注目トピックス 日本株
タイミー Research Memo(8):既存事業の深掘りと介護福祉業界への投資など、「攻め」への転換を図る(2)
配信日時:2026/01/22 13:08
配信元:FISCO
*13:08JST タイミー Research Memo(8):既存事業の深掘りと介護福祉業界への投資など、「攻め」への転換を図る(2)
■タイミー<215A>の成長戦略の続き
3. 戦略的投資を可能にする生産性向上による利益創出
既存事業領域においては、投資規律を維持しつつ、ワーカー獲得にかかるマーケティング費用の効率化を推進することで、全体の営業利益率を向上させる計画である。具体的な施策としては、新規ワーカーの獲得コスト抑制を図る一方、既に登録済みのワーカーを対象としたアクティブ化、リターゲティング施策を強化する。これにより、ワーカー1人当たりのライフタイムバリュー(LTV)を高め、ユニットエコノミクスを改善させる。既存領域での収益性向上によって生み出された原資を、介護福祉や物流業界でのFM(フィールドマネージャー)の配置といった戦略的投資、新事業へ重点的に充当する方針である。
4. 複数の新規事業・サービスを立ち上げ・拡大
a) スキマワークス(請負)
同社は2025年8月、物流倉庫領域の業務請負に強みを有するスキマワークスの全株式を取得し、連結子会社化した。スキマワークスは2019年よりサービスを開始しており、物流倉庫領域における業務委託(BPO)型運営に特化した事業「ロジヒーロー」を展開している。今回のグループ化により、スポットワークを活用した物流倉庫オペレーションの包括的な受託が可能となり、1拠点における募集人数の最大化を目指す。また、同社の顧客に対する請負事業の提案が可能となる。スキマワークスの従来の強みであるオペレーション設計力(生産性改善力)にスタッフィング(人材確保・適正配置)の強みが加わることで相乗効果が期待される。2026年10月期の売上高は1,116百万円~1,263百万円を予想する。
b) タイミーキャリアプラス(正社員の人材紹介)
同社は2024年春より、長期・常勤雇用を目的とした正社員の人材紹介サービス「タイミーキャリアプラス」の本格的な営業を開始した。「タイミー」のプラットフォーム上で蓄積されたワーカーの習得スキルや勤務実績データを活用し、個々の志向や適正に合致した企業を紹介できる点が、同社独自の優位性となっている。対象業種としては、専門スキルを前提としない業種・業務(建設における施工管理・物流・引っ越し・食品加工・飲食店・小売・ホテル・オフィスワーク)が主軸となる。2024年10月期に売上高18百万円でサービスを開始した後、2025年10月期には営業人員の拡充、対象業種の拡大を通じて売上高159百万円まで成長した。2026年10月期(12ヶ月試算値)においては、さらなる集客効率の向上を見込み、売上高455百万円を予想している。
5. インオーガニック(M&A等)戦略の推進
主軸であるスポットワーク事業が安定的なキャッシュ創出フェーズに移行したことを受け、同社は借入活用を含めたキャッシュのアロケーション先を成長投資(M&A、出資等)へ優先的に振り向ける。2030年10月期(決算期変更前の前提)までの5期間での累積営業キャッシュ・フローは300億円以上、既存借入極度空枠で200億円以上と、合計500億円以上のキャッシュ創出を見込んでいる。
M&Aの領域としては、既存事業(スポットワーク)の強化及び既存事業とのシナジーが大きく期待できる近接領域(請負・派遣・人材紹介)を主軸とする。1案件当たりの規模は数億~数十億円程度を想定している。
なお、株主還元方針については、年間ベースで成長投資に充当されなかった余剰キャッシュを対象とし、財務健全性、並びに手元現預金水準を総合的に勘案したうえで実施を検討するとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<HN>
3. 戦略的投資を可能にする生産性向上による利益創出
既存事業領域においては、投資規律を維持しつつ、ワーカー獲得にかかるマーケティング費用の効率化を推進することで、全体の営業利益率を向上させる計画である。具体的な施策としては、新規ワーカーの獲得コスト抑制を図る一方、既に登録済みのワーカーを対象としたアクティブ化、リターゲティング施策を強化する。これにより、ワーカー1人当たりのライフタイムバリュー(LTV)を高め、ユニットエコノミクスを改善させる。既存領域での収益性向上によって生み出された原資を、介護福祉や物流業界でのFM(フィールドマネージャー)の配置といった戦略的投資、新事業へ重点的に充当する方針である。
4. 複数の新規事業・サービスを立ち上げ・拡大
a) スキマワークス(請負)
同社は2025年8月、物流倉庫領域の業務請負に強みを有するスキマワークスの全株式を取得し、連結子会社化した。スキマワークスは2019年よりサービスを開始しており、物流倉庫領域における業務委託(BPO)型運営に特化した事業「ロジヒーロー」を展開している。今回のグループ化により、スポットワークを活用した物流倉庫オペレーションの包括的な受託が可能となり、1拠点における募集人数の最大化を目指す。また、同社の顧客に対する請負事業の提案が可能となる。スキマワークスの従来の強みであるオペレーション設計力(生産性改善力)にスタッフィング(人材確保・適正配置)の強みが加わることで相乗効果が期待される。2026年10月期の売上高は1,116百万円~1,263百万円を予想する。
b) タイミーキャリアプラス(正社員の人材紹介)
同社は2024年春より、長期・常勤雇用を目的とした正社員の人材紹介サービス「タイミーキャリアプラス」の本格的な営業を開始した。「タイミー」のプラットフォーム上で蓄積されたワーカーの習得スキルや勤務実績データを活用し、個々の志向や適正に合致した企業を紹介できる点が、同社独自の優位性となっている。対象業種としては、専門スキルを前提としない業種・業務(建設における施工管理・物流・引っ越し・食品加工・飲食店・小売・ホテル・オフィスワーク)が主軸となる。2024年10月期に売上高18百万円でサービスを開始した後、2025年10月期には営業人員の拡充、対象業種の拡大を通じて売上高159百万円まで成長した。2026年10月期(12ヶ月試算値)においては、さらなる集客効率の向上を見込み、売上高455百万円を予想している。
5. インオーガニック(M&A等)戦略の推進
主軸であるスポットワーク事業が安定的なキャッシュ創出フェーズに移行したことを受け、同社は借入活用を含めたキャッシュのアロケーション先を成長投資(M&A、出資等)へ優先的に振り向ける。2030年10月期(決算期変更前の前提)までの5期間での累積営業キャッシュ・フローは300億円以上、既存借入極度空枠で200億円以上と、合計500億円以上のキャッシュ創出を見込んでいる。
M&Aの領域としては、既存事業(スポットワーク)の強化及び既存事業とのシナジーが大きく期待できる近接領域(請負・派遣・人材紹介)を主軸とする。1案件当たりの規模は数億~数十億円程度を想定している。
なお、株主還元方針については、年間ベースで成長投資に充当されなかった余剰キャッシュを対象とし、財務健全性、並びに手元現預金水準を総合的に勘案したうえで実施を検討するとしている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
<HN>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
