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新興株24日 マザーズとジャスダック反落、サイエンスAは売買不成立

配信日時:2021/11/24 15:54 配信元:QUICK
 24日の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。終値は前営業日比23.59ポイント(2.02%)安い1143.04だった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が再任される見通しとなり、23日の米市場で長期金利が上昇してハイテク株が下落した。この流れを受け、成長期待が高いマザーズ銘柄が売られた。

 メルカリが売られ、JTOWERも下落した。一方、そーせいやJMDCが上昇した。

 24日にマザーズ市場に新規上場したラストワンMの終値は初値(2520円)を上回る2880円だった。同じくマザーズ市場に上場したサイエンスAは買い気配のまま取引を終え、気配値を公開価格(1710円)の2.3倍にあたる3935円まで切り上げた。

 日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前営業日比21円05銭(0.52%)安い3996円73銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で730億円、売買高は8133万株だった。

 フェローテクやウエストHDが下落した。半面、京王と資本提携を発表したサンウッドは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分された。ジェイテックも上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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