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みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=大幅続伸、リスクオン継続で4万円大台回復  15日前引けの日経平均株価は前営業日比626円65銭高の4万232円45銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億4819万株、売買代金概算は2兆1331億円。値上がり銘柄数は1287、対して値下がり銘柄数は299、変わらずは58銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場はリスク選好の地合いが継続、日経平均は高く始まった後も先物主導で上げ幅を広げた。前引け時点でフシ目の4万円台を回復している。前日の欧米株市場が総じて高く、ドイツの主要株価指数が最高値を更新、米国でもNYダウが連日の最高値更新と上げ足を一段と強めており、東京市場もそれに追随する動きとなっている。外国為替市場では1ドル=149円台後半の推移と円安局面にあることも市場センチメントを強気に傾けている。値上がり銘柄数は全体の8割近くを占めた。  個別では売買代金トップのレーザーテック<6920.T>が大幅高、東京エレクトロン<8035.T>、ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>など半導体製造装置関連が軒並み人気となっている。ソフトバンクグループ<9984.T>も商いを膨らませ大幅高となった。IHI<7013.T>が上昇、リクルートホールディングス<6098.T>、東京海上ホールディングス<8766.T>なども買われた。ジンズホールディングス<3046.T>はストップ高で値上がり率トップに。半面、ファーストリテイリング<9983.T>がやや軟調、川崎重工業<7012.T>も利食い優勢。フジクラ<5803.T>も売りに押された。ビーウィズ<9216.T>が大幅安、Sansan<4443.T>の下げも目立つ。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:49 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:底堅い値動きか、ゴールドマン決算に注目 *11:49JST 米国株見通し:底堅い値動きか、ゴールドマン決算に注目 (11時30分現在)S&P500先物      5,914.00(+5.75)ナスダック100先物  20,629.50(+10.25)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は66ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。14日の主要3指数は続伸。上げ幅拡大でS&Pは最高値を更新し、ダウは201ドル高の43065ドルと初めて43000ドル台に乗せた。この日は手がかりが乏しいなか、中国政府が発表した財政支援策による回復への期待感から関連銘柄が注目された。前週の国内インフレ指標は予想外に強い内容となり大幅利下げ観測は後退したものの、緩和維持をにらみ買いは継続。好業績の金融を中心に主力株が選好され、相場を押し上げた。本日は底堅い値動きか。インフレ再加速は連邦準備制度理事会(FRB)のハト派的な政策方針を弱め、来月の連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ期待はいったん後退。半面、追加的な緩和措置は続くとの見方から、安値圏では買戻しが見込まれる。一方、中東情勢の緊張で行方が警戒され、過度な買いは抑制される。ただ、序盤の企業決算では金融の好業績が目立ち、今晩のゴールドマンが市場の期待を上回れば指数の上昇に寄与する。 <TY> 2024/10/15 11:49 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):JINSHD、広済堂HD、ビックカメラなど *11:42JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):JINSHD、広済堂HD、ビックカメラなど コスモス薬品<3349>:7729円(+409円)大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は116億円で前年同期比28.8%増となり、市場コンセンサスを20億円程度上回る形になっている。一般食品の粗利益率が大きく改善しているもよう。据え置きの通期計画は316億円で前期比0.3%増であり、大幅な上振れが意識される状況にもなっている。なお、同時に発表した9月既存店売上高は前年同月比4.2%減と、2カ月ぶりのマイナスになっている。サムティHD<187A>:3290円(+210円)大幅続伸。シンガポール系の投資ファンドである「ヒルハウス」が、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。TOB価格は3300円で、TOB期間は10月15日から11月26日まで。同TOB価格にサヤ寄せする動きが優勢となっている。先週末終値に対するプレミアムは7.1%であるが、先週末は買収報道が一部で伝わり、2800円レベルから急騰する展開となっていた。広済堂HD<7868>:575円(+80円)ストップ高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は20.2億円で前年同期比2.7倍となっている。葬祭収益セグメントにおいて式場増設効果が継続したほか、資産コンサルティングセグメントでは大型プロジェクト案件が貢献したようだ。通期予想の80億円、前期比50.3%増に対し、例年第1四半期の売上は相対的に低水準であることからも好進捗と捉えられ、上振れ期待が高まる状況となっているもよう。ビックカメラ<3048>:1721円(+191円)大幅反発。先週末に24年8月期の決算を発表、営業利益は244億円で前期比71.6%増となり、市場予想を10億円強上回る着地になっている。コジマやTDモバイルなどが想定を上振れのもよう。25年8月期は265億円で同8.7%増の見通し。市場コンセンサスは250億円程度であったとみられる。ビックカメラの免税売上拡大などを見込んでいるようだ。想定以上の決算に加えて、18日発表予定の新中計にも期待が先行。JINSHD<3046>:6160円(+1000円)ストップ高。先週末に24年8月期の決算を発表、営業利益は78.4億円で前期比61.7%増となり、従来計画の63億円を大きく上回る着地に。国内アイウエア事業において、夏季にかけ可視光調光レンズなどのオプションレンズやサングラスといった季節性商品の需要が増加した。年間配当金も従来計画の45円から61円に大幅増配。25年8月期営業利益も前期比8.5%増の85億円と増益計画、年間配当金は前期比6円増の67円を計画している。D&Mカンパニー<189A>:850円(-35円)反落。11日の取引終了後に25年5月期第1四半期の業績を発表した。売上高は4.41億円(前年同期比44.1%増)、経常利益は0.86億円(同18.1%増)と堅調に推移している。F&Iサービスの債権買取社数が順調に増加したことや、C&Brサービスの大型の医療関連機器の販売等が寄与した。また、HR&OSサービスにおいても、アウトソーシングサービスの提供拡大に向け準備を進め、第2四半期以降の増収を見込んでいるという。ただ、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。ファンペップ<4881>:133円(+3円) 134 +4反発。塩野義製薬と抗体誘導ペプチドの新規アジュバントに関する共同研究を開始したと発表した。今回の共同研究は、塩野義製薬のワクチン開発とアジュバント技術のノウハウを活かして、有効性、安全性及び利便性に優れた抗体誘導ペプチドの新規アジュバントを探索することを目的とし、主に塩野義製薬が新規アジュバントの製剤検討を行い、同社は動物試験での薬効評価及び安全性評価を行う予定となっている。同共同研究の担当業務に関する費用を負担するが、24年12月期の研究開発費予測値に変更はないとしている。ウォンテッドリー<3991>:1170円(+35円)急騰。24年8月期の連結業績を発表し好材料視されている。営業収益は47.22億円(前期比0.5%減)だったものの、営業利益は15.94億円(同0.3%増)、経常利益は15.79億円(同1.0%増)となった。主力プロダクトである「Wantedly Visit」の継続的な開発・改善を図るとともに、「Engagement Suite」の提供を進めており、24年8月末時点で登録企業ユーザ数は4.2万社、登録個人ユーザ数は409万人で、25年8月期も約5%の増収を見込んでいる。 <ST> 2024/10/15 11:42 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=15日前引け  15日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ    139161   35.2    28845 2. <1321> 野村日経平均   15016   260.3    41720 3. <1360> 日経ベア2    8633   -0.2    280.9 4. <1458> 楽天Wブル    8086   26.2    34080 5. <1579> 日経ブル2    7755   32.6    309.8 6. <1459> 楽天Wベア    5241   26.1     460 7. <1306> 野村東証指数   4461   191.0   2870.5 8. <1357> 日経Dインバ   4347   -13.4     115 9. <1365> iF日経Wブ   2689   139.7    44420 10. <1320> iF日経年1   2652   366.9    41590 11. <1568> TPXブル    1880   58.2    470.3 12. <1346> MX225    1715   65.5    41790 13. <1329> iS日経     1617   303.2    41840 14. <2243> GX半導体    1502   605.2    1942 15. <1475> iSTPX    1436   -2.9    282.6 16. <2644> GX半導日株   1400   660.9    1959 17. <1580> 日経ベア     1332   262.0   1504.5 18. <1655> iS米国株    1216   147.7    632.9 19. <1330> 日興日経平均   1170   175.9    41770 20. <2621> iS米20H   1129   83.6    1223 21. <2837> GX中小日株   1049 104800.0    2356 22. <1540> 純金信託      875   -32.7    12000 23. <1358> 日経2倍      828   85.2    54180 24. <2038> 原油先Wブル    749   -21.2    1771 25. <2558> MX米株SP    745   184.4    25290 26. <1489> 日経高配50    621   76.4    2257 27. <1456> iF日経ベ     606   944.8    2409 28. <2625> iFTP年4    595    5.1    2742 29. <1305> iFTP年1    586   154.8   2901.0 30. <1571> 日経インバ     583   72.0     567 31. <1343> 野村REIT    572   43.0   1840.0 32. <2641> GXリー日株    564  3033.3    3180 33. <1356> TPXベア2    558   18.2    322.4 34. <1615> 野村東証銀行    547   -12.3    332.6 35. <1671> WTI原油     518   145.5    3025 36. <2869> iFナ百Wブ    480   38.3    45660 37. <2244> GXUテック    446   92.2    2193 38. <1678> 野村インド株    417   90.4    375.4 39. <1545> 野村ナスH無    411   -35.2    30940 40. <2248> iFSP有     407  5714.3    45360 41. <2559> MX全世界株    397   483.8    21125 42. <1593> MX400     393  13000.0    25905 43. <1369> One225    384  1500.0    40620 44. <1367> iFTPWブ    340   137.8    36370 45. <1488> iFREIT    339  1155.6    1753 46. <1366> iF日経Wベ    337    1.2     289 47. <2563> iS米国株H    329   101.8    333.6 48. <2557> SMDトピク    315   221.4   2765.5 49. <2524> 農中東証指数    313   769.4   2812.5 50. <1348> MXトピクス    287  2291.7   2862.5 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2024/10/15 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・15日>(前引け)=マルマエ、ケイブ、広済堂HD  マルマエ<6264.T>=急動意。1500円台半ばで収れんする5日・25日移動平均線を絡めた値動きが続いていたが、きょうは一気に上放れる展開に。同社は半導体製造装置などで使われる真空チャンバーや電極などの精密部品加工を手掛けるが、足もとの業績は急回復途上にある。前週末11日取引終了後に発表した25年8月期の業績予想では営業利益が前期比10.3倍の16億円を見込んでいる。半導体製造装置の在庫調整が進展しているほか、アジアの半導体設備投資需要が拡大傾向にあり、収益を押し上げる見通し。前期、前々期と続いていた業績不振が様変わりとなることで、これがポジティブサプライズとなって投資資金を呼び込む格好となった。  ケイブ<3760.T>=ストップ高。ソーシャルゲーム(スマートフォンなどモバイル端末向けゲーム)の開発・運営を主力にライブ配信なども手掛ける。業績はヒット商品の輩出によって24年5月期を境に様変わりしている。前週末11日取引終了後に発表した25年5月期第1四半期(24年6~8月)決算は営業利益が前年同期比92%増の1億2900万円と倍増近い伸びを示した。同社は通期業績予想未開示ながら、足もとの業績高変化を手掛かり材料に短期筋の攻勢が顕著となっている。株価はここ1カ月以上にわたり調整色の強い展開だったが、きょうはマドを開けて25日移動平均線の上に頭を出しており、大勢トレンド転換を示唆している。  広済堂ホールディングス<7868.T>=物色の矛先向かいストップ高。前週末11日取引終了後、発表を延期していた4~6月期連結決算を開示。売上高は前年同期比14.6%増の87億5700万円、営業利益は同2.7倍の20億2100万円だった。火葬事業や斎場運営、葬儀サービスが伸び、全体を牽引した。これを手掛かりに買いを呼び込んでいる。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。  出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:34 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(前引け)=値上がり優勢、オルツがS高  15日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数286、値下がり銘柄数248と、値上がりが優勢だった。  個別ではオルツ<260A>がストップ高。セーフィー<4375>、プロパティデータバンク<4389>、ビズメイツ<9345>など4銘柄は年初来高値を更新。コンヴァノ<6574>、FIXER<5129>、識学<7049>、Heartseed<219A>、笑美面<9237>は値上がり率上位に買われた。  一方、光フードサービス<138A>、PRISM BioLab<206A>、キッズスター<248A>、ミラタップ<3187>、コアコンセプト・テクノロジー<4371>など11銘柄が年初来安値を更新。バリュエンスホールディングス<9270>、リックソフト<4429>、チームスピリット<4397>、グローバルウェイ<3936>、インターファクトリー<4057>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/10/15 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=15日前引け、iFSPWブ、日興SPレ2が新高値  15日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比47.2%増の2369億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同42.2%増の2023億円だった。  個別ではグローバルX S&P500配当貴族 <2236> 、iシェアーズ 米国高配当株 ETF <2013> 、NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株 <2846> 、グローバルX eコマース-日本株式ETF <2627> 、NEXT FUNDSS&P500(為替ヘッジあり) <2634> など24銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> 、NEXT 日経平均インバース <1571> 、NEXT NY ダウ・ベア・ドルヘッジETN <2041> 、iシェアーズ 米債25年ロング(為替ヘッジあり) <238A> など16銘柄が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きではグローバルX 半導体関連-日本株式 <2644> が4.37%高、上場インデックスファンド日経半導体株 <213A> が3.47%高、MAXIS日経半導体株上場投信 <221A> が3.41%高、NEXT FUNDS 日経半導体株指数連動型 <200A> が3.38%高、グローバルX 半導体 ETF <2243> が3.02%高と大幅な上昇。  一方、iFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> は20.00%安、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> は18.19%安、NEXT 原油ブル <2038> は6.05%安、WTI原油価格連動型上場投信 <1671> は4.42%安、NEXT NOMURA原油インデックス連動型上場投信 <1699> は4.00%安と大幅に下落した。  日経平均株価が626円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1391億6100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金970億3300万円を大きく上回る活況となった。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が150億1600万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が86億3300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が80億8600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が77億5500万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が52億4100万円の売買代金となった。 株探ニュース 2024/10/15 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、メタプラ、ケイブがS高  15日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数807、値下がり銘柄数536と、値上がりが優勢だった。  個別ではメタプラネット<3350>、ケイブ<3760>、テモナ<3985>、ニチダイ<6467>がストップ高。安江工務店<1439>、ジーエルテクノホールディングス<255A>、テンダ<4198>、日本オラクル<4716>、要興業<6566>など9銘柄は年初来高値を更新。ジェイ・エスコムホールディングス<3779>、メディアリンクス<6659>、ディー・エル・イー<3686>、日本電子材料<6855>、ハイレックスコーポレーション<7279>は値上がり率上位に買われた。  一方、マックハウス<7603>がストップ安。福留ハム<2291>、ギグワークス<2375>、黒谷<3168>、リスクモンスター<3768>、ダントーホールディングス<5337>など14銘柄は年初来安値を更新。日本色材工業研究所<4920>、アドテック プラズマ テクノロジー<6668>、日宣<6543>、IGポート<3791>、エストラスト<3280>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2024/10/15 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 ◎15日前場の主要ヘッドライン ・JINSHDがS高、25年8月期は増収増益で連続増配見通し ・FIXERが急反発、生成AIサービス成長し25年8月期は3期ぶり最終増益を予想 ・TSIHDが急伸し2008年以来の高値圏、上限4.68%の自社株買いを材料視 ・ビックカメラが急反発、今期は増収増益で3円増配見通し ・オルツがストップ高カイ気配、パーソナルAI分野での成長期待で評価機運高まる ・ソフトバンクGが活況高、アーム株急騰に追随し売買代金もトップに躍り出る ・広済堂HDはS高、4~6月期営業利益2.7倍 ・ケイブが急騰、6~8月期営業利益が倍増近い伸び達成で短期筋の攻勢顕著 ・富士ソフトが急伸、ベインが富士ソフトに1株9450円でTOBを正式に提案 ・マルマエがカイ気配スタートで一気に上放れ、今8月期営業益10倍化で投資資金集中 ・コスモス薬品に大口買い流入、6~8月期営業3割増益で対通期進捗率37%に ※ヘッドラインは記事配信時点のものです 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:31 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均15日前引け=4日続伸、626円高の4万232円  15日前引けの日経平均株価は4日続伸。前週末比626.65円(1.58%)高の4万232.45円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は1284、値下がりは300、変わらずは58と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を128.24円押し上げ。次いでSBG <9984>が120.94円、アドテスト <6857>が72.34円、中外薬 <4519>が42.71円、リクルート <6098>が25.45円と続いた。  マイナス寄与度は15.09円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、フジクラ <5803>が2.93円、スズキ <7269>が1.84円、野村総研 <4307>が1.68円、コナミG <9766>が1.32円と並んだ。  業種別では33業種中27業種が値上がり。1位は保険で、以下、銀行、電気機器、情報・通信が続いた。値下がり上位には石油・石炭、鉱業、電気・ガスが並んだ。 株探ニュース 2024/10/15 11:31 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 10月15日 11時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (3661) エムアップ   東証プライム (5885) ジーデップ   東証スタンダード (6264) マルマエ    東証プライム (3046) JINSHD  東証プライム (260A) オルツ     東証グロース ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄 市場 (5595) QPS研究所  東証グロース (7453) 良品計画    東証プライム (3103) ユニチカ    東証プライム (3791) IGポート   東証スタンダード (6668) ADプラズマ  東証スタンダード 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:30 みんかぶニュース 個別・材料 QPS研究所は急反発、6~8月期最終赤字も売上高成長は維持  QPS研究所<5595.T>は急反発。前週末11日取引終了後に発表した6~8月期単独決算は売上高が3億5000万円(前年同期比99.7%増)、最終損益が19億300万円の赤字(前年同期8600万円の赤字)だった。衛星の不具合に伴う特別損失の影響で損益面は落ち込んだものの、売上高は大幅増で引き続き成長路線を維持したことから、これを手掛かりに買われている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:25 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利は0.955%に上昇  15日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。国内連休中に米国市場において長期債価格が下落(金利が上昇)したことが重荷となった。  米国の債券市場は、14日はコロンブスデーの祝日で休場だった。前週末11日は主要国の株式相場の上昇を受けたリスク選好ムードの台頭で、安全資産とされる米国債の買い持ち高を圧縮する目的の売りが出た。  連休明け15日の日経平均株価は4万円台に乗せ、上げ幅が一時600円を上回るなど、株高が進行。円債に対して売り圧力を加える要因となった。財務省は同日午前、流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下)の実施を通告した。発行予定総額は6500億円程度。市場では波乱なく通過するとの見方が優勢となっている。  先物12月限は前営業日比9銭安の143円90銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント高い0.955%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:19 みんかぶニュース 個別・材料 JINSHDがS高、25年8月期は増収増益で連続増配見通し  ジンズホールディングス<3046.T>がストップ高の6160円に買われている。11日の取引終了後に発表した25年8月期連結業績予想で、売上高901億円(前期比8.6%増)、営業利益85億円(同8.5%増)、純利益52億3000万円(同11.9%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を前期比6円増の67円としたことが好感されている。  国内では引き続き有料オプションレンズの拡販などで一式単価を高め、既存店売上高前期比4.5%増(前期12.6%増)を計画するほか、前期の純増22店舗を上回る31店舗の純増を予定。海外では台湾における出店加速や米国での出店再開、中国・香港での収益性改善などを進め成長加速を狙う。一方で、今期はIT投資やマーケティング費用などの戦略投資を積み増すが、売り上げ増により吸収する見通しだ。  なお、24年8月期決算は、売上高829億9900万円(前の期比13.3%増)、営業利益78億3600万円(同61.7%増)、純利益46億7100万円(同2.7倍)だった。国内アイウェア事業が計画を上回り、純利益は従来予想の35億円を大きく上回って着地。期末配当予想も25円から41円(年61円)に増額された。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:17 みんかぶニュース 個別・材料 ミガロHDが3日ぶり反発、記念株主優待を実施へ  ミガロホールディングス<5535.T>が3日ぶりに反発している。11日の取引終了後、ホールディングス1周年記念株主優待を実施すると発表しており、好材料視されている。25年3月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、一律で1000円分のQUOカードを贈呈する。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:15 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株は上げ幅拡大 *11:11JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株は上げ幅拡大 15日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、149円44銭まで下落後は149円60銭台に戻した。3連休明けの東京株式市場で日経平均株価は前週末比600円超高に上げ幅を拡大し、40200円台に浮上。日本株高を好感した円売りが主要通貨を支えている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円44銭から149円83銭、ユーロ・円は163円01銭から163円43銭、ユーロ・ドルは1.0904ドルから1.0910ドル。 <TY> 2024/10/15 11:11 みんかぶニュース 市況・概況 キャスターが反発、AI社員派遣及びAIオリジナルキャラクター制作サービス開始◇  キャスター<9331.T>が大幅反発している。午前9時30分ごろ、オルツ<260A.T>との合弁会社LUVOが、AI社員派遣及びAIオリジナルキャラクター制作サービスの提供を10月15日に開始すると発表しており、これを好感した買いが流入している。  今回、提供を始めるAI社員派遣サービスは、AIへの企業や組織によるアウトソーシングニーズの高まりを受け、ニーズに応じた業務訓練を施したAI社員の派遣サービスを行うもの。一方、AIオリジナルキャラクター制作サービスでは、オルツが独自開発した「P.A.I.」技術を用いて、クライアントのニーズに合わせたオリジナルのAIキャラクターを制作し、ビジネスシーンやエンターテインメント、教育などへの活用を図るという。  また同社は午前9時ごろ、リモートアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズを含む提供サービスの累計導入社数が5000社を突破したと発表しており、これも好材料視されているようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:08 みんかぶニュース 個別・材料 キャスターが反発、AI社員派遣及びAIオリジナルキャラクター制作サービス開始◇  キャスター<9331.T>が大幅反発している。午前9時30分ごろ、オルツ<260A.T>との合弁会社LUVOが、AI社員派遣及びAIオリジナルキャラクター制作サービスの提供を10月15日に開始すると発表しており、これを好感した買いが流入している。  今回、提供を始めるAI社員派遣サービスは、AIへの企業や組織によるアウトソーシングニーズの高まりを受け、ニーズに応じた業務訓練を施したAI社員の派遣サービスを行うもの。一方、AIオリジナルキャラクター制作サービスでは、オルツが独自開発した「P.A.I.」技術を用いて、クライアントのニーズに合わせたオリジナルのAIキャラクターを制作し、ビジネスシーンやエンターテインメント、教育などへの活用を図るという。  また同社は午前9時ごろ、リモートアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズを含む提供サービスの累計導入社数が5000社を突破したと発表しており、これも好材料視されているようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:08 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比9銭安の143円90銭  債券市場で、先物12月限の前場終値は前営業日比9銭安の143円90銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:07 みんかぶニュース 市況・概況 15日中国・上海総合指数=寄り付き3265.7461(-18.5764)  15日の中国・上海総合指数は前営業日比18.5764ポイント安の3265.7461で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:07 注目トピックス 日本株 コスモス薬品---大幅反発、第1四半期は想定以上の大幅増益に *11:06JST コスモス薬品---大幅反発、第1四半期は想定以上の大幅増益に コスモス薬品<3349>は大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は116億円で前年同期比28.8%増となり、市場コンセンサスを20億円程度上回る形になっている。一般食品の粗利益率が大きく改善しているもよう。据え置きの通期計画は316億円で前期比0.3%増であり、大幅な上振れが意識される状況にもなっている。なお、同時に発表した9月既存店売上高は前年同月比4.2%減と、2カ月ぶりのマイナスになっている。 <ST> 2024/10/15 11:06 みんかぶニュース 個別・材料 IGポートは大幅続落、6~8月期純利益31%減  IGポート<3791.T>は大幅安で3日続落。前週末11日取引終了後に6~8月期連結決算を発表。純利益が前年同期比31.4%減の2億3100万円で着地しており、これが売り材料視されている。  売上高は同79.6%増の44億7900万円、営業利益は同34.9%増の4億4400万円だった。版権事業で一部作品のライセンス収入の一括計上があり、これが全体を牽引した。純利益については前年同期に営業外収益として投資事業組合運用益を計上した反動や税費用の増加が響いた。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:05 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前11時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1316、値下がり銘柄数は280、変わらずは48銘柄だった。業種別では33業種中29業種が上昇。値上がり上位に保険、銀行、サービス、電気機器、情報・通信など。値下がりで目立つのは鉱業、石油・石炭など。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 11:03 みんかぶニュース 市況・概況 11時の日経平均は588円高の4万194円、東エレクが117.88円押し上げ  15日11時現在の日経平均株価は前週末比588.36円(1.49%)高の4万194.16円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1314、値下がりは282、変わらずは46と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップは東エレク <8035>で、日経平均を117.88円押し上げている。次いでSBG <9984>が105.55円、アドテスト <6857>が68.92円、中外薬 <4519>が39.95円、リクルート <6098>が27.32円と続く。  マイナス寄与度は17.76円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、フジクラ <5803>が2.37円、コナミG <9766>が2.14円、野村総研 <4307>が1.61円、スズキ <7269>が1.51円と続いている。  業種別では33業種中29業種が値上がり。1位は保険で、以下、銀行、サービス、電気機器と続く。値下がり上位には鉱業、石油・石炭、鉄鋼が並んでいる。  ※11時0分4秒時点 株探ニュース 2024/10/15 11:01 みんかぶニュース 個別・材料 セガサミーが4日ぶり反発、「メタファー:リファンタジオ」が発売初日で100万本突破  セガサミーホールディングス<6460.T>が4日ぶりに反発している。11日の取引終了後、傘下のアトラスが同日付で全世界同時発売したゲーム「メタファー:リファンタジオ」の全世界累計販売本数(パッケージ版出荷数及びダウンロード版販売数)が、発売初日時点で100万本を突破したと発表しており、好材料視されている。  「メタファー:リファンタジオ」は、「ペルソナ3」「ペルソナ4」「ペルソナ5」を手掛けたクリエイターによる完全新作ファンタジーRPG。魔法が存在し、異形の怪物「ニンゲン」の脅威にさらされた世界を舞台に、幼なじみの王子にかけられた死の呪いを解く使命を受けた主人公が、王国の次期王を決める選挙に参加し、仲間と共に広大な世界に旅立つストーリーで、アクションとターン性コマンドバトルが融合した「ファスト&スクワッド」システムによる戦闘が楽しめることなどが特徴としている。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 10:58 GRICI 中国、台湾総統「新二国論」に激しい抗議 日台関係に危機をもたらす石破発言(2)【中国問題グローバル研究所】 *10:55JST 中国、台湾総統「新二国論」に激しい抗議 日台関係に危機をもたらす石破発言(2)【中国問題グローバル研究所】 ◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページ(※1)でも配信している「中国、台湾総統「新二国論」に激しい抗議 日台関係に危機をもたらす石破発言(1)【中国問題グローバル研究所】」の続きとなる。◆台湾メディア:石破茂が李強に「中日共同声明を堅持する」と叫んだのは日台関係に危機をもたらす10月11日、台湾の「中時新聞網」は<石破茂は李強に中日共同声明を堅持すると叫んだ 対日関係は危険になったか?>(※2)という見出しで、石破首相の「日中共同声明堅持」発言を問題視している。それによれば、民進党の元立法委員の沈福雄氏が石破発言に関して以下のように述べているとのこと。●石破茂が内閣を組閣した後、日中関係は悪化するのではなく、良くなる方向に動くだろう。●何と言っても李強との会談で台湾問題について石破は「中日共同声明を堅持する立場は変えていない」と明言したのだから。それは「一つの中国」を遵守することであり、「台湾独立を認めない」と表明したということになる。●政治家は権力を握る前と握った後では、まったく違うことを言うこともあるが、石破茂の場合は掌(てのひら)返しがひどすぎる。沈福雄元立法委員が出演した番組は、国民党の副総統に立候補した趙少康氏(2023年11月26日のコラム<台湾総統選、国民党支持率急上昇の謎が解けた>(※3)にある写真を参照)が主宰する「少康戦情室」というテレビ番組である。その番組では出演者が、日本の自民党総裁選挙前に台湾を訪問し頼清徳総統とも会談して民進党を喜ばせたことを踏まえ、「石破茂に期待を寄せた民進党を非常に失望させている」と述べている。◆中文圏のネット民に広がる石破首相への不信感中国大陸および大陸以外の中文圏のネット民の間では「石破茂への不信感」が広まっている。たとえば台湾関係では、以下のようなものがある。●自民党総裁選の前に台湾を訪問して頼清徳にまで会ったのは、「選挙活動」のために決まってるじゃないか。親中だと当選しないから、台湾を訪問して反中の姿勢を見せただけさ。●それでいて李強に会った瞬間にコロリと態度を変えて「台湾独立反対」を表明するために田中角栄を持ち出して「中日共同声明を堅持する」って言って見せるんだから、石破の言うことなんか、何も信じない方がいいよ。●「中日共同声明を堅持する」と李強に誓って見せることは、きっと早くから決まっていたんだぜ。だって、その埋め合わせをするために10月10日には山東昭子が引率する「日本の国会議員団」を祝賀のための台湾に派遣してるじゃないか。(筆者注:台湾の総統府のウェブサイト(※4)によれば、10月10日、自民党の元参議院議長を務めた山東昭子氏が「国会議員祝賀団」を引き連れて台湾を訪問し、午後頼清徳総統と会ったようだが、そのホームページには「日本の石破首相の指導の下」と書いてある。双方に良い顔をしようとして双方からの信用を失っている。)●そもそも日本の総理になったらすぐには議会解散をしないと選挙期間中にあれだけ言っていながら、その舌の根も乾かぬうちに回線宣言をしてしまったんだから、石破が何を言おうと、信頼などしちゃいけないよ。◆馬英九元総統が頼清徳の「新二国論」を批判10月10日、馬英九は双十節祝賀式典を欠席しただけでなく、<新二国論は違憲だ>とも述べている(※5)。報道によれば馬英九は「新二国論は違憲であるだけでなく、台湾の民衆を危険な境遇へと道連れしていく」と警告し、以下のように主張しているとのことだ。●中華民国の現行憲法によれば、台湾と本土は2つの国ではなく2つの地域であり、互いに平和的に共存できる。頼清徳の主張は憲法に違反しており、「新二国論」を提唱し、台湾海峡に緊張をもたらしたことで、世界は頼清徳を「トラブルメーカー」だと深刻に懸念している。●頼清徳路線を疑問視する多くの国際的な声があり、その中には頼清徳を「蔡英文前総統よりも挑発的だ」と批判するアメリカの「ワシントン・ポスト」や、ベルギーの首都ブリュッセルに拠点を置く世界的に有名な国際NGOもまた、「頼清徳は憲法や両岸人民関係条例に基づいて両岸問題を解決すべきで、挑発的な言葉を避けるべきだ」と、最近出した報告書で勧告している。●頼清徳は一刻も早く冷静になり、崖っぷちから引き返し、全台湾人民の幸福を第一に考え、不条理で違憲の「新二国論」を放棄し、台湾人民全員を危険にさらすのをやめるべきだ。(報道からの引用は以上)石破首相が李強首相との対談で、台湾問題について「日中共同声明の立場を堅持する」と明言したことを公開しなかったのは、日本のメディアだけのようだ。筆者が書かなかったら、日本は「そんなことはありませんでした」のままスルーするつもりだったのだろうか。筆者がいなくなった後は、誰が真相を明かす役割を果たしてくれるのだろうかと、肌寒く思う。この論考はYahoo!ニュース エキスパート(※6)より転載しました。「双十節」式典で演説する台湾の頼清徳総統(写真:ロイター/アフロ)(※1)https://grici.or.jp/(※2)https://www.chinatimes.com/cn/realtimenews/20241011005009-260407?chdtv(※3)https://grici.or.jp/4850(※4)https://www.president.gov.tw/NEWS/28776(※5)https://www.zaobao.com.sg/realtime/china/story20241010-5015085(※6)https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9c369c86038e2dc965dbde9d8b163fdb596830fe <CS> 2024/10/15 10:55 GRICI 中国、台湾総統「新二国論」に激しい抗議 日台関係に危機をもたらす石破発言(1)【中国問題グローバル研究所】 *10:54JST 中国、台湾総統「新二国論」に激しい抗議 日台関係に危機をもたらす石破発言(1)【中国問題グローバル研究所】 ◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページでも配信している(※1)遠藤 誉所長の考察を2回に渡ってお届けする。台湾の頼清徳総統は10月10日の「双十節」(建国記念日)式典演説で「中国には台湾を代表する権利はない」などと表明した。中国(大陸)はこれを「新二国論」として激しい抗議を展開している。台湾内でも国民党の馬英九元総統は事前に公表されていた頼清徳総統の主張に反対し、建国記念日祭典の出席を拒絶した。そのような中、石破首相が李強首相との会談で「台湾問題は日中共同声明を堅持」(=独立反対)と明言したことが台湾で「日台関係に危機をもたらす」と危険視されている。中文圏のネット民の間には「石破茂に対する不信感」広がっている。◆双十節における頼清徳総統の演説1911年10月10日に辛亥革命が勃発し1912年1月1日に「中華民国」が誕生するが、台湾はこの辛亥革命勃発の日を今も「中華民国」の建国記念日として祝賀する。「10」が二つあることから「双十節」とも呼ぶ。今年、113回目の「双十節」式典において、頼清徳総統が総統就任後初めての「双十節」演説(※2)で、「中華人民共和国(中国)には台湾を代表する権利はない」と表明した。それ以外にも両岸関係(中台関係)に関して概ね以下のような発言をしている。●中華民国はかつて国際社会から追放されたが、台湾国民は一度も自国を放棄したことはない。●現在、中華民国は台湾本島・澎湖島・金門馬祖に根を下ろしており、中華人民共和国には属しておらず、この地では民主主義と自由が栄えている。●台湾は国家主権を堅持しており、中国による侵犯と併合を許さない。(以上)頼清徳総統は10月5日に開催された「双十節」記念ベントでも「中華人民共和国は中華民国の祖国になり得ない」と述べており、その理由として「中華人民共和国は10月1日に75歳の誕生日を迎えたばかりだが、数日後に中華民国は113歳の誕生日を迎える」ことを挙げた。すなわち、中華人民共和国の方が若いのだから、「祖国」と言うのなら、「中華人民共和国の祖国が中華民国」と言えると皮肉ったわけだ。そうでなくとも頼清徳総統は今年5月の就任演説で、「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属しない」と述べている。したがって「双十節」式典で、頼清徳総統が何を言うかは事前にわかっていたので、台湾の国民党の馬英九元総統は、抗議を表明するために当日になって式典の出席を拒絶した。◆激しく燃え上がる中国大陸における頼清徳「新二国論」への批判10月10日、中国のありとあらゆる報道機関は「頼清徳双十講和」に対する激しい批判報道を展開した。国務院台湾事務弁公室(国台弁)は<頼清徳の“双十”講和は両岸の緊張を高め台湾海峡の平和と安定を激しく破壊する>(※3)という見出しで、双十講和を激しく批判した。批判概要は主として以下のようなものである。●頼清徳は講和の中で「互いに隷属しない」という「新二国論」を提唱し続け、「台湾独立」の誤謬を編み出し、分離主義的な見解を広め、海峡両岸間の敵意と対立を扇動した。これは、頼清徳が頑固に「台湾独立」の立場を堅持し、対立的な思考に満ち、絶えず挑発し、両岸の緊張を故意に悪化させ、台湾海峡の平和と安定を深刻に損なっていることを十分に表している。●中華民族の偉大なる復興を実現することは、現代の中華民族の最大の夢であり、それは常に(台湾海峡)両岸の同胞の未来と運命に影響を与えるものである。1840年のアヘン戦争後、外国の侵略を打ち負かし、民族解放に努め、民族統一を実現するために、中国人民は次々と前進し闘ってきた。●台湾は古くから中国の神聖なる領土であり、近代には外国の侵略軍に侵略され占領されて、台湾の民衆は大きな苦しみを味わった。1945年、中国人民は抗日戦争で大勝利を収め、それに伴い台湾は失地を回復した。1949年以降、中国の内戦の継続と外部勢力の干渉により、海峡両岸は長期にわたる政治的対立の特殊な状態に陥ったが、台湾は常に中国の領土の一部分であり、台湾の同胞は常に中華民族の一員であり、中華人民共和国政府は常に台湾を含む中国全土を代表する唯一の正当な政府であり、中国は常にすべての中国人民の偉大な祖国であり、一つの中国の原則を堅持することは常に国際社会の普遍的なコンセンサスである。●頼清徳は故意に国を分裂させる根拠を寄せ集め、「台湾独立」の命題を強引に植え付け、「民主主義対権威主義」という古い概念をくり返し、「民主と自由」を装って「外国に頼って独立を謀り」、「武力による独立を求める」ことを続け、台湾を「台湾独立」という戦車に結びつけようと試みているた。●頼清徳が何と言おうと、台湾が中国の一部としての法的地位と、海峡両岸が一つの中国に属しているという事実と現状を変えることはできない。われわれには、祖国の完全な統一を実現する自信と能力がある。いかなる人も、いかなる勢力も、民族の復興と国家統一という歴史的な大勢を阻むことはできない。われわれは「一つの中国」原則と「92年コンセンサス」を堅持し、広範な台湾同胞大衆と団結し、「台湾独立」分裂主義行為と外国の干渉とたくらみに反対し、両岸交流と協力を積極的に推進し、両岸の統合と発展を引き続き深化させ、祖国の統一を断固として推進する。(国台弁の抗議概要は以上)同様の抗議を中央テレビ局CCTV(※4)も報道し、さらに数えきれないほどの特集番組を展開して、中国側に立つ海外の見識者や政治家の賛同なども報道した。見識者の多くは「1971年10月25日の国連総会において通過した【第2758号決議】を重視すべきで、中華人民共和国はその決議により『中国を代表する唯一の国家』として認められたのだから、それを覆さない限り中華民国を国家として認めるのは国連決議に違反する」と主張した。言うまでもなく、中国の外交部も10月10日の定例記者会見(※5)で頼清徳の講和を徹底して批判し、「いかなる事態になっても中国の意思は変わらない」と断言した。石破首相が中国の李強首相と会談したのは、まさにこの真っただ中だったので、10月11日のコラム<石破首相、李強首相との会談で台湾問題に関し「日本は日中共同声明で定められた立場を堅持」と誓う>(※6)のような事態になったのは、中国としては、どんなに歓迎すべきことだったか、想像に難くない。この論考はYahoo!ニュース エキスパート(※7)より転載しました。「中国、台湾総統「新二国論」に激しい抗議 日台関係に危機をもたらす石破発言(2)【中国問題グローバル研究所】」に続く。「双十節」式典で演説する台湾の頼清徳総統(写真:ロイター/アフロ)(※1)https://grici.or.jp/(※2)https://www.youtube.com/watch?v=2J5Cz9tBzV4(※3)http://www.news.cn/tw/20241010/cfbabbb57f514762928ff3463d4a17af/c.html(※4)https://tv.cctv.com/2024/10/10/VIDELrcxu3PeuTEjRnv7EnQJ241010.shtml(※5)https://www.mfa.gov.cn/web/wjdt_674879/fyrbt_674889/202410/t20241010_11504884.shtml(※6)https://grici.or.jp/5675(※7)https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/9c369c86038e2dc965dbde9d8b163fdb596830fe <CS> 2024/10/15 10:54 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均の上げ幅が600円突破  日経平均株価の上げ幅が600円を突破。10時51分現在、603.17円高の4万208.97円まで上昇している。 株探ニュース 2024/10/15 10:52 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」2位に良品計画  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の15日午前10時現在で良品計画<7453.T>が「売り予想数上昇」で2位となっている。  同社は前週末11日の取引終了後、24年8月期の連結決算発表にあわせ、25年8月期の業績予想を開示した。営業収益は前期比10.9%増の7340億円と増収を計画する半面、営業利益は同2.0%減の550億円、最終利益は同8.6%減の380億円と減益を見込む。円安による業績押し上げ効果が今期はなくなると想定。生産・開発体制の強化に伴う費用の計上が利益を圧迫する。減益予想が示されたことにより株価が短期的に調整すると警戒した投資家の存在が、売り予想数の増加につながったようだ。  もっとも会社側によると、為替影響を除いたベースで今期の営業利益は実質的には増益となるという。連休明け15日の同社株は下値の堅い展開となったことで、売り方によるショートカバーが誘発され、プラス圏に浮上する場面もあった。24年8月の営業収益は前の期比13.8%増の6616億7700万円、営業利益は同69.4%増の561億3500万円、最終利益は同88.5%増の415億6600万円だった。 出所:MINKABU PRESS 2024/10/15 10:48 注目トピックス 日本株 サムティHD---大幅続伸、ヒルハウスがTOBの実施を正式発表 *10:48JST サムティHD---大幅続伸、ヒルハウスがTOBの実施を正式発表 サムティHD<187A>は大幅続伸。シンガポール系の投資ファンドである「ヒルハウス」が、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。TOB価格は3300円で、TOB期間は10月15日から11月26日まで。同TOB価格にサヤ寄せする動きが優勢となっている。先週末終値に対するプレミアムは7.1%であるが、先週末は買収報道が一部で伝わり、2800円レベルから急騰する展開となっていた。 <ST> 2024/10/15 10:48

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