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みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」3位にシンクロ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の21日正午現在で、シンクロ・フード<3963.T>が「売り予想数上昇」で3位となっている。  同社は14日、23年3月期の連結営業利益について、従来の4億7000万円から7億3000万円(前期比62.0%増)に大幅上方修正した。求人広告サービスの伸長やM&A仲介サービスの成約の進捗などにより、上期の業績が想定を上回って推移していることが要因としている。一方、同時に130万株の立会外分売を実施すると発表した。分売予定期間は11月28日から30日まで。  これらを受けて、目先需給悪化への懸念から15日の株価は急落し、その後は値ごろ感から買いが入り、連日で年初来高値を更新した。ただ、高値警戒感も台頭するなか、この日は前週末終値を挟み一進一退となっており、これが売り予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 13:35 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、資源国通貨は様子見 21日午後の東京市場でドル・円は140円30銭台と、ほぼ変わらずの値動き。日経平均株価は小幅高で推移し、株安を警戒した円買いは後退したようだ。一方、中国のコロナまん延で原油相場は軟調地合いとなり、カナダドルなど資源国通貨は買いづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は140円14銭から140円50銭、ユーロ・円は144円47銭から145円03銭、ユーロ・ドルは1.0288ドルから1.0333ドル。 <TY> 2022/11/21 13:33 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 11月21日 13時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4275) カーリットH   東証プライム     [ 割安 ] (4937) Waqoo    東証グロース     [ 分析中 ] (4475) HENNGE   東証グロース     [ 割安 ] (3662) エイチーム    東証プライム     [ 割安 ] (9827) リリカラ     東証スタンダード   [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4883) モダリス     東証グロース     [ 割安 ] (8766) 東京海上     東証プライム     [ 割高 ] (3963) シンクロ・フード 東証プライム     [ 分析中 ] (8630) SOMPO    東証プライム     [ 割安 ] (7707) PSS      東証グロース     [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 13:32 Reuters Japan Online Report Business News 世界的な経済下振れリスクに対応、補正予算の早期成立に全力=官房長官 [東京 21日 ロイター] - 松野博一官房長官は21日午前の記者会見で、物価高対応などを盛り込んだ総合経済対策の裏付けとなる2022年度第2次補正予算案について「早期成立に全力を挙げる」との考えを示した。政府は同日、補正予算案を国会に提出した。 松野官房長官は、補正予算案は「世界的な物価高騰と景気減速という世界規模の経済下振れリスクに万全な備えをするとともに、物価高や円安への対応、構造的な賃上げ、成長のための投資と改革を重点分野として、日本経済を再生するため」とし、国会審議を通じて、予算案に盛り込まれた各政策の内容や効果についてもしっかりと説明をしていく、と述べた。 20日にエジプトで開催された国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で、嵐や洪水など気候変動による直接的な「損失と被害」を受けた途上国を支援する基金の創設で合意したことを受けて、日本政府として今後も議論に積極的に参加していく考えを示した。 また、国際社会が連携して取り組むべき課題であり、政府としても引き続き気候変動問題に取り組むとともに「1.5度の(気温上昇)目標に沿った排出削減努力を含めて、全締約国のさらなる行動を呼びかけていく」と語った。 2022-11-21T042740Z_1_LYNXMPEIAK03D_RTROPTP_1_JAPAN-COMPANIES-CURRENCY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221121:nRTROPT20221121042740LYNXMPEIAK03D 世界的な経済下振れリスクに対応、補正予算の早期成立に全力=官房長官 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221121T042740+0000 20221121T042740+0000 2022/11/21 13:27 注目トピックス 日本株 LIFULL---急落で下落率トップ、自社株買い終了で需給妙味後退 LIFULL<2120>は急落で下落率トップ。先週末に自己株式の取得終了を発表している。11月9日に、発行済み株式数の3.79%に当たる500万株、10億円を上限とする自社株買いの実施を発表、取得期間は11月10日から23年5月9日までとしていたが、18日までで金額が上限水準に達しているもよう。自社株買い発表以降株価は急騰していたが、自社株買い終了による今後の需給妙味後退を意識する流れに。 <TY> 2022/11/21 13:24 Reuters Japan Online Report Business News 中国人民銀、8日ぶりに短期資金吸収 債券価格回復 [上海 21日 ロイター] - 中国人民銀行(人民銀行)は21日、金融システムから8日ぶりに短期資金を吸収した。債券価格は最近の急落から持ち直した。 人民銀は期間7日のリバースレポを通じて30億元(4億1896万ドル)を金融機関に供給した。この日は50億元相当が満期を迎えるため、差し引きでは20億元の吸収となった。 先週は差し引き3680億元を供給。中国が新型コロナウイルス対策を段階的に緩和するとの観測や不動産部門への支援措置を背景にリスク選好度が高まり、債券価格は1日として2年ぶりの大幅な下落を記録していた。 21日の取引で債券価格は軒並み上昇し、指標10年物国債先物は0.3%超上昇。10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)超低下した。 市場関係者らは、債券に対するセンチメントが徐々に改善したとし、資金の逼迫緩和や国内の新型コロナ感染状況悪化が影響したと指摘した。 2022-11-21T042200Z_1_LYNXMPEIAK037_RTROPTP_1_USA-MARKETS-VIEW.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20221121:nRTROPT20221121042200LYNXMPEIAK037 中国人民銀、8日ぶりに短期資金吸収 債券価格回復 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20221121T042200+0000 20221121T042200+0000 2022/11/21 13:22 新興市場スナップショット HOUSEI---ストップ高、越境ECソリューションをグローバルECにリニューアル ストップ高。連結子会社の24ABC(東京都新宿区)が越境ECソリューションの拡充を図ると発表している。従来から提供している中国向け越境ECプラットフォーム「24ABC」をグローバルECとしてリニューアルし、名称も「ezOrderShop(イージーオーダーショップ)」と改める。従来の簡体中国語に加え、繁体中国語、日本語、英語にも対応した。決済方式もWechatPayなどに加え、VISAやMasterCardなども利用可能としている。 <ST> 2022/11/21 13:11 みんかぶニュース 個別・材料 グッドコムAは後場上げ幅拡大、複数の販売用不動産購入を発表  グッドコムアセット<3475.T>は後場上げ幅を拡大している。正午ごろ、複数の販売用不動産の購入を発表しており、好材料視されている。  今回購入を発表したのは、東京都葛飾区青砥のマンション(52戸)、川崎市多摩区中野島のマンション(148戸)、東京都杉並区高井戸東のマンション(55戸)、千葉県我孫子市泉のマンション(190戸)の4件。いずれも購入先をはじめ取引内容は非開示としている。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 13:11 みんかぶニュース 個別・材料 ブイキューブが5日続落、国内有力証券が「ホールド」に引き下げ  ブイキューブ<3681.T>が5日続落している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は18日、ブイキューブのレーティングを「バイ」から「ホールド」に引き下げた。目標株価も1600円から870円に見直している。  イベントDX事業に関し、製薬業界における小規模イベントの内製化の動きや、一部企業におけるマーケティング予算の縮小などを受け、収益性が大きく悪化していると指摘。同証券による業績見通しに反映させた。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 13:09 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、安全通貨買いの地合い継続 21日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、140円30銭台で推移。中国での新型コロナウイルスまん延で世界経済に先行き不透明感が広がり、安全通貨のドルや円などが買われやすい。一方、米金利の下げは一服し、ドル・円に関しては下げづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は140円14銭から140円50銭、ユーロ・円は144円47銭から145円03銭、ユーロ・ドルは1.0288ドルから1.0333ドル。 <TY> 2022/11/21 13:08 みんかぶニュース 為替・FX 債券:国債買いオペ、「残存期間10年超25年以下」の応札倍率1.33倍  日銀は21日、国債買いオペを実施。「残存期間1年超3年以下」の応札倍率は2.26倍、「同3年超5年以下」は1.98倍、「同5年超10年以下」は2.35倍、「同10年超25年以下」は1.33倍となった。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 13:06 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は1127、値下がり銘柄数は614、変わらずは95銘柄だった。業種別では33業種中21業種前後が高い。値上がり上位に鉄鋼、海運、卸売など。値下がり上位に保険、鉱業、その他製品など。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 13:02 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は12円高の2万7911円、東エレクが11.30円押し上げ  21日13時現在の日経平均株価は前週末比12.22円(0.04%)高の2万7911.99円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1124、値下がりは613、変わらずは99と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を11.30円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が10.27円、TDK <6762>が6.68円、京セラ <6971>が6.30円、信越化 <4063>が5.31円と続く。  マイナス寄与度は8.32円の押し下げで第一三共 <4568>がトップ。以下、KDDI <9433>が5.96円、コナミG <9766>が5.82円、ファナック <6954>が4.62円、SBG <9984>が4.52円と続いている。  業種別では33業種中21業種が値上がり。1位は海運で、以下、鉄鋼、卸売、繊維と続く。値下がり上位には鉱業、保険、その他製品が並んでいる。  ※13時0分10秒時点 株探ニュース 2022/11/21 13:01 みんかぶニュース 個別・材料 ゼネテックが8日ぶり反発、PTCジャパンとソリューションプロバイダー契約を締結  ゼネテック<4492.T>が8日ぶりに反発している。午前11時30分ごろ、米ソフトウェア会社PTC<PTC>の日本法人であるPTCジャパン(東京都新宿区)とソリューションプロバイダー契約を締結したと発表しており、好材料視されている。  これによりゼネテックは、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェア「Windchill」を中心とする、PTCの各種ソフトウェアソリューションの販売を開始したほか、ゼネテックが日本総代理店を務める、製造・物流現場のデジタルツインを構築する3Dシミュレーションソフト「FlexSim」とPTC製品とのシステム連携を進めることで、さらにソリューションの顧客価値を高めるとしている。なお、同件による23年3月期業績への影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:58 後場の寄り付き概況 後場の日経平均は1円安でスタート、SOMPOやINPEXなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27898.49;-1.28TOPIX;1968.25;+1.22[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前営業日比1.28円安の27898.49円と前引け値(27871.09円)から下げ幅を縮めて取引を開始した。ランチバスケットは、差し引き売り買い均衡との観測。なお、ランチタイムの日経225先物は持ち直す動きだった。アジア株も冴えないなか、後場寄り付き後の日経平均は、前週末終値水準手前でのもみ合いとなっており、方向感に乏しい展開に。なお、グロース市場では個別株の活発な物色が散見されている。 東証プライム市場の売買代金上位では、東京海上<8766>、三菱商事<8058>、大阪チタ<5726>、商船三井<9104>、アドバンテ<6857>、東邦チタニウム<5727>、丸紅<8002>などが引き続き上昇する反面、SOMPO<8630>を筆頭に任天堂<7974>、INPEX<1605>、楽天グループ<4755>などが下落。業種別では、鉄鋼、海運、卸売などが上昇率上位で推移。 <CS> 2022/11/21 12:53 注目トピックス 日本株 東京海上---続伸、業績予想下方修正も自社株買い発表をポジティブ視 東京海上<8766>は続伸。先週末に上半期の決算を発表、純利益は865億円で前年同期比67.9%減益となり、通期予想は従来の4300億円から3700億円、前期比12.0%減に下方修正している。台湾でのコロナ損失の影響が大きかったほか、円安による一時損失計上なども響く。一方、発行済み株式数の1.2%に当たる2500万株、500億円を上限とする自社株買いを発表、取得期間は11月21日から23年3月24日までとしており、ポジティブ視する動きが優勢に。 <TY> 2022/11/21 12:53 みんかぶニュース 個別・材料 シンシアが後場上げ幅を拡大、フォー・アイズから医療脱毛クリニック運営に関するコンサル事業を譲受へ  シンシア<7782.T>が後場上げ幅を拡大している。正午ごろ、フォー・アイズ(広島市中区)と、クリニック運営に関するコンサルティング事業に関する事業譲渡契約を締結すると発表しており、好材料視されている。  同社では、将来の成長のためコンタクトレンズ以外の事業領域に成長機会を模索しており、今回の事業譲受は大きな成長が見込まれる自由診療クリニックのコンサルティング事業に進出するのが狙い。フォー・アイズが運営する医療脱毛クリニック運営に関するコンサルティング事業を11月30日をメドに譲受する。譲受価格は非開示。なお、同件による22年12月期業績への影響は軽微だが、23年12月期以降の業績向上に資すると見込む。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:52 みんかぶニュース 市況・概況 TDCソフト急伸、NTTデータの「統合バンキングクラウド」巡り思惑買い◇  TDCソフト<4687.T>が急伸している。NTTデータ<9613.T>は18日、バンキングシステム専用のクラウド「統合バンキングクラウド」の提供に向けて検討を開始すると発表。現在提供している共同利用型勘定系システムを段階的に同クラウドに搭載する方針で、地銀向け基幹システムへの適用に向けて今後検討を進めていくという。これを受け、金融関連ソフトの開発に強みを持つシステムインテグレーターで、NTTデータ向け売り上げの割合が高いTDCソフトに思惑的な物色が向かっているようだ。このほか、独立系ソフト受託開発会社で同じくNTTデータを顧客に持つCIJ<4826.T>も高い。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:46 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は小幅続落、ファナックと第一三共の2銘柄で約13円押し下げ 21日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり118銘柄、値下がり100銘柄、変わらず7銘柄となった。日経平均は小幅続落。28.68円安の27871.09円(出来高概算4億8908万株)で前場の取引を終えている。前週末18日の米株式市場のNYダウは199.37ドル高(+0.59%)と反発。予想を上回った小売り決算を好感したが、ボストン連銀のコリンズ総裁のタカ派発言を受けて長期金利が一段と上昇すると金利高を警戒した売りに押され上げ幅を縮小した。ただ、景気減速の際に強いディフェンシブ株の買いが根強く、翌週に感謝祭の連休を控えた買戻しも強まり、プラス圏で終了。ナスダック総合指数は小反発、プラス圏で推移した米株市場を受けて、日経平均は前週末比82.23円高の27982.00円と反発でスタート。その後は、上げ幅を縮小してマイナス圏でのもみ合い展開となっている。値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は第一三共<4568>となり、2銘柄で日経平均を約13円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはSOMPO<8630>で9.02%安、同2位は東海カーボ<5301>で6.00%安だった。SOMPOは、先週末に発表した7-9月期の決算が売り材料となっている。上半期純損益は200億円の赤字で、前年同期比1508億円の損益悪化。また、通期純利益予想は従来の1600億円から800億円にまで下方修正した。一方、値上がり寄与トップはアドバンテス<6857>、同2位はTDK<6762>となり、2銘柄で日経平均を約13円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはサッポロHD<2501>で3.07%高、同2位はIHI<7013>で2.25%高だった。*11:30現在日経平均株価  27871.09(-28.68)値上がり銘柄数 118(寄与度+73.78)値下がり銘柄数 100(寄与度-102.46)変わらず銘柄数  7○値上がり上位銘柄コード  銘柄       直近価格   前日比 寄与度<6857> アドバンテス     9110     120 +8.22<6762> TDK         4905     50 +5.14<6971> 京セラ         6985     70 +4.79<8035> 東エレク       44710     120 +4.11<4063> 信越化        17315     115 +3.94<4519> 中外薬         3508     34 +3.49<8058> 三菱商事       4430     82 +2.81<6758> ソニーG       11290     70 +2.40<6988> 日東電         8580     70 +2.40<9735> セコム         8240     58 +1.99<7741> HOYA       14250     115 +1.97<4578> 大塚HD       4650     51 +1.75<5713> 住友鉱         4552     98 +1.68<8766> 東京海上       2757    29.5 +1.52<4021> 日産化         6530     40 +1.37<8001> 伊藤忠         4205     35 +1.20<8002> 丸紅          1495     31 +1.06<1963> 日揮HD         1877     31 +1.06<6724> エプソン       2157     15 +1.03<4704> トレンド       7110     30 +1.03○値下がり上位銘柄コード  銘柄       直近価格   前日比 寄与度<6954> ファナック     20380    -205 -7.02<4568> 第一三共       4620     -67 -6.88<9766> コナミG       6740    -170 -5.82<9984> ソフトバンクG   6048     -27 -5.55<9433> KDDI       4090     -26 -5.34<9983> ファーストリテ   82210    -150 -5.14<2413> エムスリー      4405     -55 -4.52<6976> 太陽誘電       4375    -120 -4.11<4911> 資生堂         5764    -118 -4.04<8630> SOMPO         5570    -552 -3.78<3659> ネクソン       2769     -53 -3.63<4324> 電通グループ     4425     -95 -3.25<7951> ヤマハ         5300     -70 -2.40<4543> テルモ         3953     -17 -2.33<5301> 東海カーボ      1049     -67 -2.29<7974> 任天堂         5859     -61 -2.09<9613> NTTデータ     2088     -12 -2.05<2801> キッコマン      7600     -60 -2.05<7832> バンナムHD     8866     -59 -2.02<7733> オリンパス      2714     -12 -1.64 <CS> 2022/11/21 12:45 個別銘柄テクニカルショット Atlas---2200円辺りが目先的なターゲットに 反発。11月14日につけた2430円を戻り高値に、翌日にはマドを空けての調整となったが、1820円辺りでの底固めを経て、リバウンドを動きを見せてきた。上値抵抗の5日線を突破してきたことから、マド埋めを意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。価格帯別出来高では2250円辺りで積み上がっているため、マド上限に接近する局面においては、戻り待ちの売りが意識されてくるため、まずは2200円辺りが目先的なターゲットになりそうだ。 <FA> 2022/11/21 12:42 みんかぶニュース 個別・材料 林兼産業が一時10%高、機能性食品素材の毛髪効果に関し特許取得  林兼産業<2286.T>が急動意。上昇率は一時10%を超えた。午前11時、植物由来の機能性食品素材「ヒシエキス」を巡り、発毛促進や脱毛防止、キューティクル改善に関する特許を取得したと発表。これを受け、短期資金が流入したようだ。  ヒシエキスを経口投与したモデルマウスについて、より多くの毛の再生が確認できたほか、マウスに糖化物を注射し、ヒシエキス配合クリームを外用塗布したところ、脱毛本数の減少や、キューティクルの改善が観察できたという。今後はヒトでの効果を検証するため、臨床試験を進めるとしている。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:38 みんかぶニュース 個別・材料 協栄産が大幅反発、神奈川県の「新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」の参加企業に採択  協栄産業<6973.T>が大幅高で3日ぶりに反発している。午前11時ごろ、神奈川県の「令和4年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」の参加企業に採択されたと発表しており、好材料視されている。  同事業は、新型コロナウイルス感染症対策に資するロボットなど(IoT関連機器を含む)の実装に強い意欲を持つ県内施設を広く募り、ロボットなどの導入実証及び効果検証を実施することで、実装への推進を図るもの。同社では、協働運搬ロボット「Thouzer」を使用した「買い物カゴ、カート回収運搬支援ロボット」を11月21日から1カ月の間、相模原市のイトーヨーカドーアリオ橋本店で導入実証を行うとしている。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:37 みんかぶニュース 個別・材料 CINCが続急伸、アナリティクス事業の受注堅調で22年10月期業績は計画上振れ  CINC<4378.T>が続急伸している。前週末18日の取引終了後、集計中の22年10月期単独業績について、売上高が従来予想の17億3600万円から18億500万円(前の期比37.5%増)へ、営業利益が2億3900万円から2億9200万円(同44.6%増)へ、純利益が1億5000万円から2億100万円(同55.8%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。  アナリティクス事業の受注が堅調に推移したことに加えて、コスト改善により販管費が抑制されたことや、人材確保等促進税制の税額控除により税金負担が減少したことなどが寄与した。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:36 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は下落幅をやや縮小  後場寄り付きの東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比10円安前後と前場終値から下げ幅をやや縮小させている。外国為替市場では、1ドル=140円30銭近辺で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:35 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は続落、新発10年債の取引成立せず  21日午前の債券市場で、先物12月限は続落。前日の米長期債相場が下落(金利上昇)した流れを引き継いだ。  前週末18日の米市場で、米ボストン連銀のコリンズ総裁のタカ派的な発言が伝わっていることを背景に、米利上げペースの減速観測が後退した。米長期金利は3.8%台に上昇し、これが東京市場に波及した。ただ、今週は国内で23日は勤労感謝の日で休みとなるほか、24日は米FOMC議事録の公表を控え、模様眺めムードが広がりやすく売り一巡後は下げ渋る展開となった。なお、日銀が10時過ぎ、「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。  午前11時の先物12月限の終値は前週末に比べ5銭安の149円33銭となった。なお、現物債市場では、新発10年債の取引がまだ成立していない。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:32 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 11月21日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4937) Waqoo    東証グロース     [ 分析中 ] (4475) HENNGE   東証グロース     [ 割安 ] (1952) 新日本空調    東証プライム     [ 割安 ] (8938) グロームHD   東証グロース     [ 割高 ] (6758) ソニーグループ  東証プライム     [ 割安 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4883) モダリス     東証グロース     [ 割安 ] (9227) マイクロ波化学  東証グロース     [ 分析中 ] (3963) シンクロ・フード 東証プライム     [ 分析中 ] (8630) SOMPO    東証プライム     [ 割安 ] (8766) 東京海上     東証プライム     [ 割高 ] 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:32 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~上昇スタートもマイナス圏に転落 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は続落、上昇スタートもマイナス圏に転落・ドル・円は底堅い、140円台前半を維持・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は第一三共<4568>■日経平均は続落、上昇スタートもマイナス圏に転落日経平均は続落。28.68円安の27871.09円(出来高概算4億8908万株)で前場の取引を終えている。前週末18日の米株式市場のNYダウは199.37ドル高(+0.59%)と反発。予想を上回った小売り決算を好感したが、ボストン連銀のコリンズ総裁のタカ派発言を受けて長期金利が一段と上昇すると金利高を警戒した売りに押され上げ幅を縮小した。ただ、景気減速の際に強いディフェンシブ株の買いが根強く、翌週に感謝祭の連休を控えた買戻しも強まり、プラス圏で終了。ナスダック総合指数は小反発、プラス圏で推移した米株市場を受けて、日経平均は前週末比82.23円高の27982.00円と反発でスタート。その後は、上げ幅を縮小してマイナス圏でのもみ合い展開となっている。個別では、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、INPEX<1605>が下落、業績予想の下方修正を発表したSOMPO<8630>やMS&AD<8725>などの保険株が大幅に下落した。NTT<9432>やKDDI<9433>などの通信も軟調に推移した。ほか、前週末大幅に値を上げたLIFULL<2120>が利食い売り優勢に、ミクニ<7247>、東海カーボン<5301>、メドピア<6095>などが東証プライム市場の値下り率上位に顔を出した。一方、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>などの一部の半導体関連株が上昇、日本郵船<9101>や商船三井<9104>などの海運株、三菱商事<8058>や丸紅<8002>などの商社株も堅調に推移した。大阪チタ<5726>や東邦チタニウム<5727>も大幅に上昇、ソニーG<6758>やトヨタ自<7203>なども上昇した。そのほか、TDCソフト<4687>、CIJ<4826>、飯野海運<9119>などが東証プライム市場の値上がり率上位に顔を出した。セクターでは鉱業、保険、その他製品が下落率上位となった一方、鉄鋼、非鉄金属、卸売業が上昇率上位となった。東証プライムの値上がり銘柄は全体の56%、対して値下がり銘柄は38%となっている。本日の日経平均株価は、米株高の流れを追い風にやや買い先行で取引を開始した。ただ、今週は経済指標などの目立った材料も少なく、日米ともに祝日を挟むことから、週を通じて商いは膨らみづらく様子見ムードも強まりやすいとみられている。前場中ごろにかけて上げ幅を縮小してマイナス圏に転落、その後は軟調もみ合い展開となった。そのほか、中国・香港市況は軟調に推移、米株先物もやや売り優勢の展開が続いている。新興市場は軟調もみ合い展開が続いている。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートした後、前日終値付近まで下げ幅を縮小した。ただ、明確にプラス圏で推移することはできず、軟調もみ合い展開が続いている。FRB高官のタカ派発言を受けて米長期金利が3.8%台まで上昇しており、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株は積極的には手掛けにくい。引き続き、個別材料株に物色が向かっているが、前引け時点で東証マザーズ指数が0.09%安、東証グロース市場Core指数が0.26%安となっている。さて、一部のFRB高官からは利上げ停止には程遠いなどとタカ派的な発言が出ている。一連の高官発言を受けて、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)が5%前後になるであろうことも織り込み済みであるほか、来年の世界経済の景気後退懸念を背景に、米長期金利の上昇余地も限られてきたとみられる。ただ、ブルームバーグでは、「ディストレスト債投資を手掛けるオークツリー・キャピタル・マネジメントの共同創業者ハワード・マークス氏は世界金融危機以降で有数の好機が訪れると見込む。」と報じられた。マークス氏は、消費者の志向変化と借り入れコストの上昇で、多くの企業が「深刻な苦境」に陥るだろうとみている。また、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、FRBが高インフレ抑制に向けた追加利上げの方針から外れないために、米金融市場の一部にある構造的な脆弱性に比較的早期に対応する必要があると述べている。10月CPIの減速確認により短期的に上昇基調が続いてきた。アナリストの買い推奨は過去最高近辺とのデータも存在しており、12月にかけて堅調な展開が続くことは想定しておきたい。ただ、やはり、インフレ指標の確認は非常に重要で、12月13日の米消費者物価指数の発表には注意が必要だろう。仮にここで、市場予想を上回ってインフレ減速が確認できない場合は、誰も予想できていないため株安要因となるだろう。いまだに世界的に様々なリスクが散見されるなか、暗号資産業界に衝撃を与えた暗号資産取引所FTXの破綻のように、株式市場でもいきなり市場が動揺する材料が飛び込んでくる可能性も0ではない。暗号資産価格は、いまだに軟調に推移しておりFTX破綻の影響は長引くと考えられている。筆者は変わらず、12月13日のCPI発表まで上昇基調が継続したとしても来年以降大きく下落する可能性があることを念頭に置いている。さて、後場の日経平均は、軟調もみ合い展開が続くか。米株先物の動向を横目に、個別に材料が出た銘柄中心に物色が継続するか注目しておきたい。■ドル・円は底堅い、140円台前半を維持21日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、140円前半でもみ合った。米10年債利回りは低下したが、ドルの買戻しが進み、主要通貨は対ドルで緩やかに値を下げる展開となった。その影響でクロス円も弱含んだものの、ドル・円がサポートした。ここまでの取引レンジは、ドル・円は140円14銭から140円50銭、ユーロ・円は144円61銭から145円03銭、ユーロ・ドルは1.0301ドルから1.0333ドル。■後場のチェック銘柄・ピクスタ<3416>、バンク・オブ・イノベーション<4393>など、4銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は第一三共<4568>■経済指標・要人発言【経済指標】・米・10月景気先行指数:前月比-0.8%(予想:-0.4%、9月:-0.5%←-0.4%)・米・10月中古住宅販売件数:443万戸(予想:440.0万戸、9月:471.0万戸)【要人発言】・コリンズ米ボストン連銀総裁「追加利上げ必要」「労働市場が非常にひっ迫していることもインフレに拍車」<国内>特になし<海外>・16:00 独・10月生産者物価指数(前年比予想:+40.3%、9月:+45.8%) <CS> 2022/11/21 12:25 後場の投資戦略 上昇スタートもマイナス圏に転落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27871.09;-28.68TOPIX;1967.16;+0.13[後場の投資戦略] 本日の日経平均株価は、米株高の流れを追い風にやや買い先行で取引を開始した。ただ、今週は経済指標などの目立った材料も少なく、日米ともに祝日を挟むことから、週を通じて商いは膨らみづらく様子見ムードも強まりやすいとみられている。前場中ごろにかけて上げ幅を縮小してマイナス圏に転落、その後は軟調もみ合い展開となった。そのほか、中国・香港市況は軟調に推移、米株先物もやや売り優勢の展開が続いている。 新興市場は軟調もみ合い展開が続いている。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートした後、前日終値付近まで下げ幅を縮小した。ただ、明確にプラス圏で推移することはできず、軟調もみ合い展開が続いている。FRB高官のタカ派発言を受けて米長期金利が3.8%台まで上昇しており、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株は積極的には手掛けにくい。引き続き、個別材料株に物色が向かっているが、前引け時点で東証マザーズ指数が0.09%安、東証グロース市場Core指数が0.26%安となっている。 さて、一部のFRB高官からは利上げ停止には程遠いなどとタカ派的な発言が出ている。一連の高官発言を受けて、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)が5%前後になるであろうことも織り込み済みであるほか、来年の世界経済の景気後退懸念を背景に、米長期金利の上昇余地も限られてきたとみられる。 ただ、ブルームバーグでは、「ディストレスト債投資を手掛けるオークツリー・キャピタル・マネジメントの共同創業者ハワード・マークス氏は世界金融危機以降で有数の好機が訪れると見込む。」と報じられた。マークス氏は、消費者の志向変化と借り入れコストの上昇で、多くの企業が「深刻な苦境」に陥るだろうとみている。また、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、FRBが高インフレ抑制に向けた追加利上げの方針から外れないために、米金融市場の一部にある構造的な脆弱性に比較的早期に対応する必要があると述べている。 10月CPIの減速確認により短期的に上昇基調が続いてきた。アナリストの買い推奨は過去最高近辺とのデータも存在しており、12月にかけて堅調な展開が続くことは想定しておきたい。ただ、やはり、インフレ指標の確認は非常に重要で、12月13日の米消費者物価指数の発表には注意が必要だろう。仮にここで、市場予想を上回ってインフレ減速が確認できない場合は、誰も予想できていないため株安要因となるだろう。 いまだに世界的に様々なリスクが散見されるなか、暗号資産業界に衝撃を与えた暗号資産取引所FTXの破綻のように、株式市場でもいきなり市場が動揺する材料が飛び込んでくる可能性も0ではない。暗号資産価格は、いまだに軟調に推移しておりFTX破綻の影響は長引くと考えられている。筆者は変わらず、12月13日のCPI発表まで上昇基調が継続したとしても来年以降大きく下落する可能性があることを念頭に置いている。さて、後場の日経平均は、軟調もみ合い展開が続くか。米株先物の動向を横目に、個別に材料が出た銘柄中心に物色が継続するか注目しておきたい。 <AK> 2022/11/21 12:22 みんかぶニュース 市況・概況 「サッカーW杯」が19位にランクイン、日本代表の活躍による物色人気に期待<注目テーマ> ★人気テーマ・ベスト10 1 パワー半導体 2 半導体 3 半導体製造装置 4 2022年のIPO 5 水素 6 防衛 7 インバウンド 8 ゲーム関連 9 円高メリット 10 TOPIXコア30  みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サッカーW杯」が19位にランクインしている。  4年に1度のサッカーの祭典、「FIFAワールドカップ(W杯)」が20日、カタールで開幕した。日本を含む32チームが参加し、12月18日に決勝が行われる。7大会連続でワールドカップ出場を決めた日本は23日、初戦で強豪ドイツと戦う。日本の活躍次第では関連株への物色が盛り上がることも期待される。  関連株として挙げられるのはスポンサー企業やテレビ局、スポーツ用品、ゲーム関連株などだ。テレビ中継はインターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」が全64試合を無料生中継することが決まっている。ABEMAにはサイバーエージェント<4751.T>とテレビ朝日ホールディングス<9409.T>が出資している。また、今回のFIFAのスポンサー企業に日本企業の参加はないが、サッカー日本代表のオフィシャルパートナーはキリンホールディングス<2503.T>が務めている。また、日本代表の活躍次第では、サッカー観戦でハブ<3030.T>のほか、食事デリバリーの出前館<2484.T>などの業績に好影響が期待される。スポーツ用品関連のアシックス<7936.T>、ミズノ<8022.T>、ゼビオホールディングス<8281.T>、ヒマラヤ<7514.T>など、サッカーゲームのコナミグループ<9766.T>、それにサッカー教室のクリップコーポレーション<4705.T>などが注目される。 出所:MINKABU PRESS 2022/11/21 12:20 ランチタイムコメント 日経平均は続落、上昇スタートもマイナス圏に転落  日経平均は続落。28.68円安の27871.09円(出来高概算4億8908万株)で前場の取引を終えている。 前週末18日の米株式市場のNYダウは199.37ドル高(+0.59%)と反発。予想を上回った小売り決算を好感したが、ボストン連銀のコリンズ総裁のタカ派発言を受けて長期金利が一段と上昇すると金利高を警戒した売りに押され上げ幅を縮小した。ただ、景気減速の際に強いディフェンシブ株の買いが根強く、翌週に感謝祭の連休を控えた買戻しも強まり、プラス圏で終了。ナスダック総合指数は小反発、プラス圏で推移した米株市場を受けて、日経平均は前週末比82.23円高の27982.00円と反発でスタート。その後は、上げ幅を縮小してマイナス圏でのもみ合い展開となっている。 個別では、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、INPEX<1605>が下落、業績予想の下方修正を発表したSOMPO<8630>やMS&AD<8725>などの保険株が大幅に下落した。NTT<9432>やKDDI<9433>などの通信も軟調に推移した。ほか、前週末大幅に値を上げたLIFULL<2120>が利食い売り優勢に、ミクニ<7247>、東海カーボン<5301>、メドピア<6095>などが東証プライム市場の値下り率上位に顔を出した。 一方、東エレク<8035>やレーザーテック<6920>、アドバンテ<6857>などの一部の半導体関連株が上昇、日本郵船<9101>や商船三井<9104>などの海運株、三菱商事<8058>や丸紅<8002>などの商社株も堅調に推移した。大阪チタ<5726>や東邦チタニウム<5727>も大幅に上昇、ソニーG<6758>やトヨタ自<7203>なども上昇した。そのほか、TDCソフト<4687>、CIJ<4826>、飯野海運<9119>などが東証プライム市場の値上がり率上位に顔を出した。 セクターでは鉱業、保険、その他製品が下落率上位となった一方、鉄鋼、非鉄金属、卸売業が上昇率上位となった。東証プライムの値上がり銘柄は全体の56%、対して値下がり銘柄は38%となっている。 本日の日経平均株価は、米株高の流れを追い風にやや買い先行で取引を開始した。ただ、今週は経済指標などの目立った材料も少なく、日米ともに祝日を挟むことから、週を通じて商いは膨らみづらく様子見ムードも強まりやすいとみられている。前場中ごろにかけて上げ幅を縮小してマイナス圏に転落、その後は軟調もみ合い展開となった。そのほか、中国・香港市況は軟調に推移、米株先物もやや売り優勢の展開が続いている。 新興市場は軟調もみ合い展開が続いている。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタートした後、前日終値付近まで下げ幅を縮小した。ただ、明確にプラス圏で推移することはできず、軟調もみ合い展開が続いている。FRB高官のタカ派発言を受けて米長期金利が3.8%台まで上昇しており、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株は積極的には手掛けにくい。引き続き、個別材料株に物色が向かっているが、前引け時点で東証マザーズ指数が0.09%安、東証グロース市場Core指数が0.26%安となっている。 さて、一部のFRB高官からは利上げ停止には程遠いなどとタカ派的な発言が出ている。一連の高官発言を受けて、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)が5%前後になるであろうことも織り込み済みであるほか、来年の世界経済の景気後退懸念を背景に、米長期金利の上昇余地も限られてきたとみられる。 ただ、ブルームバーグでは、「ディストレスト債投資を手掛けるオークツリー・キャピタル・マネジメントの共同創業者ハワード・マークス氏は世界金融危機以降で有数の好機が訪れると見込む。」と報じられた。マークス氏は、消費者の志向変化と借り入れコストの上昇で、多くの企業が「深刻な苦境」に陥るだろうとみている。また、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、FRBが高インフレ抑制に向けた追加利上げの方針から外れないために、米金融市場の一部にある構造的な脆弱性に比較的早期に対応する必要があると述べている。 10月CPIの減速確認により短期的に上昇基調が続いてきた。アナリストの買い推奨は過去最高近辺とのデータも存在しており、12月にかけて堅調な展開が続くことは想定しておきたい。ただ、やはり、インフレ指標の確認は非常に重要で、12月13日の米消費者物価指数の発表には注意が必要だろう。仮にここで、市場予想を上回ってインフレ減速が確認できない場合は、誰も予想できていないため株安要因となるだろう。 いまだに世界的に様々なリスクが散見されるなか、暗号資産業界に衝撃を与えた暗号資産取引所FTXの破綻のように、株式市場でもいきなり市場が動揺する材料が飛び込んでくる可能性も0ではない。暗号資産価格は、いまだに軟調に推移しておりFTX破綻の影響は長引くと考えられている。筆者は変わらず、12月13日のCPI発表まで上昇基調が継続したとしても来年以降大きく下落する可能性があることを念頭に置いている。さて、後場の日経平均は、軟調もみ合い展開が続くか。米株先物の動向を横目に、個別に材料が出た銘柄中心に物色が継続するか注目しておきたい。 <AK> 2022/11/21 12:17

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