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新興株30日 マザーズ2%安、ジャスダックは3カ月ぶり安値 コロナ変異型を警戒

配信日時:2021/11/30 15:50 配信元:QUICK
 30日の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は5日続落した。終値は前日比24.79ポイント(2.26%)安い1070.99ときょうの安値で引けた。およそ2カ月ぶりの安値となる。米モデルナの最高経営責任者(CEO)が、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」に対する既存のワクチンの有効性が低そうだとの認識を示したと伝わったことなどを受け、投資家が警戒姿勢を強めた。

 GRCSやGWが大幅に下落した。一方、アイドマHDや日本電解が上昇した。

 きょうマザーズ市場に上場したボードルアは制限値幅の下限(ストップ安水準)となる初値比500円(18.2%)安の2250円で配分された。

 日経ジャスダック平均株価は5日続落した。終値は前日比7円76銭(0.20%)安い3885円76銭と、約3カ月ぶりの安値となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で913億円と6月7日以来の高水準となった。売買高は8925万株だった。

 東映アニメやマクドナルドが下落した。半面、ハーモニックやフェローテクが上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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