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注目トピックス 市況・概況
日経平均大引け:前日比312.62円高の39958.87円
*15:36JST 日経平均大引け:前日比312.62円高の39958.87円
日経平均は前日比312.62円高の39958.87円(同+0.79%)で大引けを迎えた。なお、TOPIXは前日比14.55pt高の2751.74pt(同+0.53%)。
<CS>
2025/01/23 15:36
みんかぶニュース 市況・概況
<動意株・23日>(大引け)=フジクラ、ギグワークスなど
フジクラ<5803.T>=未踏の7000円台乗せ。5連騰、朝方に500円を超える上昇で7482円まで買われる場面があり連日で上場来高値を更新している。買い一巡後は利益確定売りで上げ幅を縮小しているが7000円台で売り物をこなしている。米国で約78兆円規模の巨額のAIインフラ計画が発表され、ソフトバンクグループ<9984.T>と米オープンAI、米オラクル<ORCL>などが共同出資で新会社を設立して開発投資を行う。生成AIで必須のインフラとなるデータセンター向けに、光ファイバーケーブルや光関連部品を手掛けるフジクラはその象徴株として物色人気の中心軸にいる。
ギグワークス<2375.T>=仮想通貨関連の低位株として急速人気化。株価が低位に位置することで、値ごろ感も手伝って個人投資家などの短期筋の攻勢を誘発している。同社はIT技術者の派遣やシステム開発などを手掛けるが、世界的に生成AI市場が急成長をみせるなか、生成AIを活用したビジネス分野に踏み込んでいる。また、仮想通貨関連の一角としても存在感を示す。トランプ米大統領がビットコインなど仮想通貨を政策的に後押しする姿勢を明確に打ち出すなか、ビットコイン価格は昨年1年間で2倍以上となり、10万ドル大台に乗せ話題となった。米国株市場では仮想通貨関連株への物色意欲が旺盛で、東京市場にもその流れが波及している。ギグワークスはクシム<2345.T>の子会社と共同開発する「SNPIT」の独自トークンが昨年12月初旬から国内暗号資産取引所で取引開始となっており、25年10月期に収益への計上が期待されている。
巴川コーポレーション<3878.T>=底値圏を一気に上放れる展開。トランプ米大統領が米国での巨額のAI開発投資計画を打ち出したことを受け、前日からフジクラ<5803.T>や古河電気工業<5801.T>など光ファイバー関連が急速人気化する動きとなった。この流れを受け光関連部品などデータセンター向けで需要獲得が見込める製品を手掛けるメーカーにスポットが当たっている。巴川コーポは電子材料分野が収益の柱を担い、かつての製紙メーカーからは完全に脱却しているが、半導体実装用テープなどのほか、光学フィルムや光デバイス関連製品の製造も行う。光デバイスでは光ファイバーをコンパクトにまとめる配線部品や超柔軟性光ファイバーテープ心線「オプタクセス」などを手掛けており、データセンター関連の一角として頭角を現している。PER8倍未満でPBRは会社解散価値の半値水準である0.5倍と割安感が際立っており、3ケタ台の株価は大幅な水準訂正を期待した買いを呼び込む背景となった。
日本空港ビルデング<9706.T>=大幅高で続伸。同社は22日取引終了後、東京国際空港(羽田)の国内線旅客取扱施設利用料を4月1日から値上げすると発表。これが材料視されているようだ。大人(12歳以上)は現行の370円から450円に、子ども(3歳以上12歳未満)は180円から220円にそれぞれ変更。施設に係る固定的費用や運用経費などの変動的費用の増加が主な理由だとしている。
塩水港精糖<2112.T>=急動意。22日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を308億円から323億円(前期比2.4%増)へ、営業利益を17億円から29億円(同94.0%増)へ上方修正すると発表。あわせて配当予想も増額しており、これらを好感した買いが膨らんでいる。主力の砂糖事業でインバウンドや観光需要の回復、夏場の猛暑を追い風に飲料ユーザー向けが好調だった影響を織り込んだ。オリゴ糖事業の販売好調も寄与する見通し。配当予想は5円から10円(前期9円)に引き上げた。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 15:35
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買動向=23日大引け、全銘柄の合計売買代金2834億円
23日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.1%減の2834億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同10.5%減の2364億円だった。
個別ではSPDRゴールド・シェア <1326> 、iFreeETF S&P500(ヘッジあり) <2248> 、iシェアーズ S&P 500 トップ 20 <313A> 、グローバルX US テック・配当貴族 ETF <283A> 、上場インデックスファンド(ダウ平均)為替ヘッジなし <2235> など16銘柄が新高値。iFree 米債 7-10年(為替ヘッジあり) <2016> 、NZAM 上場投信 東証REIT Core指数 <2527> 、SMT ETF国内リート厳選投資 <258A> 、NEXT NOTES 金先物 ベア ETN <2037> が新安値をつけた。
そのほか目立った値動きでは純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> が4.50%高、WisdomTree 産業用金属 <1686> が4.15%高、VIX短期先物指数ETF <318A> が3.40%高と大幅な上昇。
一方、iFreeETF S&P500 インバース <2238> は3.03%安と大幅に下落した。
日経平均株価が312円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1500億4000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1376億7700万円も上回った。
その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が173億2400万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が165億5400万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が152億2900万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が117億8900万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が91億2400万円の売買代金となった。
株探ニュース
2025/01/23 15:35
みんかぶニュース 市況・概況
東証グロース(大引け)=値下がり優勢、STGがS高
23日大引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数209、値下がり銘柄数357と、値下がりが優勢だった。
個別ではSTG<5858>がストップ高。レナサイエンス<4889>は一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトフロントホールディングス<2321>、グロービング<277A>、サークレイス<5029>、リアルゲイト<5532>など5銘柄は昨年来高値を更新。トゥエンティーフォーセブン<7074>、ティムス<4891>、クラスターテクノロジー<4240>、ジェリービーンズグループ<3070>、グラッドキューブ<9561>は値上がり率上位に買われた。
一方、TMH<280A>、WACUL<4173>、コアコンセプト・テクノロジー<4371>、カルナバイオサイエンス<4572>、Waqoo<4937>など6銘柄が昨年来安値を更新。フィスコ<3807>、ククレブ・アドバイザーズ<276A>、BBDイニシアティブ<5259>、オンコリスバイオファーマ<4588>、シャノン<3976>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2025/01/23 15:33
みんかぶニュース 市況・概況
ETF売買代金ランキング=23日大引け
23日大引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。
売買代金
銘柄名 売買代金 増加率(%) 株価
1. <1570> 日経レバ 150040 -14.9 28140
2. <1360> 日経ベア2 17324 18.2 278.7
3. <1321> 野村日経平均 16554 7.8 41480
4. <1357> 日経Dインバ 15229 1.5 11355
5. <1458> 楽天Wブル 11789 -13.4 33300
6. <1579> 日経ブル2 9124 -17.6 302.7
7. <1459> 楽天Wベア 5103 -22.1 458
8. <1306> 野村東証指数 4429 69.8 2888.5
9. <1540> 純金信託 3158 50.9 13035
10. <1489> 日経高配50 3011 169.1 2252
11. <2243> GX半導体 2851 112.6 2038
12. <1655> iS米国株 2317 -10.2 687.9
13. <1308> 日興東証指数 2210 750.0 2864
14. <1320> iF日経年1 2142 2.6 41370
15. <316A> iFFANG 2092 16.2 2002
16. <1365> iF日経Wブ 1982 -5.6 43300
17. <1329> iS日経 1897 32.1 41640
18. <1568> TPXブル 1827 2.0 471.4
19. <1330> 日興日経平均 1640 16.3 41580
20. <1615> 野村東証銀行 1602 65.3 387.9
21. <1348> MXトピクス 1406 918.8 2847.5
22. <2558> MX米株SP 1294 -4.6 27345
23. <2244> GXUテック 1246 -23.7 2609
24. <1545> 野村ナスH無 1237 59.8 34480
25. <1343> 野村REIT 1203 90.6 1769.5
26. <1346> MX225 1151 61.0 41190
27. <2644> GX半導日株 1065 -33.0 1933
28. <1358> 日経2倍 912 -29.6 52890
29. <2869> iFナ百Wブ 846 -16.8 49720
30. <2631> MXナスダク 638 106.5 24470
31. <1678> 野村インド株 591 0.2 350.3
32. <2621> iS米20H 556 -24.0 1116
33. <1366> iF日経Wベ 549 0.2 286
34. <1557> SPDR5百 502 0.4 94900
35. <1356> TPXベア2 437 -0.5 314.8
36. <1671> WTI原油 417 -66.0 3430
37. <1580> 日経ベア 401 -22.1 1501.5
38. <1547> 日興SP5百 387 -15.7 10310
39. <2569> 日興NQヘ有 384 220.0 3362.0
40. <1475> iSTPX 365 151.7 284.1
41. <2568> 日興NQヘ無 340 486.2 5861
42. <1476> iSJリート 312 132.8 1698
43. <1571> 日経インバ 289 -69.0 565
44. <1326> SPDR 288 -32.1 39800
45. <2036> 金先物Wブル 280 -6.7 76270
46. <1478> iS高配当 275 276.7 3720
47. <2840> iFEナ百無 269 -35.3 1970
48. <2854> GXテック日 265 6525.0 1642
49. <200A> 野村日半導 261 -64.1 1764
50. <1542> 純銀信託 260 94.0 14300
※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日に比べた増減率(%)
株探ニュース
2025/01/23 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
日経平均23日大引け=4日続伸、312円高の3万9958円
23日の日経平均株価は前日比312.62円(0.79%)高の3万9958.87円と4日続伸し取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は637、値下がりは935、変わらずは68と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。
日経平均プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を103.58円押し上げ。次いでアドテスト <6857>が60.76円、ファストリ <9983>が41.73円、TDK <6762>が27.13円、リクルート <6098>が26.14円と続いた。
マイナス寄与度は8.42円の押し下げでディスコ <6146>がトップ。以下、信越化 <4063>が8.22円、レーザーテク <6920>が6.71円、東エレク <8035>が5.92円、ニトリHD <9843>が5.51円と並んだ。
業種別では33業種中26業種が値上がり。1位は非鉄金属で、以下、その他製品、機械、不動産業が続いた。値下がり上位には電気・ガス、医薬品、倉庫・運輸が並んだ。
株探ニュース
2025/01/23 15:32
みんかぶニュース 市況・概況
東証スタンダード(大引け)=値下がり優勢、インスペック、ReYuuがS高
23日大引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数575、値下がり銘柄数788と、値下がりが優勢だった。
個別ではインスペック<6656>、ReYuu Japan<9425>がストップ高。巴コーポレーション<1921>、弘電社<1948>、塩水港精糖<2112>、クオンタムソリューションズ<2338>、昭栄薬品<3537>など15銘柄は昨年来高値を更新。ギグワークス<2375>、エヌエフホールディングス<6864>、リベルタ<4935>、イメージ ワン<2667>、くろがね工作所<7997>は値上がり率上位に買われた。
一方、まんだらけ<2652>、日本マクドナルドホールディングス<2702>、MERF<3168>、オルトプラス<3672>、ミズホメディー<4595>など7銘柄が昨年来安値を更新。山大<7426>、ウエストホールディングス<1407>、ネクスグループ<6634>、ジェーソン<3080>、北川精機<6327>は値下がり率上位に売られた。
株探ニュース
2025/01/23 15:32
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月23日 15時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4676) フジHD 東証プライム
(6315) TOWA 東証プライム
(2914) JT 東証プライム
(186A) アストロHD 東証グロース
(303A) visumo 東証グロース
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4676) フジHD 東証プライム
(4902) コニカミノル 東証プライム
(4812) 電通総研 東証プライム
(3048) ビックカメラ 東証プライム
(4324) 電通グループ 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 15:30
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は伸び悩み、利益確定売りで
*15:18JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、利益確定売りで
23日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、156円75銭まで上昇後はやや失速した。米10年債利回りの小幅低下でややドル売りに振れ、ユーロ・ドルは下げ渋る展開に。一方、ユーロ・円は163円台に浮上したが、ドル・円に追随し値を下げた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円28銭から156円75銭、ユーロ・円は162円72銭から163円12銭、ユーロ・ドルは1.0397ドルから1.0415ドル。
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2025/01/23 15:18
みんかぶニュース 為替・FX
外為サマリー:リスク選好的なドル買い・円売りで156円70銭台に上伸
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=156円71銭前後と前日の午後5時時点に比べて70銭弱のドル高・円安となっている。
トランプ米大統領の関税政策などへの不透明感から米金利の先高観が強く、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが入りやすかった。あす24日に日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて午前10時00分すぎには156円29銭まで伸び悩む場面もあったが、追加利上げが確実視されていることから改めて円を買う動きは限定的。また、この日の時間外取引で米長期金利が高止まりしていることもドルの支えとなった。午後に入って日経平均株価が上げ幅を広げると、リスク選好的なドル買い・円売りが活発化し、ドル円相場は午後2時30分ごろに一時156円75銭をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0405ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円05銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 15:12
みんかぶニュース 個別・材料
パスが上げ幅を拡大、新子会社がVチューバーのマネジメント事務所事業を開始
パス<3840.T>が後場終盤に上げ幅を拡大している。午後3時ごろ、新たに設立した100%子会社RIDOSが、インフルエンサーやVチューバーのマネジメント事務所の運営を開始したと発表しており、好材料視されている。なお、同件による25年3月期業績への影響は精査中としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 15:12
みんかぶニュース 為替・FX
債券:先物、後場終値は前営業日比9銭安の140円93銭
債券市場で、先物3月限の後場終値は前営業日比9銭安の140円93銭だった。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 15:06
みんかぶニュース 市況・概況
<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」4位にビックカメラ
「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の23日午後2時現在で、ビックカメラ<3048.T>が「売り予想数上昇」で4位となっている。
14日に第1四半期(24年9~11月)連結決算を発表しており、営業利益は44億5300万円(前年同期比75.9%増)と順調な滑り出しとなった。傘下のコジマ<7513.T>が11月に「コジマ×ビックカメラ CiiNA CiiNA 屯田店」(札幌市北区)を開店するなど新店効果があったほか、スマートフォンやパソコン、テレビ、理美容家電などが堅調に推移した。
ただ、増益着地にもかかわらず、決算発表後の株価は材料出尽くし感もあって下落しており、これが売り予想数の上昇につながっているようだ。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 15:04
注目トピックス 日本株
天昇電気工業---子会社の三甲アメリカコーポレーションが三甲を割当先とする第三者割当増資を実施
*15:03JST 天昇電気工業---子会社の三甲アメリカコーポレーションが三甲を割当先とする第三者割当増資を実施
天昇電気工業<6776>は22日、子会社である三甲アメリカコーポレーションが、三甲を割当先とする第三者割当増資を実施することを発表した。三甲アメリカコーポレーションは、1株につき1,000USDで新株式17,000株を発行する。今回の増資後、出資比率は、同社が27,100株(41.40%)、三甲が20,300株(31.00%)、三甲不動産が18,067株(27.60%)となる。増資金額の0.17億USDは、全額、設備投資に充当する予定である。払込期日は24日である。今回の増資により、同社の子会社から外れる見込みである。三甲アメリカコーポレーションは、米国市場における事業拡大を目指しており、今回の増資により得られる資金を活用して、生産能力の強化や新製品の開発を進める予定である。これにより、同社は、グローバル市場での競争力を高めるとともに、収益基盤の強化を図る。
<ST>
2025/01/23 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
◎午後3時現在の値上がり値下がり銘柄数
午後3時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は720、値下がり銘柄数は861、変わらずは62銘柄だった。業種別では33業種中28業種が上昇。値上がり上位に非鉄、その他製品、機械、不動産、パルプ・紙など。値下がりで目立つのは電気・ガス、医薬品など。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 15:03
みんかぶニュース 市況・概況
15時の日経平均は350円高の3万9996円、SBGが95.68円押し上げ
23日15時現在の日経平均株価は前日比350.44円(0.88%)高の3万9996.69円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は717、値下がりは857、変わらずは66。
日経平均プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を95.68円押し上げている。次いでアドテスト <6857>が63.40円、ファストリ <9983>が47.05円、TDK <6762>が27.13円、リクルート <6098>が26.14円と続く。
マイナス寄与度は9.21円の押し下げで信越化 <4063>がトップ。以下、レーザーテク <6920>が7.17円、ディスコ <6146>が6.91円、第一三共 <4568>が5.43円、ニトリHD <9843>が4.93円と続いている。
業種別では33業種中28業種が値上がり。1位は非鉄金属で、以下、その他製品、機械、不動産と続く。値下がり上位には電気・ガス、医薬品、倉庫・運輸が並んでいる。
※15時0分0秒時点
株探ニュース
2025/01/23 15:01
みんかぶニュース 個別・材料
藤田観が後場急伸、香港オールド・ピークの5%保有判明を材料視
藤田観光<9722.T>が後場に急伸した。香港に本拠を置き、インベスト・マネジメント業務を展開するオールド・ピーク・グループが藤田観の株式について、新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、これを材料視した買いが入ったようだ。23日に提出された大量保有報告書によると、保有割合は5.03%。市場内において段階的に株式を取得した。報告義務発生日は20日。保有目的は純投資としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 14:57
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(14時台)~オンコリス、日空ビルなどがランクイン
*14:54JST 出来高変化率ランキング(14時台)~オンコリス、日空ビルなどがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [1月23日 14:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<4891> ティムス 3824900 42764.98 315.2% 0.1184%<4588> オンコリス 5962800 253760.06 276.98% -0.0921%<2321> ソフトフロントH 5062200 43414.28 275.07% 0.147%<7611> ハイデ日高 935100 291910.1 240.44% 0.1011%<9706> 空港ビル 935400 902789.76 211.17% 0.0646%<1348> MXSトピクス 487710 204257.291 206.66% 0.0068%<2492> インフォマート 4842900 275600.24 195.85% 0.0872%<3738> ティーガイア 112500 66339.7 179.52% -0.0003%<3561> 力の源HD 2439900 466030.46 177.86% 0.0725%<1473> Oneトピクス 31410 16857.055 176.2% 0.0061%<3961> シルバエッグ 61700 12394.2 153.93% 0.0596%<1308> 上場TPX 617295 445168.697 138.97% 0.0063%<4883> モダリス 9249300 242397.36 137.06% 0%<4481> ベース 115400 120586.78 134.49% -0.0341%<2776> 新都HD 751900 29013.1 129.8% -0.0285%<3421> 稲葉製作 89700 50785.66 119.79% -0.0082%<7074> 247 2334300 281002.76 119.09% 0.1613%<1489> NF高配50 1307555 927960.642 112.74% 0.0044%<3472> 日本ホテル 3015 65542.6 105.67% 0.0046%<6315> TOWA 28560600 21622206.68 99.71% 0.1067%<3861> 王子HD 8799900 2278687.224 93.59% 0.0338%<4551> 鳥居薬 213100 409870.2 92.4% 0.0133%<4576> DWTI 4953100 294142.06 87.5% 0%<3540> Ciメディカル 57600 19344.08 87.44% -0.0121%<8136> サンリオ 7310800 16974347.8 87.03% 0.0561%<2248> iF500H有 3040 70959.75 82.43% 0.0025%<2568> 上場NSQ 53490 170519.408 81.4% 0.0092%<5254> Arent 48300 125893.4 81.12% 0.0321%<3772> ウェルス 52300 24629.46 80.11% -0.0128%<4431> スマレジ 185100 231051.54 78.72% 0.0296%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2025/01/23 14:54
注目トピックス 市況・概況
日経平均は347円高、企業決算や米経済指標に関心
*14:52JST 日経平均は347円高、企業決算や米経済指標に関心
日経平均は347円高(14時50分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、ファーストリテ<9983>などがプラス寄与上位となっており、一方、信越化<4063>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、非鉄金属、その他製品、機械、不動産業、海運業が値上がり率上位、電気・ガス業、医薬品、倉庫運輸関連、食料品、化学が値下がり率上位となっている。日経平均は一時40000円を回復した。今日はこの後、ニデック<6594>、ディスコ<6146>などが四半期決算を発表する。米国では今晩、週間の米新規失業保険申請件数が発表される。
<SK>
2025/01/23 14:52
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円はじり高、日本株高で円売り
*14:47JST 東京為替:ドル・円はじり高、日本株高で円売り
23日午後の東京市場でドル・円はじり高となり、156円75銭まで上値を伸ばした。その後も156円70銭付近を維持。米10年債利回りは下げづらく、ドル買いが入りやすい。また、日経平均株価の上げ幅拡大で、円売りも押し上げ要因に。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円28銭から156円75銭、ユーロ・円は162円72銭から163円12銭、ユーロ・ドルは1.0397ドルから1.0415ドル。
<TY>
2025/01/23 14:47
みんかぶニュース 個別・材料
KLASSが4日ぶり反発、「マルチディスペンサー」累計販売台数が1万台突破
KLASS<6233.T>が4日ぶりに反発している。この日、同社の「マルチディスペンサー」シリーズの累計販売台数が1万台を突破したと発表しており、好材料視されている。
「マルチディスペンサー」は、ワンタッチで定温の温かいみそ汁が出る機器。1995年に発売して以降も改良を重ねた結果、今では飲食店になくてはならない脇役として、外食チェーンやサービスエリア、社員食堂などさまざまな場面で活躍し、国内だけでなく海外でも愛用されるようになったとしている。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 14:32
みんかぶニュース 投資家動向
<個人投資家の予想> 01月23日 14時
■ 買い予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4676) フジHD 東証プライム
(6315) TOWA 東証プライム
(2914) JT 東証プライム
(186A) アストロHD 東証グロース
(3778) さくらネット 東証プライム
■ 売り予想数上昇(最新48時間)
(銘柄コード) 銘柄 市場
(4676) フジHD 東証プライム
(4902) コニカミノル 東証プライム
(4812) 電通総研 東証プライム
(3048) ビックカメラ 東証プライム
(8308) りそなHD 東証プライム
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 14:30
みんかぶニュース 個別・材料
フジHDが一時10%超安、中居正広氏が芸能界からの引退表明し利益確定売りが強まる
フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が前日比で一時10%を超す下げとなった。フジテレビの社員がタレントの中居正広氏と女性のトラブルに関与していたなどと一部で報じられ、同社へのテレビCMを差し止める動きが広がっている。こうしたなか、23日に中居氏が芸能界からの引退を表明した。フジHDの株価はこの日、寄り付きで2000円をつけた後に利益確定目的とみられる売りが優勢となり、下げに転じていたが、中居氏の引退表明が伝わると一段安となり、午後に入り一時1766円まで値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 14:28
みんかぶニュース 個別・材料
ジーエヌアイが反発、米子会社が急性及び慢性疼痛薬の第1相臨床試験を開始
ジーエヌアイグループ<2160.T>が反発している。この日、米子会社カルジェン社が開発中のTRK分解剤CG001419について、急性及び慢性疼痛を対象とした第1相臨床試験の被験者投薬をオーストラリアで開始したと発表しており、好材料視されている。第1相臨床試験は約70人の被験者を登録し25年第3四半期に試験が完了する見込みであり、その後グローバル試験へと移行する予定としている。
出所:MINKABU PRESS
2025/01/23 14:12
注目トピックス 市況・概況
東京為替:ドル・円は小高い、ユーロ・円は163円台
*14:10JST 東京為替:ドル・円は小高い、ユーロ・円は163円台
23日午後の東京市場でドル・円は小高く推移し、156円71銭まで値を切り上げた。米10年債利回りの小幅上昇でドル買いに振れ、ユーロ・ドルをやや下押しした。ただ、ユーロ・円はドル・円に追随して強含み、163円台に持ち直した。ここまでの取引レンジは、ドル・円は156円28銭から156円71銭、ユーロ・円は162円72銭から163円10銭、ユーロ・ドルは1.0397ドルから1.0415ドル。
<TY>
2025/01/23 14:10
注目トピックス 日本株
アーレスティ Research Memo(10):車体軽量化、CO2排出量削減、循環型社会の形成に貢献する(3)
*14:10JST アーレスティ Research Memo(10):車体軽量化、CO2排出量削減、循環型社会の形成に貢献する(3)
■アーレスティ<5852>の中長期の成長戦略(e) 生きいきと働ける職場づくり、国内アーレスティのダイバーシティ推進生きいきと働ける職場づくりに向けては、健康経営を推進しており、経済産業省ならびに日本健康会議が共同で運営する「健康経営優良法人認定制度」において「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に3年連続認定された。また、時間外業務の見直し、育児休暇取得の奨励、働き方の多様化に対応した育児中の短時間勤務制度、時間有給制度、フレックス勤務制度、テレワーク勤務(在宅勤務)、介護休暇制度等も導入し、ワークライフバランスを実現できる職場づくりに取り組んでいる。育児休業取得率は女性100%、男性43.2%であり、育児休業後の復職率は100%を確保している。ダイバーシティ&インクルージョンについては、女性が活躍できる職場・職域の拡大、女性従業員比率の向上、女性リーダーの育成を進めている。新卒女性採用比率は、2023年度は前年度比35.2ポイント引上げ51.9%とし、2024年度は54.5%を確保した。国内グループの2023年度の女性従業員比率は14.7%、女性管理職比率は2.5%であり、2030年度目標の20%以上、10%以上を目指すには女性管理職比率の引き上げのためのリーダー育成が急務であろう。また、2023年12月には国内各拠点の女性従業員12名が参画する「D&I Community」を設立した。ダイバーシティ推進の理解促進や女性従業員と会社の双方向コミュニケーションの場としてカンファレンスを開催し、ディスカッションを交えながら女性視点で会社におけるキャリア形成の課題やその解決策を模索していく取り組みを進めている。女性活躍企業として、女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」において最高評価である3つ星認定も取得している。さらに、経営のダイバーシティを推進し、女性に加えて多様な国籍の人財が経営幹部として活躍できる体制づくりに取り組んでいる。2224中期経営計画期間中はフェイズ1として、海外スタッフと直接経営理念、グループ目標、グループ戦略を共有できるガバナンス、マネジメント体制の強化、候補人財を常時把握できる体制の構築、候補人財の育成体制、本社部門での英語教育強化を進めている。なお、顧客満足度の評価については、デンソー<6902>の信頼賞、トヨタ汽車(常熟)部品有限公司、トヨタ汽車研究開発センター(中国)の2023年度品質優良賞、日産自動車<7201>の優良品質感謝状-FY22SSCトップランク、Nissan North America, Inc.の2023 Regional supplier quality award finalist、ジヤトコ(株)のJATCO Supplier Award 2023リージョナル特別賞など主要顧客から数々の賞を授与されている。また、2023年度顧客満足度アンケート調査結果においては、総合的な評価で満足という回答は27%、やや満足63%、その他10%という結果であり、2021年度調査結果と比べると、それぞれ9ポイント、30ポイント、-39ポイントと改善が進展していると言えよう。■株主還元策2025年3月期の配当は1株当たり13.0円増配し28.0円を堅持同社は、継続的な企業価値の増大が最も重要な株主還元と位置づけている。利益配分については、中長期的な事業発展のための財務体質の健全性を棄損しない範囲で、適正な利益還元を行うことを基本方針とし、中長期の企業成長に必要な投資額及び配当性向を勘案したうえで、連結業績の動向も十分考慮した配当を行っている。また、2023年5月には「10年ビジネスプラン」の財務戦略として、株主還元目標として配当性向35%以上の確保と自己株式の機動的な取得を掲げた。なお、同社は中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としている。同社では過去最終利益で損失を計上しても基本的に配当を継続してきており、2024年3月期は1株当たり配当金を5.0円増配し15.0円(中間配当10.0円、期末配当5.0円)とした。また、2024年2月~8月には自己株式600千株を434百万円で取得するなど、財務戦略に基づいた株主還元策を実施している。2025年3月期の当期純利益は期初計画の2,000百万円から100百万円に下方修正したが、配当は1株当たり13.0円増配し28.0円(中間配当10.0円実施済、期末配当18.0円)とする期初計画を堅持した。(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
<HN>
2025/01/23 14:10
注目トピックス 日本株
アーレスティ Research Memo(9):車体軽量化、CO2排出量削減、循環型社会の形成に貢献する(2)
*14:09JST アーレスティ Research Memo(9):車体軽量化、CO2排出量削減、循環型社会の形成に貢献する(2)
■アーレスティ<5852>の中長期の成長戦略(2) 2224中期経営計画の進捗状況(a) 低コストで生産性の高いものづくりの確立低コストで生産性の高いものづくりの確立に向けては、デジタル技術を活用した開発リードタイムの短縮、リーンな生産体制の拡大を進めている。開発工程においては、ロボット動作プログラムを事前にシュミレーションすることによる試作現場での準備作業時間の85%削減、設計時の解析結果と実際の鋳造結果のCAE解析による精度向上による試作回数・評価工数の削減、グローバルで保有する設備の使用状況の見える化による仕様決定に関わる工数削減などを進めリードタイムの短縮を実現している。工場においては、従来は生産工程内での自動化・省力化が中心であったが、現在は、生産工程間の自動化・省力化に着目して、AGV(Automated Guided Vehicle:自動搬送車と呼ばれる無人搬送システム)/AGF(Automated Guided Forklift:自動フォークリフト)の利用、ビッグデータやAIを活用した自動外観検査装置の導入などリーンな生産体制整備を進めている。また、業務・技術の標準化により同一品質・同一生産性を確実なものにし、「ワンプリントマルチロケーション」の強みをさらに強化しているほか、グローバルで地域の受注変動に対応するために製品、生産設備の補完を進めている。日本、中国、メキシコから、労務費が高騰し慢性的な人手不足に陥っている米国への製品補完拡大、日系自動車の需要の低下により生産余力の生まれた中国からインドへの生産設備の移管、米国からメキシコへの金型移管などを進めている。(b) CO2削減活動の推進同社の製品の97%はアルミスクラップからリサイクルされたアルミニウム二次合金を使用しており、再生アルミのCO2排出量はアルミ新塊の約1/8と元々環境優位性を有しているが、そのほかにCO2排出量削減に向けた新たな取り組みを進めている。溶解炉のエネルギーを重油から単位熱量当たりのCO2排出量を約29%削減できるLNGへの切替えを進めているほか、アルミニウムをインゴットではなく直接溶湯で購入し溶解エネルギーを50%削減している。また、天然ガス炉に比べてCO2排出量を65%削減するとともに、エネルギーコストも40%低減する電気溶解炉を米国で導入し、2024年10月から稼働している。さらに、高い延性を必要とするためアルミ新塊を使用する車体系部品について、延性の低いリサイクル材を活用した高延性アルミ合金の製造技術を開発し、車両の軽量化、CO2の排出量削減で地球環境に貢献している。太陽光発電も国内拠点に順次導入し、2024年度末までに設置可能な拠点にはすべて導入予定だ。(c) 電動車向け部品中心の事業ポートフォリオへの着実なシフト電動車搭載部品の売上高は順調に増加しており、2023年度上期に活動した2026年度受注分の売上高比率は36%まで上昇している。世界の自動車生産台数は堅調に増加していくことが見込まれており、長期的には自動車パワートレインの電動化が進んでいくと同社では考えている。なお、直近では充電インフラの未整備、バッテリーコストの上昇、HEVの技術的な進歩などからBEVの普及スピードが鈍化し、HEV、PHEVが注目されるようになってきている。同社においては、電動車搭載部品を中心とした受注を継続する方針であり、電動車が増加する米国市場及び同市場に対する「ニアショアリング」の投資先として優位性の高いメキシコ市場において、E-Axle関連部品を重点受注部品として営業している。その結果、米国工場では欧米Tier1※向けE-Axleケースを2025年1月から量産予定であり、メキシコ工場では米国Tier1向け大型ピックアップトラック用トランスファーケースを2024年11月より量産している。また、インドは世界第3位の自動車市場であり、今後も電動車を中心に市場が成長すると同社では判断している。現時点ではICEが中心であり、地域のPTミックス(パワートレイン(動力系統)の構成比率)に応じた既存部品ビジネスを強化していく。すでにインド工場において日系Tier1向けE-Axleケースを2025年より量産予定であり、バッテリーケースも2024年9月より量産している。中国においてもBEVが鈍化し、PHEVが増加している。従来価格面において取引が難しかった中国資本系OEM/Tier1とのビジネスにおいても、同社の高い品質が評価され信頼を得られており、広州工場において、複数の顧客からPHEV用ブロックの受注が拡大しているなど、PHEVのマーケットは期待できる。他地域で受注実績が出始めているE-Axle部品領域と併せて、製品難易度から品質が武器になる領域で行き過ぎた価格競争を回避する方針だ。※ 自動車メーカー(OEM)に直接部品やシステムを供給するサプライヤー(d) 需要創出技術・生産性向上技術開発での売上高貢献電動化に伴い重量化する車両の軽量化ニーズに応える技術として、SWAD※、ジーテクト<5970>と共同開発したマルチマテリアルボディなど車体系部品へのダイカスト採用を提案している。ダイカストには鋼板を直接スポット溶接できず、特殊な設備(SPR)でリベット接合しなければならないため新たな設備投資が必要であり、車体にダイカストの導入が進まない一因となっていた。同社では、これを既存のスポット溶接設備を利用して、中継鋼板を介してスポット溶接できる技術を開発した(特許登録番号7270056)。※ スワッド:Spot Weld Able Diecastの略でスポット溶接が可能なダイカストまた、超大型のダイカストマシン(一般的には6,000トン以上の型締力を持つ大型ダイカストマシン)を使用したアンダーボディの一体成形であるギガキャストは、生産場所の制約やアルミ使用によるコスト増などのデメリットもあり、同社では鉄プレスとダイカスト部品が混在するマルチマテリアルボディのコンセプトモデルを開発・提案している。プレス36部品を2部品へと大幅な部品削減を実現し、ギガキャスト・鉄プレスよりも軽量・低コストで環境性能も優れ、すでに2028年以降の量産を見据えたOEMとの先行開発フェーズに入っている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
<HN>
2025/01/23 14:09
注目トピックス 日本株
アーレスティ Research Memo(8):車体軽量化、CO2排出量削減、循環型社会の形成に貢献する(1)
*14:08JST アーレスティ Research Memo(8):車体軽量化、CO2排出量削減、循環型社会の形成に貢献する(1)
■中長期の成長戦略1. 「2040年ビジョン」と「10年ビジネスプラン」アーレスティ<5852>は2038年に創業100周年を迎えるが、100年を超えてさらなる発展・成長する企業となるために、2040年に向けた同社グループの進むべき方向として「2040年ビジョン」を定めた。「期待を超える2040」を目指して「軽量化で地球の未来に貢献する」「Ahrestyで良かった!を実現する」「技術探求を続け、唯一を生み出す」ことを「ありたい姿」として掲げた。加えて、ビジョンを実現するために、2022年度より2030年度を目標とする長期経営計画「10年ビジネスプラン」を策定し、「電動車向け部品・車体系部品群中心へシフトしていく」「技術探究を続け、唯一を生み出す」「Ahrestyで良かった!の実現」「信頼の獲得と事業を通じた社会課題の解決による持続的成長」「財務体質と経営基盤の強化」を掲げている。「軽量化で地球の未来に貢献する」ビジョンの実現には、ダイカスト事業の事業ポートフォリオを電動車向け部品・車体系部品群中心にシフトし、電動車売上比率55%、車体系製品売上高40億円を目標に掲げている。そのシフトを円滑に実行していくために、ものづくり企業として、製品開発のDXによる開発リードタイムの短縮、工法・技術・素材の各分野で将来の事業に貢献する先駆的な技術探求を続け、新規需要の創出を目指す。また、製品製造の際のCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルダイカストの開発に挑戦していくことで地球環境に貢献するとともに、同社の競争力向上を図る。「Ahrestyで良かった!の実現」のためには、顧客からの最上位評価獲得、従業員エンゲージメントの向上・ダイバーシティの実現を目指す。経営幹部の多様化、国内女性従業員比率20%以上、国内女性管理職比率10%以上を目標として、ダイバーシティ&インクルージョンに対する理解を深める意識改革、多様な人材が活躍できる職場の拡大、人事戦略・運営とキャリア支援を実施していく。また、ステークホルダーからのさらなる信頼の獲得と事業を通じた社会課題の解決による持続的成長を目的として、同社では2020年3月よりサステナビリティ会議を開催し、「アルミダイカスト製品供給によるクルマのエネルギー消費効率向上」と「エネルギー効率の改善等による使用化石燃料資源の低減」を重要取り組み課題とし、マテリアリティ(重要課題)分析に基づくサステナビリティ戦略を推進している。カーボンニュートラル項目においてはScope1,2における2030年度CO2排出量50%削減(2013年度比)を目指している。財務体質と経営基盤の強化に向けては、1) 2030年度の売上高1,600億円(2224中期経営計画策定時の為替相場、地金価格で1,800億円に補正)、営業利益率6%を目標に、2) 収益構造改善(固定費削減)、3) 収益確保(原価低減)、収益管理(投資効率等)の3つの観点より各施策の取り組みを進めている。また、財務戦略としては、健全なバランスシートとROE目標達成を両立できる最適な財務レバレッジを追求する目標として、ROE9%、自己資本比率40.0%以上を設定している。また、営業キャッシュ・フローを1,600億円創出し、成長のための設備投資1,400億円と配当・自己株式の取得による株主還元180億円、ネット有利子負債20億円削減に充てるキャッシュアロケーション目標を設定している。配当性向は早期に35%以上の確保を目指している。2. 2224中期経営計画と進捗状況(1) 2224中期経営計画の概要同社では、現在「10年ビジネスプラン」の最初のマイルストーンとなる2224中期経営計画(2022~2024年度)を推進している。自動車の電動化の加速やカーボンニュートラルなどの外部環境変化を踏まえ、「期待を超える2040」に向けて「低コストで生産性の高いものづくりの確立」「CO2削減活動の推進」を事業戦略の柱としている。そして、「2040年ビジョン」の各ビジョンに対応する戦略を設定している。「軽量化で地球の未来に貢献する」ための「電動車向け部品中心の事業ポートフォリオへの着実なシフト」、「技術探求を続け、唯一を生み出す」ための「需要創出技術・生産性向上技術開発での売上高貢献」、「Ahrestyで良かった!を実現する」ための「生きいきと働ける職場づくり」「国内アーレスティのダイバーシティ推進」を実践している。数値目標としては、2025年3月期の売上高170,000百万円、営業利益6,500百万円、営業利益率3.8%、ROA3.3%、ROE7.8%、自己資本比率42.8%を設定していたが、2024年10月に公表した修正業績予想は、売上高160,200百万円、営業利益3,050百万円、営業利益率1.9%と目標を下回る見込みである。また、電動車売上比率は2026年3月期で30%、2028年3月期で45%を目標としており、2024年3月期実績は21%と順調に推移している。CO2排出量原単位削減目標は、2025年3月期で2013年度比29%削減を目標と設定したが、2024年3月期では28.9%の削減を実現し、2030年度50%削減を次のターゲットとしている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
<HN>
2025/01/23 14:08
注目トピックス 市況・概況
日経平均VIは低下、短期的な高値警戒感も意識
*14:07JST 日経平均VIは低下、短期的な高値警戒感も意識
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.36(低下率1.71%)の20.64と低下している。なお、今日ここまでの高値は20.67、安値は20.09。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。一方、日経225先物は昨日までの3日続伸で1110円上昇しており、市場では短期的な高値警戒感を指摘する向きもある。こうした中、今日は日経225先物が午後に上げ幅を広げる展開となっていることから、やや高値警戒感が意識され、日経VIは次第に低下幅を縮小する動きとなっている。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
<SK>
2025/01/23 14:07
注目トピックス 日本株
アーレスティ Research Memo(7):2025年3月期中間期は営業損失計上(2)
*14:07JST アーレスティ Research Memo(7):2025年3月期中間期は営業損失計上(2)
■アーレスティ<5852>の業績動向3. 財務状況2025年3月期中間期末の資産合計は前期末比2,583百万円増加の134,346百万円となった。流動資産は同1,085百万円減少し60,692百万円であった。現金及び預金が947百万円、売上債権が97百万円、棚卸資産が68百万円それぞれ減少した。固定資産は有形固定資産がインドの工場拡張などにより4,544百万円増加し、その他に含まれる繰延税金資産が593百万円減少した。これは、メキシコ工場の会計上の機能通貨である米ドルに対し税務基準額計算上の現地通貨であるペソが安くなり、法人税等調整額が増額となったことによる。負債合計は、同1,699百万円増加の81,845百万円となった。仕入債務が271百万円、その他に含まれる未払消費税等が217百万円、預り金が125百万円減少した一方、有利子負債が630百万円増加したほか、その他に含まれる設備債務が863百万円、未払金が857百万円増加した。純資産合計は、52,500百万円と同883百万円増加した。利益剰余金が2,823百万円、その他有価証券評価差額金が145百万円減少した一方、為替換算調整勘定が4,104百万円増加した。その結果、自己資本比率は38.9%と前期末を0.2ポイント下回った。営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純損失が1,466百万円あったものの、売上債権の減少1,219百万円により必要運転資金が減少したほか、減価償却費5,718百万円、特別退職金1,005百万円などの資金増加要因があり、5,602百万円の収入となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得に伴う支出が8,064百万円と膨らんだため8,554百万円の支出となり、フリーキャッシュ・フローは2,952百万円の支出となった。これを長短借入金のネット借入1,205百万円と現預金の取り崩し1,556百万円で賄った。ネット有利子負債(=長短借入金合計-現金及び預金、リース負債を除く)は29,981百万円と前期末より1,781百万円増加した。■今後の見通し2025年3月期は国内需要の回復、海外工場の生産安定化により増収増益、各段階とも黒字化見込み1. 2025年3月期の業績見通し2025年3月期通期の連結業績は、売上高160,200百万円(前期比1.2%増)、営業利益3,050百万円(同33.1%増)、経常利益2,860百万円(同11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益100百万円(前期は7,699百万円の損失)と増収、増益を見込む。売上高は期初計画を0.8%上方修正したが、損益は各段階で期初計画を2ケタ台下方修正した。期初計画比で、営業利益は23.8%減、経常利益は18.3%減、親会社株主に帰属する当期純利益は95.0%減とした。売上高は、ダイカスト事業の日本、アジア市場における下期の回復を見込み、期初計画を上方修正した。国内の需要が中間期より回復基調にあること、中国において中国資本系OEMから適正価格での受注が順調に推移していること、インドにおける生産の安定化などを織り込んでいる。損益面では、国内において工場の原価低減活動及び希望退職による固定費削減、適正な価格転嫁活動の推進などにより下期に大幅な改善が見込まれ、期初計画を上方修正した。また、米国、インドにおける生産安定化などにより下期の北米、アジア市場での回復を見込むが、上期の損失をリカバリーするまでには至らず、期初計画には及ばない見通しだ。また、中国のダイカスト工場の分工場を売却し売却益約7億円を特別利益に計上する予定であり、当期純利益は黒字を確保する見込みだ。2. 事業セグメント別業績見通し(1) ダイカスト事業 日本国内のダイカスト事業の売上高は前期比1.1%増の62,720百万円、セグメント利益は同137.0%増の1,410百万円を見込む。国内では自動車生産が回復基調にあり、下期の売上高は上期の7.9%増を見込み、通期では期初計画を1.7%上方修正した。損益は、2025年3月期より製造・販売・管理の合同チームで取り組んでいる収益改革プロジェクトによる製品の不良率改善による損失低減、検査の自動化などによる生産コスト低減、内製化による委託費用低減、並びにエネルギー費、労務費、物流費などの高騰分の販売価格への適正な転嫁の推進などにより、下期で1,000百万円の利益改善を見込む。さらに上期に実施した国内2工場(東海・栃木)での希望退職158名の実施により下期450百万円の固定費削減を見込む。その結果、下期は1,559百万円の利益を見込み、通期では期初計画を101.4%上方修正した。(2) ダイカスト事業 北米北米のダイカスト事業の売上高は前期比4.4%増の50,080百万円、セグメント利益は同83.9%減の200百万円を見込む。北米市場(米国、メキシコ)においては、主要顧客のHEVの生産拡大により受注は堅調に推移しており、下期の売上高は上期の2.7%減を見込むも、通期では期初計画並みの売上高を見込む。また、米国工場において上期に悪化した損益については、日本、中国からの生産補完を進め現地生産体制への依存度を低減するとともに、教育プログラムの確認、見直しなど日本からの支援を強化し現場マネジメントを立て直すことで生産の正常化に取り組み、下期は619百万円の利益を見込む。通期では収支均衡レベル(200百万円)まで改善するも、上期の損失の影響が大きく通期の期初計画を87.5%下方修正した。(3) ダイカスト事業 アジアアジアのダイカスト事業の売上高は前期比1.5%増の35,630百万円、セグメント利益は1,020百万円(前期は650百万円の損失)を見込む。中国市場においては、日系OEMが苦戦する中で、品質と安定供給面が評価され適正な利益を確保できる価格での取引が進んでいる中国資本系OEMからの受注が増加しており、第4四半期からはPHEV向け新規製品の量産が開始される予定である。また、インドにおいても上期の生産拡大に伴う混乱は収束し、電動車搭載部品の量産は安定化するとともに、2024年12月には新工場が稼働し売上は増加する見込みである。そのため、下期の売上高は上期の6.9%増を見込み、通期では期初計画を1.5%上方修正した。損益では、中国の工場の人員適正化による固定費削減、インド工場への日本からの支援強化、現場マネジメント強化に加えて、地金市況の変動に対する価格改定期間の短縮化の実現などにより下期は764百万円の利益を見込み、通期では期初計画並みの着地としている。(4) アルミニウム事業アルミニウム事業の売上高は前期比3.0%増の7,270百万円、セグメント利益は同13.5%増の160百万円を見込む。下期はアルミニウム地金市況が落ち着き、販売重量増により上期に対して増収増益を見込み、売上高は期初計画並み、セグメント利益は期初計画を60.0%上方修正した。(5) 完成品事業完成品事業の売上高は、前期に半導体関連の大型受注の引渡しがあったため、前期比26.5%減の4,500百万円、セグメント利益は同49.5%減の450百万円を見込む。下期の売上高は、クリーンルームやデータセンターでの受注が戻ってきており、上期の31.4%増の2,555百万円を見込むが、通期では期初計画を2.2%下方修正した。下期のセグメント利益は上期の51.4%増を見込むが、通期では期初計画を10.0%下方修正した。(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
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2025/01/23 14:07