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外為17時 円、反落 113円台後半 新型コロナ変異型への警戒和らぐ 対ユーロも反落

配信日時:2021/12/07 17:35 配信元:QUICK
 7日の東京外国為替市場で円相場は反落した。17時時点は1ドル=113円64~66銭と、前日の同時点に比べ50銭の円安・ドル高だった。バイデン米政権のファウチ首席医療顧問が5日に新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」について「重症化の度合いはそれほど高くないようだ」と指摘し、オミクロン型への過度な懸念が和らいだ。6日の米国株が大幅高となり、米長期金利は上昇(債券価格は下落)した。運用リスクを積極的に取る投資家が増え、円売り・ドル買いが優勢となった。

 国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの観測も円相場を押し下げた。7日の日経平均株価も上昇したことも市場参加者が運用リスクをとる姿勢を強め、円売りにつながった。

 9~17時の円の安値は113円74銭近辺、高値は113円40銭近辺で、値幅は34銭程度だった。

 円は対ユーロで4営業日ぶりに反落した。17時時点は1ユーロ=128円26~28銭と、同69銭の円安・ユーロ高だった。

 ユーロは対ドルで4営業日ぶりに反発した。17時時点は1ユーロ=1.1286ドルと、同0.0011ドルのユーロ高・ドル安だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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