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東証寄り付き 反落し一時200円安 ソフトバンクGが年初来安値

配信日時:2021/12/02 09:27 配信元:QUICK
 2日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日に比べ150円ほど安い2万7700円台後半で推移している。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染者が米国で初めて確認され、前日の米株式相場が大幅に下落した。世界的な感染拡大への警戒からリスク回避目的の売りが東京市場でも優勢となっている。

 日経平均の下げ幅は一時200円を超えた。海外の短期筋による株価指数先物への売りが影響しているとの声が聞かれた。

 国内では1日、オミクロン型の2例目の感染が確認された。国土交通省は日本に到着する全ての国際線の新規予約を12月末まで停止するよう国内外の航空会社に要請した。空運株の売りが目立つ。

 円相場が1ドル=112円台後半と、前日に比べて円高・ドル安方向に振れており、トヨタや日産自など輸出関連銘柄の重荷として意識されている。

 ソフトバンクグループとファストリは年初来安値を更新した。エムスリーやソニーGも売られている。一方、ダイキンやアステラスは上昇。リクルートとネクソンも買われている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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