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新興株前引け マザーズとジャスダック続落、フレクトは売買未成立

配信日時:2021/12/10 11:43 配信元:QUICK
 10日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比12.17ポイント(1.15%)安い1042.35だった。前日の米株式市場でハイテク株安の流れを受け、マザーズ市場でもIT(情報技術)関連銘柄に売りが目立った。

 メルカリやフリー、ウェルスナビが売られた。一方、2022年7月期見通しを上方修正したビジョナルは値幅制限の上限(ストップ高水準)で買い気配が続いた。フロンテオやリボミックも高い。

 きょうマザーズ市場に上場したフレクトは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は4365円と、公開価格(2550円)を71.2%上回った。

 日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比14円90銭(0.38%)安い3919円49銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で391億円、売買高は4140万株。シーズメンや出前館、ウエストHDが下落した。半面、マクドナルドやアイフリークは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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