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注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は小動き、円買い地合い継続 22日午後の東京市場でドル・円は114円60銭台と、小動き。日経平均株価は前日比500円超安と軟調地合いに変わりなく、リスク回避的な円買いに振れやすい。ただ、ドルは欧州やオセアニアの主要通貨に対して買いが入り、対円でも下げづらいようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円50銭から114円80銭、ユーロ・円は129円36銭から129円90銭、ユーロ・ドルは1.1296ドルから1.1320ドル。 <TY> 2022/02/22 13:41 注目トピックス 日本株 栗田工業---急落、国内証券は妥当バリュエーション引き下げで投資判断格下げ 栗田工業<6370>は急落。大和証券は投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も6000円から4800円に引き下げた。他のグロース企業のバリュエーションも切り下がりつつあることを考慮し、妥当株価水準を引き下げたもよう。また、一般産業向けはEPC主体のビジネスモデルが続いていることもあって収益性改善は途上、薬品事業の利益率改善も期待ほど進んでいないと指摘している。 <YN> 2022/02/22 13:35 みんかぶニュース 個別・材料 近鉄百が4日続落、今期見通し一転営業赤字に下方修正  近鉄百貨店<8244.T>が4日続落。21日の取引終了後、22年2月期業績予想の下方修正を発表。営業損益を17億円の赤字(前期20億2000万円の赤字)とし、従来の6億円の黒字から一転赤字となる見通しを示したことが嫌気されているようだ。  売上高も996億円から960億円(同2183億5100万円)へ引き下げた。オミクロン株拡大による来店客数の急減をはじめ、まん延防止等重点措置に伴う一部店舗での時短営業の影響があった。また、原油高による水道光熱費などのコスト増加も響いた。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 13:34 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 02月22日 13時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4882) ペルセウス    東証マザーズ     [ 分析中 ] (4317) レイ       東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] (4011) ヘッドウォータース 東証マザーズ     [ 割高 ] (7203) トヨタ自動車   東証1部       [ 割高 ] (4268) エッジテクノロジー 東証マザーズ     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (3807) フィスコ     東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ] (2788) アップル     東証2部       [ 割安 ] (9215) CaSy     東証マザーズ     [ 分析中 ] (6098) リクルート    東証1部       [ 割高 ] (4274) 細谷火工     東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 13:32 注目トピックス 市況・概況 日経平均は566円安、海外株安も重しに 日経平均は566円安(13時20分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>などがマイナス寄与上位となっており、一方、第一三共<4568>、トレンド<4704>、リクルートHD<6098>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、ゴム製品、海運業、ガラス土石製品、金属製品、輸送用機器が値下がり率上位、鉱業、医薬品、電気・ガス業が値上がりしている。日経平均は安値圏で推移している。ダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数などが下げており、東京市場の株価の重しとなっているようだ。 <FA> 2022/02/22 13:21 みんかぶニュース 個別・材料 ソフトバンクGが続落も底堅さ発揮、自社株買い思惑で裁定解消売りこなす  ソフトバンクグループ<9984.T>は続落も下げ幅は限定的なものにとどまっている。日経平均株価が先物を絡めて急落しており、裁定解消売りを浴びている割には底堅い動きといえる。市場では「(ソフトバンクGに)個別の買い材料は見当たらないが、5000円大台ラインは攻防の要所として意識されている。自社株買いによる防戦買いの色が濃い」(ネット証券アナリスト)としている。同社は昨年11月に最大1兆円の自社株購入枠を設定しており、その後は断続的に買いを入れている。今回も自社株買いの思惑が株価の下支え材料となっているもようだ。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 13:19 注目トピックス 日本株 石川製作所---急伸、ウクライナ情勢の一段の緊迫化受けて物色向かう 石川製作所<6208>は急伸。ウクライナ情勢の一段の緊迫化を受け、防衛関連銘柄として関心の高まる展開に。ロシアのプーチン大統領はウクライナ東部の一部地域を独立国家として承認し、同地域にロシア軍を派遣するよう国防省に指示したと伝わっている。ロシア軍の展開の正当化につなげる狙いとみられ、ウクライナ侵攻が近く行われるとの見方が再度急速に強まっているようだ。 <YN> 2022/02/22 13:16 みんかぶニュース 個別・材料 東映は大幅反発、国内有力証券が「中立」に格上げし目標株価1万9000円に設定  東映<9605.T>が大幅高で4日ぶりに反発。一時前日比6.3%高の1万8200円まで上昇した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付で同社の投資判断を「アンダーウエート(弱気)」から「ニュートラル(中立)」に引き上げるとともに、目標株価を1万6800円から1万9000円へ増額したことが好材料視されているようだ。  レポートでは、株価調整は一巡したが上昇には新たなカタリストが必要と指摘し、現株価は妥当な水準であると報告。一方、22年3月期から新たな営業増益局面を迎えるというシナリオは変わらないとした上で、22年3月期から26年3月期の営業利益予想を上方修正した。世界的な大人・オタク市場拡大から動画配信やゲームアプリといったコンテンツを中心に映像関連の収益が予想を上回るとしている。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 13:15 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、次の材料待ち 22日午後の東京市場でドル・円は114円60銭台と、変わらずの値動き。ウクライナ情勢の混迷を受け、リスク回避的な円買いに振れやすい展開が続く。ただ、次の材料待ちで様子見ムードが広がり、積極的な売り買いは手控えられているようだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円50銭から114円80銭、ユーロ・円は129円36銭から129円90銭、ユーロ・ドルは1.1296ドルから1.1320ドル。 <TY> 2022/02/22 13:15 新興市場スナップショット 倉元---大幅に続伸、22年12月期予想は営業黒字転換、前期は赤字減少 大幅に続伸。22年12月期の営業損益予想を0.80億円の黒字と発表している。既存技術のブラッシュアップ・経営資源活用による新規案件の収益化などに加え、原価低減や役員報酬カットなどで黒字転換を目指す。同時に発表した21年12月期の営業損益は0.42億円の赤字(前期実績3.14億円の赤字)で着地した。売上高は前期比3.0%増の10.33億円にとどまったが、売上原価や販管費が縮小し、赤字額が大幅に減少した。 <ST> 2022/02/22 13:13 みんかぶニュース 為替・FX 債券:流動性供給入札、応札倍率3.90倍  22日に実施された流動性供給(第352回)入札は、最大落札利回り格差がマイナス0.016%、平均落札利回り格差がマイナス0.017%となった。また、応札倍率は3.90倍となり、前回(1月21日)の3.52倍を上回った。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 13:07 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午後1時現在の値上がり値下がり銘柄数  午後1時現在の東証1部の値上がり銘柄数は222、値下がり銘柄数は1898、変わらずは61銘柄だった。業種別では33業種中2業種前後が高い。値上がり上位に医薬品、鉱業など。値下がり上位にゴム製品、ガラス・土石、輸送用機器、保険、金属製品など。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 13:03 みんかぶニュース 市況・概況 13時の日経平均は598円安の2万6312円、東エレクが91.99円押し下げ  22日13時現在の日経平均株価は前日比598.10円(-2.22%)安の2万6312.77円で推移。東証1部の値上がり銘柄数は221、値下がりは1898、変わらずは61と、値下がり銘柄の割合が80%を超えている。  日経平均マイナス寄与度は91.99円の押し下げで東エレク <8035>がトップ。以下、ファストリ <9983>が51.1円、アドテスト <6857>が37.36円、TDK <6762>が19.03円、京セラ <6971>が18.89円と続いている。  プラス寄与度トップは第一三共 <4568>で、日経平均を24.42円押し上げている。次いでトレンド <4704>が4.93円、リクルート <6098>が3.59円、エムスリー <2413>が2.88円、アステラス <4503>が1.23円と続く。  業種別では33業種中31業種が下落し、上昇は鉱業、医薬品の2業種のみ。値下がり1位はゴム製品で、以下、ガラス・土石、保険、輸送用機器、金属製品、海運と並ぶ。  ※13時0分8秒時点 株探ニュース 2022/02/22 13:01 後場の寄り付き概況 後場の日経平均は613円安でスタート、レーザーテックや川崎汽船が下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26296.97;-613.90TOPIX;1874.42;-36.26[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前日比613.90円安の26296.97円と、前引け(26327.90円)から下げ幅を広げてスタート。ランチタイム中の225先物は26250円~26340円のレンジで終盤にかけて弱含みで推移。ドル・円は1ドル=114.60-70円と朝方と同水準での動き。アジア市況では上海総合指数と香港ハンセン指数が揃って大きく下落、ハンセン指数の下落率は3%を超えている。前場の日経平均は下値模索の展開が続いた。ロシアがウクライナ東部の親ロシア分離主義勢力が実効支配する一部地域の独立を承認したことで、欧米との対立激化が警戒された。国内市場は明日が祝日で休場となるなか、連休明けの今晩の米国市場の動きを見極めたいとの思惑もあり、押し目買い意欲は限られている。他方で、時間外取引の米株価指数先物やアジア市況の大幅下落を受けて短期筋による先物主導の売りが膨らんでいるもよう。前場のTOPIX(東証株価指数)の下落率が2%未満だったことで、日銀の上場投資信託(ETF)買いが期待しにくいなか、後場の日経平均は一段と下げ幅を広げる展開となっている。 セクター別ではゴム製品、ガラス・土石製品、保険業などが下落率上位に並んでいる一方、鉱業、医薬品の2業種のみが上昇となっている。東証1部の売買代金上位では、東エレク<8035>、川崎汽船<9107>、レーザーテック<6920>、ソニーG<6758>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、SUMCO<3436>、村田製<6981>、OLC<4661>、ルネサス<6723>などを筆頭に全般売り優勢。一方、第一三共<4568>が大幅に上昇しており、リクルートHD<6098>、ベイカレント<6532>なども堅調。 <CS> 2022/02/22 12:58 新興市場スナップショット ヘッドウォーター---一時ストップ高、経産省からオンライン申請システム開発業務を受託 一時ストップ高。経済産業省から日本マイクロソフトが提供するローコーディングツール(Microsoft Power Platform)を利用したオンライン申請システム開発業務を受託したと発表している。工業用水道事業に関する許可申請等について、オンライン申請手続きを可能とするアプリケーションを開発環境(Gビズフォーム)上に構築し、ユーザ向け研修や運用支援を行う。 <ST> 2022/02/22 12:58 ビットコインニュース フィスコ、NFT マーケットプレイスのローンチを発表【フィスコ・ビットコインニュース】 フィスコ<3807>は、NFTマーケットプレイスについて、株式会社 FISCO Decentralized Application Platform(FDAP)よりローンチした旨のプレスリリースが出されたと発表した。NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスは、2020年12月から2021年5月にかけてフィスコが実施したフィスココイン(FSCC)スタートアップコンテストにて、開発が決定した。現状、FDAPがシステムを保有し、運営を実施することになる。同マーケットプレイスは、暗号資産取引所「Zaif」を運営する株式会社カイカエクスチェンジとの間でZaif ネーミングライツ(命名権)契約を締結し、「Zaif NFT Marketplace」というサービス名称でスタートすることになった。アート・サブカルチャーなどを含む日本の文化をNFT化し、ユーザー間で売買できる。また、国内ではNFTアプリケーションにてNFTを発行し、オークンション機能にて取引が可能となる。第1弾では、美術品オークションを企画・運営等を手掛けるShinwa Wise Holdings<2437>と協業して、アーティストとしてタイ、台湾、パリ等、国内外で個展を開催している古賀学氏の「continuous loop」、シンガポールのクリエイティブディレクターであるWarren Wee氏の「Moonlies 1」など、4つの作品の出品が予定されている。同マーケットプレイスでは、日本円による決済を予定しているが、イーサリアムやFSCCによる決済、クレジットカード決済等についても検討されている。特徴としては、FSCCレンディング者への無料ガチャやFSCCレンディング者に対するオークション手数料優遇、などが挙げられた。ローンチ後の同マーケットプレイスを確認してみると、既に作品が出品されている。デジタルアート、イラスト、漫画、音楽、デジタルファッション、トレーディングカードなどカテゴリーを選択でき、カテゴリーに合わせた作品を出品できる。ガチャ機能は、今後搭載されるようだ。 <TY> 2022/02/22 12:55 ビットコインニュース 2月15日時点のCMEのBTC先物建玉分析、中期的には4,254ドルの上押し圧力【フィスコ・ビットコインニュース】 CFTC(米商品先物取引委員会)は火曜日時点でのCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン(BTC)先物の部門別ポジションを当週末に公表している。為替市場ではCFTCが公表している非商業部門(投機筋)ポジションがよく注目される。2月15日時点でのCMEビットコイン先物ポジションは、非商業部門のネットポジションは先週と比較して減少した(CFTCより)。ポジションが過去平均に回帰し、15日時点での非報告部門による2,140枚(約4億ドル)の買い越しが過去平均(6,378枚、約11.8億ドル)まで増加することを前提とすれば、ビットコイン価格には4,254ドルの上押し圧力が働くことになる(22日時点のビットコイン価格は37,109ドル)。CMEのビットコインの先物ポジションを見た場合、非商業部門ポジションとビットコイン現物価格の相関係数は-0.3(2017年以降のデータ)とCME先物の建玉とビットコイン価格は連動性があるとは言いにくい。また、非商業部門ポジションをディーラー、アセットマネージャー、レバレッジ、その他という4つに細分化した場合、各部門とビットコイン価格との相関係数は、対ディーラーが0.001、対アセットマネージャーが0.5、対その他が0.8と正の相関であるのに対して、対レバレッジが-0.8と負の相関となっている。これらのデータを見る限り、いずれも明確な相関関係は確認できない。ただ、非商業部門、とくにウェートが大きいレバレッジ部門のポジションには市場関係者の関心が高い。レバレッジ部門の数字には、ヘッジファンドの売買が含まれているとの見方があるためだ。難しいビットコインの価格予想のファクターとして、レバレッジ部門の建玉をチェックしておくのも手と考える。 <TY> 2022/02/22 12:52 新興市場スナップショット ACSL---上場来安値、リモート操縦可能なLTE対応ドローンの提供開始も材料不足 上場来安値。日本国内でリモート操縦が可能となるLTE対応国産ドローン「PF2-LTE」の提供を今春から開始すると発表している。山間地やプラント内など遠隔地での補助者なし目視外飛行が可能。操縦者が現地にいなくても運行できるほか、複数台のドローンを同時に飛行させることもできるという。ただ、ACSL株は21年12月13日に直近高値(2377円)を付けてから利益確定売りが続いており、買い材料としては不足との見方から底値を探る展開になっているようだ。 <ST> 2022/02/22 12:48 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」3位にトヨタ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の22日正午現在でトヨタ自動車<7203.T>が「買い予想数上昇」3位となっている。  トヨタは全体波乱相場に流されて売り優勢の展開。朝方は軟調ながら下値では買いが入り底堅さをみせていたが、前場後半を境に下げ幅を広げる展開となっている。外国為替市場ではリスクオンの円買いの動きが活発化し、足もとでは1ドル=114円60銭近辺の推移と円高が進んでいる。輸出採算悪化の思惑につながるが、同社は22年3月期通期ベースの想定為替レートを1ドル=111円でみており、為替による収益デメリットは生じない。ただ、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に先物を絡めたインデックス売りが顕著で同社株もその影響を受けている。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 12:48 みんかぶニュース 個別・材料 プロパティAは後場プラス圏へ再浮上、子会社DXYZがチャイルド社と販売業務提携  プロパティエージェント<3464.T>は後場に入ってプラス圏へ再浮上。同社はきょう正午に、子会社のDXYZが、教育・保育に関する商品・サービスを展開するチャイルド社(東京都杉並区)と保育園向け顔認証入退場サービスの販売業務提携を開始したと発表した。  この提携により、顔認証プラットフォーム「FreeiD」を保育園向けに本格的に展開し、ICT化が推進されている全国の保育園・児童福祉施設の業務改善に貢献するとした。「FreeiD」は鍵や財布・スマートフォンを持つことなく、手ぶらでリアルな世界でのあらゆる行動(「入退」・「認証」・「決済」)をつなぐ顔認証プラットフォーム。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 12:41 Reuters Japan Online Report Business News 中国、今年はより大幅な減税・手数料引き下げ実施へ=財政相 [北京 22日 ロイター] - 中国の劉昆財政相は22日、政府が今年、より大幅な減税や手数料引き下げを実施すると表明した。財政・金融政策間の協調を強める考えも示した。記者会見で明らかにした。 劉財政相はさらに、今年は中央政府から地方政府への移転支出を増やすと述べた。 2022-02-22T033833Z_1_LYNXMPEI1L02M_RTROPTP_1_CHINA-ANNIVERSARY-ECONOMY.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20220222:nRTROPT20220222033833LYNXMPEI1L02M 中国、今年はより大幅な減税・手数料引き下げ実施へ=財政相 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20220222T033833+0000 20220222T033833+0000 2022/02/22 12:38 みんかぶニュース 個別・材料 九州電は反発、国内大手証券が目標株価1800円に引き上げ  九州電力<9508.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付で同社の投資判断「オーバーウエート(強気)」を継続し、目標株価を前回の1270円から1800円へ引き上げており、これが材料視されている。  レポートでは、タイムラグ影響の差損悪化などを考慮し、22年3月期の経常利益予想を会社計画と同水準の500億円(従来720億円)に下方修正すると報告。一方、23年3月期と24年3月期の同利益予想は上方修正した。原子力発電による火力燃料コスト削減効果の想定を引き上げることが主な理由としている。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 12:36 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に4日続落、東エレクが1銘柄で約89円分押し下げ 22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり11銘柄、値下がり213銘柄、変わらず1銘柄となった。日経平均は大幅に4日続落。582.97円安の26327.90円(出来高概算5億4000万株)で前場の取引を終えている。21日の米株式市場はプレジデントデーの祝日で休場だった。ただ、ロシアがウクライナ東部で親ロシア派が実効支配する地域の独立を承認。これを受けてバイデン米政権も経済制裁を発動すると発表し、ウクライナ情勢を巡る懸念が一段と強まった。ロシアの株価指数RTSは-13.2%と急落し、ドイツのDAXやフランスのCAC40も-2%と軟調。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで395円安からスタートすると、軟調もみ合いの展開が続いた。朝方の売りが一巡し、前場中ごろにかけてやや下げ渋る場面もあったが、その後一時26305.28円(605.59円安)まで下落した。米休場明けとあって取引参加者はさほど多くないとみられ、今晩の米市場の反応を見極めたいとの声もあった。個別では、レーザーテック<6920>、郵船<9101>、ソフトバンクG<9984>、商船三井<9104>、ソニーG<6758>など売買代金上位は全般軟調。東エレク<8035>が4%超の下落となり、川崎船<9107>やSUMCO<3436>、アドバンテス<6857>も大きく下落している。シャープ<6753>は引き続き堺ディスプレイプロダクトの完全子会社化に向けた動きがネガティブ視されて連日の大幅安。株式の売出しが発表された特種東海<3708>は東証1部下落率上位に顔を出している。一方、第一三共<4568>は東証1部上昇率トップ。英アストラゼネカと共同開発している乳がん治療薬の試験結果が好感されている。その他売買代金上位ではリクルートHD<6098>が逆行高。地政学リスクの高まりから石川製<6208>などの防衛関連銘柄にも思惑買いが入っているようだ。セクターでは、ゴム製品、ガラス・土石製品、輸送用機器などが下落率上位で、その他も全般軟調。医薬品と鉱業の2業種のみ上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の86%、対して値上がり銘柄は10%となっている。値下がり寄与トップは東エレク<8035>となり1銘柄で日経平均を約89円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>、キッコーマン<2801>などがつづいた。一方、値上がり寄与トップは第一三共<4568>となり1銘柄で日経平均を約26円押し上げた。同2位はトレンド<4704>となり、リクルートHD<6098>、アステラス製薬<4503>、大日本印刷<7912>などがつづいた。*11:30現在日経平均株価  26327.90(-582.97)値上がり銘柄数  11(寄与度+37.50)値下がり銘柄数 213(寄与度-620.47)変わらず銘柄数  1○値上がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格        前日比 寄与度<4568> 第一三共       2798.5          249 +26.33<4704> トレンド         6020          130 +4.58<6098> リクルートHD      4685           42 +4.44<4503> アステラス薬      1994          3.5 +0.62<7912> 大日印          2981           29 +0.51<2413> エムスリー       4006           5 +0.42<6674> GSユアサ         2435           40 +0.28<4519> 中外薬          3911           2 +0.21<1605> INPEX           1132           5 +0.07<6302> 住友重          2751           4 +0.03<9502> 中部電          1138           2 +0.01○値下がり上位銘柄コード  銘柄         直近価格        前日比 寄与度<8035> 東エレク        52610         -2530 -89.17<9983> ファーストリテ    62890         -1520 -53.57<6857> アドバンテ       8870         -510 -35.95<6762> TDK            4570         -190 -20.09<2801> キッコーマン      8450         -540 -19.03<6971> 京セラ          6592         -262 -18.47<9984> ソフトバンクG     5082          -78 -16.49<4543> テルモ          3526         -110 -15.51<4063> 信越化         17100         -410 -14.45<6367> ダイキン        21110         -340 -11.98<6758> ソニーG         11570         -320 -11.28<6902> デンソー         8112         -319 -11.24<7203> トヨタ          2121          -52 -9.16<4021> 日産化学         6250         -240 -8.46<9613> NTTデータ        2085          -48 -8.46<7832> バンナムHD       7586         -204 -7.19<6988> 日東電          8060         -200 -7.05<8015> 豊通商          4845         -195 -6.87<5108> ブリヂストン      4949         -185 -6.52<3659> ネクソン         2418          -90 -6.34 <CS> 2022/02/22 12:35 みんかぶニュース 市況・概況 特種東海が昨年来安値、170万7500株の売り出し発表で需給悪化を警戒◇  特種東海製紙<3708.T>は急落で昨年来安値を更新。21日の取引終了後、170万7500株の売り出しを行うと発表しており、株式需給悪化を警戒した売りが膨らんでいる。三菱商事<8058.T>、大王製紙<3880.T>、レンゴー<3941.T>、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行による同社株の売却意向を受けたもので、売り出し価格は3月2日から8日までの間のいずれかの日に決定する予定。  あわせて、同社が保有する大王紙の193万5500株及びレンゴーの94万2000株について、政策保有株式縮減の方針に伴い、今後売却を実施する予定とした。なお、これに伴う業績への影響は未定としている。  同時に、上限を150万株(発行済み株数の11.21%)、または67億円とする自社株買いも発表した。取得期間は2月24日から9月30日まで。株式売り出しに伴う、株式需給への影響を緩和する観点などから取得するという。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 12:34 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 02月22日 12時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (4882) ペルセウス    東証マザーズ     [ 分析中 ] (4317) レイ       東証JASDAQ(スタンダード) [ 割高 ] (7203) トヨタ自動車   東証1部       [ 割高 ] (4268) エッジテクノロジー 東証マザーズ     [ 分析中 ] (7370) Enjin    東証マザーズ     [ 分析中 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6098) リクルート    東証1部       [ 割高 ] (3807) フィスコ     東証JASDAQ(グロース) [ 割高 ] (2788) アップル     東証2部       [ 割安 ] (9215) CaSy     東証マザーズ     [ 分析中 ] (4574) 大幸薬品     東証1部       [ 分析中 ] 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 12:32 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で一段安  後場寄り付き直後の東京株式市場では、日経平均株価が前営業日比630円安前後と前場終値と比較して一段安。外国為替市場では1ドル=114円60銭近辺の推移。アジアの主要株式市場はほぼ全面安。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 12:32 注目トピックス 市況・概況 後場に注目すべき3つのポイント~ロシア強硬姿勢に「あく抜け期待」も続かず? 22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。・日経平均は大幅に4日続落、ロシア強硬姿勢に「あく抜け期待」も続かず?・ドル・円は下げ渋り、ウクライナ情勢にらみ・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がファーストリテイリング<9983>■日経平均は大幅に4日続落、ロシア強硬姿勢に「あく抜け期待」も続かず?日経平均は大幅に4日続落。582.97円安の26327.90円(出来高概算5億4000万株)で前場の取引を終えている。21日の米株式市場はプレジデントデーの祝日で休場だった。ただ、ロシアがウクライナ東部で親ロシア派が実効支配する地域の独立を承認。これを受けてバイデン米政権も経済制裁を発動すると発表し、ウクライナ情勢を巡る懸念が一段と強まった。ロシアの株価指数RTSは-13.2%と急落し、ドイツのDAXやフランスのCAC40も-2%と軟調。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで395円安からスタートすると、軟調もみ合いの展開が続いた。朝方の売りが一巡し、前場中ごろにかけてやや下げ渋る場面もあったが、その後一時26305.28円(605.59円安)まで下落した。米休場明けとあって取引参加者はさほど多くないとみられ、今晩の米市場の反応を見極めたいとの声もあった。個別では、レーザーテック<6920>、郵船<9101>、ソフトバンクG<9984>、商船三井<9104>、ソニーG<6758>など売買代金上位は全般軟調。東エレク<8035>が4%超の下落となり、川崎船<9107>やSUMCO<3436>、アドバンテス<6857>も大きく下落している。シャープ<6753>は引き続き堺ディスプレイプロダクトの完全子会社化に向けた動きがネガティブ視されて連日の大幅安。株式の売出しが発表された特種東海<3708>は東証1部下落率上位に顔を出している。一方、第一三共<4568>は東証1部上昇率トップ。英アストラゼネカと共同開発している乳がん治療薬の試験結果が好感されている。その他売買代金上位ではリクルートHD<6098>が逆行高。地政学リスクの高まりから石川製<6208>などの防衛関連銘柄にも思惑買いが入っているようだ。セクターでは、ゴム製品、ガラス・土石製品、輸送用機器などが下落率上位で、その他も全般軟調。医薬品と鉱業の2業種のみ上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の86%、対して値上がり銘柄は10%となっている。ロシアが親ロ派地域の独立承認に踏み切ったことでウクライナ情勢への懸念が一段と強まり、本日の日経平均は600円近い下落で前場を折り返した。日足チャートを見ると、27200円台に位置する25日移動平均線水準を一段と下振れ、ボリンジャーバンドの-2σの下限割れまで突っ込んでいる。個別・業種別では、第一三共がけん引役となっている医薬品、地政学リスクの高まりが原油の先高観につながっている鉱業を除き全般軟調。ただ、リクルートHDなどグロース(成長)株の一角にも買いが入っている。前引けの日経平均が-2.17%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は-1.76%。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりとさほど多くない。なお、前日は1日を通じ2兆3068億円と今年最低だった。新興市場ではマザーズ指数が-1.42%と4日続落。連日で取引時間中の昨年来安値を更新しているが、こちらは朝方プラスに転じる場面があった。前引け時点でもメルカリ<4385>やサンバイオ<4592>が堅調で、FRONTEO<2158>も小幅ながらプラスを確保。本日マザーズ市場に新規上場したCaSy<9215>は公開価格比+48.2%という初値を付けた。ただ、前引けでは初値比-22.6%。前の週に上場したエッジテクノロジ<4268>も初値高の反動がきつい。一部のグロース銘柄に買いが入っていることについては、地政学リスクの高まりを受けて米金融引き締めを織り込む動きが和らぎ、米長期金利が低下するとの思惑などが背景にあるようだ。また、ウクライナ問題を巡るロシアの狙いがある程度見えてきたとして、あく抜けに期待する声も聞かれる。しかし、マザーズ市場などは個人・外国人といった純投資家が取引主体のため、市場センチメントの影響を受けやすい面もある。特に個人投資家は過去の市場動向を見ても地政学リスクに敏感であることがわかる。IPO(新規株式公開)銘柄の値動きに象徴されるように、投資資金の逃げ足の速さに注意する必要があるだろう。また、ロシアは北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大を受け、緩衝地帯を設けるために西側諸国との対立も辞さないことが浮き彫りになったと言える。既にロシアのプーチン大統領は今回独立承認した地域への軍派遣を指示したと伝わっているが、ロシアに隣接するウクライナ東部の他地域でも火種がくすぶりそうだ。プーチン大統領には「NATO東方不拡大の約束が反故にされた」との思いがあると指摘されており、対話による解決は容易でないだろう。香港ハンセン指数、また時間外取引でのNYダウ先物などは揃って大幅に下落。為替市場ではドル・円相場が朝方に一時1ドル=114.50円近辺まで下落してからやや戻したが、足元弱含みで推移している。前引けでのTOPIX下落率が2%に届かず、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ実施への期待も持てない。やはり金融市場全体にリスク回避的なムードが広がっており、後場の日経平均も軟調な展開になるとみておきたい。■ドル・円は下げ渋り、ウクライナ情勢にらみ22日の東京市場でドル・円は下げ渋り、114円半ばの水準を維持した。ロシアがウクライナ東部の親ロシア派武装勢力を独立国家として承認し、早朝から地政学リスクへの警戒感が高まった。ただ、その後は様子見ムードが広がり、安全通貨買いは一服している。ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円50銭から114円80銭、ユーロ・円は129円36銭から129円90銭、ユーロ・ドルは1.1296ドルから1.1320ドル。■後場のチェック銘柄・シーズメン<3083>、ジーダット<3841>など、3銘柄がストップ高※一時ストップ高(気配値)を含みます・値下がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位がファーストリテイリング<9983>■経済指標・要人発言【経済指標】・独・2月製造業PMI速報値:58.5(予想:59.8、1月:59.8)・独・2月サービス業PMI速報値:56.6(予想:53.1、1月:52.2)・独・2月総合PMI速報値:56.2(予想:54.5、1月:53.8)・ユーロ圏・2月製造業PMI速報値:58.4(予想:58.7、1月:58.7)・ユーロ圏・2月サービス業PMI速報値:55.8(予想:52.1、1月:51.1)・ユーロ圏・2月総合PMI速報値:55.8(予想:52.9、12月:52.3)・英・2月製造業PMI速報値:57.3(予想:57.0、1月:57.3)・英・2月サービス業PMI速報値:60.8(予想:55.5、1月:54.1)・英・2月総合PMI速報値:60.2(予想:55.3、1月:54.2)【要人発言】・プーチン・ロシア大統領「ウクライナ東部の親ロ派独立を承認」・ブリンケン米国務長官「ウクライナ親ロ派支配地域では、ここ数日停戦違反が増えている」・ゼレンスキー・ウクライナ大統領「国境はロシアの声明に関係なく存在し続ける」・ボウマン米FRB理事「3月の0・5%利上げ、データを注意深く見守る」・ケント豪準備銀行総裁補佐「公開市場操作のレポ金利は変動金利に変わる」「将来の金利軌道の指針を示すものではない」<国内>特になし<海外>・16:00 英・1月公的部門純借入額(銀行部門除く)(予想:-31億ポンド) <CS> 2022/02/22 12:27 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にレイ  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」22日午前11時現在で、レイ<4317.T>が「買い予想数上昇」2位となっている。  同社は21日の取引終了後、未定としていた22年2月期業績予想について、営業損益が6億7000万円の黒字(前期7億700万円の赤字)と大幅な黒字転換見込みと発表。オンラインイベントなど運営関連の大型案件を受注できたことが要因としている。あわせて、期末一括配当予想を前期比5円増の10円とした。これを好感するかたちで、きょうの同社株は急伸しており、これが買い予想数の上昇につながっているようだ。 出所:MINKABU PRESS 2022/02/22 12:27 注目トピックス 日本株 TKP---シンジケートローン契約を締結 ティーケーピー<3479>は21日、三井住友銀行をアレンジャー、日本政策投資銀行を参加金融機関とする50億円のシンジケートローン契約を締結すると発表。社会情勢が大きく変化する中、機動的かつ安定的な資金調達を実現し、資金繰りの安定性確保を目的としている。 <ST> 2022/02/22 12:24 後場の投資戦略 ロシア強硬姿勢に「あく抜け期待」も続かず? [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26327.90;-582.97TOPIX;1877.01;-33.67[後場の投資戦略] ロシアが親ロ派地域の独立承認に踏み切ったことでウクライナ情勢への懸念が一段と強まり、本日の日経平均は600円近い下落で前場を折り返した。日足チャートを見ると、27200円台に位置する25日移動平均線水準を一段と下振れ、ボリンジャーバンドの-2σの下限割れまで突っ込んでいる。個別・業種別では、第一三共がけん引役となっている医薬品、地政学リスクの高まりが原油の先高観につながっている鉱業を除き全般軟調。ただ、リクルートHDなどグロース(成長)株の一角にも買いが入っている。前引けの日経平均が-2.17%なのに対し、東証株価指数(TOPIX)は-1.76%。ここまでの東証1部売買代金は1兆3000億円あまりとさほど多くない。なお、前日は1日を通じ2兆3068億円と今年最低だった。 新興市場ではマザーズ指数が-1.42%と4日続落。連日で取引時間中の昨年来安値を更新しているが、こちらは朝方プラスに転じる場面があった。前引け時点でもメルカリ<4385>やサンバイオ<4592>が堅調で、FRONTEO<2158>も小幅ながらプラスを確保。本日マザーズ市場に新規上場したCaSy<9215>は公開価格比+48.2%という初値を付けた。ただ、前引けでは初値比-22.6%。前の週に上場したエッジテクノロジ<4268>も初値高の反動がきつい。 一部のグロース銘柄に買いが入っていることについては、地政学リスクの高まりを受けて米金融引き締めを織り込む動きが和らぎ、米長期金利が低下するとの思惑などが背景にあるようだ。また、ウクライナ問題を巡るロシアの狙いがある程度見えてきたとして、あく抜けに期待する声も聞かれる。 しかし、マザーズ市場などは個人・外国人といった純投資家が取引主体のため、市場センチメントの影響を受けやすい面もある。特に個人投資家は過去の市場動向を見ても地政学リスクに敏感であることがわかる。IPO(新規株式公開)銘柄の値動きに象徴されるように、投資資金の逃げ足の速さに注意する必要があるだろう。 また、ロシアは北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大を受け、緩衝地帯を設けるために西側諸国との対立も辞さないことが浮き彫りになったと言える。既にロシアのプーチン大統領は今回独立承認した地域への軍派遣を指示したと伝わっているが、ロシアに隣接するウクライナ東部の他地域でも火種がくすぶりそうだ。プーチン大統領には「NATO東方不拡大の約束が反故にされた」との思いがあると指摘されており、対話による解決は容易でないだろう。 香港ハンセン指数、また時間外取引でのNYダウ先物などは揃って大幅に下落。為替市場ではドル・円相場が朝方に一時1ドル=114.50円近辺まで下落してからやや戻したが、足元弱含みで推移している。前引けでのTOPIX下落率が2%に届かず、日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ実施への期待も持てない。やはり金融市場全体にリスク回避的なムードが広がっており、後場の日経平均も軟調な展開になるとみておきたい。(小林大純) <AK> 2022/02/22 12:24

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