日経QUICKニュース

東証14時 上昇一服 2万9000円視野で戻り売り

配信日時:2021/12/08 14:08 配信元:QUICK
 8日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前日比390円ほど高い2万8800円台半ばで推移している。心理的な節目の2万9000円が意識される水準まで上昇したことで、主力銘柄の利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えている。

 米国では10日に11月の消費者物価指数(CPI)が発表され、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える。米連邦準備理事会(FRB)の量的金融緩和の縮小(テーパリング)が加速するとの警戒もあり、結果を見極めるまでは日経平均が2万9000円を上回って一段の戻りを試す展開にはなりにくいとの見方もある。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆1083億円、売買高は8億3058万株だった。

 オムロンや日東電、TDKが高い。半面、三井不やフジクラ、花王が売られている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

ニュースカテゴリ