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みんかぶニュース 個別・材料
ソフトバンクGはウリ気配スタート、ナスダック大幅安のリスクオフで信用の投げ誘発も
ソフトバンクグループ<9984.T>がウリ気配で急反落スタート、ここ荒い値動きで前週末は反発したものの、きょうは改めて売りの勢いが強まった。前週末の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が400ポイント近い大幅安となり、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5%あまりの急落となった。引き続きAI関連株に対するバブル警戒論が取り沙汰されるなか、半導体設計大手ブロードコム<AVGO>が急落するなどで、他の銘柄にも風当たりが強まっており、米ハイテク株の動向と連動性の高いソフトバンクGも目先仕掛け的な売りの対象となっている。
ソフトバンクGの信用買い残は直近データ(12月第1週末現在)で減少しているものの、依然として900万株を超えており、信用倍率も3.35倍と需給面から買い方に不利な状況が継続している。テクニカル的には75日移動平均線を下放れると同時に、下降トレンドにある25日移動平均線が上値抵抗ラインとして覆いかぶさる状況にあり、足もとで信用買いポジションを取っている向きの見切り売りを誘発しやすい。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 09:07
注目トピックス 市況・概況
日経平均は653円安、寄り後は下げ幅拡大
*09:06JST 日経平均は653円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は653円安(9時5分現在)。今日の東京市場は売りが先行した。先週末の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなる。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が1.69%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.10%下落と、ダウ平均と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が強含みとなっていることも東京市場で投資家心理を慎重にさせた。さらに、今週は、16日に11月の米雇用統計、18日に11月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、また、18-19日には日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、日経平均はこのところ節目の50,000円を下回ることなく推移しており、株価の下値は堅いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
<SK>
2025/12/15 09:06
注目トピックス 市況・概況
前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株への持ち高調整の動きを警戒~
*09:04JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体・AI関連株への持ち高調整の動きを警戒~
15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■半導体・AI関連株への持ち高調整の動きを警戒■H.I.S.25/10営業利益 7.1%増 116億円、26/10予想 20.4%増 140億円半導体・AI関連株への持ち高調整の動きを警戒15日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、下値の堅さを見極めることになろう。12日の米国市場は、NYダウが245ドル安、ナスダックは398ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ期待からの買いが相場を支えたが、決算を発表した半導体大手ブロードコムの急落が響き、AI関連株や半導体セクター全般に売りが波及した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比750円安の50010円。円相場は1ドル=155円80銭台で推移している。シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時49740円まで売られる場面もみられ、5万円の大台を割り込んだ。終値で5万円はキープしたものの、足元で支持線として機能していた25日線(50140円)を割り込んでおり、まずは売り一巡後の底堅さを見極める必要はあるだろう。日経平均株価は12月のSQ値(50536.54円)を割り込んでくることでセンチメントを冷ます可能性はあるものの、5万円近辺での押し目買い意欲の強さを見極めたい。また、米オラクルやブロードコムの下落については東京市場では既に織り込まれているが、米国では半導体・AI関連株に対するバブル懸念が高まっていることで、これらに関連する銘柄への持ち高調整の動きが強まるかを確認したいところである。半導体・AI関連株への売りが強まるようだと日経平均株価の重荷になる可能性があるため、押し目待ち狙いの買いも慎重にさせることになりそうだ。AI関連株の動向を睨みながらの展開が意識されるなか、決算など個別に材料のある銘柄への短期的な売買が中心になりそうだ。12日の取引終了後に決算を発表したところでは、室町ケミカル<4885>、ADWAYS<2489>、CINC<4378>、フィットイージー<212A>、H.I.S.<9603>、のむら産業<7131>、日宣<6543>、イトクロ<6049>、さくらさく<7097>、丹青社<9743>などが注目される。■H.I.S.25/10営業利益 7.1%増 116億円、26/10予想 20.4%増 140億円H.I.S.<9603>が発表した2025年10月期の連結業績は、売上高が前期比8.7%増の3731億600万円、営業利益は同7.1%増の116億2700万円だった。繁忙期の需要喚起と早期予約を促すプロモーションにより、1年を通して売上高を牽引する欧州・中近東方面においては、トルコ・エジプトが高い伸びをみせた。国内のホテル事業が訪日外国人旅行者の需要が更に活発化したことにより、稼働率・客室単価ともに前期より上昇が見られ、増収増益に貢献した。2026年10月期の連結業績は、売上高が前期比12.6%増の4200億円、営業利益は同20.4%増の140億円を計画。■前場の注目材料・日経平均株価は上昇(50836.55、+687.73)・為替相場は円安・ドル高(155.80-90)・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 日本銀行短観12月調査・大企業製造業DI(予想:+16、前回+14)・08:50 日本銀行短観12月調査・大企非製造業DI(予想:+35、前回+34)<海外>・11:00 中・11月小売売上高(予想:前年比+2.9%、10月:+2.9%)・11:00 中・11月鉱工業生産(予想:前年比+5.0%、10月:+4.9%)
<NH>
2025/12/15 09:04
みんかぶニュース 市況・概況
東京株式(寄り付き)=大きく売り先行、米半導体株安でリスク回避ムード
15日の東京株式市場は大きく売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比484円安の5万0352円と大幅反落。
前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って下落、特にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げが目立った。前週11日に波乱含みの下落に見舞われたオラクル<ORCL>が続落したほか、半導体設計大手ブロードコム<AVGO>の下げが目立ち、投資家のセンチメントを冷やしている。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も5%あまりの急落を強いられており、東京市場でもこの流れを引き継ぐ形で半導体セクターを中心にリスク回避目的の売り圧力が強い。日経平均は5万円大台攻防となる可能性があるが、大台近辺では空売りの買い戻しや押し目買いも想定され、売り一巡後の値動きが注目される。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 09:04
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均の下げ幅が700円を超える
日経平均株価の下げ幅が700円を超えた。9時3分現在、705.05円安の5万131.5円まで下落している。
株探ニュース
2025/12/15 09:04
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均15日寄り付き=484円安、5万352円
15日の日経平均株価は前週末比484.46円安の5万352.09円で寄り付いた。
株探ニュース
2025/12/15 09:02
みんかぶニュース 個別・材料
アルバリンクはカイ気配スタート、きょうグロース市場に新規上場
きょう東証グロース市場に新規上場したAlbaLink<5537.T>は、公開価格と同じ1300円カイ気配でスタートした。
同社は、流動性が低下している不動産の買い取り再販が主な事業。法律的・物理的・心理的瑕疵のある空き家を「訳あり物件」として専門に買い取りし、独自のノウハウや提携している不動産に精通した弁護士にも協力を仰ぎながら、対象物件を活用できる不動産投資家や同業他社、一般消費者へマッチングし販売を行っている。23年11月からTOKYO PRO Marketに上場しているが、25年12月14日付で上場廃止となり、グロース市場へ新規上場となる。公募株式数5万株、売出株式数167万1000株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し25万8100株。主幹事は野村証券。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 09:01
強弱材料
強弱材料 12月15日
*09:01JST 12月15日
強気材料・日経平均株価は上昇(50836.55、+687.73)・為替相場は円安・ドル高(155.80-90)・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請弱気材料・NYダウは下落(48458.05、-245.96)・ナスダック総合指数は下落(23195.17、-398.69)・SOX指数は下落(7033.56、-377.92)・シカゴ日経225先物は下落(50010、-750)・米長期金利は上昇・米原油先物相場は下落(57.44、-0.16)・日中関係の緊迫化・トランプ政権による関税政策・中国の景気後退懸念留意事項・12月日銀短観(大企業製造業DI))・10月第3次産業活動指数・AlbaLinkが東証グロースに新規上場・12月米国ニューヨーク連銀製造業景気指数・12月米国NAHB住宅市場指数・11月中国新築住宅価格・11月中国中古住宅価格・11月中国小売売上高・11月中国鉱工業生産・11月中国固定資産投資(都市部)・11月中国調査失業率・11月中国不動産投資・11月中国住宅販売件数・10月ユーロ圏鉱工業生産指数・11月カナダ消費者物価指数・11月インド卸売物価指数・11月インド失業率・11月インド貿易収支・12月ブラジルFGV消費者物価指数(IGP-10)・ブラジル週次景気動向調査・10月ブラジル経済活動・ブラジル貿易収支(先週)・米国マイラン連邦準備制度理事会(FRB)理事が対談に参加・米国ニューヨーク連銀総裁が基調講演
<NH>
2025/12/15 09:01
みんかぶニュース 市況・概況
12月日銀短観、大企業製造業DIはプラス15
日銀が15日発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)はプラス15だった。9月調査から1ポイント改善した。市場予想もプラス15だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 08:55
注目トピックス 日本株
H.I.S.、イトクロ◆今日のフィスコ注目銘柄◆
*08:47JST H.I.S.、イトクロ◆今日のフィスコ注目銘柄◆
H.I.S.<9603>2025年10月期の連結業績は、売上高が前期比8.7%増の3731億600万円、営業利益は同7.1%増の116億2700万円だった。繁忙期の需要喚起と早期予約を促すプロモーションにより、1年を通して売上高を牽引する欧州・中近東方面においては、トルコ・エジプトが高い伸びをみせた。国内のホテル事業が訪日外国人旅行者の需要が更に活発化したことにより、稼働率・客室単価ともに前期より上昇が見られ、増収増益に貢献。2026年10月期の連結業績は、売上高が前期比12.6%増の4200億円、営業利益は同20.4%増の140億円を計画。イトクロ<6049>ボトム圏での推移が続くなか、直近のリバウンドで25日線での攻防から、抵抗線として機能している75日線を捉えてきた。一目均衡表では雲下限突破から雲上限に接近。雲上限は今後切り下がることで、雲突破へのハードルは低い。遅行スパンは実線を下から上ぬ突き抜ける、上方シグナルを発生。
<CS>
2025/12/15 08:47
みんかぶニュース 市況・概況
15日=シンガポール・日経平均先物寄り付き5万0125円(-640円)
15日のシンガポール・日経平均先物3月物は前営業日清算値比640円安の5万0125円で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 08:42
みんかぶニュース 個別・材料
東証、MDVの株式売買を停止
東京証券取引所は15日、メディカル・データ・ビジョン<3902.T>の株式売買を同日午前8時20分から停止すると発表した。理由は「公開買付に関する報道の真偽等の確認のため」。
日本経済新聞電子版は13日、「日本生命保険は、医療データ分析を手掛けるメディカル・データ・ビジョン(MDV)を買収する」と報じた。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 08:38
オープニングコメント
半導体・AI関連株への持ち高調整の動きを警戒
*08:35JST 半導体・AI関連株への持ち高調整の動きを警戒
15日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、下値の堅さを見極めることになろう。12日の米国市場は、NYダウが245ドル安、ナスダックは398ポイント安だった。米連邦準備理事会(FRB)の追加利下げ期待からの買いが相場を支えたが、決算を発表した半導体大手ブロードコムの急落が響き、AI関連株や半導体セクター全般に売りが波及した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比750円安の50010円。円相場は1ドル=155円80銭台で推移している。 シカゴ日経225先物清算値にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時49740円まで売られる場面もみられ、5万円の大台を割り込んだ。終値で5万円はキープしたものの、足元で支持線として機能していた25日線(50140円)を割り込んでおり、まずは売り一巡後の底堅さを見極める必要はあるだろう。日経平均株価は12月のSQ値(50536.54円)を割り込んでくることでセンチメントを冷ます可能性はあるものの、5万円近辺での押し目買い意欲の強さを見極めたい。 また、米オラクルやブロードコムの下落については東京市場では既に織り込まれているが、米国では半導体・AI関連株に対するバブル懸念が高まっていることで、これらに関連する銘柄への持ち高調整の動きが強まるかを確認したいところである。半導体・AI関連株への売りが強まるようだと日経平均株価の重荷になる可能性があるため、押し目待ち狙いの買いも慎重にさせることになりそうだ。 AI関連株の動向を睨みながらの展開が意識されるなか、決算など個別に材料のある銘柄への短期的な売買が中心になりそうだ。12日の取引終了後に決算を発表したところでは、室町ケミカル<4885>、ADWAYS<2489>、CINC<4378>、フィットイージー<212A>、H.I.S.<9603>、のむら産業<7131>、日宣<6543>、イトクロ<6049>、さくらさく<7097>、丹青社<9743>などが注目される。
<AK>
2025/12/15 08:35
日経225・本日の想定レンジ
米ハイテク株安受け売り優勢に
*08:25JST 米ハイテク株安受け売り優勢に
[本日の想定レンジ]12日のNYダウは245.96ドル安の48458.05ドル、ナスダック総合指数は398.69pt安の23195.17pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比750円安の50010円だった。本日は前週末の米ハイテク株安を背景に売りが先行して始まりそうだ。前週末は自動車や銀行などの割安株中心に買われ、日経平均は5日移動平均線(50565円)を上回り、ローソク足は6営業日ぶりに陽線を形成した。ただ、25日線(50088円)は下げ基調にあり、売り圧力が残っており、上値の重さも意識されそうだ。前週末の米国市場では、米ブロードコムの2025年11月-26年1月期の売上高見通しは市場予想を上回ったものの、経営陣が「人工知能(AI)関連製品の売り上げ構成比率が高くなるため、利益率が低くなる」と説明したため、AI関連投資や収益性に懸念が生じているとの見方につながった。なかでもSOX指数は5%超も急落したため、東京市場でも半導体などAI関連株中心に売りが優勢となり、日経平均は節目の5万円割れも想定される。ただ、株価水準が切り下がれば、押し目を拾いたい投資家も多いとみられる。また、19日に結果が判明する日銀の金融政策決定会合の結果を確認したいとの考えている投資家も多く、売りが一巡した後は、様子見ムードが強まるかもしれない。一方、米国では16日に雇用統計が公表される。労働市場の底堅さが示され、利下げ期待が後退すれば、日本株にも悪影響を及ぼす可能性があるだけに、雇用統計を受けた米国市場の動きにも注意が必要だろう。上値メドは、心理的節目の51000円、11月11日の高値(51513円)、心理的節目の52000円、下値メドは、25日移動平均線(50088)、心理的節目の50000円、49000円などが挙げられる。[予想レンジ]上限50800円-下限49700円
<SK>
2025/12/15 08:25
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し
*08:16JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低い見通し
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行、日本銀行による12月利上げの可能性は大幅に低下したことから183円16銭(2025/12/12)まで一段高となった。欧州中央銀行(ECB)は来年中に利上げに転じる可能性があるため、日本銀行による追加利上げが予想されているものの、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。【ユーロ売り要因】・欧州の政治不安・欧州経済の減速懸念・ウクライナ戦争継続の可能性【ユーロ買い要因】・日欧金利差の維持・ウクライナ戦争の終結期待・ECBの政策金利は来年上昇の可能性
<CS>
2025/12/15 08:16
注目トピックス 市況・概況
12日の米国市場ダイジェスト:NYダウは245ドル安 ブロードコム急落でAI・半導体関連に売り波及
*08:14JST 12日の米国市場ダイジェスト:NYダウは245ドル安 ブロードコム急落でAI・半導体関連に売り波及
■NY株式:NYダウは245ドル安 ブロードコム急落でAI・半導体関連に売り波及米国株式市場は下落。ダウ平均は245.96ドル安48,458.05ドル ナスダックは398.69ポイント安23,195.17で取引を終了した。ダウ平均株価は、FRBの追加利下げ期待を好感し、プラス圏で取引を開始した。しかし、ハイテク株の売りが重しとなり失速、下落に転じた。ナスダックは終日軟調な展開。前日決算を発表した半導体大手ブロードコムの急落が響き、AI関連株や半導体セクター全般に売りが波及した。セクター別では自動車・自動車部品が上昇、半導体・同製造装置が下落した。ヨガウエアブランドのルルレモン・アスレティカ(LULU)は大幅高。第3四半期の業績が市場予想を上回った他、通期1株当たり利益見通しの上方修正が好感された。トランプ大統領がマリファナに関する連邦政府の規制を緩和するだろうとの報道を受け、医薬用大麻の栽培・販売を手掛けるティルレイ・ブランズ(TLRY )カノピ・グロース(CGC)など大麻関連株が急騰した。半導体・ソフトウェアのブロードコム(AVGO)は前日市場予想を上回る好決算を発表も大幅安。ホック・タンCEOがアナリスト向け電話会議で売上高総利益率が悪化する見通しを示したことから一部投資家から失望売りが出た。オラクル(ORCL)はOpenAI向けのデータセンタープロジェクトの一部延期報道を受け下落。日中、広報担当者がこの報道内容を否定したと伝わり、やや値を戻して取引を終えた。トランプ大統領はウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで次期FRB議長について元FRB理事のウォーシュ氏かハセット国家経済会議(NEC)委員長を起用する方向で検討していると述べた。HorikoCapitalManagementLLC■NY為替:ドル・円は上げ渋り、株安を嫌気12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、156円10銭まで買われたが、株安を意識した売りが入ったことで155円68銭まで反落し、155円88銭で引けた。米長期金利は底堅い動きを見せたが、株安で円買いが活発となった。ユーロ・ドルは1.1723ドルから1.1750ドルまで上昇し、1.1741ドルで引けた。ユーロ・円は183円16銭まで買われた後、182円68銭まで下げた。ポンド・ドルは、1.3383ドルまで買われた後、1.3342ドルまで反落。ドル・スイスは0.7945フランから0.7965フランまで戻した。■NY原油:弱含み、一時57.15ドルまで下落12日のNY原油先物1月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.16ドル(-0.28%)の57.44ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは57.15-58.19ドル。アジア市場で58.19ドルまで買われたが、その後はじり安となり、米国市場の中盤にかけて57.15ドルまで売られた。ただ、57ドル台前半で押し目買いが入ったことで下げ止まり、57.72ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では57.50ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC) 55.14ドル +0.58ドル(+1.06%)モルガン・スタンレー(MS) 178.41ドル -1.88ドル(-1.04%)ゴールドマン・サックス(GS)887.96ドル -23.07ドル(-2.53%)インテル(INTC) 37.81ドル -1.70ドル(-4.30%)アップル(AAPL) 278.28ドル +0.25ドル(+0.08%)アルファベット(GOOG) 310.52ドル -3.18ドル(-1.01%)メタ(META) 644.23ドル -8.48ドル(-1.29%)キャタピラー(CAT) 597.89ドル -27.72ドル(-4.43%)アルコア(AA) 46.14ドル -1.10ドル(-2.32%)ウォルマート(WMT) 116.70ドル +1.18ドル(+1.02%)
<NH>
2025/12/15 08:14
みんかぶニュース 市況・概況
12日の米株式市場の概況、NYダウ245ドル安 ハイテク関連株売られる
12日の米株式市場で、NYダウは前営業日比245.96ドル安の4万8458.05ドルとなり、3日ぶりに反落した。決算を発表したブロードコム<AVGO>が急落し、AI関連株への過度な先高期待が後退。ハイテク関連株全般に売り圧力が掛かり、ナスダック総合株価指数の下落率は1.7%近くに上った。週末とあって主力株には持ち高調整目的の売りもかさんだ。
キャタピラー<CAT>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>が安く、オラクル<ORCL>が株価水準を切り下げたほか、オクロ<OKLO>やニュースケール・パワー<SMR>、アンフェノール<APH>が大幅安となった。一方、マクドナルド<MCD>やコカ・コーラ<KO>、ボーイング<BA>が堅調推移。イーライ・リリー<LLY>やチポトレ・メキシカン・グリル<CMG>、GEエアロスペース<GE>が値を上げ、クリア・セキュア<YOU>が急伸した。
ナスダック総合株価指数は398.69ポイント安の2万3195.16と続落した。エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、マイクロン・テクノロジー<MU>が売られ、インテル<INTC>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>が下値を模索。メタ・プラットフォームズ<META>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>が冴えない展開となったほか、サンディスク<SNDK>やアステラ・ラブス<ALAB>、コアウィーブ<CRWV>が急落した。半面、テスラ<TSLA>がしっかり。リビアン・オートモーティブ<RIVN>やルルレモン・アスレティカ<LULU>が高く、ティルレイ・ブランズ<TLRY>が大幅高となった。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 08:12
注目トピックス 市況・概況
今日の為替市場ポイント:日米金利差の大幅縮小は想定されず
*08:11JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差の大幅縮小は想定されず
12日の米ドル・円は、東京市場では155円45銭まで売られた後、155円83銭まで反発。欧米市場では155円62銭まで売られた後、156円13銭まで反発し、155円88銭で取引終了。本日15日の米ドル・円は主に155円台で推移か。日米金利差の大幅な縮小は想定されていないため、リスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。米連邦準備制度理事会(FRB)は先週9-10日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り追加利下げを決定したが、政策金利見通しの不透明感は払しょくされていない。ただ、今週発表されるインフレ・雇用関連の経済指標が市場予想を下回る内容だった場合、2026年における追加利下げ観測が広がるため、ドル売り要因となろう。一方、日本銀行は12月18-19日開催の金融政策決定会合で0.25ptの追加利上げの公算だが、市場ではすでに織り込み済みで、リスク回避的な円買いが大きく広がる可能性は低いと予想される。むしろ、利上げ後に日本の財政悪化懸念による円売りが再び強まり、主要通貨は対円で下げ渋る状況が続くとみられる。
<CS>
2025/12/15 08:11
みんかぶニュース 市況・概況
12日の欧州主要株価指数終値
・イギリス・FTSE100
9649.03(-54.13)
・ドイツ・DAX
24186.49(-108.12)
・フランス・CAC40
8068.62(-17.14)
・ロシア・RTS
1082.41(−9.06)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
12日の米国主要株価指数終値
・NYダウ 48458.05(-245.96)
高値 48886.86
安値 48334.10
・S&P500 6827.41(-73.59)
・ナスダック総合指数 23195.16(-398.69)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 08:10
みんかぶニュース 市況・概況
12日の主要国際商品市況
・NY原油先物期近(WTI)
1バレル=57.44ドル(-0.16ドル)
・NY金先物期近(COMEX)
1トロイオンス=4328.3ドル(+15.3ドル)
・NY銀先物期近(COMEX)
1トロイオンス=6136.2セント(-256.7セント)
・シカゴ小麦先物期近
1ブッシェル=534.50セント(±0.00セント)
・シカゴコーン先物期近
1ブッシェル=431.50セント(-3.75セント)
・シカゴ大豆先物期近
1ブッシェル=1076.75セント(-16.75セント)
・CRB指数
298.29(-2.49)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 08:10
個別銘柄テクニカルショット
フィットイージー---200日線接近でリバウンド狙いのスタンスに
*08:09JST <212A> フィットイージー - -
下向きで推移する25日線に上値を抑えられる足立での調整トレンドを継続しており、支持線として意識される200日線に接近。200日線に接近するなかでリバウンド狙いのスタンスに向かわせそうだ。ボリンジャーバンドでは-2σに沿ったトレンドのなかで、売られ過ぎも意識されやすいだろう。
<FA>
2025/12/15 08:09
注目トピックス 市況・概況
東証グロース市場250指数先物見通し:軟調地合いが継続か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:軟調地合いが継続か
本日の東証グロース市場250指数先物は、軟調地合いの継続を予想する。週末のダウ平均は245.96ドル安の48,458.05ドル ナスダックは398.69pt安の23,195.17ptで取引を終了した。ダウ平均株価は、FRBの追加利下げ期待を好感し、プラス圏で取引を開始した。しかし、ハイテク株の売りが重しとなり失速、下落に転じた。ナスダックは終日軟調な展開。前日決算を発表した半導体大手ブロードコムの急落が響き、AI関連株や半導体セクター全般に売りが波及した。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は軟調地合いの継続を予想する。米株安と夜間取引での安値更新を受け、朝方から売り優勢のスタートとなりそうだ。新興市場固有の悪材料はないもの、8月下旬以降のダウントレンドは継続しており、戻り待ちの売りは多そうだ。日銀の金融政策決定会合やクリスマス休暇を前に商いが細る可能性もあり、その場合、売り圧力が弱まる可能性も想定される。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt安の642ptで終えている。上値のメドは650pt、下値のメドは630ptとする。
<SK>
2025/12/15 08:05
注目トピックス 日本株
「株式」ADR日本株ランキング~高安まちまち、シカゴは大阪日中比750円安の50010円
*08:00JST 「株式」ADR日本株ランキング~高安まちまち、シカゴは大阪日中比750円安の50010円
ADR(米国預託証券)の日本株は、対東証比較(ドル155.52円換算)で、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、伊藤忠商事<8001>、ファーストリテ<9983>などが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比750円安の50010円。米国株式市場は下落。ダウ平均は245.96ドル安48,458.05ドル ナスダックは398.69ポイント安23,195.17で取引を終了した。ダウ平均株価は、FRBの追加利下げ期待を好感し、プラス圏で取引を開始した。しかし、ハイテク株の売りが重しとなり失速、下落に転じた。ナスダックは終日軟調な展開。前日決算を発表した半導体大手ブロードコムの急落が響き、AI関連株や半導体セクター全般に売りが波及した。12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、156円10銭まで買われたが、株安を意識した売りが入ったことで155円68銭まで反落し、155円88銭で引けた。米長期金利は底堅い動きを見せたが、株安で円買いが活発となった。ユーロ・ドルは1.1723ドルから1.1750ドルまで上昇し、1.1741ドルで引けた。12日のNY原油先物1月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.16ドル(-0.28%)の57.44ドルで通常取引を終了した。「ADR上昇率上位5銘柄」(12日)コード 銘柄名 終値 日本円換算価格 日本終値比(%)5020 (JXHLY) ENEOS 15.00 1166 65.5 5.959503 (KAEPY) 関西電力 8.03 2498 20 0.818591 (IX.N) オリックス 28.83 4484 31 0.704755 (RKUNY) 楽天 5.99 932 2.8 0.304502 (TAK.N) 武田薬品工業 14.33 4457 9 0.20「ADR下落率上位5銘柄」(12日)コード 銘柄名 終値 日本円換算価格 日本終値比(%)6098 (RCRUY) リクルートHD 10.00 7776 -536 -6.456857 (ATEYY) アドバンテスト 126.70 19704 -1081 -5.20■そのたADR(12日)7203 (TM.N) トヨタ自動車 208.12 4.56 3237 -238306 (MUFG.N) 三菱UFJFG 16.00 0.00 2489 -108035 (TOELY) 東京エレク 96.91 -8.14 30143 -13576758 (SONY.N) ソニー 26.77 0.04 4163 -189432 (NTTYY) NTT 24.85 -0.14 155 -0.58058 (MTSUY) 三菱商事 24.06 -0.19 3742 -216501 (HTHIY) 日立製作所 31.63 0.09 4919 -919983 (FRCOY) ファーストリテ 35.97 -0.05 55941 -11799984 (SFTBY) ソフトバンクG 54.95 -4.10 17092 -8034063 (SHECY) 信越化学工業 15.25 0.33 4743 -938001 (ITOCY) 伊藤忠商事 124.59 -0.30 9688 -758316 (SMFG.N) 三井住友FG 19.06 0.07 4940 -338031 (MITSY) 三井物産 585.69 -5.98 4554 -536098 (RCRUY) リクルートHD 10.00 -1.00 7776 -5364568 (DSNKY) 第一三共 21.40 -0.29 3328 -339433 (KDDIY) KDDI 17.15 -0.20 2667 -177974 (NTDOY) 任天堂 18.51 -0.09 11515 -2158766 (TKOMY) 東京海上HD 36.72 0.52 5711 -547267 (HMC.N) 本田技研工業 30.93 0.10 160332914 (JAPAY) 日本たばこ産業 18.45 -0.04 5739 -316902 (DNZOY) デンソー 13.46 -0.11 2093 -32.54519 (CHGCY) 中外製薬 27.18 0.13 8454 -894661 (OLCLY) オリエンランド 18.23 0.22 2835 -278411 (MFG.N) みずほFG 7.37 0.02 5731 106367 (DKILY) ダイキン工業 12.61 -0.05 19611 -3894502 (TAK.N) 武田薬品工業 14.33 -0.06 445797741 (HOCPY) HOYA 151.44 -2.04 23552 -3436503 (MIELY) 三菱電機 60.99 1.04 4743 -506981 (MRAAY) 村田製作所 10.68 -0.10 3322 -787751 (CAJPY) キヤノン 30.53 0.13 4748 -326273 (SMCAY) SMC 17.95 -0.45 55832 -10587182 (JPPTY) ゆうちょ銀行 13.22 2.12 2056 -746146 (DSCSY) ディスコ 30.10 -2.20 46812 -19983382 (SVNDY) セブン&アイ・HD 13.88 0.17 2159 -118053 (SSUMY) 住友商事 34.41 -0.08 5351 -476702 (FJTSY) 富士通 26.80 0.39 4168 -486201 (TYIDY) 豊田自動織機 113.02 1.42 17577 275108 (BRDCY) ブリヂストン 23.23 0.01 7225 -836178 (JPPHY) 日本郵政 10.00 0.00 1555 -61.58002 (MARUY) 丸紅 291.72 2.79 4537 -416723 (RNECY) ルネサス 6.79 -0.17 2112 -816954 (FANUY) ファナック 19.99 0.44 6218 -978725 (MSADY) MS&ADインシHD 23.70 0.31 3686 -318801 (MTSFY) 三井不動産 34.80 0.30 1804 -15.56301 (KMTUY) 小松製作所 32.14 -0.14 4998 -624901 (FUJIY) 富士フイルム 10.95 -0.15 3406 -596594 (NJDCY) 日本電産 2.70 -0.14 1680 -3326857 (ATEYY) アドバンテスト 126.70 -11.40 19704 -10814543 (TRUMY) テルモ 14.61 -0.17 2272 -40.58591 (IX.N) オリックス 28.83 0.27 4484 31(時価総額上位50位、1ドル155.52円換算)
<AN>
2025/12/15 08:00
みんかぶニュース 市況・概況
15日の株式相場見通し=大幅反落、米半導体株安などを受けリスクオフ
15日の東京株式市場は主力株中心に売り優勢の地合いとなり、日経平均株価は大幅反落を余儀なくされそうだ。ここ日替わりで上下に荒い値動きを繰り返しているが、きょうは前週末の上昇分を吐き出す形が予想される。ただ売り一巡後は、米株価指数先物の値動きによっては押し目買いを誘導するケースも考えられる。前週末の欧州株市場は独DAXなどをはじめ主要国の株価が総じて軟調だった。欧州時間の取引後半になって、米株価指数が荒れた地合いとなるのを横にらみに買い気が削がれる状況となった。英FTSE100も3日ぶりに反落し、欧州地域全体の株価動向を表すストックス・ヨーロッパ600も3日ぶりに下値を探る展開となっている。米国株市場ではハイテク株への売りがかさみナスダック総合株価指数の下落が目立つ状況で、下げ幅は一時500ポイント弱まで広がる場面があった。NYダウとS&P500指数は11日に史上最高値を更新したばかりだったが、高値警戒感も拭えず、この日はナスダック指数に引きずられる形で売りに押された。個別では半導体設計大手ブロードコム<AVGO>が11%強の急落をみせたほか、オラクル<ORCL>の下値模索も継続している。オラクルは米オープンAI向けに開発を進めている一部のAIデータセンターの完成が当初予定よりずれ込む可能性が報じられ、その前の日の急落に続き4.5%安に売られるなど、半導体関連全般のセンチメント悪化を助長した。このほか、エヌビディア<NVDA>も3%超下落、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5%あまりの大幅安となっている。週明けの東京市場では米半導体株安を背景に逆風が強く、リスク回避目的の売りが日経平均を押し下げそうだ。今週は日銀金融政策決定会合の結果発表も控え、ポジション調整の売りも出やすく、足もとでは再び5万円大台攻防となる可能性もある。
12日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比245ドル96セント安の4万8458ドル05セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同398.69ポイント安の2万3195.16だった。
日程面では、きょうは12月の日銀短観、10月の第3次産業活動指数など。海外では、11月の中国70都市新築住宅価格、11月の中国小売売上高、11月の中国工業生産高、11月の中国固定資産投資・不動産開発投資、10月のユーロ圏鉱工業生産、12月のNY連銀製造業景況指数、12月のNAHB住宅市場指数など。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 08:00
個別銘柄テクニカルショット
イトクロ---上値抵抗の75日線を捉える
*08:00JST <6049> イトクロ - -
ボトム圏での推移が続くなか、直近のリバウンドで25日線での攻防から、抵抗線として機能している75日線を捉えてきた。一目均衡表では雲下限突破から雲上限に接近。雲上限は今後切り下がることで、雲突破へのハードルは低い。遅行スパンは実線を下から上ぬ突き抜ける、上方シグナルを発生。
<FA>
2025/12/15 08:00
みんかぶニュース 為替・FX
米外為市場サマリー:一時156円10銭台に上伸、米長期金利が上昇
12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円81銭前後と前営業日に比べて22銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=182円94銭前後と同29銭程度のユーロ高・円安だった。
9~10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げが決まった後に進行したドル安が一服した後、12日は方向感の乏しい展開となった。日銀が18~19日に開く金融政策決定会合で、利上げについて議論するなどと改めて伝わったが、すでにマーケットには織り込み済みの内容とあって円を買い進む姿勢は限られた。12日は複数の米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言が伝わり、FOMC参加者間の意見に隔たりがあることが再び浮き彫りとなった。米長期金利が上昇するなかで、ドル円は一時1ドル=156円10銭台まで上昇したものの、週末とあって持ち高調整主体の展開となり、上値追いの流れには至らずにドル円は伸び悩んだ。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1740ドル前後と前日に比べて0.0002ドル程度のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 07:55
みんかぶニュース 為替・FX
◎12日のNY為替
ドル・円:155円81銭(11日終値:155円59銭)
ユーロ・円:182円94銭(同:182円65銭)
ユーロ・ドル:1.1740ドル(同:1.1738ドル)
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 07:50
みんかぶニュース 市況・概況
15日の主なマーケットイベント
○経済統計・イベントなど
08:50 日・日銀全国企業短期経済観測調査(短観)
11:00 中・小売売上高
11:00 中・工業生産高
11:00 中・不動産開発投資
11:00 中・固定資産投資
13:30 日・第3次産業活動指数
19:00 ユーロ・鉱工業生産
22:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数
○決算発表・新規上場など
決算発表:ベルグアース<1383>,土屋HD<1840>,テラドローン<278A>,Hamee<3134>,ミサワ<3169>,ジェネパ<3195>,山王<3441>,グッドコムA<3475>,GAテクノ<3491>,アセンテック<3565>,エニグモ<3665>,システムディ<3804>,SYSHD<3988>,Mマート<4380>,サンバイオ<4592>,ナトコ<4627>,パーク24<4666>,アクシージア<4936>,トリプラ<5136>,Dサイクル<5888>,多摩川HD<6838>,プロレド<7034>,Fインタ<7050>,クラシコム<7110>,梅の花G<7604>,WA<7683>,レボリュー<8894>,ファースト住<8917>,AB&C<9251>,ギフトHD<9279>ほか
※東証グロース上場:AlbaLink<5537>
出所:MINKABU PRESS
2025/12/15 07:50
注目トピックス 経済総合
NYの視点:中国政府は2026年も内需拡大を継続し、より積極的な政策を打ち出す可能性
*07:44JST NYの視点:中国政府は2026年も内需拡大を継続し、より積極的な政策を打ち出す可能性
中国国営の新華社通信は12月8日、中国共産党の最高意思決定機関である政治局は2026年も内需拡大を継続し、より積極的な政策で経済全体を下支えする見通しであると報じた。新華社によると、次期5カ年計画に向け、中国当局が雇用、企業、市場、期待の安定に努めるようだ。また、来年は国内の経済活動と国際的な貿易問題への対応をより適切に調整していく方針とみられている。内需主導の原則を堅持し、強固な国内市場を構築すべきとの見解が提示されており、個人消費が低調であることを問題視しているとみられる。また、政治局は「われわれは国民の生活を第一に考え、国民のためにもっと実際的なことをするよう努めるべきだ」と指摘した。市場参加者の間では、より積極的な財政政策や適切に緩和的な金融政策に関する発言が、来年の高水準の財政赤字、債券発行、追加利下げを示唆しているとの見方が出ている。一部の識者は「中国は堅調な輸出に依存して再び来年の成長目標を5%前後に設定する可能性がある」、「輸出が一時的な課題に直面しても、政府は財政政策を用いて不足分を埋めることができる」と指摘している。
<CS>
2025/12/15 07:44