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Reuters Japan Online Report Business News 独メルセデス・ベンツ、EVの需要拡大=CEO [フランクフルト 10日 ロイター] - 独メルセデス・ベンツのオラ・ケレニウス最高経営責任者は、電気自動車(EV)の需要が拡大しており、供給制約の影響で需要に対応するのが難しくなっているとの認識を示した。 独フォルクスワーゲン(VW)など同業他社は、EVの需要が供給を上回っていると指摘しているが、同CEOはイベントで「当社もおおむねそうした状態だ」と発言。高級EV「EQ」シリーズは顧客の反応が「すさまじく、できる限り早く納車できるよう全力を挙げている」と述べた。 高性能車「AMG」ブランドの完全EVプラットフォームの詳細については、今月19日に発表すると述べた。 2022-05-10T040812Z_1_LYNXNPEI49039_RTROPTP_1_MERCEDES-BENZ-RESULTS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220510:nRTROPT20220510040812LYNXNPEI49039 独メルセデス・ベンツ、EVの需要拡大=CEO OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220510T040812+0000 20220510T040812+0000 2022/05/10 13:08 みんかぶニュース 為替・FX 債券:10年債入札、テールは3銭で応札倍率5.74倍  10日に実施された10年債入札(第366回、クーポン0.2%)は、最低落札価格が99円53銭(利回り0.248%)、平均落札価格が99円56銭(同0.245%)となった。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は3銭で、前回(4月5日)の2銭からやや拡大。応札倍率は5.74倍となり、前回の3.61倍を上回った。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 13:05 みんかぶニュース 市況・概況 ランサーズが高い、トマト銀行と業務提携◇  ランサーズ<4484.T>が高い。午前11時ごろ、トマト銀行<8542.T>と業務提携を開始したと発表しており、これが好感されている。  今回の提携は、トマト銀行が支援する取引先事業者とプロフェッショナルなスキルを持った人材のマッチングを支援するというもの。デジタル人材の獲得やデジタルトランスフォーメーション(DX)化の推進に悩む地域の企業へ、「Lancers」に登録している129万人以上のデータベースを活用したマッチングを積極的に行い、中小企業をはじめとした企業のデジタル人材不足の課題解決を目指すとしている。なお、同提携による業績への影響は軽微としている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 13:04 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は580、値下がり銘柄数は1186、変わらずは71銘柄だった。業種別では33業種中7業種前後が高い。値上がり上位に金属製品、電気・ガス、パルプ・紙など。値下がり上位に鉱業、海運、石油・石炭など。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 13:03 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は245円安の2万6073円、東エレクが50.25円押し下げ  10日13時現在の日経平均株価は前日比245.39円(-0.93%)安の2万6073.95円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は581、値下がりは1188、変わらずは68と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均マイナス寄与度は50.25円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、SBG <9984>が29.73円、NTTデータ <9613>が29.7円、アドテスト <6857>が16.87円、ソニーG <6758>が13.88円と続いている。  プラス寄与度トップはダイキン <6367>で、日経平均を19.33円押し上げている。次いでセコム <9735>が8.33円、ファナック <6954>が8.26円、キッコマン <2801>が7.38円、アステラス <4503>が5.36円と続く。  業種別では33業種中7業種が値上がり。1位は金属製品で、以下、電気・ガス、パルプ・紙、繊維と続く。値下がり上位には鉱業、海運、石油・石炭が並んでいる。  ※13時0分9秒時点 株探ニュース 2022/05/10 13:01 みんかぶニュース 個別・材料 千代建が後場プラスに転じる、23年3月期営業利益は9割増  千代田化工建設<6366.T>が後場プラスに転じている。正午ごろに発表した23年3月期の連結業績予想で、売上高5000億円(前期比60.7%増)、営業利益200億円(同89.7%増)、最終利益115億円(黒字転換)と大幅営業増益を見込むことが好感されている。  カタールのLNGプロジェクトであるNFEプロジェクトや米国のゴールデンパスLNGプロジェクトなど受注残高がエネルギー分野で9452億円、地球環境分野で3859億円と高水準であることに加えて、積年の懸案事項だったイクシスLNGプロジェクトに関する係争を前期に和解によって解決したことが寄与する。  なお、22年3月期決算は、売上高3111億1500万円(前の期比1.4%減)、営業利益105億4500万円(同50.3%増)、最終損益126億2900万円の赤字(前の期79億9300万円の黒字)だった。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 12:56 注目トピックス 日本株 チャームケア---急落で下落率トップ、主力事業の低迷で業績は下振れ推移 チャームケア<6062>は急落で下落率トップ。前日に第3四半期決算を発表。累計営業利益は18.2億円で前年同期比20.7%増益、上半期の同20.3%減から一転して増益に転じた。ただ、不動産開発の新規事業の利益貢献が大きく、介護事業の累計セグメント利益は同15.1%の減益になっている。ライク子会社に伴う費用計上などもあったもようだが、業績は計画を下回る推移となっているとされ、ネガティブな反応が強まっている。 <YN> 2022/05/10 12:56 後場の寄り付き概況 後場の日経平均は323円安でスタート、レーザーテックやエムスリーが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;25995.36;-323.98TOPIX;1855.77;-22.62[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比323.98円安の25995.36円と、前引け(26074.53円)から下げ幅をやや広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26000円~26080円のレンジで横ばい。ドル・円は1ドル=130.20-30円と朝方から20銭ほど円高・ドル安水準に傾いている。アジア市況はまちまちで、上海総合指数は朝安後にプラスに転換してきている一方、香港ハンセン指数は3%近い下落率で大幅安。前日に続き、米金融引き締め懸念や中国経済の減速懸念が投資家心理の重しになっている。9日の米株市場の急落もあり、日経平均は3ケタの下落幅で推移しており、後場は再び26000円を割ってきている。円安進行の一服感や景気後退懸念により、ハイテク株だけでなく、これまで下支え役だった景気敏感株まで広く売りに押されていることが全体の下押し圧力となっている。一方、前引けにかけて26000円を回復するなど売り一巡感も台頭してきており、同水準を維持しようとする動きも見られる。 セクターでは鉱業、海運、空運などが下落率上位に並んでいる一方、電気・ガス、金属製品、パルプ・紙の3業種のみが上昇となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、ソニーG<6758>、OLC<4661>、NTTデータ<9613>などのハイテク・グロース株のほか、INPEX<1605>や住友鉱<5713>、丸紅<8002>などの資源関連株も軒並み下落。JAL<9201>、エアトリ<6191>などは国内大型連休明けの新型コロナ感染再拡大への警戒感から大幅に下落。一方、NTT<9432>やKDDI<9433>などディフェンシブ銘柄の一角が堅調。 <CS> 2022/05/10 12:56 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」1位にGMOリサーチ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」10日正午現在でGMOリサーチ<3695.T>が「買い予想数上昇」1位となっている。  GMOリサーチは寄り付きカイ気配スタートで急速に株価水準を切り上げ、寄った後も一段高で一時18.4%高の2676円と急騰する場面があった。マーケティング調査など業務支援ビジネスを手掛け、売上高の約7割を占めるアウトソーシング部門の好調が収益を押し上げている。9日取引終了後に発表した22年12月期第1四半期(22年1~3月)決算は営業利益が前年同期比69%増の2億1000万円と大幅増益を達成、対通期進捗率も5割強に達しており、これが材料視される形で投資資金を呼び込んだ。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 12:54 Reuters Japan Online Report Business News 仏ルノー、韓国子会社株の34%を中国の吉利汽車に売却へ [10日 ロイター] - 仏自動車大手ルノーは10日、韓国子会社ルノー・コリア・モーターズの株式の34%を中国の吉利汽車に2640億ウォン(2億0700万ドル)で売却すると発表した。自国市場てこ入れや電気自動車(EV)への投資を拡充する。 吉利側との共同発表によると、ルノー・コリアは吉利汽車の傘下企業向けに4540万株を1株5818ウォンで新規発行する。 昨年末時点でルノーのルノー・コリア株式保有比率は80%だった。この残りを保有する韓国のクレジットカード会社サムスン・カードは昨年12月に持ち株売却の意向を発表したが、詳細はその後決まっていない。 吉利汽車とルノーは今年1月、韓国内外向けの新型ハイブリッド車を開発し釜山のルノー工場で生産する提携を発表している。 ルノーはEV競争で先行する米テスラやドイツのフォルクスワーゲン(VW)に追いつくため、利益率向上策や、EV部門と内燃エンジン車部門の分離を軸とする複数年の経営改革に着手。日産自動車への出資引き下げを検討するかもしれないと先週報じられたのも、そうした取り組みの一環とみなされている。 2022-05-10T035203Z_1_LYNXNPEI49035_RTROPTP_1_SOUTHKOREA-MOTORSHOW.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220510:nRTROPT20220510035203LYNXNPEI49035 仏ルノー、韓国子会社株の34%を中国の吉利汽車に売却へ OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220510T035203+0000 20220510T035203+0000 2022/05/10 12:52 個別銘柄テクニカルショット ウエストHD---大幅反落、支持線レベルまでの調整で押し目狙いの動きも 大幅反落。一時4570円まで売られ、直近安値水準を下回る場面も見られたが、支持線として意識される75日線に接近してきており、押し目狙いの動きも。また、一目均衡表では雲上限が支持線として機能している。週足の一目均衡表では雲の中での推移ながら、雲の切り上がりに沿ったトレンドを形成しており、雲下限での攻防。リバウンドを意識したタイミングに。 <FA> 2022/05/10 12:50 みんかぶニュース 個別・材料 ワールドは逆行高で1カ月ぶり年初来高値更新、23年3月期営業利益5倍化の予想  ワールド<3612.T>が全体下げ相場に抗して買い優勢の展開。きょうは一時76円高の1374円まで駆け上がり約1カ月ぶりに年初来高値更新と気を吐いた。総合アパレル大手でショッピングセンターや百貨店に販路を持っている。9日取引終了後に発表した23年3月期の業績見通しでは営業利益が109億円予想と前期実績である21億9600万円の約5倍の水準に急拡大する見通しを発表、これが株価を押し上げる格好となった。新型コロナの影響が一巡するほか、不採算店舗の撤退による合理化効果が収益回復に寄与する見込み。PER8倍、PBR0.5倍台と株価指標面で割安なことも投資資金を誘導する材料となっている。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 12:47 Reuters Japan Online Report Business News 仏ルノー、数週間内にロシア事業の今後を決定へ=CEO [ロンドン 9日 ロイター] - フランス自動車大手ルノーのルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)は9日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて3月下旬に停止しているロシア事業の将来について、数週間以内に決定することになると表明した。ロンドンで開かれた英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙主催の自動車会議で語った。 デメオ氏はロシア事業について「協議は今も継続中だ」と述べた。ロシアからの全面撤退は資産価値の損失処理につながると指摘。一方で「われわれは過去10年にわたりロシア事業に多額の投資をし、事業を続けてきたことを認識しているからこそ、なおも資産とわれわれが成し遂げてきたことを守るための努力も続けている」と語った。 ルノーは4月下旬、ロシアの自動車最大手アフトワズの保有株式68%分を同国の国営研究所に1ルーブルで譲渡すると発表している。 これと別にデメオ氏は、ルノーが現在、日産自動車と10─15件のプロジェクトで協調しているとも語った。 2022-05-10T034653Z_1_LYNXNPEI4902Z_RTROPTP_1_RENAULT-STRATEGY-FLINS.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220510:nRTROPT20220510034653LYNXNPEI4902Z 仏ルノー、数週間内にロシア事業の今後を決定へ=CEO OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220510T034653+0000 20220510T034653+0000 2022/05/10 12:46 みんかぶニュース 個別・材料 高速が大幅反発、23年3月期は増収増益で2円増配を見込み株主優待制度も導入  高速<7504.T>が大幅反発している。9日の取引終了後、23年3月期連結業績予想について、売上高950億円(前期比3.5%増)、営業利益38億円(同2.8%増)、純利益27億円(同1.4%増)と5期連続で営業最高益更新を見込み、年間配当予想を前期比2円増の46円にすると発表。また、23年3月末時点の株主から、毎年3月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、500円から1万円相当のクオカードまたはカタログギフトを贈呈する株主優待制度を導入するとあわせて発表しており、これらが好感されている。  なお、22年3月期決算は、売上高918億1700万円(前の期比6.2%増)、営業利益36億9600万円(同10.7%増)、純利益26億6200万円(同10.0%増)だった。  また同時に、東北大学発スタートアップであるシグマアイ(東京都港区)と共同で、量子コンピューティング技術の一つである量子アニーリングを活用し、物流倉庫内作業の効率化に向けた実証実験を4月に開始したと発表しており、これも好材料視されている。同実証実験では、高速の物流倉庫内での入庫、ピッキング、出庫などの一連の作業が効率的に実施可能となる最適な商品配置の実現を、量子アニーリングを活用した最適化技術により目指すとしている。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 12:33 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 05月10日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (3695) GMOリサーチ  東証グロース     [ 割安 ] (4442) バルテス     東証グロース     [ 割安 ] (3612) ワールド     東証プライム     [ 割高 ] (9831) ヤマダHD    東証プライム     [ 妥当圏内 ] (4883) モダリス     東証グロース     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (5480) 日本冶金工業   東証プライム     [ 割安 ] (2987) タスキ      東証グロース     [ 割安 ] (7183) あんしん保証   東証スタンダード   [ 割安 ] (4770) 図研エルミック  東証スタンダード   [ 割安 ] (3040) ソリトンシステムズ 東証プライム     [ 割高 ] 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 12:32 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で下げ幅広げる  後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比320円安前後と前場終値と比較して下げ幅を広げている。外国為替市場では1ドル=130円20銭台の推移。アジアの主要株式市場は中国を除き総じて軟調。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 12:31 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は続落、東エレクが1銘柄で約35円分押し下げ 10日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり70銘柄、値下がり153銘柄、変わらず2銘柄となった。日経平均は続落。244.81円安の26074.53円(出来高概算6億9401万株)で前場の取引を終えている。9日の米株式市場でNYダウは653.67ドル安と大幅に3日続落。連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げや都市封鎖(ロックダウン)が続く中国経済の減速などを背景に、景気後退懸念が強まるなか投資家のリスク回避の動きが終日続いた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は-4.29%と大幅に3日続落。ほぼ全面安となった米株市場の流れを引き継いで、日経平均は170.28円安からスタート。米株市場と同様、ハイテク株から景気敏感株まで幅広く売りが膨らみ、寄り付き直後に25773.83円(545.51円安)まで下落。ただ、前日からの2日間だけで1200円超も下落しただけに、突っ込み警戒感も台頭し、前場中ごろからは急速に買い戻しが進展、前引けにかけて26000円を回復した。個別では、米ハイテク・グロース(成長)株の急落を受けてレーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、OLC<4661>、NTTデータ<9613>などが大幅安。原油先物相場の下落を背景にINPEX<1605>が急落しており、住友鉱<5713>、丸紅<8002>などの資源関連株も軒並み下落。エムスリー<2413>はレーティング格下げもあり下落。JAL<9201>、エアトリ<6191>などは国内大型連休明けの新型コロナ感染再拡大への警戒感から大幅に下落。子会社の不適切行為が発覚した日製鋼<5631>は本日も急落。決算を受けてチャームケア<6062>、冶金工<5480>、アウトソーシング<2427>などが東証プライム値下がり率上位に入っている。一方、前日に今期見通しと併せて1000億円以上の追加的な株主還元策の検討を発表した川崎汽船<9107>が本日も買い優勢。NTT<9432>やKDDI<9433>などディフェンシブ銘柄の一角が堅調。約2年ぶりの自社株買いを発表したキヤノン<7751>、目標株価引き上げのあった山崎パン<2212>、今期見通しが好感されたワールド<3612>などは大幅に上昇。今期増益・増配見通しに加えて自社株買いも発表したリンナイ<5947>は東証プライム値上がり率トップとなっている。セクターでは鉱業、海運、石油・石炭製品などが下落率上位に並んだ一方、金属製品、電気・ガス、パルプ・紙などが上昇率上位に並んだ。東証プライムの値下がり銘柄は全体の65%、対して値上がり銘柄は32%となっている。値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約35円押し下げた。同2位はソフトバンクG<9984>となり、NTTデータ<9613>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>がつづいた。一方、値上がり寄与トップはダイキン<6367>となり1銘柄で日経平均を約11円押し上げた。同2位はキッコーマン<2801>となり、セコム<9735>、ファナック<6954>、KDDI<9433>がつづいた。*11:30現在日経平均株価  26074.53(-244.81)値上がり銘柄数  70(寄与度+83.42)値下がり銘柄数 153(寄与度-328.23)変わらず銘柄数  2○値上がり上位銘柄コード  銘柄       直近価格        前日比 寄与度<6367> ダイキン工     19445          320 +11.25<2801> キッコマン      7300          240 +8.43<9735> セコム         9328          194 +6.82<6954> ファナック     19260          180 +6.33<9433> KDDI       4348           30 +6.33<4503> アステラス薬   1952.5           32 +5.62<6971> 京セラ         6884           67 +4.71<4452> 花王          5291          120 +4.22<7751> キヤノン       3122           75 +3.95<3659> ネクソン       2930           37 +2.60<7951> ヤマハ         5000           65 +2.28<6988> 日東電         9040           60 +2.11<4506> 住友ファーマ     1260           44 +1.55<5332> TOTO       4380           85 +1.49<4519> 中外薬         3710           14 +1.48<4523> エーザイ       5574           39 +1.37<2269> 明治HD       6570          150 +1.05<6762> TDK         4050           10 +1.05<1721> コムシスHD     2721           25 +0.88<8697> JPX       1913.5         22.5 +0.79○値下がり上位銘柄コード  銘柄       直近価格        前日比 寄与度<8035> 東エレク       53200         -1010 -35.49<9984> ソフトバンクG   4827         -162 -34.16<9613> NTTデータ     2282         -158 -27.76<9983> ファーストリテ   56730         -750 -26.36<6857> アドバンテス     8340         -210 -14.76<6758> ソニーG       10445         -395 -13.88<6098> リクルートHD   4374          -97 -10.23<2413> エムスリー      3771         -116 -9.78<4063> 信越化        17770         -245 -8.61<7203> トヨタ自       2198          -47 -8.26<7832> バンナムHD     8330         -204 -7.17<6645> オムロン       7018         -197 -6.92<8058> 三菱商事       4181         -160 -5.62<6976> 太陽誘電       5210         -130 -4.57<5713> 住友鉱         5241         -254 -4.46<4543> テルモ         3730          -31 -4.36<4901> 富士フイルム     7077         -117 -4.11<6902> デンソー       7495         -107 -3.76<8031> 三井物産       3202         -106 -3.73<8001> 伊藤忠         3777         -100 -3.51 <CS> 2022/05/10 12:26 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は反発、リスクオフ地合いで買い優勢  10日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めや中国の経済停滞への懸念から日米ともにリスクオフ資産を選好する動きとなった。  前日9日の米市場ではNYダウが3日続落した半面、米長期債相場は上昇。これを受けた東京市場は、日経平均株価が一時節目の2万6000円を割れ、債券先物は堅調に推移した。また、日銀による固定利回りで無制限の指し値オペを通知したことも追い風となった。ただ、午後には財務省による10年債入札のほか、あす米消費者物価指数の発表を控えていることから買い一巡後はやや上値が重くなった。  午前11時の先物6月限の終値は前日比12銭高の149円21銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.005%低下の0.240%だった。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 12:25 みんかぶニュース 市況・概況 「半導体」が8位、SOX指数急落で1年2カ月ぶり安値<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 インバウンド 2 円安メリット 3 メタバース 4 防衛 5 NFT 6 原子力発電 7 農業関連 8 半導体 9 旅行 10 脱炭素  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が8位となっている。  半導体不足の問題を背景に、世界的に半導体設備投資の動きが活発だ。足もとではロックダウンによる影響で中国経済の減速懸念が浮き彫りとなっており、グローバル物流も停滞するとの見方が半導体セクターに向かい風となっている。また、半導体セクターはグロース株の宝庫であり、米国ではFRBによる金融引き締め強化を背景に米長期金利の上昇が顕著となっていることから売り圧力が強い。  前日は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5%超の急落で3日続落となったが、3営業日合計で下落率は10%を超えている。SOX指数は年初来安値を更新中だが、直近の終値は2829.103で2021年3月以来、約1年2カ月ぶりの安値水準に沈んでいる。  半導体不足で自動車などの生産が滞るほど需給が逼迫しているにもかかわらず、半導体関連は売りを浴びる状況にあり、本来であればここは逆張りのチャンスとも捉えられる。だが、世界的に株式市場から資金が流出している状況にあって、半導体関連は機関投資家が大量に抱えた保有株のポジションを低める動きが顕在化するなか、需給要因で上値の重さは否めない。半導体需要はウクライナ問題に絡む軍需も加わることで、世界経済減速といえども構造的な需要は高い水準が続くとみられる。当面は底入れ反転の局面を注意深く見守るよりない。  東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>、アドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>、SCREENホールディングス<7735.T>など大手製造装置メーカーのほか、ローツェ<6323.T>、野村マイクロ・サイエンス<6254.T>、ワイエイシイホールディングス<6298.T>など中小型の成長株。また、SUMCO<3436.T>、信越化学工業<4063.T>などの半導体ウエハー大手や、JSR<4185.T>、東京応化工業<4186.T>、トクヤマ<4043.T>といった半導体素材関連を手掛ける企業なども注目される。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 12:20 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~止まらない米株安受け一時1200円安も短期リバウンド条件が揃い始めた 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続落、止まらない米株安受け一時1200円安も短期リバウンド条件が揃い始めた・ドル・円は下げ渋り、日本株の下げ幅縮小で・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がソフトバンクG<9984>■日経平均は続落、止まらない米株安受け一時1200円安も短期リバウンド条件が揃い始めた日経平均は続落。244.81円安の26074.53円(出来高概算6億9401万株)で前場の取引を終えている。9日の米株式市場でNYダウは653.67ドル安と大幅に3日続落。連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げや都市封鎖(ロックダウン)が続く中国経済の減速などを背景に、景気後退懸念が強まるなか投資家のリスク回避の動きが終日続いた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は-4.29%と大幅に3日続落。ほぼ全面安となった米株市場の流れを引き継いで、日経平均は170.28円安からスタート。米株市場と同様、ハイテク株から景気敏感株まで幅広く売りが膨らみ、寄り付き直後に25773.83円(545.51円安)まで下落。ただ、前日からの2日間だけで1200円超も下落しただけに、突っ込み警戒感も台頭し、前場中ごろからは急速に買い戻しが進展、前引けにかけて26000円を回復した。個別では、米ハイテク・グロース(成長)株の急落を受けてレーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、OLC<4661>、NTTデータ<9613>などが大幅安。原油先物相場の下落を背景にINPEX<1605>が急落しており、住友鉱<5713>、丸紅<8002>などの資源関連株も軒並み下落。エムスリー<2413>はレーティング格下げもあり下落。JAL<9201>、エアトリ<6191>などは国内大型連休明けの新型コロナ感染再拡大への警戒感から大幅に下落。子会社の不適切行為が発覚した日製鋼<5631>は本日も急落。決算を受けてチャームケア<6062>、冶金工<5480>、アウトソーシング<2427>などが東証プライム値下がり率上位に入っている。一方、前日に今期見通しと併せて1000億円以上の追加的な株主還元策の検討を発表した川崎汽船<9107>が本日も買い優勢。NTT<9432>やKDDI<9433>などディフェンシブ銘柄の一角が堅調。約2年ぶりの自社株買いを発表したキヤノン<7751>、目標株価引き上げのあった山崎パン<2212>、今期見通しが好感されたワールド<3612>などは大幅に上昇。今期増益・増配見通しに加えて自社株買いも発表したリンナイ<5947>は東証プライム値上がり率トップとなっている。セクターでは鉱業、海運、石油・石炭製品などが下落率上位に並んだ一方、金属製品、電気・ガス、パルプ・紙などが上昇率上位に並んだ。東証プライムの値下がり銘柄は全体の65%、対して値上がり銘柄は32%となっている。前日の米国市場は全面安商状。幅広い年限で債券利回りが低下するなかではあったが、ハイテク・グロース株の売りは止まらず、ナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は再び急落した。これまで相場の下支え役だった石油や建設機械といったコモディティ・景気敏感株も、景気後退懸念が強まるなか大きく売り込まれた。ビットコイン(BTC)など暗号資産(仮想通貨)の価格も足元で厳しい下落トレンドが続いており、今朝には一時1BTC=30000ドルを割り込む場面もあった。ほぼ全ての資産クラスが大幅に下落しており、完全に投げ売りの状態だ。一方で、こうしたやや乱暴とも言える動きが出てきたことは、短期的にはそろそろ底打ちを期待させてくれる。実際、昨日の米株市場の急落においては、出来高が直近に比してそれなりに大きめの水準まで膨らんでいた。S&P500指数への組み入れ銘柄を対象とした計算では、3月18日以来の出来高水準だった。見境のない投げ売りや出来高を伴った急落により、需給整理が進んだともいえる。本日の前引け時点での東証プライム市場の売買代金は1兆6000億円超とまずまず大きく膨らんでいる。出来高と値幅を大きく伴った日が先週末6日から3日続いていることで、東京市場でも需給整理が少しは進んだだろう。また、朝方の一時急落により、日経平均は3月16日の高値25824.94円を上端としたマド埋めを完了。昨日からの下落幅も考慮すると、テクニカル的にも値幅的にも短期的には底打ち感が台頭してくるタイミングが近づいていると言えそうだ。明日11日に発表予定の米4月消費者物価指数(CPI)で、3月CPIに続きインフレピークアウトが確認できれば、買い戻しが強まる展開が期待されよう。一方、ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・コスティン氏らストラテジストチームは、前日、米国株の見通しはあまり明るくないと顧客向けリポートで指摘。「インフレの軌道が明確になるまで、値動きが大きい展開は続く」とし、「金融状況の引き締まりや市場の流動性不足を踏まえれば、3月下旬と同様の規模の短期的な上げ相場が到来すると論じるのは難しい」とコメントしたという。市場関係者の間でも、相場の先行きについては依然として大きく強気派と弱気派に分かれており、相場の見方がある程度収れんしてこない限りは、まだまだボラティリティー(変動率)の高い相場環境が続かざるを得ないだろう。11日の米4月CPIでインフレピークアウトを確認できれば、インフレ対応で後手に回ったのではないかとの見方から疑念が強まっているFRBに対する信任が少しでも回復する可能性がある。弱気派の過度な悲観も後退し、ボラティリティーの低下に寄与してくれるのではないかと期待したい。さて、後場の東京市場は戻りを試す展開か。上述したように日経平均は3月16日高値を上端としたマド埋めを完了し、値幅的にも調整一巡感が台頭してくる頃合いだ。実際、朝方540円超下落していた日経平均は、前引けにかけて急速に下げ渋り、割ったばかりの26000円を早々に回復してきている。こうした下げ渋りは前日の急落時には見られなかった動きであり、売り一巡を感じさせてくれる。時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移していることで、今晩の米株市場での反発も見込まれる。午後の東京市場では、売り方の買い戻しに期待したい。■ドル・円は下げ渋り、日本株の下げ幅縮小で10日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、129円後半から130円半ばに戻した。米10年債利回りの低下で朝方からドル売りに振れ、ドル・円は一時129円79銭まで下落。ただ、その後は日経平均株価の下げ幅縮小で円買いが後退し、ドルは持ち直している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円80銭から130円58銭、ユーロ・円は137円10銭から137円83銭、ユーロ・ドルは1.0553ドルから1.0571ドル。■後場のチェック銘柄・エルテス<3967>、マーキュリーリアルテックイノベーター<5025>の、2銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がソフトバンクG<9984>■経済指標・要人発言【経済指標】・日・3月家計支出:前年比-2.3%(予想:-3.3%、2月:+1.1%)【要人発言】・鈴木財務相「最近の急速な円安は望ましくない」「為替市場の動向や日本経済への影響について緊張感を持って注視」・内田日銀理事「為替相場の短期間での変動、先行き不確実性を高め望ましくない」「長期金利の誘導目標、変更は考えていない」「強力な金融緩和による経済活動のサポートが何より重要」<国内>特になし<海外>特になし <CS> 2022/05/10 12:19 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位にワールド  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の10日午前11時現在で、ワールド<3612.T>が「買い予想数上昇」で3位となっている。  9日の取引終了後に発表した23年3月期の連結業績予想で、売上高2120億円(前期比23.7%増)、営業利益109億円(同5.0倍)と増収増益を予定している。ブランド事業の構造改革効果のフル寄与に加えて、ナルミヤ・インターナショナルの連結効果が年間を通して収益を押し上げることを見込む。あわせて、年間配当予想を前期比21円増の48円にすると発表した。  これを受けて、きょうの同社株は3日ぶりに反発しており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2022/05/10 12:14 後場の投資戦略 止まらない米株安受け一時1200円安も短期リバウンド条件が揃い始めた [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26074.53;-244.81TOPIX;1860.71;-17.68[後場の投資戦略] 前日の米国市場は全面安商状。幅広い年限で債券利回りが低下するなかではあったが、ハイテク・グロース株の売りは止まらず、ナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は再び急落した。これまで相場の下支え役だった石油や建設機械といったコモディティ・景気敏感株も、景気後退懸念が強まるなか大きく売り込まれた。ビットコイン(BTC)など暗号資産(仮想通貨)の価格も足元で厳しい下落トレンドが続いており、今朝には一時1BTC=30000ドルを割り込む場面もあった。ほぼ全ての資産クラスが大幅に下落しており、完全に投げ売りの状態だ。 一方で、こうしたやや乱暴とも言える動きが出てきたことは、短期的にはそろそろ底打ちを期待させてくれる。実際、昨日の米株市場の急落においては、出来高が直近に比してそれなりに大きめの水準まで膨らんでいた。S&P500指数への組み入れ銘柄を対象とした計算では、3月18日以来の出来高水準だった。見境のない投げ売りや出来高を伴った急落により、需給整理が進んだともいえる。 本日の前引け時点での東証プライム市場の売買代金は1兆6000億円超とまずまず大きく膨らんでいる。出来高と値幅を大きく伴った日が先週末6日から3日続いていることで、東京市場でも需給整理が少しは進んだだろう。また、朝方の一時急落により、日経平均は3月16日の高値25824.94円を上端としたマド埋めを完了。昨日からの下落幅も考慮すると、テクニカル的にも値幅的にも短期的には底打ち感が台頭してくるタイミングが近づいていると言えそうだ。明日11日に発表予定の米4月消費者物価指数(CPI)で、3月CPIに続きインフレピークアウトが確認できれば、買い戻しが強まる展開が期待されよう。 一方、ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・コスティン氏らストラテジストチームは、前日、米国株の見通しはあまり明るくないと顧客向けリポートで指摘。「インフレの軌道が明確になるまで、値動きが大きい展開は続く」とし、「金融状況の引き締まりや市場の流動性不足を踏まえれば、3月下旬と同様の規模の短期的な上げ相場が到来すると論じるのは難しい」とコメントしたという。 市場関係者の間でも、相場の先行きについては依然として大きく強気派と弱気派に分かれており、相場の見方がある程度収れんしてこない限りは、まだまだボラティリティー(変動率)の高い相場環境が続かざるを得ないだろう。11日の米4月CPIでインフレピークアウトを確認できれば、インフレ対応で後手に回ったのではないかとの見方から疑念が強まっているFRBに対する信任が少しでも回復する可能性がある。弱気派の過度な悲観も後退し、ボラティリティーの低下に寄与してくれるのではないかと期待したい。 さて、後場の東京市場は戻りを試す展開か。上述したように日経平均は3月16日高値を上端としたマド埋めを完了し、値幅的にも調整一巡感が台頭してくる頃合いだ。実際、朝方540円超下落していた日経平均は、前引けにかけて急速に下げ渋り、割ったばかりの26000円を早々に回復してきている。こうした下げ渋りは前日の急落時には見られなかった動きであり、売り一巡を感じさせてくれる。時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移していることで、今晩の米株市場での反発も見込まれる。午後の東京市場では、売り方の買い戻しに期待したい。(仲村幸浩) <AK> 2022/05/10 12:14 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):日製鋼所、バルテス、GMOリサーチなど 日製鋼所<5631>:2603円(-422円)大幅続落。子会社が生産する鉄鋼部材の検査データに不正があったと伝わり、前日はストップ安まで売り込まれ、本日も嫌気売りの流れが継続。対象製品は火力発電所用タービン・発電機用ローターシャフトなどで、同製品の売上規模は100 億円程度とみられている。1998年から不適切行為が実施されていたもようで、リコール実施に伴う影響の大きさが懸念されている。また、調査完了が10月末めどと時間を要することなどもマイナス視。山崎パン<2212>:1735円(+79円)大幅反発。野村證券では投資判断「バイ」を継続で、目標株価を1800円から1950円にまで引き上げている。高シェアを背景とした値上げ力を有するため、22年12月期にパン製品を2度値上げするのに続き、23年12月期もコモディティ市況高を値上げでカバーできるとみているもよう。子会社群の損益改善が予想以上であるため、中期の利益予想を上方修正、22年12月期営業利益はコンセンサスを30億円程度上回る255億円と予想。ワールド<3612>:1348円(+50円)大幅反発で高値更新。前日に22年3月期の決算を発表、コア営業利益は53.9億円と黒字転換、従来計画52.8億円をやや上振れ着地に。また、23年3月期は125億円で同2.3倍と大幅増益の見通し。ブランド事業の構造改革効果のフル寄与に加え、ナルミヤ・インターナショナルの連結効果が年間を通して収益を押し上げると見込んでいる。年間配当金も前期の27円から48円にまで大幅増配を計画している。郵船<9101>:9240円(-480円)大幅続落。前日の前引け後に22年3月期の決算を発表、その後やや売り優勢となっていたが、本日は一段の地合い悪化も重なって下げ幅が広がっている。22年3月期経常利益は1兆32億円で前期比4.7倍と拡大、年間配当金は従来計画比250円増の1450円としている。一方、23年3月期経常利益は7600億円で同24.2%減、年間配当金は前期比400円減配の1050円と計画している。利回りは10%超の水準だが、減配幅の大きさをマイナス視。キヤノン<7751>:3122円(+75円)逆行高。発行済み株式数の1.9%に当たる2000万株、500億円を上限とする自己株式の取得実施を発表している。取得期間は5月10日から8月4日まで。資本効率の向上を図るとともに将来の株式交換など機動的な資本戦略に備えることが目的としている。今後の需給改善につながるとの見方が優勢に。自社株買いは2020年2月以来、約2年ぶりとなることで、インパクトも強まる形のようだ。GMOリサーチ<3695>:2595円(+335円)年初来高値。22年12月期第1四半期(22年1-3月)の営業利益を前年同期比68.8%増の2.10億円と発表している。アンケート作成からローデータ・集計までのサービスを一括で受託するアウトソーシングサービスが堅調だった。プラットフォームを利用して顧客がアンケート作成から集計までを行うD.I.Yサービスの利用頻度が増加したことも利益拡大に寄与した。通期予想は前期比16.3%増の4.10億円で据え置いた。進捗率は51.2%。cotta<3359>:538円(+35円)大幅に4日ぶり反発。不二製油グループ本社<2607>傘下の不二製油(大阪府泉佐野市)と資本業務提携契約を締結すると発表している。不二製油は立会外取引でcotta株55万6000株を取得する予定。自社株を除く発行済株式総数に対する割合は5.18%。レシピなどの情報発信で製菓製パン市場の活性化のほか、インフルエンサーの開拓やコミュニティ作り、戦略製品の共同開発などで協業する。バルテス<4442>:1520(+220円) 大幅に3日ぶり反発。22年3月期の営業利益を従来予想の4.64億円から5.70億円(前期実績3.44億円)に上方修正している。利益率の高い金融・公共・流通などエンタープライズ系領域の業績が好調に推移したため。また、下期以降に案件管理体制を見直したことで主要事業の原価低減や販管費低減が進んだことも利益を押し上げる見通し。前日までの続落を受けて押し目買いも入っているようだ。 <ST> 2022/05/10 12:12 注目トピックス 日本株 日製鋼所---大幅続落、不適切行為発覚による先行き不透明感続く 日製鋼所<5631>は大幅続落。子会社が生産する鉄鋼部材の検査データに不正があったと伝わり、前日はストップ安まで売り込まれ、本日も嫌気売りの流れが継続。対象製品は火力発電所用タービン・発電機用ローターシャフトなどで、同製品の売上規模は100 億円程度とみられている。1998年から不適切行為が実施されていたもようで、リコール実施に伴う影響の大きさが懸念されている。また、調査完了が10月末めどと時間を要することなどもマイナス視。 <ST> 2022/05/10 12:11 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株の下げ幅縮小で 10日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、129円後半から130円半ばに戻した。米10年債利回りの低下で朝方からドル売りに振れ、ドル・円は一時129円79銭まで下落。ただ、その後は日経平均株価の下げ幅縮小で円買いが後退し、ドルは持ち直している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は129円80銭から130円58銭、ユーロ・円は137円10銭から137円83銭、ユーロ・ドルは1.0553ドルから1.0571ドル。【経済指標】・日・3月家計支出:前年比-2.3%(予想:-3.3%、2月:+1.1%)【要人発言】・鈴木財務相「最近の急速な円安は望ましくない」「為替市場の動向や日本経済への影響について緊張感を持って注視」・内田日銀理事「為替相場の短期間での変動、先行き不確実性を高め望ましくない」「長期金利の誘導目標、変更は考えていない」「強力な金融緩和による経済活動のサポートが何より重要」 <TY> 2022/05/10 12:10 注目トピックス 日本株 ODKソリューションズ---2023年3月期-2025年3月期中期経営計画改定 ODKソリューションズ<3839>は4月28日、2023年3月期-2025年3月期における経営目標、数値目標を盛り込んだ中期経営計画を改定、発表した。同社では、経営環境の変化等に適切に対応するために、中期経営計画を毎年度改定するローリング方式を採用している。新中期経営計画グループ戦略では、基本方針はODKグループ拡大とし、基本戦略はグループ全体での成長戦略推進を掲げ、重要課題として1)新事業ポートフォリオの推進(将来の事業ポートフォリオ実現に向けた3年間累計投資額30億円の投資の実行)、2)グループシナジーの創出(グループが保有する経営資源の最大活用によるシナジー創出)、3)株式市場での認知度向上(海外投資家向けIRの強化、ESG・SDGs関連施策の推進、コーポレートガバナンス・コードへの対応等)に取り組む。業績目標は2025年3月期に売上高90億円の過去最高額の更新を目指す。経常利益は将来の成長に向けた先行投資期間と位置づけ、前回目標値を据え置き8億円、配当は年10円の安定配当堅持を目指す。アライアンスやM&Aを活用し、新たな業務を創出、既存業務については、収益力アップを図るとしている。 <ST> 2022/05/10 12:08 ランチタイムコメント 日経平均は続落、止まらない米株安受け一時1200円安も短期リバウンド条件が揃い始めた  日経平均は続落。244.81円安の26074.53円(出来高概算6億9401万株)で前場の取引を終えている。 9日の米株式市場でNYダウは653.67ドル安と大幅に3日続落。連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げや都市封鎖(ロックダウン)が続く中国経済の減速などを背景に、景気後退懸念が強まるなか投資家のリスク回避の動きが終日続いた。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は-4.29%と大幅に3日続落。ほぼ全面安となった米株市場の流れを引き継いで、日経平均は170.28円安からスタート。米株市場と同様、ハイテク株から景気敏感株まで幅広く売りが膨らみ、寄り付き直後に25773.83円(545.51円安)まで下落。ただ、前日からの2日間だけで1200円超も下落しただけに、突っ込み警戒感も台頭し、前場中ごろからは急速に買い戻しが進展、前引けにかけて26000円を回復した。 個別では、米ハイテク・グロース(成長)株の急落を受けてレーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、OLC<4661>、NTTデータ<9613>などが大幅安。原油先物相場の下落を背景にINPEX<1605>が急落しており、住友鉱<5713>、丸紅<8002>などの資源関連株も軒並み下落。エムスリー<2413>はレーティング格下げもあり下落。JAL<9201>、エアトリ<6191>などは国内大型連休明けの新型コロナ感染再拡大への警戒感から大幅に下落。子会社の不適切行為が発覚した日製鋼<5631>は本日も急落。決算を受けてチャームケア<6062>、冶金工<5480>、アウトソーシング<2427>などが東証プライム値下がり率上位に入っている。 一方、前日に今期見通しと併せて1000億円以上の追加的な株主還元策の検討を発表した川崎汽船<9107>が本日も買い優勢。NTT<9432>やKDDI<9433>などディフェンシブ銘柄の一角が堅調。約2年ぶりの自社株買いを発表したキヤノン<7751>、目標株価引き上げのあった山崎パン<2212>、今期見通しが好感されたワールド<3612>などは大幅に上昇。今期増益・増配見通しに加えて自社株買いも発表したリンナイ<5947>は東証プライム値上がり率トップとなっている。 セクターでは鉱業、海運、石油・石炭製品などが下落率上位に並んだ一方、金属製品、電気・ガス、パルプ・紙などが上昇率上位に並んだ。東証プライムの値下がり銘柄は全体の65%、対して値上がり銘柄は32%となっている。 前日の米国市場は全面安商状。幅広い年限で債券利回りが低下するなかではあったが、ハイテク・グロース株の売りは止まらず、ナスダックやフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は再び急落した。これまで相場の下支え役だった石油や建設機械といったコモディティ・景気敏感株も、景気後退懸念が強まるなか大きく売り込まれた。ビットコイン(BTC)など暗号資産(仮想通貨)の価格も足元で厳しい下落トレンドが続いており、今朝には一時1BTC=30000ドルを割り込む場面もあった。ほぼ全ての資産クラスが大幅に下落しており、完全に投げ売りの状態だ。 一方で、こうしたやや乱暴とも言える動きが出てきたことは、短期的にはそろそろ底打ちを期待させてくれる。実際、昨日の米株市場の急落においては、出来高が直近に比してそれなりに大きめの水準まで膨らんでいた。S&P500指数への組み入れ銘柄を対象とした計算では、3月18日以来の出来高水準だった。見境のない投げ売りや出来高を伴った急落により、需給整理が進んだともいえる。 本日の前引け時点での東証プライム市場の売買代金は1兆6000億円超とまずまず大きく膨らんでいる。出来高と値幅を大きく伴った日が先週末6日から3日続いていることで、東京市場でも需給整理が少しは進んだだろう。また、朝方の一時急落により、日経平均は3月16日の高値25824.94円を上端としたマド埋めを完了。昨日からの下落幅も考慮すると、テクニカル的にも値幅的にも短期的には底打ち感が台頭してくるタイミングが近づいていると言えそうだ。明日11日に発表予定の米4月消費者物価指数(CPI)で、3月CPIに続きインフレピークアウトが確認できれば、買い戻しが強まる展開が期待されよう。 一方、ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・コスティン氏らストラテジストチームは、前日、米国株の見通しはあまり明るくないと顧客向けリポートで指摘。「インフレの軌道が明確になるまで、値動きが大きい展開は続く」とし、「金融状況の引き締まりや市場の流動性不足を踏まえれば、3月下旬と同様の規模の短期的な上げ相場が到来すると論じるのは難しい」とコメントしたという。 市場関係者の間でも、相場の先行きについては依然として大きく強気派と弱気派に分かれており、相場の見方がある程度収れんしてこない限りは、まだまだボラティリティー(変動率)の高い相場環境が続かざるを得ないだろう。11日の米4月CPIでインフレピークアウトを確認できれば、インフレ対応で後手に回ったのではないかとの見方から疑念が強まっているFRBに対する信任が少しでも回復する可能性がある。弱気派の過度な悲観も後退し、ボラティリティーの低下に寄与してくれるのではないかと期待したい。 さて、後場の東京市場は戻りを試す展開か。上述したように日経平均は3月16日高値を上端としたマド埋めを完了し、値幅的にも調整一巡感が台頭してくる頃合いだ。実際、朝方540円超下落していた日経平均は、前引けにかけて急速に下げ渋り、割ったばかりの26000円を早々に回復してきている。こうした下げ渋りは前日の急落時には見られなかった動きであり、売り一巡を感じさせてくれる。時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移していることで、今晩の米株市場での反発も見込まれる。午後の東京市場では、売り方の買い戻しに期待したい。(仲村幸浩) <AK> 2022/05/10 12:08 注目トピックス 日本株 三和ホールディングス---医療・福祉施設向け引き戸「スムードSコーナータイプ」を発売 三和ホールディングス<5929>は9日、三和シヤッター工業が、医療・福祉施設向け引き戸「スムードSコーナータイプ」を発売することを発表。「スムードSコーナータイプ」は、医療・福祉施設の個室内にトイレを設けた場合の引き戸として利用可能。コーナー部の二面にドアを配置することにより、通常時はメインドアのみ使用、介助が必要な際はサブドアを開放することができ、狭小スペースでも大きな開口を確保。これにより、個室内のスペースを有効活用し、より広い開口を確保したトイレを設置することが可能になる。2022年度の販売目標は、5,000万円としている。三和シヤッター工業は、今後も医療・福祉施設向け商品のラインアップを拡充していく方針。 <ST> 2022/05/10 12:06 注目トピックス 日本株 フェイスネットワーク---グリーンハウスと共同でユニット型サロンの無人運営に関する実証実験を実施 フェイスネットワーク<3489>は4月28日、SwitchBot製品を販売するグリーンハウスと共同で、サブスクサービスのシェアサロンとして新たに開発したユニット型サロンにおける省力運用・無人運営の実証実験を実施することを発表した。同社が取り組む「GrandStory SALON」では、美容師やネイリストを支援するサブスクサービスのシェアサロンを提供し、レンタルミラー、面貸しといったレンタルスペースを世田谷区・目黒区・渋谷区にて展開してきた。今回、新たな空間活用として、可動できるサブスクサービスのユニット型サロン「Grand Story SALON+」をモデル事業として開始。グリーンハウスがその企画趣旨や取り組みに賛同するとともに、SwitchBot各製品の提供を行うことで店舗運営の省力化と空間の快適性の両立を図る実証実験を行うこととなった。同実証実験を通じて、同社今後展開を進める「GrandStory SALON」の店舗運営の省力化と快適性の両立に向けた機器の導入や施策の検討を進めていく。また、ユニット型サロン「Grand Story SALON+」での共同実証実験に留まることなく、同社が開発する賃貸マンションの入居者にも、IoTソリューションを始めとした暮らしを豊かにする製品・サービスを提案していく。 <ST> 2022/05/10 12:05 注目トピックス 日本株 フェイスネットワーク---2022年3月期通期業績予想の修正、利益が過去最高を更新 フェイスネットワーク<3489>は4月28日、2022年3月期(2021年4月-2022年3月)の通期業績予想を修正することを発表。売上高は前回予想と変わらず170.00億円、営業利益は前回予想比16.7%の17.50億円、経常利益は同20.0%増の15.00億円、当期純利益は同17.6%の10.00億円にそれぞれ修正した。資材価格の上昇等による原価の高騰に備え保守的に見込んでいた費用が、早期発注や原価低減の取り組みにより一定の範囲内に抑えられたこと等により、営業利益、経常利益、当期純利益ともに過去最高を更新する見込みとしている。 <ST> 2022/05/10 12:02

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