・1年物+0.82%⇒+0.81%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2025/08/12 03:32 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル底堅い、米7月CPI発表控え *02:12JST NY外為:ドル底堅い、米7月CPI発表控え NY外為市場でドルは底堅く推移した。7月消費者物価指数(CPI)を警戒。前月から伸び加速が予想されている。ドル・円は147円80銭から148円11円まで上昇した。ユーロ・ドルは1.1629ドルから1.1590ドルまで下落。ポンド・ドルは1.3434ドルから1.3400ドルまで下落した。 <KY> 2025/08/12 02:12 注目トピックス 市況・概況 NY外為:BTC続伸、12万ドル台、過去最高値も視野 *00:24JST NY外為:BTC続伸、12万ドル台、過去最高値も視野 暗号通貨のビットコイン(BTC)は続伸し、再び12万ドル台を回復した。7月に付けた12.3万ドル台の過去最高値も視野に入った。イーサリアムは4349ドルまで上昇。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が強まったほか、関税や地政学的リスクを巡る警戒感が緩和したことで暗号資産市場に投資資金が流入したと見られる。 <KY> 2025/08/12 00:24 注目トピックス 市況・概況 NY外為:インドルビー下げ止まる、インド中銀の介入で *23:38JST NY外為:インドルビー下げ止まる、インド中銀の介入で NY外為市場でインドルピーは反発した。関係筋によるとインド準備銀行は自国通貨防衛で、少なくとも50億ドル相当のドルを売却したという。トランプ大統領が安いロシア産石油を購入し、市場で高値で売却していると非難しインドに対し、高関税を賦課。このため、インドルピー売りが加速していた。ルピー円は1.688円まで上昇し、4日来の円安・ルピー高となった。 <KY> 2025/08/11 23:38 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル買い優勢、根強いインフレを警戒 *22:27JST NY外為:ドル買い優勢、根強いインフレを警戒 NY外為市場ではドルの買戻しが優勢となった。明日発表が予定されている7月消費者物価指数(CPI)でインフレの根強さが見られるとの警戒感が強まった可能性がある。ドル・円は147円95銭まで上昇。 ユーロ・ドルは1.1614ドルまで下落し、7日来の安値を更新。ポンド・ドルは1.3412ドルまで下落した。 <KY> 2025/08/11 22:27 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:米ドル・円は147円台前半で下げ渋る状態が続く *19:03JST 欧州為替:米ドル・円は147円台前半で下げ渋る状態が続く 11日のロンドン外為市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、147円35銭から147円65銭まで戻した。手掛かり材料不足だが、ドルは147円台前半で下げ渋る状態が続いている。ユーロ・ドルは1.1660ドルから1.163ドルまで値下がり。上値はやや重くなっている。ユーロ・円は171円61銭から171円98銭の範囲内で推移。ポンド・ドルは1.3469ドルから1.3449ドルまで値下がりし、ドル・スイスフランは0.8079フランから0.8097フランまで値を上げた。 <MK> 2025/08/11 19:03 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は軟調、クロス円は持ち直し *18:03JST 欧州為替:ドル・円は軟調、クロス円は持ち直し 欧州市場でドル・円は軟調地合いとなり、本日安値を下抜け一時147円35銭まで値を下げた。中国の米国産大豆の購入をめぐり商品市場で動意が見られ、クロス円は軟調地合いに。その後は落ち着きを取り戻し、ドル・円は147円50銭付近に持ち直した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円35銭から147円79銭、ユ-ロ・円は171円60銭から171円95銭、ユ-ロ・ドルは1.1643ドルから1.1660ドル。 <TY> 2025/08/11 18:03 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は弱含み、夕方にかけて円買い *17:17JST 東京為替:ドル・円は弱含み、夕方にかけて円買い 11日の東京市場でドル・円は弱含み。東京市場の休場で薄商いの中、米長期金利の低下でドル売りが先行し、早朝の147円79銭から午後に147円半ばまで下げた。その後は下げ渋る場面もあったが、夕方にかけて147円35銭まで下値を下げた。・ユ-ロ・円は172円20銭から171円60銭まで下落。・ユ-ロ・ドルは1.1642ドルから1.1675ドルまで値を上げた。・日経平均株価:休場・17時時点:ドル・円147円30-40銭、ユ-ロ・円171円70-80銭【要人発言】・トランプ米大統領「大豆は対中貿易赤字を削減する手段」「中国が大豆の注文を4倍に増やすことを期待」・ベッセント米財務長官「強いドルとは基軸通貨を維持し続ける政策」「日銀がインフレ率や成長率に絞った政策を進めれば、円安は自然と調整される」「自動車関税の引き下げ時期は50日が目安」「不均衡が是正されれば、将来の関税縮小の可能性」【経済指標】・特になし <TY> 2025/08/11 17:17 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、ユーロ売り先行 *16:34JST 東京為替:ドル・円は底堅い、ユーロ売り先行 11日午後の東京市場でドル・円は底堅く推移し、147円60銭付近にやや値を戻した。ドルの買戻しで主要通貨は対ドルで弱含み、ユーロ・ドルは1.1650ドル付近に失速している。一方、欧州株式市場はまちまちとなり、株価にらみの円売りを抑えた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円42銭から147円79銭、ユ-ロ・円は171円89銭から172円20銭、ユ-ロ・ドルは1.1642ドルから1.1675ドル。 <TY> 2025/08/11 16:34 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、様子見ムードで *15:20JST 東京為替:ドル・円は小動き、様子見ムードで 11日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、147円50銭台でのもみ合いが続く。米10年債利回りの小幅低下でドル売りに振れ、ユーロ・ドルは高値圏を維持。一方、時間外取引の米ダウ先物は堅調地合いとなり、株高期待の円売りがドルを支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円42銭から147円79銭、ユ-ロ・円は171円89銭から172円20銭、ユ-ロ・ドルは1.1642ドルから1.1675ドル。 <TY> 2025/08/11 15:20 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、材料難で様子見 *14:22JST 東京為替:ドル・円は変わらず、材料難で様子見 11日午後の東京市場でドル・円は147円50銭付近と、ほぼ変わらずの値動き。東京市場の休場で薄商いのなか、材料難で様子見ムードが広がる。ウクライナ戦争終結に向けた動きでユーロに買いが入りやすいほか、日本の財政悪化懸念による円売りも。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円42銭から147円79銭、ユ-ロ・円は171円89銭から172円20銭、ユ-ロ・ドルは1.1642ドルから1.1675ドル。 <TY> 2025/08/11 14:22 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、アジア株高で円買い後退 *14:03JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、アジア株高で円買い後退 11日午後の東京市場でドル・円は147円42銭まで下落後は小幅に戻し、足元は147円50銭付近でのもみ合い。上海総合指数や香港ハンセン指数はプラスを維持しており、株高をにらみ円買いは後退。米株式先物の堅調地合いで、やや円売りじあいに。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円42銭から147円79銭、ユ-ロ・円は171円89銭から172円20銭、ユ-ロ・ドルは1.1642ドルから1.1675ドル。 <TY> 2025/08/11 14:03 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:伸び悩みか、明日のCPIを注視 *13:50JST 米国株見通し:伸び悩みか、明日のCPIを注視 (13時30分現在)S&P500先物      6,421.75(+8.25)ナスダック100先物  23,742.75(+29.00)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は73ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。8日の主要3指数は堅調。ナスダックは3日続で最高値更新も、S&Pは反発、ダウは224ドル安の43,968ドルとプラスに浮上した。連邦準備制度理事会(FRB)のクグラー理事の後任に大統領経済諮問委員会(CEA)のミラン委員長を充てる人事が発表され、今後の利下げに思惑が広がり、買い優勢の展開に。また、ウクライナ戦争終結に向け米ロ首脳会談の開催が予定され、買い材料に。アップルをはじめハイテクを中心とした買いが相場を押し上げた。本日は伸び悩みか。引き続きFRB人事がテーマとなり、今後の利下げ期待により幅広い買いが入りやすい地合いは続きそうだ。また、ウクライナ戦争終結への観測も引き続き堅調地合いを強める材料になろう。ただ、明日発表の消費者物価指数(CPI)は前回を上回ると予想され、内容を見極めるムードが広がれば指数の過度な上昇を抑制。今週はCPIのほか14日に生産者物価指数(PPI)、15日に小売売上高と重要経済指標を控え、買いは慎重になりやすい面もある。 <TY> 2025/08/11 13:50 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、ユーロは高値圏 *13:45JST 東京為替:ドル・円は小動き、ユーロは高値圏 11日午後の東京市場でドル・円は小動きとなり、147円42銭まで下値を切り下げた後は下げ渋る展開に。米10年債利回りの低下は一服し、ドル売りはいったん収束。ただ、ユーロ・ドルは本日高値圏を維持し、ユーロ・円もそれに追随し下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円42銭から147円79銭、ユ-ロ・円は171円89銭から172円20銭、ユ-ロ・ドルは1.1642ドルから1.1675ドル。 <TY> 2025/08/11 13:45 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円はじり安、ユーロは堅調 *13:25JST 東京為替:ドル・円はじり安、ユーロは堅調 11日午後の東京市場でドル・円はじり安となり、147円42銭まで下値を切り下げた。東京の休場で薄商いのなか、ドル売りに振れやすい。一方、ユーロは堅調地合いに。米利下げ観測やウクライナ戦争終結への期待感で、ドルや円に対して強含む。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円42銭から147円79銭、ユ-ロ・円は171円89銭から172円20銭、ユ-ロ・ドルは1.1642ドルから1.1675ドル。 <TY> 2025/08/11 13:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は軟調、米金利安に連動 *12:22JST 東京為替:ドル・円は軟調、米金利安に連動 11日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、147円79銭から147円52銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でドル売りに振れ、ユーロ・ドルは1.16ドルドル台半ばから後半に上値を伸ばした。ユーロ・円もそれに追随し、上昇基調を強めた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は147円52銭から147円79銭、ユ-ロ・円は171円89銭から172円18銭、ユ-ロ・ドルは1.1642ドルから1.1669ドル。【要人発言】・ベッセント米財務長官「強いドルとは基軸通貨を維持し続ける政策」「日銀がインフレ率や成長率に絞った政策を進めれば、円安は自然と調整される」「自動車関税の引き下げ時期は50日が目安」「不均衡が是正されれば、将来の関税縮小の可能性」 <TY> 2025/08/11 12:22 注目トピックス 市況・概況 東京為替:米ドル・円はやや上げ渋り *11:34JST 東京為替:米ドル・円はやや上げ渋り 11日午前の東京市場で米ドル・円は上げ渋り。147円79銭まで買われた後、147円55銭まで値下がり。ユーロ・ドルは強含みとなり、1.1642ドルから1.1668ドルまで値上り。ユーロ・円は強含み、171円84銭から172円17銭まで反発。 <MK> 2025/08/11 11:34 注目トピックス 市況・概況 東京為替:米ドル・円は引き続き147円台後半で推移 *10:45JST 東京為替:米ドル・円は引き続き147円台後半で推移 11日午前の東京市場で米ドル・円は147円60銭台で推移。147円51銭から147円79銭の範囲内で推移。ユーロ・ドルは小動きとなっており、1.1640ドルから1.1652ドルの範囲内で推移。ユーロ・円はもみ合い、171円75銭から172円09銭で推移。 <MK> 2025/08/11 10:45 注目トピックス 市況・概況 東京為替:米ドル・円は主に147円台後半で推移 *09:09JST 東京為替:米ドル・円は主に147円台後半で推移 11日午前の東京市場で米ドル・円は147円60銭台で推移。147円51銭から147円79銭の範囲内で推移。ユーロ・ドルは小動きとなっており、1.1640ドルから1.1652ドルの範囲内で推移。ユーロ・円はもみ合い、171円75銭から172円09銭で推移。 <MK> 2025/08/11 09:09 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:中資金調達総額、中マネーサプライ、中元建て新規貸出残高など *06:30JST 今日の注目スケジュール:中資金調達総額、中マネーサプライ、中元建て新規貸出残高など <国内>株式市場は祝日のため休場(山の日)<海外>17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(先週)  0.26%20:25 ブ・週次景気動向調査27:00 ブ・貿易収支(先週)  12.76億ドル中・資金調達総額(7月、15日までに) 24兆3565億元 22兆8329億元中・マネーサプライ(7月、15日までに)中・元建て新規貸出残高(7月、15日までに) 13兆2050億元 12兆9199億元注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/08/11 06:30 注目トピックス 市況・概況 トランプの対ロ戦略【フィスコ・コラム】 *09:00JST トランプの対ロ戦略【フィスコ・コラム】 トランプ米大統領のロシアに対する外交政策が動き始めました。ウクライナ戦争ではロシアに肩入れした解決を目指したにもかかわらず、戦闘が継続していることに業を煮やし新たな対ロ制裁を模索。米ロ首脳会談はルーブル高バブルにどう影響を与えるでしょうか。トランプ氏は昨年11月の大統領選前から、ウクライナ戦争の仲介に自身が乗り出せば24時間以内に終結できると豪語していました。が、思惑通りに事態は進まず、明らかに態度を変えたトランプ氏は、ロシアがウクライナとの和平合意に向けて前進する姿勢を見せなければ、ロシアとロシア産エネルギーを購入する国々に新たな制裁を科すと表明しています。実際、インドに対しロシア産原油の大量輸入を問題視し、米国からの先端技術移転の制限や貿易優遇措置の再検討を決定。これまでトランプ政権は中国けん制の観点からインドとの関係強化を図ってきましたが、ロシアへの経済支援と見なされる取引には厳しく対応する構えです。バイデン政権時代のような「戦略的黙認」は放棄され、エネルギーの脱ロ依存が各国に求められる局面に入りました。一方、足元では米中間の関税引き下げ交渉が前進しているものの、ロシア支援に関与した中国企業への制裁対象追加が議論されています。表向きの協調ムードの裏で、トランプ政権は中国によるロシア産LNGの購入や軍事物資供与の実態を徹底調査し、「ビジネス優先」の対中路線は早期に転換される見通し。米中の経済的デカップリングが再加速すれば、対ロ制裁の実効性は格段に高まります。トランプ氏の対ロ外交は、当初の融和的姿勢から一転し、強硬路線へと舵を切ったかに見えました。ロシアとの早期妥結に期待をかけていた市場は方向感を失い、各国のエネルギー政策と貿易戦略の見直しを迫られています。強権的な交渉術は、敵味方の線引きを曖昧にしてきた国々に明確な選択を突きつけました。ウクライナ戦争の終結を目標にしながらも、実質は対ロ・対中包囲網の再構築に向けた布石が着々と打たれつつあるようです。ロシア通貨ルーブルは今年に入って上昇基調を強め、足元で1ドル=80ルーブル付近まで下落(ルーブルは上昇)。しかし、現在は過大評価されており、目先は下げに転じると専門家は予想しています。トランプ政権のロシアに対する新たな制裁に踏み切れば大きな打撃を与える、というのが市場の見立てです。その場合、1ドル=100ルーブル台に上昇し、ロシア発の金融危機につながる事態も指摘されます。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。 <ST> 2025/08/10 09:00 注目トピックス 市況・概況 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米小売売上高、NY連銀製造業景気指数、米輸入物価指数 *16:54JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米小売売上高、NY連銀製造業景気指数、米輸入物価指数 ■株式相場見通し予想レンジ:上限42500円-下限41400円今週末の米国株式市場は上昇。ダウ平均は前日比206.97ドル高の44175.61ドル、ナスダックは同207.32ポイント高の21450.02で取引を終了した。225ナイト・セッションは日中終値比470円高の42290円。トランプ米大統領とプーチン露大統領の会談期待で地政学的リスク懸念が後退した。また、引き続き年内の利下げを期待した買いも優勢だった。今週末の日経平均は761円高と大幅高になったが、買い戻しも交えた需給主導による面が大きく、過熱感も感じられる状況である。TOPIXは初の3000ポイント乗せとなり、目先は達成感が強まる余地もあろう。3連休明けとなる来週は、完全にお盆休みムードとなり、主要企業の4-6月期決算発表もほぼ一巡の中で、機関投資家の売買も急速に細る見通し。薄商いの中で、今週末にかけ上昇した反動安リスクに警戒も必要となろう。来週は国内で4-6月期国内総生産(GDP)が発表される。市場予想は、前期比+0.1%、前期比年率では+0.2%となっているが、米国関税の影響は今後本格化するとみられるため、相場の大きな変動要因にはつながりにくいだろう。むしろ、来週は米国の経済指標が焦点となってくる。とりわけ、足下で米国景気の先行き警戒感が再燃している中、小売売上高などが注目されてこよう。関税前の駆け込み消費の反動などが強まってこないか注視。また、同じく週末には、NY連銀製造業景気指数やミシガン大学消費者マインド指数など、景気の先行指標的なマインドを映す経済指標の発表が予定されている。雇用情勢に対する見方が変化する状況下、少なくとも警戒感は先行しやすいだろう。来週の米国市場では、利下げ期待から再度、景気の減速懸念に関心がシフトすると考える。とはいえ、21日からのジャクソンホール会合を控えて、早期利下げ期待も一定程度は継続し、米国株式市場の下支えとなりそうだ。来週はインフレ指標の発表も相次ぎ、大幅な上振れがない限り、9月利下げ期待は後退しないだろう。この観点では、消費者物価指数(CPI)よりもむしろ、その先行指標となり得る輸入物価指数などが注目される。関税による物価の上昇懸念が薄まれば、今後のCPIの上振れも限定的と考えられる。電通グループ<4324>やSOMPOホールディングス<8630>など一部主力大型株の決算発表は残すが、来週予定されている決算発表は中小型株が中心となる。機関投資家の売買減少が見込まれる中で、決算を手掛かりとした中小型株の値幅取りの動きが中心となろう。一方、お盆明け後には機関投資家の市場回帰で、好決算発表銘柄を見直す動きが強まる公算、これを見越した先回り的な動きなどは妙味となる可能性がある。なお、週末には自民党の両院議員総会が開催されたが、臨時の総裁選を実施するかなど議論されているもようであり、財政拡張派とされる新総理候補などが今後クローズアップされてくれば、来週の株高材料とされる余地もあろう。■為替市場見通し来週のドル・円は伸び悩みか。米国の7月雇用統計は予想外に低調な内容となり、6月の非農業部門雇用者数が大幅に下方修正された。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者からは9月利下げの必要性を求める意見も出始めた。金融緩和に前向きとされる人物の連邦公開市場委員会(FOMC)メンバー入りの可能性から、緩和的な政策に転じるとの見方が高まっている。米ロ首脳会談への期待が浮上しており、米インフレ指標の伸びが市場予想を上回った場合、リスク回避的なドル売りは縮小する可能性があるが、個人消費関連の指標は悪化が予想され、景気減速が懸念された場合は、緩和的な金融政策をにらみドル売りが強まりそうだ。なお、8月12日発表の7月米消費者物価指数(CPI)は総合、コア指数のいずれも前年比で堅調な内容が予想される。14日の7月生産者物価指数(PPI)は前月比で伸びが見込まれており、インフレ高進が意識されやすい。しかし、15日発表される米7月小売売上高では、個人消費の鈍化が示される可能性があろう。7月小売売上高が市場予想を下回った場合、9月利下げ観測を後押しする要因となりそうだ。■来週の注目スケジュール8月11日(月):株式市場は祝日のため休場(山の日)、中・資金調達総額(7月、15日までに)、中・マネーサプライ(7月、15日までに)、中・元建て新規貸出残高(7月、15日までに)など8月12日(火):マネーストック(7月)、米・消費者物価コア指数(7月)、米・財政収支(7月)、英・ILO失業率(4-6月)、英・失業率(7月)、独・ZEW期待指数(8月)、豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表など8月13日(水):国内企業物価指数(7月)、工作機械受注(7月)、独・CPI(7月)、露・GDP(4-6月)など8月14日(木):米・新規失業保険申請件数(先週)、米・生産者物価コア指数(7月)、欧・ユーロ圏GDP改定値(4-6月)、欧・ユーロ圏鉱工業生産指数(6月)、英・GDP速報値(4-6月)、、英・鉱工業生産指数(6月)、英・商品貿易収支(6月)、豪・失業率(7月)など8月15日(金):GDP速報値(4-6月)、鉱工業生産(6月)、設備稼働率(6月)、米・輸入物価指数(7月)、米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(8月)、米・小売売上高(7月)、米・鉱工業生産指数(7月)、米・企業在庫(6月)、米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)、米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(6月)、中・新築住宅価格(7月)、中・中古住宅価格(7月)、中・鉱工業生産指数(7月)、中・小売売上高(7月)、中・固定資産投資(都市部)(7月)、中・調査失業率(7月)、中・不動産投資(7月)、中・住宅不動産販売(7月)台湾・GDP(4-6月)、香港・GDP(4-6月)など <YU> 2025/08/09 16:54 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:国内は夏休みムードで中小型物色中心に、米国は景気減速懸念に関心シフトも *14:00JST 国内株式市場見通し:国内は夏休みムードで中小型物色中心に、米国は景気減速懸念に関心シフトも ■米国早期利下げ期待再燃受けて大幅反発今週の日経平均は週間で1020.88円高(+2.50%)の41820.48円で取引を終了。週初は、雇用統計やISM製造業景気指数など経済指標の下振れを受けて、米国の景気減速に対する警戒感が強まった。日経平均は一時、7月22日以来の40000円割れとなる場面も見られた。ただ、その後は持ち直し、週末にかけ連日の上昇となり、週末8日には一時、7月24日以来の42000円台を回復している。景気の減速懸念に伴って、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待が高まり、市場の下支えとなったもよう。為替市場でも警戒されたほどドル安・円高が進まず、買い安心感につながった。週後半にかけては一時、日米政府間で関税の認識にズレがあるのではとの懸念も強まったが、週末にはこの懸念も解消され、株高基調が一段と強まった。また、週末には、好決算を発表したソフトバンクグループ<9984>が大幅高となって指数上昇をけん引したほか、想定以上の下方修正を発表したトヨタ自動車<7203>が切り返したことで、米関税に伴う日本企業の収益悪化への警戒感が和らぐ状況にもなったようだ。なお、7月第5週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を1994億円売り越したほか、先物も400億円売り越し、合計2394億円の売り越しとなった。16週ぶりの売り越しとなる格好に。一方、個人投資家は現物を174億円買い越すなど、合計145億円の買い越しとなっている。ほか、自己が3095億円、事法が2852億円買い越した。■来週は米国の経済指標が焦点に今週末の米国株式市場は上昇。ダウ平均は前日比206.97ドル高の44175.61ドル、ナスダックは同207.32ポイント高の21450.02で取引を終了した。225ナイト・セッションは日中終値比470円高の42290円。トランプ米大統領とプーチン露大統領の会談期待で地政学的リスク懸念が後退した。また、引き続き年内の利下げを期待した買いも優勢だった。今週末の日経平均は761円高と大幅高になったが、買い戻しも交えた需給主導による面が大きく、過熱感も感じられる状況である。TOPIXは初の3000ポイント乗せとなり、目先は達成感が強まる余地もあろう。3連休明けとなる来週は、完全にお盆休みムードとなり、主要企業の4-6月期決算発表もほぼ一巡の中で、機関投資家の売買も急速に細る見通し。薄商いの中で、今週末にかけ上昇した反動安リスクに警戒も必要となろう。来週は国内で4-6月期国内総生産(GDP)が発表される。市場予想は、前期比+0.1%、前期比年率では+0.2%となっているが、米国関税の影響は今後本格化するとみられるため、相場の大きな変動要因にはつながりにくいだろう。むしろ、来週は米国の経済指標が焦点となってくる。とりわけ、足下で米国景気の先行き警戒感が再燃している中、小売売上高などが注目されてこよう。関税前の駆け込み消費の反動などが強まってこないか注視。また、同じく週末には、NY連銀製造業景気指数やミシガン大学消費者マインド指数など、景気の先行指標的なマインドを映す経済指標の発表が予定されている。雇用情勢に対する見方が変化する状況下、少なくとも警戒感は先行しやすいだろう。来週の米国市場では、利下げ期待から再度、景気の減速懸念に関心がシフトすると考える。とはいえ、21日からのジャクソンホール会合を控えて、早期利下げ期待も一定程度は継続し、米国株式市場の下支えとなりそうだ。来週はインフレ指標の発表も相次ぎ、大幅な上振れがない限り、9月利下げ期待は後退しないだろう。この観点では、消費者物価指数(CPI)よりもむしろ、その先行指標となり得る輸入物価指数などが注目される。関税による物価の上昇懸念が薄まれば、今後のCPIの上振れも限定的と考えられる。■夏休みムード強まり、中小型株の値幅取りの動きが中心に電通グループ<4324>やSOMPOホールディングス<8630>など一部主力大型株の決算発表は残すが、来週予定されている決算発表は中小型株が中心となる。機関投資家の売買減少が見込まれる中で、決算を手掛かりとした中小型株の値幅取りの動きが中心となろう。一方、お盆明け後には機関投資家の市場回帰で、好決算発表銘柄を見直す動きが強まる公算、これを見越した先回り的な動きなどは妙味となる可能性がある。なお、週末には自民党の両院議員総会が開催されたが、臨時の総裁選を実施するかなど議論されているもようであり、財政拡張派とされる新総理候補などが今後クローズアップされてくれば、来週の株高材料とされる余地もあろう。■4-6月期GDPや米小売売上高など発表予定来週、国内では、12日に7月マネーストック、13日に7月国内企業物価指数、7月工作機械受注、15日に4-6月期国内総生産(GDP)などが予定されている。海外では、12日に英・7月失業保険申請件数、独・8月ZEW景気期待指数、米・7月消費者物価指数(CPI)、7月財政収支、14日に欧・4-6月期域内総生産(GDP)改定値、6月鉱工業生産、英・4-6月期国内総生産(GDP)、米・7月生産者物価指数、新規失業保険申請件数、15日に中・7月小売売上高、7月工業生産、7月都市部固定資産投資、米・7月小売売上高、7月輸入物価指数、7月鉱工業生産・設備稼働率、8月NY連銀製造業景気指数、8月ミシガン大学消費者マインド指数、6月対米証券投資などが発表予定。なお、15日にはプーチン露大統領とトランプ米大統領がウクライナ停戦協議で会談予定。 <FA> 2025/08/09 14:00 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:個人投資家による好決算銘柄への物色が中心に *13:58JST 新興市場見通し:個人投資家による好決算銘柄への物色が中心に ■グロース市場指数は7営業日続伸今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+2.50%だったのに対して、グロース市場指数は+2.22%、グロース市場250指数は+2.39%。日経平均は米雇用統計の下振れが嫌気されて下落して始まったが、その後の切り返しで一時7月24日以来の42000円台を回復。グロース市場指数は7営業日続伸で、23年7月半ば以来の1000台を回復したほか、グロース250指数も23年7月半ば以来の水準まで上昇した。時価総額が大きい銘柄で構成されているグロース市場コア指数は、週間ベースで+2.54%だった。時価総額上位銘柄では、サンバイオ<4592>の週間上昇率が15%を超えた。アクーゴ🄬脳内移植用注について、承認が近いとの思惑からリバウンドをみせてきた。インテグラル<5842>は、同社のファンドが保有する東洋エンジニアリング<6330>が急伸する中、買いが波及したようだ。その他、pluszero<5132>やLiberaware<218A>、dely<299A>、デジタルグリッド<350A>の強い値動きが目立った。一方で、シーユーシー<9158>は四半期決算の内容を嫌気された。その他、AIデータセンター事業におけるコンサルティング業務を開始すると発表したソフトフロントホールディングス<2321>のほか、BTM<5247>は開発を進めてきたシステム調査工数削減の取り組みの一環として、AIエージェントシステムを構築し、運用業務の効率化を実現したとの発表を手掛かりに急伸。半面、イメージ情報開発<3803>は、四半期決算で営業赤字が拡大したことを受けて、週間の下落率は40%を超えている。なお、今週はIPOがなかった。■個人投資家主体の売買が中心か来週の新興市場は、プライムの主力企業の決算発表がピークを通過し、中小型の好決算銘柄を中心に個別物色が向かいそうだ。また、夏休みシーズンで機関投資家などの商いは細ると考えられ、個人投資家主体の売買が中心になる可能性がありそうだ。もっとも、好決算を手掛かりとした物色とはいえ、資金回転が速いとみられるため、荒い値動きには注意しておきたい。決算については、8月8日の引け後発表のクラスターテクノロジー<4240>は、26年3月期の業績予想を上方修正しており、従来の営業減益予想から一転して増益を見込んでいる。スポーツフィールド<7080>は、来場型・中小規模イベントを中心に企業の出展ニーズが強いとして、25年12月期予想を上方修正。コンフィデンス・インターワークス<7374>はテレビ番組制作会社BRAISEの完全子会社化が完了し、孫会社となるジーズ・コーポレーションの業績を反映したことで、26年3月期の予想を上方修正している。そのほか、来週は、12日にカバー<5253>、AI inside<4488>、エクサウィザーズ<4259>、インテグラル、13日にトライアルホールディングス<141A>、情報戦略テクノロジー<155A>、AIロボティクス<247A>、14日にヘッドウォータス<4011>、イオレ<2334>、ACSL<6232>、15日にロジザード<4391>などが決算発表を予定している。来週のIPOは、15日にアクセルスペースホールディングス<402A>が東証グロース市場に上場する予定。同社は小型衛星の設計・製造・打上・運用サービス(AxelLiner事業)及び光学衛星画像の販売、衛星画像を用いたソリューションサービスを提供する。公開価格は仮条件(345~375円)の上限となる375円。 <FA> 2025/08/09 13:58 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:小売売上高やマインド指数などの経済指標に注目 *13:57JST 米国株式市場見通し:小売売上高やマインド指数などの経済指標に注目 21日からのジャクソンホール会合を控えて、早期利下げ期待は今後も株式市場の下支えとして機能しよう。来週はインフレ指標の発表も相次ぐが、大幅な上振れがない限り、9月の利下げ実施確度は高まっていくことになる。12日には7月の消費者物価指数(CPI)が発表されるが、その先行指標となり得る輸入物価指数はそれ以上に注目される。関税による物価の上昇懸念が限定的であることが確認されれば、今後のCPIの上振れも限定的と考えられるため。ただ、来週の米国市場では、インフレ期待から再度、景気減速を懸念する流れが強まっていくことが想定される。足下で発表されている経済指標は低調なものが目立つ中、15日に発表される7月小売売上高が警戒される。関税前の駆け込み消費の反動などが表面化してくるタイミングと考えられ、下振れ幅が強まれば、個人消費の先行きに対する警戒感が優勢となっていこう。また、同じく週末の15日には、NY連銀製造業景気指数やミシガン大学消費者マインド指数など、景気の先行指標的なマインドを映す経済指標の発表も予定されている。雇用情勢に対するネガティブな見方が台頭してきている状況下、少なくとも警戒感は先行しやすくなるとみられる。利下げ期待を背景としたナスダック指数の上昇にはやや過熱感も強まりつつある中、景気敏感株の上値が重い状況が続けば、市場全体の先高期待は後退することになろう。なお、ロシアとウクライナの停戦期待の高まりは、欧州への資金シフトを促す可能性があるほか、防衛関連やエネルギー関連の動向に与える影響にも注意が必要となろう。経済指標は、13日に7月財政収支、14日に7月生産者物価指数、新規失業保険申請件数、15日に7月小売売上高、7月輸入物価指数、7月鉱工業生産・設備稼働率、8月NY連銀製造業景気指数、8月ミシガン大学消費者マインド指数、6月対米証券投資などが発表予定。なお、15日にはトランプ大統領とプーチン露大統領がウクライナ停戦協議で会談予定。主要企業の決算は、11日にプラグ・パワー、イーストマン・コダック、3Dシステムズ、12日にカーディナル・ヘルス、13日にシスコシステムズ、14日にディア、アプライド・マテリアルズ、タペストリーなどが予定されている。 <FA> 2025/08/09 13:57 注目トピックス 市況・概況 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、日英金利差を意識 *13:33JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、日英金利差を意識 ■堅調推移、英中銀による追加利下げ観測は後退今週のポンド・円は堅調推移。英中央銀行は8月7日、政策金利を4%に引き下げると発表したが、1回目の投票で3通りに分裂したことから、再投票が実施された。再投票の結果も5対4の僅差で利下げが決まったことから、追加利下げ観測は後退し、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りが優勢となった。この影響でポンド・円の取引でもポンド買い・円売りの取引が増えた。取引レンジ:195円04銭-198円83銭。■下げ渋りか、日英金利差を意識来週のポンド・円は下げ渋りか。英中央銀行による追加利下げは予想通りだが、利下げは僅差で決定され、タカ派寄りの判断だった。一方、日本銀行の利上げ時期は依然として不透明。日英金利差が意識されそうだ。日本の財政懸念は消えていないこともポンド・円相場をサポートしそうだ。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・14日:4-6月期国内総生産(1-3月期:前年比+1.3%)予想レンジ:197円00銭-200円00銭 <FA> 2025/08/09 13:33 注目トピックス 市況・概況 豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪準備銀行は利下げ実施の可能性 *13:31JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪準備銀行は利下げ実施の可能性 ■反発、米9月利下げを想定して豪ドル買い今週の豪ドル・円は反発。米9月利下げ観測が強まり、リスク選好的な豪ドル買い・米ドル売りが観測された。この局面で米ドル・円は下げ渋り、週後半は株高を意識した米ドル買い・円売りが増えたことで豪ドル・円の取引でも円売りが優勢となった。取引レンジ:94円91銭-96円53銭。■もみ合いか、豪準備銀行は利下げ実施の可能性来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は8月12日に政策金利を発表する。市場は0.25ptの利下げを想定しており、利下げが行われても豪ドル売りが拡大する可能性は低いとみられる。ただし、7月失業率が市場予想を上回った場合、年内追加利下げを想定した豪ドル売り・円買いがやや強まる可能性がある。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・12日:豪準備銀行政策金利(予想:3.60%、前回:3.85%)・14日:7月失業率(6月:4.3%)予想レンジ:95円00銭-97円50銭 <FA> 2025/08/09 13:31 注目トピックス 市況・概況 ユーロ週間見通し:伸び悩みか、ECB利下げ休止観測もドル・円にらみ *13:30JST ユーロ週間見通し:伸び悩みか、ECB利下げ休止観測もドル・円にらみ ■米ロ首脳会談への期待でユーロは底堅い動きを保つ今週のユーロ・ドルは強含み。米国の9月利下げ観測が強まり、米国とユーロ圏の金利差縮小を想定したユーロ買い・米ドル売りが再度活発となった。米長期金利の下げ渋りを意識してユーロ買いはやや一服したが、週後半にかけて米ロ首脳会談の開催が期待されたことから、リスク回避のユーロ売り・米ドル買いは抑制された。取引レンジ:1.1528ドル-1.1699ドル。■底堅い値動きか、欧米中銀の金利差にらみユーロ買いも来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。予想外に悪化した米雇用統計を受け米9月利下げ観測が急速に高まり、ユーロ選好地合いが続く。米国のインフレや消費に関する指標で緩和的な政策への思惑が広がれば、その流れはさらに強まりそうだ。予想レンジ:1.1500ドル-1.1800ドル■強含み、米国とユーロ圏の金利差縮小を想定したユーロ買い今週のユーロ・円は強含み。米国の9月利下げ観測が強まり、米国とユーロ圏の金利差縮小を想定したユーロ買い・米ドル売りが再度活発となったことが影響したようだ。米長期金利の下げ渋りを意識してユーロ買いはやや一服したが、週後半にかけて米ロ首脳会談の開催が期待されたことから、リスク回避のユーロ売り・円買いは抑制された。取引レンジ:169円82銭-172円34銭。■伸び悩みか、ECB利下げ休止観測もドル・円にらみ来週のユーロ・円は伸び悩みか。ユーロ圏経済指標は強弱まちまちだが、改善もみられ、欧州中央銀行(ECB)の利下げ休止への思惑からユーロ買いに振れやすい。ユーロ・ドルがドル売り継続で押し上げられた場合はユーロ・円も連動しよう。一方、相関性が高いドル・円が弱含む展開となった場合、ユーロ・円の下押し圧力にもなりうる。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・14日:4-6月期域内総生産改定値(速報値:前年比+1.4%)予想レンジ:169円50銭-173円50銭 <FA> 2025/08/09 13:30 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:伸び悩みか、米重要指標にらみ9月利下げに思惑交錯 *13:29JST 為替週間見通し:伸び悩みか、米重要指標にらみ9月利下げに思惑交錯 【今週の概況】■米ロ首脳会談への期待でドル売り弱まる今週の米ドル・円は下げ渋り。週初に148円台前半まで買われたが、米雇用情勢の悪化を受けて9月利下げ観測が広がり、リスク選好的な米ドル買い・円売りは一巡した。8月5日発表の7月ISM非製造業景況指数が予想に反して低下したことや7日に発表された新規失業保険申請件数は市場予想を上回ったことはドル売り材料となった。米ドル・円は147円を挟んだ水準での取引が増えた。しかしながら、週後半に米国とロシアの首脳会談開催への期待が広がり、リスク回避的な米ドル売り・円買いは縮小した。8日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時147円90銭まで買われた。米セントルイス連銀のムサレム総裁が「引き続き雇用よりもインフレを警戒している」との見方を伝えたこと、米露首脳会談が15日に開催されるとの見方が浮上し、地政学的リスク増大の懸念は緩和したことから、リスク選好的な円売りが優勢となった。米国株高も意識されたようだ。米ドル・円は147円79銭でこの週の取引を終えた。米ドル・円の取引レンジ:146円62銭-148円09銭。【来週の見通し】■伸び悩みか、米重要指標にらみ9月利下げに思惑交錯来週のドル・円は伸び悩みか。米国の7月雇用統計は予想外に低調な内容となり、6月の非農業部門雇用者数が大幅に下方修正された。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者からは9月利下げの必要性を求める意見も出始めた。金融緩和に前向きとされる人物の連邦公開市場委員会(FOMC)メンバー入りの可能性から、緩和的な政策に転じるとの見方が高まっている。米ロ首脳会談への期待が浮上しており、米インフレ指標の伸びが市場予想を上回った場合、リスク回避的なドル売りは縮小する可能性があるが、個人消費関連の指標は悪化が予想され、景気減速が懸念された場合は緩和的な金融政策をにらみドル売りが強まりそうだ。なお、8月12日発表の7月米消費者物価指数(CPI)は総合、コア指数のいずも前年比で堅調な内容が予想される。14日の7月生産者物価指数(PPI)は前月比で伸びが見込まれており、インフレ高進が意識されやすい。しかし、15日発表される米7月小売売上高で、個人消費の鈍化が示される可能性があろう。7月小売売上高が市場予想を下回った場合、9月利下げ観測を後押しする要因となりそうだ。【米・7月消費者物価コア指数】(12日発表予定)12日発表の米7月消費者物コア指数(コアCPI)は前年比+3.0%と6月実績を上回る見込み。市場予想と一致した場合はドル買い要因になりやすい。【米・7月小売売上高】(15日発表予定)15日発表の米7月小売売上高は前月比+0.5%と、前回から鈍化の見通し。市場予想を下回り、個人消費の減速が示された場合、ドル買いは後退するとみられる。予想レンジ:146円00銭-149円00銭 <FA> 2025/08/09 13:29 注目トピックス 市況・概況 8日の米国市場ダイジェスト:NYダウは206ドル高、地政学的リスク懸念が緩和 *07:44JST 8日の米国市場ダイジェスト:NYダウは206ドル高、地政学的リスク懸念が緩和 ■NY株式:NYダウは206ドル高、地政学的リスク懸念が緩和米国株式市場は上昇。ダウ平均は206.97ドル高の44175.61ドル、ナスダックは207.32ポイント高の21450.02で取引を終了した。トランプ大統領とプ―チン大統領の会談期待で地政学的リスク懸念が後退し、寄り付き後、上昇。年内の利下げを期待した買いも手伝い、相場は続伸。終盤にかけて、上げ幅を拡大し、終了した。セクター別ではテクノロジー・ハード・機器、自動車・自動車部品が上昇した一方、不動産管理・開発が下落。オンライン旅行サービス会社のエクスぺディア・グループ(EXPE)は4-6月期決算で、調整後の1株当たり利益が予想を上回ったほか、予約が好調で見通しを上方修正し、上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はテキサス州で自動運転ロボタクシーライセンスを取得したことが好感され、上昇。バイオのギリアド・サイエンシズ(GILD)は第2四半期決算で調整後の1株利益が予想を上回ったほか、強いHIV製品の売り上げで通期見通しを引き上げ、さらに自社株買い計画が好感され、上昇。エネルギー飲料販売のモンスター・ビバレッジ(MNST)は第2四半期の売上高が予想を上回り、上昇。スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UAA)は第2四半期決算で北米の売り上げ減少が明らかになったほか、第3四半期も関税によるコスト上昇を警告したため下落。広告技術会社のザ・トレードデスク(TTD)はオンライン小売のアマゾン(AMZN)との競争激化による成長懸念が強まり、下落。画像共有・検索サイト運営のピンタリスト(PINS)は第2四半期決算で、広告収入が冴えず調整後の利益が予想を下回り下落。トランプ大統領はロシアのプーチン大統領との会談を確認した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:地政学的リスク後退でリスクオン8日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円90銭へ上昇後、147円62銭まで弱含み、147円79銭で引けた。米セントルイス連銀のムサレム総裁が引き続き雇用よりもインフレを警戒した姿勢を表明し長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。米露首脳会談の可能性で地政学的リスク懸念が緩和し、円売り戻しが強まった。ユーロ・ドルは1.1638ドルへ下落後、1.1668ドルまで上昇し、1.1640ドルで引けた。ユーロ・円は172円03銭から172円34銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3418ドルまで下落後、1.3459ドルまで上昇した。英中銀の利下げペース鈍化観測にポンドの買戻しが優勢となった。ドル・スイスは0.8067フランから0.8086フランへ上昇した。トランプ政権が金地金に関税賦課する計画が報じられフラン売りが優勢となった。■NY原油:横ばい、一時63ドルを下回るNYMEX原油9月限終値:63.88 0.008日のNY原油先物9月限は横ばい。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比0.00ドル(0.00%)の63.88ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.77ドル-64.58ドル。供給超過を警戒した売りは一巡したが、米国市場で一時63ドルを下回っており、調整的な売りが観測された。通常取引終了後の時間外取引では買い戻しが入り、主に63ドル台後半で推移した。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  46.01ドル   +1.09ドル(+2.42%)モルガン・スタンレー(MS) 143.18ドル  +2.26ドル(+1.60%)ゴールドマン・サックス(GS)721.27ドル  +1.53ドル(+0.21%)インテル(INTC)        19.95ドル   +0.18ドル(+0.91%)アップル(AAPL)        229.35ドル  +9.32ドル(+4.23%)アルファベット(GOOG)    202.09ドル  +4.81ドル(+2.43%)メタ(META)           769.30ドル  +7.47ドル(+0.98%)キャタピラー(CAT)      416.52ドル  -0.60ドル(-0.14%)アルコア(AA)         30.17ドル   +0.07ドル(+0.23%)ウォルマート(WMT)      103.73ドル  +0.61ドル(+0.59%) <ST> 2025/08/09 07:44

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