注目トピックス 経済総合ニュース一覧
注目トピックス 経済総合
米ドルを対象とするニアピン型eワラントが上昇率上位にランクイン(24日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つ日本電産<6594>コール231回 11月 9,900円を順張り、ソフトバンクグループ<9984>コール624回 11月 5,800円を順張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては日経平均 プラス5倍トラッカー90回 11月 25,000円、Inpex<1605>コール258回 11月 1,500円などが見られる。上昇率上位はニアピン米ドルr2 1357回 11月 136円(+57.6%)、銀リンク債 プラス5倍トラッカー55回 12月 19米ドル(+55.7%)、ニアピン米ドルr2 1358回 11月 138円(+50.0%)、アルファベット コール194回 11月 120米ドル(+50.0%)、イビデン<4062>コール142回 11月 4,750円(+40.0%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/10/24 10:14
注目トピックス 経済総合
NYの視点:【今週の注目イベント】ECB定例理事会、日銀金融政策決定会合、米Q3GDP、コアPCE
今週は欧州中央銀行(ECB)が定例理事会、日本、カナダ中銀が金融政策を予定しており注目となる。ECBは10%近くのインフレで9月に続き0.75%の利上げに踏み切る見通し。日銀は大規模緩和維持が予想されている。一方で、日本政府・日銀は32年ぶりの円安・ドル高相場を受けて、9月22日に続き追加で円買い介入を実施したと報じられた。万が一、サプライズで金融緩和策の修正が発表されると、さらなる円の買戻しにも繋がる。米国では7-9月期国内総生産(GDP)速報値や9月個人消費支出(PCE)コアデフレーターなど重要経済、インフレ指標にも注目が集まる。7-9月期GDP速報値は、1-3月期、4-6月期の2四半期連続でマイナス成長を記録したのち、プラス改善が予想されている。また、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している食品やエネルギーを除いた9月個人消費支出(PCE)コアデフレーターは前年比+5.2%と、8月から再び伸びが拡大、FRBの大幅利上げ継続計画を後押しする結果が予想されている。FRBのインフレ目標である2%の2倍以上と、インフレ抑制は困難な状況。2023年に連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するハーカー・フィラデルフィア連銀総裁は、年内に政策金利を4%を十分上回る水準まで引き上げる必要があると指摘。短期金融市場ではFF金利が一時2023年に5%超えまで織り込んだ。これを受けて米国債相場が急落。10年債利回りが15年ぶり高水準となると、FRBの伝達手段の一つとしても知られるウォールストリート・ジャーナル紙が、FRBが11月FOMCで0.75%利上げ後、利上げペース減速を協議する可能性を報じたため、12月FOMCでの小幅幅利上げの思惑が強まった。サンフランシスコ連銀のデイリー総裁も、政策金利が中立、または、近い水準になったとしたほか、より小幅な利上げを計画し始めるべき発言し、利上げ観測が後退しつつある。■今週の主な注目イベント●米国24日:9月シカゴ連銀全米活動指数、10月S&P製造業・サービス業PMI25日:8月FHFA住宅価格指数、8月S&P20都市住宅価格指数、10月消費者信頼感指数、10月リッチモンド連銀製造業指数、25日:ウォラーFRB理事がFedNowの討論会参加26日:9月前渡商品貿易収支、9月新築住宅販売件数27日:7-9月期GDP速報値、9月耐久財受注、新規失業保険申請件数28日:7-9月期雇用コスト指数、9月個人所得・支出、PCEコアデフレーター、9月中古住宅販売仮契約、10月ミシガン大消費者信頼感指数●欧州24日:ユーロ圏、仏、独製造業PMI27日:定例理事会、ラガルド総裁会見28日:仏、独、伊CPI、独仏GDP●英24日:製造業PMI25日:英中銀、ピルチーフエコノミスト講演28日:新首相指名へ●日本24日:自分銀PMI26日:PPI28日:日銀金融政策決定会合●カナダ26日:カナダ中銀金融政策決定会合
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2022/10/24 07:30
注目トピックス 経済総合
国内外の注目経済指標:日銀は現行の金融緩和策を維持する見通し
10月24日−28日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■24日(月)午後10時45分発表予定○(米) 10月S&Pグローバルサービス業PMI-予想は49.4参考となる9月実績は、49.3。一部の原料価格が低下したため投入価格も低下したが、物価の高止まりと金利上昇が全体の指数を圧迫している。10月については高インフレの影響は消えていないことから、企業活動はやや低下しており、全体の指数は50を下回る見込み。■27日(木)午後9時15分発表予定○(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表-予想は2.00%ECBは会合毎にデータに依存して政策を決定するとしつつも、現在のインフレ見通しでは2%目標への回帰は極めて困難であり、さらなる引き締めが必要であることを伝えている。賃金と物価のスパイラル的な上昇を回避する必要もあることから、今回の理事会でも0.75ポイントの利上げが決定される見込み。■27日(木)午後9時30分発表予定○(米)7-9月期国内総生産速報値-予想は前期比年率+2.1%参考となる4-6月期の実績は-0.6%。アトランタ連銀の経済予測モデル「GDPNow」の直近予測によると前期比+2.9%。9月の鉱工業生産と住宅着工件数は良好だったことが成長率予想を引き上げた。成長率は+2%台となる可能性が高いが、住宅着工や個人消費のさらなる改善は期待できないため、10-12月期の成長率は鈍化する見込み。■28日(金)政策決定会合の終了予定時刻は未定○(日)日本銀行金融政策決定会合-予想は金融政策の現状維持日銀黒田総裁は10月17日、現在はコロナ禍から回復途上にある経済を支え、賃金上昇を伴う形で2%物価目標を持続的・安定的に実現することが必要との見解を表明している。直近のインフレ率は2%を上回っており、円安が進行しているが、持続・安定的な物価上昇した上で、「金融緩和を継続することが適当である」と述べており、今回の会合でも金融政策の現状維持が決まる見込み。○その他の主な経済指標の発表予定・24日(月):(欧)10月S&Pグローバルユーロ圏製造業PMI、(米)10月S&Pグローバル製造業PMI・25日(火):(米)10月CB消費者信頼感指数・26日(水):(加)カナダ中央銀行政策金利発表・27日(木):(米)9月耐久財受注・28日(金):(日)9月失業率、(独)7-9月期国内総生産、(米)9月PCEコア価格指数
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2022/10/22 14:36
注目トピックス 経済総合
JPX金はレンジ相場が続くか サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週の金について『JPX金はレンジ相場が続くか』と述べています。次に、『NY金(12月限)は1630ドル台に下落している。米連邦準備制度理事会(FRB)が11月、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利上げを決定するとの見方から、金利を生まない金は売られる展開が続いている』とし、『19日は、米長期金利の指標10年債利回りが4.14%と約14年ぶりの高水準を記録し、ドル指数が上昇する中、金は1650ドルを下回り、下落を強めた』と解説しています。また、『ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、政策金利が4.5−4.75%に達した後に「基調的」インフレ率が依然として加速している場合は、当局は金融引き締め策を停止できないとの認識を示した。セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は「インフレは23年上半期に低下する」との見通しを示しつつも、年内は積極利上げ推進の必要性を強調した』と伝えています。そして、『世界最大の金ETF(上場投資信託)、SPDRゴールド・シェアの残高は19日現在932.73トンと、年初来の最低水準を更新している』とし、『ドル建て金が下落している一方で、JPX金は1ドル=150円に迫る円安にサポートされて7800円台で推移している』と言及しています。こうしたことから、陳さんは、JPX金について、『ドル高基調が続く限り、この流れに変化はなさそうだ。当面は7400~8000円のレンジが続くだろう』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月20日付「JPX金はレンジ相場が続くか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/10/21 17:43
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.10%高でスタート、政策期待が高まる
21日の上海総合指数は買い先行。前日比0.10%高の3038.04ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時51分現在、0.20%高の3041.22ptで推移している。政策期待の高まりが指数をサポートしている。また、中国が新型コロナウイルス水際対策の緩和を検討しているとの観測も支援材料。一方、米金利高や元安進行などが指数の上値を抑えている。
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2022/10/21 10:56
注目トピックス 経済総合
アルファベットを対象とするプット型eワラントが上昇率上位にランクイン(21日10:04時点のeワラント取引動向)
上昇率上位はアルファベット プット167回 11月 80米ドル(+50.0%)、メタ・プラットフォームズ プット151回 11月 120米ドル(+45.6%)、東日本旅客鉄道<9020>プット170回 11月 7,000円(+38.5%)、金リンク債プット371回 11月 1,500米ドル(+37.5%)、メタ・プラットフォームズ プット152回 11月 140米ドル(+36.3%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/10/21 10:12
注目トピックス 経済総合
NYの視点:市場、23年に米政策金利5%台まで上昇を想定、米労働市場も堅調で
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(10/15)は前週比1.2万件減の21.4万件と、前回22.6万件から増加予想に反し減少し9月中旬来で最小となった。労働市場が依然ひっ迫している新たな証拠となり、FRBの大幅利上げ継続計画を支援する内容となった。2023年度の投票権を有するフィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、政策金利であるFF金利誘導目標が年末までに4%を十分上回る水準まで引き上げられると、想定。政策変更にはインフレ率の持続的な低下が条件になるとした。また、現在のところインフレの抑制ペースに失望しており、23年のインフレは4%ぐらいにしか下がらないだろう、と述べた。23年には利上げを終了し、その水準を維持すべきとの考え。ただ、利上げ打ち止め後も、FRBは追加引き締めが可能だと加えた。同じく、投票権を常に保持する理事のクック氏も、インフレは依然頑固で、容認できない程高いと言及し、利上げ継続が必要となる可能性が強いと述べた。短期金融市場では、2023年にFF金利が5%台に乗ることを織り込み始めた。
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2022/10/21 07:30
注目トピックス 経済総合
NY金は底値固めへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週の金について『NY金は底値固めへ』と述べています。続けて、『9月米卸売物価指数(PPI)、9月米消費者物価指数(CPI)、ミシガン大学が発表した10月期待インフレ率(暫定値)はいずれも上昇し、米国のインフレが確認された』と伝えています。また、『市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が11月と12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でいずれも0.75ポイントの利上げを行うとの見方が強まった。短期金融市場が織り込む政策金利のピークは、初めて5%に近づいた』とし、『ドル高と金利高を受けてNY金は下落した』と述べています。一方で、『週明け、ハント英財務相がトラス政権の減税計画を撤回すると表明したことで、英国債が反発し、欧米の債券市場も安定化した。ドルの下落を受けて金は反発した』と伝えています。陳さんは、英国の債券市場に揺れたものの、FRBはタカ派姿勢を崩さず、利上げを継続するだろう。ドル高に対してバイデン大統領は「心配してない」とし、イエレン財務相も、金融政策の結果としている。ドル高を背景に金相場の上値余地は乏しいだろう』と考察、『しかし、米経済が向こう1年間にリセッション(景気後退)に陥る可能性が高いことから、安全資産として金が買われる可能性もある』と述べています。こうしたことから、陳さんは、『NY金(12月限)は、9月28日に1622.2ドルに下落し、10月4日に1738.7ドルまで反発。その後、14日に1645.6ドルに沈んだ。1622.2ドルが維持されるのであれば、底値固めに入るだろう』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月19日付「NY金は底値固めへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/10/20 17:39
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.50%安でスタート、元安進行や欧米の金融引き締め懸念
20日の上海総合指数は売り先行。前日比0.50%安の3029.30ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時40分現在、0.64%安の3024.81ptで推移している。欧米当局が積極的な利上げを継続するとの観測が強まっていることが引き続き警戒されている。国内では、「ゼロコロナ」政策の継続が行動制限の強化懸念を高めている。また、元安進行なども中国株の圧迫材料。一方、政府系資金による買い期待などが指数をサポートしている。
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2022/10/20 10:44
注目トピックス 経済総合
アルファベットを対象とするプット型eワラントが上昇率上位にランクイン(20日10:02時点のeワラント取引動向)
上昇率上位はアルファベット プット167回 11月 80米ドル(+50.0%)、WTI原油先物リンク債_2022年12月限コール15回 11月 105米ドル(+25.9%)、WTI原油先物リンク債_2022年12月限コール14回 11月 100米ドル(+24.5%)、WTI原油先物リンク債_2022年12月限コール13回 11月 95米ドル(+23.6%)、WTI原油先物リンク債_2022年12月限コール12回 11月 90米ドル(+20.9%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/10/20 10:11
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米ベージュブック、インフレピークの兆候示唆も11月FOMCでの75BP利上げ変わらずか
連邦準備制度理事会(FRB)はダラス連銀が10月7日以前に集めた情報をもとに作成した米地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表した。経済活動は4地区で横ばい、2地区が減速を報告し、ネットで小幅拡大となった。小売りは横ばい。需要鈍化が懸念され、見通しはより悲観的に傾斜したことが明らかになった。雇用も引き続き拡大も一部で鈍化も報告された。ただ、一段の伸びが予想されている。注目のインフレは引き続き上昇も一部で緩和が報告されている。FRBが金融政策を決定する上で注視しているインフレ期待は、「全般的に緩やか」と報告されている。価格もまちまちだった。全般的にインフレは依然高止まりながら一部で緩和が報告されるなど、上昇ペースは減速が見られる。総じて、インフレピークを示唆するような内容。一方で、米国経済を支える消費に鈍化の兆しが見られ見通しがさらに悲観的になるなど、景気減速を示唆するような報告も見られる。しかしながら、インフレが高止まりしているため、FRBが利上げペースを弱める理由は見当たらず、11月FOMCでの75ベーシスポイントの利上げを支持する内容といえる。
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2022/10/20 07:36
注目トピックス 経済総合
ネットフリックスを対象とするコール型eワラントが前日比2.3倍の大幅上昇(19日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つソフトバンクグループ<9984>コール624回 11月 5,800円を順張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては米ドルリンク債コール1379回 11月 133円、アップル コール213回 12月 150米ドルなどが見られる。上昇率上位はネットフリックス コール119回 11月 330米ドル(前日比2.3倍)、ネットフリックス コール118回 11月 290米ドル(前日比2.1倍)、ネットフリックス コール117回 11月 250米ドル(+79.5%)、ネットフリックス コール122回 12月 320米ドル(+62.3%)、ネットフリックス コール121回 12月 280米ドル(+53.5%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/10/19 10:23
注目トピックス 経済総合
コラム【新潮流2.0】:人材の流動化(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆)
◆スポーツの秋たけなわである。この週末、お子さん、お孫さんの運動会に行かれた方も多かっただろう。青山学院大学ビジネススクールの教え子らとのゴルフコンペ、ABS広木杯も春に続いて先週第2回が開催され、僕もゴルフを楽しんだ。プロスポーツでもゴルフのZOZOチャンピオンシップ、競馬の三冠レース最終戦である秋華賞など大きな試合、レースがあった。 ZOZOはディフェンディング・チャンピオンの松山英樹選手が40位に沈み、秋華賞ではスターズオンアースの三冠達成は成らなかった。連覇、三連覇の難しさを改めて感じた。◆その意味で、先週行われた試合で僕が注目したのはプロ野球のクライマックスシリーズ(CS)、サッカーJリーグの横浜Fマリノス×ジュビロ磐田、川崎フロンターレ×京都サンガ、そして箱根駅伝の予選会である。CSはヤクルトとオリックスが順当に勝って日本シリーズ進出を決めた。2年連続の顔合わせだ。ここから言えることは、リーグ優勝するレベルまでチーム力を高めた球団はそう簡単に負けないということだろう。実際にセントラル・リーグの優勝を振り返ると、ヤクルトの前は巨人、広島、中日など連覇が続いてきた。◆しかし、Jリーグとなると連覇は難しい。川崎フロンターレは今年、三連覇に挑んでいるが苦戦が続いてきた。昨年までの連覇の原動力だった三苫や田中碧などの有力選手が欧州のクラブチームに移籍したからだ。サッカーはプロ野球より優秀な選手の海外移籍が活発なのでチーム戦力の維持が難しい。◆戦力の維持という点では学生スポーツはもっと難しい。箱根駅伝予選会出場校を見て驚いた。75年連続75回出場の日本体育大学をはじめ早稲田、山梨学院、東海大など常連校が予選会に回っていた。本選でシード権内に入れなかったということだ。地元の強豪・神奈川大や伝統のNのタスキで有名な日大などは予選落ちで来春の箱根路を駆けることができない。◆選手が抜けることもあり、チーム・スポーツは戦力の維持が難しい。しかし、だからこそリーグ戦やレースが面白くなる。毎回、決まったチームが勝つのでは面白くない。往年のジャイアンツ・ファンには申し訳ないが、巨人軍のV9をありがたがる時代ではないのだ。◆岸田首相は所信表明演説で、成長分野への労働移動を促すため、個人のリスキリングの支援に5年間で1兆円を投入する考えを示した。首相は「リスキリングした人材が、より賃金が高く、やりがいを持てる場所で活躍することで、生産性を向上させ、さらなる賃上げを生む好循環を作っていくことが重要だ」と述べた。 まったくその通りなので異論はないが、問題はそのような労働移動が起きるためには、企業や組織の雇用スタンスがより柔軟で流動的であるような環境が整っていることが前提である。人が学んでスキルや知識を得てもそれを活かす環境がない。博士号を取得してもまともな職に就けない、いわゆるポス・ドク問題などはその最たる例だ。◆スポーツの世界では人材の流動化が進んで競争が生まれ、だからこそダイナミックなドラマが楽しめる。この構図を日本の社会全体に敷衍することこそが有効な成長戦略だ。「個人のリスキリング支援に1兆円」も良いが、その受け皿となる環境整備に政府はもっと知恵を絞り、汗をかくべきである。マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木 隆(出所:10/17配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より抜粋)
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2022/10/19 09:39
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米10月NAHB住宅市場指数が住宅市場リセッション再表明
全米住宅産業協会(NAHB)が発表した10月NAHB住宅市場指数は38と、9月46から予想以上に低下し、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年5月来で最低となった。建設業者のセンチメントは3カ月連続で楽観的と悲観的な境目となる50を割り込んだ。さらに10カ月連続で低下と、1985年以降で最長を記録した。一戸建て販売が50を割り込んだのは2011年以来で初めてと、NAHBのチーフエコノミストが指摘。見通しも35と、9月46から11ポイント低下し、2012年来で最低。住宅ローン金利の上昇に加え、人件費、建設コストの上昇が住宅価格が上昇し、需要は後退しつつある。■米10月NAHB住宅市場指数38(9月46、6カ月平均54)一戸建て販売(現在):45(9月54、6カ月平均62)一戸建て販売(見通し):35(9月46、6カ月平均50)購買見込み客足指数:25(9月31、6カ月平均38)ブルーンバーグのモデルによると、主に住宅市場の悪化が起因し今後12カ月に米国経済が景気後退入りする確率は100%だという。9月住宅着工件数も8月から減少が予想されており、住宅市場がリセッション状態である新たな証拠になると、ドルの上値も抑制されることになる。
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2022/10/19 07:35
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.32%高でスタート、景気対策への期待や米株高などで
18日の上海総合指数は買い先行。前日比0.32%高の3094.93ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時55分現在、0.09%高の3087.82ptで推移している。国内の景気対策への期待が高まっていることが支援材料。習近平・総書記(国家主席)は16日開幕の共産党大会の冒頭演説で、「実体経済に重点を置き経済を発展させる」との方針を示した。また、昨夜の米株が急反発したことも買い安心感を与えている。
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2022/10/18 10:59
注目トピックス 経済総合
リクルートHDを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(18日10:06時点のeワラント取引動向)
手仕舞い売りとしては日経平均プット1874回 11月 27,500円、アップル プット186回 11月 170米ドルなどが見られる。上昇率上位はリクルートホールディングス<6098>コール133回 11月 5,000円(+42.6%)、リクルートホールディングス コール134回 11月 5,800円(+41.2%)、リクルートホールディングス コール135回 11月 6,600円(+40.0%)、アマゾン・ドット・コム コール192回 11月 140米ドル(+33.3%)、リクルートホールディングス コール138回 12月 5,700円(+28.6%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/10/18 10:20
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米経済、12カ月以内のリセッションの思惑さらに強まる、ドルの上値抑制か
米国9月雇用統計に続き生産者物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)といった重要インフレ指標も予想を上回ったため、連邦準備制度理事会(FRB)がより積極的な利上げに踏み切ることが織り込まれつつあり、ドル買いを支援している。FRBは11月連邦公開市場委員会(FOMC)に続き12月も0.75%の利上げ、来年第1四半期も利上げ継続が見込まれており、FRBが政策金利を4.9%近くまで引き上げることを短期金融市場はすでに織り込んだ。FRBの大幅利上げ観測が強まると同時に、今後、12カ月以内に米国経済が景気後退入りするとの見通しも強まりつつある。ブルーンバーグが10月7日から12日にかけ42人のエコノミストを対象にした調査によると、今後12カ月のうちに米国経済が景気後退入りする確率は60%と、9月時の調査50%から上昇。6カ月前はわずか30%だった。最新の10月NY連銀製造業景気指数は-9.1と、予想を下回り3カ月連続のマイナスとなり、景気減速の見通しを裏付けた。特に6カ月先予想で景気指数は前月から10ポイント低下し、2009年以降で2番目に低い水準となった。回答者の36%が今後6カ月間で全般的なビジネス状況悪化を予想している。雇用者数も徐々に低下しつつあるほか、週平均就業時間も5カ月連続のマイナスで、今後、労働市場のひっ迫が緩和する可能性も示唆された。ドルの上昇基調も景気懸念から鈍化する可能性がある。■10月NY連銀製造業景気指数:−9.1(9月−1.5)仕入れ価格:48.6(39.6)販売価格:22.9(23.6)新規受注:3.7(3.7)出荷:−0.3(19.6)入荷遅滞:−0.9(+1.9)在庫水準:4.6(9.4)受注残:−3.7(−7.5)雇用者数:7.7(9.7)週平均就業時間:3.3(−0.1)6カ月予想景況指数:−1.8(8.2)仕入れ価格:48.6(47.2)販売価格:36.7(39.6)新規受注:2.4(10.7)出荷:5.6(20.1)入荷遅滞:−7.3(−17.9)在庫水準:5.5(6.6)受注残:−18.3(−23.6)雇用者数:17.8(18.1)週平均就業時間:−8.3(−7.5)
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2022/10/18 07:40
注目トピックス 経済総合
商船三井を対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(17日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価下落が目立つHOYA<7741>コール96回 12月 14,500円を逆張り、ファーストリテイリング<9983>コール374回 11月 99,000円を逆張りで買う動きなどが見られる。上昇率上位は商船三井<9104>コール150回 11月 3,800円(+62.5%)、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>コール389回 11月 825円(+50.0%)、三菱UFJフィナンシャル・グループ コール388回 11月 725円(+36.4%)、商船三井 コール151回 11月 4,350円(+33.3%)、東海旅客鉄道<9022>コール75回 11月 18,500円(+22.9%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/10/17 10:08
注目トピックス 経済総合
NYの視点:【今週の注目イベント】米ベージュブック、9月住宅着工件数・中古住宅、英インフレ指標、中国共産党大会
今週は米国では住宅市場関連指標や米連邦準備制度理事会(FRB)が公表する地区連銀景況報告(ベージュブック)に注目が集まる。英国では大型減税策を発表したトラス首相が英中銀の緊急国債購入終了とともに、財務相を交代し方針転換を決定。法人税引き上げ凍結を撤回し、次期財務相は今月末に新たな財政計画を発表すると、明らかにした。英中銀は緊急国債購入終了後、今後は、インフレ抑制の金融正常化を本格化させる。トラス政権に対する不信感が依然払しょくできずポンド売りが継続している。今週は英国の重要インフレ指標が発表されるが、英中銀の大幅利上げを正当化させるかどうかに注目。英中銀は今月末から量的引き締めを開始する。また、中国では、5年に一度の共産党大会が開催されるが、69歳の習主席が、68歳で指導部を引退するという慣例を破り党トップとして異例の3期目入りすることが確実と見られており、なお一層、権力を強める可能性が世界の安全保障などにとりリスクとなる可能性が懸念される。米国で9月生産者物価指数(PPI)や9月消費者物価指数(CPI)などの重要インフレ指標に加え、最新10月ミシガン大期待インフレ率も予想を上回り、FRBの利上げペース加速の思惑が強まりドル買いが継続か。短期金融市場は11月連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%の利上げが確実となったほか、一部1%の利上げ観測も再燃。12月FOMCでも5会合連続で0.75%の利上げが予想されているほか、来年、1月、2月も利上げを継続し、FRBが3月末までに政策金利であるFF金利誘導目標を4.9%近くまで引き上げることを織り込み始め、ドル買いを支援している。FRBは19日にベージュブックを公表する。内容はFRBが11月FOMCで金融政策を決定する上での参考材料となるため注目される。特にサプライチェーンや物価動向、労働市場状況、消費動向に焦点が集まる。9月の中古住宅販売件数は8カ月連続の減少予想で、2007年の住宅危機時以来で最長を記録する見込み。住宅市場がすでにリセッション入りしている新たな証拠が示される可能性は警戒材料となり、ドルの上昇を抑制する可能性もある。■今週の主な注目イベント●米国17日:10月NY連銀製造業景気指数18日:9月鉱工業生産・設備稼働率、10月NAHB住宅市場指数、8月対米証券投資、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁討論会参加19日:9月住宅着工件数・建設許可件数、地区連銀景況報告(ベージュブック)を公表、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁質疑応答、エバンス・シカゴ連銀総裁が景気見通しに関する討論会参加、ブラード・セントルイス連銀総裁が挨拶20日:10月フィラデルフィア連銀景況、週次新規失業保険申請件数、9月中古住宅販売件数、9月先行指数●中国16日:共産党大会18日:第3四半期GDP、小売売上高、鉱工業生産●ユーロ圏17日:デギンドスECB副総裁が講演、ECBレーンチーフエコンミスとが討論会参加18日:独ZEW期待19日:ユーロ圏CPI20日:独PPI、EU首脳会議21日:ユーロ圏消費者信頼感●英19日:CPI、PPI20日:消費者信頼感、鉄道労組ストライキ計画21日:小売売上高●豪州18日:議事要旨公表●日本20日:貿易収支21日:CPI
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2022/10/17 07:45
注目トピックス 経済総合
国内外の注目経済指標:日本の9月コアCPIは前年比+3%に達する可能性
10月17日−21日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■18日(火)午前11時発表予定○(中)7-9月期国内総生産-予想は前年比+3.5%参考となる4-6月期国内総生産は前年比+0.4%。ゼロコロナ」政策のもとで最大の経済都市上海で厳しい外出制限がとられたこと、工場の操業停止が相次ぎ物流が混乱したことなどが要因。個人消費が落ち込み、不動産市況も悪化。7-9月期については外出制限の緩和や企業活動の拡大を受けて経済成長率は大幅に持ち直す見込み。■18日(火)午後10時15分発表予定○(米)9月鉱工業生産-予想は前月比-0.1%参考となる8月実績は、前月比-0.2%。石油・石炭関連や機械は堅調だったが、自動車・部品の生産高は減少。天候要因で公益事業が低下し、鉱業は横ばい。9月については公益事業の持ち直しが予想されるが、自動車・部品の生産高の減少が予想されることから、前月比マイナスとなる可能性がある。■20日(木)午前8時50分発表予定○(日)9月貿易収支-予想は-2兆1407億円参考となる9月上中旬の貿易収支は-1兆426.2億円で赤字幅は前年同期の-1667.83億円を大幅に上回った。前年9月の貿易収支は-6369億円だったことから、今年9月の貿易赤字幅は1兆円を大幅に上回る見込み。■21日(金)午前8時30分発表予定○(日)9月全国消費者物価コア指数-予想は前年比+3.0%参考となる8月実績は前年同月比+2.8%で消費増税の影響を除くと1991年9月以来の伸び率。携帯電話通信料の値下げの影響が一部はく落して指数を押し上げた。9月については生鮮食品を除く食料価格などが上昇していること、引き続き携帯電話通信料の値下げの影響があることから、物価上昇率は8月実績を上回る見込み。○その他の主な経済指標の発表予定・17日(月):(米)10月NY連銀製造業景気指数・18日(火):(NZ)7-9月期消費者物価指数、(中)9月鉱工業生産、(中)9月小売売上高・19日(水):(英)9月消費者物価コア指数、(米)9月住宅着工件数・20日(木):(豪)9月失業率、(米)9月中古住宅販売件数・21日(金):(NZ)9月貿易収支、(英)9月小売売上高
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2022/10/15 14:48
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NYプラチナは割安感強い サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、プラチナについてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『NYプラチナは割安感強い』と述べています。続けて、『9月米雇用統計が思いのほか良好だったことを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)は11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3会合連続となる0.75ポイントの利上げを行うとの見方が強まった』とし、『米金利とドルが上昇し、ドル建て貴金属にはマイナス要因となった。NYプラチナは900ドルを下回ったものの、下げ幅は大きくない』と解説しています。プラチナについて、『将来の需要をにらんで、現状の価格が割安なため、下がりにくいという面があるだろう』と見解を述べています。次に、『欧州ではロシアのウクライナ侵攻に伴ってエネルギー危機が深刻化しているが、脱二酸化炭素という動きもあり、クリーンエネルギーとして水素エネルギーが注目されている。水素エネルギーの生成には触媒としてプラチナが必要不可欠であり、水素エネルギーの需要拡大はプラチナの需要拡大につながる』と言及しています。さらに、『プラチナは燃料電池車(FCV)に使われるが、中国では1000か所の水素ステーション、100万台のFCV製造を目標にしている。欧州と中国を筆頭に水素エネルギー市場の急拡大が期待できるため、実需からすれば1000ドルに達しないプラチナ価格は割安に見えるだろう』と述べています。また、『NYプラチナ(23年1月限)は、7月14日に808.4ドル、9月1日に801.2ドル、9月28日に827.3ドルと800ドル割れを試す展開となったが、いずれも大台は維持されて反発している。トリプルボトムが形成されるチャートパターンになる可能性が高く、現在は底値圏にあると言えるだろう』と分析し、『プラチナは、将来の水素需要が期待されていることから、いずれ1000ドル台に上昇していくだろう』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月13日付「NYプラチナは割安感強い」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/10/14 17:44
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(中国)上海総合指数は0.62%高でスタート、米株高などを好感
14日の上海総合指数は買い先行。前日比0.62%高の3035.03ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時01分現在、1.37%高の3057.59ptで推移している。最近の下落で値ごろ感が強まっているほか、昨夜の米株高が好感されている。また、元安進行が一服しているこも支援材料となっている。
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2022/10/14 11:16
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アップルを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(14日10:00時点のeワラント取引動向)
新規買いは原資産の株価上昇が目立つソフトバンクグループ<9984>コール624回 11月 5,800円を順張りで買う動きなどが見られる。手仕舞い売りとしては日経平均プット1873回 11月 26,000円、ファーストリテイリング<9983>コール375回 11月 112,000円などが見られる。上昇率上位はアップル コール211回 11月 200米ドル(+80.0%)、日経平均 コール2195回 11月 34,500円(+75.0%)、エヌビディア コール161回 11月 220米ドル(+66.7%)、ビザ コール83回 11月 280米ドル(+66.7%)、オリックス<8591>コール235回 11月 2,950円(+66.7%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/10/14 10:11
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NYの視点:米9月CPI、インフレ高進は長期化の兆し、FRBは当面金融引き締め維持する見通し
米9月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%と、伸びは6月来で最大となった。前年比では+8.2%と伸びは3月来で最小となったが、予想は上回った。食品価格の上昇がヘッドラインCPIを押し上げ。食品指数は前月比+0.8%と、8月と同水準。前年比では+11.2%。一方でエネルギー価格は2.1%安。ガソリン価格は-4.9%。3分の1を占めるシェルターコストは前月比+0.7%、前年比+6.6%。運輸サービスは前月比+1.9%、前年比+14.6%と大幅の伸びが拡大。医療サービスコストは+1%。航空運賃は再び上昇に転じ前月比+0.8%、前年比では+42.9%。原油価格は想定通り下落したが、天然ガスなど他の価格の上昇が予想外に燃料価格を押し上げた。さらに、警戒された通り、シェルターコストは上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している燃料や食品を除いたコアCPIは前月比+0.6%と、予想外に8月と同水準を維持。前年比で+6.6%と、伸びは8月+6.3%から拡大し、40年ぶり最大を記録した。コアCPIはシェルター、住宅コストが50%を占めるが、住宅価格や賃貸料の下落がCPIに反映するのは半年先と見られている。FRBが歴史的にもまれな大幅利上げを実施しているにもかかわらず、インフレが弱まる兆候が見られず、さらなる力強い対応が想定される。11月連邦公開市場委員会(FOMC)では75ベーシスポイント(BP)の利上げが完全に織り込まれただけでなく、100BPの利上げ観測も再燃。市場はFRBが12月FOMCで5会合連続で75BPの利上げ、1月、2月にそれぞれ50BP利上げし、23年3月までに政策金利であるFF金利誘導目標を4.8%近くまで引き上げることを織り込み始めた。FRBの利上げ見通し11月:0.75%12月:0.75%1月:0.5%2月:0.5%FRBは9月FOMC議事要旨の中で、過剰な利上げによるリスクは、少ない利上げによるリスクを下回るとしており、FRBの利上げが景気後退リスクを押し上げるとの懸念が強まりつつある中、力強い利上げを続け、4%後半の高い水準でインフレが弱まることが確認できるまで9カ月から12カ月間維持する姿勢を示している。市場ではCPIピークに達したとの見方も一部強まる中、FRBの利上げを織り込むドル買いが継続すると見る。
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2022/10/14 07:32
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今週のトルコリラ円はもち合いが続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『もち合いが続きそうだ』と述べています。続けて、『トルコの9月消費者物価指数(CPI)は前年同月比83.45%上昇した。8月の80.21%上昇を上回り、1998年7月以来の高水準となった』と伝え、『現在の政策金利は12%なので、名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利は−71%。ただ、利上げはインフレの抑制につながるという考え方をエルドアン大統領は否定しており、この2カ月で2回も、中央銀行に利下げを命じた』とエルドアン大統領は、各国中銀は利上げに動いているが、利下げが通貨リラを強くし、投資や雇用の増加を通じてインフレに打ち勝てると主張しているが、23年6月までに実施される重要な選挙をにらみ、経済成長を重視していることが背景にある。エルドアン大統領は今年末までに金利を一桁にするという利下げ発言を行った。来週20日に発表されるトルコ中銀政策金利への警戒が高まっており、トルコリラ買いは敬遠されるだろう。10日に発表されたトルコの8月失業率は9.6%となり7月の10.0%(速報値10.1%)から改善した。市場予想は変わらずから若干の悪化を見込んでいたが予想外の改善となった。一桁台は2018年1月の9.8%以来で、2014年3月の9.5%以来の低水準となった。こうしたことから、陳さんは、トルコリラ円の今週のレンジについては、『7.50円~8.0円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月12日付「トルコリラ円今週の予想(10月11日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 花田浩菜
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2022/10/13 17:59
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.57%安でスタート、海外株安を警戒
13日の上海総合指数は売り先行。前日比0.57%安の3008.30ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時00分現在、0.40%安の3013.49ptで推移している。海外市場の下落が警戒され、中国株にも売り圧力が高まっている。また、行動制限の強化観測も圧迫材料。ほかに、明日14日に9月の物価と貿易統計の発表を控え、慎重ムードが強い。
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2022/10/13 11:04
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東京エレクトロンを対象とするコール型eワラントが上昇率上位にランクイン(13日10:01時点のeワラント取引動向)
上昇率上位は東京エレクトロン<8035>コール351回 11月 53,500円(+28.6%)、ニアピン米ドルr2 1356回 11月 134円(+27.2%)、東京エレクトロン コール352回 11月 60,500円(+25.0%)、ニアピン米ドルr2 1357回 11月 136円(+23.3%)、ウーバー・テクノロジーズ コール89回 11月 40米ドル(+21.7%)などとなっている。(カイカ証券)
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2022/10/13 10:08
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ウォール街を知るハッチの独り言 過去の事例から学ぶ長期投資の効果(マネックス証券 岡元 兵八郎)
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、10月11日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・外国株コンサルタント、『ハッチ』こと岡元兵八郎氏のコラム「ウォール街を知るハッチの独り言」の内容をご紹介いたします。近年YouTubeやTwitterなどのSNSで米国株のインフルエンサーと呼ばれる多くの方々が米国株投資について情報発信をする時代になっています。 そんな中、アメリカの個人投資家の普通の方で何十年も長期投資を行ってきて大成功をした方の話は私も余り聞いたことはありません。SNSがない時代、株式投資で成功していても、現在ほど簡単に他の人に知らしめることはできませんでしたし、そういうことをしようと思う人もそれほどいなかったのかもしれません。1ヶ月くらい前のことです。アメリカの個人投資家の成功例はないかと調べていたところ見つかりました。この方はロン・リードさんという、1921年生まれで2014年に92歳で亡くなられた方です。お仕事はというと長い間ガソリンスタンドに勤務、その後もアルバイトとして百貨店で働いていたというごく普通の方なのです。そんな普通のロンさんが亡くなった後のこと、ご本人の遺言で、近くの図書館に約1.4億円、病院に約5.7億円の寄付をされたのです。 地元のメディアがこの事実を報じると、このロン・リードさんとは一体どんな金持ちなのかと、全国的に報道されるようになるのです。彼は家族の中で初めて高校に通ったくらい、貧しい農家で生まれ育ちました。そんな彼が亡くなった時、ロンさんはおよそ9.6億円もの資産を保有していたのです。彼はどうやってそれだけの大金を貯めたのでしょうか。はい、もちろん株式投資です。彼は1959年から株式投資を始め、少しずつ買い続け、売ることはせず、配当金はそのまま使わずに同じ銘柄に再投資し続けたのです。たった、それだけです。これは、長い間上がり続けている米国市場であったからこそできたことだと思います。 その長年の投資の結果、彼が亡くなった時、彼は毎月約240万円の配当金を受け取っていたと言います。当時の為替で年間約2,880万円の配当収入です。資産の9.6億円の内訳はというと、増配をおこなってきた米国の優良銘柄など95以上の銘柄を保有していたと言います。彼が保有していた銘柄の上位5社は、ウェルス・ファーゴ(WFC)、P&G(PG)、アメリカン・エクスプレス(AXP)、コルゲート・パルモリーブ(CL)と言った誰もが知る一般的な銘柄です。例えば、彼が最も多く持っていた銘柄は銀行のウェルス・ファーゴです。 同行は2008年の世界金融危機の際に株価は高値から4分の1まで下落したのですが、その時も売らずずっと保有、その間も配当金をコツコツ再投資し保有株数を増やした結果、彼のウェルス・ファーゴ株は金融危機の前の高値を更新、2014年の保有残高は約6,100万円となったのです。 保有していた銘柄の中には、もちろん失敗した銘柄も含まれています。2008年の世界金融危機の時には、保有していたリーマン・ブラザーズが倒産してしまったのですが、それでも彼のポートフォリオは95銘柄以上に分散されていましたので、全体的には被害は大きくなかったようです。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ロンさんは「優れた銘柄ピッカーであるだけでなく、驚くべき倹約と忍耐を示した。それが彼に長期に渡る複利の成長をもたらした」としています。人生100年と言います。長生きするにあたって、お金はないよりあったほうが良いのは間違いありません。ロンさんが行った米国の優良株を長期で保有し、配当金の再投資を継続すること、これはただの海の向こうで起きた過去の成功談ではなく、今を生きる私たちにとっても教訓となる、決して今からでも遅くない資産形成の方法の一つではないかと思っています。マネックス証券 チーフ・外国株コンサルタント 岡元 兵八郎(出所:10/11配信のマネックス証券「メールマガジン新潮流」より、抜粋)
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2022/10/13 09:20
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米9月CPIは住宅賃料高で40年ぶり大幅な伸び予想、11月FOMCでの大幅利上げ後押しへ
今後の連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ軌道を探る上で注目の消費者物価指数(CPI)の9月分は再び40年ぶりの大幅な伸びとなり、高インフレ抑制が容易ではないことが証明されると警戒されている。予想通りの結果となると、FRBは11月連邦公開市場委員会(FOMC)で4会合連続0.75%の利上げに踏み切ることがさらに確実視される。FRBが特にインフレ指標として注目している変動の激しい燃料や食品を除いたコアCPIの9月分は前年比+6.5%と、1981年10月以降41年ぶり最大の伸びとなった3月の水準に並ぶと予想されている。燃料価格が6月にピークを受けたのち下落基調にあることはインフレ改善を支援。しかし、住宅関連のコストの上昇がインフレをさらに押し上げると見られている。ヘッドラインCPIの中で、住宅は全体の3分の1を占めるがコアの場合はそれを上回る。パンデミック後、賃料や住宅価格の上昇がCPI押し上げに繋がった。8月に賃貸料の伸びは年率で0.7%と、1986年以降で最大を記録。エコノミストは9月も同水準の伸びが9月CPIを押し上げると予想している。最近の住宅市場の減速が住宅価格や賃料の下落に繋がりインフレを押し下げるのは、まだ先になる。ウォラーFRB理事は、インフレ見通しにおいて、住宅関連価格動向を判断材料にすると言及しており、FRBの積極的な利上げ計画は当面揺るがず、引き続きドルを押し上げる可能性がある。
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2022/10/13 07:44
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は0.10%安でスタート、世界景気の悪化懸念で
12日の上海総合指数は売り先行。前日比0.10%安の2976.72ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時00分現在、0.67%安の2959.95ptで推移している。世界景気の悪化懸念が高まっていることがリスク回避の売りを加速させている。また、米金融引き締めの長期化懸念や元安基調なども圧迫材料。一方、新規融資額の大幅増加など経済指標の改善が指数をサポートしている。
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2022/10/12 11:06