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外為8時30分 円、下落 オミクロン型への懸念和らぐ

配信日時:2021/12/07 08:47 配信元:QUICK
 7日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=113円45~46銭と前日17時時点と比べて31銭の円安・ドル高だった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への過度な懸念が和らぎ、6日の米国株が大幅高となり、米長期金利は上昇(債券価格は下落)した。運用リスクを積極的に取る投資家が増え、円売り・ドル買いが優勢となった。

 バイデン米政権のファウチ首席医療顧問は5日、オミクロン型について「重症化の度合いはそれほど高くないようだ」と指摘した。6日の米ダウ工業株30種平均は今年最大の上げ幅となり、米長期金利は1.44%に上昇した。

 円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=128円02~04銭と同45銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでは小幅に上昇しており、8時30分時点は1ユーロ=1.1284~85ドルと同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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