新着ニュース一覧
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は弱含み、クロス円も追随
*10:47JST 東京為替:ドル・円は弱含み、クロス円も追随
15日午前の東京市場でドル・円は本日安値を下抜け、一時149円44銭まで値を下げた。節目の150円が視野に入り、米10年債利回りの低下でドル売りに振れやすい。ユーロ・円や豪ドル・円などクロス円も同様の展開となり、下落基調が続く。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円44銭から149円83銭、ユーロ・円は163円01銭から163円43銭、ユーロ・ドルは1.0904ドルから1.0910ドル。
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2024/10/15 10:47
新興市場スナップショット
D&Mカンパニー---反落、25年5月期第1四半期経常は前年同期比18%増と堅調も
*10:44JST <189A> D&Mカンパニー 853 -32
反落。11日の取引終了後に25年5月期第1四半期の業績を発表した。売上高は4.41億円(前年同期比44.1%増)、経常利益は0.86億円(同18.1%増)と堅調に推移している。F&Iサービスの債権買取社数が順調に増加したことや、C&Brサービスの大型の医療関連機器の販売等が寄与した。また、HR&OSサービスにおいても、アウトソーシングサービスの提供拡大に向け準備を進め、第2四半期以降の増収を見込んでいるという。ただ、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。
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2024/10/15 10:44
みんかぶニュース 市況・概況
15日香港・ハンセン指数=寄り付き21046.19(-46.68)
15日の香港・ハンセン指数は前営業日比46.68ポイント安の21046.19で寄り付いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:43
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(10時台)~サムティHD、マルマエなどがランクイン
*10:40JST 出来高変化率ランキング(10時台)~サムティHD、マルマエなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [10月15日 10:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<2524> NZAM TPX 111590 42820.592 337.09% 0.0034%<187A> サムティHD 2217000 475255.12 292.93% 0.0681%<6264> マルマエ 405700 107936.16 209.24% 0.129%<2557> SMDAMトピ 99460 44196.931 188.16% 0.0029%<1591> NFJPX400 9045 79270.055 161.2% 0.0072%<9216> ビーウィズ 170700 63041.18 158.84% -0.0632%<2805> エスビー 15700 21568.9 156.66% -0.009%<5595> QPS研究 4062700 1737859.94 152.76% 0.0758%<6668> プラズマ 249900 96646.08 151.08% -0.181%<3350> メタプラネット 1377400 651489.88 151% 0.157%<6659> メディアリンク 3560700 86371.06 150.19% 0.1294%<5129> FIXER 158700 39059.58 138.58% 0.1024%<9749> 富士ソフト 1066700 2796555.4 138.18% 0.0733%<2842> iFナ100ベ 7330 36468.345 135.26% -0.0098%<1651> iF高配40 30775 20965.948 133.02% 0.007%<7868> 広済堂HD 1003200 217627.98 129% 0.1616%<2641> GXGリーダー 86482 79139.671 125.02% 0.0063%<3048> ビックカメラ 2419300 1138654.26 124.44% 0.1392%<2625> iFTPX年4 194370 151055.296 123.01% 0.007%<3046> JINSHD 304400 702802.8 121.23% 0.1937%<4881> ファンペップ 2647500 119546.5 120.3% 0.023%<9270> バリュエンスH 278600 76799.02 110.96% -0.2444%<3791> IGポート 814300 771256.78 107.59% -0.1027%<1456> iF225ベア 224285 291755.309 102.67% -0.0126%<1488> iFJリート 193075 128940.741 97.5% -0.0022%<1369> One225 2821 56452.958 93.44% 0.0107%<1546> NFダウヘ無 2996 101721.136 92.9% 0.0213%<2525> NZAM 225 1185 18449.828 92.04% 0.0102%<2249> iF500Wベ 3790 29558.012 91.53% -0.0283%<2247> iF500H無 13073 109640.665 89% 1.95%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
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2024/10/15 10:40
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:149円50銭前後で推移、上値では利益確定売りも
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円58銭前後と前週末11日午後5時時点に比べ80銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=163円15銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、149円半ばでの値動き。前日の海外市場は米国がコロンブスデーで債券市場は休場、外為市場も薄商いだったが、ドルは一時149円98銭近辺まで上昇した。米国の大幅利下げ観測が後退するなど、ドル買い・円売りの動きが強まった。3連休明けの取引となったこの日の東京市場は、前日のNYダウが連日で最高値を更新するなど米株高の追い風はあったものの、150円ラインに接近したことで利益確定売りも強まりやや上値の重い展開となっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0907ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:39
みんかぶニュース 個別・材料
FIXERが急反発、生成AIサービス成長し25年8月期は3期ぶり最終増益を予想
FIXER<5129.T>が3日ぶりに急反発した。前週末11日の取引終了後に24年8月期の単体決算発表にあわせ、25年8月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比2.2%増の66億1100万円、最終利益予想は同60.9%増の2億5100万円とした。3期ぶりに増益となる見通しが示されたことを評価した買いが株価を押し上げたようだ。24年8月期の売上高は前の期比41.5%減の64億6800万円、最終利益は同88.7%減の1億5600万円だった。プロジェクト型サービスにおいて大型案件の規模が縮小した影響で大幅な減収減益となったが、計画に対しては上振れして着地した。25年8月期は政府や行政関連での新規開発案件の増加に取り組む方針。生成AIプラットフォームサービス「GaiXer」の販売増加を図る。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:38
みんかぶニュース 個別・材料
カヤックが7日ぶり反発、ニンテンドースイッチ向け「ケツバトラー」を12月12日発売
カヤック<3904.T>が7日ぶりに反発している。10時ごろ、小学館(東京都千代田区)の「コロコロコミック」とコラボレーションしたニンテンドースイッチ向けゲーム「ケツバトラー」を12月12日に発売すると発表しており、好材料視されている。
「ケツバトラー」は2人対戦専用のアクションゲーム。コントローラーを手で持たず、お尻でキャラクターを操作することが特徴で、お尻を振ることで武器を振り回し、パワーを溜めてお尻を突き出すと必殺技を繰り出すことができる。「コロコロコミック」の読者層である小学生にも親しみやすく、友達と全力でお尻を振りまくって大爆笑できる対戦ゲームとなっているという。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:37
みんかぶニュース 個別・材料
TSIHDが急伸し2008年以来の高値圏、上限4.68%の自社株買いを材料視
TSIホールディングス<3608.T>が急伸し、2008年以来の高値圏に浮上した。前週末11日の取引終了後、取得総数340万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.68%)、取得総額30億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。これを材料視した買いが入り、ショートカバーを誘ったようだ。取得期間は10月15日から2025年3月31日までで、取得した株式は同年4月30日に全数を消却する予定。同時に25年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算も発表した。売上高は前年同期比2.7%増の752億3000万円、経常損益は1億6700万円の赤字(前年同期は16億800万円の黒字)、最終損益は7億9100万円の赤字(同14億7200万円の黒字)となった。海外子会社での追加費用の計上を背景に経常損益の赤字額は想定よりも膨らんだものの、繰延税金資産の取り崩しが見直された結果、最終損益の赤字額は計画に対し縮小した。加えて、TSIHDは米国のアパレルメーカーで軍用ジャケットなどを手掛けるアルファ・インダストリーズと、日本における独占販売代理店契約を締結したとも発表している。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:35
注目トピックス 日本株
マイクロアド---BtoB企業向けの商談獲得ツール「ショウグン」の提供を開始
*10:32JST マイクロアド---BtoB企業向けの商談獲得ツール「ショウグン」の提供を開始
マイクロアド<9553>は15日、子会社のcoryが、BtoB企業向けの商談獲得ツール「ショウグン」の提供を開始すると発表。ショウグンは、coryが保有する企業データ・担当者データ・インテントデータと、マイクロアドのUNIVERSEが保有するビジネス系データを活用した商談獲得ツール。企業データ・担当者データ・インテントデータを活用することで導き出したターゲット企業に対し、最適な瞬間を捉えてアプローチを行う。近年、BtoB企業の商談獲得において、ターゲット企業のリスト化にかかる時間や、問い合わせのタイミングを逃す機会損失など、営業リソース不足による課題があり、新たな業務効率化ツールの需要が増えている。インテントデータは、顧客が特定の商品を検索・Webサイトを訪問するなどの行動パターンを示すデータ。活用することで、顧客が商品を検討しているタイミングやニーズを把握することができる。ターゲット企業の検討フェーズをリアルタイムで捉え、アプローチすることで商談数を伸ばすことができるという。企業・担当者リストの生成から、ショウグン独自のインテントデータを活用した見込み度の高い企業の判定、架電・フォーム営業の代行までをトータルに支援する。またマイクロアドのシラレルと連携し、自社サイトへの流入拡大を促すことで、商談獲得支援を最大化することができる 。今後、ショウグンとUNIVERSEが保有する膨大な消費行動データの連携を行うことで、商品力の強化を進めるとしている。
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2024/10/15 10:32
注目トピックス 日本株
マクセル---「DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローン」に基づく資金調達を実施
*10:31JST マクセル---「DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローン」に基づく資金調達を実施
マクセル<6810>は10日、日本政策投資銀行が提供するDBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローン(以下、同ローン)に基づく資金調達を実施したと発表。同ローンは、「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に基づき、貸付人であるDBJが対話を通じてマクセルのサステナビリティ経営高度化に資する適切なキー・パフォーマンス・インディケーター(以下、KPI)とサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、SPT)の設定を支援するとともに、貸付期間中の定期的な対話により、SPTの達成に向けた伴走を行う融資メニューである。同社は、イノベーションの追求を通じて「脱炭素社会」と「循環型社会」の達成をめざし、持続可能で誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献することを環境ビジョンとして掲げている。脱炭素社会の達成に向けた取り組みは、2050年度までのカーボンニュートラルの達成と、2030年度のCO2排出量を50%以上削減(2013年度比)することを目標としている。また、循環型社会の達成に向けて、廃棄物削減や複合プラスチックのリサイクル開始を2030年度目標に掲げている。今回設定したSPTは、同社がすでに公表している2030年度のCO2削減目標と整合して、同目標の達成に向けた中間目標として、2026年度のCO2排出量を51,343t-CO2まで削減することとした。このSPTの設定が野心的なものとして評価された。
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2024/10/15 10:31
注目トピックス 日本株
アンジェス---遺伝子治療用製品「コラテジェン」がブレイクスルーセラピーに指定された効果
*10:31JST アンジェス---遺伝子治療用製品「コラテジェン」がブレイクスルーセラピーに指定された効果
アンジェス<4563>は10日、「コラテジェン」が、ブレイクスルーセラピーに指定されたことで、今後の開発にどのような影響が出るのか、その効果や見通しについて発表した。「コラテジェン」は同社が米国において開発している遺伝子治療用製品で、米国食品医薬品局(FDA)よりブレイクスルーセラピーに指定された。ブレイクスルーセラピーは、FDAにより、重篤な症状の治療を目的とした薬剤の開発と審査を迅速化するために設計された制度で、この指定を受けたことは、臨床試験の結果により、その薬剤が臨床的に重要な評価項目において既存の治療法よりも顕著な改善を示す可能性があると認められたこととなる。今回「コラテジェン」がブレイクスルーセラピーの指定を受けたことにより、今後の審査期間の短縮(最近の実績で3~4か月程度)、また、申請した場合に承認される確率が一般的な製品よりも高い(過去の実績で約20ポイント)ことが期待される。
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2024/10/15 10:31
注目トピックス 日本株
GMOメディア---「キレイパスコネクト byGMO」オンライン診療機能を提供開始
*10:30JST GMOメディア---「キレイパスコネクト byGMO」オンライン診療機能を提供開始
GMOメディア<6180>は7日、GMOビューティーが提供する自由診療・美容クリニック向け経営支援プラットフォーム「キレイパスコネクト byGMO」が新たに「オンライン診療機能」の提供を開始したと発表。「オンライン診療機能」は、オンラインで診療から決済、商品の配送管理までできる機能。これにより、患者の通院や待ち時間の負担を軽減することで、時間が取れない患者の治療の継続に繋がるほか、遠方の患者への診療提供や定期的なフォローアップが容易にできるようになる。また、クリニックの運営コストの削減や競争力強化にもつながるなど、経営改善にも貢献が見込める。美容医療やアンチエイジング、発毛治療、ダイエット治療などの自由診療分野では、対面診療を必要としないカウンセリングや経過観察などをオンラインで済ませたいというニーズが高まっている。これまで「キレイパスコネクト byGMO」では、自由診療・美容クリニックのデジタル化を推進し、一気通貫で効率的な院内オペレーションの構築を支援してきたが、今回の「オンライン診療機能」の提供開始により、こうしたニーズに応え、オンラインで完結する医療提供フローを構築し、患者の利便性向上とクリニックの運営効率化を実現する。「オンライン診療機能」には、「オンライン決済機能」「配送管理機能」の2つの主要機能がある。この2つの機能を、既存の予約システム、WEB問診、電子カルテ、CRMと組み合わせることで、クリニックのニーズに応じたオンライン診療の環境構築を実現できるとしている。
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2024/10/15 10:30
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 10月15日 10時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(3661) エムアップ 東証プライム
(5885) ジーデップ 東証スタンダード
(6264) マルマエ 東証プライム
(3046) JINSHD 東証プライム
(3349) コスモス薬品 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(5595) QPS研究所 東証グロース
(7453) 良品計画 東証プライム
(3103) ユニチカ 東証プライム
(3791) IGポート 東証スタンダード
(6668) ADプラズマ 東証スタンダード
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:30
注目トピックス 日本株
GMOメディア---生成AIを活用した試験問題生成技術の特許を取得
*10:30JST GMOメディア---生成AIを活用した試験問題生成技術の特許を取得
GMOメディア<6180>は10日、問題生成装置、問題生成方法および問題生成プログラムに関する特許(特許番号:特許第7566195号)を2024年10月3日に取得したと発表。同社では、AIによる問題生成技術に関する特許取得は、2024年8月に取得した「クイズGPT(特許番号:特許第7546809号)」に続き2件目となる。今回の特許技術は、目的に応じた情報ソースを読み込ませることで、その情報に沿った複数選択肢の問題を自動的に生成できる技術。同社ではこの技術を活用し、科目「情報1」の小テストを簡単に作成できる「コエテコStudy byGMO」を提供している。教育現場では、科目「情報1」に対して、プログラミング教育の専門知識を持つ教員の不足や、学習教材を準備する困難性の高さなど、様々な課題を抱えている。これらの課題を解決するため、同ツールを通じた教務DXの支援に貢献するとしている。今後は、今回、特許を取得した技術を活用し、高等学校の科目「情報1」以外にも対応科目を拡大していく予定。また、高等学校の学習支援だけでなく、リスキリングを目的とした各種資格検定の対策講座への活用など、多様なシーンへの展開を広げていきたいと考えている。さらに、「コエテコStudy byGMO」だけではなく、クイズプラットフォーム「まいにちクイズボックス byGMO」で提供するクイズへの活用も予定している。
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2024/10/15 10:30
注目トピックス 日本株
日新---熊本県菊池郡大津町との立地協定締結
*10:29JST 日新---熊本県菊池郡大津町との立地協定締結
日新<9066>は10日、新たな営業倉庫建設用地として熊本県菊池郡大津町に土地を取得し、子会社の株式会社九州日新と共に同町と立地協定を締結したことを発表した。同社は、第7次中期経営計画の施策の一つとして、熊本県及び九州全域における半導体関連貨物等の国内集配・輸出入業務等に対応する倉庫の建設を、同町で計画している。当該倉庫の建設により、同社事業の拡大だけでなく、同町が進める「夢と希望がかなう元気大津」のまちづくりと、周辺地域の新規雇用創出や地域企業との連携等の地域経済活性化に貢献するものと考え、協定の締結に至った。取得した土地の所在地は熊本県菊池郡大津町、面積は12,974平方メートル。
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2024/10/15 10:29
注目トピックス 日本株
Lib Work---戸建住宅事業の受注速報
*10:29JST Lib Work---戸建住宅事業の受注速報
Lib Work<1431>は10日、同社戸建住宅事業の受注速報を発表した。2025年6月期の実績は、受注棟数が前年同期比111%、受注金額が同117%となった。同社の受注棟数は不動産売買契約書締結で1件としてカウントし、受注金額は土地代および建物金額の合算で算出している。また、受注金額は、消費税を除いて算出している。
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2024/10/15 10:29
GRICI
石破首相、李強首相との会談で台湾問題に関し「日本は日中共同声明で定められた立場を堅持」と誓う【中国問題グローバル研究所】
*10:23JST 石破首相、李強首相との会談で台湾問題に関し「日本は日中共同声明で定められた立場を堅持」と誓う【中国問題グローバル研究所】
◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページ(※1)でも配信している遠藤 誉所長の考察をお届けする。10月10日にラオスで中国の李強首相と会談した石破首相は、自分は田中角栄元首相の愛弟子だとして「日中友好」を重んじ、何よりも台湾に関して「日本は日中共同声明で定められた立場を堅持する」と誓った。10月10日の台湾の頼清徳総統の「二国論」演説で激しい批判を展開している中国は、この一言さえ引き出せば、あとはどうでもいいのである。日本のメディアでは、石破首相が強硬な姿勢で日本側の要求を主張したと、一斉に石破首相の姿勢を礼賛しているようだが、中国側から見ると、まったく別の景色が見えてくる。◆日本メディア、一斉に石破首相の主張を礼賛いつものことではあるが、日本のメディアは日本側に都合のいいことだけしか報道しないので、どのメディアも多少の違いはあるものの、おおむね以下のような論調で石破・李強会談を報道している。●石破首相は、8月の中国軍機による日本の領空侵犯など中国軍の活動について深刻な懸念を表明した。●石破首相は、深圳市の日本人学校に通う男児が襲われて死亡した事件の事実解明や邦人保護の徹底を求めた。●石破首相は、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、中国が続けている日本産水産物の禁輸措置について協議した。●石破首相は、中国のネットにおける反日的なSNSの取り締まりを要求した。●一方、石破首相は、師と仰ぐ、日中国交正常化を実現させた田中角栄元首相の言葉を引用し、「日中両国の指導者が明日のために話し合うことが大事だ」と呼びかけ、戦略的互恵関係を続けたいと表明した。(日本メディア報道の例は以上)このように日本メディアは、あたかも「石破首相が勇ましく日本側の主張を中国側に突き付けた」というトーンで報道しており、最後の田中角栄元首相に触れた報道は少なかった。◆李強・石破会談に関する中国側の報道中国の外交部は10月10日夜9時31分、<李強は日本の首相石破茂と会見した>(※2)という見出しで、会見の模様を報道した。以下、中国側が発表した李強発言と石破発言の概略を示す。李強:習近平国家主席が(石破首相就任祝電で)指摘したように、中国と日本は一衣帯水の隣国であり、平和共存、永遠の友好、互恵協力の道を追求することが両国国民の基本的利益だ。日本が中日間の四つの政治文書の原則と合意を真摯に遵守し、二国間関係の正しい方向をしっかりと維持し、二国間関係の政治的基盤を維持し継続することを期待する。日本が、両国間の戦略的互恵関係を包括的に推進し、新たな時代の要請に応える建設的で安定した中日関係の構築に努めることを期待する。李強:中国と日本の発展はお互いにとって挑発ではなく重要な機会である。中国は日本と協力してそれぞれの比較優位性をさらに活用し、技術革新、デジタル経済、グリーン開発などの分野での協力のための新たな成長点をさらに模索し、輸出管理対話メカニズムをうまく活用し、産業サプライチェーンの安定性と円滑性、および世界的な貿易システムの維持に取り組んでいきたい。また共同で地域の平和と繁栄発展を促進していきたい。石破:日中両国は現在、戦略的互恵関係を包括的に推進し、建設的で安定した二国間関係の構築に努める方向で進んでいる。日本は中国と協力して将来を見据え、ハイレベル交流を強化し、あらゆるレベルでの対話と意思疎通を密接に行い、協議を通じて懸案問題を解決し、互恵協力を引き続き推進し、日中関係を安定的かつ長期的に促進していきたいと望んでいる。日本は中国との「ディカップリング(切り離し)や関係の断絶」をするつもりは全くなく、各領域における実務協力を深め、その成果が両国のより多くの国民に利益をもたらすよう希望している。台湾問題については、日本は≪日中共同声明≫で定められた立場を堅持しており、変更する意思は全くない。日本は国際問題や地域問題について中国との意思疎通を強化し、課題に対処していきたいと考えている。(以上)このように中国側から見れば、石破首相は模範的な表明をしていることになる。「≪日中共同声明≫で定められた立場を堅持する」ということはすなわち、「一つの中国」を堅持し、「台湾独立を絶対に認めない」ということに相当する。もちろん日本側は石破首相が、中国が喜ぶ満額回答をしていることは一切報じないが、中国の外交部は、少なくとも石破首相が言っていないことを発表したりするようなことはしない。そのようなことをしたら、たちどころに日本側からクレームが来るのを知っているからだ。日本の外務省あるいは駐中国の日本大使館などが異議を表明してないということは,石破首相はまちがいなく中国外交部が発表した言葉を言っているということになる。◆中国にとってはコントロールしやすい石破内閣中国にとっては、総理になったら靖国神社を参拝すると公言した高市早苗議員が総理にならなかっただけでも歓迎すべきことだと思っている。懸念は石破氏が自民党総裁選前に台湾を訪問していたことだったが、このたびの李強との会談で、「台湾独立は支援しません」と誓ったようなものだから、これで、その懸念材料はほぼなくなった。中国にとって石破茂個人に関する懸念は、内閣を組むまではさまざまあったが、その後に発表された石破内閣のメンバーを見て、「おおかた親華(親中)」とみなしており、御しやすいとみなしていた。加えて今般、台湾問題について、田中角栄の名前まで出して、日中国交正常化の時の基本方針を堅持すると誓ったのだから、もう何の心配もない。石破氏が総理になる前から唱えてきた「アジア版NATO」は、総理大臣所信表明で自ら封印してしまったし、アジアのどの国が日本ごときと軍事同盟を組む可能性があるかと、中国は石破の国際感覚を、今ではバカにしている。中国政府自身はそのようなことは言わないが、中国のネットに湧き出ている声を削除していないので、中国政府もネットの声に肯定的だということが窺(うかが)える。総体的に見て、「石破には現在進行している国際的時局を見る目が皆無だ」と思っているので、台湾問題に関して田中角栄が発表した「日中共同声明」を模範とすると誓ってくれれば、それ以外のことはどうでもいいのである。中国は今、同じ10月10日に台湾の頼清徳総統が講演で表明した「二国論」への批判に燃え上がっており、他のことにはほぼ無関心だ。頼清徳発言と、石破首相外交デビューのASEAN諸国にとってのアジア版NATOに関しては、別途改めて論じたいと思う。この論考はYahoo!ニュース エキスパート(※3)より転載しました。写真: 出典:新華社(※1)https://grici.or.jp/(※2)https://www.fmprc.gov.cn/zyxw/202410/t20241010_11505060.shtml(※3)https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7c87345f7a3b948525d9c7db095e064a49055446
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2024/10/15 10:23
みんかぶニュース 個別・材料
Sansanは反落、6~8月期最終赤字転落
Sansan<4443.T>は反落。前週末11日取引終了後に6~8月期連結決算を発表。売上高は95億8400万円(前年同期比27.7%増)となったものの、最終損益は3億7200万円の赤字(前年同期3100万円の黒字)に転落して着地しており、これが売り材料視されている。
主力の名刺管理サービス「Sansan」やインボイス管理サービス「Bill One」の契約件数が引き続き好調だったほか、名刺アプリ「Eight」も伸びた。一方、損益面では株式報酬関連費用の増加が響き最終赤字となった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:21
みんかぶニュース 個別・材料
ビーウィズは大幅安、6~8月期減収減益を嫌気
ビーウィズ<9216.T>は大幅安。前週末11日取引終了後に6~8月期連結決算を発表。売上高が前年同期比5.8%減の90億9300万円、営業利益が同40.7%減の3億8200万円となっており、これが嫌気されている。
前年に電力高騰に伴う業務量の増加が見られた電力業界向けの反動減や、新型コロナウイルス関連案件の完全終了が響いた。なお、通期の増収増益見通しは据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:19
注目トピックス 日本株
広済堂HD---ストップ高、第1四半期大幅増益決算を好感
*10:19JST 広済堂HD---ストップ高、第1四半期大幅増益決算を好感
広済堂HD<7868>はストップ高。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は20.2億円で前年同期比2.7倍となっている。葬祭収益セグメントにおいて式場増設効果が継続したほか、資産コンサルティングセグメントでは大型プロジェクト案件が貢献したようだ。通期予想の80億円、前期比50.3%増に対し、例年第1四半期の売上は相対的に低水準であることからも好進捗と捉えられ、上振れ期待が高まる状況となっているもよう。
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2024/10/15 10:19
みんかぶニュース 個別・材料
ビックカメラが急反発、今期は増収増益で3円増配見通し
ビックカメラ<3048.T>が急反発している。11日の取引終了後に発表した25年8月期連結業績予想で、売上高9520億円(前期比3.2%増)、営業利益265億円(同8.7%増)、純利益152億円(同9.3%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を前期比3円増の36円としたことが好感されている。
引き続きインバウンドマーケットの拡大を見込むほか、インターネット通販のてこ入れが奏功する見通し。賃上げに伴う人件費増を見込むものの、売り上げ増により吸収する見通しだ。
なお、24年8月期決算は、売上高9225億7200万円(前の期比13.1%増)、営業利益243億8800万円(同71.6%増)、純利益139億800万円(同4.7倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:17
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は安値圏、米金利の低下で
*10:17JST 東京為替:ドル・円は安値圏、米金利の低下で
15日午前の東京市場でドル・円は149円50銭台と、本日安値圏でのもみ合いが続く。日経平均株価は伸び悩むものの、40000円台を維持し円買いを抑制。ただ、米10年債利回りの低下でドル売りに振れやすく、主要通貨は対ドルで底堅く推移する。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円56銭から149円83銭、ユーロ・円は163円11銭から163円43銭、ユーロ・ドルは1.0904ドルから1.0910ドル。
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2024/10/15 10:17
みんかぶニュース 個別・材料
インターアクは5日続落、25年5月期業績予想を上方修正も買い続かず
インターアクション<7725.T>は5日続落している。11日の取引終了後、25年5月期の連結業績予想について、売上高を64億9300万円から65億6000万円(前期比15.4%減)へ、営業利益を8億4400万円から9億8700万円(同37.4%減)へ、純利益を5億5900万円から6億5200万円(同42.4%減)へ上方修正し、これを受けて朝方は高く始まったものの、買いが続かなかった。第1四半期において貸倒引当金の戻し入れを実施したことや、IoT関連事業で製品の納品が想定よりも前倒しで進捗していることなどが要因としている。
同時に発表した第1四半期決算は、売上高23億5300万円(前年同期比35.3%増)、営業利益8億1400万円(同3.9倍)、純利益5億2900万円(同3.5倍)だった。IoT関連事業で国内顧客向け新型光源装置及び瞳モジュールの販売が好調に推移したことなどが牽引した。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:16
みんかぶニュース 個別・材料
サムティHDが大幅に3日続伸、ヒルハウスによるTOB価格3300円にサヤ寄せ
サムティホールディングス<187A.T>が大幅に3日続伸し新高値をつけた。オルタナティブ資産運用を手掛ける投資ファンドのヒルハウス・インベスト・マネジメントが前週末11日の取引終了後、サムティHDに対し1株3300円でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。サムティHDの株価はTOB価格にサヤ寄せする動きをみせている。買付予定数の下限は1512万7400株で、上限は設定していない。買い付け期間は10月15日から11月26日まで。TOB成立後、所定の手続きを経てサムティHDは上場廃止となる見通し。不動産資産の開発・運営・管理を手掛けるサムティHDはTOBに対し賛同の意見を表明した。ヒルハウスを戦略的パートナーとして選定し成長を図る方針。東京証券取引所は11日、サムティHDを監理銘柄(確認中)に指定した。
今回のTOBの発表に先立ち、東洋経済オンラインは11日の取引時間中、「東証プライム上場の不動産会社『サムティホールディングス(HD)』を、シンガポール系の投資ファンド『ヒルハウス』がTOB(株式公開買い付け)によって買収する方針を固めたことが東洋経済の取材でわかった」と報じた。これを受け、東証はサムティHD株式の売買を同日午後2時20分から終日停止する措置をとった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:09
みんかぶニュース 個別・材料
クックビズは反落、戦略投資強化で12~8月期営業減益
クックビズ<6558.T>は反落。前週末11日取引終了後に発表した23年12月~24年8月期連結決算は売上高が25億6800万円(前年同期比29.0%増)、営業利益が1億1800万円(同37.4%減)だった。通期で増収増益を見込んでいるだけに失望売りを誘ったようだ。
人流回復とインバウンド需要の増加を背景とした飲食業界の人材採用ニーズの高まりが継続していることが追い風となった。ただ、利益面では人材採用をはじめとした戦略投資の強化が重しとなった。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:08
みんかぶニュース 個別・材料
オルツがストップ高カイ気配、パーソナルAI分野での成長期待で評価機運高まる
オルツ<260A.T>が急速人気化し100円高はストップ高となる685円でカイ気配に張り付いている。前週末11日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄で、上場初日は公開価格を5.6%上回る570円で初値を形成し、同日の高値も590円止まりと比較的地味なデビューとなったが、上場2日目となるきょうは改めて大口の資金が流入し株価を押し上げる格好となっている。人工知能(AI)開発を手掛け、カスタマイズされた生成AI技術を反映したデジタルクローン技術などに注目が集まっている。「前週末に都内で開催された上場会見を経て、パーソナルAI分野でのリーディングカンパニーとしての位置づけで改めて評価された」(中堅証券ストラテジスト)という見方が示されている。米国ではエヌビディア<NVDA>関連としてAIソフトウェアを手掛ける銘柄に物色の矛先が向き始めていることも、同社株に追い風となっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:06
みんかぶニュース 市況・概況
◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数
午前10時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は1182、値下がり銘柄数は402、変わらずは60銘柄だった。業種別では33業種中26業種が上昇。値上がり上位に保険、銀行、サービス、情報・通信、医薬品など。値下がりで目立つのは鉱業、石油・石炭など。
出所:MINKABU PRESS
2024/10/15 10:04
注目トピックス 日本株
ビックカメラ---大幅反発、前期実績・今期見通しともにコンセンサス上振れ
*10:04JST ビックカメラ---大幅反発、前期実績・今期見通しともにコンセンサス上振れ
ビックカメラ<3048>は大幅反発。先週末に24年8月期の決算を発表、営業利益は244億円で前期比71.6%増となり、市場予想を10億円強上回る着地になっている。コジマやTDモバイルなどが想定を上振れのもよう。25年8月期は265億円で同8.7%増の見通し。市場コンセンサスは250億円程度であったとみられる。ビックカメラの免税売上拡大などを見込んでいるようだ。想定以上の決算に加えて、18日発表予定の新中計にも期待が先行。
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2024/10/15 10:04
注目トピックス 日本株
JINSHD---ストップ高、前期は大幅上振れ着地で増配も
*10:03JST JINSHD---ストップ高、前期は大幅上振れ着地で増配も
JINSHD<3046>はストップ高。先週末に24年8月期の決算を発表、営業利益は78.4億円で前期比61.7%増となり、従来計画の63億円を大きく上回る着地に。国内アイウエア事業において、夏季にかけ可視光調光レンズなどのオプションレンズやサングラスといった季節性商品の需要が増加した。年間配当金も従来計画の45円から61円に大幅増配。25年8月期営業利益も前期比8.5%増の85億円と増益計画、年間配当金は前期比6円増の67円を計画している。
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2024/10/15 10:03
みんかぶニュース 市況・概況
10時の日経平均は398円高の4万4円、SBGが103.18円押し上げ
15日10時現在の日経平均株価は前週末比398.53円(1.01%)高の4万4.33円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1184、値下がりは402、変わらずは56と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。
日経平均プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を103.18円押し上げている。次いで東エレク <8035>が82.86円、アドテスト <6857>が58.40円、中外薬 <4519>が36.20円、リクルート <6098>が24.37円と続く。
マイナス寄与度は46.17円の押し下げでファストリ <9983>がトップ。以下、ファナック <6954>が4.77円、コナミG <9766>が3.95円、フジクラ <5803>が3.32円、富士フイルム <4901>が2.66円と続いている。
業種別では33業種中26業種が値上がり。1位は保険で、以下、銀行、サービス、情報・通信と続く。値下がり上位には鉱業、石油・石炭、鉄鋼が並んでいる。
※10時0分9秒時点
株探ニュース
2024/10/15 10:01