日経QUICKニュース

東証後場寄り 下げ幅をやや拡大、アジア株安が重荷

配信日時:2021/12/10 12:49 配信元:QUICK
 10日後場寄り付きの東京株式市場で下げ幅をやや拡大し、前日比170円程度安い2万8500円台半ばで推移している。前日の米ハイテク株安を受けた東京市場でのグロース(成長)株売りは午前でいったん一巡したとの声が聞かれる。もっとも、取引が始まった上海総合指数や香港ハンセン指数などアジア株相場が総じて下落しており、積極的に運用リスクを取りにくい雰囲気の中、散発的な売りに押される展開となっている。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約131億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6910億円、売買高は7億538万株だった。

 エムスリーは下げ幅を広げている。三菱自やシチズンも売られている。一方、オムロンは上げ幅を広げている。日立や任天堂も高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

ニュースカテゴリ