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新興株前引け マザーズ2%安、ジャスダック反落 ラストワンMが一時ストップ高

配信日時:2021/11/24 11:55 配信元:QUICK
 24日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前営業日比29.04ポイント(2.49%)安い1137.59だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が再任される見通しとなり、23日の米市場では長期金利が上昇し、ハイテク株には売りが出た。国内でも成長期待の高いマザーズ銘柄に売りが出た。

 メルカリやエネチェンジが下落した。一方、米バイオ医薬企業とライセンス契約を結んだと発表したそーせいは気配値を制限値幅の上限(ストップ高水準)まで切り上げた。

 きょうマザーズ市場に上場したラストワンMは公開価格(1710円)を上回る2520円で初値を付けた。その後、ストップ高水準の3020円まで買われる場面があった。

 同じくマザーズ市場に上場したサイエンスAは買い気配のまま午前の取引を終えた。気配値は公開価格(1710円)を上回る2914円に切り上げた。

 日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前営業日比20円36銭(0.51%)安い3997円42銭となった。公募増資を発表したフェローテクが売られた。田中化研も下落した。半面、ジェイテックやマクドナルドは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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