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来週の相場で注目すべき3つのポイント:ジャクソンホール会合、消費者物価指数、米FOMC議事要旨
*15:58JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:ジャクソンホール会合、消費者物価指数、米FOMC議事要旨
■株式相場見通し予想レンジ:上限43900円-下限42900円今週末の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比34.86ドル高の44946.12ドル、ナスダックは同87.69ポイント安の21622.98で取引を終了した。225ナイト・セッションは日中終値比100円安の43370円。小売売上高は市場想定線で買い安心感につながった一方、半導体株の下落に加えて、ミシガン大学消費者信頼感指数の悪化などが上値の重しとなった。日経平均はここ2週間で2578円、6.3%の上昇となっており、25日移動平均線との乖離も6%超、13日には17年5月以来の水準となる155%まで高まった騰落レシオも139%超と依然警戒水準にある。短期的な過熱感や達成感などは拭い切れない状況といえよう。目先的に大きなダウンサイドの余地が広がっているとのリスクは意識しておきたい。来週は、ジャクソンホール会合におけるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が最大の注目材料となる。会合は21日から開催されるが、パウエル議長の講演は22日に予定されているもようで、来週の東京市場では消化しきれないことになる。9月利下げの可能性は高いとみられる中、来週に関しては期待感が引き続き優勢となる公算もある。ただ、すでに前のめりに利下げ実施を織り込んでおり、0.25%の利下げでとどまるような示唆がなされれば、講演後はむしろ目先の出尽くし感が強まる可能性も高いとみる。ドル・円相場への波及と合わせて、翌週初の東京市場の動きにも警戒が強まろう。ちなみに、15日に発表された輸入物価は0.4%の上昇とプラスに反転、関税措置の影響も想定され、9月利下げ後の金融政策には不透明感が強いともいえる。14日で4-6月期の決算発表が一巡しており、来週の株式市場では個別の手掛かり材料が極端に減少することになる。アナリストの投資判断や目標株価の変更など含め、好決算発表銘柄をあらためて見直す動きが強まる余地はあるが、全般的には業種やテーマが重視される動きとなっていこう。来週はまだ米国の利下げ期待を買い材料視する流れが継続する可能性もあり、引き続き、半導体を中心とするハイテク株に関心が向かいやすいとも考えられる。今週末は、米アプライド・マテリアルズが時間外で急落したものの、トランプ政権がインテルへの出資を検討かなどとの報道が半導体株の買い材料とされた印象。協議の進展次第では国内半導体株の一段の上昇につながる可能性もあろう。ちなみに、翌週27日には、エヌビディアの決算発表も控えており、期待感が先行する余地はありそうだ。なお、今週末の米ロ首脳会談では、ウクライナ戦争の停戦合意には至らなかったが、停戦に向けての前進が意識される状況にはなっている。地政学リスクの後退を睨んだ物色の流れも強まっていこう。■為替市場見通し来週の米ドル・円は下げ渋りか。直近における米インフレ関連指標は市場予想を上回る内容だったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ圧力は消えていない。FRBは先月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利据え置きを決定し、早期の利下げ再開には慎重な姿勢を見せていた。しかしながら、予想外に悪化した米雇用関連統計を受け、景気に不透明感が深まりつつあることが背景にある。8月20日に公表されるFOMC議事要旨では、9月利下げに関する議論が焦点となる。FRB人事でハト派寄りの人物が指名され、執拗な政治圧力から今後緩和的な政策に転じるとの見方が広がればドル売り要因になりやすい。なお、来週末にかけて行われるカンザスシティ地区連銀主催の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)では、トランプ政権が解任の意向を示しているパウエルFRB議長の政策スタンスに注目が集まりそうだ。利下げに慎重な姿勢を弱めれば、ドル売り材料となる。一方、国内政治では、先の参議院選挙での大敗を受け、自民党内で総裁選前倒しの議論が出始めた。石破首相は続投に意欲を示しているものの、総裁選の可能性が高まれば日本の財政悪化懸念が再び強まり、投機的な米ドル買い・円売りが強まるケースもあり得る。■来週の注目スケジュール8月18日(月):第3次産業活動指数(6月)、ヤゲオとミネベアミツミの芝浦電子へのTOB期限、米・NAHB住宅市場指数(8月)、欧・ユーロ圏貿易収支(6月)、米韓合同軍事演習(28日まで)など8月19日(火):米・住宅着工件数(7月)、米・住宅建設許可件数(7月)、欧・ユーロ圏経常収支(6月)、加・消費者物価指数(7月)など8月20日(水):貿易収支(7月)、輸出(7月)、輸入(7月)、コア機械受注(6月)、首都圏新築分譲マンション(7月)、訪日外客数(推計値)(7月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(7月29-30日会合分)、欧・ユーロ圏CPI(7月)、中・1年物ローンプライムレート(LPR)、中・5年物ローンプライムレート(LPR)、英・消費者物価指数(7月)、NZ・ニュージーランド準備銀行(中央銀行)が政策金利発表など8月21日(木):工作機械受注(7月)、製造業PMI(8月)、サービス業PMI(8月)、米・カンザスシティー連銀主催の年次国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会合」(23日まで)、米・新規失業保険申請件数(先週)、米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(8月)、米・景気先行指数(7月)、米・中古住宅販売件数(7月)、米・製造業PMI(8月)、米・サービス業PMI(8月)、中・SWIFTグローバル支払い元建て(7月)、欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(8月)、欧・ユーロ圏製造業PMI(8月)、欧・ユーロ圏サービス業PMI(8月)、独・製造業PMI(8月)、独・サービス業PMI(8月)、英・製造業PMI(8月)、英・サービス業PMI(8月)、NZ・貿易収支(7月)など8月22日(金):消費者物価コア指数(7月)、独・GDP改定値(4-6月)、英・小売売上高指数(7月)、加・小売売上高(6月)など
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2025/08/16 15:58
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国内株式市場見通し:日経平均は最高値大きく更新も短期的に過熱感、来週はジャクソンホール会合注目
*14:24JST 国内株式市場見通し:日経平均は最高値大きく更新も短期的に過熱感、来週はジャクソンホール会合注目
■日経平均は大幅続伸、昨年7月の史上最高値を更新今週の日経平均は週間で1557.83円高(+3.73%)の43378.31円で取引を終了。3連休明けから大幅に続伸し、24年7月11日につけた史上最高値42426.77円を一気に更新した。日経平均の高値更新に伴ってショートカバーも急がれる形となり、その後も上値追いを強める展開に。今週はお盆休みシーズンで模様眺めムードも強まるかと見られたが、強い上昇相場の中で売買ボリュームも高水準を維持する形となった。連休明けは、トランプ米大統領が対中関税の一部を90日間延期すると発表し、関税を巡る不透明感が後退したことが好感された。翌日も、米7月消費者物価指数(CPI)が前月比0.2%の上昇と、6月の0.3%上昇から伸びが鈍化したことで、米国の早期利下げ期待が高まる形となり大幅続伸の展開に。短期的な過熱警戒感から、利食い売りに押される場面もあったが、週末は、米7月生産者物価指数(PPI)上振れに伴う為替市場でのドル高円安進展、寄り付き前に発表された4-6月期国内総生産(GDP)の上振れなどが買い材料視され、前日の下げ幅を一気に埋める形となった。4-6月期GDPは前期比年率1.0%増となり、設備投資の上振れを中心に市場予想の0.4%増を上回った。なお、8月第1週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を373億円売り越した一方、先物は2441億円買い越し、合計2068億円の買い越しとなった。2週ぶりの買い越しとなる。一方、株価の上昇局面において、個人投資家は現物を5432億円売り越すなど、合計5972億円の売り越しとなっている。ほか、自己が4403億円、事法が2351億円買い越した。■短期的な過熱警戒感は拭い切れず今週末の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は前日比34.86ドル高の44946.12ドル、ナスダックは同87.69ポイント安の21622.98で取引を終了した。225ナイト・セッションは日中終値比100円安の43370円。小売売上高は市場想定線で買い安心感につながった一方、半導体株の下落に加えて、ミシガン大学消費者信頼感指数の悪化などが上値の重しとなった。日経平均はここ2週間で2578円、6.3%の上昇となっており、25日移動平均線との乖離も6%超、13日には17年5月以来の水準となる155%まで高まった騰落レシオも139%超と依然警戒水準にある。短期的な過熱感や達成感などは拭い切れない状況といえよう。目先的に大きなダウンサイドの余地が広がっているとのリスクは意識しておきたい。来週は、ジャクソンホール会合におけるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が最大の注目材料となる。会合は21日から開催されるが、パウエル議長の講演は22日に予定されているもようで、来週の東京市場では消化しきれないことになる。9月利下げの可能性は高いとみられる中、来週に関しては期待感が引き続き優勢となる公算もある。ただ、すでに前のめりに利下げ実施を織り込んでおり、0.25%の利下げでとどまるような示唆がなされれば、講演後はむしろ目先の出尽くし感が強まる可能性も高いとみる。ドル・円相場への波及と合わせて、翌週初の東京市場の動きにも警戒が強まろう。ちなみに、15日に発表された輸入物価は0.4%の上昇とプラスに反転、関税措置の影響も想定され、9月利下げ後の金融政策には不透明感が強いともいえる。■決算発表も一巡し手掛かり難、半導体株の動向などに注目14日で4-6月期の決算発表が一巡しており、来週の株式市場では個別の手掛かり材料が極端に減少することになる。アナリストの投資判断や目標株価の変更など含め、好決算発表銘柄をあらためて見直す動きが強まる余地はあるが、全般的には業種やテーマが重視される動きとなっていこう。来週はまだ米国の利下げ期待を買い材料視する流れが継続する可能性もあり、引き続き、半導体を中心とするハイテク株に関心が向かいやすいとも考えられる。今週末は、米アプライド・マテリアルズが時間外で急落したものの、トランプ政権がインテルへの出資を検討かなどとの報道が半導体株の買い材料とされた印象。協議の進展次第では国内半導体株の一段の上昇につながる可能性もあろう。ちなみに、翌週27日には、エヌビディアの決算発表も控えており、期待感が先行する余地はありそうだ。なお、今週末の米ロ首脳会談では、ウクライナ戦争の停戦合意には至らなかったが、停戦に向けての前進が意識される状況にはなっている。地政学リスクの後退を睨んだ物色の流れも強まっていこう。■ジャクソンホール会議に関心が向かう来週、国内では、18日に6月第3次産業活動指数、20日に7月貿易統計、6月機械受注、7月首都圏マンション発売、7月訪日外客数、21日に8月S&Pグローバル製造業PMI、22日に7月消費者物価指数などが予定されている。なお、23日には韓国大統領が来日、日韓首脳会談が開催される。海外では、18日に欧・6月貿易収支、米・8月NY連銀ビジネスリーダーズサーベイ、8月住宅市場指数、19日に米・7月住宅着工件数、7月建設許可件数、20日に米・7月29-30日開催のFOMC議事録、21日に欧・8月ユーロ圏製造業PMI、8月サービス業PMI、米・8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、8月S&P製造業PMI、8月サービス業PMI、7月中古住宅販売件数、新規失業保険申請件数などが発表予定。なお、21日から23日にかけてジャクソンホール会合が開催予定。
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2025/08/16 14:24
注目トピックス 市況・概況
新興市場見通し:プライム優位の状況からの変化を見極めへ
*14:23JST 新興市場見通し:プライム優位の状況からの変化を見極めへ
■主力大型株主導の展開今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+3.72%だったのに対して、グロース市場指数は+1.09%、グロース市場250指数は+0.98%。日経平均株価は先週に大きく上昇した流れを引き継ぎ、史上最高値を更新。東証プライムの売買代金は5兆~6兆円レベルの高水準が続き、主力大型株主導の展開だった。半面、大型株に資金がシフトする中、グロース250指数は、週前半は利食い優勢に。時価総額が大きい銘柄で構成されているグロース市場コア指数は、週間ベースで+2.48%だった。時価総額上位銘柄では、弁護士ドットコム<6027>の週間上昇率が17%を超えた。26年3月期第1四半期の決算に加え、東証グロース市場からプライム市場への区分変更申請の発表が材料視された。FFRIセキュリティ<3692>やBuySell Technologies<7685>は、決算評価からストップ高を交えての上昇。一方で、トライアルホールディングス<141A>は四半期決算を受けて一時急落する場面がみられた。その他、アイデミー<5577>が週間で96%超の上昇。アクセンチュアの日本法人がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。TOB価格(1450円)にサヤ寄せする形になった。BlueMeme<4069>やAeroEdge<7409>は決算を手掛かりにストップ高を交えての上昇になった。今週のIPOは、15日にアクセルスペースホールディングス<402A>が東証グロース市場に上場した。初値は公開価格の約2.0倍となる751円となり、その後もストップ高を交えての上昇で15日は924円で終えている。■日経平均株価がこう着感を強めると中小型株へ物色が向かう可能性来週の新興市場は、中小型株の決算発表も一巡したことから、手掛かり材料に欠ける状況になりそうだ。プライム銘柄に海外投資家と観測される資金流入が目立つ中、引き続きプライム優位の需給状況になりやすいだろう。ただ、先週14日に日経平均株価が大きく調整した局面においては、新興市場への資金シフトがみられていた。来週は、週後半に米国でジャクソンホール会議が開催され、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えていることから、日経平均株価がこう着感を強めてくるようだと、中小型株へ物色が向かう可能性はありそうだ。決算については、8月15日の引け後に発表したWOLVES HAND<194A>は、25年6月期の業績は期首計画を上回っての着地となり、26年6月期においても増収増益を見込んでいる。一方で、ロジザード<4391>は、25年6月期は期首計画を上回っての着地だったが、26年6月期については3期ぶりに減益を見込んでいることで、15日に急伸した反動が警戒されよう。そのほか、BTM<5247>とヘッドウォータース<4011>は15日、生成AIをはじめとするAIエージェント領域で協業を本格化すると発表。ヘッドウォータースが有するAIエージェントの開発には、BTMの子会社BTMAIZが戦略的パートナーとして参画しており、すでに金融機関や製造業対応など、複数の企業においてAIエージェントの実証が進んでいる。なお、来週はIPOが予定されていない。
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2025/08/16 14:23
注目トピックス 市況・概況
米国株式市場見通し:ジャクソンホール会合におけるパウエル議長講演が焦点に
*14:22JST 米国株式市場見通し:ジャクソンホール会合におけるパウエル議長講演が焦点に
21日にはジャクソンホール会合が開催され、22日に予定されているパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が最も注目されるイベントとなろう。9月の利下げが示唆される可能性は高いとみられ、来週は引き続き期待感が先行する余地も残りそうだ。ただ、市場での織り込みは十分に進みつつあり、0.25%の利下げにとどまるような示唆であれば、その後は出尽くし感が強まっていくことにもなろう。PPIが大幅な伸びとなったほか、ミシガン大学期待インフレ率も上昇、さらに、輸入物価指数がプラスに反転したことは、関税によるインフレへの影響が強まりつつあることも意味する。9月以降の利下げ継続に関しては不透明感も残っているといえよう。どのタイミングで出尽くし感が警戒されてくるのかがポイントとなってこよう。今週末は決算が嫌気されてアプライド・マテリアルズが大幅に下落、上昇基調が続く半導体関連にも先行きの不透明感が意識されるところ。半導体関税の影響などにも目先は警戒感が強まる余地もあろう。一方、エヌビディアの決算発表が翌週27日に予定されている。決算期待は高いものの、発表後の株価反応に関しては、一段高へのハードルはかなり高まっていると考えられる。期待感から出尽くし感警戒への転換点を見極めることが、半導体関連株全般にとって重要となりそうだ。そのほか、ホーム・デポ、ウォルマート、エスティローダーなど個人消費関連企業の決算発表も相次ぐ。先行きの悪化見通し度合いによっては、全体相場への影響などにも警戒が必要となろう。経済指標は、18日に8月NY連銀ビジネスリーダーズサーベイ、8月住宅市場指数、19日に7月住宅着工件数、7月建設許可件数、20日に7月29-30日開催のFOMC議事録、21日に8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、8月S&P製造業PMI、8月サービス業PMI、7月中古住宅販売件数、新規失業保険申請件数などが発表予定。なお、21日から23日にかけてジャクソンホール会合が開催予定。主要企業の決算は、18日にパロアルト・ネットワークス、19日にホーム・デポ、キーサイト・テクノロジーズ、メドトロニック、トール・ブラザーズ、20日にアナログ・デバイシズ、エスティローダー、ロウズ、ターゲット、TJX、21日にインテュイト、ワークデイ、ウォルマート、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズなどが予定されている。
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2025/08/16 14:22
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英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英中銀の利下げ観測後退で買戻しも
*14:14JST 英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英中銀の利下げ観測後退で買戻しも
■強含み、ポンド買い・スイスフラン売り増加の影響も今週のポンド・円は強含み。英中央銀行による追加利下げ観測は後退し、米国の9月利下げの可能性は引き続き高いことから、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りが続いた。週後半にポンド買い・スイスフラン売りの取引が増えたことも影響したようだ。取引レンジ:198円13銭-200円28銭。■下げ渋りか、英中銀の利下げ観測後退で買戻しも来週のポンド・円は下げ渋りか。足元で発表された英国の経済指標で改善が目立ち、今後の本格回復が期待されている。英中央銀行による追加利下げの可能性は低下していることから、ポンドの買戻しが入りやすい。一方、日本の財政懸念で円売りがポンドをサポートしそうだ。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・21日:8月製造業PMI(7月:48.0)・21日:8月サービス業PMI(7月:51.8)予想レンジ:197円50銭-201円50銭
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2025/08/16 14:14
注目トピックス 市況・概況
豪ドル週間見通し:下げ渋りか、雇用安定は支援材料
*14:13JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、雇用安定は支援材料
■弱含み、中国経済指標の悪化を嫌気今週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)による追加利下げは織り込み済みであったため、米9月利下げを意識した豪ドル買いが一時優勢となった。しかしながら、8月15日発表の中国7月小売売上高は市場予想を下回り、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが観測された。米ドル・円相場が週末前に上げ渋ったことも影響したようだ。取引レンジ:95円52銭-96円84銭。■下げ渋りか、雇用安定は支援材料来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の政策金利は当面据え置きとなる可能性が高い。国内の雇用情勢は特に悪化していないこと、米国の9月利下げの可能性は高いことから、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・特になし予想レンジ:95円00銭-97円00銭
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2025/08/16 14:13
注目トピックス 市況・概況
ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ユーロ圏製造業PMIなどが手掛かり材料に
*14:12JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、ユーロ圏製造業PMIなどが手掛かり材料に
■強含み、米9月利下げを想定したユーロ買いも今週のユーロ・ドルは強含み。米7月生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る結果となり、米国の大幅利下げ観測は後退した。しかしながら、米国の9月利下げの可能性は引き続き高いため、ユーロ買い・米ドル売りは縮小しなかった。米ロ首脳会談への期待が残されていることもユーロに対する支援材料となった。取引レンジ:1.1590ドル-1.1730ドル。■底堅い値動きか、欧米中銀の金利差にらみユーロ買いも来週のユーロ・ドルは底堅い値動きか。米インフレ圧力は鮮明だが、米トランプ政権からの政治圧力による利下げ要求が強まっている。そのため、連邦準備制度理事会(FRB)が緩和的な政策方針に傾くとの思惑でユーロ買い・米ドル売りに振れやすい。一方、ユーロ圏の景況感が改善すれば欧州中央銀行(ECB)の利下げ休止観測でユーロは売りづらい。予想レンジ:1.1580ドル-1.1830ドル■下げ渋り、米露首脳会談への期待も今週のユーロ・円は下げ渋り。米国の9月利下げの可能性は引き続き高いことから、米国とユーロ圏の金利差縮小を想定したユーロ買い・米ドル売りが続いた。予想を上回る米インフレ指標を意識してユーロ買いはやや一服したが、米露首脳会談への期待もユーロ買いにつながったようだ。取引レンジ:170円97銭-173円02銭。■下げ渋りか、ユーロ圏製造業PMIなどが手掛かり材料に来週のユーロ・円は下げ渋りか。ユーロ圏経済指標は強弱まちまちながら、8月21日の製造業、サービス業のPMIで景況感の改善が示された場合、リスク選好的なユーロ買いに振れやすい。一方、日本の財政悪化の懸念は消えていないため、投機的なユーロ買い・円売りが多少強まる展開もあり得る。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・21日:8月製造業PMI(7月:49.8)・21日:8月サービス業PMI(7月:51.0)予想レンジ:170円00銭-173円50銭
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2025/08/16 14:12
注目トピックス 市況・概況
為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、米FRBに利下げ圧力も円売りがサポート
*14:11JST 為替週間見通し:ドルは下げ渋りか、米FRBに利下げ圧力も円売りがサポート
【今週の概況】■ドルは伸び悩み、米9月利下げの可能性高まる今週の米ドル・円は伸び悩み。週前半に148円台半ばまで米ドル高円安に振れる場面があった、8月12日発表の7月米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて9月利下げ観測が一段と強まり、リスク選好的な米ドル買い・円売りは縮小した。ベッセント米財務長官が「政策金利は少なくとも今より1.5ポイント低くあるべき」、「日本銀行はインフレ抑制に取り組む必要がある」との見方を伝えたこともドル売り材料となった。米ドル・円は一時146円21銭まで弱含みとなった。ただ、14日発表された7月米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回り、9月利下げの可能性は高いものの、0.5ptの大幅利下げ観測は後退したため、リスク回避的な米ドル売り・円買いは拡大しなかった。15日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時146円74銭まで下落したが、147円台前半まで戻した。7月米小売売上高や8月米ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は市場予想を下回り、ドル売りが一時優勢となった。しかしながら、個人消費はまずまず良好との見方が浮上したことや米露首脳会談への期待などを背景にリスク回避的な米ドル売り・円買いは縮小。米ドル・円は147円18銭でこの週の取引を終えた。・米ドル・円の取引レンジ:146円21銭-148円52銭【来週の見通し】■ドルは下げ渋りか、米FRBに利下げ圧力も円売りがサポート来週の米ドル・円は下げ渋りか。直近における米インフレ関連指標は市場予想を上回る内容だったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ圧力は消えていない。FRBは先月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利据え置きを決定し、早期の利下げ再開には慎重な姿勢を見せていた。しかしながら、予想外に悪化した米雇用関連統計を受け、景気に不透明感が深まりつつあることが背景にある。8月20日に公表されるFOMC議事要旨では、9月利下げに関する議論が焦点となる。FRB人事でハト派寄りの人物者が指名され、執拗な政治圧力に今後緩和的な政策に転じるとの見方が広がればドル売り要因になりやすい。なお、来週末にかけて行われるカンザスシティ地区連銀主催の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)では、トランプ政権が解任の意向を示しているパウエルFRB議長の政策スタンスに注目が集まりそうだ。利下げに慎重な姿勢を弱めれば、ドル売り材料となる。一方、国内政治では先の参院選での大敗を受け、自民党内では総裁選前倒しの議論が出始めた。石破首相は続投に意欲を示しているものの、総裁選の可能性が高まれば日本の財政悪化懸念が再び強まり、投機的な米ドル買い・円売りが強まるケースもあり得る。【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨】(20日公表予定)FRBは8月20日、7月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)開催分の議事要旨を公表する。早期利下げに慎重な意見が多かった場合はドル買い要因となる。【ジャクソンホール会合】(21-23日開催予定)米カンザスシティ連銀がワイオミング州ジャクソンホールで毎年開催する国際経済シンポジウム。米トランプ政権から利下げ要求に応じないと批判されパウエルFRB議長の発言内容に注目。予想レンジ:145円50銭-149円00銭
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2025/08/16 14:11
注目トピックス 市況・概況
15日の米国市場ダイジェスト:NYダウは34ドル高、ヘルスケアが支える
*08:33JST 15日の米国市場ダイジェスト:NYダウは34ドル高、ヘルスケアが支える
■NY株式:NYダウは34ドル高、ヘルスケアが支える米国株式市場はまちまち。ダウ平均は34.86ドル高の44946.12ドル、ナスダックは87.69ポイント安の21622.98で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げの行方が不透明となり、寄り付き後、まちまち。ダウは、ユナイテッドヘルス(UNH)の上昇がけん引し堅調に推移も、ミシガン大消費者信頼感指数が予想外に悪化したほか期待インフレ率の上昇で中盤にかけ失速した。一方、ナスダックはトランプ大統領が半導体200%-300%関税を近く発表すると警告したほか、半導体関連企業のアプライド・マテリアルズ(AMAT)決算を嫌気し同セクターの売りが重しとなり、終日軟調に推移し、まちまちで終了。セクター別ではヘルス機器・サービスが上昇した一方、銀行、半導体・同製造装置が下落した。半導体のインテル(INTC)はトランプ政権が同社への出資を視野に検討しているとの報道を材料にした買いが続いた。ヘルスケアのユナイテッドヘルスグループ(UNH)は、著名投資家のバフェット氏が運営する保険のバークシャー・ハザウエイ(BRK)や投資会社のアパルーサ・マネージメントが第2四半期に同社株を大口購入したことが当局への報告で明らかになり、買われた。銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)や携帯端末のアップル(AAPL)はバークシャー・ハザウエイが保有していた株式の一部売却が明らかになりそれぞれ下落。ディスカウント小売のターゲット(TGT)はアナリストが投資判断を引下げ下落。コンピューター記憶装置メーカーのサンディスク(SNDK)は第4四半期決算の内容は予想を上回ったものの、純利益率見通しが予想を下回り、下落。半導体のエヌビディア(NVDA)などは高関税を警戒し、売られた。シカゴ連銀のグールズビー総裁はサービスインフレの上昇に懸念を表明し、物価情勢判断において良好なインフレ指標がさらに必要と述べた。同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を有する。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米ミシガン大学消費信頼感指数は予想外の低下、ドル反落15日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円74銭へ下落後、147円33銭まで上昇し、147円21銭で引けた。米7月小売売上高や8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回り、ドル売りが優勢となった。その後、ミシガン大期待インフレ率の上昇や小売は引き続き堅調との見方、地政学的リスク緩和で米長期金利が上昇に転じ買い戻された。ユーロ・ドルは1.1673ドルへ下落後、1.1715ドルまで上昇し、1.1703ドルで引けた。ユーロ・円は171円64銭から172円38銭まで上昇。米ロ首脳会談を控え、地政学的リスク緩和期待にリスク選好の動きが優勢となった。ポンド・ドルは1.3546ドルから1.3575ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8070フランから0.8046フランまで下落。■NY原油:反落、米ロ会談をにらんで調整的な売りが強まるNYMEX原油9月限終値:62.80 ↓1.1615日のNY原油先物9月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-1.16ドル(-1.81%)の62.80ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.68ドル-64.15ドル。米国によるロシア制裁が実行されても原油供給や価格動向に重大な影響を与える可能性は高くないとの思惑が浮上し、調整的な売りが観測された。米国市場で62.68ドルまで値を下げた。通常取引終了後の時間外取引では主に63ドル台前半で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 46.94ドル -0.77ドル(-1.61%)モルガン・スタンレー(MS) 144.63ドル -3.88ドル(-2.61%)ゴールドマン・サックス(GS)730.72ドル -16.48ドル(-2.20%)インテル(INTC) 24.56ドル +0.70ドル(+2.93%)アップル(AAPL) 231.59ドル -1.19ドル(-0.51%)アルファベット(GOOG) 204.91ドル +1.09ドル(+0.53%)メタ(META) 785.23ドル +3.10ドル(+0.39%)キャタピラー(CAT) 407.79ドル -9.71ドル(-2.32%)アルコア(AA) 31.27ドル -0.06ドル(-0.19%)ウォルマート(WMT) 100.00ドル -0.85ドル(-0.84%)
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2025/08/16 08:33
注目トピックス 市況・概況
NY債券:米長期債相場は弱含み、7月輸入物価指数は前月比+0.4%とプラスに反転
*07:22JST NY債券:米長期債相場は弱含み、7月輸入物価指数は前月比+0.4%とプラスに反転
15日の米国長期債相場は弱含み。米労働省がこの日発表した7月の輸入物価指数は前月比+0.4%とプラスに反転したことが意識されたようだ。7月は消費財の価格上昇が観測された。米政権による関税措置の影響でインフレが加速する兆候が示された。市場参加者は引き続き「インフレ持続の有無については8月以降の価格動向が重要となる」と指摘している。9月利下げの確率はやや低下した。CMEのFedWatchツールによると、15日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%を下回る確率は85%程度。10月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.00-4.25%を下回る確率は49%程度。10年債利回りは4.287%近辺で取引を開始し、一時4.267%近辺まで低下したが、米国市場の後半に4.330%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.316%近辺で推移。イールドカーブはスティープニング気配で推移。2年-10年は57.10bp近辺、2-30年は117.10bp近辺で引けた。2年債利回りは3.75%(前日比:+2bp)、10年債利回りは4.32%(前日比+2bp)、30年債利回りは、4.92%(前日比:+5bp)で取引を終えた。
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2025/08/16 07:22
注目トピックス 市況・概況
NY原油反落、米ロ会談をにらんで調整的な売りが強まる
*07:19JST NY原油反落、米ロ会談をにらんで調整的な売りが強まる
NYMEX原油9月限終値:62.80 ↓1.1615日のNY原油先物9月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-1.16ドル(-1.81%)の62.80ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは62.68ドル-64.15ドル。米国によるロシア制裁が実行されても原油供給や価格動向に重大な影響を与える可能性は高くないとの思惑が浮上し、調整的な売りが観測された。米国市場で62.68ドルまで値を下げた。通常取引終了後の時間外取引では主に63ドル台前半で推移。
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2025/08/16 07:19
注目トピックス 市況・概況
NY金:伸び悩み、米長期金利の上昇を意識
*07:17JST NY金:伸び悩み、米長期金利の上昇を意識
COMEX金12月限終値:3382.60 ↓0.6015日のNY金先物12月限は伸び悩み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-0.60ドル(-0.02%)の3382.60ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3377.70-3394.80ドル。米長期金利の上昇を意識した売りが観測された。
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2025/08/16 07:17
注目トピックス 市況・概況
NY為替:米ミシガン大学消費信頼感指数は予想外の低下、ドル反落
*06:19JST NY為替:米ミシガン大学消費信頼感指数は予想外の低下、ドル反落
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円74銭へ下落後、147円33銭まで上昇し、147円21銭で引けた。米7月小売売上高や8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回り、ドル売りが優勢となった。その後、ミシガン大期待インフレ率の上昇や小売は引き続き堅調との見方、地政学的リスク緩和で米長期金利が上昇に転じ買い戻された。ユーロ・ドルは1.1673ドルへ下落後、1.1715ドルまで上昇し、1.1703ドルで引けた。ユーロ・円は171円64銭から172円38銭まで上昇。米ロ首脳会談を控え、地政学的リスク緩和期待にリスク選好の動きが優勢となった。ポンド・ドルは1.3546ドルから1.3575ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8070フランから0.8046フランまで下落。
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2025/08/16 06:19
注目トピックス 市況・概況
NY株式:NYダウは34ドル高、ヘルスケアが支える
*05:37JST NY株式:NYダウは34ドル高、ヘルスケアが支える
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は34.86ドル高の44946.12ドル、ナスダックは87.69ポイント安の21622.98で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げの行方が不透明となり、寄り付き後、まちまち。ダウは、ユナイテッドヘルス(UNH)の上昇がけん引し堅調に推移も、ミシガン大消費者信頼感指数が予想外に悪化したほか期待インフレ率の上昇で中盤にかけ失速した。一方、ナスダックはトランプ大統領が半導体200%-300%関税を近く発表すると警告したほか、半導体関連企業のアプライド・マテリアルズ(AMAT)決算を嫌気し同セクターの売りが重しとなり、終日軟調に推移し、まちまちで終了。セクター別ではヘルス機器・サービスが上昇した一方、銀行、半導体・同製造装置が下落した。半導体のインテル(INTC)はトランプ政権が同社への出資を視野に検討しているとの報道を材料にした買いが続いた。ヘルスケアのユナイテッドヘルスグループ(UNH)は、著名投資家のバフェット氏が運営する保険のバークシャー・ハザウエイ(BRK)や投資会社のアパルーサ・マネージメントが第2四半期に同社株を大口購入したことが当局への報告で明らかになり、買われた。銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)や携帯端末のアップル(AAPL)はバークシャー・ハザウエイが保有していた株式の一部売却が明らかになりそれぞれ下落。ディスカウント小売のターゲット(TGT)はアナリストが投資判断を引下げ下落。コンピューター記憶装置メーカーのサンディスク(SNDK)は第4四半期決算の内容は予想を上回ったものの、純利益率見通しが予想を下回り、下落。半導体のエヌビディア(NVDA)などは高関税を警戒し、売られた。シカゴ連銀のグールズビー総裁はサービスインフレの上昇に懸念を表明し、物価情勢判断において良好なインフレ指標がさらに必要と述べた。同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を有する。(Horiko Capital Management LLC)
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2025/08/16 05:37
注目トピックス 市況・概況
[通貨オプション]OP売り、週末要因やリスク警戒感後退で
*04:30JST [通貨オプション]OP売り、週末要因やリスク警戒感後退で
ドル・円オプション市場で変動率は低下。週末要因に加え、リスク警戒感の後退で、オプション売りが優勢となった。リスクリバーサルは1年物を除いてドル・円下値をヘッジする円コール買いが後退し、円先安観に伴う円プット買いが強まった。■変動率・1カ月物8.95%⇒8.80%(08年=31.044%)・3カ月物9.67%⇒9.48%(08年=31.044%)・6か月物9.57%⇒9.53%(08年=23.915%)・1年物9.68%⇒9.63%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.15%⇒+1.10%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+1.21%⇒+1.19%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.08%⇒+1.05%(08年10/27=+10.70%)・1年物+0.81%⇒+0.81%(08年10/27=+10.71%)
<KY>
2025/08/16 04:30
注目トピックス 市況・概況
8月15日のNY為替概況
*04:00JST 8月15日のNY為替概況
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円77銭へ下落後、147円33銭まで上昇し、引けた。米7月小売売上高や8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想を下回り、ドル売りが優勢となった。その後、ミシガン大期待インフレ率の上昇や小売は引き続き堅調との見方に米長期金利が上昇に転じ買い戻された。ユーロ・ドルは1.1673ドルへ下落後、1.1715ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は171円64銭から172円38銭まで上昇。米ロ首脳会談を控え、地政学的リスク緩和期待にリスク選好の動きが優勢となった。ポンド・ドルは1.3545ドルから1.3575ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8070フランから0.8046フランまで下落。[経済指標]・米・7月小売売上高:前月比+0.5%(予想+0.6%、6月:+0.9%←+0.6%)・米・7月小売売上高(自動車除く):前月比+0.3%(予想:+0.3%、6月:+0.8%←+0.5%)・米・7月輸入物価指数:前月比+0.4%(予想:前月比+0.1%、6月:-0.1%←+0.1%)・米・8月NY連銀製造業景気指数: 11.9(予想:0.0、7月:+5.5)・米・7月鉱工業生産:-0.1%(予想前月比+0.0% 6月+0.4%←+0.3%)・米・7月設備稼働率:77.5%(予想77.6% 6月77.7%←77.6%)・米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値: 58.6(予想:62、7月:61.7)・米・8月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値: 4.9%(予想:4.4%、6月:4.5%)・米・8月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.9 %(予想:3.4%、6月:3.4%)・米・6月企業在庫:前月比+0.2 %(予想:+0.2%、6月:+0.0%)
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2025/08/16 04:00
注目トピックス 市況・概況
NY外為:リスク警戒感緩和、米露首脳会談控え
*03:22JST NY外為:リスク警戒感緩和、米露首脳会談控え
NY外為市場では米露首脳会談を控え、リスク警戒感が緩和した。ユーロ・円は171円67銭から172円38銭まで上昇した。ポンド・円は199円12銭から199円69銭まで上昇した。ドル・円は146円台後半から147円33銭まで上昇した。
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2025/08/16 03:22
注目トピックス 市況・概況
NY外為:ドル売り一服
*02:09JST NY外為:ドル売り一服
NY外為市場でドル売りは一段落した。欧州引けにかけてドルの買戻しが優勢となった。ドル・円は146円85銭から147円21銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1715ドルから1.1702ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.3560ドルから1.3556ドルまで下落した。
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2025/08/16 02:09
注目トピックス 市況・概況
NY外為:BTC続落、一時11.7万ドル割り込む、ベッセント米財務長官コメントが重し
*01:14JST NY外為:BTC続落、一時11.7万ドル割り込む、ベッセント米財務長官コメントが重し
暗号通貨のビットコイン(BTC)は続落し、一時11.7万ドルを割り込んだ。ベッセント米財務長官が暗号資産戦略的準備向けにビットコインを購入することはないとしたことが引き続き重しとなっている模様。また、連邦準備制度理事会(FRB)の高官が引き続き利下げに慎重な姿勢を見せており、9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの行方が不透明となった。米国の7月消費者物価指数(CPI)のコア指数や生産者物価指数(PPI)に加え、ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレの上昇で大幅な利下げ期待が後退したことも売り材料になったと見られる。
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2025/08/16 01:14
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値/6月企業在庫/鉱工業生産など、ドル軟調
*23:41JST 【市場反応】米8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値/6月企業在庫/鉱工業生産など、ドル軟調
米8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は58.6と、7月61.7から上昇予想に反し低下し、5月来で最低となった。連邦準備制度理事会(FRB)が注視している同指数の1年期待インフレ率速報値は4.9%と、6月4.5%から低下予想に反し上昇し、6月来で最高となった。同指数の5-10年期待インフレ率速報値は3.9%と、6月来で最高となった。同時刻に発表された6月企業在庫は前月比+0.2%と、予想通り6月+0.0%から伸びが拡大した。事前に発表された米7月鉱工業生産は-0.1%と、予想外に3月来のマイナス。設備稼働率は77.5%と、6月77.7%から予想以上に低下した。消費者信頼感の低下で、ドルは軟調。ドル・円は146円88銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1673ドルから1.1713ドルまで上昇、ポンド・ドルは1.3546ドルから1.3575ドルまで上昇した。【経済指標】・米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値: 58.6(予想:62、7月:61.7)・米・8月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値: 4.9%(予想:4.4%、6月:4.5%)・米・8月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.9%(予想:3.4%、6月:3.4%)・米・6月企業在庫:前月比+0.2 %(予想:+0.2%、6月:+0.0%)・米・7月鉱工業生産:-0.1%(予想前月比+0.0% 6月+0.4%←+0.3%)・米・7月設備稼働率:77.5%(予想77.6% 6月77.7%←77.6%)
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2025/08/15 23:41
注目トピックス 市況・概況
【市場反応】米7月小売売上高・輸入物価指数/8月NY連銀製造業景気指数、ドルもみ合い
*22:13JST 【市場反応】米7月小売売上高・輸入物価指数/8月NY連銀製造業景気指数、ドルもみ合い
米7月小売売上高は前月比+0.5%と、6月+0.9%に続き2カ月連続で増加となった。予想は下回った。6月分は+0.6%から上方修正された。変動の激しい自動車除いた小売売上高は前月比+0.3%。予想通り6月から鈍化した。6月分は+0.8%へ上方修正された。国内総生産(GDP)の算出にもちいられるコントロールグループは前月比+0.5%と、予想を上回った。6月分は+0.8%と、+0.5%から上方修正された。米7月輸入物価指数は前月比+0.4%と予想を上回った。6月分は-0.1%へ+0.1%から下方修正された。米8月NY連銀製造業景気指数は 11.9と、7月+5.5から予想以上に上昇し、昨年11月来で最高となった。ドル・円は147円20銭付近に上昇後、146円85銭へ反落。ユーロ・ドルは1.1673ドルへ下落後、1.1702ドルまで上昇、ポンド・ドルは1.3545ドルへ下落後、1.3569ドルまで上昇した。【経済指標】・米・7月小売売上高:前月比+0.5%(予想+0.6%、6月:+0.9%←+0.6%)・米・7月小売売上高(自動車除く):前月比+0.3%(予想:+0.3%、6月:+0.8%←+0.5%)・米・7月輸入物価指数:前月比+0.4%(予想:前月比+0.1%、6月:-0.1%←+0.1%)・米・8月NY連銀製造業景気指数: 11.9(予想:0.0、7月:+5.5)
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2025/08/15 22:13
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は下げ渋り、ドル売りは一服
*19:57JST 欧州為替:ドル・円は下げ渋り、ドル売りは一服
欧州市場でドル・円は下げ渋り、146円75銭まで値を下げた後は146円90銭台に持ち直した。146円台は値ごろ感から買戻しが入りやすく、下値の堅さが意識されやすい。一方、欧米株価指数は堅調地合いを強めており、円売りが主要通貨をサポート。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円75銭から147円01銭、ユ-ロ・円は171円51銭から171円74銭、ユ-ロ・ドルは1.1676ドルから1.1691ドル。
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2025/08/15 19:57
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円はじり安、ドル売り地合い継続
*19:18JST 欧州為替:ドル・円はじり安、ドル売り地合い継続
欧州市場でドル・円はじり安となり、一時146円75銭まで値を下げた。上値の重さを嫌気したドル売りの地合いに変わりはなく、ユーロ・ドルは1.1690ドル付近に浮上。一方、クロス円はドル・円に下押しされながらも、欧米株高で円売りに支えられた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円75銭から147円01銭、ユ-ロ・円は171円51銭から171円74銭、ユ-ロ・ドルは1.1676ドルから1.1691ドル。
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2025/08/15 19:18
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:ドル・円は一段安、ユーロ・円は下げ渋り
*18:19JST 欧州為替:ドル・円は一段安、ユーロ・円は下げ渋り
欧州市場でドル・円は一段安となり、147円01銭から146円78銭まで値を下げた。日中からのドル売りが続き、ユーロ・ドルは1.1690ドルを目指す。一方、ユーロ・円は下げ渋る展開。欧州株は堅調、米株式先物は強含み、円売りがクロス円を支える。ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円78銭から147円01銭、ユ-ロ・円は171円52銭から171円74銭、ユ-ロ・ドルは1.1676ドルから1.1687ドル。
<TY>
2025/08/15 18:19
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル:急反発、大陽線で強い騰勢示す
*18:15JST 日経平均テクニカル:急反発、大陽線で強い騰勢示す
15日の日経平均は急反発した。ローソク足は上下ともにヒゲの短い大陽線を描き、強い騰勢を窺わせた。終値729.05円高と前日の下落分(625.41円)を一気に埋め、終値での史上最高値を更新した。移動平均線との乖離率は25日線比で6.04%と過熱圏入りの5%を再び超えたが、13週線比では9.31%と10%ラインには届かず、上値余地を示唆している。
<CS>
2025/08/15 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米経済指標と米ロ首脳会談に期待感
*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米経済指標と米ロ首脳会談に期待感
15日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米インフレ高進が意識され、今晩の経済指標が堅調ならドル買い主導の展開に。また、米ロ首脳会談が進展すれば、リスク選好による円売りが主要通貨を押し上げそうだ。前日発表された米国の生産者物価指数(PPI)は前回を上回り、それに先立つ消費者物価指数(CPI)コア指数と合わせインフレ高進が意識された。指標を受け米長期金利は上昇し、ドル買い地合いの展開に。ユーロ・ドルは1.1630ドル台に水準を切り下げ、ドル・円は147円90銭台に浮上し148円回復に迫った。ただ、本日アジア市場では上値の重さが嫌気され、ドルは利益確定売りが先行。ドル・円は147円前半に失速している。この後の海外市場は米小売売上高と米ロ首脳会談の結果が焦点。小売売上高は前回並みと予想されるが、堅調なら連邦準備制度理事会(FRB)の9月利下げ観測後退を背景にドル買いが強まる見通し。一方、トランプ米大統領とプーチン・ロシア大統領の会談でウクライナ戦争終結に進展が見られれば、エネルギー供給に関する懸念は和らぎクロス円を中心に円安が進みやすい。重要イベントを手がかりに、ドル・円は下げづらい展開が予想される。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・7月小売売上高(予想:前月比+0.6%、6月:+0.6%)・21:30 米・8月NY連銀製造業景気指数(予想:0.0、7月:5.5)・22:15 米・7月鉱工業生産(予想:前月比0.0%、6月:0.3%)・23:00 米・6月企業在庫(予想:前月比+0.2%、5月:0.0%)・23:00 米・8月ミシガン大学消費者信頼感指数(予想:62.0、7月:61.7)・05:00 米・6月ネット長期TICフロー(5月:+2594億ドル)
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2025/08/15 17:25
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は軟調、夕方にかけて一段安
*17:16JST 東京為替:ドル・円は軟調、夕方にかけて一段安
15日の東京市場でドル・円は軟調。前日の強い米インフレ指標を受けたドル買いの反動で、早朝に147円87銭を付けた後は下落基調を強めた。日経平均株価の大幅高を受けた円売りでドルは下げ渋る場面もあったが、夕方にかけて146円92銭まで下げた。・ユ-ロ・円は172円21銭から171円51銭まで下落。・ユ-ロ・ドルは1.1646ドルから1.1684ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値42,866.38円、高値43,405.43円、安値42,736.86円、終値43,378.31円(前日比729.05円高)・17時時点:ドル・円146円90-00銭、ユ-ロ・円171円60-70銭【経済指標】・日・4-6月期国内総生産一次速報値:前期比年率+1.0%(予想:+0.3%、前回:-0.2%→+0.6%)・中・7月小売売上高:前年比+3.7%(予想:+4.6%、6月:+4.8%)・中・7月鉱工業生産:前年比+5.7%(予想:+6.0%、6月:+6.8%)【要人発言】・赤沢経済再生相「米関税措置、短期的に見て景気に良い影響を与えていない」・加藤財務相「日銀には2%物価目標に向けた適切な金融政策を期待」「金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられるもの」「米財務長官の日銀利上げ言及、他国政府の見解にはコメント控える」
<TY>
2025/08/15 17:16
注目トピックス 市況・概況
GDPの上振れを背景にリスク選好ムード強まる【クロージング】
*16:38JST GDPの上振れを背景にリスク選好ムード強まる【クロージング】
15日の日経平均は大幅反発。729.05円高の43378.31円(出来高概算21億6000万株)で取引を終えた。米国のインフレ加速を受けた円安進行と、取引開始前に発表された2025年4-6月期の実質GDP(国内総生産)が市場予想を上回ったことから、輸出関連株や景気敏感株中心に買いの動きが強まった。43000円辺りでは上値を抑えられていたが、後場に入ると海外勢などによるインデックス買いも加わり、日経平均は終盤には43405.43円まで上値を伸ばした。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が850を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、金属製品、水産農林、倉庫運輸の3業種を除く30業種が上昇し、銀行、非鉄金属、保険、電気ガス、その他金融の上昇が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>が堅調だった半面、電通グループ<4324>、クレセゾン<8253>、TDK<6762>、トレンド<4704>、オリンパス<7733>は軟化した。前日の米国市場は、7月の生産者物価指数(PPI)上昇率が前月比0.9%と、市場予想(0.2%)を大幅に上回り、利下げ観測が後退したことで売りが先行した。ただし、9月の利下げ期待は根強く、NYダウは小幅な下げであった。円相場が1ドル=147円台へと前日から円安に振れたほか、4-6月期のGDP速報値が市場予想を上回ったため、銀行、鉄鋼、化学などシクリカル銘柄を中心に値を上げる銘柄が増えた。さらに、後場に入ると海外投資家とみられるインデックス買いが入り、日経平均の上げ幅は700円を超えた。4-6月期のGDPについて、個人消費や設備投資が堅調なことが確認されたことがポジティブ材料になったようだ。ただ、トランプ関税の影響は今後表面化してくるだけに、7-9月期のGDPには警戒が必要と慎重に見る投資家も多い。また、来週は21日からジャクソンホール会議が開催され、米国の金融政策についての発言が注目される。また、米国では7月の小売売上高や8月のニューヨーク連銀製造業景気指数などの経済指標の発表が予定されている。早期の利下げ期待を背景にした米国株高が日本株上昇の原動力となっており、利下げ期待を高める結果になるのか注目されよう。
<CS>
2025/08/15 16:38
注目トピックス 市況・概況
日経VI:小幅に上昇、高値警戒感も継続
*16:35JST 日経VI:小幅に上昇、高値警戒感も継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は15日、前日比+0.05(上昇率0.20%)の24.61と小幅に上昇した。なお、高値は24.70、安値は23.81。昨日の米株式市場でダウ平均が一時230ドルあまり下げた後に下げ渋り小幅安にとどまったことや、外為市場で円安・ドル高方向への動きとなったことが安心感となり、今日は日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。一方、日経225先物は昨日は下落したものの、市場では引き続き短期的な過熱感も意識され、今日は取引開始後に日経225先物が上げ幅を拡大し大幅高となったことから高値警戒感が継続。ボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は限定的となり、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
<SK>
2025/08/15 16:35
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:GDP好感やウクライナ停戦期待で高値更新
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:GDP好感やウクライナ停戦期待で高値更新
8月15日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比13pt高の792pt。なお、高値は796pt、安値は783pt、日中取引高は3159枚。前日14日の米国市場のダウ平均は反落。生産者物価指数(PPI)が3年ぶり大幅な伸びとなったため、大幅利下げ期待の後退で寄り付き後、下落。終日軟調に推移も、利下げ軌道は変わらずとの見方やアマゾン(AMZN)などのハイテクが強く、相場を支えた。終盤にかけて下げを縮小し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt高の783ptからスタートした。朝方発表の4-6月GDP速報値(年率換算)が、市場予想の0.4%増を上回る1.0%増となり、市場はこれを好感。16日に米ロ首脳会談を控え、ロシア・ウクライナでの停戦期待から、日本株全体に買いが波及した。グロース市場において固有の好材料はないものの、週足パラボリックの陽転や出遅れ感など、テクニカル要因を支えに、買い優勢で推移。年初来高値の787ptを上抜いたことで、短期資金の買い戻しも加速した。午後は上げ幅を縮小する場面があったものの、引けにかけて騰勢を強め、3日続伸となる792ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141A>やタイミー<215A>などが上昇した。
<SK>
2025/08/15 16:30