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注目トピックス 日本株 三機工業---1Q増収・2ケタ増益、建築設備事業が順調に推移 *18:52JST 三機工業---1Q増収・2ケタ増益、建築設備事業が順調に推移 三機工業<1961>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.5%増の497.47億円、営業利益が同43.6%増の22.11億円、経常利益が同25.1%増の26.12億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同34.2%増の18.06億円となった。建築設備事業の受注高は前年同期比7.0%増の608.37億円、売上高は同5.9%増の425.15億円、セグメント利益は同51.6%増の29.19億円となった。受注高は、ビル空調衛生、産業空調、電気設備の大型工事を受注したこと等により増加した。売上高及びセグメント利益は、前期からの繰越工事が進捗し、利益率改善等により増収増益となった。機械システム事業の受注高は前年同期比10.0%減の22.46億円、売上高は同14.2%減の20.56億円、セグメント損失は2.78億円(前年同期は3.19億円の損失)となった。売上高は前年同期から減収となったが、セグメント損失は改善した。環境システム事業の受注高は前年同期比51.4%減の54.06億円、売上高は同13.3%減の46.94億円、セグメント損失は5.01億円(前年同期は1.19億円の損失)となった。受注高は、前年同期に大型工事を受注したことによる反動等で減少した。売上高及びセグメント損失は、前年同期に大型工事の売上があったことによる反動等で減収減益となった。不動産事業の受注高は前年同期比1.0%増の6.45億円、売上高は同1.0%増の6.45億円、セグメント利益は同6.5%減の2.53億円となった。テナント賃貸収入が増加し増収、一部の賃貸物件で改修工事を行ったこと等により減益となった。2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.2%減の2,500.00億円、営業利益が11.9%増の245.00億円、経常利益が同8.4%増の250.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.3%増の195.00億円とする期初計画を据え置いている。 <NH> 2025/08/12 18:52 注目トピックス 日本株 アルファパーチェス Research Memo:大企業向け間接材購買PFで強固なポジション、解約率ほぼ0で成長予見性高 *18:45JST アルファパーチェス Research Memo:大企業向け間接材購買PFで強固なポジション、解約率ほぼ0で成長予見性高 設備・機械の修理用備品やオフィス備品などの間接材購買プラットフォーム「APMRO」を運営するMRO事業と商業施設のメンテナンスなどを行うFM事業を展開しているアルファパーチェス<7115>は8月8日、2025年12月期第2四半期決算を発表している。売上高は前年同期比6.9%増の28,631百万円、営業利益は同27.4%増の717百万円となり、通期利益予想を上方修正している。「無限カタログ」の推奨品への自動置き換え機能による販売が極めて好調1. 2025年3月期期第1四半期決算の概要2024年12月期の売上高に対して、間接材購買のためのシステム提供と物品販売を行うMRO(Maintenance, Repair & Operations)事業の売上が約74%を占め、残りはFM事業やその他が占める。MRO事業の顧客は、製造業・建設業やサービス・小売業が多く、トヨタ自動車、SONY、関西電力、三菱地所など大企業直販が8割を上回ってきている。残りは中小事業所向け再販(アスクル経由の売上高)で構成される。プライム市場に上場している企業を中心とした大企業群が同社の顧客で、大企業直販の顧客解約率はほぼ0%のストック型ビジネスである。MRO事業は昨年末に新規導入した「無限カタログ(電子カタログ)」の推奨品への自動置き換え機能による粗利益の増加が想定以上となり、売上高で前期比12.2%増の22,776百万円、セグメント利益で同68.5%増の574百万円となった。無限カタログは、同一商品に複数の価格提示があり、コスト競争力が強いサプライヤーへ売上集中(サプライヤーの意欲向上)、サプライヤーの売上拡大による同社の粗利率改善が可能となる。一方、商業施設向けにサービスの提供を行うFM(Facility Management)事業は、インバウンド需要により顧客の業績こそ好調であるものの、好調な需要を背景に営業を止める必要がある改装工事を控える傾向があり、売上高で前期比9.4%減の5,847百万円、セグメント利益で同40.3%減の110百万円となった。2. 2025年12月期の業績見通し2025年12月期は、売上高で前期比10.8%増の61,975百万円、営業利益で同13.5%増の1,410百万円の従来予想について、営業利益以下を100百万円ずつ増額修正しており、営業利益で同21.5%増の1,510百万円とした。FM事業の第4四半期売上見通しがまだ不透明だが、MRO事業売上増でカバーできると考え、期初の通期売上見通しは変更せず、上期のMRO事業の利益率上振れを反映した格好。2029年12月期の目標は売上高1,000億円、営業利益率3.5%、ROE20%以上3.中期経営計画、類似企業との比較、株主還元大企業向けMRO市場の市場規模は約1兆円だが、既存の電子カタログで取引される領域(同社の既存事業領域)の市場規模は約4,000億円程度となる。同社は引き続き既存領域での成長を軸として市場シェアの拡大を図るようだ。ただ、電子カタログ掲載品で価格交渉が必要な領域や、電子カタログ非掲載で対面販売や入札型見積購買システムで取引される領域などにも将来的に対応できるように、「問合せ機能」をAPMROシステムおよび無限カタログに追加搭載していく。強固な顧客基盤を有して今後も大企業グループへの売上拡大とともに認知度拡大が進むことで、持続的な成長が期待されそうだ。実際、大企業グループへの売上高は、年を追うごとに大きくなる傾向があり、機能の向上がその傾向に拍車をかけることになる。また、厳密な意味での類似企業はないが、MonotaRO<3064>の数値は確認しておいても良いだろう。MonotaROはROE25%超、今期予想の営業増益率で前期比16.0%増が予想されており、予想PERで45倍の評価だ。アルファパーチェスのROEは15%強であるが、利益成長は21.5%増、予想PER29倍となる。アズワン<7476>、ミスミグループ本社<9962>、アスクル<2678>などの平均PER20倍と比較したアルファパーチェスの数値は、株価が上昇しているだけに上方へ乖離しつつあるが、資本効率の改善はMonotaRO側への評価、つまりさらなるアップサイドポテンシャルと考えておきたい。アルファパーチェスの2029年12月期の目標は、売上高1,000億円、営業利益率3.5%、ROE20%以上である。そこから試算されるEPSは250円程度。営業利益のCAGRは+35%であり、現状程度のPER25~35倍から試算される株価は6,250~8,750円となる。資本効率が高まった数値におけるPER水準の切り上がりの有無にも注目しておきたい。株主還元では、記念配当5円を含む1株あたり配当35円を予定しており、配当利回りで1.12%が予想されている。配当見通しは現時点では変更せず、通期利益見通しの確度が上がってから再検討する。(執筆:アナリスト 山本泰三) <KM> 2025/08/12 18:45 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅に5日続伸、ソフトバンクGやアドバンテが2銘柄で約374円分押し上げ *18:43JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅に5日続伸、ソフトバンクGやアドバンテが2銘柄で約374円分押し上げ 12日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり174銘柄、値下がり50銘柄、変わらず1銘柄となった。前日11日の米国株式市場は反落。米中貿易政策の不透明感や、12日に発表予定の7月消費者物価指数(CPI)を控えた調整が広がったためとの見方が強い。また米ドルが対主要通貨でドル高基調に推移し、一部輸出企業・グローバル企業の株価にネガティブに作用し、指数を押し下げた。米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付き直後から幅広い銘柄に買いが入り、年初来高値を上抜けて1年1カ月ぶりに最高値更新した。米中の貿易協議進展への期待や、海外短期筋の先物買いなどが支えとなった。大引けの日経平均は前日比897.69円高の42718.17円となった。東証プライム市場の売買高は27億8177万株、売買代金は6兆8640億円だった。業種別では、鉱業、銀行業、情報・通信業などが値上がり率上位、その他製品、石油・石炭、パルプ・紙などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は59.4%、対して値下がり銘柄は36.9%となっている。値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約194円押し上げた。同2位はアドバンテスト<6857>となり、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、東エレク<8035>、コナミG<9766>、KDDI<9433>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはオリンパス<7733>となり1銘柄で日経平均を約14円押し下げた。同2位はTOPPAN<7911>となり、任天堂<7974>、花王<4452>、味の素<2802>、NXHD<9147>、豊田通商<8015>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価    42718.17(+897.69)値上がり銘柄数   174(寄与度+970.54)値下がり銘柄数   50(寄与度-72.85)変わらず銘柄数    1○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG    14825   960 194.49<6857> アドバンテ      11150   665 179.63<9983> ファーストリテ    48120  1840 149.11<6098> リクルートHD     8790   287  29.07<8035> 東エレク       21520   230  23.30<9766> コナミG       25240   680  22.96<9433> KDDI      2628.5  49.5  20.06<5803> フジクラ       11630   535  18.06<7832> バンナムHD      5466   149  15.09<6920> レーザーテック    15485  1030  13.91<7203> トヨタ自動車     2855    82  13.84<6146> ディスコ       42190  1630  11.01<6988> 日東電工       3338    62  10.47<6954> ファナック      4422    56  9.45<5101> 横浜ゴム       5126   526  8.88<4519> 中外製薬       6179    87  8.81<7267> ホンダ       1648.5    42  8.51<8830> 住友不動産      6200   241  8.14<8766> 東京海上HD      6385   135  6.84<7741> HOYA       19770   400  6.75○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<7733> オリンパス      1718 -106.5 -14.38<7911> TOPPAN     3787  -414  -6.99<7974> 任天堂        14185  -170  -5.74<4452> 花王         6739  -148  -5.00<2802> 味の素        3932   -64  -4.32<9147> NXHD       3025  -426  -4.32<8015> 豊田通商       3902   -40  -4.05<9843> ニトリHD       13130  -205  -3.46<3092> ZOZO          1505  -32.5  -3.29<3382> 7&iHD         2019   -26  -2.63<4543> テルモ       2726.5    -9  -2.43<6367> ダイキン工業     19990   -60  -2.03<5019> 出光興産        965  -29.1  -1.97<6981> 村田製作所      2386   -22  -1.78<4151> 協和キリン      2620   -42  -1.42<6361> 荏原製作所      2910  -32.5  -1.10<6506> 安川電機       3094   -26  -0.88<6113> アマダ        1753   -23  -0.78<4307> 野村総合研究所    6086   -16  -0.54<6758> ソニーG        3992    -3  -0.51 <AK> 2025/08/12 18:43 注目トピックス 日本株 極東貿易---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、全てのセグメントで売上高・利益が好調に推移 *18:42JST 極東貿易---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、全てのセグメントで売上高・利益が好調に推移 極東貿易<8093>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比53.0%増の160.41億円、営業利益が同242.2%増の7.34億円、経常利益が同109.3%増の8.22億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同386.9%増の6.34億円となった。産業設備関連部門の売上高は前年同期比14.82億円増の42.40億円、営業利益は2.88億円(前年同期は0.13億円の損失)となった。産業インフラ関連事業の海外プラント向け重電機器が昨年度に引き続き好調を維持しており、また、資源・計測機関連事業の掘削関連事業や航空宇宙・防衛関連事業が好調であったことなどにより、期初計画を上回るペースで推移している。産業素材関連部門の売上高は同35.87億円増の69.44億円、営業利益は同1.66億円増の2.15億円となった。機能素材関連事業は、前年度連結に取り込んだ汎用プラスチック・エンジニアリングプラスチック事業が業績に寄与した。また、自動車向け部品・材料については、北米向けが好調に推移した。生活・環境関連事業においては、航空機向け接着剤が旺盛な需要を背景に、堅調に推移した。機械部品関連部門の売上高は同4.83億円増の48.56億円、営業利益は同0.45億円増の2.23億円となった。精密ファスナー(ねじ類)関連事業においては、引き続き堅調であったことに加え、前年度連結に取り込んだ船舶補修部品事業の業績が寄与した。特殊スプリング関連事業もコンストン(定荷重ばね)などの業績が改善した。2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.6%増の570.00億円、営業利益が同11.7%減の18.00億円、経常利益が同16.8%減の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同57.0%減の16.00億円とする期初計画を据え置いている。 <NH> 2025/08/12 18:42 みんかぶニュース 市況・概況 【↑】日経平均 大引け| 5連騰、先物主導で買われ史上最高値更新 (8月12日) 日経平均株価 始値  42098.32 高値  42999.71 安値  42083.58 大引け 42718.17(前日比 +897.69 、 +2.15% ) 売買高  27億8177万株 (東証プライム概算) 売買代金 6兆8640億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント  1.日経平均は続急騰で5連騰、史上最高値を大幅更新  2.前日の米株安も先物主導のインデックス買いで上げ加速  3.米CPI発表前でも持ち高調整の売り圧力のみ込む強さ  4.半導体関連など買われ、日経平均上昇を後押しする展開  5.外国人の買いなどを背景に4万3000円目前に迫る場面も ■東京市場概況  前日の米国市場では、NYダウは前週末比200ドル安と反落した。米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ハイテク株を中心に利益確定売りが優勢となった。  3連休明けの東京市場では、日経平均株価が大幅高で上値指向を継続、昨年7月につけた史上最高値を大幅に上回り青空圏に突入した。TOPIXも最高値を更新している。  12日の東京市場は、リスクオン一色に染まった。米関税政策を巡る不透明感は漂うものの、ひと頃よりは懸念が後退していることで、投資意欲の減退にはつながっていない。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が下値を試す展開だったが、東京市場では朝方から先物主導で裁定買いを誘導し水準を切り上げた。海外投資家とみられる積極的な買いが流入したことも、全体指数の押し上げに寄与した。日本時間今晩に発表予定の7月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいというニーズもあったが、終始買い気が弱まることはなかった。日経平均寄与度の高い半導体関連をはじめ値がさ株に買いが集まり上げ足が強まる形に。日経平均は昨年7月の最高値を約1年1ヵ月ぶりに大きく上回り、一時4万3000円台寸前まで上値を伸ばす場面があった。  個別では、売買代金首位となったソフトバンクグループ<9984>が大幅高で上値追いを続けたほか、サンリオ<8136>はストップ高に買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクも高い。アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連も軒並み値を飛ばした。トヨタ自動車<7203>が高く、IHI<7013>も物色人気。ファーストリテイリング<9983>、良品計画<7453>も高い。新電元工業<6844>がストップ高で値上がり率トップ、ゼンショーホールディングス<7550>も急騰した。  半面、任天堂<7974>が冴えず、オリンパス<7733>も売りに押された。日本ペイントホールディングス<4612>、花王<4452>が安く、ニトリホールディングス<9843>も値を下げた。GENOVA<9341>、ブレインパッド<3655>が急落、NIPPON EXPRESS ホールディングス<9147>も大幅安。デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>も売られた。  日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、リクルート <6098>、東エレク <8035>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約576円。  日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はオリンパス <7733>、TOPPAN <7911>、任天堂 <7974>、花王 <4452>、味の素 <2802>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約36円。  東証33業種のうち上昇は26業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)銀行業、(3)情報・通信業、(4)証券・商品、(5)非鉄金属。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)石油・石炭、(3)パルプ・紙(4)水産・農林業、(5)陸運業。 ■個別材料株 △芦森工 <3526> [東証S]  豊田合 <7282> によるTOB価格4140円にサヤ寄せ。 △パ・システム <3847> [東証S]  太平洋セメ <5233> が1株6850円でTOB実施へ。 △児玉化 <4222> [東証S]  4-6月期売上高は5.2倍化。 △クラスター <4240> [東証G]  上期経常を55%上方修正・14期ぶり最高益、通期も増額。 △浜ゴム <5101> [東証P]  25年12月期業績予想及び配当予想を上方修正。 △AIメカ <6227> [東証S]  26年6月期営業最高益・増配予想。 △桂川電機 <6416> [東証S]  MBO発表でTOB価格960円にサヤ寄せ。 △バッファロー <6676> [東証S]  上限7.86%の自社株買い実施を好感。 △アンビスHD <7071> [東証P]  特別調査委の報告書受領。 △ヨネックス <7906> [東証S]  4-6月営業益が約9割増。 ▼リベルタ <4935> [東証S]  上期経常は赤字拡大で下振れ着地。 ▼揚羽 <9330> [東証G]  10-6月期(3Q累計)経常が赤字転落で着地・4-6月期は赤字拡大。  東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)新電元 <6844>、(2)アンビスHD <7071>、(3)ゼンショHD <7550>、(4)不二製油 <2607>、(5)サンリオ <8136>、(6)フォーカス <4662>、(7)ジャスト <4686>、(8)セイコーG <8050>、(9)三井金 <5706>、(10)GMO-FG <4051>。  値下がり率上位10傑は(1)GENOVA <9341>、(2)ブレインP <3655>、(3)NXHD <9147>、(4)artien <4634>、(5)DIT <3916>、(6)パーソルHD <2181>、(7)ミダックHD <6564>、(8)IBJ <6071>、(9)日本ペHD <4612>、(10)TOPPAN <7911>。 【大引け】  日経平均は前日比897.69円(2.15%)高の4万2718.17円。TOPIXは前日比42.16(1.39%)高の3066.37。出来高は概算で27億8177万株。東証プライムの値上がり銘柄数は964、値下がり銘柄数は600となった。東証グロース250指数は778.02ポイント(2.51ポイント安)。 [2025年8月12日] 株探ニュース 2025/08/12 18:17 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル:5日続伸、史上最高値更新も25日線比5%超え *18:15JST 日経平均テクニカル:5日続伸、史上最高値更新も25日線比5%超え 12日の日経平均は5日営業続伸した。終値897.69円高と急騰し、史上最高値を更新した。ザラ場で1179.23円高まで上ヒゲを伸ばし、ローソク足は下ヒゲの短い大陽線で終了。陽線は6本連続で、上値追いの勢いの強さを確認する形となった。株価下方では5日や25日の移動平均線が上昇角度を増し、騰勢の強まりが窺える。一方、25日線との乖離率は日経平均が5.48%、TOPIXが5.77%といずれも買われ過ぎが意識される5%を超えているため、短期的なスピード調整リスクへの留意が必要となろう。 <AK> 2025/08/12 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は小高い、ポンドは堅調 *18:08JST 欧州為替:ドル・円は小高い、ポンドは堅調 欧州市場でドル・円は小高く推移し、148円27銭から148円46銭までやや値を上げた。午後に発表された英国の失業率は改善し、英中銀の利下げ観測後退によりポンド買いに振れやすい。一方、欧州株高で円売りに振れ、主要通貨は対円で下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円27銭から148円46銭、ユ-ロ・円は172円25銭から172円44銭、ユ-ロ・ドルは1.1611ドルから1.1622ドル。 <TY> 2025/08/12 18:08 みんかぶニュース 個別・材料 ウネリー今期2ケタの増収増益へ、前期は最終益4.9倍で着地  unerry<5034.T>は12日の取引終了後、25年6月期の単独決算を公表するとともに、26年6月期の業績予想を発表した。今6月期は、売上高は前期比34.3%増の50億200万円、営業利益は同60.4%増の5億円、最終利益は同20.5%増の4億円を計画。同社は人流データによるビッグデータプラットフォームを運営しており、継続的に取引する「リカーリング顧客(4四半期以上連続で取引があるか直近3カ月以上連続で取引のある新規顧客企業)」の積み上げと売上高拡大を見込む。  25年6月期は売上高が前の期比31.4%増の37億2600万円、営業利益が同74.2%増の3億1100万円、最終利益が同4.9倍の3億3100万円となった。店舗・地域・観光地における⽣活者の⾏動を分析する「分析・可視化サービス」や、広告をきっかけとする来店・購買を計測・最適化する「⾏動変容サービス」が売り上げを大きく伸ばした。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/12 17:54 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況 午後5時時点、148円26~27銭のドル高・円安  日銀が12日公表した午後5時時点の外国為替市況は1ドル=148円26~27銭と前営業日に比べ95銭のドル高・円安。ユーロは対円で1ユーロ=172円28~32銭と同52銭のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1620~21ドルと同0.0039ドルのユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/12 17:52 みんかぶニュース 為替・FX 日銀為替市況(ドル円・午後5時) ■ドル円終値の推移           レンジ              前日比  08月12日 148円26~27銭       (△0.95)  08月08日 147円31~33銭       (△0.51)  08月07日 146円80~82銭       (▼0.75)  08月06日 147円55~57銭       (△0.19)  08月05日 147円36~38銭       (▼0.51)  08月04日 147円87~89銭       (▼2.66)  08月01日 150円53~55銭       (△1.15)  07月31日 149円38~40銭       (△1.30)  07月30日 148円08~10銭       (▼0.49  07月29日 148円57~59銭       (△0.29)  07月28日 148円28~30銭       (△0.91)  07月25日 147円37~39銭       (△0.96)  07月24日 146円41~42銭       (▼0.32)  07月23日 146円73~75銭       (▼0.98)  07月22日 147円71~73銭       (▼1.06)  07月18日 148円77~79銭       (△0.05)  07月17日 148円72~74銭       (▼0.16)  07月16日 148円88~90銭       (△1.15)  07月15日 147円73~75銭       (△0.36)  07月14日 147円37~38銭       (△0.52)  07月11日 146円85~87銭       (△0.59)  07月10日 146円26~28銭       (▼0.58)  07月09日 146円84~86銭       (△0.81)  07月08日 146円03~05銭       (△0.84)  07月07日 145円19~20銭       (△0.79)  07月04日 144円40~41銭       (△0.54)  07月03日 143円86~88銭       (▼0.03)  07月02日 143円89~91銭       (△0.82)  07月01日 143円07~09銭       (▼1.05)  06月30日 144円12~14銭       (▼0.35)  06月27日 144円47~49銭       (△0.42)  06月26日 144円05~07銭       (▼1.25)  06月25日 145円30~33銭       ( 0.00)  06月24日 145円30~32銭       (▼2.02)  06月23日 147円32~34銭       (△1.92)  06月20日 145円40~42銭       (△0.01)  06月19日 145円39~41銭       (△0.45)  06月18日 144円94~96銭       (△0.41)  06月17日 144円53~55銭       (△0.36)  06月16日 144円17~20銭       (△0.38)  06月13日 143円79~80銭       (▼0.08)  06月12日 143円87~88銭       (▼1.25)  06月11日 145円12~14銭       (△0.38)  06月10日 144円74~76銭       (△0.62)  06月09日 144円12~14銭       (△0.22)  06月06日 143円90~92銭       (△0.56)  06月05日 143円34~36銭       (▼0.74)  06月04日 144円08~10銭       (△1.26)  06月03日 142円82~84銭       (▼0.08)  06月02日 142円90~91銭       (▼1.13)  05月30日 144円03~05銭       (▼1.23)  05月29日 145円26~28銭       (△1.12)  05月28日 144円14~16銭       (△0.41)  05月27日 143円73~75銭       (△0.85)                        (注:△はドル高・円安) 出所:MINKABU PRESS 2025/08/12 17:51 相場概況 日経平均は大幅続伸、1年1カ月ぶりに最高値更新 *17:39JST 日経平均は大幅続伸、1年1カ月ぶりに最高値更新 前日11日の米国株式市場は反落。米中貿易政策の不透明感や、12日に発表予定の7月消費者物価指数(CPI)を控えた調整が広がったためとの見方が強い。また米ドルが対主要通貨でドル高基調に推移し、一部輸出企業・グローバル企業の株価にネガティブに作用し、指数を押し下げた。米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄り付き直後から幅広い銘柄に買いが入り、年初来高値を上抜けて1年1カ月ぶりに最高値更新した。米中の貿易協議進展への期待や、海外短期筋の先物買いなどが支えとなった。 大引けの日経平均は前日比897.693円高の42,718.17円となった。東証プライム市場の売買高は27億8177万株、売買代金は6兆8640億円だった。業種別では、鉱業、銀行業、情報・通信業などが値上がり率上位、その他製品、石油・石炭、パルプ・紙などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は59.4%、対して値下がり銘柄は36.9%となっている。 個別では、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、コナミG<9766>、フジクラ<5803>、バンナムHD<7832>、リクルートHD<6098>、日東電<6988>、TDK<6762>、レーザーテク<6920>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、ディスコ<6146>などが上昇。 一方、オリンパス<7733>、TOPPAN<7911>、任天堂<7974>、NXHD<9147>、花王<4452>、味の素<2802>、ニトリHD<9843>、協和キリン<4151>、7&iHD<3382>、SMC<6273>、出光興産<5019>、NEC<6701>などが下落。 <FA> 2025/08/12 17:39 みんかぶニュース 市況・概況 [PTS]ナイトタイムセッション17時30分時点 上昇156銘柄・下落146銘柄(東証終値比)  8月12日のPTSナイトタイムセッション(17:00~06:00)17時30分時点で売買が成立したのは334銘柄。東証終値比で上昇は156銘柄、下落は146銘柄だった。日経平均株価構成銘柄の売買成立数は59銘柄。うち値上がりが28銘柄、値下がりは20銘柄だった。NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>は135円安と売られている。  PTS市場全体、および日経平均構成銘柄の12日終値比の上昇率・下落率ランキングは以下のとおり。 △PTS値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6149> 小田原エンジ    2390  +391( +19.6%) 2位 <5985> サンコール     622  +100( +19.2%) 3位 <5034> ウネリー      3302  +500( +17.8%) 4位 <8105> 堀田丸正      358  +53( +17.4%) 5位 <7071> アンビスHD    725  +100( +16.0%) 6位 <5870> ナルネット    849.9 +115.9( +15.8%) 7位 <3842> ネクスジェン    1260  +154( +13.9%) 8位 <6840> AKIBA     390  +46( +13.4%) 9位 <6416> 桂川電機      985  +112( +12.8%) 10位 <4222> 児玉化       771  +80( +11.6%) ▼PTS値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <3905> データセク     2490  -700( -21.9%) 2位 <387A> フラー       3200  -530( -14.2%) 3位 <269A> Sapeet    2612  -428( -14.1%) 4位 <4447> PBシステム    551  -86( -13.5%) 5位 <7133> ヒュウガプラ    1318  -203( -13.3%) 6位 <5029> サークレイス    1138  -167( -12.8%) 7位 <6562> ジーニー      1341  -183( -12.0%) 8位 <4488> AIins     3670  -500( -12.0%) 9位 <4935> リベルタ      2090  -280( -11.8%) 10位 <4040> 南海化学      2890  -355( -10.9%) △PTS [日経平均構成銘柄] 値上がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <6473> ジェイテクト    1485 +103.0( +7.5%) 2位 <7832> バンナムHD   5500.5 +34.5( +0.6%) 3位 <8766> 東京海上      6420  +35( +0.5%) 4位 <8031> 三井物       3320 +14.0( +0.4%) 5位 <4751> サイバー      1755  +6.5( +0.4%) 6位 <5801> 古河電       8270  +30( +0.4%) 7位 <4506> 住友ファーマ    1401   +5( +0.4%) 8位 <3382> セブン&アイ    2026  +7.0( +0.3%) 9位 <6326> クボタ       1802  +5.5( +0.3%) 10位 <8591> オリックス    3733.1 +10.1( +0.3%) ▼PTS [日経平均構成銘柄] 値下がり率ランキング    コード 銘柄名     株価  終値比(  率 ) 1位 <9433> KDDI      2610 -18.5( -0.7%) 2位 <6098> リクルート     8733  -57( -0.6%) 3位 <4689> ラインヤフー    500  -3.0( -0.6%) 4位 <7267> ホンダ       1641  -7.5( -0.5%) 5位 <4188> 三菱ケミG     788  -2.9( -0.4%) 6位 <5101> 浜ゴム       5109  -17( -0.3%) 7位 <8411> みずほFG    4686.1 -13.9( -0.3%) 8位 <1605> INPEX     2381  -7.0( -0.3%) 9位 <2914> JT        4802  -13( -0.3%) 10位 <8306> 三菱UFJ     2218  -5.5( -0.2%) ※PTSの株価はジャパンネクスト証券運営PTSのJ-Market及びX-Marketより取得 株探ニュース 2025/08/12 17:33 注目トピックス 日本株 ディーエムソリューションズ---配当方針の変更(中間配当の実施)及び配当予想の修正(増配) *17:32JST ディーエムソリューションズ---配当方針の変更(中間配当の実施)及び配当予想の修正(増配) ディーエムソリューションズ<6549>は8日、2026年3月期より中間配当を実施することを決定し、これに伴い配当予想を修正することを発表した。これにより、従来の年1回の期末配当から年2回(中間・期末)の配当を行う方針に変更される。中間配当の基準日は2025年9月30日となり、2026年3月期の1株当たり年間配当予想は、2025年5月13日に公表した配当予想の28円から2円増額して30円に修正された。また、今回の変更により中間配当金は15円、期末配当金は15円となる予定だ。同社は、企業価値の向上を最優先に事業拡大を目指し、安定的かつ継続的な利益還元を実施することを基本方針としている。業績は減益となったが、今後の事業拡大が順調に進んでいることから、株主への利益還元をさらに充実させるために、今回の配当予想修正が決定された。 <ST> 2025/08/12 17:32 注目トピックス 日本株 SBSホールディングス---2Q増収、主力の物流事業は売上高・利益ともに計画通り着地 *17:31JST SBSホールディングス---2Q増収、主力の物流事業は売上高・利益ともに計画通り着地 SBSホールディングス<2384>は8日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.1%増の2,285.39億円、営業利益が同41.7%減の63.89億円、経常利益が同44.1%減の63.64億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同57.2%減の27.60億円となった。物流事業の売上高は前年同期比7.9%増の2,211.42億円、営業利益は同8.5%増の48.58億円となった。既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得や、EC物流の需要取り込み、また、ラストワンマイルにおける置き配サービスの本格導入等、サービスラインナップの拡大にも注力した。当中間連結会計期間の売上高は、新規・既存顧客のビジネス拡大等に加え、子会社を新規連結した影響により、増収増益となった。不動産事業の売上高は同80.4%減の23.90億円、営業利益は同76.0%減の14.80億円となった。開発事業では、グループ内での3PL、4PL事業を推進するために、顧客の物流ニーズに合った大型倉庫を土地の取得から建設まで一貫して行っている。賃貸事業では、グループで保有する倉庫、オフィスビル、レジデンス等から賃貸収益を得ている。同社は、将来の投資に向け物流不動産を流動化し資金を回収しており、流動化に伴い計上する収益は不動産事業に含めている。当中間連結会計期間においては、前年第1四半期に新杉田物流センター(横浜市)の信託受益権の譲渡を実施しているため、減収減益となった。その他事業の売上高は同8.2%増の50.06億円、営業利益は同45.8%増の2.60億円となった。主な事業は、人材派遣事業、マーケティング事業、太陽光発電事業及び環境事業となっている2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.2%増の4,850.00億円、営業利益が同15.8%増の205.00億円、経常利益が同8.9%増の201.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.4%増の112.00億円とする期初計画を据え置いている。 <ST> 2025/08/12 17:31 注目トピックス 日本株 サスメド---25年6月期2ケタ増収、DTxプロダクト事業・DTxプラットフォーム事業ともに事業収益が増加 *17:30JST サスメド---25年6月期2ケタ増収、DTxプロダクト事業・DTxプラットフォーム事業ともに事業収益が増加 サスメド<4263>は8日、2025年6月期決算を発表した。事業収益が前期比35.1%増の4.62億円、営業損失が2.99億円(前期は3.64億円の損失)、経常損失が2.94億円(同3.57億円の損失)、当期純損失が2.98億円(同3.57億円の損失)となった。DTxプロダクト事業の事業収益は3.00億円(前期は2.00億円の事業収益)、セグメント利益は1.18億円(同0.55億円の利益)となった。治療用アプリ開発では、不眠障害治療用アプリにおいて、製造販売承認事項一部変更承認申請の承認了承を受けて保険適用と製品の上市に向けた準備を進めている。また、杏林製薬<4569>と共同開発を行っている耳鳴治療用アプリにおいては、特定臨床研究を完了している。さらに、あすか製薬と共同開発を行っている月経前症候群・月経前不快気分障害を対象とした治療用アプリにおいては、特定臨床研究を開始し、最初の被験者により本アプリの使用が開始されたことによるマイルストン1億円を受領した。当該マイルストンについては、本契約締結時に受領し契約負債に計上していた契約一時金2億円と併せて収益計上している。進行がん患者向けのアドバンス・ケア・プランニングを支援するアプリでは、企業治験(第II相臨床試験に相当)における被験者登録を開始している。その他のパイプラインについても、慢性腎臓病患者向けの腎臓リハビリアプリでは、探索的試験(第II相臨床試験に相当)を完了し、次の試験に向けて準備を進めている。また、国立大学法人新潟大学と共同開発を行っている持続性知覚性姿勢誘発めまいに対する治療用アプリにおいては、臨床研究における被験者登録を開始している。DTxプラットフォーム事業の事業収益は1.62億円(同1.42億円の事業収益)、セグメント利益は0.33億円(同0.11億円の損失)となった。汎用臨床試験システムの提供に関しては、アキュリスファーマにおいて実施されていた2つの第III相臨床試験で良好な解析結果を示したことが報告された。また、国立大学法人東北大学との間ではSUSMED SourceDataSync(R)を用いた統合型静脈疾患レジストリシステムを構築し、医療機器の使用成績調査で活用されている。その他、SUSMED SourceDataSync(R)を活用した臨床試験の実施に関する提案活動を積極的に展開している。機械学習自動分析システムの提供に関する活動については、継続利用に支えられ、収益は安定的に推移している。2026年6月期通期の業績予想については、不眠障害用プログラムの保険適用と製品の上市に向けた準備を進めており、現時点で合理的な業績予想の算定が困難であることから、未定としている。今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに開示するとしている。 <ST> 2025/08/12 17:30 みんかぶニュース 市況・概況 明日の株式相場に向けて=SBGの爆速人気はAI大相場の再来か  3連休明けとなった12日の東京株式市場は日経平均株価が前営業日比897円高の4万2718円と大幅高で5連騰を記録した。昨年7月11日につけた史上最高値4万2224円を全く逡巡することなく上抜き、そのまま4万3000円まであと1円、厳密にはあと29銭に迫る場面すらあった。いうまでもなくTOPIXの方は連日の最高値更新である。誰もが予想し得なかった怒涛の買い攻勢が東京市場を舞台に繰り広げられている。市場では「4万2000円のコールオプションの商いが突出しており、このラインが売り方と買い方の要衝ともなっていたが、コールの売りに全体重を乗せていた売り方にとっては堪らない展開」(中堅証券ストラテジスト)という。  もとより日経平均は前週末までの4営業日で1500円以上の上昇をみせており、きょうは前日の米国株が軟調だったこともあって、上値を積極的に買い進む動きは限定的であろうというのが、大方の市場関係者の見方だった。日本時間今晩に発表される7月の米消費者物価指数(CPI)を前に見切り発車的な買いが入りにくいという思惑もあったと思われる。ところが、そうした常識的な思考プロセスは今の株式市場にとって嘲笑の対象でしかない。問答無用の買いが流入するなか、一時1200円近い上昇で最高値を大幅更新した。こうした現状を鑑(かんが)みると、米関税政策を巡る不透明感や景気減速及びインフレ再燃への警戒感、国内政局の行方など、それらは後講釈に使われるだけで、実際にマーケットはこれっぽっちも気にしていないというような状況が映し出されている。  甚だバブルチックであることは言わずもがな、である。今はリスクが現実化していないが、それは、“今のところ”というべきで、“これからも”ということではない。当欄で主張しているようにキャッシュポジションを高めに設定して機動的な売買で対応するというスタンス自体に問題があるとはいえない。機会損失を恐れて前のめりに投資すると、どこかで足をすくわれる。外部環境から株高を肯定できる材料がなくても株価は需給主導で騰がることを投資家は目の当たりにしているが、需給の歯車はどこかで逆回転する瞬間が来る。これがファンダメンタルズに視点を置いて上昇する相場との違いである。例えば日経平均のPERが既に17倍台まで上昇しているが、これは明らかにイレギュラーで、バリュエーションの調整圧力を無視し続けることは困難である。言い換えれば企業の一株利益が関税デメリットを織り込み過ぎていて早晩上方修正されるというシナリオが作動しない限り、株価は下方圧力から逃れ続けることは難しい。  とはいえ、回転し続けるコマが止まるのをひたすら指をくわえて待っているというのも賢明ではない。全体の資金の流れを見ながら、実践に重きを置きそれに即した戦略を練っていく。きょうの相場で際立ったのが上場来高値圏を舞うソフトバンクグループ<9984.T>の存在だ。トランプ米政権が打ち出すAIの大規模なインフラ整備計画「スターゲート」では主導的な役割を担う。最近になってスターゲートが立ち上げに難航しているという一部報道が取り沙汰されたが、おそらくそこで同社株に空売りを入れた向きが総踏み状態となった結果が、前週末ときょうの株高の原動力となった可能性が高い。売買代金トップで7%近い上昇をみせており、前週末と同様に日経平均寄与度の大きい銘柄として、全体指数の上げを強力に後押しした。  ソフトバンクGにここから目を瞑って追撃買いを入れるのも一法だが、それはリスク覚悟の選択肢となる。それよりは、ソフトバンクGはあくまで指標株に位置付けておき、周辺銘柄から出世株候補を探す方が実践的である。AI関連株の象徴がここまで激しく上昇するということは、AI関連の中小型株の一角にもその効果が波及する公算が大きく、決算発表後の銘柄をターゲットにノイズに振り回されない好業績株に照準を合わせてみたい。  米エヌビディア<NVDA>のエリートパートナーの座を射止めているジーデップ・アドバンス<5885.T>、生成AIチャットで新境地を開拓しているユーザーローカル<3984.T>、AIシステムの開発で先駆する東海ソフト<4430.T>、早くからAI分野を深耕し米マイクロソフト<MSFT>が提供する生成AIサービスの導入コンサルでも実績が高いサイオス<3744.T>などに目を向けておきたい。このほか穴株として、AIデータセンター向け発電機用軸受けで需要獲得が期待される大同メタル工業<7245.T>などの好決算も光る。  あすのスケジュールでは、7月の企業物価指数が朝方取引開始前に日銀から開示されるほか、前場取引時間中に5年物国債の入札が行われる。午後3時以降に発表される7月の工作機械受注額にもマーケットの関心が高い。この日はIPOが1社予定されており、東証グロース市場にアクセルスペースホールディングス<402A.T>が新規上場する。国内企業の決算発表ではメタプラネット<3350.T>、アシックス<7936.T>、トライアルホールディングス<141A.T>などに注目度が高い。海外では、タイ中銀が政策金利を発表する。また中国IT大手のテンセントが4~6月期決算を発表する。(銀) 出所:MINKABU PRESS 2025/08/12 17:30 注目トピックス 日本株 ビジネスコーチ---3Qは2ケタ増収・大幅増益、主力の人材開発事業セグメントが2ケタ増収増益に *17:29JST ビジネスコーチ---3Qは2ケタ増収・大幅増益、主力の人材開発事業セグメントが2ケタ増収増益に ビジネスコーチ<9562>は8日、2025年9月期第3四半期(24年10月-25年6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.4%増の13.89億円、営業利益が同200.4%増の0.90億円、経常利益が同239.0%増の1.02億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同333.2%増の0.64億円となった。人材開発事業セグメントは売上高11.65億円(前年同期比26.5%増)、営業利益1.10億円(前年同期比55.3%増)となった。このうち、法人取引における顧客数は288社(前年同期比+11社)、法人顧客一社当たりの平均売上高は3,977千円(前年同期比23.6%増)である。全てのサービスが前年同期比で増加した。特に、1対1型サービスは、「個」を重視した育成施策の拡大の追い風を受け、当第3四半期連結累計期間の売上高は4.68億円(前年同期比45.9%増)となった。1対n型サービスは、ミドル層の育成施策等の拡大により、当第3四半期連結累計期間の売上高は5.57億円(前年同期比14.3%増)となった。その他サービスは、顧客の人材及び組織課題の把握ニーズが高まり、組織アセスメントツールの売上が増加したことにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は1.39億円(前年同期比24.5%増)になった。DX事業セグメントは売上高2.33億円(前年同期比6.9%減)、営業損失0.19億円(前年同期は0.40億円の損失)となった。コスト削減コンサルティングサービスは、同社グループの顧客基盤に営業展開を図るとともに、成功報酬型と固定報酬型のハイブリッドへの転換を目指している。前年度から開始した大型固定型報酬案件の着実な遂行を行った結果、継続受注が得られたため売上高は1.32億円(前年同期比6.1%増)となった。なお、第4四半期連結会計期間にて、大型成果報酬案件の完了を見込んでいる。ITサービスは、前期から継続している開発案件の確実な遂行を目指すと同時に、既存顧客のグループ会社への展開を図ったが、大型開発に向けた要件定義に時間を要した結果、売上高は1.01億円(前年同期比19.7%減)となった。2025年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比18.7%増の19.00億円、営業利益が同50.2%増の1.20億円、経常利益が同64.5%増の1.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.2%増の0.70億円とする5月9日発表の修正計画を据え置いている。 <ST> 2025/08/12 17:29 みんかぶニュース 市況・概況 12日香港・ハンセン指数=終値24969.68(+62.87)  12日の香港・ハンセン指数の終値は前営業日比62.87ポイント高の24969.68と続伸した。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/12 17:28 注目トピックス 日本株 ケンコーマヨネーズ---1Qは減収なるも総菜関連事業等は増益に *17:27JST ケンコーマヨネーズ---1Qは減収なるも総菜関連事業等は増益に ケンコーマヨネーズ<2915>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.4%減の226.75億円、営業利益が同56.1%減の7.62億円、経常利益が同55.6%減の7.96億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同54.4%減の5.60億円となった。調味料・加工食品事業の売上高は180.85億円(前年同四半期比0.6%減)、セグメント利益は5.11億円(同64.5%減)となった。サラダ・総菜類は、外食、量販向けにポテトサラダが伸長したが、ツナサラダやフィリング等の減少により、減収となった。タマゴ加工品は、たまごサラダやゆでたまごが好調に推移したことにより、増収となった。マヨネーズ・ドレッシング類は、外食向けのソース類や量販店向けの小型タイプのドレッシングの減少等により、減収となった。総菜関連事業等の売上高は43.98億円(前年同四半期4.1%減)、セグメント利益は2.48億円(同1.9%増)となった。売上は、商品カテゴリーの拡大や高付加価値商品の開発など拡販に努めたが、販売先における一部内製化等により減収となった。利益は価格改定の効果等により微増となった。2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.1%増の955.00億円、営業利益が同0.9%減の48.00億円、経常利益が同0.6%減の49.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.2%減の32.17億円とする期初計画を据え置いている。 <ST> 2025/08/12 17:27 注目トピックス 日本株 はてな---マンガビューワ「GigaViewer for Web」、「一迅プラス」に提供開始 *17:26JST はてな---マンガビューワ「GigaViewer for Web」、「一迅プラス」に提供開始 はてな<3930>は8日、一迅社のWebマンガサイト「一迅プラス」に自社開発のマンガビューワ「GigaViewer for Web」の提供を開始したことを発表した。同社は、サイトリニューアルに際し、ビューワの提供だけでなく、サイトデザイン、サービス企画、サイト開発を担当した。また、広告運用や課金機能の提供を通じて、サービスのマネタイズ支援も行っている。「一迅プラス」は、さまざまなジャンルの新作や人気作、アニメ化したヒット作を楽しめるWebマンガサイトであり、今回のリニューアルにより、ユーザーにより快適な閲覧体験を提供することを目的としている。Web マンガサービス専用の「GigaViewer for Web」、マンガアプリ専用の「GigaViewer for Apps」を採用しているマンガサービスは「一迅プラス」を含めて以下17社・25サービス(2025年8月時点)である。 <ST> 2025/08/12 17:26 みんかぶニュース 個別・材料 ミライトワンは4~6月期最終赤字転落、販管費増や為替差益減で  ミライト・ワン<1417.T>はこの日の取引終了後に4~6月期連結決算を発表し、売上高は1213億7400万円(前年同期比3.4%増)、最終損益は13億1100万円の赤字(前年同期7億4400万円の黒字)に転落して着地した。  電気・空調工事やNTT事業の伸びが寄与し増収を確保。一方、人件費やテレビCMの放映、成長投資に伴う販管費の増加と、為替差益の減少などが損益面で響いた。なお、通期の増収・黒字見通しは据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/12 17:25 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米CPI受けドル買いも目先を見極め *17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米CPI受けドル買いも目先を見極め 12日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米消費者物価指数(CPI)が強い内容なら、利下げ観測後退でドル買い優勢。ただ、今後の米経済指標など重要インベントを見極めようと、ドル買い一巡後は上げ渋るだろう。前日は材料が乏しく、連邦準備制度理事会(FRB)の9月利下げ観測が続くなか、12日発表の消費者物価指数(CPI)を控え内容を見極める展開に。また、トランプ政権の高関税の影響が出始めるとの警戒感から、長期金利の上昇は抑制されドル買いは縮小。ユーロ・ドルは1.16ドル付近で下げ渋り、ドル・円は148円付近で伸び悩んだ。本日アジア市場で3連休明けの東京株式市場で日本株は強含み、円売りが主要通貨を押し上げた。この後の海外市場は米インフレ指標と金融政策がテーマ。焦点のCPIは総合が前年比+2.8%、コア指数は+3.0%といずれも前回を上回る伸びが予想される。想定より弱ければ緩和余地を見込んだドル売りが優勢に。逆に強い内容なら、9月利下げは遠のき、インフレ再加速を意識した金利高・ドル高主導の展開となりそうだ。もっとも、目先の生産者物価指数(PPI)や小売売上高、さらに米ロ首脳会談が続くため、ドル買い一巡後は様子見ムードが広がるとみる。【今日の欧米市場の予定】・18:00 独・8月ZEW景気期待指数(予想:39.5、7月:52.7)・18:30 南ア・4-6月期失業率(予想:32.9%、前期:32.9%)・21:30 米・7月消費者物価コア指数(予想:前年比+3.0%、6月:+2.9%) <AK> 2025/08/12 17:25 みんかぶニュース 為替・FX 明日の為替相場見通し=米7月CPIに関心集まる  今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米7月消費者物価指数(CPI)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=147円60~148円80銭。  米7月CPIは前年同月比で2.8%の上昇が予想されている。6月の同2.7%上昇からは上昇幅がやや拡大することが見込まれている。エネルギーと食品を除くコア指数では6月の同2.9%上昇に対し同3.0%上昇の予想だ。市場では9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを有力視する見方が増えており、インフレ懸念がぶり返した場合、相場は波乱となる可能性もある。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/12 17:24 注目トピックス 日本株 アトラグループ---2Qは黒字転換、鍼灸接骨院支援事業が黒字化 *17:24JST アトラグループ---2Qは黒字転換、鍼灸接骨院支援事業が黒字化 アトラグループ<6029>は8日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.2%減の18.83億円、営業利益が0.25億円(前年同期は0.52億円の損失)6期ぶり営業黒字、経常利益が0.30億円(同0.55億円の損失)6期ぶり経常黒字、親会社株主に帰属する中間純利益が1.15億円(同0.63億円の損失)7期ぶり最終黒字となった。鍼灸接骨院支援事業の売上高は11.48億円(前年同期比4.9%減)、セグメント利益は0.58億円(前年同期は0.25億円の損失)となった。ほねつぎチェーンの売上高は2.58億円(前年同期比7.2%増)となった。既存の鍼灸接骨院の加盟促進及び直営店の売上拡大等に注力した。機材、消耗品販売の売上高は3.17億円(前年同期比1.9%減)となった。営業活動とセミナーの開催をとおし、自費施術に使用するオリジナル開発機材の拡販に注力した。アトラ請求サービスの売上高は2.99億円(前年同期比12.9%増)となった。新規開設院の入会及び他社システム利用院の乗換え契約の獲得に注力した。同社グループが開発したA-COMSの拡張性を活用し、サービス内容の拡充を図りながら、実用性の向上と鍼灸接骨院の経営支援を行った。HONEY-STYLEの売上高は0.33億円(前年同期比12.7%減)となった。鍼灸接骨院の自費物販支援システムであるHONEY-STYLEの利用院増加に注力した。介護支援の売上高は2.07億円(前年同期比20.6%減)となった。ほねつぎデイサービスの加盟店開発、既存加盟店のロイヤリティ収入の拡大及び直営店の売上拡大等に注力した。新たに保険外リハビリサービスの提供を開始した。その他の売上高は0.33億円(前年同期比57.9%減)となった。玩具販売事業の売上高は7.34億円(前年同期比13.0%減)、セグメント損失は0.33億円(前年同期は0.29億円の損失)となった。ペリカンにおいて、不採算店舗の閉店を実施し、既存店の売上増加を図るべく、人気商品の確保と玩具・文具等の拡販に注力した。今秋発売予定の大人気ゲームの仕入に集中。下期での挽回を図る。2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.3%減の38.00億円、営業利益が0.90億円、経常利益が0.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.57億円とする7月15日発表の修正計画を据え置いている。 <ST> 2025/08/12 17:24 注目トピックス 日本株 酒井重工業---1Qは減収なるもインドネシアが2ケタ増益に *17:24JST 酒井重工業---1Qは減収なるもインドネシアが2ケタ増益に 酒井重工業<6358>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.3%減の57.49億円、営業利益が同66.7%減の1.49億円、経常利益が同69.3%減の1.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同86.7%減の0.91億円となった。日本では、売上高は前期比7.1%減の44.70億円、営業損失は1.30億円となった。国内販売が底入れ基調に推移したものの、グループ企業向け部品輸出が減少した。米国では、売上高は前年同期比40.0%減の13.20億円、営業利益は同58.0%減の1.60億円となった。先行き不透明感が強まる中でディーラの投資意欲が後退した。インドネシアでは、売上高は前年同期比0.7%増の15.10億円、営業利益は同40.4%増の1.10憶円となった。第三国向け輸出が増加に転じた。中国では、売上高は前年同期比40.5%減の2.20億円、営業損失は0.04億円となった。グループ企業向け製品・部品輸出が伸び悩んだ。2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.7%増の300.00億円、営業利益が同21.1%減の12.50億円、経常利益が同16.4%減の12.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.3%減の9.00億円とする期初計画を据え置いている。 <ST> 2025/08/12 17:24 注目トピックス 日本株 萩原電気ホールディングス---1Qは減収なるも、ソリューション事業は2ケタ増収・増益に *17:23JST 萩原電気ホールディングス---1Qは減収なるも、ソリューション事業は2ケタ増収・増益に 萩原電気ホールディングス<7467>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.3%減の594.61億円、営業利益が同52.6%減の8.81億円、経常利益が同66.7%減の6.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同83.4%減の2.02億円となった。デバイス事業の売上高は520.82億円(前年同四半期比6.4%減)、営業利益は7.37億円(前年同四半期比57.1%減)となった。アジアや北米向けを中心に海外需要が堅調に推移し、同社グループのグローバル展開が着実に進展した。一方で、国内市場は、半導体及び電子部品の需要が一時的に伸び悩んだ。損益面では、為替変動の影響により売上総利益に一定の下押し圧力があったほか、将来の成長を見据えた人的投資や物流費用の増加等があった。ソリューション事業の売上高は73.78億円(前年同四半期比13.5%増)、営業利益は1.44億円(前年同四半期比3.9%増)となった。産業機器関連企業を主要顧客とする組込ソリューション領域において、一部顧客による在庫調整の影響を受け、売上は横ばいとなった。一方で、業務効率化ニーズの高まりや、研究開発・製造設備の増強に対する投資意欲の継続を背景に、ITソリューション領域及びFAソリューション領域における堅調な需要を取り込んだ。損益面では、新領域における収益拡大を見据えた体制強化や先行投資に伴う費用増加があったものの、収益性の維持に努めた。2026年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比4.4%増(前回計画と変わらず)の2,700億円、営業利益が同3.0%減(前回予想比8.0%減)の69.00億円、経常利益が同5.0%減(同9.2%減)の59.00億円、親会社に帰属する当期純利益が同2.7%減(同10.0%減)の36.00億円としている。 <ST> 2025/08/12 17:23 注目トピックス 日本株 萩原電気ホールディングス---通期業績予想の修正および中間期業績予想 *17:23JST 萩原電気ホールディングス---通期業績予想の修正および中間期業績予想 萩原電気ホールディングス<7467>は8日、2025年5月14日に公表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結業績予想を修正し、2026年3月期中間期(2025年4月1日~2025年9月30日)の連結業績予想を発表した。2026年3月期中間期連結業績予想数値は、売上高1250.00億円、営業利益22.50億円、経常利益17.50億円、親会社株主に帰属する中間純利益8.50億円、1株当たり中間純利益85.30円。2026年3月期通期連結業績予想数値は売上高前回予想据置の2700.00億円、営業利益前回予想比8.0%減の69.00億円、経常利益前回予想比9.2%減の59.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益前回予想比10.0%減の36.00億円、1株当たり当期純利益40.14円減の361.27円。同社の当期連結業績については、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも下期偏重の見通し。今回の業績予想修正は、2025年7月28日付で佐鳥電機<7420>との経営統合に関する基本合意書を締結したことを受け、経営統合に関連する一時的な費用が発生する見込みとなったことによる。現時点では、外部アドバイザーへの報酬等として約6.00億円の費用を見込んでおり、これを反映する形で2025年5月14日に公表した連結業績予想を修正した。なお、2025年5月14日に公表した配当予想(年間配当:1株当たり185.00円)について、変更はない。 <ST> 2025/08/12 17:23 みんかぶニュース 個別・材料 松屋フーズが26年3月期通期業績予想を上方修正、既存店売上高など好調に推移  松屋フーズホールディングス<9887.T>は12日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想について、売上高をこれまでの1713億円から1750億円(前期比13.5%増)へ、営業利益を24億円から40億円(同9.2%減)へ、最終利益を11億円から18億5000万円(同15.4%減)に上方修正した。売上高の増加により、固定費の売上高に占める割合が低下し各利益も前回予想を超える見込み。  26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は売上高が431億6400万円(前年同期比26.0%増)、営業利益は9億6500万円(同7.2倍)だった。この期の既存店売上高は前年同期比16.6%増と好調だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/12 17:21 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方にかけて失速 *17:20JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方にかけて失速 12日の東京市場でドル・円は伸び悩み。3連休明けの東京株式市場で日経平均株価が強含み、円売り主導で148円11銭から148円44銭まで値を上げた。その後は日本株の伸び悩みで円売りが縮小し、ドル買いも後退。夕方にかけて148円前半に失速した。・ユ-ロ・円は172円04銭から172円51銭まで上昇。・ユ-ロ・ドルは1.1625ドルから1.1608ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値42,098.32円、高値42,999.71円、安値42,083.58円、終値42,718.17円(前日比897.69円高)・17時時点:ドル・円148円30-40銭、ユ-ロ・円172円20-30銭【金融政策】・豪準備銀行・政策金利を3.85%に引き下げ(現行:3.85%)【要人発言】・ブロックRBA総裁「大幅な利下げの議論はなかった」「中立金利は1-4%程度と推定される」。豪準備銀行(RBA)声明「基調インフレ率は引き続き中期目標の2-3%に向かって低下」「労働市場の状況が若干緩和、金融政策の更なる緩和が適切と判断」「見通しについては引き続き慎重な姿勢を維持」「意思決定の指針としてデータとリスク評価の進展に注視」「本日の政策決定は全会一致」【経済指標】・日・7月マネーストックM3:前年比+0.6(6月:+0.4%)・英・7月失業率:4.5%(6月:4.5%→4.4%) <TY> 2025/08/12 17:20 みんかぶニュース 個別・材料 ジェイエイシが25年12月期業績予想及び配当予想を上方修正  ジェイエイシーリクルートメント<2124.T>がこの日の取引終了後、25年12月期連結業績予想について、売上高を449億円から463億円(前期比18.2%増)へ、営業利益を100億円から112億円(同23.2%増)へ、純利益を70億円から78億円(同39.0%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を32円から35円へ引き上げた。  約9割を占める国内人材紹介事業において、懸念された米通商政策の売上高への影響が若干にとどまり、また前年同期のような賃上げ期待による求職者の流動性鈍化もみられなかったことから上期業績が計画を上回ったことが要因。また、徹底したコスト管理を行っていることも寄与する。  なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高232億4700万円(前年同期比21.7%増)、営業利益62億3800万円(同43.1%増)、純利益42億7000万円(同48.6%増)となった。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/12 17:10

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