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ナレルグループ Research Memo(2):建設・IT技術者派遣大手
配信日時:2026/01/22 12:02
配信元:FISCO
*12:02JST ナレルグループ Research Memo(2):建設・IT技術者派遣大手
■会社概要
1. 会社概要
ナレルグループ<9163>は、東京証券取引所グロース市場に上場する技術者派遣企業グループである。2008年設立のワールドコーポレーションを中核とし、現在は建設ソリューション事業とITソリューション事業を展開している。主力である建設ソリューション事業では、未経験の若手人材を採用・育成し、施工管理技術者やCADオペレーターとして建設現場へ派遣する独自のビジネスモデルを確立している。近年は、建設業界の課題である人材不足と生産性向上に取り組むべく、ドローン測量などの建設DX推進や、全国で3団体のみが認定を受けている職人の有料職業紹介ビジネスなど、新規事業の拡大を進めている。
ミッションとして、「深刻化するプロ人材の枯渇を解決し、日本を課題解決先進国にする。」を掲げている。特に、「プロ人材」という表現は、専門技術を持つ人材不足の問題解決に事業領域を絞る意図を示している。この「プロ人材」に焦点を絞っていることが、他の人材会社との違いとなっている。
また、ビジョンとして、「ITと人材育成の2つの技術をかけ合わせ、プロ人材の減少を補う生産性を高める業務変革とプロ人材の育成と安定供給を提供・実現する。」としている。その背景には、ITと掛け算することで「育成できる人の数」はスケールするため、ITで「プロ人材が減っても、業務の生産性があがる仕組み」を提供しようとの発想に立脚している。
2. 沿革
同社は、技術者派遣事業を展開するワールドコーポレーション(現 連結子会社)を中心とした企業グループの経営管理を行う持株会社である。同社代表取締役である小林良(こばやしりょう)氏は、主に建設業向けの技術者派遣事業を目的として、ワールドコーポレーションを2008年11月に設立している。
その後、日本を代表するプライベートエクイティ・ファンドである(株)アドバンテッジパートナーズ(以下、AP社)が2019年5月に純投資を目的として(株)AP64を設立した。AP64は2019年11月にワールドコーポレーションの全株式を取得して完全子会社化し、2021年5月に(株)ナレルグループと社名変更して同社を持株会社とする体制に移行している。同社グループの実質的な事業活動はワールドコーポレーションで行われている。
同社のこれまでの沿革におけるターニングポイントとして以下3点を記載したい。
同社グループの主要事業であるワールドコーポレーションは、創業当初は、即戦力となる経験者の施工管理技士を建設現場へ派遣する事業を行っていたものの、経験者のみでは市場の需要に対応しきれないと判断し、2012年より業界に先駆けて未経験者の若手人材を採用・育成する事業モデルへの進出を行った。当時は未経験者の派遣は困難と思われていたが、丁寧な育成により顧客ニーズを取り込むことに成功し、このビジネスモデルの確立がその後の事業成長の大きなドライバーとなった。
次に、さらなる成長と経営管理の高度化を目指し、AP社の支援を受ける体制へと移行した。AP社が設立した受け皿会社(AP64)がワールドコーポレーションを完全子会社化し、ナレルグループという社名の下で現在のグループ体制が構築された。この過程でITエンジニア派遣を行う(株)ATJCの買収や、上場に向けた経営管理体制の強化を推進し、IPOを実現させた。
なお直近では、創業者の小林氏から現 専務取締役である柴田直樹(しばたなおき)氏への代表取締役の交代が2026年1月29日に予定されている。上場から一定期間が経過し、持続的な成長と企業価値の向上を一層推進するために、次世代の経営陣が指揮を執ることになる。同社においては従前より入念なサクセッション計画が進められてきたが、創業者である小林氏は引き続き取締役会長として経営をサポートする体制となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 三浦 健太郎)
<HN>
1. 会社概要
ナレルグループ<9163>は、東京証券取引所グロース市場に上場する技術者派遣企業グループである。2008年設立のワールドコーポレーションを中核とし、現在は建設ソリューション事業とITソリューション事業を展開している。主力である建設ソリューション事業では、未経験の若手人材を採用・育成し、施工管理技術者やCADオペレーターとして建設現場へ派遣する独自のビジネスモデルを確立している。近年は、建設業界の課題である人材不足と生産性向上に取り組むべく、ドローン測量などの建設DX推進や、全国で3団体のみが認定を受けている職人の有料職業紹介ビジネスなど、新規事業の拡大を進めている。
ミッションとして、「深刻化するプロ人材の枯渇を解決し、日本を課題解決先進国にする。」を掲げている。特に、「プロ人材」という表現は、専門技術を持つ人材不足の問題解決に事業領域を絞る意図を示している。この「プロ人材」に焦点を絞っていることが、他の人材会社との違いとなっている。
また、ビジョンとして、「ITと人材育成の2つの技術をかけ合わせ、プロ人材の減少を補う生産性を高める業務変革とプロ人材の育成と安定供給を提供・実現する。」としている。その背景には、ITと掛け算することで「育成できる人の数」はスケールするため、ITで「プロ人材が減っても、業務の生産性があがる仕組み」を提供しようとの発想に立脚している。
2. 沿革
同社は、技術者派遣事業を展開するワールドコーポレーション(現 連結子会社)を中心とした企業グループの経営管理を行う持株会社である。同社代表取締役である小林良(こばやしりょう)氏は、主に建設業向けの技術者派遣事業を目的として、ワールドコーポレーションを2008年11月に設立している。
その後、日本を代表するプライベートエクイティ・ファンドである(株)アドバンテッジパートナーズ(以下、AP社)が2019年5月に純投資を目的として(株)AP64を設立した。AP64は2019年11月にワールドコーポレーションの全株式を取得して完全子会社化し、2021年5月に(株)ナレルグループと社名変更して同社を持株会社とする体制に移行している。同社グループの実質的な事業活動はワールドコーポレーションで行われている。
同社のこれまでの沿革におけるターニングポイントとして以下3点を記載したい。
同社グループの主要事業であるワールドコーポレーションは、創業当初は、即戦力となる経験者の施工管理技士を建設現場へ派遣する事業を行っていたものの、経験者のみでは市場の需要に対応しきれないと判断し、2012年より業界に先駆けて未経験者の若手人材を採用・育成する事業モデルへの進出を行った。当時は未経験者の派遣は困難と思われていたが、丁寧な育成により顧客ニーズを取り込むことに成功し、このビジネスモデルの確立がその後の事業成長の大きなドライバーとなった。
次に、さらなる成長と経営管理の高度化を目指し、AP社の支援を受ける体制へと移行した。AP社が設立した受け皿会社(AP64)がワールドコーポレーションを完全子会社化し、ナレルグループという社名の下で現在のグループ体制が構築された。この過程でITエンジニア派遣を行う(株)ATJCの買収や、上場に向けた経営管理体制の強化を推進し、IPOを実現させた。
なお直近では、創業者の小林氏から現 専務取締役である柴田直樹(しばたなおき)氏への代表取締役の交代が2026年1月29日に予定されている。上場から一定期間が経過し、持続的な成長と企業価値の向上を一層推進するために、次世代の経営陣が指揮を執ることになる。同社においては従前より入念なサクセッション計画が進められてきたが、創業者である小林氏は引き続き取締役会長として経営をサポートする体制となる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 三浦 健太郎)
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