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外為14時 円、113円台半ばで膠着 米経済指標見極め

配信日時:2021/12/01 14:22 配信元:QUICK
 1日午後の東京外国為替市場で、円相場は膠着感を強めている。14時時点は1ドル=113円49~50銭と前日17時時点に比べ31銭の円安・ドル高だった。早期の米利上げに関心が高まるなか、米国で1日発表される11月のADP全米雇用リポートや11月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の結果を見極めたいとして持ち高を一方向に傾ける市場参加者が少ない。

 日本時間1日の取引では米長期金利が1.48%程度まで低下が一服し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが目立っている。乱高下した日経平均株価も午後には前日から200円近く高い水準を保っているうえ、アジア各国・地域の株価指数も総じて堅調に推移しており、円相場の重荷となっている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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