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東証寄り付き 反落し400円超安 円高重荷、TOPIX一時2000割れ

配信日時:2021/11/26 09:24 配信元:QUICK
 26日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日に比べ450円ほど安い2万9050円前後で推移している。前日の米株式市場が休場で手掛かり材料が乏しいなか、日本時間朝のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で流動性の高い株価指数先物の「Eミニ・ダウ先物」が下落していることが重荷となっている。

 日本時間午前の外国為替市場で円相場が1ドル=114円台後半と前日に比べて円高・ドル安に傾いていることも相場を下押ししている。

 日経平均は25日移動平均(2万9353円、25日終値時点)を下回って推移している。市場では「日経平均は25日に反発したものの、24日の下落の半分も値を戻せなかったうえ、終値で心理的節目の2万9500円を回復できなかったため投資家心理を下向かせた」(国内シンクタンク)との指摘があった。

 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに下落している。TOPIXは節目の2000を一時下回った。

 ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が安い。ソニーGも売られている。一方、住友大阪、シチズンが買われている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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