注目トピックス 市況・概況ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
【お知らせ】これをもちまして、本日の東京からの市況配信は終了させていただきます
*19:38JST 【お知らせ】これをもちまして、本日の東京からの市況配信は終了させていただきます
これをもちまして、本日の東京からの市況配信は終了させていただきます。なお、本日は、ニューヨーク市場がレーバーデーで休場のため、弊社ニューヨークデスクからの市況配信はお休みさせていただきます。何卒ご了承くださいますようよろしくお願いいたします。
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2025/09/01 19:38
注目トピックス 市況・概況
欧州為替:米ドル・円は147円をやや上回る水準で推移
*19:20JST 欧州為替:米ドル・円は147円をやや上回る水準で推移
1日のロンドン外為市場は米国市場が休場となるため、やや動意薄。ドルは下げ渋り、米ドル・円は147円20銭から146円94銭まで値下がり。ユーロ・ドルは下げ渋り、1.1716ドルから1.1736ドルまで値上り。ユーロ・円は、169円90銭から170円07銭まで値を上げた。ポンド・ドルは弱含み、1.3537ドルから1.3524ドルまで弱含み。ドル・スイスフランは強含み、0.7986フランから0.7996フランで推移。
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2025/09/01 19:20
注目トピックス 市況・概況
日経平均テクニカル: 大幅続落、一時25日線割れ
*18:15JST 日経平均テクニカル: 大幅続落、一時25日線割れ
1日の日経平均は大幅に続落した。ローソク足は陰線で終了。下降中の5日移動平均線を上回ることなく推移し、25日線割れまで下ヒゲを伸ばした。一目均衡表でもザラ場高値は下向きの転換線に届かず、一時基準線下まで押された。本日終値は25日線上方に戻したが、25日線の上昇角度は縮小傾向にあり、騰勢の弱まりが推察される。
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2025/09/01 18:15
注目トピックス 市況・概況
欧米為替見通し:米国休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み
*17:25JST 欧米為替見通し:米国休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる見込み
1日の欧米外為市場では、米国がレーバーデーの祝日となるため、米国市場は休場となる。このため、主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続くとみられる。ただ、米国の9月利下げの可能性が高まっているため、短期的にリスク選好的なドル買い・円売りは抑制されるとみられる。報道によると、中国の習近平国家主席は9月1日、上海協力機構(SCO)の全ての当事者に対し、巨大な市場を活用することを促すとともに、米国に対抗する新たな世界安全保障・経済秩序構築への展望を示した。報道によると、習国家主席は「われわれは平等で秩序ある世界の多極化を推進し、経済のグローバル化を進め、より公正で公平な世界統治システムの構築を促進すべきだ」との見方を伝えた。また、中国は今年、SCO加盟国に20億元規模の無償援助を提供し、SCOの銀行コンソーシアムに100億元の融資を行うようだ。市場参加者の間からは「SCOの加盟国は増えており、経済規模は一段と拡大しているため、将来的に世界の安全保障や経済秩序が再構築される可能性は高い」との声が聞かれている。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏7月失業率(6月:6.2%)
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2025/09/01 17:25
注目トピックス 市況・概況
米ハイテク株安が嫌気され一時42000円台割れ【クロージング】
*16:43JST 米ハイテク株安が嫌気され一時42000円台割れ【クロージング】
1日の日経平均は大幅続落。529.68円安の42188.79円(出来高概算17億2000万株)で取引を終えた。前週末の米国市場でハイテク株を中心に売られたことが響き、半導体関連や人工知能(AI)関連株が大きく値を崩した。また、商品投資顧問業者(CTA)など短期筋による先物売りも強まるなかで、41835.17円まで下げ幅を広げ、約1カ月ぶりに42000円台を割り込んだ。終盤にかけては売り方の買い戻しの動きが入り、42000円を上回って終えた。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が750、値下がりが806とほぼ拮抗。セクター別では、電気ガス、医薬品、陸運、水産農林など18業種が上昇。一方、非鉄金属、証券商品先物、電気機器、機械など15業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、オリンパス<7733>、大塚HD<4578>、エムスリー<2413>、ホンダ<7267>がしっかりだった。半面、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ディスコ<6146>が軟調で、アドバンテスとソフトバンクGの2銘柄で日経平均を407円あまり押し下げた。米国市場は、マーベル・テクノロジーの予想下回る決算や中国のアリババが新たにAI向けの半導体を開発したと報じられたことが嫌気され、半導体の下げが目立っていた。この流れを受けて、東京市場でもアドバンテスや東エレク、ソフトバンクGなどがきつい下げとなった。また、1日の米国市場がレーバーデーの祝日で休場のため、海外投資家の資金流入が限られるなかで、短期筋による先物売りが断続的に出たことも投資マインドを悪化させた。日経平均は大幅に続落したが、8月の月間上昇率を踏まえれば、調整の範囲以内と見る向きが多い。ただし、米国では今週、2日に8月のISM製造業景況指数、4日に8月ISMサービス業景況指数、5日には8月の雇用統計など、重要な経済指標の発表が相次ぐため、これら経済指標を受けて利下げ期待の高まりが維持されるのかを見定めながらの動きになりそうである。そのため、日経平均は目先的には42000円台を固める展開が想定される。
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2025/09/01 16:43
注目トピックス 市況・概況
日経VI:上昇、株価大幅安で警戒感広がる
*16:35JST 日経VI:上昇、株価大幅安で警戒感広がる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は1日、前日比+1.95(上昇率8.76%)の24.22と上昇した。なお、高値は25.02、安値は23.00。先週末の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。先週末の米株式市場では、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%を超す下げとなったことから、東京市場の現物市場で半導体関連株が売られ、日経225先物も取引開始後に下げ幅を拡大した。株価大幅安を受け、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは先週末の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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2025/09/01 16:35
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物概況:小幅反落も売りは限定的
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:小幅反落も売りは限定的
9月1日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt安の776pt。なお、高値は783pt、安値は770pt、日中取引高は3549枚。先週末の米国市場のダウ平均は反落。PCEコア価格指数の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数(PMI)やミシガン大消費者マインドが予想以上に悪化したため、景気に悲観的な見方も強まり売りに拍車がかかった。一部決算を受けて人工知能(AI)需要への懸念も浮上し、半導体セクターの下落も重しとなり、相場は終日軟調に推移し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比8pt安の770ptからスタートした。米経済指標の悪化を手掛かりに売り優勢で始まったものの、安寄り後に切り返し、一旦はプラス圏に浮上。その後は方向感が乏しく、前日終値近辺での値動きとなった。プライム市場で半導体関連などが売られた一方、テーマ株物色意欲の強いグロース銘柄への売りは限定的となり、25日移動平均線を挟んで推移。小幅反落となる776ptで取引を終了した。東証グロース市場の主力株では、トライアルHD<141A>やコンヴァノ<6574>などが下落した。
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2025/09/01 16:30
注目トピックス 市況・概況
9月1日本国債市場:債券先物は137円30銭で取引終了
*16:02JST 9月1日本国債市場:債券先物は137円30銭で取引終了
[今日のまとめ]<円債市場>長期国債先物2025年9月限寄付137円53銭 高値137円54銭 安値137円30銭 引け137円30銭2年 472回 0.872%5年 178回 1.158%10年 378回 1.611%20年 192回 2.620%1日の債券先物9月限は137円53銭で取引を開始し、137円30銭で引けた。<米国債概況>祝日のため休場。<その他外債市況・10年債>ドイツ国債は2.75%、英国債は4.72%、オーストラリア10年債は4.32%、NZ10年債は4.36%近辺で推移。(気配値)[本日の主要政治・経済イベント]・16:55 独・8月製造業PMI改定値(速報値:49.9)・17:00 ユーロ圏・8月製造業PMI改定値(速報値:50.5)・17:30 英・8月製造業PMI改定値(速報値:47.3)・18:00 ユーロ圏7月失業率(6月:6.2%)海外のスケジュールで表示されている時間は日本時間
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2025/09/01 16:02
注目トピックス 市況・概況
東証業種別ランキング:非鉄金属が下落率トップ
*15:47JST 東証業種別ランキング:非鉄金属が下落率トップ
非鉄金属が下落率トップ。そのほか証券業、電気機器、機械、情報・通信業なども下落。一方、電力・ガス業が上昇率トップ。そのほか医薬品、陸運業、水産・農林業、食料品なども上昇。業種名/現在値/前日比(%)1. 電力・ガス業 / 609.61 / 1.332. 医薬品 / 3,510.3 / 1.293. 陸運業 / 2,315.2 / 1.264. 水産・農林業 / 635.37 / 1.095. 食料品 / 2,381.9 / 0.946. 鉱業 / 743.94 / 0.887. 鉄鋼 / 750.4 / 0.858. 精密機器 / 11,613.3 / 0.839. 倉庫・運輸関連業 / 4,280.24 / 0.8010. 石油・石炭製品 / 2,010.81 / 0.7311. サービス業 / 3,276.91 / 0.5512. 建設業 / 2,274.42 / 0.5513. 不動産業 / 2,312.33 / 0.2214. ガラス・土石製品 / 1,501.22 / 0.1515. 小売業 / 2,108.7 / 0.1016. 空運業 / 247.01 / 0.1017. 化学工業 / 2,479.47 / 0.1018. 海運業 / 1,843.75 / 0.0719. 輸送用機器 / 4,591.29 / -0.0220. 金属製品 / 1,613. / -0.0821. 保険業 / 3,045.96 / -0.1122. ゴム製品 / 5,152.25 / -0.1323. パルプ・紙 / 580.11 / -0.2124. その他金融業 / 1,129.5 / -0.2425. 繊維業 / 815.09 / -0.3126. 卸売業 / 4,316.2 / -0.3727. その他製品 / 7,594.95 / -0.7328. 銀行業 / 443.11 / -0.7829. 情報・通信業 / 7,405.24 / -0.8330. 機械 / 3,802.92 / -1.3131. 電気機器 / 5,107.57 / -1.6132. 証券業 / 738.72 / -1.8833. 非鉄金属 / 2,448.59 / -1.98
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2025/09/01 15:47
注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前週末比529.68円安の42188.79円
*15:33JST 日経平均大引け:前週末比529.68円安の42188.79円
日経平均は前週末比529.68円安の42188.79円(同-1.24%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前週末比11.99pt安の3063.19pt(同-0.39%)。
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2025/09/01 15:33
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは上昇、株価大幅安で警戒感広がる
*14:43JST 日経平均VIは上昇、株価大幅安で警戒感広がる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時40分現在、前日比+1.81(上昇率8.17%)の24.09と上昇している。なお、今日ここまでの高値は25.02、安値は23.00。先週末の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。先週末の米株式市場では、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%を超す下げとなったことから、東京市場の現物市場で半導体関連株が売られ、日経225先物も取引開始後に下げ幅を拡大した。株価大幅安を受け、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは先週末の水準を上回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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2025/09/01 14:43
注目トピックス 市況・概況
日経平均は667円安、目先下げ過ぎとの見方も
*13:53JST 日経平均は667円安、目先下げ過ぎとの見方も
日経平均は667円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>などがマイナス寄与上位となっており、一方、KDDI<9433>、オリンパス<7733>、エーザイ<4523>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、非鉄金属、電気機器、証券商品先物、機械、銀行業が値下がり率上位、電気・ガス業、陸運、水産・農林業、医薬品、食料品業が値上がり率上位となっている。日経平均はやや下げ渋っている。前場の日経平均が一方的な下げとなり、目先下げ過ぎとの見方から午後は押し目買いも見られる。ただ、今晩の米株式市場が休場となることもあり、積極的な買いは限定的のようだ。
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2025/09/01 13:53
注目トピックス 市況・概況
後場に注目すべき3つのポイント~前週末の米株安受け軟調推移
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~前週末の米株安受け軟調推移
9月1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅続落、前週末の米株安受け軟調推移・ドル・円はやや反発、一時147円38銭まで戻す場面も・値下り寄与トップはアドバンテス<6857>、同2位はソフトバンクG<9984>■日経平均は大幅続落、前週末の米株安受け軟調推移日経平均は大幅続落。868.65円安の41849.82円(出来高概算9億2422万株)で前場の取引を終えている。8月29日の米国株式市場のダウ平均は45544.88ドル、ナスダックは21455.55ポイントとなり、ともに下落した。背景には、FRBが重視する7月のコアPCE価格指数が前年比で2.9%に上昇したことがある。寄付き後はドル買いが優勢となり売りが先行したが、その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想以上に悪化し、さらにミシガン大学消費者マインド指数の確報値も市場予想を下回り、景況感の改善余地に対する懸念が強まった。この流れで、AI関連を中心とした半導体セクターが下落し、相場は終日軟調に推移した。米株式市場の動向を横目に、1日の日経平均は355.76円安の42362.71円と続落して取引を開始した。為替がドル円147円台半ばで推移する中、寄付き直後に下げ幅を縮小する動きが見られたが、海外市場の景況感悪化を受けて先物主導の売りが広がった。需給面では、戻り売り圧力が強く、買い手控えムードが広がったことで、前場を通じて下落基調で推移した。個別では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、ディスコ<6146>、TDK<6762>、フジクラ<5803>、ファナック<6954>、ソニーG<6758>、豊田通商<8015>、日東電<6988>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、バンナムHD<7832>などの銘柄が下落。一方、オリンパス<7733>、KDDI<9433>、大塚HD<4578>、エーザイ<4523>、アサヒ<2502>、エムスリー<2413>、OLC<4661>、セコム<9735>、ホンダ<7267>、アステラス薬<4503>、7&iHD<3382>、中外薬<4519>、良品計画<7453>、電通グループ<4324>、第一三共<4568>などの銘柄が上昇。業種別では、水産・農林業や鉱業、食料品などのディフェンシブ色の強い業種が堅調に推移した一方、電気機器や非鉄金属、機械などは売りが優勢だった。後場の日経平均株価は、下値模索の展開となろう。半導体関連を含む景況感センチメントの弱さから戻りは限定的との見方が意識される。また、国内の長期金利は1.615%に上昇しているほか、国内では自民党内で総裁選の前倒しを求める声が広がっており、石破首相の進退を巡る思惑がくすぶっており、積極的な買戻しは限定的となりそうだ。■ドル・円はやや反発、一時147円38銭まで戻す場面も1日午前の東京市場でドル・円はやや反発し、146円99銭から147円38銭まで戻した。直近では147円05銭近辺で推移。ユーロ・ドルは強含み、1.1687ドルから1.1707ドルまで反発。ユーロ・円は強含み、171円81銭から172円28銭まで値上り。■後場のチェック銘柄・イオレ<2334>、Hmcomm<265A>など、9銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下り寄与トップはアドバンテス<6857>、同2位はソフトバンクG<9984>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・4-6月期法人企業統計調査・全産業設備投資額:前年比+7.6%(予想:+6.4%)・中国・RatingDog8月製造業PMI:50.5(予想:49.8)【要人発言】・関係筋「香港政府トップの李家超氏が北京に向け2日に出発」<国内>・特になし<海外>・特になし
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2025/09/01 12:41
注目トピックス 市況・概況
注目銘柄ダイジェスト(前場):アドバンテス、六甲バター、エイチエムコムなど
*12:12JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アドバンテス、六甲バター、エイチエムコムなど
六甲バター<2266>:1323円(+102円)大幅反発。株式の49%を保有していたミツヤグループを完全子会社化すると発表している。株式譲渡御実行日は25年11月の予定。新たに連結子会社ともなるため、同時に25年12月期の連結業績予想を公表。営業利益は10億円になるとし、従来の単独業績予想と同水準。ただ、経常利益は従来単独予想の9億円から10億円に、純利益は6億円予想から12億円に、それぞれ引き上げる形となっている。電算システムHD<4072>:3725円(+265円)大幅反発。ゆうちょ銀行のデジタル通貨発行報道が伝わり、ステーブルコインを用いた次世代決済基盤の構築を目指している同社などへの刺激材料につながっているもようだ。同社株価は先週初につけた高値5090円から、先週末3460円まで5営業日で32%もの株価調整となっており、リバウンド余地は大きいとの見方が強まりやすいとみられる。IIJ<3774>:2999.5円(+221円)大幅続伸。ゆうちょ銀行がデジタル通貨を26年度に貯金者向けに発行すると報じられているが、同社グループのディーカレットDCPが開発するデジタル通貨「DCJPY」を導入するとされている。ゆうちょ銀の利用者は貯金口座にDCJPY用の口座をひも付けし、残高のうち希望する金額を、1円=1DCJPYとして発行し入金する仕組みのもよう。デジタル通貨事業の拡大につながるとの期待感が先行へ。ラクーンHD<3031>:666円(-58円)大幅続落。先週末に第1四半期の決算を発表している。営業利益は2.7億円で前年同期比9.6%減となっている。据え置きの通期予想は14.1億円で前期比12.4%増であり、想定以上の低調スタートをネガティブ視する動きが先行のようだ。EC事業やフィナンシャル事業については順調なスタートとなったものの、米国関税施策の影響を受けて、海外EC事業において送料負担が大幅に増加したほか、米国GMV成長率の低下も発生のもよう。アドバンテス<6857>:10615円(-1060円)大幅反落。先週末の米国市場ではエヌビディが3.3%安と下落し、SOX指数も3%を超す大幅な下落となっている。中国のアリババが、旧型チップよりも汎用性が高く、より幅広いAI推論タスクに対応する新型チップを開発したと米紙が報じ、中国市場における競争激化への懸念が強まることとなった。東京市場でも、エヌビディア関連とされる同社を始め、半導体関連株が幅広く売られる流れとなっている。エイチエムコム<265A>:1342円(+124円)急騰、一時ストップ高。29日の取引終了後に、セコムのコンタクトセンター業務にAI音声認識プラットフォーム「Voice Contact」を導入したことを発表し、好材料視されている。「Voice Contact」によるリアルタイム音声認識と、生成AIを活用した通話内容の自動要約の仕組みを組み合わせるなど、顧客のシステム環境に合わせた柔軟なカスタマイズ対応力が評価され、今回の導入に至ったとしている。また、セコムグループ子会社における導入実績があったことも、導入決定の要因となった。dely<299A>:1960円(+17円)反発。LINEヤフーが運営する「Yahoo!ズバトク」に「クラシルリテールネットワーク」の導入を開始した。「クラシルリテールネットワーク」は同社がメーカーや小売企業から販促案件を一元的に受託し、複数のパートナーtoCアプリに横断的に配信する購買保証型リテールメディアネットワークサービス。ユーザーはYahoo! JAPANアプリから「Yahoo!ズバトク」を通じてクラシルリワードの「レシチャレ」機能を利用でき、買い物レシートを活用してPayPayポイントを獲得することができる。ユカリア<286A>:972円(+43円)続伸。虎の門病院の病院DX推進に係る支援業務を受託したことを発表し、好材料視されている。病院の経営支援・運営支援に取り組む同社は、政府が重要施策として位置づけている病院DXに注力し、様々なサービス、プロダクトを提供しており、これまでの病院DXに係る支援実績や知見を活かし、虎の門病院に対して院内SE(システムエンジニア)によるサポートや、システム運用の浸透支援を提供することで、経営の改善、医療従事者の働きがいの向上、患者及びその家族のウェルビーイングに貢献していくとしている。
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2025/09/01 12:12
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はやや反発、一時147円38銭まで値上り
*11:52JST 東京為替:ドル・円はやや反発、一時147円38銭まで値上り
1日午前の東京市場でドル・円はやや反発し、146円99銭から147円38銭まで戻した。直近では147円05銭近辺で推移。ユーロ・ドルは強含み、1.1687ドルから1.1707ドルまで反発。ユーロ・円は強含み、171円81銭から172円28銭まで値上り。【要人発言】・関係筋「香港政府トップの李家超氏が北京に向け2日に出発」【経済指標】・日・4-6月期法人企業統計調査・全産業設備投資額:前年比+7.6%(予想:+6.4%)・中国・RatingDog8月製造業PMI:50.5(予想:49.8)
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2025/09/01 11:52
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はやや反発し、147円38銭まで値上り
*11:36JST 東京為替:ドル・円はやや反発し、147円38銭まで値上り
1日午前の東京市場でドル・円はやや反発し、146円99銭から147円38銭まで戻した。直近では147円20銭台で推移。ユーロ・ドルは強含み、1.1687ドルから1.1706ドルまで反発。ユーロ・円は強含み、171円81銭から172円28銭まで値上り。
<MK>
2025/09/01 11:36
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はやや反発、147円21銭まで値上り
*09:11JST 東京為替:ドル・円はやや反発、147円21銭まで値上り
1日午前の東京市場でドル・円はやや反発し、146円99銭から147円21銭まで戻した。直近では147円20銭近辺で推移。ユーロ・ドルはもみ合い、1.1687ドルから1.1697ドルの範囲内で推移。ユーロ・円は強含み、171円81銭から172円14銭まで値上り。
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2025/09/01 09:11
注目トピックス 市況・概況
個別銘柄戦略:日東紡や六甲バターに注目
*09:08JST 個別銘柄戦略:日東紡や六甲バターに注目
先週末29日の米株式市場でNYダウは92.02ドル安の45,544.88ドル、ナスダック総合指数は249.61pt安の21,455.55pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比610円安の42,080円。為替は1ドル=147.00-10円。今日の東京市場では、26年3月期業績と配当予想を上方修正したたけびし<7510>、未定としていた25年3月期の中間配当は25円(前年同期22円)予想と発表した松井証<8628>、1株を3株に分割すると発表した第四北越FG<7327>、ガラスクロスの生産体制を増強すると発表した日東紡<3110>、豆菓子やナッツ類のミツヤグループを完全子会社化し連結業績予想を発表した六甲バター<2266>、インドに連結子会社を設立すると発表したライオン<4912>、メディパル<7459>とGM2ガングリオシドーシスに対する治療薬候補(JR-479)の海外における事業化についての実施許諾契約および日本における共同開発・商業化契約を締結したと発表したJCRファーマ<4552>、東証スタンダードでは、25年10月期業績予想を上方修正したキタック<4707>、発行済株式数の1.0%上限の自社株買いを発表したヤマウHD<5284>、住友林業と資本業務提携すると発表したジオリーブG<3157>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が9.6%減と発表したラクーンHD<3031>、未定としていた26年3月期の年間配当を40円(前期48円)とすると発表したパナHD<6752>、26年1月期業績予想を下方修正したトリケミカル<4369>、372万400株の株式売出しと55万8000株上限のオーバーアロットメントによる売出しを発表したザ・パック<3950>、東証スタンダードでは、上期営業損益が1.76億円の赤字となったピープル<7865>、95万株の株式売出しと14万2000株上限のオーバーアロットメントによる売出し・1対2の株式分割を発表したエリアリンク<8914>などは軟調な展開が想定される。
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2025/09/01 09:08
注目トピックス 市況・概況
日経平均は402円安、寄り後はもみ合い
*09:06JST 日経平均は402円安、寄り後はもみ合い
日経平均は402円安(9時5分現在)。今日の東京市場は売りが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.15%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.15%下落と、ダウ平均(0.20%下落)と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、自民党総裁選を巡る混乱が続いており、政策の停滞を懸念する向きもあった。一方、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が先週末段階で127.96%と8月5日以来の130%割れに収まるなど、一時の過熱感が後退し、買いが買いが期待されたが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
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2025/09/01 09:06
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株やAI関連などへの物色は神経質にさせる~
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株やAI関連などへの物色は神経質にさせる~
9月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■ハイテク株やAI関連などへの物色は神経質にさせる■六甲バター、25/12業績予想 営業利益 10億円■前場の注目材料:THK、動剛性を可視化、半導体装置など開発・製造支援■ハイテク株やAI関連などへの物色は神経質にさせる9月1日の日本株市場は、売り優勢の相場展開になりそうだ。8月29日の米国市場はNYダウが92ドル安、ナスダックは249ポイント安だった。PCEコア価格指数の上昇が嫌気されたほか、シカゴ購買部協会景気指数(PMI)やミシガン大消費者マインドが予想以上に悪化したことも重荷になった。シカゴ日経225先物は大阪比610円安の42080円。円相場は1ドル=147円10銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。また、中国のアリババは新型のAI半導体チップを開発したと報じられ、エヌビディアなど半導体株やAIインフラ関連などの下げが目立った。東京市場においても東エレク<8035>など半導体株やAI関連などへの売りが警戒され、日経平均株価の重荷になる可能性はある。1日の米国市場はレーバーデーの祝日で休場になることで、海外勢のフローは限られるとみられる。商いが膨らみにくい需給状況のなかでは、先物市場での仕掛け的な売買の影響を受けやすくなるだろう。日経225先物はナイトセッションで一時42030円まで売られる場面もみられ、25日線水準まで下げてきた。同線が支持線として意識されるなかで押し目待ち狙いの買いが意識されそうだが、戻りの鈍さが意識される局面においては、売り仕掛けの動きが強まりそうだ。また、米国では9月の利下げ期待が根強いものの、週末には雇用統計の発表が予定されており、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすく、積極的なリバウンド狙いの買いは期待しづらいところである。ハイテク株やAI関連などへの物色も神経質にさせる可能性があるなかでは、バフェット効果もあって商社株のほかバリュエーション面で割安感のある銘柄などでの押し目狙いのスタンスに向かわせよう。■六甲バター、25/12業績予想 営業利益 10億円六甲バター<2266>は2025年12月期第4四半期より、単体決算から連結決算に移行した。これに伴い2025年12月期の通期の連結業績予想を公表した。売上高は435億円、営業利益を10億円としている。■前場の注目材料・為替相場は円安・ドル高(147.00-10)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・THK<6481>動剛性を可視化、半導体装置など開発・製造支援・日本ドライケミカル<1909>消火性能が水の4倍の薬剤開発・パナソニックHD<6752>チェコ新工場稼働、暖房機、順次生産拡大・関西電力<9503>使用済み核燃料を中間貯蔵へ、35年までに搬出・中国電力<9504>中間貯蔵施設、山口・上関町に「立地は可能」・あおぞら銀行<8304>大和証券Gと200億円の事業再生ファンド設立・住友ゴム工業<5110>153億円で米社買収、フリート車両向けAI故障予知展開・JFEHD<5411>JFEエンジ、海外黒字化、28年3月期、廃棄物発電巻き返し・IHI<7013>タイで低級オレフィン製造、ナフサ活用、パイロットプラント稼働・日機装<6376>米カルフォルニア州に水素スタンド、ガス蒸発損失ゼロ・ルネサス<6723>LCD消費電流30%減の新型マイコン・三和油化工業<4125>A&Hを買収、レアメタル再生拡大・JX金属<5016>JX金属精錬、再生金属原料の分析施設完成、茨城で稼働・クラボウ<3106>熊本新棟稼働、半導体装置部品の出荷自動化・ライオン<4912>インド進出、子会社設立で健康ニーズ取り込み・JR東日本<9020>空飛ぶクルマ発注、岩手で観光送迎・サワイGHD<4887>沢井製薬、減酒治療補助に保険適用アプリ☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 4-6月期法人企業統計調査・全産業設備投資額(前回:前年比+6.4%)<海外>・10:45 中国・8月製造業PMI(予想:49.7、7月:49.5)
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2025/09/01 08:38
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢の展開か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢の展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を見込む。先週末のダウ平均は92.02ドル安の45544.88ドル、ナスダックは249.61pt安の21455.55ptで取引を終了した。PCEコア価格指数の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数(PMI)やミシガン大消費者マインドが予想以上に悪化したため、景気に悲観的な見方も強まり売りに拍車がかかった。一部決算を受けて人工知能(AI)需要への懸念も浮上し、半導体セクターの下落も重しとなり、相場は終日軟調に推移し、終了。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を見込む。米経済指標の悪化が売り材料とされそうな状況となっており、朝方から弱含みが予想される。日足チャートでは、一目均衡表の基準線や25日移動平均線を割り込んだほか、5日・25日の両移動平均線がデッドクロス間近となっており、テクニカル面での警戒感が高まっている。テーマ性の強い個別株などの物色意欲が強いため、急落するリスクは少ないと思われるが、軟調地合い継続となりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比9pt安の769ptで終えている。上値のメドは775pt、下値のメドは755ptとする。
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2025/09/01 08:05
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想
*07:55JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。ウクライナ戦争終結への期待は低下し、ユーロ圏経済の減速が警戒されていることから、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・ウクライナ戦争の継続【ユーロ買い要因】・米国の9月利下げ観測・ウクライナ戦争の終結期待・ECBの政策金利は当面変わらず
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2025/09/01 07:55
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:米国休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性
*07:50JST 今日の為替市場ポイント:米国休場で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性
8月29日のドル・円は、東京市場では146円77銭から147円20銭まで反発。欧米市場では147円41銭まで買われた後、一時146円77銭まで反落し、147円03銭で取引終了。本日9月1日のドル・円は主に147円を挟んだ水準で推移か。米国市場は休場となるため、主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性がある。米国の9月利下げの可能性が高まっているが、その是非については米国の雇用情勢が重要な判断材料となりそうだ。9月5日発表の8月雇用統計では失業率は4.3%、非農業部門雇用者数は前月比+8.0万人程度の見通し。7月開催のFOMCでは雇用情勢の悪化がテーマになったことが、その後の議事要旨で明らかになっている。そのため、8月の雇用統計が7月分に続いて低調な内容だった場合、9月利下げの可能性は一段と高まり、リスク回避的な米ドル売り・円買いがやや強まりそうだ。
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2025/09/01 07:50
注目トピックス 市況・概況
今日の注目スケジュール:製造業PMI、欧ユーロ圏製造業PMI、欧ユーロ圏失業率など
*06:30JST 今日の注目スケジュール:製造業PMI、欧ユーロ圏製造業PMI、欧ユーロ圏失業率など
<国内>08:50 法人企業統計(4-6月) 6.4%09:30 製造業PMI(8月) 49.9<海外>10:45 中・Rating Dog製造業PMI(8月) 49.8 49.514:00 印・製造業PMI確定値(8月) 59.816:00 トルコ・GDP(4-6月) 4.2% 2.0%17:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(8月) 50.518:00 欧・ユーロ圏失業率(7月) 6.2%20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週) -0.13%20:25 ブ・週次景気動向調査22:00 ブ・製造業PMI(8月) 48.2中・上海協力機構首脳会議(8月31日から)米・株式市場は祝日のため休場(レーバーデー)注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2025/09/01 06:30
注目トピックス 市況・概況
29日の米国市場ダイジェスト:NYダウは92ドル安、インフレ懸念や半導体が重し
*05:12JST 29日の米国市場ダイジェスト:NYダウは92ドル安、インフレ懸念や半導体が重し
■NY株式:NYダウは92ドル安、インフレ懸念や半導体が重し米国株式市場は反落。ダウ平均は92.02ドル安の45544.88ドル、ナスダックは249.61ポイント安の21455.55で取引を終了した。PCEコア価格指数の上昇を嫌気し、寄り付き後、下落。その後発表されたシカゴ購買部協会景気指数(PMI)やミシガン大消費者マインドが予想以上に悪化したため、景気に悲観的な見方も強まり売りに拍車がかかった。一部決算を受けて人工知能(AI)需要への懸念も浮上し、半導体セクターの下落も重しとなり、相場は終日軟調に推移し、終了。セクター別では食品・飲料・タバコが小幅高、半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が下落した。エナジードリンク製造販売のセルシウス・ホールディングス(CELH)は飲料メーカーのペプシコ(PEP)が同社への出資比率を11%に引き上げ、提携拡大すると発表し、買われた。ペプシコ(PEP)も上昇。後払いサービスを提供するアファーム・ホールディングス(AFRM)は4-6月期決算で1株損益が黒字に転換し、上昇。中国のオンライン小売、アリババ(BABA)は四半期決算でAIブームの恩恵を受けた関連事業の収入が大幅に増加を発表、さらに、旧型チップよりも汎用性が高く、より幅広いAI推論タスクに対応する新型チップを開発したと報じられ、上昇。半導体のエヌビディア(NVDA)は下落。化粧品小売りのアルタ・ビューティ(ULTA)は5-7月期の既存店売上高が市場予想を上回ったが、暫定最高財務責任者(CFO)が個人消費を巡る不透明感に売り上げ鈍化を予想していると警告し、下落。建設・鉱業機器メーカーのキャタピラー(CAT)は関税コストが従来予想をさらに上回る可能性を警告し、大幅下落。PCメーカーのデル・テクノロジー(DELL)は第2四半期決算で増収増益となったものの、サーバー販売の利益率低下が嫌気され、下落。半導体のマーベル・テクノロジー(MRVL)はデータセンター部門の売上高が予想を下回ったほか、見通しも冴えず、下落した。サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は「政策を再調整する時期は近いだろう」と投稿した。同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)での投票権を持たない。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米コアPCE加速もミシガン大消費者信頼感や期待インフレ率低下でドル買い弱まる29日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円41銭まで上昇後、146円77銭まで下落し、147円03銭で引けた。米7月PCEコア価格指数が予想通り加速したため長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、米8月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回ったほか、ミシガン大学消費者信頼感指数や期待インフレ率確定値が予想外に低下したためドル売りに転じた。ユーロ・ドルは1.1651ドルまで下落後、1.1709ドルまで上昇し、1.1691ドルで引けた。ドイツの消費者物価指数(CPI)が予想以上に加速し、ユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は171円59銭へ下落後、172円01銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3446ドルへ下落後、1.3517ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8035フランへ上昇後、0.7986フランまで下落した。■NY原油:反落、一時63.88ドルまで値下がりNYMEX原油10月限終値:64.01 ↓0.5929日のNY原油先物10月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-0.59ドル(-0.91%)の64.01ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは63.88ドル-64.55ドル。米国市場の序盤にかけて64.55ドルまで買われたが、短期筋の買いが減少していることや株安を意識した売りが観測された。一時63.88ドルまで下落。通常取引終了後の時間外取引では主に64ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 50.74ドル +0.25ドル(+0.49%)モルガン・スタンレー(MS) 150.48ドル +0.30ドル(+0.19%)ゴールドマン・サックス(GS)745.25ドル -5.97ドル(-0.79%)インテル(INTC) 24.35ドル -0.58ドル(-2.32%)アップル(AAPL) 232.14ドル -0.42ドル(-0.18%)アルファベット(GOOG) 213.53ドル +1.16ドル(+0.54%)メタ(META) 738.70ドル -12.41ドル(-1.65%)キャタピラー(CAT) 419.04ドル -15.87ドル(-3.64%)アルコア(AA) 32.19ドル +0.27ドル(+0.84%)ウォルマート(WMT) 96.98ドル +0.87ドル(+0.90%)
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2025/09/01 05:12
注目トピックス 市況・概況
「独立」諦めたFRB【フィスコ・コラム】
*09:00JST 「独立」諦めたFRB【フィスコ・コラム】
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長のジャクソンホール会合での発言を受け、ドル売り地合が強まっています。米トランプ政権による利下げ圧力は本格化する見通しで、いわば、信認低下のドル売りです。FRBのハト派新体制はすでに始動したもようです。パウエル氏は8月22日の講演で、持続的な物価上昇を警戒し、雇用の下振れリスクは高まっているとの判断を示しました。そのうえで「高金利が続く中、雇用と物価の状況が変わったので利下げは妥当」と述べています。9月16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)の3週間以上も前に、7月コアPCE価格指数、8月雇用統計、8月消費者信頼感(CPI)の発表を待たずに利下げを示唆した格好です。発言を受けドルは全面安の展開となり、ドル売りは一服した後も戻りは鈍いまま。7月29-30日に開催されたFOMCでは、5会合連続で政策金利の据え置きを決定。8月1日の米7月雇用統計は想定外に弱い内容となりましたが、その後のインフレ指標で伸びが加速。そのため、雇用情勢の悪化を受けた利下げ観測はやや後退したものの、パウエル氏の発言で再び緩和姿勢が意識されています。こうした経済指標から金融政策を読み解く動きとは別に、トランプ政権によるFRBへの圧力も強まり、市場の利下げ観測を後押し。7月のFOMCでは、ほぼすべての当局者が金利据え置きを適切と判断したのに対し、トランプ政権と政策姿勢が一致するボウマン副議長とウォラー理事は0.25%ポイントの利下げを主張。32年ぶりとなった議長案への反対は当局者内の対立と映りました。緩和的な政策に慎重だったパウエル氏の方向転換が政治的な思惑であることに、疑う余地もありません。同氏が2018年、第1次トランプ政権下で議長に選出されたのは、「ハト派」というより「穏健派」だからと言われていました。昨年の大統領選直前の大幅利下げは時の政権に忠実であることを示し、今回のジャクソンホール会合でもそれを発揮する機会となりました。トランプ政権はクーグラー理事の後任として、ホワイトハウスのミラン大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を充て、住宅ローン契約を巡る不正疑惑を理由に民主党支持のクック理事を解任し、後任を物色中。利下げに積極的な人材を次々にFRB内に送り込み、ホワイトハウスの意向を金融政策に反映する方針はすでに既定路線と認識されているもようです。市場では今後、金利高・ドル安で反応しそうです。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。
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2025/08/31 09:00
注目トピックス 市況・概況
来週の相場で注目すべき3つのポイント:法人企業統計、自民党両院議員総会、米雇用統計
*15:50JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:法人企業統計、自民党両院議員総会、米雇用統計
■株式相場見通し予想レンジ:上限43100円-下限42000円今週末の米国株式市場は軟調。ダウ平均は前日比92.02ドル安の45544.88ドル、ナスダックは同249.61ポイント安の21455.55で取引を終了した。225ナイト・セッションは日中終値比590円安の42100円。米7月個人消費支出(PCE)コア・デフレーターは、市場予想通りも前月から伸びが加速、インフレへの懸念が強まったほか、デルやマーベルなどのハイテク株が決算発表後に下落して半導体関連株の下落につながり、ナスダック指数の下げが大きくなっている。今週はジャクソンホール会合、エヌビディア決算という二大イベントを通過したにも関わらず、相場の方向感は定まらなかった。来週は、週初に米国市場休場、週末に米雇用統計発表というカレンダー関係から、週を通して様子見ムードが強まりそうな状況でもあろう。日経平均株価の下支えとなっている25日移動平均線(25MA)を明確に割り込むような動きとなれば、下値リスクが意識される可能性もあるが、基本的には、25日線を下値支持線としたもみ合い相場が想定されよう。ひとまずは、週明けの同線との攻防が意識されることになる。リスク要因としては、9月2日の自民党両院議員総会を受けて、総裁選の前倒し実施観測が強まること、3日の米JOLTS求人件数、4日のADP雇用統計、新規失業保険申請件数など雇用関連指標を受けて、米国の9月大幅利下げ期待が高まることなどが挙げられる。これらはともに、株価のアップサイド要因となるだろう。ちなみに、米国の9月利下げ実施期待自体が揺らぐことはなさそうだ。米エヌビディアの決算発表後の動きを見る限り、材料出尽くし感が急速に強まるといった流れにはなっておらず、国内半導体・AI関連銘柄にとっても、上昇要因にこそつながらなかったが、短期的に過度な下値不安は後退していくこととなろう。なお、米国では4日にブロードコムの決算発表が予定されている。9月相場のアノマリーとしては、米国株は下げやすく、それに伴って海外投資家も日本株を売り越し傾向となり、日本株のパフォーマンスも相対的にさえない動きになりやすいということが挙げられる。9月16-17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催予定であることに加えて、国内10年債利回りが上昇基調を強めていることから考えても、今回も一旦は押し目待ちのスタンスが必要と考えたい。今週末の東京株式市場では、外食を中心とした小売セクターのさえない動きが目立った。ゼンショーホールディングス<7550>傘下のすき家が11年ぶりの値下げを発表したことで、今後は小売業界全般的に値上げ一辺倒の流れに変化が生じるとの見方にもつながったようだ。同セクターは、8月が権利月となっている銘柄も多く、株価反発には時間を要する可能性もあろう。逆に、来週からは名実ともに9月相場入りとなるため、9月末配当権利取りの動きなどに意識が高まる公算があり、高配当利回り銘柄などバリュー株により関心を高めたいところ。■為替市場見通し来週の米ドル・円は伸び悩みか。8月中に発表された米国の主要経済指標は市場予想を下回る内容のものが少なくなかったことから、9月利下げ観測が広がっている。米トランプ政権の政治圧力も問題視されており、ドルの下押し圧力は消えていない。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は8月22日に行われた講演で、目先の緩和的な政策方針に理解を示した。それを受け、9月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ptの利下げが決定される可能性は高いとみられている。9月利下げの是非については、米雇用情勢が重要な判断材料となりそうだ。9月5日発表の米8月雇用統計では、失業率は4.3%、非農業部門雇用者数は前月比+8.0万人程度の見通し。7月開催のFOMCでは、雇用情勢の悪化がテーマになったことがその後の議事要旨で明らかになっている。そのため、8月の雇用統計が7月分に続いて低調な内容だった場合、9月利下げの可能性は一段と高まり、リスク回避的な米ドル売り・円買いがやや強まりそうだ。■来週の注目スケジュール9月1日(月):法人企業統計(4-6月)、製造業PMI(8月)、米・株式市場は祝日のため休場(レーバーデー)、中・Rating Dog製造業PMI(8月)、欧・ユーロ圏失業率(7月)、欧・ユーロ圏製造業PMI(8月)など9月2日(火):自民党両院議員総会、氷見野日本銀行副総裁が道東地域金融経済懇談会で講演・同記者会見、マネタリーベース(8月)、米・ISM製造業景況指数(8月)、米・建設支出(7月)、米・製造業PMI確報値(8月)、欧・ユーロ圏消費者物価指数(8月)、豪・経常収支(4-6月)など9月3日(水):サービス業PMI(8月)、米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表、米・JOLT求人件数(7月)、米・耐久財受注(7月)、米・自動車販売(8月、4日までに)、中・Rating Dogサービス業PMI(8月)、欧・ユーロ圏生産者物価指数(7月)、欧・ユーロ圏サービス業PMI(8月)、中・Rating Dogサービス業PMI(8月)、豪・GDP(4-6月)、韓・GDP(4-6月)、中・第2次世界大戦終結80周年を記念する軍事パレードなど9月4日(木):対外・対内証券投資(先週)、米・ISM非製造業景況指数(8月)、米・貿易収支(7月)、米・新規失業保険申請件数(先週)、米・ADP全米雇用報告(8月)、米・サービス業PMI確報値(8月)、欧・ユーロ圏小売売上高(7月)、豪・貿易収支(7月)、加・貿易収支(7月)、スイス・消費者物価指数(8月)、スイス・失業率(8月)など9月5日(金):景気先行CI指数(7月)、景気一致指数(7月)、コール市場残高(8月、日本銀行)、家計支出(7月)、毎月勤労統計-現金給与総額(7月)、実質賃金総額(7月)、米・非農業部門雇用者数(8月)、米・失業率(8月)、米・平均時給(8月)、欧・ユーロ圏GDP確定値(4-6月)、独・製造業受注(7月)、英・小売売上高(7月)、加・失業率(8月)など9月7日(日):中・外貨準備高(8月)、OPEC(石油輸出国機構)プラス」会合など
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2025/08/30 15:50
注目トピックス 市況・概況
英ポンド週間見通し:上げ渋りか、7月小売売上高が手掛かり材料に
*13:59JST 英ポンド週間見通し:上げ渋りか、7月小売売上高が手掛かり材料に
■弱含み、ポンド売り・スイスフラン買い増加の影響も今週のポンド・円は弱含み。英中央銀行による追加利下げの可能性は消えていないこと、ウクライナ戦争の継続を警戒してポンド売り・スイスフラン買いの取引が増えたことが要因。週後半の米ドル・円相場がやや円高方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:197円95銭-199円30銭。■上げ渋りか、7月小売売上高が手掛かり材料に来週のポンド・円は上げ渋りか。7月小売売上高が市場予想を下回った場合、消費減退に伴う先行きの不透明感でポンドは売られやすい。英中央銀行による追加利下げの可能性は消えていないこともポンド売りを支援する。ただ、日本銀行の早期利上げ観測が後退した場合、リスク回避の円買いは縮小し、ポンドは対円で下げ渋る可能性は残されている。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・5日:7月小売売上高(6月:前月比+0.9%)予想レンジ:197円00銭-200円00銭
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2025/08/30 13:59
注目トピックス 市況・概況
豪ドル週間見通し:下げ渋りか、米9月利下げを意識
*13:58JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、米9月利下げを意識
■強含み、7月消費者物価指数は市場予想を上回る今週の豪ドル・円は強含み。米国のインフレ持続を意識した豪ドル売り・米ドル買いは縮小したこと、7月消費者物価指数は市場予想を上回ったことが意識され、リスク回避の豪ドル売り・円買いは縮小した。金価格の上昇も好感されたようだ。取引レンジ:95円28銭-96円24銭。■下げ渋りか、米9月利下げを意識来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)による追加利下げの可能性は残されているが、成長率は前回実績をやや上回る見込み。米国の9月利下げの可能性は高いことも意識されそうだ。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・3日:4-6月期国内総生産(1-3月期:前年比+1.3%)・4日:7月貿易収支(6月:+53.65億豪ドル)予想レンジ:94円50銭-97円50銭
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2025/08/30 13:58
注目トピックス 市況・概況
ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECB利下げ休止の思惑残る
*13:58JST ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECB利下げ休止の思惑残る
■弱含み、ウクライナ戦争の早期終結は実現困難との見方今週のユーロ・ドルは弱含み。米国のインフレ持続を意識したユーロ売り・米ドル買いは一服したが、ウクライナ戦争の早期終結は実現困難との見方が強まり、リスク回避のユーロ売り・米ドル買いが増えた。スイスフランに対するユーロ売りが増えたことも影響したようだ。取引レンジ:1.1574ドル-1.1734ドル。■下げ渋りか、欧米中銀の政策を意識来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。9月開催の欧州中央銀行(ECB)理事会に向け、ユーロ圏のインフレ指標が高止まりなら利下げ休止への思惑からユーロ買いがやや強まりそうだ。一方、米経済指標は雇用関連の悪化が予想され、9月利下げを意識したユーロ買い・米ドル売りが強まる展開もあり得る。予想レンジ:1.1550ドル-1.1800ドル■伸び悩み、日銀による年内追加利上げの可能性残る今週のユーロ・円は伸び悩み。米国のインフレ持続を意識したユーロ売り・米ドル買いは一服したが、日本銀行による年内追加利上げの可能性は消えていないことから、調整的なユーロ売り・円買いが広がった。ウクライナ戦争の早期終結は実現困難との見方があることもユーロ・円相場を圧迫したようだ。取引レンジ:171円12銭-172円66銭。■底堅い値動きか、ECB利下げ休止の思惑残る来週のユーロ・円は底堅い値動きか。ユーロ圏のインフレ指標が手掛かり材料となりそうだ。9月2日に発表される8月消費者物価指数が7月実績を上回った場合、欧州中央銀行(ECB)による利下げ休止の思惑はさらに強まり、ユーロ・円相場を下支えすることになりそうだ。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・1日:7月失業率(6月:6.2%)・2日:8月消費者物価指数(7月:前年比+2.0%)・4日:7月小売売上高(6月:前月比+0.3%)予想レンジ:171円00銭-173円50銭
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2025/08/30 13:58