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東証後場寄り 下げ幅縮め一時80円安 割安株に買いも

配信日時:2021/12/06 12:56 配信元:QUICK
 6日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮め、前週末比120円程度安い2万7900円台前半で推移している。下げ幅は一時80円を下回った。米株価指数先物が日本時間6日の取引で堅調に推移しており、日本株の投資家のリスク回避姿勢がやや和らいでいる。東証1部の値上がり銘柄数は12時45分時点で全体の5割を超えている。

 PBR(株価純資産倍率)が低い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)のバリュー(割安)指数は後場に下げ幅を縮め、小幅なプラスに転じる場面がある。一方、グロース(成長)指数は0.5%前後安い水準で推移している。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約340億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4139億円、売買高は6億2211万株だった。

 ソフトバンクグループは8%下げている。アドテストやリクルート、オリンパスが下落している。一方、日製鋼は上げ幅を広げている。INPEXやジェイテクト、アルプスアルも高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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